JP2004134263A - 固体酸化物形燃料電池発電設備 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池発電設備 Download PDF

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Abstract

【課題】大規模な発電施設等に利用する場合であっても、設置や連続運転性等に大きな問題を生じることのない固体酸化物形燃料電池発電設備を提供する。
【解決手段】単セル集合体を複数組み付けたカートリッジ111を複数組み付けてなるユニット112を耐圧容器113内に複数配設した固体酸化物形燃料電池モジュール110と、カートリッジ111内に供給する空気2を予熱する起動用バーナ132及び空気予熱器133,134と、ユニット112から排出された燃料ガス1の一部をカートリッジ111内に再び供給する再循環ブロア124と、ユニット112から排出された燃料ガス1の熱を利用して高圧の蒸気4を発生させる高圧蒸気発生器141,142とを備えた固体酸化物形燃料電池発電設備100において、起動用バーナ132及び空気予熱器133,134、再循環ブロア124、高圧蒸気発生器141,142をモジュール110の耐圧容器113内に格納した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体酸化物形燃料電池発電設備に関し、特に、事業用や商用の大規模な発電施設で利用する場合に極めて有効なものである。
【0002】
【従来の技術】
円筒型の固体酸化物形燃料電池は、多孔性の電極膜により固体酸化物電解質膜を挟んだ単セルを多孔性の基体管の外周面上に設けて単セル集合体であるセルチューブを構成し、基体管の内部に高温高圧の水素等を含む燃料ガスを流通させる一方、基体管の外周面に高温高圧の酸素等を含む酸化ガスを流通させることにより、水素と酸素とが固体電解質膜で電気化学的に反応して電極膜から電気を取り出すことができるようになっている。
【0003】
このような円筒型の固体酸化物形燃料電池は、通常、図5に示すように、上記セルチューブ(100W)を並列に複数(数百本程度)組み付けて構成されるカートリッジ11(数十kW程度)を水平方向に並列に複数(数十程度)組み付けてユニット12(数百〜千kW程度)を構成し、当該ユニット12を耐圧容器13(直径約3m程度、長さ約10m程度)内に出し入れ可能に組み込んだモジュール構造にして使用され、例えば、分散電源として、病院(数百kWレベル)や工場(数千kWレベル)等に利用されている。
【0004】
ところで、上記燃料電池は、発電効率が高く(約60%)、排ガスがクリーンであることから、病院や工場等の分散電源として利用するだけでなく、近年、事業用や商用の大規模な発電施設の火力発電設備の一部の代替(十万kWレベル)等として利用することが検討され始めている。このような大規模な固体酸化物形燃料電池発電設備の一例を図6に示す。
【0005】
図6に示すように、現在考えられている固体酸化物形燃料電池発電設備は、並列に複数(例えば約260基)配設される前記固体酸化物形燃料電池モジュール10と、固体酸化物形燃料電池モジュール10内の前記ユニット12のカートリッジ11内に燃料ガス1を高圧で供給する燃料ガス圧縮送給機21と、燃料ガス圧縮送給機21からの燃料ガス1を予熱する燃料ガス予熱器22と、予熱された燃料ガス1から硫黄化合物を除去する脱硫装置23と、燃料ガス1に水蒸気6を供給する図示しない水蒸気供給手段と、固体酸化物形燃料電池モジュール10内の前記ユニット12のカートリッジ11内に酸化ガスである空気2を高圧で送給するエアコンプレッサ31と、このエアコンプレッサ31からの空気2を起動用バーナ32からの熱により予熱する起動時用の空気予熱器33及び運転時用の空気予熱器34と、前記固体酸化物形燃料電池モジュール10の前記ユニット12のカートリッジ11内から排出されて前記燃料ガス予熱器22を経由した燃料ガス1からの熱により水3を加熱して高圧の蒸気4を発生させる高圧蒸気発生器41,42と、高圧蒸気発生器41,42からの前記燃料ガス1の一部を前記脱硫装置23内に新たな燃料ガス1と共に再度供給する再循環ブロア24と、この再循環ブロア24からの残りの前記燃料ガス1と前記固体酸化物形燃料電池モジュール10のユニット12のカートリッジ11内から排出されて前記空気予熱器34で熱源として利用された空気2とを混合燃焼させて燃焼ガス5を発生させる燃焼器51と、燃焼器51からの燃焼ガス5により前記エアコンプレッサ31及びモータ/ジェネレータ(M/G)61を作動させるガスタービン52と、ガスタービン52から排出された燃焼ガス5からの熱により水3を加熱して低圧の蒸気4を発生させる低圧蒸気発生器43,44と、前記高圧蒸気発生器41,42からの高圧の蒸気4により発電機62を作動させる高圧蒸気タービン45と、前記低圧蒸気発生器43,44からの低圧の蒸気4により発電機63を作動させる低圧蒸気タービン46と、これら蒸気タービン45,46から排出された蒸気4を冷却して水3に戻す復水器47と、復水器47からの水3を前記蒸気発生器41,43に分配して供給する給水ポンプ48と、前記低圧蒸気発生器43,44から排出された前記燃焼ガス5からの熱により給水ポンプ48からの水3を予熱する水予熱器49とを備えている。
【0006】
このような発電設備においては、燃料ガス圧縮送給機21から燃料ガス1(例えばLNG等)を高圧で送給して燃料ガス予熱器22で予熱した後、前記水蒸気供給手段で水蒸気6を加えられてから脱硫装置23で脱硫して、各モジュール10のユニット12の各カートリッジ11内に送給する一方、M/G61を作動してエアコンプレッサ31から空気2を高圧で送給して空気予熱器33,34で予熱した後、各ユニット12の各カートリッジ11内に送給すると、燃料ガス1中の水素と空気2中の酸素とがカートリッジ11内のセルチューブの固体電解質膜で電気化学的に反応して電極膜から電力を取り出すことができる。
【0007】
前記モジュール10から排出された燃料ガス1は、再循環ブロア24により、前記燃料ガス予熱器22に送給されて新たな燃料ガス1の予熱の熱源に利用された後、その一部が前記脱硫装置23に新たな燃料ガス1と共に送給されて未使用分が再び利用されると共に、残りが燃焼器51内に送給される一方、前記モジュール10から排出された空気2は、前記空気予熱器34に送給されて新たな空気2の予熱の熱源に利用された後、上記燃焼器51内に送給される。
【0008】
前記燃焼器51は、上記燃料ガス1及び上記空気2を燃焼させることにより燃焼ガス5を発生させ、ガスタービン52は、上記燃焼ガス5を送給されることにより、前記エアコンプレッサ31を駆動させると共に、M/G61を作動させて発電を行う。
【0009】
前記ガスタービン52から排出される燃焼ガス5は、前記低圧蒸気発生器43,44及び水予熱器49で熱源として利用された後、外部へ排出される。
【0010】
他方、前記低圧蒸気発生器43,44は、上記燃焼ガス5からの熱により蒸気4を発生させ、低圧蒸気タービン46は、当該蒸気4により、発電機63を作動させて発電を行う。
【0011】
前記低圧蒸気タービン46から排出される蒸気4は、復水器47で冷却されて水3に戻される。この水3は、給水ポンプ48で水予熱器49に送給されて前記燃焼ガス5からの熱により予熱された後、その一部が前記低圧蒸気発生器43,44に再び送給され、残りが前記高圧蒸気発生器41,42に送給される。
【0012】
前記高圧蒸気発生器41,42は、前記燃料ガス1からの熱により蒸気4を発生させ、前記高圧蒸気タービン45は、当該蒸気4により、発電機62を作動させて発電を行う。
【0013】
前記高圧蒸気タービン45から排出される蒸気4は、前記低圧蒸気タービン46からの蒸気4と共に前記復水器47で冷却されて水3に戻される。
【0014】
このため、上記発電設備においては、複数の固体酸化物形燃料電池モジュール10により発電することができるのはもちろんのこと、これら固体酸化物形燃料電池モジュール10から排出される高圧の燃料ガス1の廃熱を利用して高圧の蒸気4を発生させ、高圧蒸気タービン45を作動させて発電機62により発電することができると共に、上記固体酸化物形燃料電池モジュール10から排出される燃料ガス1及び空気2を燃焼させた燃焼ガス5でガスタービン52を作動させることによりM/G61で発電することができるだけでなく、さらに、上記燃焼ガス5の廃熱を利用して低圧の蒸気4を発生させ、低圧蒸気タービン46を作動させて発電機63により発電することができるようになっている。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−124289号公報(請求項2,3)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような発電設備においては、モジュール10の数が膨大となってしまい(数百基)、設置スペースに問題を生じてしまうだけでなく、これらモジュール10と前記空気予熱器33,34や前記高圧蒸気発生器41,42や前記再循環ブロア24等のような高温高圧条件下で使用する補機類との間を連結する配管が非常に多くなってしまい、配管作業が煩雑となるばかりか、ヒートロスも多くなってしまい、発電効率の低下を招いてしまう。さらに、膨大な数のモジュール10のうちの一つのモジュール10に不具合を生じた場合であっても、上記補機類を含めてすべての機器類を停止して運転を中止しなければならず、連続運転性に難点を生じてしまう。
【0017】
このような問題は、単セル集合体としてセルチューブを適用した円筒型の固体酸化物形燃料電池モジュールを利用した円筒型の固体酸化物形燃料電池発電設備に限らず、例えば、多孔性の電極膜により固体酸化物電解質膜を挟んだ平板型の単セルを導電性のセパレータを介して直列に複数積層して連結することにより単セル集合体であるセルスタックを構成し、当該セルスタックを複数組み付けてカートリッジを構成して、上述したセルチューブの場合と同様にして構成したユニットを耐圧容器内に出し入れ可能に組み込んだ平板型の固体酸化物形燃料電池モジュールを利用した平板型の固体酸化物形燃料電池発電設備の場合にも生じることである。
【0018】
このようなことから、本発明は、事業用や商用の大規模な発電施設等に利用する場合であっても、設置や連続運転性等に大きな問題を生じることのない固体酸化物形燃料電池発電設備を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、第一番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、単セル集合体を複数組み付けて構成されるカートリッジを並列に複数組み付けてなるユニットを耐圧容器内に配設した固体酸化物形燃料電池モジュールと、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に供給する前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に供給する前記酸化ガスを予熱する酸化ガス予熱手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの一部を前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に再び供給する再循環手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの熱を利用して高圧蒸気を発生させる高圧蒸気発生手段と、前記高圧蒸気発生手段からの高圧蒸気を利用して発電を行う高圧蒸気発電手段とを備えた固体酸化物形燃料電池発電設備において、前記酸化ガス予熱手段、前記再循環手段、前記高圧蒸気発生手段が、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記耐圧容器内に格納されていることを特徴とする。
【0020】
第二番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第一番目の発明において、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの残りと、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記酸化ガスとを燃焼させて燃焼ガスを発生させる燃焼ガス発生手段と、前記燃焼ガス発生手段からの前記燃焼ガスを利用して発電を行う燃焼ガス発電手段とを備えていることを特徴とする。
【0021】
第三番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第二番目の発明において、前記燃焼ガス発電手段で利用された前記燃焼ガスの熱を利用して低圧蒸気を発生させる低圧蒸気発生手段と、前記低圧蒸気発生手段からの低圧蒸気を利用して発電を行う低圧蒸気発電手段とを備えていることを特徴とする。
【0022】
第四番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第三番目の発明において、前記高圧蒸気発電手段及び前記低圧蒸気発電手段から排出された前記蒸気を前記高圧蒸気発生手段及び前記低圧蒸気発生手段に再び供給する蒸気再利用手段を備えていることを特徴とする。
【0023】
第五番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記耐圧容器が長手方向を上下に向けるように配向され、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットが前記耐圧容器内で上下方向に直列に複数連結されて配設されていることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明による固体酸化物形燃料電池発電設備を円筒型の固体酸化物形燃料電池発電設備に適用した場合の実施の形態を図1〜4を用いて説明する。図1は、固体酸化物形燃料電池発電設備の全体概略構成図、図2は、図1の円筒型の固体酸化物形燃料電池モジュールの全体概略構成図、図3は、図2の内部概略構成図、図4は、図2の水平方向断面図である。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0025】
本実施の形態に係る固体酸化物形燃料電池発電設備は、図1に示すように、並列に複数(例えば数基)配設される前記固体酸化物形燃料電池モジュール110と、固体酸化物形燃料電池モジュール110内の前記ユニット112のカートリッジ111内に燃料ガス1を高圧で供給する燃料ガス供給手段である燃料ガス圧縮送給機121と、燃料ガス圧縮送給機121からの燃料ガス1を予熱する燃料ガス予熱手段である燃料ガス予熱器122と、予熱された燃料ガス1から硫黄化合物を除去する脱硫手段である脱硫装置123と、燃料ガス1に水蒸気6を供給する図示しない水蒸気供給手段と、固体酸化物形燃料電池モジュール110内の前記ユニット112のカートリッジ111内に酸化ガスである空気2を高圧で送給する酸化ガス供給手段であるエアコンプレッサ131と、前記固体酸化物形燃料電池モジュール110の耐圧容器113の内部に格納されて前記エアコンプレッサ131からの空気2を予熱する起動時用の空気予熱手段である起動用バーナ132及び空気予熱器133並びに運転時用の空気予熱手段である空気予熱器134と、前記固体酸化物形燃料電池モジュール110の耐圧容器113の内部に格納されて前記ユニット112のカートリッジ111内から排出された燃料ガス1からの熱により水3を加熱して高圧の蒸気4を発生させる高圧蒸気発生手段である高圧蒸気発生器141,142と、前記固体酸化物形燃料電池モジュール110の耐圧容器113の内部に格納されて高圧蒸気発生器141,142からの前記燃料ガス1の一部を前記ユニット112のカートリッジ111内に再度供給すると共に、残りを前記燃料ガス予熱器122に供給して熱源とさせる再循環手段である再循環ブロア124と、前記ユニット112のカートリッジ111内から排出されて前記空気予熱器134で熱源として利用された空気2と前記燃料ガス予熱器122で熱源として利用された燃料ガス1とを混合燃焼させて燃焼ガス5を発生させる燃焼ガス発生手段である燃焼器151と、燃焼器151からの燃焼ガス5により前記エアコンプレッサ131を作動させると共に発電を行う燃焼ガス発電手段であるガスタービン152及びモータ/ジェネレータ(M/G)161と、ガスタービン152から排出された燃焼ガス5からの熱により水3を加熱して低圧の蒸気4を発生させる低圧蒸気発生手段である低圧蒸気発生器143,144と、前記高圧蒸気発生器141,142からの高圧の蒸気4により発電機162を作動させる高圧蒸気タービン145と、前記低圧蒸気発生器143,144からの低圧の蒸気4により発電を行う低圧蒸気タービン146及び発電機163と、これら蒸気タービン145,146から排出された蒸気4を冷却して水3に戻す復水器147と、復水器147からの水3を前記蒸気発生器141,143に分配して供給する給水ポンプ148と、前記低圧蒸気発生器143,144から排出された前記燃焼ガス5からの熱により給水ポンプ148からの水3を予熱する水予熱器149とを備えている。
【0026】
なお、本実施の形態においては、復水器147,給水ポンプ148,水予熱器149等により蒸気再利用手段を構成している。
【0027】
また、上記固体酸化物形燃料電池モジュール110は、図2,3に示すように、単セル集合体であるセルチューブ(100W)を並列に複数(約千本弱程度)組み付けて構成されるカートリッジ111(約百kW弱程度)を並列に複数(例えば16台)組み付けてなるユニット112(約千kW)を耐圧容器113内に配設した固体酸化物形燃料電池モジュール110において、耐圧容器113が長手方向を上下に向けるように配向され(直径約9m、高さ約30m)、ユニット112が耐圧容器113内で上下方向に直列に複数(例えば8層)連結されて配設されたもの(一万kWレベル)である。
【0028】
また、図4に示すように、前記ユニット112が、水平断面形状でロ字型をなすように前記カートリッジ111を配列して組み付けられて、水平方向中央部に第一の作業スペース111aを有すると共に、図2に示すように、上下方向に隣り合うユニット112の間に第二の作業スペース111bを有するように当該ユニット112が耐圧容器113内に配設されている。上記ユニット112は、耐圧容器113内に受台114aを介して支持された格子状をなす支持梁114に着脱可能に支承されている。
【0029】
また、図4に示すように、前記ユニット112を構成する各カートリッジ111の配列位置と当該ユニット112の第一の作業スペース111aとの間で当該カートリッジ111を搬送するカートリッジ搬送手段115が第二の作業スペース111bに配設されている。上記カートリッジ搬送手段115は、前記ユニット112を構成する各カートリッジ111の配列位置と当該ユニット112の第一の作業スペース111aとの間を連絡するレールと、レールに沿って移動可能に設けられたホイストとを備えてなっている。
【0030】
また、図2に示すように、耐圧容器113の上部には、当該耐圧容器113の内部と外部とを連通して前記カートリッジ111の通過可能なカートリッジ用マンホール113aが設けられている。耐圧容器113の下部には、当該耐圧容器113の内部と外部とを連通して作業者の通行可能な点検用マンホール113bが設けられている。
【0031】
また、図2,3に示すように、耐圧容器113の内部の最下段の前記ユニット112よりも下方には、前述した再循環ブロア124、起動用バーナ132、空気予熱器133,134、高圧蒸気発生器141,142等のような高温高圧条件で使用する補機類が格納されている。
【0032】
このような固体酸化物形燃料電池モジュール110を備えた発電設備100においては、燃料ガス圧縮送給機121から燃料ガス1(例えばLNG等)を高圧で送給して燃料ガス予熱器122で予熱した後、前記水蒸気供給手段で水蒸気6を加えられてから脱硫装置123で脱硫して、各モジュール110のユニット112の各カートリッジ111内に送給する一方、M/G161を作動してエアコンプレッサ131から空気2を高圧で送給して各モジュール110内の空気予熱器133,134で予熱した後、ユニット112の各カートリッジ111内に送給すると、燃料ガス1中の水素と空気2中の酸素とがカートリッジ111内のセルチューブの固体電解質膜で電気化学的に反応して電極膜から電力を取り出すことができる。
【0033】
前記モジュール110から排出された燃料ガス1は、再循環ブロア124により、その一部がモジュール110内に再び送給されて未使用分が再利用されると共に、残りが前記燃料ガス予熱器122に送給されて新たな燃料ガス1の予熱の熱源に利用された後、燃焼器151内に送給される一方、前記モジュール110から排出された空気2は、前記空気予熱器134に送給されて新たな空気2の予熱の熱源に利用された後、上記燃焼器151内に送給される。
【0034】
前記燃焼器151は、上記燃料ガス1及び上記空気2を燃焼させることにより燃焼ガス5を発生させ、ガスタービン152は、上記燃焼ガス5を送給されることにより、前記エアコンプレッサ131を駆動させると共に、M/G161を作動させて発電を行う。
【0035】
前記ガスタービン152から排出される燃焼ガス5は、前記低圧蒸気発生器143,144及び水予熱器149で熱源として利用された後、外部へ排出される。
【0036】
他方、前記低圧蒸気発生器143,144は、上記燃焼ガス5からの熱により蒸気4を発生させ、低圧蒸気タービン146は、当該蒸気4により、発電機163を作動させて発電を行う。
【0037】
前記低圧蒸気タービン146から排出される蒸気4は、復水器147で冷却されて水3に戻される。この水3は、給水ポンプ148で水予熱器149に送給されて前記燃焼ガス5からの熱により予熱された後、その一部が前記低圧蒸気発生器143,144に再び送給され、残りが各モジュール110内の前記高圧蒸気発生器141,142に送給される。
【0038】
前記高圧蒸気発生器141,142は、前記燃料ガス1からの熱により蒸気4を発生させ、前記高圧蒸気タービン145は、当該蒸気4により、発電機162を作動させて発電を行う。
【0039】
前記高圧蒸気タービン145から排出される蒸気4は、前記低圧蒸気タービン146からの蒸気4と共に前記復水器147で冷却されて水3に戻される。
【0040】
つまり、本実施の形態に係る発電設備100は、複数の固体酸化物形燃料電池モジュール110により発電するのはもちろんのこと、これら固体酸化物形燃料電池モジュール110から排出される高圧の燃料ガス1の廃熱を利用して高圧の蒸気4を発生させ、高圧蒸気タービン145を作動させて発電機162により発電すると共に、上記固体酸化物形燃料電池モジュール110から排出される燃料ガス1及び空気2を燃焼させた燃焼ガス5でガスタービン152を作動させることによりM/G161で発電するだけでなく、さらに、上記燃焼ガス5の廃熱を利用して低圧の蒸気4を発生させ、低圧蒸気タービン146を作動させて発電機163により発電するようにしているのである。
【0041】
このため、本実施の形態に係る発電設備100においては、複数の固体酸化物形燃料電池モジュール110での発電で排出される燃料ガス1及び空気2自身並びに廃熱を有効に利用することができるので、発電効率を高めることができる。
【0042】
また、固体酸化物形燃料電池モジュール110の耐圧容器113内に再循環ブロア124、起動用バーナ132、空気予熱器133,134、高圧蒸気発生器141,142等のような高温高圧条件下で使用する補機類を格納するようにしたので、当該補機を包囲するケーシングや当該補機を繋ぐ配管等に高断熱性や高耐圧性が要求されなくなると共に、高温高圧のガス1,2を固体酸化物形燃料電池モジュール110の耐圧容器113内から取り出さずに済ますことができる。
【0043】
したがって、本実施の形態の発電設備100によれば、設備コストを大幅に削減することができると共に、ヒートロス等に伴う発電効率の低下をより確実に抑制することができる。さらに、モジュール110のうちの一つのモジュール110に不具合を生じた場合であっても、不具合を生じたモジュール110内の前記補機類の作動を停止させるだけで済ますことができるので、連続運転が可能となる。
【0044】
また、固体酸化物形燃料電池モジュール110は、耐圧容器113が長手方向を上下に向けるように配向され(直径約9m、高さ約30m)、ユニット112が耐圧容器113内で上下方向に直列に複数(例えば8層)連結されて配設されているので(一万kWレベル)、事業用や商用の大規模な発電施設の火力発電設備の一部の代替(十万kWレベル)等として利用する場合であっても、敷地内に数基〜数十基立設するだけで済み、広大な設置スペースがなくても対応することができる。
【0045】
なお、固体酸化物形燃料電池モジュール110のメンテナンス等を行う場合には、点検用マンホール113bから前記作業スペース111a,111bに作業者が進入して、各ユニット112の各カートリッジ111を点検する。このとき、ユニット112が、水平断面形状でロ字型をなすように水平方向中央部に第一の作業スペース111aを有すると共に、上下方向に隣り合うユニット112の間に第二の作業スペース111bを有しているので、ユニット112を構成するすべてのカートリッジ111に簡単にアクセスすることができる。
【0046】
そして、不具合を生じたカートリッジ111を確認したら、当該カートリッジ111を有するユニット112の第一の作業スペース111aにまで到達させるように耐圧容器113の外側からカートリッジ用マンホール113aを介して耐圧容器113の内部にクレーンを下降させると共に、ユニット112から当該カートリッジ111を外し、前記カートリッジ搬送手段115のホイストに吊り下げてレールに沿って第一の作業スペース111aにまで搬送して上記クレーンに移し替えた後、当該クレーンを上昇させることにより、目的とするカートリッジ111を耐圧容器113の外部に容易に搬出することができる。なお、上述と逆の手順を行うことにより、新たなカートリッジ111をユニット112に組み付け直すことが容易にできる。
【0047】
なお、本実施の形態では、単セル集合体としてセルチューブを適用した円筒型の固体酸化物形燃料電池モジュールを利用した円筒型の固体酸化物形燃料電池発電設備の場合について説明したが、他の実施の形態として、例えば、多孔性の電極膜により固体酸化物電解質膜を挟んだ平板型の単セルを導電性のセパレータを介して直列に複数積層して連結することにより単セル集合体であるセルスタックを構成し、当該セルスタックを複数組み付けてカートリッジを構成して、上述したセルチューブの場合と同様にして構成したユニットを耐圧容器内に出し入れ可能に組み込んだ平板型の固体酸化物形燃料電池モジュールを利用した平板型の固体酸化物形燃料電池発電設備の場合にも、上述した実施の形態の場合と同様に適用して、上述した実施の形態の場合と同様な作用効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】
第一番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、単セル集合体を複数組み付けて構成されるカートリッジを並列に複数組み付けてなるユニットを耐圧容器内に配設した固体酸化物形燃料電池モジュールと、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に供給する前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に供給する前記酸化ガスを予熱する酸化ガス予熱手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの一部を前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に再び供給する再循環手段と、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの熱を利用して高圧蒸気を発生させる高圧蒸気発生手段と、前記高圧蒸気発生手段からの高圧蒸気を利用して発電を行う高圧蒸気発電手段とを備えた固体酸化物形燃料電池発電設備において、前記酸化ガス予熱手段、前記再循環手段、前記高圧蒸気発生手段が、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記耐圧容器内に格納されていることから、これらの補機を包囲するケーシングや当該補機を繋ぐ配管等に高断熱性や高耐圧性が要求されなくなると共に、高温高圧のガスを固体酸化物形燃料電池モジュールの耐圧容器内から取り出さずに済ますことができるので、設備コストを大幅に削減することができると共に、ヒートロス等に伴う発電効率の低下をより確実に抑制することができる。さらに、モジュールのうちの一つのモジュールに不具合を生じた場合であっても、不具合を生じたモジュール内の前記補機類の作動を停止させるだけで済ますことができるので、連続運転が可能となる。
【0049】
第二番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第一番目の発明において、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの残りと、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記酸化ガスとを燃焼させて燃焼ガスを発生させる燃焼ガス発生手段と、前記燃焼ガス発生手段からの前記燃焼ガスを利用して発電を行う燃焼ガス発電手段とを備えていることから、固体酸化物形燃料電池モジュールから排出される前記ガスを利用してさらに発電を行うことができる。
【0050】
第三番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第二番目の発明において、前記燃焼ガス発電手段で利用された前記燃焼ガスの熱を利用して低圧蒸気を発生させる低圧蒸気発生手段と、前記低圧蒸気発生手段からの低圧蒸気を利用して発電を行う低圧蒸気発電手段とを備えていることから、発電に使用された前記燃焼ガスを利用してさらに発電を行うことができる。
【0051】
第四番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第三番目の発明において、前記高圧蒸気発電手段及び前記低圧蒸気発電手段から排出された前記蒸気を前記高圧蒸気発生手段及び前記低圧蒸気発生手段に再び供給する蒸気再利用手段を備えていることから、発電に使用された蒸気を繰り返し利用することができる。
【0052】
第五番目の発明による固体酸化物形燃料電池発電設備は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記耐圧容器が長手方向を上下に向けるように配向され、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットが前記耐圧容器内で上下方向に直列に複数連結されて配設されていることから、固体酸化物形燃料電池モジュールの発電容量を大きくしながらも、設置面積の増大化を大幅に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体酸化物形燃料電池発電施設の実施の形態の全体概略構成図である。
【図2】図1の固体酸化物形燃料電池モジュールの全体概略構成図である。
【図3】図2の内部概略構成図である。
【図4】図2の水平方向断面図である。
【図5】従来の固体酸化物形燃料電池モジュールの一例の全体概略構成図である。
【図6】現在考えられている固体酸化物形燃料電池発電設備の一例の全体概略構成図である。
【符号の説明】
1 燃料ガス
2 空気
3 水
4 蒸気
5 燃焼ガス
6 水蒸気
100 発電設備
110 固体酸化物形燃料電池モジュール
111 カートリッジ
111a 第一の作業スペース
111b 第二の作業スペース
112 ユニット
113 耐圧容器
113a カートリッジ用マンホール
113b 点検用マンホール
114 支持梁
114a 受台
115 カートリッジ搬送手段
121 燃料ガス圧縮送給機
122 燃料ガス予熱器
123 脱硫装置
124 再循環ブロア
131 エアコンプレッサ
132 起動用バーナ
133,134 空気予熱器
141,142 高圧蒸気発生器
143,144 低圧蒸気発生器
145 高圧蒸気タービン
146 低圧蒸気タービン
147 復水器
148 給水ポンプ
149 水予熱器

Claims (5)

  1. 単セル集合体を複数組み付けて構成されるカートリッジを並列に複数組み付けてなるユニットを耐圧容器内に配設した固体酸化物形燃料電池モジュールと、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に供給する前記燃料ガスを予熱する燃料ガス予熱手段と、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に供給する前記酸化ガスを予熱する酸化ガス予熱手段と、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの一部を前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットの前記カートリッジ内に再び供給する再循環手段と、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの熱を利用して高圧蒸気を発生させる高圧蒸気発生手段と、
    前記高圧蒸気発生手段からの高圧蒸気を利用して発電を行う高圧蒸気発電手段と
    を備えた固体酸化物形燃料電池発電設備において、
    前記酸化ガス予熱手段、前記再循環手段、前記高圧蒸気発生手段が、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記耐圧容器内に格納されている
    ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池発電設備。
  2. 請求項1において、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記燃料ガスの残りと、前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットから排出された前記酸化ガスとを燃焼させて燃焼ガスを発生させる燃焼ガス発生手段と、
    前記燃焼ガス発生手段からの前記燃焼ガスを利用して発電を行う燃焼ガス発電手段と
    を備えていることを特徴とする固体酸化物形燃料電池発電設備。
  3. 請求項2において、
    前記燃焼ガス発電手段で利用された前記燃焼ガスの熱を利用して低圧蒸気を発生させる低圧蒸気発生手段と、
    前記低圧蒸気発生手段からの低圧蒸気を利用して発電を行う低圧蒸気発電手段と
    を備えていることを特徴とする固体酸化物形燃料電池発電設備。
  4. 請求項3において、
    前記高圧蒸気発電手段及び前記低圧蒸気発電手段から排出された前記蒸気を前記高圧蒸気発生手段及び前記低圧蒸気発生手段に再び供給する蒸気再利用手段を備えている
    ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池発電設備。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかにおいて、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記耐圧容器が長手方向を上下に向けるように配向され、
    前記固体酸化物形燃料電池モジュールの前記ユニットが前記耐圧容器内で上下方向に直列に複数連結されて配設されている
    ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池発電設備。
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