JP2004133432A - 照明型片面看板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ムラ無くかつ明るく照明する表示パネルを提示する。
【解決手段】 細長の光源をケース内に間隔をあけて2本以上設け、ケースの広告用の表示パネルを設け、光源からの光により表示パネルを照明する照明型看板において、ケース内に反射体を設け、反射体は光源側から表示パネル側まで直線状に外広がりとなる外側傾斜反射部と、外側傾斜反射部とは逆傾斜で外広がりとなる内側傾斜反射部と、外側傾斜反射部の表示パネル側端部に表示パネルに垂直に形成された垂直反射端部と、内側傾斜反射部の端部に表示パネルに垂直に形成された光源間垂直反射部を設け、ケースの底面、外側傾斜反射部、内側傾斜反射部、垂直反射端部、光源間垂直反射部に反射シートを張設した。
【選択図】   図4

Description

 本発明はビルや駅の構内、プラットホーム、街頭等において各種の広告や案内を表示するのに使用される照明型看板に関するものである。
 広告や案内を表示する照明型看板は従来より各種のものがある。その一つとして本件発明者が先に開発した照明型看板がある。この照明型看板は図12に示す様に上方開口の箱形に形成されたケースA内に光源(蛍光管)Bを複数本取付け、隣接する蛍光管Bの中間下方に、同蛍光管Bからの光を表示パネルC側に反射させる傾斜面Dを備えた山形の反射体Eを設けると共に、ケースAの内周面に沿って周面反射体Fを設けてなるものである。
 前記図12に示す照明型看板は、図13に示す様に蛍光管Bから上方に出た光は直接表示パネルCを照明し、上方以外の方向に出た光は反射体E及び周面反射体Fにより反射されて表示パネルCを照明するため、表示パネルCのうち夫々の蛍光管Bの中間部分も十分に照明され、表示パネルCの明るさにムラができず、全体が明るく照明されるものである。
 前記図12に示す照明型看板は十分に機能するものであり、特に課題はない。本件発明は、前記図12に示す照明型看板に改良を加えることによって、より一層表示パネルをムラなく、且つ明るく照明することが可能な照明型看板を提供しようとするものである。
 本件出願の第1の照明型看板は、細長の光源がケース内に間隔をあけて2本以上設けられ、ケースの表側に広告用の透光性ある表示パネルが設けられ、光源からの光により表示パネルを照明するようにした照明型看板において、ケース内に複数の反射体を横に並べて設け、夫々の反射体は光源側から表示パネル側まで直線状に外広がりとなる外側傾斜反射部と、外側傾斜反射部とは逆傾斜で外広がりとなる内側傾斜反射部と、外側傾斜反射部の表示パネル側端部に表示パネルに垂直に形成された垂直反射端部と、内側傾斜反射部の端部に表示パネルに垂直に形成された光源間垂直反射部を備え、光源間垂直反射部と表示パネルとの間に光源からの光が遮られないようにするための隙間が形成され、ケースの底面、外側傾斜反射部、内側傾斜反射部、垂直反射端部、光源間垂直反射部に反射シートが張設され、夫々の反射体の外側傾斜反射部と内側傾斜反射部との内側に光源が配置されて、各光源からの光が夫々の反射体の底面、外側傾斜反射部、内側傾斜反射部、垂直反射端部、光源間垂直反射部の反射シートにより表示パネルに向けて反射されるようにしたものである。
 本件出願の第2の照明型看板は、前記照明型看板において、光源が光反射材を間隔をあけて設けたフィルムを、発光管の外周に巻き付けたものである。
 本件出願の第3の照明型看板は、前記第2の照明型看板において、フィルムに設けた複数の光反射材のうち、表示パネルと正対する発光管の上側の光反射材の横幅を他の光反射材の横幅よりも広くしたものである。
 本件出願の第1の照明型看板は、次のような効果を有する。
 反射体は、光源側から表示パネル側まで直線状に外広がりとなる傾斜反射部と、表示パネル側端部に表示パネルに垂直な垂直反射端部とを備えているので、光源からの光が表示パネルに効率的に反射され、同表示パネルの全体がムラなく、且つ十分に明るく照明される。
 本件出願の第2の照明型看板は、次のような効果を有する。
 反射体は、傾斜反射部と、垂直反射端部と、光源に向けて表示パネルと水平に突設された水平反射部とを備えているので、より一層表示パネルの全体がムラなく、且つ十分に明るく照明される。
 本件出願の第3の照明型看板は、次のような効果を有する。
 反射体は、傾斜反射部と、垂直反射端部と、隣接する光源間に表示パネルに垂直に突設された光源間垂直反射部とを備えているので、特に表示パネルのうち、隣接する光源の間の部分も、ムラなく、且つ十分に明るく照明することができる。
 本件出願の第4の照明型看板は、次のような効果を有する。
 ケース内の光源の外側に外側反射体が、隣接する光源間に中間反射体が設けられ、外側反射体は傾斜反射部、垂直反射端部、水平反射部を備え、中間反射体はその外側の光源側から内側に向けて外側広がりになる本体反射部と、表示パネルに垂直な本体垂直反射部と、表示パネルと水平な本体水平反射部を備えているので、特に光源が2以上の両面看板において、表示パネルの全体がムラなく、且つ十分に明るく照明される。
 本件出願の第5の照明型看板は、次のような効果を有する。
 光源が、その外周面に光反射材を設けたものであるので、表示パネルをより一層明るく照明することができる。
 本件出願の第1の光反射材付発光管は、次のような効果を有する。
 発光管の外周面に光反射材を設けたものであるので、照明型看板の光源として使用すると表示パネルをより一層明るく照明することができる。
 本件出願の第2の光反射材付発光管は、次のような効果を有する。
 発光管の外周面に光反射材を間隔をあけて設けたフィルムを巻き付けたので製作が容易である。
 (実施形態1)
 本発明の照明型看板の第1の実施形態を図1、図2、図6、図7に基づいて詳細に説明する。本発明の照明型看板は図1に示す様に、表面に広告が表示された透光性のある表示パネルが配置固定されるケース1内に、細長の光源2と、同光源2からの光を表示パネル3側に反射させる反射体4を備えてなるものである。
 前記ケース1は図1に示す様にアルミ又はアルミ合金又はステンレス等の板材を加工して横長で上方開口の箱状に形成してなるものである。同図及び図2(a)、(b)に示す様にケース1の周縁に内側コ字形の嵌合凹部30を形成して、前記表示パネル3の外周縁部33を嵌合可能としてある。このケース1には各種サイズのものがあるが、図1に示すものは一例として縦幅75cm、横幅120cm、高さ10cmとしてある。
 前記表示パネル3は乳白色の長方形アクリル板の表面に、広告用の文字や図柄等を表示してなるものである。この表示パネル3は図1に示す様に前記ケース1の上方から、その外周縁部33を同ケース1の嵌合凹部30に嵌め込む様にしてセットすると、図2(a)、(b)に示す様にケース1の嵌合凹部30の内側に隙間なく勘合される形状及び大きさとしてある。表示パネル3はケース1の嵌合凹部30に嵌合された外周縁部33を図示されていない螺子によってケース1に固定することによって同ケース1に固定することができるようにしてある。
 前記表示パネル3の板厚、乳白色の濃さ等は任意に選択することができる。但し、光源2からの光で表示パネル3の表面全体がムラなく照明されるようにするためには乳白色の濃さを濃くする方が望ましいが、その一方で濃くし過ぎると明るさが低下する。したがって、照明ムラがなく、且つ全体が十分な明るさで照明される濃さを選択することが望ましい。また、表示パネル3の表面に表される広告用の文字や図柄等は、同表示パネルの表面に直接印刷してもよく、文字や図柄等が表示されたシートを表示パネルの表面に貼ってもよい。
 前記反射体4は図1に示す様にケース1の内側面に沿って形成されている。この反射体4は図1及び図2(a)、(b)に示す様にケース1の底面34から前記表示パネル3に向けて直線状に外広がりに形成された傾斜反射部5と、同傾斜反射部5の表示パネル3側端部に、同表示パネル3に向けて垂直に突設された垂直反射端部6とを備えている。また、図2(a)、(b)に示す様に前記傾斜反射部5の表面、垂直反射端部6の表面及びケース1の底面34には反射シート36が張設され、光源2から出た光を前記表示パネル3に向けて反射させるようにしてある。この光反射シート36は前記傾斜反射部5の表面、垂直反射端部6の表面及びケース1の底面34の全てを覆うことが可能な大きさの一枚ものとすることもでき、傾斜反射部5の表面、垂直反射端部6の表面、ケース1の底面34のそれぞれに別々の反射シート36を張設することもできる。何れにしてもこの反射シート36としては東レ株式会社製の反射性シート(商品名:ルミラー)が適している。もっともこれ以外の反射シート36を張設することも可能である。尚、前記傾斜反射部5は光源2からの光を最も効率良く表示パネル3に反射可能な傾斜角度としてあることは勿論である。
 前記光源2は本件発明の光反射材付発光管であり、具体的には図6(c)に示す様に発光管(蛍光灯)20の外周面に帯状の光反射材14を、その周方向に間隔を開けて配置したものである。さらに具体的は図6(a)に示す様に表面に帯状の光反射材14が一定間隔で複数配置された透明なフィルム21を、同図(b)に示す様に、光反射材14が外側になる向きで発光管20の外周面に巻つけることによって、同図(c)に示す様に発光管20の外周面に帯状の光反射材14が一定間隔で配置されるようにしてある。前記光反射材14には従来から存在する光反射材や専用に開発された光反射材を使用することができるが、本実施例においては古河電機工業株式会社製の超微細PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)発砲シートを使用した。また、光反射材14は前記のようにフィルム21を介して発光管20に取付けることなく、発光管の外周面に印刷や蒸着等によって直接設けることもできる。また、図6(d)に示す様に発光管20の外周面に設けられた複数の光反射材14のうち表示パネル3と正対する発光管20上下の光反射材14を他のそれよりも横幅を広くして表示パネル3により効率的に光が反射されるようにすることもできる。尚、図6(d)に示した両面看板の場合であるので、表示パネル3が1枚の片面看板の場合は、表示パネル3と正対する発光管20上側の光反射材14のみ横幅を広くする。
 前記光源2は図7に示す様に、その両端を、ケース1の長手方向両側に設けられている傾斜反射部5に形成された通孔39から同傾斜反射部5の外側まで夫々貫通させ、ケース1の底面34に立設された支持板42に取付けられているソケット45にセットして、図示されていない電源コードを介して電源が供給されるようにしてある。また、光源2が蛍光灯の場合には各種安定器によってちらつきを解消することが望ましく、特にインバータ安定器を用いるのが望ましい。
  (実施形態2)
 本発明の照明型看板の第2の実施形態を図3に基づいて説明する。図3に示す照明型看板の基本構成は図1に示すものと同一である。異なるのは前記図1に示す照明型看板は同図に示す様に表示パネル3が1枚のいわゆる片面看板であるが、図3に示す照明型看板は同図(b)に示す様に2枚の表示パネル3を対向する様に配置したいわゆる両面看板であること、及びこれに対応して反射体4の構成を変更したことである。
 具体的には図3(a)、(b)に示す様にケース1の中央に配置された光源2の軸の両外側に形成された夫々の反射体4が、光源2側から対向する上下の表示パネル3の夫々に向けて直線状に外広がりとなる2つの傾斜反射部5によって山形に形成され、且つ2つの傾斜反射部5の接合部から光源2に向けて表示パネルと水平な水平反射部7を形成し、これら傾斜反射部5及び水平反射部7の表面に前記と同様の反射シート36を張設した。図3(a)、(b)に示す様に夫々の傾斜反射部5の表示パネル3側端部に、同表示パネル3に垂直な垂直反射端部6が形成され、その表面に反射シート36が張設されていることは図1に示す照明型看板と同様である。また、2枚の表示パネル3を対向させて取付けるために、図3(b)に示す様にケース1の厚さ方向両側に嵌合凹部30を形成してある。
  (実施形態3)
 本発明の照明型看板の第3の実施形態を図4に基づいて詳細に説明する。図4に示す照明型看板の基本構成は図1に示すものと同一である。異なるのは図4に示す様にケース1内に光源2を間隔を開けて2本配置し、夫々の光源2の外側に反射体4を設けたことである。
 前記夫々の反射体4は図4に示す様に光源2より外側に設けられ、同光源2側から表示パネル3側まで直線状に外広がりとなる傾斜反射部5と、同傾斜反射部5と光源2を挟んで内側(ケースの中央側)に設けられ、前記傾斜反射部5とは逆傾斜で外広がりとなる傾斜反射部5とを備えており、光源2より外側に設けられた傾斜反射部5の表示パネル3側端部には同表示パネル3に垂直な垂直反射端部6が突設されている。また、光源2より内側に設けられた傾斜反射部5は同図に示す様に、前記光源2より外側に設けられた傾斜反射部5よりも緩やかな傾斜としてあり、その表示パネル3側端部には同表示パネル3に垂直な光源間垂直反射部8が突設されている。更に、光源間垂直反射部8と表示パネル3との間には隙間48が形成され、夫々の光源2から光が当該光源間垂直反射部8によって遮られることがないようにしてある。尚、光源間垂直反射部8の表面にも前記と同様の反射シート36が張設されていることは勿論である。
 (実施形態4)
 本発明の照明型看板の第4の実施形態を図5に基づいて詳細に説明する。図5に示す照明型看板の基本構成は図1に示すものと同一である。異なるのは図5に示す様に表示パネル3が2枚の両面看板であって、ケース1内に間隔を開けて2本の光源2を配置し、両光源2の外側に外側反射体9を設け、両光源2の間に中間反射体10を設けたことである。
 前記外側反射体9は図5に示す様に光源2側から上下の表示パネル3、3の夫々に向けて直線状に外広がりになる2つの傾斜反射部5により山形に形成される共に、2つの傾斜反射部5の接合部から光源2に向けて表示パネル3と水平な水平反射部7が突設され、夫々の傾斜反射部5の表示パネル3側端部には同表示パネル3に垂直な垂直反射端部6が突設されている。
 前記中間反射体10は図5に示す様に、その外側の光源2側から内側(ケース1の中央側)に向けて直線状に外広がりになる4つの本体反射部11によって菱形に形成されると共に、本体反射部11の光源2側端部から表示パネル3に対して水平な本体水平反射部13が突設され、表示パネル3側端部から同表示パネル3に垂直な本体垂直反射部12が突設されている。前記外側反射体9及び中間反射体10の表面に前記と同様の反射シート36が張設されていることは勿論である。
  (実験例)
 本発明の照明型看板の効果を実証すべく行った実験の結果を次に示す。本実験は次の3つの異なる照明型看板を用意し、夫々について照度を測定したものである。
 (1)図1に示すケース内に光反射材を設けていない光源を1本配置した照明型看板(反射体は一切設けていない)
 (2)図1に示すケース内に傾斜反斜部のみが形成された反射体(垂直反射部は形成されていない)を設け、光反射材を張設した光源を1本配置した照明型看板
 (3)図1に示す本発明の照明型看板
以上の照明型看板には全て同一の表示パネルを取付けた。また、光源はすべて40W昼光色の蛍光灯である。
 以上の条件の下で夫々の照明型看板における照度を測定したところ(1)の照明型看板の測定結果は図8に示すグラフ(グラフ1)の様になった。以下同様に(2)の照明型看板の測定結果は図9に示すグラフ(グラフ2)の様に、(3)の照明型看板の測定結果は図10に示すグラフ(グラフ3)の様になった。これらのグラフ1〜グラフ3は横軸が光源の水平方向における照度を示し、縦軸が垂直方向における照度を示す。
 グラフ1及びグラフ3から明らかなように、本発明の照明型看板では光源から水平方向に最も近い測定位置での照度が3300ルクスであるのに対し、(1)の照明型看板のそれは1450ルクスであり、本発明の照明型看板は(1)の照明型看板に比べて約2.3倍の照度を記録した。同様に本発明の照明型看板は光源から水平方向に最も遠い測定位置での照度が2400〜2300ルクスであるのに対し、(1)の照明型看板のそれは550ルクスであり、本発明の照明型看板は(1)のそれに比べて約4.3倍の照度を記録した。
 また、本発明の照明型看板では光源から垂直方向に最も近い測定位置での照度が3100〜3150ルクスであるのに対し、(1)の照明型看板のそれは1000ルクスであり、本発明の照明型看板は(1)の照明型看板に比べて約3倍の照度を記録した。同様に本発明の照明型看板では光源から垂直方向に最も遠い測定位置での照度が2200ルクスであるのに対し、(1)の照明型看板のそれは200ルクスであり、本発明の照明型看板は(1)の照明型看板に比べて約11倍の照度を記録した。
 以上の様に本発明の照明型看板は、(1)の照明型看板に比べて、水平方向で最大約4.3倍、垂直方向で最大約11倍の照度を得ることができた。
 次にグラフ2及びグラフ3から明らかなように本発明の照明型看板では光源から水平方向に最も近い測定位置での照度が3300ルクスであるのに対し、(2)の照明型看板のそれは1200ルクスであり、本発明の照明型看板は(2)の照明型看板に比べて約2.7倍の照度を記録した。同様に本発明の照明型看板は光源から水平方向に最も遠い測定位置での照度が2400〜2300ルクスであるのに対し、(2)の照明型看板のそれは850ルクスであり、本発明の照明型看板は(2)の照明型看板に比べて約2.7倍の照度を記録した。
 また、本発明の照明型看板では光源から垂直方向に最も近い測定位置での照度が3100〜3150ルクスであるのに対し、(2)の照明型看板のそれは1000ルクスであり、本発明の照明型看板は(2)の照明型看板に比べて約3倍の照度を記録した。同様に本発明の照明型看板では光源から垂直方向に最も遠い測定位置での照度が2200ルクスであるのに対し、(2)の照明型看板のそれは800〜850ルクスであり、本発明の照明型看板は(2)の照明型看板に比べて約2.6倍の照度を記録した。
 以上の様に本発明の照明型看板は、(2)の照明型看板に比べて、水平方向で最大約2.7倍、垂直方向で最大約3倍の照度を得ることができた。
  (他の実施形態)
 光源は蛍光灯に限らず、ネオン管や通常の蛍光管よりも光量を多くした看板管等を使用することもできる。このうちネオン管は同サイズの蛍光管よりも光量は少なく暗いが、暗い分だけ表示パネルに近づけても、表示パネルのうちネオン管の近傍のみが極端に明るくなることがなく、表示パネルの明るさにムラが生じないため、ネオン管を表示パネルに近づけて同表示パネルを明るく照明することが可能である。
 また、光源の数は上記の数に限られるものではなく、照明型看板の大きさや形状等に合わせて、これより多くすることも少なくすることもできる。さらに、その配置方法も横に複数本並べて配置することもでき、縦に複数本並べて配置することもでき、さらにはこれらを組み合わせた配置も可能である。
 前記実施形態では表示パネル3をケース1の周縁に形成された嵌合凹部30に嵌合することによって、ケース1に取付けたが、図11に示す様にケース1の周縁に受縁51を形成し、同受縁51の上に表示パネル3の外周縁部33をのせ、表示パネル3の外周縁部33の上から抑え枠54を被せ、この抑え枠54を図示されていない螺子等によってケース1に固定することによって、当該抑え枠54と前記受縁51との間に表示パネル3の外周縁部33を挟着固定することもできる。
本発明の照明型看板の第1の実施形態を示す説明図。 (a)は図1に示す照明型看板の構造を示す横断面説明図、(b)は同縦断面説明図。 (a)は本発明の照明型看板の第2の実施形態を示す説明図、(b)は(a)の横断面図。 本発明の照明型看板の第3の実施形態を示す横断面図。 本発明の照明型看板の第4の実施形態を示す横断面図。 (a)は本発明の反射材付発光管に使用される発光材の一例を示す説明図、(b)は本発明の反射材付発光管の一例を示す端面図、(c)は同側面図、(d)は発光材の取り付け例の一例を示す説明図。 光源の取付け状態の一例を示す説明図。 照明型看板の照度実験の結果を示すグラフ1。 照明型看板の照度実験の結果を示すグラフ2。 本発明の照明型看板の照度実験の結果を示すグラフ3。 本発明の照明型看板の第2の実施形態を示す説明図。 従来の照明型看板の一例を示す説明図。 図12に示す照明型看板における表示パネルの照明状態を示す説明図。
符号の説明
  1 ケース
  2 光源
  3 表示パネル
  4 反射体
  5 傾斜反射部
  6 垂直反射端部
  7 水平反射部
  8 光源間垂直反射部
  9 外側反射体
 10 中間反射体
 11 本体反射部
 12 本体垂直反射部
 13 本体水平反射部
 14 光反射材
 20 発光管
 21 フィルム

Claims (3)

  1.  細長の光源がケース内に間隔をあけて2本以上設けられ、ケースの表側に広告用の透光性ある表示パネルが設けられ、光源からの光により表示パネルを照明するようにした照明型看板において、ケース内に複数の反射体を横に並べて設け、夫々の反射体は光源側から表示パネル側まで直線状に外広がりとなる外側傾斜反射部と、外側傾斜反射部とは逆傾斜で外広がりとなる内側傾斜反射部と、外側傾斜反射部の表示パネル側端部に表示パネルに垂直に形成された垂直反射端部と、内側傾斜反射部の端部に表示パネルに垂直に形成された光源間垂直反射部を備え、光源間垂直反射部と表示パネルとの間に光源からの光が遮られないようにするための隙間が形成され、ケースの底面、外側傾斜反射部、内側傾斜反射部、垂直反射端部、光源間垂直反射部に反射シートが張設され、夫々の反射体の外側傾斜反射部と内側傾斜反射部との内側に光源が配置されて、各光源からの光が夫々の反射体の底面、外側傾斜反射部、内側傾斜反射部、垂直反射端部、光源間垂直反射部の反射シートにより表示パネルに向けて反射されるようにしたことを特徴とする照明型看板。
  2.  請求項1記載の照明型看板において、光源が光反射材を間隔をあけて設けたフィルムを、発光管の外周に巻き付けたものであることを特徴とする照明型看板。
  3.  請求項2記載の照明型看板において、フィルムに設けた複数の光反射材のうち、表示パネルと正対する発光管の上側の光反射材の横幅を他の光反射材の横幅よりも広くしたことを特徴とする照明型看板。

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