JP2004130893A - 車両障害物検出確認装置 - Google Patents

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緒方 亮
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Abstract

【課題】障害物の検出結果を確実に運転者に通知することができるようにする。
【解決手段】センサ51〜54は車体の四隅などに配置される。障害物が検出されると、ナビゲーション装置60のモニタ66に、車両の画像に対応させて検出位置を表す表示が行われる。ナビゲーション画像を注視している運転者には、確実に警告を通知することができる。警報や音声による警告を、スピーカ61〜64からの音響出力で行うこともできる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などの車両を運転する運転者に対して、車体の端部付近への障害物の接近を検出して警報通知を行う車両障害物検出確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、たとえば後方確認装置やバックモニタなどと呼ばれ、車両が後退して駐車などを行おうとするときに、後方を撮像して運転者を補助する装置が知られている。本件出願人は、図6に示すような車両の運転支援装置などを提案している(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
図6は、特許文献1の図1であり、車両1の運転者が駐車場2に後退して駐車する際に、運転者の死角となる後方視野の映像とともに、運転者が白線3などを目標として、正しい位置に駐車することができるように運転支援情報を提供する基本的な構成を示す。情報ディスプレイ4は、たとえば液晶表示装置(LCD)などで構成され、進行予測曲線5など、駐車支援のための電子制御ユニット(以下、「ECU」と略称する)である駐車アシストECU6によって生成される運転支援用の画像を表示する。進行予測曲線5は、ステアリング7の操舵角であるステアリング角を駐車アシストECU6に入力し、ステアリング角に基づく演算処理で求められ、情報ディスプレイ4に表示される。
【0004】
駐車アシストECU6による運転支援情報の提供は、変速機のシフトレバー8が、後退用のRポジションに操作されることなどによって開始され、運転支援のための情報は、情報ディスプレイ4による映像ばかりではなく、スピーカ9を介する音響的な情報としても提供される。
【0005】
車両1の後退時の後方映像は、カメラユニット10によって撮像される。カメラユニット10は、たとえば車両1の後部に装着され、車両が後退する方向で、視野10aが駐車場2の方向を向くように設定される。車両1の車体の周囲には、たとえばコーナ部にコーナセンサ11,12,13,14が設けられ、障害物センサとして、超音波でコーナ部の周辺の障害物の有無を検知する。
【0006】
図7は、特許文献1の図4であり、説明の便宜上参照符号を変更しているけれども、駐車アシストのための映像を表示している状態を簡略化して示す。情報ディスプレイ4には、進行予測曲線5に沿って、一定距離、たとえば1m毎に、車両高さに応じた矩形の面15,16,17,…を表示し、面15,16,17,…のうち、面16が後方側のコーナセンサ11,12によって検出される障害物19に近接している場合を想定し、面16については、他の面15,16と異なる色で表示する。
【0007】
図8および図9は、コーナセンサを用いて障害物を検出する技術に関して、クリアランスソナーなどと呼ばれる車両用障害物検出装置の構成を示す(たとえば、特許文献2参照。)。図8および図9は、特許文献2の図1および図4にそれぞれ対応するけれども、説明の便宜上、参照符号は変更して示す。車両の各コーナにはセンサ20,21,22,23が設けられる。センサ20〜23から得られるデータは、制御回路24で処理され、警報音や障害物の接近を知らせるための信号が生成される。警報音・音声合成回路25は、警報音や音声を合成する。変調送信回路26は、警報音・音声発生回路25からの信号を電波で送信するために変調する。センサ10〜13は、たとえば超音波を利用した距離測定装置である。
【0008】
図8は1チャネルの警告音・音声出力タイプであり、変調送信回路26で生成された信号は、アンテナ27から電波として送出される。アンテナ27から送出される電波はアンテナ28に到達し、アンテナ28が附属している車両内ラジオ29で受信する。車両内ラジオ29で受信した警報音や音声は、スピーカ30から音響再生される。制御回路24は、制御線31を介して車両内ラジオ29のチューニングを行う。
【0009】
図9は4チャネルの警告音・音声出力タイプであり、制御回路24からの制御信号に応じて動作する信号切替え回路40が変調送信回路26からの出力をスピーカ41,42,43,44に切替える。スピーカ41〜44は、車室内の四隅に設けられ、センサ10〜13にそれぞれ対応した警報情報を出力する。
【0010】
図10、図11、図12、図13、図14および図15は、クリアランスソナーとして商品化されている車両障害物検出確認装置の取扱説明書から抜粋した図を示す。図10は、センサの取付状態を示す。センサは、前のバンパに6、後のバンパに4取付けられている。図11は、センサの感知可能範囲を示す。前後は約1m、コーナでは約50cmとなる。図12、図13および図14は、車と障害物との位置関係、距離表示、ブザー音についての動作状態を示す。位置関係は模式的に示し、距離表示は専用の表示器でピクトグラムとして表示される例を示す。ブザー音は、擬音化して示す。図15は、距離表示のための表示パターンの全体を示す。図12、図13および図14に示す距離表示は、図15に示す表示パターンを選択的に表示させ、部分的なピクトグラム表示または点滅によって、それぞれ実現される。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−10428号公報
【特許文献2】
特開平9−62999号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示すような障害物の表示は、駐車アシストECU6などを備えて、進行予測曲線5を生成する機能を有することが前提となる。図8や図9のように音で障害物の検出警報を通知する構成では、運転者が後方確認装置のモニタ画面に集中しているので、さらに音声にも注意しなくてはならなくなり、見落す可能性が考えられる。図8に示すように、車室内で、4つのスピーカから警告音が鳴ったとしても、車内の状況によっては聞取りを誤る可能性がある。
【0013】
図8や図9に示す車両用障害物検出装置のみを使用する場合では、音声で方向などが案内されても、車庫入れなどの際は運転者が後を向く機会が多いので、前後左右の判断を誤る可能性がある。
【0014】
図12、図13および図14のような距離表示は、ブザー音で障害物が接近したときに、方向の確認のために見るものと考えられる。したがって、騒音などでブザー音が聞えないと、有効に利用することができない可能性がある。
【0015】
本発明の目的は、障害物の検出結果を確実に運転者に通知することができる車両障害物検出確認装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車両の運転者に、障害物接近の警報通知を行う車両障害物検出確認装置であって、
車体の端部付近への障害物の接近を検出する検出手段と、
運転者に対して運転支援の情報を表示するとともに、検出手段の検出結果を、車体に対応する画像とともに表示する表示手段とを含むことを特徴とする車両障害検出確認装置である。
【0017】
本発明に従えば、車両障害物検出確認装置は、車両の運転者に、障害物接近の警報通知を行うために、検出手段と、表示手段とを含む。検出手段が車体の端部付近への障害物の接近を検出すると、表示手段に、検出結果が車体に対応する画像とともに表示される。表示手段には、運転者に対する運転支援の情報が表示されているので、運転者は表示手段を注視しており、障害物検出の結果も確実に通知することができる。
【0018】
また本発明は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記障害物の接近する方向から警告用の音響出力を行う警報手段をさらに含むことを特徴とする。
【0019】
本発明に従えば、障害物の検出結果を、障害物の接近する方向からの警告用の音響出力でも警報するので、障害物の接近とその方向とを確実に運転者に通知することができる。
【0020】
また本発明で、前記表示手段は、前記障害物の接近位置を文字で表示することを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、障害物の接近位置を表示手段に文字で表示するので、表示手段を注視する運転者に確実に通知することができる。
【0022】
また本発明で、前記表示手段は、前記車体に対応する画像として表示画面全体を対応させ、前記検出手段によって障害物の接近が検出される方向の表示画面の周縁部で、前記検出結果を表示することを特徴とする。
【0023】
本発明に従えば、障害物の接近の検出結果を表示画面の周縁部で表示するので、表示画面で運転支援のための情報を有効に表示しながら、障害物の検出を確実に通知することができる。
【0024】
また本発明で、前記車両は、車体の後方を撮像する撮像手段をさらに含み、
前記表示手段は、撮像手段が撮像する車体の後方の映像を表示することを特徴とする。
【0025】
本発明に従えば、車体の後方を撮像して、車両が後退する際の有効な運転支援を表示手段で行いながら、車体に接近する障害物が検出されると、表示手段に表示するので、運転者に検出結果を確実に通知することができる。
【0026】
また本発明で、前記車両は、車体の側方を確認する側方確認手段をさらに含み、
前記表示手段は、側方確認手段による側方の確認結果を表示することを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、側方確認手段による確認結果を表示手段に表示しながら、車体に接近する障害物が検出されると、表示手段に表示するので、運転者に検出結果を確実に通知することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態である車両障害物検出確認装置50の概略的な電気的構成を示す。車両障害物検出確認装置50は、自動車の車両に搭載され、車体の四隅には、センサ51が前方左側(FL)、センサ52が前方右側(FR)、センサ53が後方左側(RL)、センサ54が後方右側(RR)にそれぞれ配置される。各センサ51〜54は、たとえば超音波や無線電波、光線などを使用して障害物の接近を検出する。超音波センサを使用する場合は、図11と同様な感知可能範囲となる。各センサ51〜54からの検出出力は、制御回路55にそれぞれ入力される。制御回路55は、警告の必要の有無を判断し、警告が必要と判断されるときには、警告音・音声発生回路56に発生のための制御信号を与える。警告音・音声発生回路56は、警告音と音声とを表す信号を発生し、出力回路57で増幅して、信号切換回路58に与える。このような構成は、図9に示す従来技術と、基本的に同等である。障害物としては、所定の大きさを有する物体を検出可能である。
【0029】
本実施形態では、制御回路55が警告が必要と判断するとき、映像発生回路59にも発生のための制御信号を与える。映像発生回路59は、障害物検出結果を警告するための画像を表す信号を発生させ、ナビゲーション装置60に与え、ナビゲーション用の画像に重ねて表示させる。
【0030】
なお、信号切換回路56は、警告音や音声での警告を再生するスピーカ61,62,63,64を切換える。スピーカ61〜64は、センサ51〜54にそれぞれ対応して、車室内に配置される。すなわち、スピーカ61は車室の前方左側(FL)、スピーカ62は車室の前方右側(FR)、スピーカ63は車室の後方左側(RL)、スピーカ64は車室の後方右側(RR)にそれぞれ配置される。制御回路55は、障害物が検出される位置に応じて、スピーカ61〜64を選択する。いずれか1つのセンサ51〜54が障害物を検出しているときは、対応する位置のスピーカ61〜64が選択される。複数のセンサ51〜54が障害物を検出しているときは、検出しているセンサ51〜54に対応する位置のスピーカ61〜64が選択される。複数のセンサ51〜54間に検出レベルに差があるときは、対応するスピーカ61〜64からの再生音量にも同様に差を設ける。
【0031】
ナビゲーション装置60は、描画回路65やモニタ66を含む。モニタ66は、液晶表示装置などによって実現され、描画回路65で生成される画像を表示する。ナビゲーション装置60は、道路地図情報や、車両の現在位置検出情報をモニタ66に表示して、運転者に対する支援を行う。運転者は、たとえば進路を確認する必要があるような場合に、停車してモニタ66の画面を注視する。本実施形態では、モニタ66の画面にセンサ51〜54による障害物検出結果を、後述するように、車体に対応する画像とともに表示するので、車両が停車している近傍に障害物があれば、モニタ66の画面で確実に通知することができる。
【0032】
すなわち、本実施形態では、車両の運転者に、障害物接近の警報通知を行うために、検出手段としてのセンサ51〜54と、表示手段としてのモニタ66を含む。センサ51〜54が車体の端部付近への障害物の接近を検出すると、モニタ66に、検出結果が車体に対応する画像とともに表示される。モニタ66表示手段には、ナビゲーション装置60による経路案内情報など、運転者に対する運転支援の情報が表示されているので、運転者はモニタ66を注視しており、障害物検出の結果も確実に通知することができる。
【0033】
また本実施形態では、センサ51〜54の検出結果に基づいて、障害物の接近する方向から警告用の音響出力を行う警報手段としてのスピーカ61〜64をさらに含む。障害物の検出結果を、障害物の接近する方向からの警告用の音響出力でも警報するので、障害物の接近とその方向とを確実に運転者に通知することができる。
【0034】
図2は、本実施形態での警告の通知の概略的な制御手順を示す。ステップs0から手順を開始し、ステップs1では、ナビゲーション装置60としての経路案内などのナビゲーション表示を行う。ステップs2では、制御回路55がセンサ51〜54の検出出力に基づいて、障害物が検出されているか否かを判断し、検出されるのを待つ。障害物が検出されていると判断すると、ステップs3で、障害物の検出位置を判定する。前述のように、障害物を検出しているセンサ51〜54が1つであればその位置、また複数であればセンサ間のレベル差に基づいて、位置を判定することができる。ステップs4では、検出位置を示す映像を、映像発生回路59から発生させる。この映像は、ナビゲーション装置60のモニタ66に表示される。ステップs5では、信号切換回路58を制御して、障害物検出位置に対応するスピーカ61〜64の選択を行う。ステップs6では、警報音・音声発生回路56から、警報音や警告の音声を表す信号を発生させる。発生される信号は、出力回路57で増幅され、信号切換回路58によって選択されているスピーカ61〜64から音響出力される。ステップs6の後はステップs1に戻る。
【0035】
なお、ステップs4と、ステップs5およびステップs6とは、順序を変えることもできる。また、ステップs5およびステップs6の手順を行わない、すなわちモニタ66への映像による表示のみで、運転者に障害物検出の警告を通知することもできる。ステップs1でのナビゲーション表示を注視している運転者には、モニタ66への表示のみでも充分に警告を通知することができる。
【0036】
図3は、本実施形態で図1のモニタ66に表示する障害物検出の警告用映像を示す。図3(a)は、図2に示す手順で表示される道路地図画面70に、障害物検出結果71が表示されている例を示す。障害物検出結果71の表示位置は、モニタ66の画面の周縁部である。すなわち、モニタ66は、車体に対応する画像として表示画面全体を対応させ、センサ51〜54によって障害物の接近が検出される方向の表示画面の周縁部で、検出結果を表示する。たとえば画面の上下を車両の前後に対応させ、画面の左右は車両の左右に対応させればよい。障害物の接近の検出結果を表示画面の周縁部で表示するので、表示画面で運転支援のための道路地図90などのナビゲーション情報を有効に表示しながら、障害物の検出を確実に通知することができる。
【0037】
図3(b)は、モニタ66の画面に、車体表示75を行って、障害物検出結果76,77を表示している警告用画像を示す。すなわち、障害物検出結果76,77を表示するための車体に対応する画像は、車体の平面画像としての車体表示75である。車体の平面画像である車体表示75に対応して障害物の検出結果を表示するので、運転者に対して判りやすく通知を行うことができる。このような表示は、図2の手順で、ステップs4で発生させる映像のみをモニタ66で表示するようにして実現することができる。
【0038】
図4は、本発明の実施の他の形態である車両障害物検出確認装置80の概略的な電気的構成を示す。本実施形態で図1の実施形態に対応する部分には、同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施形態の車両障害検出確認装置80は、前述の特許文献1と同様に、カメラ81で車体の後方を撮像し、モニタ66で後方の映像を表示して後方確認装置として機能する。すなわち、表示手段であるモニタ66は、撮像手段であるカメラ81が撮像する車体の後方の映像を表示して、車両が後退する際の有効な運転支援を行いながら、車体に接近する障害物が検出されると、モニタ66に表示するので、運転者に検出結果を確実に通知することができる。
【0039】
図5は、本実施形態でのモニタ66の画面の例を示す。本実施形態では、バックモニタ画像85が表示され、障害物が検出されると、文字表示86で警告が表示される。障害物の接近位置を表示手段に文字で表示するので、モニタ66を注視する運転者に確実に通知することができる。文字表示86内容は、警告音・音声発生回路56から発生させる警告音声と同等にすることができる。
【0040】
なお、本実施形態での表示手順は、図2のステップs1でナビゲーション表示を行う代りに、バックモニタ画像85を表示するようにすればよい。また、文字表示86に代えて、図3に示すような周縁部への表示や車体表示75での表示を行うこともできる。ただし、車体表示75を行うときは、画面分割などで、バックモニタ画像85も継続させることが好ましい。さらに、文字表示86は、図1の実施形態でも行うことができる。さらに、他の障害物検出結果の表示と重複して行わせることもできる。
【0041】
また本発明のさらに他の実施形態として、車両に車体の側方を確認するサイドモニタなどの側方確認装置を設けて、側方確認手装置の側方確認用カメラなどからの画像を表示する表示手段に、障害物の検出結果を前述の実施形態と同様に表示させることもできる。側方確認装置を側方確認手段として、その確認結果を表示手段に表示しながら、車体に接近する障害物が検出されると、表示手段に表示するので、運転者に検出結果を確実に通知することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、運転者が注視する運転支援の情報が表示されている表示手段に、障害物検出の結果も表示するので、警報を確実に通知することができる。
【0043】
また本発明によれば、障害物の検出結果を、方向性を有する音響出力でも警報するので、障害物の接近とその方向とを確実に運転者に通知することができる。
【0044】
また本発明によれば、障害物の接近位置を文字で表示するので、表示手段を注視する運転者に確実に通知することができる。
【0045】
また本発明よれば、障害物の接近の検出結果を表示画面の周縁部で表示し、運転支援のための情報を有効に表示しながら、障害物の検出を確実に通知することができる。
【0046】
また本発明によれば、車両が後退する際に、有効な運転支援を行いながら、車体に接近する障害物が検出されると、運転者に検出結果を確実に通知することができる。
【0047】
また本発明によれば、側方確認の結果を表示手段に表示しながら、車体に接近する障害物が検出されると、検出結果も表示手段に表示するので、運転者に確実に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である車両障害物検出確認装置50の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の車両障害物検出確認装置50の動作手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の車両障害物検出確認装置50でモニタ66に表示される障害物検出結果の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の他の形態である車両障害物検出確認装置80の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図5】図4の車両障害物検出確認装置80でモニタ66に表示される障害物検出結果の例を示す図である。
【図6】ある先行技術の構成を示す斜視図である。
【図7】図6の先行技術で表示される画像を示す図である。
【図8】他の先行技術の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図9】図8の先行技術の他の電気的構成を示すブロック図である。
【図10】商品化されているクリアランスソナーで、車両へのセンサの取付状態を示す正面図および背面図である。
【図11】図10のセンサの感知可能範囲を示す右側面図および平面図である。
【図12】図10のセンサを用いるクリアランスソナーで、車と前方の障害物との位置関係、距離表示、ブザー音についての動作状態を示す図である。
【図13】図10のセンサを用いるクリアランスソナーで、車と後方の障害物との位置関係、距離表示、ブザー音についての動作状態を示す図である。
【図14】図10のセンサを用いるクリアランスソナーで、車とコーナの障害物との位置関係、距離表示、ブザー音についての動作状態を示す図である。
【図15】図12〜図14での距離表示のための表示パターンの全体を示す図である。
【符号の説明】
50,80 車両障害物検出確認装置
51,52,53,54 センサ
55 制御回路
56 警告音・音声発生回路
58 信号切換回路
59 映像発生回路
60 ナビゲーション装置
61,62,63,64 スピーカ
65 描画回路
66 モニタ
70 道路地図
71,76,77 障害物検出結果
75 車体表示
81 カメラ
85 バックモニタ表示
86 文字表示

Claims (6)

  1. 車両の運転者に、障害物接近の警報通知を行う車両障害物検出確認装置であって、
    車体の端部付近への障害物の接近を検出する検出手段と、
    運転者に対して運転支援の情報を表示するとともに、検出手段の検出結果を、車体に対応する画像とともに表示する表示手段とを含むことを特徴とする車両障害検出確認装置。
  2. 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記障害物の接近する方向から警告用の音響出力を行う警報手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の車両障害物検出確認装置。
  3. 前記表示手段は、前記障害物の接近位置を文字で表示することを特徴とする請求項1または2記載の車両障害物検出確認装置。
  4. 前記表示手段は、前記車体に対応する画像として表示画面全体を対応させ、前記検出手段によって障害物の接近が検出される方向の表示画面の周縁部で、前記検出結果を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両障害物検出確認装置。
  5. 前記車両は、車体の後方を撮像する撮像手段をさらに含み、
    前記表示手段は、撮像手段が撮像する車体の後方の映像を表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両障害物検出確認装置。
  6. 前記車両は、車体の側方を確認する側方確認手段をさらに含み、
    前記表示手段は、側方確認手段による側方の確認結果を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両障害物検出確認装置。
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