JP2004128784A - 無線端末用アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明に係る無線端末用アンテナ装置は、箱体を成し回路基板を内蔵し使用者の手で握られる把持部3aと把持部3aから突出する突出部3bとを有する誘電体筐体3と、誘電体筐体3に内蔵され少なくとも突出部3b内に延設され放射素子として動作する導電体10と、誘電体筐体3の把持部3aに設けられた導体片4と、導電体10と導体片4との間で両者に電気的に接続する高周波電源5と備えている。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は携帯電話、携帯テレビ受像器等の携帯端末に搭載されるアンテナ装置であって、特に地導体に人体を利用するアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末に搭載されるアンテナ装置は、一般に小型・軽量とされることが要求である。このような要求に応えて、従来、人体をアンテナとして利用する提案がされている。具体的には、例えばドアキーのホルダー内にアンテナ回路を設け、このアンテナ回路と使用者の手が接触する構造とし、人体をアンテナとして動作させる提案がされている(例えば、特許文献1参照)。一般に、アンテナの大きさが半波長以下の場合、その性能はアンテナの長さに比例する。そして、上述の特許文献1には、人体は1.5[m]程度の長さを有するため数十[MHz]程度の周波数から有効な放射素子として動作する旨が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−042429号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、人体は高周波に対して非常に損失の大きい媒質であり人体からされる電波放射は小さい。上述の特許文献1の電波放射の動作は、実際には、人体からではなく回路基板上に誘起された電流によるものと考えられる。このような従来の携帯機器のアンテナ装置の動作環境を考えた場合、主な放射源である回路基板がほとんど手で覆われる形になるため、人体による損失が大きいという問題があった。上述の特許文献1のドアキーは手から突出する位置に配置されているが、これは回路基板と絶縁されているためドアキーには電流が流れることがなく放射素子として動作することはない。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、小形で高利得な無線端末用アンテナ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る無線端末用アンテナ装置は、箱体を成し回路基板を内蔵し使用者の手で握られる把持部と把持部から突出する突出部とを有する誘電体筐体と、誘電体筐体に内蔵され少なくとも突出部内に延設され放射素子として動作する導電体と、誘電体筐体の把持部に設けられた導体片と、導電体と導体片との間で両者に電気的に接続する高周波電源と備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末の概略の斜視図である。図2は図1の携帯端末の分割斜視図である。図1及び2において、概略細長直方体状の携帯端末において、無線端末用アンテナ装置100は、携帯端末の外部筐体を兼ねる誘電体筐体3と、この誘電体筐体に内蔵され放射素子として動作する導電体10と、誘電体筐体3の表面に設けられた導体片4と、導電体10と導体片4との間に設けられ両者に電気的に接続する高周波電源5を有する。
【0008】
携帯端末は、細長長方形の回路基板1を内蔵している。回路基板1の一側面には全面にわたって地導体1aが形成されている。この回路基板1は、概略直方体箱状のシールドケース2内に収納されている。シールドケース2は樹脂で作製され表面に金属がコーティングされている。このシールドケース2の寸法は150×40×20[mm]の大きさである。回路基板1は、このシールドケース2内の空間にほぼ全面にわたる面積を持って配置されている。回路基板1の一部である地導体1aと回路基板1を覆うシールドケース2とは共同して上述の導電体10を構成している。
【0009】
このシールドケース2がさらに樹脂等の誘電体材料で作製された細長箱体の誘電体筐体3内に収納されている。誘電体筐体3の側方の下部表面に導体片4が貼付されている。導体片4の寸法は10×10[mm]の大きさである。この導体片4の大きさは、送受信する電波の電力を供給可能な最小の大きさでよい。導体片4の大きさを出来るだけ小さくすることにより、携帯端末の外観を損なうことがなくなる。導体片4は誘電体筐体3内部の配線を介してシールドケース2上に設けられた高周波電源5と電気的に接続されている。
【0010】
本実施の形態の携帯端末は、通常の場合、使用者の手で握られて使用するものである。図3は携帯端末を手で握った様子を示す斜視図である。また、図4は携帯端末を他の持ち方で握った様子を示す斜視図である。本実施の形態の携帯端末は、図3、図4の握り方も含めてどのような握り方をしても誘電体筐体3の下端ら約1/2の部分を握って使うように設計されている。つまり、使用者が手で握る場所が特定されている。図3にて使用者の手20で握られている部分が把持部3aである。一方、図3の上部に薄墨で示した手で握られていない部分が突出部3bである。図4においては、親指20aと人差し指20bで握られている部分が把持部3aである。また、図4の中央の破線を境にして把持部3aと反対の部分が突出部3bである。尚、把持部3aと突出部3bとは、実際には線を引いたように厳密に分けられているものではない。把持部3aを使用者が手で握ることにより、誘電体筐体3の表面に貼付された導体片4が手に接触し無線端末用アンテナ装置が動作する。
【0011】
図4に示されるように、回路基板1の一側に設けられた地導体1aは、誘電体筐体3の把持部3aに収納された基本部1a−1と突出部3bに収納された突出部1a−2とに説明の為分かれているものとする。そして、地導体1aとシールドケース2とからなる導電体10も、把持部3aに収納された基礎部10aと突出部3bに収納された突出部10bとに説明の為分かれているものとする。
【0012】
次に動作原理について説明する。本実施の形態のアンテナ装置100は、モノポールアンテナとして動作する。一般に、モノポールアンテナは、放射素子、地導体、及び両者間の間に設置される高周波電源から構成される。本実施の形態のアンテナ装置100においては、導電体10の誘電体筐体3の突出部3bに収納された部分である突出部10bが放射素子の動作を営む。一方、地導体は使用者の手が営む。尚、導電体10の把持部3aに収納された部分である基礎部10aは、使用者の手で覆われるので放射素子として動作しない。
【0013】
導電体10の全長は、送受信する電波の波長λに対してλ/4の電気長或いはそれ以上の電気長とされている。本実施の形態においては、導電体10の全長は、上述したように約150[mm]である。また、本実施の形態の携帯端末の使用する電波は、波長600[mm]、周波数500[MHz]である。従って、導電体10の全長は、アンテナ装置が送受信する電波の波長λに対して、λ/4の電気長に相当する。
【0014】
本実施の形態の定在波比特性(VSWR特性)を図5に示す。図5において、縦軸はアンテナ装置の定在波比を表し、横軸は送受信する電波の周波数を表す。図5では500[MHz]付近から上の周波数でVSWR値が2以下の低い値となっており、500[MHz]付近からアンテナとして動作可能であることが確認できる。
【0015】
本発明のアンテナ装置を搭載した携帯端末では、従来必要であったλ/4程度の長さの放射素子および地導体のうち、地導体は使用者の手が営むため不要となる。そのため、端末の小形化に寄与する。また、VSWR値が2以下の周波数は2.3GHz以上にも及び、本アンテナ装置が広帯域特性を有することが確認できる。これは、本アンテナの放射素子である導電体10が40[mm]の幅を有しており、この広帯域特性は導電体10が太いモノポールアンテナとして動作していることに起因する。モノポールアンテナは一般に太さとともに帯域が広がる。
【0016】
一方、人体は損失が大きいため、放射素子である導電体10はなるべく人体から離れたほうが利得が高くなる。つまり、放射素子である導電体10は人体に覆われた部分からより突出したほうが利得が高くなる。そのため、導体片4を高周波電源3の下端に配置し、把持部3aを小さくして突出部3bを大きくし、導電体10の手で覆われた部分から突出する量を大きくすることで利得の向上を図ることができる。
【0017】
図6は本実施の形態のアンテナ装置において、導電体10の手で覆われた部分からの突出量と放射効率の関係を表したグラフである。図6において、縦軸は放射効率を表し、横軸は導電体10の突出量を表す。放射効率とはこの場合、高周波電源3から供給された電力と空間に放射された全電力の比である。図6のデータは導電体10の突出量が大きくなることにより高効率が実現できることを裏付けるものである。本実施の形態においては、図4に示される突出量(導電体10の突出部3bに収納された部分)の長さは、30[mm]とされている。これは、アンテナ装置が送受信する電波の波長λに対して、λ/20の電気長に相当する。図6に照らし合わすと突出量30[mm]の場合効率が約−10.5[dB]であり、使用上差し支えのない大きさであることが確認できる。突出量が30[mm]以上であれば、さらに良い効率を期待することができる。導電体10の突出量を大きくする方策としてはより長い導電体10を用いることが挙げられる。また、伸縮、または折りたたみ可能な導電体10を用い、伸張した状態で携帯端末を使用することでも同様な効果が得られる。
【0018】
このような構成の無線端末用アンテナ装置においては、細長箱体を成し回路基板1を内蔵し使用者の手で握られる把持部3aと把持部3aから突出する突出部3bとを有する誘電体筐体3と、この誘電体筐体3に内蔵され少なくとも突出部3b内に延設され放射素子として動作する導電体10と、誘電体筐体3の把持部3aの表面に設けられた導体片4と、導電体10と導体片4との間で両者に電気的に接続する高周波電源3とを備えている。そのため、小形の無線端末用アンテナ装置とすることができる。
【0019】
また、導電体10の突出部3aの内部に延設された部分の長さは、送受信する電波の波長λに対してλ/20以上の電気長とされている。そのため、小型で高効率なアンテナ装置とすることができる。
【0020】
さらにまた、導電体10の全長は、送受信する電波の波長λに対してλ/4の電気長とされている。そのため、広帯域特性を有するアンテナ装置とすることができる。
【0021】
また、導体片4は、誘電体筐体3の把持部3a表面に設けられているので、携帯端末の外観を損なうことなく、使用者の手を導体片4に容易に触れさせることができる。
【0022】
実施の形態2.
本発明のアンテナ装置は、導体片4が手に接触することで動作する。そのため、誘電体筐体3において、使用者が握る把持部3aは所定の場所に特定されなければならない。この特定に関しては、例えばこの実施の形態2により実現することができる。
【0023】
図7はこの発明の実施の形態2の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末の概略の断面図である。本実施の形態においては、把持部3aの表面に指の形状に合致する凹部曲面11が形成されている。凹部曲面11は、ひとさし指20bから小指20eに対応して設けられた断面波形の部分(図7の右側)と、親指20aに対応した1個の断面半円状の凹み(図7の左側)からなる。そして、導体片14は凹部曲面部11の曲面に沿って設けられている。本実施の形態では、小指20eに対応する部分の凹部に貼付されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0024】
このような構成の無線端末用アンテナ装置においては、把持部3aの表面に、指の形状に合致する凹部曲面11が形成され、導体片14はこの凹部曲面部11の曲面に沿って設けられている。そのため、使用者が握る把持部3aを所定の場所に特定することが出来るとともに、使用者の指が確実に導体片14に触れこととなるので、装置の信頼性が向上する。さらに、導体片14が凹部曲面部11に沿った曲面形状にされているので、指と導体片14の接触面積が拡大し電流の導通性が良くなり装置の信頼性がさらに向上する。
【0025】
尚、本実施の形態の凹部曲面11は、各々の指に対しそれぞれ1本の溝が形成されているが、溝は必ずしも各指毎に形成される必要はなく、手のひら全体が収まるようなさらに大きな溝が形成されもよい。
【0026】
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3の無線端末用アンテナ装置を示す図7のA部分の拡大図である。本実施の形態においては、把持部3aの表面に、指の形状に合致する凹部曲面11が形成され、この凹部曲面11に設けられた導体片24は凹部曲面部11に曲面に沿った形状とされ、さらに導体片24の表面の中央に半球状の突起24aが立設されている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
【0027】
このような構成の無線端末用アンテナ装置においては、導体片24の表面に突起24aが設けられている。そのため、突起24aと指との接触圧が高まり導通性が向上しアンテナの性能が安定する。
尚、本実施の形態の突起24aは、導体片24の中央部に1個設けられているが、必要に応じて複数設けられてもよい。
【0028】
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4の無線端末用アンテナ装置を示す図7のA部分の拡大図である。本実施の形態においては、把持部3aの表面に、指の形状に合致する凹部曲面11が形成され、この凹部曲面11に設けられた導体片34は凹部曲面部11に曲面に沿った形状とされ、導体片34の表面に凹凸34aが設けられている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
【0029】
このような構成の無線端末用アンテナ装置においては、導体片34の表面が凹凸形状とされている。そのため、突起34aと指との接触圧がさらに高まり導通性が向上しアンテナの性能が安定する。
【0030】
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末をホルダーに装着した様子を示す斜視図である。本実施の形態に係る携帯端末には専用のホルダー30が用意されている。ホルダー30は、携帯端末を携帯しないときに例えば机上に載置するため道具である。
【0031】
ホルダー30は、誘電体材料で作製され携帯端末を保持する為の枠状の保持枠16と、保持枠16の下端部に設けられた第二の導電体17として機能する台座と、携帯端末がホルダー30に装着されたとき、導体片4と第二の導電体17とは電気的に接触するように設けられた接触端子18とを有している。
【0032】
次に動作原理について説明する。実施の形態1の無線端末を携帯テレビ受像器に適用する場合、この携帯テレビ受像器は、もちろん使用者に持たれて使用される場合が多いが、机上に置かれて使用されることもある。つまり、携帯テレビ受像器を机上に設置して番組を視聴する使用形態である。本実施の形態は、このような使用形態でも使うことを可能にしたものである。
【0033】
実施の形態1では、使用者の手を地導体として用いていたが、本実施の形態においては、手が存在しない為、手の代替えとして別に地導体を設ける必要がある。そのため、ホルダー30に地導体として動作する第二の導電体17を設け、これを接触端子18を介して導体片4に接続することで第二の導電体17を地導体として動作させる。
【0034】
このような構成の無線端末用アンテナ装置においては、誘電体筐体3を収納するホルダー30をさらに備え、ホルダー30は導体片と電気的に接触する第二の導電体を有する。そのため、この無線端末用アンテナ装置が用いられた携帯端末は、携帯端末末が手で保持されていない場合でもアンテナ装置を動作させることが可能となる。
【0035】
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末の斜視図である。本実施の形態に係る無線端末用アンテナ装置120は、誘電体筐体3に連結されたストラップ22を有している。そしてこのストラップ22の裏側表面に導体片としての線状導体44が貼付されている。線状導体44は、高周波電源5と電気的に接続されている。すなわち、線状導体44は、実施の形態1の導体片4の代わりに設けられている。
【0036】
次に動作原理について説明する。基本的な動作は実施の形態1と同様である。本実施の形態は、ストラップ22の中に手を挿し入れて使用することを想定したものである。ストラップ22の内側に貼付された線状導体44が手と接触するため、線状導体44は、実施の形態1の導体片4の役割をする。本実施の形態ではストラップ22内に手を通すことで線状導体44との導通が得られる。そのため、誘電体筐体3上において手で保持する位置が特定されなくてもアンテナ装置として動作することが出来る。さらにまた、このストラップ22の長さが100mm以上の長さがあれば、この線状導体44は十分に地導体の機能を果たすことができ、人体が線状導体44に接触していない状態でもアンテナとして動作することが出来る。
【0037】
このような構成の無線端末用アンテナ装置においては、導体片として機能する線状導体44は、誘電体筐体3に連結されたストラップ表面に設けられている。そのため、誘電体筐体3上において手で保持する位置が特定されなくてもアンテナ装置として動作することができる。
【0038】
【発明の効果】
このように、本願発明の無線端末用アンテナ装置は、誘電体筐体の突出部内に延設され放射素子として動作する導電体と、把持部表面に設けられた導体片と、導電体と導体片とに電気的に接続する高周波電源とを有するので、小形な無線端末用アンテナ装置とすることができる。
また、導電体の突出部の内部に延設された部分の長さは、送受信する電波の波長λに対してλ/20以上の電気長とされているので、小型で高効率なアンテナ装置とすることができる。
さらにまた、導電体の全長は、送受信する電波の波長λに対してλ/4の電気長とされている。そのため、広帯域特性を有するアンテナ装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末の概略の斜視図である。
【図2】図1の携帯端末の分割斜視図である。
【図3】図1の携帯端末を手で握った様子を示す斜視図である。
【図4】図1の携帯端末を他の持ち方で握った様子を示す斜視図である。
【図5】実施の形態1の無線端末用アンテナ装置の定在波比特性図である。
【図6】実施の形態1の導電体の突出量と放射効率の関係を表したグラフである。
【図7】この発明の実施の形態2の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末の概略の断面図である。
【図8】この発明の実施の形態3の無線端末用アンテナ装置を示す図7のA部分の拡大図である。
【図9】この発明の実施の形態4の無線端末用アンテナ装置を示す図7のA部分の拡大図である。
【図10】この発明の実施の形態5の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末をホルダーに装着した様子を示す斜視図である。
【図11】この発明の実施の形態6の無線端末用アンテナ装置を搭載する携帯端末の斜視図である。
【符号の説明】
1 回路基板、1a 地導体(導電体)、2 シールドケース(導電体)、3誘電体筐体、3a 把持部、3b 突出部、4 導体片、5 高周波電源、10 導電体、10a 基礎部、10b 突出部、11 凹部曲面、14,24,34 導体片、16 保持枠、17 第二の導電体、18 接触端子、22 ストラップ、30 ホルダー、24a 突起、30 ホルダー、34a 凹凸、44 線状導体(導体片)、100,110,120 無線端末用アンテナ装置。
Claims (10)
- 箱体を成し回路基板を内蔵し使用者の手で握られる把持部と該把持部から突出する突出部とを有する誘電体筐体と、
前記誘電体筐体に内蔵され少なくとも前記突出部内に延設され放射素子として動作する導電体と、
前記誘電体筐体の前記把持部に設けられた導体片と、
前記導電体と前記導体片との間で両者に電気的に接続する高周波電源と
を備えたことを特徴とした無線端末用アンテナ装置。 - 前記導電体の前記突出部の内部に延設された部分の長さは、送受信する電波の波長λに対してλ/20以上の電気長である
ことを特徴とする請求項1に記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記導電体の全長は、送受信する電波の波長λに対してλ/4以上の電気長である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記導体片は、前記誘電体筐体の前記把持部表面に設けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記把持部の表面に、手又は指の形状に合致する凹部曲面が形成され、前記導体片は該凹部曲面部に曲面に沿って設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記導体片の表面に突起が設けられている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記導体片の表面に凹凸が設けられている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記誘電体筐体を収納するホルダーをさらに備え、該ホルダーは前記導体片と電気的に接触する第二の導電体を有する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記導体片は、前記誘電体筐体に連結されたストラップの表面に設けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の無線端末用アンテナ装置。 - 前記導体片の大きさは、送受信する電波の電力を供給可能な最小の大きさである
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか記載の無線端末用アンテナ装置。
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