JP2004127841A - 燃料電池コージェネレーションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、追焚加熱手段6と燃料電池1とを貯湯タンク4の側部に配置し、燃料電池1の上部に追焚加熱手段6を配置する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池の排熱回収により湯水を貯える貯湯タンクと貯湯水を追焚する追焚加熱手段とにより給湯利用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料電池コージェネレーションシステムにおける給湯および熱利用装置は、図7に示されるものが一般的であった。この装置は図7に示すように、燃料電池1が、燃料ガス供給弁2より燃料ガスを供給され、発電運転を行い、発電時の排熱を排熱回収配管3を介して、貯湯タンク4に熱回収するように接続されている。貯湯タンク4に蓄えられた湯水は出湯配管5を介して追焚加熱手段6に送られ、給湯栓7の給湯需要設定水温より貯湯水温が低い場合に、追焚加熱され、給湯需要設定温度に維持されながら給湯配管8により給湯栓7に供給される。燃料電池1は、燃料電池外装9、貯湯タンク4は貯湯タンク外装10、追焚加熱手段6は追焚加熱手段外装11により、それぞれ個別に外装され、各機器を直列に接続されている(例えば、特許文献1、2、または3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−97044号公報
【特許文献2】
特開2002―56867号公報
【特許文献3】
特開2002―75392号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置においては、燃料電池と貯湯槽と追焚加熱手段(追焚用給湯機)を、それぞれ独立して直列に設置するため、家庭用コージェネ機器として広い設置場所を必要とし、設置性が困難であった。
【0005】
また、各機器は配管を引き回して接続するため放熱ロスを生じ易く、経済性も悪かった。燃料電池の改質器バーナ加熱部と追焚加熱手段が個別設置の場合、燃料電池の改質器バーナ加熱部と追焚加熱手段それぞれに排気ガス通路、排気口を設けるため、排気部の容積が大きくなり、装置も大型化するという課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の燃料電池コージェネレーションシステムは、燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池の発電時の排熱を回収する貯湯タンクと、前記貯湯タンクの湯水を追焚加熱する追焚加熱手段とを有し、前記追焚加熱手段および前記燃料電池は前記貯湯タンク側部に配置され、前記追焚加熱手段は、前記燃料電池の上部に配置されていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、少なくとも前記貯湯タンクおよび追焚加熱手段が、断熱材を有する1つの外装内に収納されていると有効である。
【0008】
また、本発明は、前記貯湯タンクが、前記貯湯タンクの上部より貯湯されていく積層式であると有効である。
【0009】
また、本発明は、前記燃料ガスを生成する改質器を加熱するバーナ加熱部および前記追焚加熱手段の少なくともいずれか一方の排ガスの熱を回収する排ガス熱交換器と、前記燃料電池の冷却水中の熱を回収する冷却水熱交換器とを備え、貯湯タンクへの熱回収は、(1)前記排ガス熱交換器による熱回収(2)前記冷却水熱交換器による熱回収の順に行うと有効である。
【0010】
また、本発明は、前記改質器バーナ加熱部の排ガス経路と前記追焚加熱手段の排ガス経路とが結合し、一つの排ガス熱交換器で排ガス熱回収を行うと有効である。
【0011】
また、本発明は、前記追焚加熱手段非動作時に、前記追焚加熱手段の排ガス経路の排ガス熱交換器をバイパスするバイパス回路を備えると有効である。
【0012】
また、本発明は、前記排ガス熱交換器の下流、かつ前記冷却水熱交換器の上流に前記燃料電池からの燃料排ガス中の熱を熱回収する燃料排ガス熱交換器および前記燃料電池からの酸化剤排ガス中の熱を熱回収する酸化剤排ガス熱交換器の少なくともいずれか一方を備えると有効である。
【0013】
また、本発明は、前記貯湯タンクから前記冷却水熱交換器までの排熱回収路と前記貯湯タンクから前記排ガス熱交換器までの排熱回収路とをバイパスする貯湯タンクバイパス回路と、冷却水循環経路上に前記冷却水熱交換器をバイパスするバイパス回路と、前記バイパス回路上に加熱手段とを備え、前記燃料電池起動時に、前記貯湯タンクバイパス回路に切り換え、前記冷却水熱交換器を介して前記加熱手段による回収熱を利用して冷却水を昇温させると有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図である。図1において、図7で示した従来の燃料電池コージェネレーションシステムと同じ機能を有するものについては、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、図7のものに準ずるものとして説明を省略する。
【0016】
図1において、燃料電池1の上部に追焚加熱手段6を配置し、原料ガス供給を原料ガス供給弁2より、燃料電池1と追焚加熱手段6に分岐配管接続している。貯湯タンク4への給水は給水弁12より、貯湯タンク4の下部に供給されるように接続されている。燃料電池1の発電反応に伴う排熱回収は排熱回収配管3により貯湯タンク4の下部より貯湯タンク4内下層の水を燃料電池1に取り入れ、排熱回収後の湯を燃料電池1から貯湯タンク4の上部へ戻すように接続されている。貯湯タンク4からの湯水は出湯配管5を介し追焚加熱手段6へ供給されるように接続されており、貯湯タンク4上部に近接した追焚加熱手段6の給水口13へ短回路配管にて接続されている。追焚加熱手段6からの追焚された湯は給湯配管8を経由して給湯栓7より供給されるように接続されている。そして、これら、燃料電池1、貯湯タンク4、追焚加熱手段6、排熱回収配管3、出湯配管5等々が外装14の中で、各配管を最短でかつ、断熱材(図示せず)を共有し、一体化されて接続されている。
【0017】
なお、上述の構成では燃料電池の排熱回収を燃料電池内に貯湯タンクの水を取り入れ排熱回収を行っていたが、燃料電池内を冷却する冷却水と貯湯タンクの水を熱交換器を介して排熱回収する構成であっても構わない。
【0018】
次に、動作、作用について説明する。
【0019】
まず、燃料電池起動、発電時には、燃料電池1の運転に適した温度(70〜80℃)に昇温されるため、燃料電池1と断熱材を共有した追焚加熱手段6に燃料電池部分より余熱が上昇し、追焚加熱手段の入出口配管である出湯配管や給湯配管が保温され、冷えにくくなり、配管内の湯の温度低下が緩和される。
【0020】
また、燃料電池と貯湯タンクと追焚加熱手段とを一つの外装内で接続構成し、かつ貯湯タンクが、上部から暖かい湯が貯湯される積層貯湯方式であり、給湯は貯湯タンク上部から湯を取り出し行うため、燃料電池と貯湯タンク間、貯湯タンクと追焚加熱手段間の給湯配管が最短回路で結ばれ、小型化が図れ、また、燃料電池と貯湯タンクと追焚加熱手段とを断熱材を共用化しているため、排熱ロスが低減できる。
【0021】
さらに、燃料電池1内部には、燃料ガス供給手段としての改質器(図示せず)や酸化剤ガス供給手段としてのブロアファン(図示せず)、加湿器さらに燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池本体(図示ぜず)等の重量部品を搭載しており、この燃料電池を下部に、熱交換器、バーナ等の比較的軽量部品を搭載した追焚加熱手段6を燃料電池1の上部に配置したことにより、外装14内の機器全体の設置安定性が良い。また、燃料電池1の重量部品の部品交換等が発生した場合、高い位置から重量部品を引き下ろす必要が無く、サービス、メンテ性に優れる。
【0022】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2における燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図である。
【0023】
図2において、図1で示した実施の形態1の燃料電池コージェネレーションシステムと同じ機能を有するものについては、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、図1のものに準ずるものとして説明を省略する。
【0024】
図2において、20は燃料電池本体であり、燃料ガス供給手段21は天然ガスなどの原料ガスを、一方は燃焼ガス供給弁22を介して改質器バーナ加熱部23へ、もう一方は原料ガス供給弁24を介して改質器25へ供給し、加熱・水蒸気改質し、水素を主成分とする燃料ガスを生成して燃料電池本体20に供給するように接続されている。
【0025】
燃料ガス供給手段21には、改質器バーナ加熱部23から第1の排ガス経路26に至る間に第1の排ガス熱交換器27が備えられている。
【0026】
28は空気供給装置としてのブロアファンであり、酸化剤の空気を燃料電池本体20に供給する。このとき、酸化側加湿器29で供給空気を加湿する。燃料電池本体20には、冷却水を送って冷却する冷却水配管30と、冷却水配管内の水を循環させる冷却水ポンプ31とを備えている。
【0027】
また、発電時には、冷却水熱交換器32および循環ポンプ33により燃料電池本体20の発電による排熱を燃料電池内排熱回収配管34から排熱回収配管3を経由して貯湯タンク4へ排熱回収するよう接続されている。そして燃料電池本体20を含む、点線内1がいわゆる燃料電池である。
【0028】
貯湯タンク4は、貯湯タンク4下部の給水口35より給水し、一部が給水配管36に分岐され貯湯タンク4下部の給湯口37より出湯配管5を介して給湯し、混合弁38に供給するように接続されている。
【0029】
制御手段39は、貯湯タンク4からの湯と水をサーミスタ等の混合温度検知手段40により給湯需要設定温度なるように混合弁38の混合比を制御し、かつ貯湯温度検知手段(サーミスタ等)41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御するように接続されている。さらに、燃料ガス供給手段21への供給ガスを燃焼ガス供給弁22,原料ガス供給弁24により制御し、空気供給装置28からの供給空気量を制御し、燃料電池本体20の冷却水流量を冷却水ポンプ31を介して制御するように接続されている。
【0030】
混合弁38の下流側には、追焚加熱部42により追焚加熱された湯が給湯配管8を経由して給湯栓43から出湯されるように配管されている。追焚加熱部42には、追焚加熱バーナ44に原料ガスを供給する追焚原料ガス供給弁45が接続されており、追焚加熱熱交換器46から下流側の第2の排ガス経路47にかけて第2の排ガス熱交換器48が設置されている。また、制御手段39は、追焚加熱温度検知手段(サーミスタ等)49により貯湯タンク4内の貯湯温度が給湯需要設定温度以下の場合、給湯需要設定温度になるように追焚加熱バーナ44の燃焼量を追焚原料ガス供給弁45のガス量を調整し行うように接続されている。そして追焚加熱部42を含む、点線内6が追焚加熱手段である。そして、これら、燃料電池1、貯湯タンク4、追焚加熱手段6、排熱回収配管3、出湯配管5等々が外装14の中で、各配管を最短でかつ、断熱材(図示せず)を共有し、一体化されて接続されている。
【0031】
次に、動作、作用について説明する。
【0032】
まず、燃料電池起動時には、制御手段39により、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼量を制御し、改質器25を加熱するとともに改質器25の加熱により水素を主成分とする燃料ガスが所定の一酸化炭素濃度(約10〜20ppm)以下になれば燃料電池本体20に供給する。
【0033】
次に、燃料電池発電時には、制御手段39により、まず、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガスから第1の排ガス熱交換器27を介して貯湯タンク4下部から取り出された水等の熱輸送媒体が流れる燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。次に、燃料ガス供給手段21の改質器25から供給された水素を主成分とする燃料ガスと空気供給装置28から供給された空気(酸素)とにより燃料電池本体20の発電反応に伴う排熱を冷却水ポンプ31を動作させ、冷却水熱交換器32を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。制御手段39は、第1の排ガス熱交換器27、冷却水熱交換器32の順に排熱回収し、貯湯温度検知手段41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御する。
【0034】
貯湯タンク4が貯湯量が満タンになれば、循環ポンプを停止させ燃料電池内排熱回収配管34と排熱回収配管3を介した排熱回収を完了する。
【0035】
次に、貯湯タンク4の貯湯量が十分なときには、給湯栓43による給湯利用時に混合温度検知手段40での混合温度検出値が給湯需要設定温度よりも高いので追焚加熱部42での追い焚き動作は不要であり、貯湯湯水は直接給湯栓43側に供給される。
【0036】
次に、貯湯タンク4の貯湯量が少なく不十分なときには、給湯栓43による給湯利用時に混合温度検知手段40での混合温度検出値が給湯需要設定温度よりも低くなった場合、追焚加熱部42での追い焚き動作が必要となり、制御手段39は、追焚加熱温度検知手段49により、給湯需要設定温度になるように追焚加熱バーナ44の燃焼量を追焚原料ガス供給弁45のガス量調節により調整する。
【0037】
このとき、燃料電池本体20が発電している場合には、制御手段39により、まず、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガスから第1の排ガス熱交換器27を介して貯湯タンク4の燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収され、さらに、追焚加熱部42の追焚加熱バーナ加熱部44の燃焼による排ガスから第2の排ガス熱交換器48を介して貯湯タンク4の燃料電池内排熱回収配管34側へ排ガスの熱回収が行われる。次に、水素を主成分とする燃料ガスと空気(酸素)とにより燃料電池本体20の発電反応に伴う排熱を冷却水ポンプ31を動作させ、冷却水熱交換器32を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。制御手段39は、第1の排ガス熱交換器27、第2の排ガス熱交換器48、冷却水熱交換器32の順に排熱回収し、貯湯温度検知手段41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御する。
【0038】
よって、燃料電池本体20発電時、追焚加熱部42の追焚加熱時には、貯湯タンク4への排熱回収量が冷却水熱交換器32による排熱回収量に、排ガス経路の第1の排ガス熱交換器27および/または第2の排ガス熱交換器48による排熱回収配量が付加されるため熱回収効率が向上する。
【0039】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図である。
【0040】
実施の形態2と異なる点は、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の排ガス経路と追焚加熱部42の排ガス経路を結合した統合排ガス経路50と、この統合排ガス経路50内の排ガスの熱回収を行う統合排ガス熱交換器51を設けた点である。
【0041】
なお、実施の形態1、2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0042】
次に、動作、作用について説明する。
【0043】
まず、燃料電池起動時には、制御手段39により、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼量を制御し、改質器25を加熱するとともに改質器25の加熱により水素を主成分とする燃料ガスが所定の一酸化炭素濃度(約10〜20ppm)以下になれば燃料電池本体20に供給する。
【0044】
次に、燃料電池発電時には、制御手段39により、まず、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガスから統合排ガス熱交換器51を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。次に、燃料ガス供給手段21の改質器25から供給された水素を主成分とする燃料ガスと空気供給装置28から供給された空気(酸素)とにより燃料電池本体20の発電反応に伴う排熱を冷却水ポンプ31を動作させ、冷却水熱交換器32を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。制御手段39は、統合排ガス熱交換器51、冷却水熱交換器32の順に排熱回収し、貯湯温度検知手段41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御する。
【0045】
貯湯タンク4が貯湯量が満タンになれば、循環ポンプを停止させ燃料電池内排熱回収配管34と排熱回収配管3を介した排熱回収を完了する。
【0046】
貯湯タンク4の貯湯量が少なく不十分なときには、実施の形態1と同様に追焚加熱部42を介して、追焚加熱温度検知手段49により、給湯需要設定温度になるように追焚加熱バーナ44の燃焼量を調整する。
【0047】
よって、燃料電池本体20発電時、追焚加熱部42の追焚加熱時には、貯湯タンク4への排熱回収が統合排ガス経路50の統合排ガス熱交換器51による排熱回収と冷却水熱交換器32による発電反応の排熱回収が付加されるため熱回収効率が向上する。さらに、燃料電池本体20の改質器バーナ加熱部23の排ガス経路と追焚加熱部42の排ガス経路を結合し、一つの排ガス熱交換器で排ガス熱回収を行うようにしたことにより、燃料電池コージェネレーションシステムとしての低コスト化、小型化、高効率化が図れる。
【0048】
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図である。
【0049】
実施の形態2と異なる点は、追焚加熱部42の排ガス経路47の第2の排ガス熱交換器48をバイパスさせるバイパス回路52とバイパス回路52と第2の排ガス熱交換器48を切り換えるバイパス弁53を設けた点である。
【0050】
なお、実施の形態1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0051】
次に、動作、作用について説明する。
【0052】
燃料電池発電時には、制御手段39により、まず、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガスから第1の排ガス熱交換器27を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。このとき、追焚加熱部42が動作していなければ、バイパス弁53を介してバイパス回路52を経由して、追焚加熱部42が動作していれば、第2の排ガス熱交換器48を経由して熱回収する。次に、燃料ガス供給手段21の改質器25から供給された水素を主成分とする燃料ガスと空気供給装置28から供給された空気(酸素)とにより燃料電池本体20の発電反応に伴う排熱を冷却水ポンプ31を動作させ、冷却水熱交換器32を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。制御手段39は、第1の排ガス熱交換器27および/または第2の排ガス熱交換器48、冷却水熱交換器32の順に排熱回収し、貯湯温度検知手段41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御する。
【0053】
貯湯タンク4が貯湯量が満タンになれば、循環ポンプを停止させ燃料電池内排熱回収配管34、排熱回収配管3を介した排熱回収を完了する。
【0054】
貯湯タンク4の貯湯量が少なく不十分なときには、実施の形態2と同様に追焚加熱部42を介して、追焚加熱温度検知手段49により、給湯需要設定温度になるように追焚加熱バーナ44の燃焼量を調整する。
【0055】
よって、燃料電池本体20発電時、追焚加熱部42が非動作時には、貯湯タンク4への排熱回収が第1の排ガス経路27の第1の排ガス熱交換器27による排熱回収と冷却水熱交換器32による発電反応の排熱回収とにより行われ、追焚加熱部42の第2の排ガス経路47の第2の排ガス熱交換器48を経由することなく行われるため排ガス熱交換器による放熱ロスをなくし、一層の高効率化が図れる。
【0056】
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図である。
【0057】
実施の形態2と異なる点は、燃料電池本体20と化学反応した後の燃料排ガス中の熱を熱回収する燃料排ガス熱交換器54を第2の排ガス熱交換器48と冷却水熱交換器32の間に配置した点である。
【0058】
なお、実施の形態1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0059】
次に、動作、作用について説明する。
【0060】
燃料電池発電時には、制御手段39により、まず、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガスから第1の排ガス熱交換器27を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。このとき、追焚加熱部42が動作していれば、第2の排ガス熱交換器48でさらに追焚加熱手段の排ガスの熱回収を行う。次に、燃料排ガス熱交換器54を経由して、燃料電池本体20と化学反応した後の燃料排ガス中の熱を熱回収する。さらに、燃料電池本体20の発電反応に伴う排熱を冷却水ポンプ31を動作させ、冷却水熱交換器32を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。制御手段39は、第1の排ガス熱交換器27および第2の排ガス熱交換器48、燃料排ガス熱交換器54、冷却水熱交換器32の順に排熱回収し、貯湯温度検知手段(サーミスタ)41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御する。
【0061】
貯湯タンク4が貯湯量が満タンになれば、循環ポンプを停止させ燃料電池内排熱回収配管34、排熱回収配管3を介した排熱回収を完了する。
【0062】
貯湯タンク4の貯湯量が少なく不十分なときには、実施の形態2と同様に追焚加熱部42を介して、追焚加熱温度検知手段49により、給湯需要設定温度になるように追焚加熱バーナ44の燃焼量を調整する。
【0063】
よって、貯湯タンクへの熱回収を、燃料電池の改質器バーナ加熱部の排ガス熱交換器および/または追焚加熱手段の排ガス熱交換器による熱回収、次に燃料電池と化学反応した後の燃料排ガス中の熱を熱回収する燃料排ガス熱交換器、さらに燃料電池の発電時の冷却水循環による冷却水熱交換器を介した熱回収の順に行うことにより排気ガスと貯湯水の低温熱交換(ガス−水熱交換)から燃料電池の冷却水と貯湯水の高温熱交換(水−水熱交換)を順次行うことにより、燃料電池、追焚加熱手段の排熱回収効率が一段と向上する。
【0064】
なお、本実施の形態では、燃料電池と化学反応した後の燃料排ガス中の熱を熱回収する燃料排ガス熱交換器を排ガス熱交換器と冷却水熱交換器の間に設ける構成としたが燃料電池と化学反応した後の酸化剤排ガス中の熱を熱回収する酸化剤排ガス熱交換器を設けた構成としても、同様の効果を有することは言うまでもない。
【0065】
また、改質器バーナ加熱部の排ガス熱交換器および/または追焚加熱手段の排ガスについて熱交換器実施の形態2,3または4のような構成を採用しても同様の効果を有することは言うまでもない。
【0066】
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図である。
【0067】
実施の形態2と異なる点は、
冷却水配管30の循環経路の冷却水熱交換器32をバイパスさせる冷却水バイパス弁55、バイパス回路中に燃料電池本体20起動時に冷却水を加熱するためのヒータ等の加熱手段56を備えている点。また、貯湯タンクへの回収熱をバイパスさせる貯湯タンクバイパス回路57に切り換える貯湯タンクバイパス弁58,59を備えた点である。
【0068】
なお、実施の形態2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0069】
次に、動作、作用について説明する。
【0070】
まず、燃料電池起動時には、制御手段39により、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼量を制御し、改質器25を加熱するとともに改質器25の加熱により水素を主成分とする燃料ガスが所定の一酸化炭素濃度(約10〜20ppm)以下になれば燃料電池本体20に供給する。
【0071】
このとき、冷却水バイパス弁55を加熱手段56側にバイパスさせ、燃料電池本体20の冷却水を加熱手段(ヒータ)56により発電に適した温度になるように昇温させる。
【0072】
さらに、貯湯タンクバイパス弁58,59を貯湯タンクバイパス回路57側に切り換え改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガス熱を第1の排ガス熱交換器27を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。そして、循環ポンプ33により燃料電池内排熱回収配管34と貯湯タンクバイパス回路57の閉回路を排熱循環させる。この排ガス熱交換器27からの回収熱を冷却水熱交換器32を介して冷却水配管30側へ熱回収し、冷却水バイパス弁55の弁開度を調節して、排ガス熱交換器27からの回収熱と加熱手段(ヒータ)56と両者の熱回収により燃料電池本体20を加温する。
【0073】
次に、燃料電池発電時には、制御手段39により、まず、燃料ガス供給手段21の改質器バーナ加熱部23の燃焼による排ガスから第1の排ガス熱交換器を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。次に、冷却水バイパス弁を冷却水熱交換器側に通じ、燃料電池本体20の発電反応に伴う排熱を冷却水ポンプ31を動作させ、冷却水熱交換器32を介して燃料電池内排熱回収配管34側へ熱回収する。貯湯タンクバイパス弁58,59は、貯湯タンクバイパス回路57側から貯湯タンク4への排熱回収側へ切り換える。制御手段39は、第1の排ガス熱交換器27、冷却水熱交換器32の順に排熱回収し、貯湯温度検知手段(サーミスタ)41により貯湯タンク4の貯湯温度が高温(70〜80℃)一定になるように循環ポンプ33の循環流量を制御する。
【0074】
よって、燃料電池起動時は、冷却水循環経路の冷却水熱交換器32をバイパス比を調節し、排ガス熱交換器27からの回収熱と加熱手段(ヒータ)56と両者の熱回収により冷却水を昇温させ、燃料電池を加温するようにしたことにより、燃料電池起動時に、燃料電池起動のための冷却水の昇温が迅速になり、短時間起動が可能となり、使い勝手がさらに向上する。
【0075】
なお、改質器バーナ加熱部の排ガス熱交換器および/または追焚加熱手段の排ガスについて熱交換器実施の形態2、3、4または5のような構成を採用しても同様の効果を有することは言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の燃料電池コージェネレーションシステムによれば、次の効果が得られる。
【0077】
1)貯湯タンク側部に燃料電池と追焚加熱手段を近接し、燃料ガス供給手段としての改質器や酸化剤ガス供給手段としてのブロアファン、加湿器さらに燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池本体等の重量部品を搭載した燃料電池を下部に、熱交換器、バーナ等の比較的軽量部品を搭載した追焚加熱手段を燃料電池の上部に配置したことにより、機器全体の設置安定性に優れ、燃料電池本体等の重量部品の部品交換等のサービス、メンテ性が良くできる。
【0078】
2)燃料電池を追焚加熱手段の下部に設けおり、燃料電池の運転温度が70〜80℃と高温であるため、燃料電池運転時には燃料電池部分より余熱が上昇し、追焚加熱手段の入出口配管である出湯配管や給湯配管が保温され、冷えにくくなり、給湯機固有の課題である出湯の前後の配管内の湯が冷やされる現象(いわゆる、前冷え、冷水サンドイッチ現象)が緩和される。
【0079】
3)燃料電池と貯湯タンクと追焚加熱手段とを一つの外装内で接続構成することにより、燃料電池と貯湯タンク間、貯湯タンクと追焚加熱手段間の給湯配管が簡略化、最短化でき、燃料電池と貯湯タンクと追焚加熱手段とを断熱材など共用化できるため、一層の小型化と排熱ロス低減による高効率化が図れる。
【0080】
4)燃料電池の改質器バーナ加熱部の排ガスと追焚加熱手段の排ガスの熱回収をすることにより排熱回収効率を高められ、かつ排ガス熱交換器による熱回収、次に前記燃料電池本体の発電時排熱の冷却水循環による冷却水熱交換器を介した熱回収の順に行うことにより、排気ガスの潜熱回収の後に、燃料電池の冷却水の熱交換という効率良い排熱回収が実現でき、高効率なコージェネレーション機器を提供できる。
【0081】
5)燃料電池の改質器バーナ加熱部の排ガス経路と追焚加熱手段の排ガス経路を結合し、一つの排ガス熱交換器で排ガス熱回収を行うようにしたことにより、低コスト化、小型化、高効率化が図れる。
【0082】
6)追焚加熱手段非動作時は、追焚加熱手段の排ガス経路の排ガス熱交換器をバイパスさせることにより、追焚加熱手段の排ガス経路の排ガス熱交換器を経由することことによる放熱ロスをなくし、一層の高効率化が図れる。
【0083】
7)貯湯タンクへの熱回収を、燃料電池の改質器バーナ加熱部の排ガス熱交換器および/または追焚加熱手段の排ガス熱交換器による熱回収、次に燃料電池と化学反応した後の燃料排ガス中の熱を熱回収する燃料排ガス熱交換器および/または燃料電池と化学反応した後の酸化剤排ガス中の熱を熱回収する酸化剤排ガス熱交換器、さらに燃料電池の発電時の冷却水循環による冷却水熱交換器を介した熱回収の順に行うことにより排気ガスと貯湯水の低温熱交換(ガス−水熱交換)から燃料電池の冷却水と貯湯水の高温熱交換(水−水熱交換)を順次行うことにより、燃料電池、追焚加熱手段の排熱回収効率が一段と向上する。
【0084】
8)燃料電池起動時は、冷却水循環経路の冷却水熱交換器32をバイパス比を調節し、排ガス熱交換器27からの回収熱と加熱手段(ヒータ)57と両者の熱回収により冷却水を昇温させ、燃料電池を加温するようにしたことにより、燃料電池起動時に、燃料電池起動のための冷却水の昇温が迅速になり、短時間起動が可能となり、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態2の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図
【図3】本発明の実施の形態3の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図
【図4】本発明の実施の形態4の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図
【図5】本発明の実施の形態5の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図
【図6】本発明の実施の形態6の燃料電池コージェネレーションシステムのブロック構成図
【図7】従来の排熱回収装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 燃料電池
3 排熱回収配管
4 貯湯タンク
5 出湯配管
6 追焚加熱手段
14 外装
23 改質器バーナ加熱部
27 第1の排ガス熱交換器
32 冷却水熱交換器
48 第2の排ガス熱交換器
51 統合排ガス熱交換器
52,57 バイパス回路
54 燃焼排ガス熱交換器
Claims (8)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池の発電時の排熱を回収する貯湯タンクと、前記貯湯タンクの湯水を追焚加熱する追焚加熱手段とを有し、前記追焚加熱手段および前記燃料電池は前記貯湯タンク側部に配置され、前記追焚加熱手段は、前記燃料電池の上部に配置されている燃料電池コージェネレーションシステム。
- 少なくとも前記貯湯タンクおよび追焚加熱手段が、断熱材を有する1つの外装内に収納されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
- 前記貯湯タンクが、前記貯湯タンクの上部より貯湯されていく積層式であることを特徴とする請求項2記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
- 前記燃料ガスを生成する改質器を加熱するバーナ加熱部および前記追焚加熱手段の少なくともいずれか一方の排ガスの熱を回収する排ガス熱交換器と、前記燃料電池を冷却する冷却水中の熱を回収する冷却水熱交換器とを備え、貯湯タンクへの熱回収は、(1)前記排ガス熱交換器による熱回収(2)前記冷却水熱交換器による熱回収の順に行うことを特徴とする請求項1記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
- 前記改質器バーナ加熱部の排ガス経路と前記追焚加熱手段の排ガス経路とが結合し、一つの排ガス熱交換器で排ガス熱回収を行うことを特徴とする請求項4記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
- 前記追焚加熱手段非動作時に、前記追焚加熱手段の排ガス経路の排ガス熱交換器をバイパスするバイパス回路を備えることを特徴とする請求項4記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
- 前記排ガス熱交換器の下流、かつ前記冷却水熱交換器の上流に前記燃料電池からの燃料排ガス中の熱を熱回収する燃料排ガス熱交換器および前記燃料電池からの酸化剤排ガス中の熱を熱回収する酸化剤排ガス熱交換器の少なくともいずれか一方を備えることを特徴とする請求項4または〜6記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
- 前記貯湯タンクから前記冷却水熱交換器までの排熱回収路と前記貯湯タンクから前記排ガス熱交換器までの排熱回収路とをバイパスする貯湯タンクバイパス回路と、冷却水循環経路上に前記冷却水熱交換器をバイパスするバイパス回路と、前記バイパス回路上に加熱手段とを備え、前記燃料電池起動時に、前記貯湯タンクバイパス回路に切り換え、前記冷却水熱交換器を介して前記加熱手段による回収熱を利用して冷却水を昇温させることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の燃料電池コージェネレーションシステム。
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