JP2004127840A - ジョイパッドスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】他スイッチと隣接しても邪魔にならず、見た目もすっきりとしたデザイン(フラッシュサーフェイス)が実現でき、ジョイパッドスイッチ以外の操作系を操作しようとした際、誤動作のないジョイパッドスイッチを提供すること。
【解決手段】ジョイパッドスイッチ3を使用しない場合に、ジョイパッドスイッチ3が設けられるスイッチフィニッシャ48の上面より凹んだ位置にジョイパッドスイッチ3の操作面311であるノブ31上面を格納するようにした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の搭乗者が車載装置に複数方向の入力を行うために操作するジョイパッドスイッチの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来のジョイパッドスイッチは、コントロールパネルにディスプレイと各スイッチを設け、ディスプレイを見ながら各スイッチを操作するものである。この操作スイッチには、主にナビゲーション装置のカーソルの移動を入力したり、メニューの選択を行うためにジョイパッドスイッチ(ジョイスティックスイッチを含む)が設けられる。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−115465号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のジョイパッドスイッチ(ジョイスティックスイッチを含む)にあっては、図9に示すように、車両インテリアレイアウトの都合で、他のスイッチと隣接するように配置されることが多かった。また、これらのジョイパッドスイッチは周辺の操作部を操作する際、手を置くハンドサポート面としても機能している場合が多い。したがって、操作者が他のスイッチを操作しようとした際、ジョイパッドスイッチを誤作動させたり、他のスイッチの操作の邪魔になり、ユーザビリティが低下するという問題点があった。
【0005】
この点について詳しく説明する。
【0006】
車両内に配置されるスイッチを操作する際、例えば、指だけをスイッチに当てて操作すると、不安定でスイッチの操作が行いにくい。走行中においては、車両の振動によりさらに操作は難しくなる。しかし、ほかの指や掌を操作するスイッチの近くに当てることによって、ハンドサポート面として機能するため、スイッチを操作する指が動かしやすくなる。近年、車載装置の高機能化によって、車室内に設けられるスイッチは、多くなっており、操作も複雑化している。そのため、
スイッチ操作のために、ハンドサポート面となるよう掌等をスイッチの近くに当てた際、またその後のスイッチの操作の際に、スイッチの設けられる面から突出するジョイパッドスイッチに指や掌が当たってしまいジョイパッドスイッチに入力が与えられてしまうことがあった。
【0007】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、他スイッチと隣接しても邪魔にならず、見た目もすっきりとしたデザイン(フラッシュサーフェイス)が実現でき、ジョイパッドスイッチ以外の操作系を操作しようとした際、誤動作のないジョイパッドスイッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、車両の搭乗者が車載装置に複数方向の入力を行うために操作するジョイパッドスイッチにおいて、ジョイパッドスイッチを使用しない場合に、前記ジョイパッドスイッチが設けられる面より凹んだ位置に前記ジョイパッドスイッチの操作面を格納するようにしたことを特徴とする手段とした。
本発明の「ジョイパッドスイッチ」には、指で触る部分の大きさや全体の形状によって「ジョイスティックスイッチ」と呼ばれるものを含むものとする。
【0009】
請求項2記載の発明では、複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチを操作部として設け、押すと凹んだ状態となり、再度押すと突出するプッシュロックスイッチを前記操作部に連結して設け、前記操作部の操作面がプッシュロックスイッチにより凹んだ位置に格納されるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0010】
請求項3記載の発明では、複数方向の入力スイッチ及び押しボタンスイッチとアースラインとの間にプッシュロックスイッチを接続し、操作部の操作面を凹んだ位置に格納した際には複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチの操作を電気的に制限したことを特徴とする手段とした。
【0011】
請求項4記載の発明では、押しボタンスイッチの信号処理をOFF検知にし、操作部を押し込む際の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルするようにしたことを特徴とする手段とした。
【0012】
請求項5記載の発明では、操作部の操作面を凹んだ位置から復帰させるように再度押した際のプッシュロックスイッチの入力信号があってから所定時間内の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルすることを特徴とする手段とした。
【0013】
請求項6記載の発明では、複数方向の入力スイッチが8方向を検知するものであることを特徴とする手段とした。
【0014】
請求項7記載の発明では、操作部が、基板上に設けた軸の傾きで複数方向の入力を検知するジョイスティックスイッチを設け、同ジョイスティックスイッチの軸上端に球体を介してノブを設けて、ノブがスライドする動きで複数方向を入力できるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0015】
【発明の作用と効果】
よって、請求項1記載の発明にあっては、ジョイパッドスイッチが設けられる面より凹んだ位置に前記ジョイパッドスイッチの操作面を格納すると、ジョイパッドスイッチ以外のスイッチを操作する際に、操作する指や、操作する指のサポートのためにジョイパッドスイッチの近くに置かれる他の指や掌が、ジョイパッドスイッチの操作面に当たらないので、ジョイパッドスイッチに予定外の入力がされないようにし、ジョイパッドスイッチ以外の操作系を操作しようとした際、誤動作のないジョイパッドスイッチにでき、他スイッチと隣接しても邪魔にならず、ジョイパッドスイッチを設ける面の形状に制約を与えないため、見た目もすっきりとしたデザイン(フラッシュサーフェイス)が実現できる。
【0016】
請求項2記載の発明では、ジョイパッドスイッチを使用しない場合に、ジョイパッドスイッチの操作部を押し込むようにする。すると、操作部と連結しているプッシュロックスイッチが押し込まれることとなり、操作部全体が凹んだ状態に動いていく。プッシュロックスイッチは、所定の位置まで押し込まれるとその位置を再度押されるまで保持するため、操作部全体が凹んだ状態に保持される。
【0017】
凹んだ状態のジョイパッドスイッチの操作部を再度操作できるようにするには、
再度、操作部を押す。操作部が再度押されることによりプッシュロックスイッチが再度押されるため、もとの状態に復帰するので、ジョイパッドスイッチを使用すればよい。よって、簡単な機構でコストを抑制し、使用しない状態では、確実に凹んだ状態に保持できる。
【0018】
請求項3記載の発明では、複数方向の入力スイッチ及び押しボタンスイッチとアースラインとの間にプッシュロックスイッチを接続しているので、操作部がプッシュロックスイッチにより凹んだ状態となるよう押し込んだ状態になると、プッシュロックスイッチにより複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチのアースラインを非接続状態となるようにし、操作部の操作面を凹んだ位置に格納した際には複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチの操作があってもその信号が入力されないようにして、電気的に制限する。これにより、操作部の操作面を凹んだ状態に格納した際には、凹んだ状態に格納して入力がされないようにするとともに、もし格納して状態で手等が触れたりしても、電気的に入力がされないようにしてジョイパッドスイッチ以外の操作系を操作しようとした際、誤動作のないジョイパッドスイッチに確実にでき、他スイッチと隣接しても邪魔にならず、ジョイパッドスイッチを設ける面の形状に制約を与えないため、見た目もすっきりとしたデザイン(フラッシュサーフェイス)が実現できる。
【0019】
請求項4記載の発明では、押しボタンスイッチの信号処理をOFF検知にする。
すると、操作部の操作面を押し込む操作では、押しボタンスイッチはONとならず、操作面が押し込まれてプッシュロックスイッチにより押しボタンのスイッチのアースラインが非接続状態になった後で、押しボタンスイッチから指が離れてOFF検知されるが、アースラインが非接続状態のため、検知されないこととなる。よって、操作部の操作面を押し込む操作では、押しボタンが押されたことにならないため、操作上の混乱が生じることがない。
また、操作部の操作面が押し込まれない状態では、押しボタンを押す指が離れたのをOFF検知するので、通常の押しボタンとして使用できる。
このように、操作部を押し込む際の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルすることにより、簡単な操作で、安心して使用できる。
【0020】
請求項5記載の発明では、操作部の操作面を凹んだ位置から復帰させるように再度押した際のプッシュロックスイッチの入力信号があってから所定時間内の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルすると、操作部の操作面を押し込んだ状態から復帰させるために、再度、操作面を押すこととなるが、操作面を押すことによりプッシュロックスイッチの入力信号があると、所定の時間、押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルされるため、操作面の復帰のために押したことでは入力がされないため、操作上の混乱が生じない。このように、キャンセルすることにより、簡単な操作で、安心して使用できる。
【0021】
請求項6記載の発明では、複数方向の入力スイッチが8方向を検知するものであるため、操作する人の複数方向への入力が8方向で確実に検知でき、使いやすく、確実な複数方向の入力にできる。
【0022】
請求項7記載の発明では、操作部が、基板上に設けた軸の傾きで複数方向の入力を検知するジョイスティックスイッチを設け、同ジョイスティックスイッチの軸上端に球体を介してノブを設けているので、操作する人がノブを動かして複数方向の入力を行うと、ノブが球体に対してスライドする動きを行いながらジョイスティックスイッチを傾けて複数方向の入力が行える。このように、ノブがスライドして入力できることにより、操作感のよいスイッチにできる。
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のジョイパッドスイッチを実現する実施の形態を、請求項1〜6に係る発明に対応する第1実施例と、請求項7に係る発明に対応する第2実施例に基づいて説明する。
【0024】
(第1実施例)
【0025】
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例のジョイパッドスイッチを示す断面図である。図2は第1実施例のジョイパッドスイッチを用いたマルチファンクションスイッチを取り付けた車室内1を示す説明図である。図3は第1実施例のジョイパッドスイッチを用いたマルチファンクションスイッチの説明図である。図4は第1実施例のジョイパッドスイッチを用いたマルチファンクションスイッチの説明図である。図5は第1実施例のジョイパッドスイッチの回路図である。図6は第1実施例のジョイパッドスイッチの操作面であるノブ上面の突出状態および格納状態を示す説明図である。図7は第1実施例のジョイパッドスイッチの操作面であるノブ上面の突出状態・押し込み状態・格納状態を示す説明図である。
図1〜図7における主要符号を説明すると、1は車室内、2はマルチファンクションスイッチ、3はジョイパッドスイッチ、31はノブ、311は操作面、32はジョイスティック軸、33はジョイスティックスイッチ、331はジョイスティックスイッチが内蔵する押しボタンスイッチ(回路図上でのみ説明に使用)、332は8方向スイッチ、333は他のスイッチ、34は基板、35はスライドケース、36はロアケース、37はスプリング、38は係止部、39はFFC、40a,40bはコネクタ、41はコネクタ、42は基板、43はプッシュロックスイッチ、431は摺動軸、44は摺動溝、45は摺動リブ、46,47はスクリュ、48はスイッチフィニッシャ、49はマーカー、5はスイッチ回路、51は電源回路、52はマイコン、53はECU、54は表示器やオーディオやA/Cなどの車載装置、6はジョグダイヤルスイッチ、7,8はシーソースイッチ、9,10はプッシュスイッチ、hは人の手である。
【0026】
本実施例1では、図2に示すように、車室内1のセンターアームレスト先端部に各車載装置54を操作するためのマルチファンクションスイッチ2を設けている。
【0027】
このマルチファンクションスイッチ2は図3に示すように、ドーム状に形成された操作面兼ハンドサポート部にジョイパッドスイッチ3とジョグダイヤルスイッチ6を設けている。このジョイパッドスイッチ3とジョグダイヤルスイッチ6の前方には、2対のシーソースイッチ7,8とプッシュスイッチ9,10を設けている。このシーソースイッチ7,8とプッシュスイッチ9,10は人差し指や中指で操作しやすい配置にしたものである。
【0028】
このように構成したマルチファンクションスイッチ2では、図4に示すようにジョイパッドスイッチ3が手のひらのほぼ中央に位置するため、従来のようなジョイパッドスイッチ3では誤操作の可能性が高くなる。
【0029】
図1には、第1実施例のジョイパッドスイッチ3の構造を示す。まず、基板34に8方向の操作と決定操作を行うジョイスティックスイッチ33と接続のためのコネクタ40aを実装する。ジョイスティックスイッチ33のジョイスティック軸32の先端には、ノブ31を取り付けている。これによりノブ31は、ジョイスティック軸32で旋回動作ができることとなる。ジョイスティックスイッチ33は8方向の入力を行うもので、カーソルの操作等が8方向で確実に行われるものである。
【0030】
この基板34、及び基板34上に実装したジョイスティックスイッチ33、コネクタ40a、ジョイスティック軸32、ノブ31で操作部を形成する。これらの操作部は、4方向に摺動リブ45を一体に設けたスライドケース35の下部にロアケース36で基板34を挟み込むようにして2〜3個のスクリュ46によって固定する。
【0031】
次に、所定の荷重が摺動軸431に加えられることにより、スプリング37を圧縮し、摺動軸431が押し込まれた状態で保持されるとともに、スイッチONとなり、再度、その状態で所定の荷重が摺動軸431に加えられることで、スプリング37の圧縮を解除して摺動軸431を元の位置へ復帰させるとともにスイッチOFFとなるプッシュロックスイッチ43を、コネクタ40b,41とともにマイコン52等を実装した基板42に実装する。
【0032】
このプッシュロックスイッチ43のスイッチONとなる荷重はジョイスティックスイッチ33に決定の操作として押さたことを検知する荷重より大きく設定されている。
【0033】
プッシュロックスイッチ43の摺動軸431の上端には係止部38を設け、係止部38にロアケース36を取り付けるようにしてプッシュロックスイッチ43と操作部とを連結する。
また、基板34と基板42はFFC39(フレキシブルフラットケーブル:屈曲性のある電線でもよい)にて電気的に接続している。
【0034】
スライドケース35は摺動リブ45をスイッチフィニッシャ48に設けた摺動溝44に係合させて、スイッチフィニッシャ48内でスライドケース35が摺動自在となるようにする。さらに、スイッチフィニッシャ48の下部に基板42を複数のスクリュ47で固定する。
【0035】
第1実施例の回路の配線は図5に示すようにして、ジョイスティックスイッチ33の8方向スイッチ332のアースラインをプッシュロックスイッチ43に接続する。
また、図5においては、ジョイスティックスイッチ33が内蔵する押しボタンスイッチ331のアースラインはプッシュロックスイッチ43に接続せず、マイコン52の制御によりプッシュロックスイッチの開閉状態を判断して有効・無効にしているが、接続するようにしてもよい。
【0036】
次に、作用を説明する。
【0037】
[操作部の格納作用]
まず、図6(b),図7(a)に示すように、ノブ31がスイッチフィニッシャ48の上面から突出する状態では、ジョイパッドスイッチ3は動作可能な状態となる。このジョイパッドスイッチ3では、8方向の入力と、決定の入力が使用できる。
【0038】
ジョイパッドスイッチ3を使用しない際には、ノブ31の中央を決定ボタンとして押すよりも強い力で押圧すると、ノブ31の操作面311がスイッチフィニッシャ48の上面より凹んだ位置となる(図7(b)参照)。
【0039】
この状態から手を離すとプッシュロックスイッチ43のスプリング37の反力で操作面311であるノブ31の上面はスイッチフィニッシャ48面まで押し戻されるが、プッシュロックスイッチ43内のカム機構により、ロックされ、図6(a),図7(c)の格納された状態で保持される。
【0040】
[操作部の復帰作用]
図6(a),図7(c)の状態からノブ31上面を押圧すると、図7(b)の状態となり、この状態で手を離すと、プッシュロックスイッチ43のカム機構によりロックが解除され操作面311であるノブ31がスイッチフィニッシャ48面から突出する(図6(b),図7(a))。
【0041】
[誤動作の機械的な防止作用]
図7(c)のように、ノブ31を格納した状態では、スイッチフィニッシャ48上をハンドサポートとして、手のひらを置くようにしても誤動作をおこすことはない。
また、操作面311を上面とするノブ31が図7(c)の状態になると、ノブ31外周はスイッチフィニッシャ48の内穴とわずかな隙間を有する状態となるため、ノブ31は格納状態での動きを制限されるため、さらに誤動作が防止される。
【0042】
[誤操作の電気的な防止作用]
【0043】
1図7(a)から図7(b)へ移行する際の誤動作防止
図7(a)の状態から図7(b)に移行させた状態では、ノブ31が押されることによる決定スイッチの入力は一度ON状態となるが、図5に示す回路ではあらかじめ、押しボタンスイッチはOFF検知されるよう、マイコン52にプログラムされており、押しボタンスイッチがOFFになる前にプッシュロックスイッチ43が開状態となり、図5のスイッチ回路5は無効となり、ノブ31をスイッチフィニッシャ48の内部に格納する際に押しボタンスイッチが誤動作することがない。
【0044】
2図7(c)の状態における誤動作防止
図7(c)の状態でも、プッシュロックスイッチ43の回路は開状態を維持しており、
ジョイパッドスイッチ3は電気的に無効となる。
【0045】
3図7(c)から図7(b)の状態へ移行する際の誤動作防止
図7(c)から図7(b)の状態に移行する際にも、操作面311が押されるため決定の押しボタンスイッチは接点としてはONするが図5の回路上、プッシュロックスイッチ43は開状態であるため、ON信号をマイコン52は認識せず、ジョイパッドスイッチ3は電気的に無効となる。
【0046】
4図7(b)から図7(a)の状態に移行する際の誤作動防止
この移行は再度、押しボタンスイッチが押されることにより起こるため、ジョイスティックスイッチ33は機構上ON・OFFするが、ON信号では、マイコン52が認識しないため、ジョイパッドスイッチ3は電気的に無効となる。
【0047】
また、プッシュロックスイッチ43の接点が開状態から閉状態になった時点から所定の操作する人が違和感を感じない程度の短い間はマイコン52のタイマにより、押しボタンの接点のOFF検知を無視することにより、操作内で発生したチャタリング(ON・OFFが繰り返される状態)などの予測しない接点動作による誤動作をさらに防止する。
このようにして、ノブ31上面がスイッチフィニッシャ48面から突出するとプッシュロックスイッチ43の接点が閉状態となり8方向と決定の入力が可能となる。
【0048】
第1実施例では、図5に示すように、ジョイスティックスイッチ33が内蔵する押しボタンスイッチ331のアースラインはプッシュロックスイッチ43に接続せず、マイコン52の制御により押しボタンスイッチ331をOFF検知にすることでプッシュロックスイッチの開閉状態を判断して有効・無効にしているが、
押しボタンスイッチ331のアースラインをプッシュロックスイッチ43に接続すれば、プッシュロックスイッチ43が開状態になることにより電気的に押しボタンスイッチも無効となり誤動作防止ができる。このことも本第1実施例に含むものとする。
【0049】
次に、効果を説明する。
第1実施例のジョイパッドスイッチ3にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0050】
(1)車両の搭乗者が表示器、オーディオ、A/Cなどの車載装置54に複数方向の入力を行うために操作するジョイパッドスイッチ3において、ジョイパッドスイッチ3を使用しない場合に、ジョイパッドスイッチ3が設けられるスイッチフィニッシャ48の上面より凹んだ位置にジョイパッドスイッチ3の操作面311であるノブ31上面を格納するようにしたため、誤動作のないジョイパッドスイッチ3にでき、他スイッチと隣接しても邪魔にならず、ジョイパッドスイッチ3を設ける面の形状に制約を与えないため、見た目もすっきりとしたデザイン(フラッシュサーフェイス)が実現できる。
【0051】
(2)複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチを行うジョイスティックスイッチ33を操作部として設け、押すと凹んだ状態となり、再度押すと突出するプッシュロックスイッチ43を前記操作部に連結して設け、操作面311であるノブ31上面がプッシュロックスイッチ43によりスイッチフィニッシャ48面から凹んだ位置に格納されるようにしたため、簡単な機構でコストを抑制し、使用しない状態では、確実に凹んだ状態に保持できる。
【0052】
(3)複数方向の入力スイッチ及び押しボタンスイッチであるジョイスティックスイッチ33とアースラインとの間にプッシュロックスイッチ43を接続し、ノブ31上面をスイッチフィニッシャ48面より凹んだ位置に格納した際にはジョイスティックスイッチ33の操作を電気的に制限したため、操作部の操作面311を凹んだ状態に格納した際には、もし格納して状態で手等が触れたりしても、電気的に入力がされないようにしてジョイパッドスイッチ3以外の操作系を操作しようとした際、誤動作のないジョイパッドスイッチ3に確実にでき、他スイッチと隣接しても邪魔にならず、ジョイパッドスイッチ3を設ける面の形状に制約を与えないため、見た目もすっきりとしたデザイン(フラッシュサーフェイス)が実現できる。
【0053】
(4)ジョイスティックスイッチ33の押しボタンスイッチの信号処理をOFF検知にし、ノブ31やジョイスティックスイッチ33を押し込む際のジョイスティックスイッチ33の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルするようにしたため、簡単な操作で、安心して使用できる。
【0054】
(5)ノブ31の上面をスイッチフィニッシャ48の内部から復帰させるように再度押した際のプッシュロックスイッチ43の入力信号があってから所定時間内の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルするため、操作上の混乱が生じず、簡単な操作で、安心して使用できる。ことができる。
【0055】
(6)ジョイスティクスイッチの複数方向の入力スイッチが8方向を検知するものであるため、操作する人の複数方向への入力が8方向で確実に検知でき、使いやすく、確実な複数方向の入力にできる。
【0056】
(第2実施例)
【0057】
第2実施例は、操作面311の8方向の入力動作をスライド操作にしたジョイパッドスイッチ3の例である。
【0058】
図8中、11はスライドプレート、12はスプリング、312はノブ軸受け部、313はノブ係止部、321は球体軸である。
【0059】
すなわち、図8に示すように、ジョイスティック軸32先端には球体軸321を設け、ノブ31の軸部分にはノブ軸受け部312を設けて、ノブ軸受け部312を球体軸321と係合させてボールジョイント形態を形成し、ジョイスティック軸32の旋回動作をスライド動作に変換する。
【0060】
ノブ31の軸部分の外周には、径を小さくしたノブ係止部313を設け、中央をこのノブ係止部313に取り付けるようにしたスライドプレート11を設ける。スライドプレート11は、スライドプレート11の上面と、ノブ31の円板状の部分の下面で、スライドケース35の上面部分を所定の間隔を空けて挟むようにし、かつノブ31の軸部分とスライドケース35の上面部分に所定の隙間を持たせることでノブ31がスライド自在となる。
【0061】
さらに、スライドプレート11の下方には、上方に行くに従って径が小さくなるスプリング12を設け、スライドプレート11を上方に向かって付勢する。また、スライドプレート11には、円環状の部分を下方に突出させ、円環状の部分の内周にスプリング12の上端部分の外周が係合するようにする。これにより、スライドプレート11を中立に位置させるよう付勢する。
なお、他の構成は第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0062】
次に、作用を説明する。
【0063】
[スライド動作による8方向の入力作用]
ノブ31の方向操作(8方向)を行うと、ジョイスティック軸32の旋回動作はボールジョイントによりスライド動作となり、ノブ31はスライドすることにより、8方向の入力ができるようになる。
【0064】
[操作がない状態の復元作用]
このようにスライド操作をして、手を離したならば、ジョイスティックスイッチ33に内蔵されたジョイスティック軸32の復元作用により、中立位置にノブ31が復元する。
【0065】
次に、効果を説明する。
【0066】
この第2実施例のジョイパッドスイッチ3にあっては、第1実施例の(1)〜(6)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
【0067】
(7)操作部が、基板34,42上に設けた軸の傾きで複数方向の入力を検知するジョイスティックスイッチ33を設け、ジョイスティック軸32の上端に球体軸を介してノブ31を設けて、ノブ31がスライドする動きで複数方向を入力できるようにしたため、操作感のよいスイッチにできる。
【0068】
以上、本発明のジョイパッドスイッチ3を第1実施例〜第4実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0069】
例えば、第1実施例および第2実施例では、複数方向の入力を8方向にしているが、2方向や4方向、16方向などであってもよい。
【0070】
なお、本発明において、ジョイパッドスイッチ3は、主に操作面311の例えば上部や下部等を押したり、スライドさせたりして複数方向を入力するものであるが、操作面が小さいスティック状のジョイスティックスイッチを含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のジョイパッドスイッチを示す断面全体図である。
【図2】第1実施例のジョイパッドスイッチを用いたマルチファンクションスイッチを取り付けた車室内1を示す説明図である。
【図3】第1実施例のジョイパッドスイッチを用いたマルチファンクションスイッチの説明図である。
【図4】第1実施例のジョイパッドスイッチを用いたマルチファンクションスイッチの説明図である。
【図5】第1実施例のジョイパッドスイッチの回路図である。
【図6】第1実施例のジョイパッドスイッチの操作面であるノブ上面の突出状態および格納状態を示す説明図である。
【図7】第1実施例のジョイパッドスイッチの操作面であるノブ上面の突出状態・押し込み状態・格納状態を示す説明図である。
【図8】第2実施例のジョイパッドスイッチを示す説明図である。
【図9】従来のジョイパッドスイッチを用いた車両インテリアレイアウトを示す説明図である。
【符号の説明】
1 車室内
2 マルチファンクションスイッチ
3 ジョイパッドスイッチ
31 ノブ
311 操作面
32 ジョイスティック軸
33 ジョイスティックスイッチ
332 8方向スイッチ
333 他のスイッチ
34 基板
35 スライドケース
36 ロアケース
37 スプリング
38 係止部
39 FFC
40a コネクタ
40b コネクタ
41 コネクタ
42 基板
43 プッシュロックスイッチ
431 摺動軸
44 摺動溝
45 摺動リブ
46 スクリュ
47 スクリュ
48 スイッチフィニッシャ
49 マーカー
5 スイッチ回路
51 電源回路
52 マイコン
53 ECU
54 (表示器やオーディオやA/Cなどの)車載装置
6 ジョグダイヤルスイッチ
7 シーソースイッチ
8 シーソースイッチ
9 プッシュスイッチ
10 プッシュスイッチ
11 スライドプレート
12 スプリング
312 ノブ軸受け部
313 ノブ係止部
321 球体軸
h 人の手

Claims (7)

  1. 車両の搭乗者が車載装置に複数方向の入力を行うために操作するジョイパッドスイッチにおいて、ジョイパッドスイッチを使用しない場合に、前記ジョイパッドスイッチが設けられる面より凹んだ位置に前記ジョイパッドスイッチの操作面を格納するようにしたことを特徴とするジョイパッドスイッチ。
  2. 請求項1に記載されたジョイパッドスイッチにおいて、複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチを操作部として設け、押すと凹んだ状態となり、再度押すと突出するプッシュロックスイッチを前記操作部に連結して設け、前記操作部の操作面が前記プッシュロックスイッチにより凹んだ位置に格納されるようにしたことを特徴とするジョイパッドスイッチ。
  3. 請求項2に記載されたジョイパッドスイッチにおいて、複数方向の入力スイッチ及び押しボタンスイッチとアースラインとの間にプッシュロックスイッチを接続し、操作部の操作面を凹んだ位置に格納した際には複数方向の入力スイッチと押しボタンスイッチの操作を電気的に制限したことを特徴とするジョイパッドスイッチ。
  4. 請求項3に記載されたジョイパッドスイッチにおいて、押しボタンスイッチの信号処理をOFF検知にし、操作部を押し込む際の前記押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルするようにしたことを特徴とするジョイパッドスイッチ。
  5. 請求項2から請求項4に記載されたジョイパッドスイッチにおいて、操作部の操作面を凹んだ位置から復帰させるように再度押した際のプッシュロックスイッチの入力信号があってから所定時間内の押しボタンスイッチの入力信号をキャンセルすることを特徴とするジョイパッドスイッチ。
  6. 請求項2から請求項5に記載されたジョイパッドスイッチにおいて、複数方向の入力スイッチが8方向を検知するものであることを特徴とするジョイパッドスイッチ。
  7. 請求項2から請求項6に記載されたジョイパッドスイッチにおいて、操作部が、基板上に設けた軸の傾きで複数方向の入力を検知するジョイスティックスイッチを設け、同ジョイスティックスイッチの軸上端に球体を介してノブを設けて、同ノブがスライドする動きで複数方向を入力できるようにしたことを特徴とするジョイパッドスイッチ。
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