JP2004127593A - 燃料電池の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の冷却を達成するとともに、発電に伴うカソードへの結露を防止する。
【解決手段】ラジエータ1において、ウォーターチューブを通風方向に2列に並べて配設し、下流側のウォーターチューブ11aから上流側のウォーターチューブ11bへ冷却水を流通させる。これらのウォーターチューブ11a,11bを介した冷却水により燃料電池FCのうち温度を充分に下げたい部分Aを冷却する一方、冷却するものの比較的に高温に維持したい部分Bには、ウォーターチューブの結合部に設けられた第2の出口部18から冷却水を循環させる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池の冷却装置に関し、詳細には、燃料電池冷却水(以下「冷却水」という。)からの放熱量を増大させるとともに、燃料電池スタック内ガス通路における結露を防止しつつ燃料電池を冷却するため、スタックの入口側と出口側とで冷却水の温度を個別に調節することができるようにした冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池の高出力時における冷却性能が確保されるようにしたものとして、次の冷却装置が知られている(特許文献1)。すなわち、第1の経路として、ラジエータが設置され、燃料電池とこのラジエータとの間で冷却水を循環させる経路を備える一方、第2の経路として、第1の経路の冷却水(第1の熱媒体)よりも温度が低い第2の熱媒体を保持する経路を備える。そして、燃料電池の高出力時において、第2の経路から第1の経路に第2の熱媒体を流入させるようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−266914号公報(段落番号0024)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この冷却装置には、次の問題がある。第1に、この冷却装置は、第1の経路に低温の第2の熱媒体を流入させ、燃料電池に流入する冷却水の温度を下げることで、冷却性能が確保されるようにしたものである。従って、ラジエータにおける放熱量が増大されることはなく、また、第2の経路の付設によりシステムが大型化してしまう。第2に、燃料電池内部の冷却水通路が1系統のみで構成されるため、第2の熱媒体を流入させることにより燃料電池の冷却自体を達成することができたとしても、同時に燃料電池スタック内ガス通路における結露を防止することは困難である。すなわち、燃料電池に一般的に供給される酸素含有ガスには、電解質膜を保護するための水分が含まれている。ここで、燃料電池を所定の温度範囲に保つために1系統のみの冷却水通路により冷却したとすると、水分を含ませて供給された酸素含有ガスに発電の結果として生成された水分が混入して飽和状態に達し、燃料電池スタック内ガス通路における結露が生じるのである。
【0005】
そこで、本発明は、ラジエータにおける放熱量を増大させることで、システムの大型化を抑えて所望の冷却性能を確保するとともに、燃料電池各部に対し、要求に応じて温度を異ならせて冷却水を循環させることができるようにした燃料電池の冷却装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、ラジエータで冷却水を流通させる通路として、冷却水よりも温度が低い低温流体の流れと交差するように第1及び第2のウォーターチューブを配設し、第2のウォーターチューブを低温流体の流れに関する上流側で第1のウォーターチューブに実質的に隣接させて配設する。そして、これらのウォーターチューブを各一方の端部で接続し、第1のウォーターチューブを経て比較的に低温となった冷却水が、第2のウォーターチューブに流入して更に冷却されるように構成する。
また、第1のウォーターチューブと第2のウォーターチューブとの接続部に、冷却水の少なくとも一部を第2のウォーターチューブを介さずに燃料電池に戻すための開口部を設ける。燃料電池において、低温に冷却されるのが好ましい第1の部分と、冷却されるものの比較的に高温に維持されるのが好ましい第2の部分とのそれぞれに対応させて冷却水通路を設け、第2のウォーターチューブを通過した冷却水を第1の部分に対応させて設けられた冷却水通路に流入させる一方、前記開口部からラジエータを出た冷却水を第2の部分に対応させて設けられた冷却水通路に流入させる。
以上の構成によれば、ラジエータにおける放熱量を増大させて所望の冷却性能を確保するとともに、燃料電池各部に対し、要求される冷却度合いに応じて温度を異ならせて冷却水を循環させ、燃料電池スタック内ガス通路における結露を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動車用燃料電池FCの冷却装置101の構成図である。
冷却装置101は、外気を低温流体として、走行風又は図示しないファンによる冷却風を通過させて冷却を行うラジエータ1を備えている。ラジエータ1と燃料電池FCの内部に形成された冷却水通路Pとが、配管21〜23により接続され、燃料電池FCとラジエータ1との間で冷却水が循環されるように構成されている。
ここで、図2を参照して、ラジエータ1の構成を詳細に説明する。図2は、ラジエータ1を前斜め上方から見た斜視図である。
このラジエータのコアC(便宜上、その外形を二点鎖線で示す。)は、冷却水が流れるウォーターチューブとして、横方向に並ぶ複数の第1のウォーターチューブ11aと、各第1のウォーターチューブ11aに対応させて、外気の流れに関して上流側に隣接させて配設された第2のウォーターチューブ11bとを備えている。隣り合う第1のウォーターチューブ11a,11aの間、及び隣り合う第2のウォーターチューブ11b,11bの間には、コルゲートフィンを形成する波板12が挟み込まれている。第1又は第2のウォーターチューブ11a,11bと波板12とは、ろう付けして固定されている。
コアCの上下各端において、第1及び第2のウォーターチューブ11a,11bの端部が、第1及び第2のウォーターチューブのそれぞれの挿込み孔が形成されたヘッダプレート(図示せず)に嵌め込まれている。ウォーターチューブの各上端が嵌め込まれたヘッダプレートに上蓋13が、各下端が嵌め込まれたヘッダプレートに下蓋14が取り付けられている。
上蓋13には、その内部を前後に区画する仕切り壁15が設けられており、上蓋13の内部が、第1のウォーターチューブ11aと連通する空間と、第2のウォーターチューブ11bと連通する空間とに区画されている。仕切り壁15と、第1のウォーターチューブ11aの挿込み孔を覆う上蓋13の後方部分とで入口ヘッダー131が構成され、仕切り壁15と、第2のウォーターチューブ11bの挿込み孔を覆う上蓋13の前方部分とで出口ヘッダー132が構成されている。また、ウォーターチューブの下端が嵌め込まれたヘッダプレートと、下蓋14とで中間ヘッダー14が構成されている。
ここで、入口ヘッダー131に冷却水入口部16が形成されるとともに、出口ヘッダー132に第1の冷却水出口部17が、中間ヘッダー14に第2の冷却水出口部18が形成されている。第2の冷却水出口部18は、第1及び第2のウォーターチューブ11a,11bの接続部における開口部を含む。
図1に戻り、燃料電池FCの冷却水通路Pは、燃料電池FCの第1の部分Aに対応する第1の通路P1と、第2の部分Bに対応する第2の通路P2とで構成されている。これら第1及び第2の通路P1,P2は、第1及び第2の部分A,Bの境界で接続されている。本実施形態では、第1の部分Aは、燃料電池スタック内ガス通路におけるガスの流れに関する上流側の部分として、第2の部分Bは、そのスタックの第1の部分Aよりも同じガスの流れに関する下流側の部分として設定されている。
燃料電池FCには、冷却水通路Pの入口部として2つの入口部31,32が設けられている。第1の入口部31は、第1の通路P1の開放された上流側の端部に、第2の入口部32は、第1及び第2の通路P1,P2の接続部に接続されている。また、冷却水通路Pの出口部33は、第2の通路P2の開放された下流側の端部に接続されている。
燃料電池FCの冷却水通路Pに対し、ラジエータ1の冷却水入口部16が、配管21を介して出口部33に接続されている。また、ラジエータ1の第1の冷却水出口部17が、配管22を介して第1の入口部31に、第2の冷却水出口部18が、配管23を介して第2の入口部32に接続されている。
配管21には、冷却水を循環させるためのポンプ41が設置されており、配管23には、この配管23を開放又は遮断するための制御弁42が設置されている。ポンプ41及び制御弁42は、コントローラ51からの指令信号に基づいて作動する。コントローラ51は、配管21,22に設置された水温センサ61,62からの各冷却水温度検出信号と、燃料電池FCの負荷信号とを入力し、これらの入力信号に基づいてポンプ41等を制御する。
【0008】
ここで、図1,3を参照して、冷却装置101の動作を説明する。図3は、ラジエータ1の部分断面図であり、ラジエータ1における冷却水の流れを記載している。
図1において、コントローラ51は、負荷信号に基づいて燃料電池FCが高出力運転状態にあると判断すると、ポンプ41を作動させるとともに、制御弁42を閉めるための指令信号を発生する。このような設定のもとで、燃料電池FCの冷却水通路Pを経た冷却水は、配管21を通り、ラジエータ1の冷却水入口部16から入口ヘッダー131に流入する。そして、図3のように、各第1のウォーターチューブ11aに分配され、第1のウォーターチューブ11aにおいて、外気との熱交換により比較的に高温の第1の温度まで冷却される。第1のウォーターチューブ11aを出た冷却水は、その全部が中間ヘッダー14から各第2のウォーターチューブ11bに流入し、第2のウォーターチューブにおいて、外気との熱交換により所定の第2の温度まで冷却される。このようにして充分に冷却された冷却水は、出口ヘッダー132で合流し、配管22を介して、第1の入口部31から燃料電池FCの冷却水通路Pに戻される。
【0009】
一方、コントローラ51は、燃料電池FCが高出力運転状態以外の運転状態にあると判断すると、ポンプ41を作動させるとともに、制御弁42を開けるための指令信号を発生する。コントローラ51は、制御弁42の開度を、水温センサ61,62により検出された各冷却水温度の差が所定の範囲内に収まるか、あるいはこの範囲内に広がるように調節する。このような設定のもとで、燃料電池FCの冷却水通路Pを経た冷却水は、前述同様にラジエータ1の冷却水入口部16から入口ヘッダー131に流入し、各第1のウォーターチューブ11aに分配され、冷却される。ここで、配管23が開放されているため、第1のウォーターチューブ11aを出た比較的に高温の冷却水の一部は、中間ヘッダー14から配管23に流出し、第2の入口部32から燃料電池FCの第2の冷却水通路P2に戻される(図3)。残りの冷却水は、中間ヘッダー14から各第2のウォーターチューブ11bに流入し、所定の第2の温度まで冷却される。そして、配管22を介して、第1の入口部31から燃料電池FCの冷却水通路Pに戻される。
【0010】
本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
第1に、第1及び第2のウォーターチューブ11a,11bを外気が流れる方向に並べて配置し、その流れに関する下流側に位置する第1のウォーターチューブ11aに冷却水を流入させ、第1のウォーターチューブ11aを経た冷却水をさらに上流側に位置する第2のウォーターチューブ11bに流入させるようにした。これにより、第1及び第2のウォーターチューブ11a,11bの双方において、冷却水と外気との間に充分な温度差を確保することが可能となり、ラジエータ1における放熱量を増大させ、高出力時でも燃料電池FCを充分に冷却することができる。
【0011】
第2に、このようにして高出力時における冷却性能が確保される一方で、高出力時以外の場合において、中間ヘッダー14から比較的に高温の冷却水を第2の冷却水通路P2に流入させるようにしたことで、燃料電池スタック内ガス通路における結露を防止することができる。以下に図4,5を参照して、このことについて説明する。
【0012】
図4は、燃料電池FCaの1系統からなる一般的な冷却水通路Paと、この燃料電池FCaのガス通路として、カソード上の湿度及び温度とを示したものである。
燃料電池FCaにおいて、冷却水通路Paは、カソード側通路と並列に形成されている。燃料電池FCaに供給される酸素含有ガスには、電解質膜の保護のために水分が添加されるが、その添加量の調節と燃料電池FCaの適度な冷却とにより、カソード側通路を通じて水分が飽和状態近傍に保たれるのが好ましい。ここで、燃料電池FCaでは、発電の結果として水(水蒸気)が生成され、その水蒸気は、カソード側通路を流れるガスに混入する。
燃料電池FCaの冷却度合いは、冷却水通路Paが1系統からなるため、冷却水の流量Qw及び流入温度Twiによりほぼ決定される。一般に、ラジエータ性能を確保するため、冷却水流量Qwは多くしたい。この場合には、スタック出入口部間の冷却水温度差は小さくなる。従って、スタック入口部で水分が飽和状態近傍となるように、入口部温度Taiに適合させて冷却水流入温度Twiを設定したとすると、スタック出口部で温度が低くなり過ぎるため、水分が過飽和となってカソードに結露してしまう(Ha1,Ta1)。一方、スタック出口部で水分が飽和状態近傍となるように、出口部温度Taoに適合させて冷却水流入温度Twiを設定したとすると、スタック入口部で温度が高くなり過ぎるため、水分が不足して電解質膜の劣化を来してしまう(Ha2,Ta2)。冷却水流量Qwを調節して所要の温度差をつけることも考えられるが、車両の運転状態が頻繁に変化することや、構成部品の応答遅れ及び他のパラメータの変動等により、温度差を制御することは困難である。
【0013】
図5は、冷却水通路Pとカソード上の湿度及び温度とを、本実施形態に係る燃料電池FCについて示したものである。
本実施形態では、冷却水通路Pを、カソードにおけるガスの流れに関して上流側の第1の部分Aに対応させた第1の通路P1と、その流れに関して第1の部分Aよりも下流側の第2の部分Bに対応させた第2の通路P2とに分けて形成した。そして、第1の通路P1に、第2のウォーターチューブ11bを通過させることにより充分に冷却した冷却水を流入させる一方、第2の通路P2に、第2のウォーターチューブ11bに流入する前の比較的に高温の冷却水を流入させるようにした。これにより、冷却水流入温度Twiをスタックの入口部温度Taiに適合させて設定するとともに(H1,T1)、第2の通路P2に比較的に高温の冷却水を流入させて、第2の部分Bを冷却しつつも高温に維持することが可能となるので(H2,T2)、カソード側通路を通じて水分を飽和状態近傍に保つことができる。すなわち、第2の部分Bにおいて、発電時に生成された水蒸気が混入したガスの温度を冷却水流入温度Twiによらず飽和温度以上に保ち、カソードへの結露を防止することができる。この結露を効果的に防止するには、制御弁42(図1)の開度を、冷却水流入出温度Twi,Twoの間に燃料電池FCの出力に応じた所定の温度差が形成されるように制御するとよい。
【0014】
ここでは、カソード側通路を中心に説明したが、アノード側通路に適用しても同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料電池FCの冷却装置101
【図2】同上冷却装置101のラジエータ1
【図3】同上ラジエータ1の部分断面
【図4】燃料電池FCaの一般的な冷却水通路Paとカソード上の湿度及び温度
【図5】本発明に係る燃料電池FCの冷却水通路Pとカソード上の湿度及び温度
【符号の説明】
101…冷却装置、FC…燃料電池、1…ラジエータ、11a…第1のウォーターチューブ、11b…第2のウォーターチューブ、12…波板、131…入口ヘッダー、132…出口ヘッダー、14…中間ヘッダー、15…仕切り壁、16…冷却水入口部、17…第1の冷却水出口部、18…第2の冷却水出口部、21〜23…配管、51…コントローラ、61,62…水温センサ、A…燃料電池の第1の部分、B…燃料電池の第2の部分、P…燃料電池内部の冷却水通路、P1…第1の冷却水通路、P2…第2の冷却水通路。

Claims (9)

  1. 燃料電池冷却水を流通させる通路として、この冷却水よりも温度が低い低温流体の流れと交差するように配設された第1のウォーターチューブと、低温流体の流れに関する上流側でこの第1のウォーターチューブに実質的に隣接させて、その流れと交差するように配設された第2のウォーターチューブとを備えるラジエータを含んで構成され、
    このラジエータにおいて、第1のウォーターチューブと第2のウォーターチューブとが、各一方の端部で内部を連通させて接続されるとともに、第1のウォーターチューブの他端に対し、ラジエータの冷却水入口部が接続された燃料電池の冷却装置。
  2. 第1のウォーターチューブと第2のウォーターチューブとが互いに隣接する端部で接続された請求項1に記載の燃料電池の冷却装置。
  3. 前記ラジエータが、第1及び第2のウォーターチューブの接続部に、冷却水の少なくとも一部を第2のウォーターチューブを介さずに燃料電池に戻すための開口部を備える請求項1又は2に記載の燃料電池の冷却装置。
  4. 燃料電池内部の冷却水通路として、燃料電池の第1の部分に対応する第1の冷却水通路と、第2の部分に対応する第2の冷却水通路とを備え、
    前記ラジエータに対し、第2のウォーターチューブを通過した冷却水のための冷却水出口部に前記第1の冷却水通路が接続され、第1及び第2のウォーターチューブの接続部における前記開口部に前記第2の冷却水通路が接続された請求項3に記載の燃料電池の冷却装置。
  5. 燃料電池の前記第1の部分が、その燃料電池における酸素ガスの流れに関して前記第2の部分よりも上流側の部分として設定された請求項4に記載の燃料電池の冷却装置。
  6. 燃料電池において、前記第1の冷却水通路に対し、前記第2の冷却水通路が冷却水の流れに関する下流側で接続された請求項4又は5に記載の燃料電池の冷却装置。
  7. 第1及び第2のウォーターチューブの接続部における前記開口部と、燃料電池内部の前記第2の冷却水通路との間に介装された制御弁と、燃料電池の運転状態に応じてこの弁を開閉させるコントローラとを更に備える請求項4〜6のいずれかに記載の燃料電池の冷却装置。
  8. 前記第1の冷却水通路に対して前記第2の冷却水通路が冷却水の流れに関する下流側で接続された場合に、
    第1の冷却水通路に流入する前の冷却水の温度を検出するための第1の水温センサと、第2の冷却水通路を通過した冷却水の温度を検出するための第2の水温センサとを更に備え、
    前記コントローラが、これら第1及び第2の水温センサにより検出された各冷却水の温度に基づいて前記制御弁の開度を調節する請求項7に記載の燃料電池の冷却装置。
  9. 前記ラジエータが、第1のウォーターチューブとしての複数のウォーターチューブと、各第1のウォーターチューブに対応させて設けられた第2のウォーターチューブとを備えるとともに、これら第1及び第2のウォーターチューブの一方の隣接する端部に取り付けられた中間ヘッダーと、第1のウォーターチューブの各他端に取り付けられた、ラジエータの冷却水入口部を含む入口ヘッダーと、第2のウォーターチューブの各他端に取り付けられた、ラジエータの冷却水出口部を含む出口ヘッダーとを備える請求項1〜8のいずれかに記載の燃料電池の冷却装置。
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