JP2004127302A - 攻撃抑止手段及び加害者識別システム - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的であり、どんな状況下でも使用しやすく、且つ費用効果に優れた個人用防衛システムを提供する。
【解決手段】加害者の攻撃を抑止し、加害者の識別及び逮捕を助けるシステムが開示される。汚れ、臭い又は他のマーキングを加害者及び被害者に付着させて後に残すことができる物質の入った容器が採用される。被害者に付いた物質と加害者に付いた物質の比較は、両者の関連性を確立して加害者の積極的な識別を助けるのに役立つ。このシステムは更に、被害者が加害者をくじく別の手法として音声及び光による警報を可能にする。また、被害者が加害者の乗物又は他の周囲にあるものから逃げるのを助けるツール及び被害者及び加害者に注意を引くのに役立つ器具が含まれる。
【選択図】   図1

Description

〔関連出願の引照〕
本願は、2002年10月2日に出願された米国特許出願第10/263,458号の一部継続出願であり、この米国特許出願明細書の内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
〔技術分野〕
 本発明は一般に、セキュリティシステムの領域に関し、より詳細には且つより重要なこととして、潜在的及び実際の加害者又は暴漢や誘拐犯からの人の保護に関する。特に、本発明は、加害者が被害者に暴行を加えるのを思い止まらせる又は抑止する器具に関し、加害者がそのようにする場合、本発明は、加害者の識別及び認識を助ける。
 本発明は、子供の誘拐、暴行、レイプ及びこれに類した犯罪を防止するのに特に有用である。ガルアップポール(Gallup Poll )によれば、130万人以上の子供が1995年において性的暴行を受け、全てのレイプ被害者のほぼ50%は、18歳以下であり、29%は、12〜17歳であり、15%は12歳以下である。米国司法省は、州の刑務所に入っている全ての性犯罪者のほぼ2/3が子供をレイプしたことを理由として入っていると推定している。本発明の器具は、これらの数を劇的に減少させることができる可能性がある。
 最も一般的には、攻撃に対する防御は、ナイフ、銃及びMACEキャニスタのようなアイテムを含む。銃は通常許可及び訓練を必要とするが、MACEキャニスタは、かさばっていて、袋に入れて持ち運ぶ必要があり、従って、突然の攻撃の場合に被害者の容易に手に届く範囲には無い。これら欠点に打ち勝つ方法として、多くの個人用セキュリティ器具が開発された。
 米国特許第6,281,800号明細書は、犯罪場面に注意を引きつける音声警報を出す個人用セキュリティバックパックを開示している。このユニットは、肩ストラップに取り付けられた電源スイッチを備えたバックパックの別個の部分内に隠された状態で保管されている。この器具は、その意図した目的を達成することができるが、加害者は、電源スイッチを容易に使用不能にすることができ被害者は守られていない状態になる。
 米国特許第4,511,062号明細書は、加害者の攻撃を抑止する方法として袋又はホルスタに入れて持ち運ぶ必要のある加圧ガスのかさばったキャニスタを利用する。この器具は、被害者が器具を正しく動作させてその狙いを付けるのに十分落ち着いた状態に無いときに被害者による正確な狙い付けを必要とする。さらに、この発明は、防衛の主な手段として催涙ガスを用いる。大人はこの器具を安全に取り扱うことができるが、一般の子供は、自分自身又は他の人に危害を生じさせる可能性が高い。
 米国特許第4,241,850号明細書は、大掛かりな弁装置及び流体が貯蔵された複雑なキャニスタを利用している。この器具は、ユーザによる注意深い狙い付け及び作動を必要とし、従って、突然の攻撃状況では、ほとんど役立たない。
 米国特許第4,716,402号明細書は、個人用警報、キャニスタ化学物質スプレーシステム、侵入検出器、煙検出器及び動作検出器の複雑な組合せを記載している。複雑な機構及びコストは、このシステムの主な欠点である。
 米国特許第6,052,051号明細書は、上記と同様、大電力を消費する白熱ランプ、警報システムを遠隔地で作動させる制御機構及び加害者に届くよう注意深く狙いを付ける必要のある化学推進剤の加圧容器を組み合わせている。このシステムのサイズ及びコストは、その大きな欠点である。
 米国特許第4,449,474号明細書は、作動時に不快な臭いの付いたガスを放出すると共に鋭い音を出す2部品構成の入れ子式ハウジング内に収納された2部品構成のエアゾールキャニスタを記載している。この器具は、キーリングと組み合わされる。この場合も又、サイズ、複雑さ及びコストがこの器具の主な欠点である。
 米国特許第4,837,559号明細書は、音声警報とビデオ警報を組み合わせた器具を開示している。この器具は、着用者が意図的にセキュリティ装置を自分から外し、これを地面上に投げる必要がある。これは、力の強い加害者と対決している場合達成するのが困難な場合がある。
 米国特許第5,903,219号明細書も又、音声警報と光警報を生じさせる複雑なハードウェアを利用している。
 米国特許第5,629,679号明細書は、有毒化学物質、音声警報及び光警報を組み合わせた器具を開示しているが、これらは、加害者に注意深く狙いを付ける必要がある。この場合も又、この器具の複雑さ及びコストがその主要な欠点である。
 米国特許第5,893,483号明細書も同様に、加害者を光ビームで照らし、サイレンを鳴らし、最終的に加害者に抑止用化学物質をスプレーするためには装置を注意深く狙い付けする必要がある。
 米国特許第3,832,705号明細書は、音声警報に限定され、加害者に永続的な印を付けることが無く、従って、有用性が非常に制限された器具を記載している。
 米国特許第3,825,833号明細書も同様に、警報を作動させるには押す動作、回す動作又は捻る動作を必要とする音声警報器具を開示している。これは、突然の攻撃の場合にその有用性を制限する。
 上述した理由のため、効果的であり、どんな状況下でも使用しやすく、且つ費用効果に優れた個人用防衛システムが要望されている。本明細書に記載した本発明は、かかる要件を満足する。
 本発明の目的及び利点は、加害者の攻撃を抑止すると共に識別及び認識プロセスを助けることができる器具に関する本発明によって達成される。しばしば1個の宝石に似ていて、被害者及び加害者に印を付けることができる物質を収容した単純な器具が、被害者によって着用される。被害者は、いったん攻撃を受けると器具に穴を開け、識別物質を自分自身及び加害者に付着させ、或いは、器具は、格闘中に壊れて開く。被害者及び加害者に付着していることが判明した物質の比較により、2人の間の関係が分かるようになり、加害者の積極的な識別が助長される。識別物質(このうちの幾つかは、強力な臭いを有し又は後に永続的な汚れを残す)の存在により、加害者が心を変えてリスクを犯すよりも被害者をあきらめる見込みがある。
 変形例として、識別物質に加えて、器具は、研磨性表面又は刃身を用いることにより加害者及び被害者の組織、皮膚、体液、骨又は毛のサンプルを収集することができる多くの小形機械的器具を更に有する。格闘中、小形器具は、加害者の皮膚と被害者の皮膚との間に押し込まれる。小形器具に及ぼした圧力により、小形器具は、加害者及び被害者の組織に切れ込む。次に、採取された組織は、器具の貯蔵チャンバ内に貯蔵される。切断ツールにより生じる痛みと組み合わされた格闘それ自体により、加害者は、攻撃を止める場合がある。その後、貯蔵されたサンプルは、分析され、加害者を識別する一層の助けとなる。さらに、機械的器具のうちの幾つかは、攻撃に続く容易な識別を可能にする一義的な識別コードを有する場合がある。加害者の皮膚を穿刺するこの種の器具の別の形態も又、被害者及び加害者の容易な識別を可能にする高周波識別装置を採用している。
 本明細書に開示する別の方式は、識別物質に加えて、音声源及び(又は)光源を有する器具を含む。音声源及び光源を収容したエンクロージャを開くと、この中に入っている物質が上述したように広げられる。これら源を作動させると、助けを求める予め記録された次第に変わる呼び声が音声源から聞こえる。これは、加害者の攻撃を抑止し、被害者の助けとなるよう付近の人に警告を出す。同様に、光源が設けられていることによっても、加害者に警報が出され、加害者が攻撃を止める場合がある。
 誘拐後の問題を解決するため、別の器具が設計された。この器具は、光源と切断ツールの組合せを有している。光源は、暗いところ、例えば、車のトランクの中に入れられた被害者が切断ツールを利用してトランクの掛け金器具を切断して逃げようとするのに役立つ。
 同一器具におけるこれら全ての援助手段の組合せも又可能であり、攻撃中又はその後に被害者が加害者から逃げる機会を実質的に増やすことになろう。
 上記に鑑みて、本発明の目的は、加害者の攻撃を抑止すると共にその識別及び認識を助ける器具を提供することにある。
 本発明の別の目的は、加害者の識別及び認識に必要な物質を収容した器具を提供することにある。
 本発明の別の目的は、加害者及び被害者にかかる物質を付けることができるようにすることにある。
 本発明の更に別の目的は、加害者に付けられる一意的又は永続的な識別マークを提供することにある。
 本発明の更に別の目的は、加害者の識別及び認識を助ける加害者の組織、皮膚、体液、毛又は骨物質のサンプルを収集する器具を提供することにある。
 本発明の別の目的は、被害者が助けを求める予め録音されたメッセージを持つ音声源を用いると同時に識別化学物質を加害者に付けることができるようにすることにある。
 本発明の別の目的は、被害者への加害者の攻撃を抑止するのを助ける光源及び被害者が逃げるのを助けるツールを提供することにある。
 本発明の更に別の目的は、加害者の攻撃を抑止するのに役立つ光源及び被害者が逃げるのを助けるツールと組み合わせて組織、皮膚、体液、骨及び毛サンプラを被害者に提供することにある。
 本発明の更に別の目的は、製造し易くコストが低い器具を提供することにある。
 本発明の上記目的及び利点並びに他の目的及び利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面を参照すると明らかになろう。
 最も基本的な実施形態では、犯罪防止システムは、容器から放出されて加害者及び被害者に塗布され又は広がる証拠物質を収容し、又は容器漏れ指示材料として役立つ容器を用いている。証拠物質を加害者に付けるのは、加害者がそれ以上の攻撃を抑止するのに十分な場合がある。変形例として、加害者及び被害者に付着して残っている証拠物質を分析して互いに比較し、それにより加害者を識別することができる。証拠物質の以下の一覧表示は、証拠物質を単独で又は組み合わせて使用する場合にはどのような場合でも本発明の実施形態の全てに当てはまり、フォーム、粒、流体、固体、粉末、気体、半固体又はこれらの組合せであるのがよく、同一用途に透明又は不透明、臭いがある又は臭いが無い、そして異種又は同種の物質を用いることができる。これと同様に、容器に言及する場合には、天然又は人工の材料から製造された容器を意味し、かかる材料としては、プラスチック、金属、鋼、セラミック、石、アルミニウム、木、ガラス、紙、ゴム、結晶、箔、ガラス繊維、吸収材料、任意の組織研磨材料、材料の組合せ等が挙げられ、又容器は、不透明又は透明であってよく、用いられる証拠物質を収容するのに適した形状のものであるのがよく、そして容器には警告文字又は警告ラベルが付けられてもよく、又は付けられていなくてもよい。警告を用いる場合、これは、“Stop”、“Poison”、“Electrical Hazard ”、又はこれらと同義の記号、骸骨記号、反射性の高い表面又は注意を引くことができる任意のディスプレイの形態をしているのがよい。これと同様に、本明細書に記載した特定の実施形態は、証拠物質を用い又は用いないで利用できるが、証拠物質のあることは、これが良好な抑止手段として役立つと共に加害者を捕まえるのを助けるので好ましい。
 証拠物質としては、粒子、フォーム、粒、固体、液体、粉末、気体又は半固体が挙げられる。すなわち、証拠物質としては、市販の消えるインク、例えば、チモールフタレインとエタノールの混合物、ヨウ素、ペリレン、アントラセン、インク、スポンジ、磨きパッド、吸収材料、皿洗い用石鹸により生じた気泡、パインタール、オレンジチョーク粉末、臭素ガス、アロエ、市販のゼリー、鉱物油、臭いを発生させる物質、レモンオイル入り水、コーヒーオイル、ココナッツオイル、パイナップル抽出液、自動車用油、アルコール、基剤、油、グリース、自動車グリース、エポキシ、グルー、シリコンセメント、ペパーミントオイル、スペアミントオイル、加圧下に保持された粒子、水、スプリットグラム、複素環式化合物ルミノ(lumino)と過酸化水素の混合物、不活性物質、磨きパッド材料、釣り糸セグメント又はこれに類似した材料入りの水、金属、セラミック、プラスチック、ガラス又は木、皿洗い用石鹸、市販の水なしハンドクリーナ、スチールウール、スコッチブライト、光ファイバセグメント、フォーム、燐、シリコングルー、寸法形状が同一又は種々の寸法形状の組合せの光輝顔料粒子、ワイヤのセグメント、独特のパターンが作られた材料セグメント、ストリング、放射性物質、ポロニウム、スプリットグラム接着剤、シリコングルー、ビスフェノールとエピクロロヒドリンの重合により形成されるエポキシ樹脂、デオキシリボ核酸(DNA)、ヒト免疫不全ウィルス(HIV)、小ポックスウィルス、ウルシオール、燐光物質がドープされ、導体が取り付けられた機能性半導体デバイス、ヘンナ染料、ポイズンオーク、金属メッシュワイヤ、プラスチックメッシュ、ポイズンアイビー、アルコール、基剤、乾燥状態の血液又は容器内に入れられた血液、臭素ガス、混合時に破裂するセシウム入りの水、水銀、シアン化物、ペントバルビタールとナトリウム系ペントタールの混合物、エポキシ樹脂、漸変組成比のビスフェノールAとエピクロロヒドリンの重合により形成されるエポキシ樹脂、暗光に当てられるとフルオレシング青色を生じるペリレン、暗光に当てられるとフルオレシング紫外色を生じるアントラシン、オレオレシンカプシウム(催涙ガス)、および酸の、粒子、フォーム、粒、固体、液体、粉末、気体又は半固体が挙げられる。
 光源としては、燐、過酸化水素と複素環式化合物ルミノ(lumino)の混合物、又は市販の光源、例えば光スティック、4gの炭酸ナトリウム、0.2gのルミノール、0.5gの炭酸アンモニウム及び0.4gの五水和銅(copper pentahydrate )の混合物及び50mlの3%過酸化水素と1リットルの水の混合物とを混ぜた1リットルの水が挙げられる。
 固体、気体、半固体、粉末、粒子、フォーム、粒、液体、ガスの形態又は容易に利用できるものであればどのような形態でも全ての物質を利用できる。証拠物質の製造業者は、処方を変えて証拠物質と非反応性であって、加害者を捕まえるのを助ける特定のマーカを挿入することができる。これと同様に、物質は又、製造された各器具の永続的な履歴及び最終的な購入者までの追跡性の保存を可能にする製造業者の器具登録手続きを含む。永続的な汚れを後に残す物質の場合、この物質を器具製造業者の監視下にある製造販売の独占権をもつプロセスで製造されたリムーバによってのみ除去できる。
 更に、捕まえるのを助けるため、被害者によって用いられた証拠物質のサンプルと同一の証拠物質のサンプルを、被害者と知り合いである人によって保持される場合があり、例えば、子供の場合、両親は同一容器を家に保管する。嫌疑者に付着した状態で又はその付近、或いは攻撃又は暴行が行われた場所で見られる証拠物質と、その他の人によって保持されている証拠物質を比較することにより、実際の加害者を識別しやすくなる。
 図1は、容器10及びこの中に封入された証拠物質14を示し、この容器10は、これを形成するよう互いに連結される部分12,13を有するカプセルの形態をしている。部分12,13を互いに分離すると、証拠物質14が放出される。すると、証拠物質14は、被害者自体及び加害者に付着し、この証拠物質は、格闘の最中に塗り広げられる。
 図1の実施形態の変形例が図2に示されており、図2では、容器20は、バンド22の内側に保持された証拠物質24を有している。バンド22を破断することにより物質24が放出され、すると、この物質は、被害者及び加害者に塗布される。バンド22は、リング、手首バンド又は人の腕、指、手首、つま先、首回りに着用されるのに適した任意の物品であってよく、このバンドは、代表的にはプラスチック又は他の壊れ易い材料で作られる。
 図2Bは、エンクロージャ28及びエンクロージャ28内に収納された証拠物質29を有する容器26を示している。エンクロージャ28を破断させると、物質29が放出され、この物質は次に被害者及び加害者に塗布される。代表的なエンクロージャ28は、棒状の石鹸である。
 図3では、包帯の形態をした容器30が、ストリップ32,34及び証拠物質38を含浸させた中央部分36を有している。部分34を剥がして離すことにより、証拠物質38が露出され、この証拠物質は次に、被害者及び加害者に塗布される。
 図4は、外壁42を備えた第1のエンクロージャ41、エンクロージャ41内に封入されたインジケータ物質43、第2のエンクロージャ44、エンクロージャ44内に封入された第1の証拠物質47及び第2の証拠物質49の入った第3のエンクロージャ48を有するマルチチャンバ容器40を示している。物質47,49は、同種であっても異種であってもよく、一方は、汚れを生じさせる物質であり、他方は臭いを生じさせる物質であるのがよい。漏れ指示物質43は、証拠物質エンクロージャ40の健全性又は一体性の点検を可能にし、これは代表的には透明な液体である。変形例として、漏れ指示物質43は、釣り糸セグメント、この釣り糸セグメント内に分散して設けられていて、加害者に付着し、加害者を抑止し、そして加害者識別プロセスを助ける光ファイバケーブルセグメント又はこれに類似した物質を有する。漏れ指示物質43は、固体、半固体、流体、粉末、水又は気体の形態をし、不透明であっても透明であってもよく、着色状態であっても無色の状態であってもよい。
 エンクロージャ41は、紙、ガラス、ゴム、箔、スチロフォーム、金属又はこれらの組合せ、或いは任意適当な他の物質又はこれらの組合せで作られたものであってよい。エンクロージャ41は又、透明なプラスチックポリエチレンテレフタレート、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンのものであってよく、或いは、エンクロージャ41は、エンクロージャ41の外側シール42に模様を付けることにより幾分不透明に作られたものであってもよい。証拠物質エンクロージャ40を押し潰すことにより、エンクロージャ41,44,48は、破断して物質43,47,49を放出する。エンクロージャ41の外側シール42は、エンクロージャ44,48のシールよりも強固であるのがよい。エンクロージャ41,44,48を破断させた後、証拠物質47,49及び漏れ指示物質43は、被害者及び加害者に塗布され、加害者の攻撃を抑止すると共に加害者のあとで行われる識別を助ける。本発明の一実施形態では、エンクロージャ41は、証拠物質を収容し、エンクロージャ44は水を収容し、エンクロージャ48は空である。
 図5は、圧力を加えた後内容物を放出する容器50を示している。容器50は、管本体51、管端部52,53、証拠物質ホルダ54及び証拠物質55を有している。管本体51及び証拠物質ホルダ54は、任意の軟質物質で作られていて、この軟質物質は、箇所56のところに力が加えられると、ホルダ54を潰し、証拠物質55が外に流れ出し、それにより、被害者及び加害者に付着する。変形例として、ホルダ54は、図5Bに示すように2つのチャンバから成るユニットであってもよく、この場合、57で示す部分が第1のチャンバであり、58で示す部分が第2のチャンバである。一方のチャンバは、水を収容し、他方のチャンバは、セシウムを収容するのがよい。圧力を加えると、チャンバ57,58が破断され、セシウムと水の混合物から生じる反応が、証拠物質を外へ迅速に推進する。
 容器の別の実施形態が図6に示されており、図6では、符号60で示す部分は、突き刺し作動式の証拠物質エンクロージャであり、このエンクロージャは、管本体61、閉鎖端部62、開口端部63、証拠物質ホルダ64、証拠物質65、突き刺しツール66、突き刺し先端部67、指挿入部分68及びホルダ64の支持構造部材69を有している。指Aを部分68を介して突き刺しツール66に当てると、突き刺し先端部67は、証拠物質ホルダ64を突き通し、証拠物質65は、端部63を介して外方に広がって被害者及び加害者に付着することになる。証拠物質ホルダは、突き刺しが容易な材料ならば任意のもので作られたものであってよい。
 図7は、管72、螺着ネック76、キャップ74及び証拠物質78を有する練り歯磨き管70の形態をした容器の実施形態を示している。物質78を搾り出すには、キャップ74を取り外し、圧力を管72に加え、それにより物質を被害者及び加害者に塗布する。
 皮膚のかさぶた、皮膚のしみ、生まれつきのあざ、皮膚の発疹又は人の皮膚の形態をしていて、証拠物質を隠すこともできる容器が、図8に示されている。容器80は、外側本体82及び証拠物質ホルダ84を有している。容器80が皮膚のかさぶたである場合、外側本体82は、傷ついた皮膚又は凝固した血液に似たものである。容器80が皮膚のしみ、皮膚の発疹、人の皮膚、生まれつきのあざである場合、本体82の外観は、かかる外観を反映したものである。当業者であれば、適当な外観を容易に選択できよう。
 次に、図8の正面図である図9を参照すると、容器90は、装用者を関連の証拠物質で攻撃から保護する保護層94、側壁92及び頂部層98を更に有している。証拠物質96を放出するのに、頂部層98を除去し、すると、物質96は加害者に付着する。容器90は、用いられる証拠物質が人の皮膚又は骨に有害でなければ、保護層94を有する必要はない。保護層94を再使用するには、接着剤を皮膚と接着する面に施すのがよい。
 図10は、証拠物質104を収容し、指106の上で滑る指サック102の形態をした容器100を示す図である。圧力を指サック102に加え、又は指サック102を取り外すことにより、物質104が露出されて関わりのある人に付着する。指サック102は、壊し易い任意の材料で作られたものであるのがよい。
 腕時計タイプの容器が腕時計110として図11に示されており、この腕時計形容器110は、腕時計本体112、腕時計バンド116,118、証拠物質ホルダ114及び証拠物質113を有している。証拠物質ホルダ114は、圧力がホルダ114に加えられると物質113を容易に放出することができる軟質材料で作られている。すると、証拠物質113は、被害者及び加害者に付着して広がる。
 図12は、イヤリング本体122、証拠物質ホルダ124及び証拠物質126を有するイヤリング形容器120を示している。圧力をホルダ124に加えると、物質126が放出され、関わりのある人に付着して広がる。ホルダ124は、壊れ易い任意の材料で作られている。
 容器の別の実施形態がネックレス130として図13に示されており、このネックレス形容器130は、ネックレス本体132、クラスプ134、証拠物質ホルダ136及び証拠物質138を有している。圧力をホルダ136に加えると、物質138が放出され、関連のある人に付着する。ホルダ136は、壊れ易い任意の材料で作られている。
 図14は、ねじりラッパー(包装材)142及びこの中に入れられた証拠物質144を有するラッパータイプの容器140を示している。ラッパー142を開くと、物質144が放出され、これを被害者及び加害者に付着させることができる。同様に、ラッパーに代えて、容器140は、プラスチック、紙又はこれに類似した材料で作られたバッグ(開口状態又は再封止可能)であってもよく、容器140は、袋であってもよい。
 図15では、容器は、ネクタイ150の形態をしており、このネクタイ形容器は、ネクタイ本体152、証拠物質ホルダ154及び証拠物質156を有している。圧力をホルダ154に加えると、物質156が放出され、関連のある人に付着する。ホルダ154は、壊れ易い任意の材料で作られている。
 図16は、バッジ又はブローチとして形作られた容器を示す図であり、バッジ又はブローチ160は、本体162、証拠物質ホルダ164及び証拠物質166を有している。圧力をホルダ164に加えると、物質166が放出され、関連のある人に付着する。ホルダ164は、壊れ易い任意の材料で作られている。
 図17では、ピン170が容器である。ピン170は、ピン本体172、証拠物質174、ピンスタッド176及びクラスプ178を有している。圧力をピン本体172に加えると、物質174が放出され、関連のある人に付着する。ピン本体172は、壊れ易い任意の材料で作られている。
 図18は、圧力作動式容器の正面図であり、容器180は、ベース181、証拠物質エンクロージャ182、圧力プレート183、切断ツール184,185,186、証拠物質187及び取付け器具188を有している。力を圧力プレート183に加えると、証拠物質エンクロージャ182が、切断ツール184,185,186に向かって広がり、これらツールは、エンクロージャ182を切断開放させる。切断作用により、証拠物質187が瞬時に被害者、加害者及び周囲のものに付着する。証拠物質エンクロージャ182は、更に空気加圧式のものであるのがよく、証拠物質187を広い領域にわたって塗布する。エンクロージャ182は、壊れ易い任意の材料で作られている。取付け器具188は、容器180を被害者としての人に取り付けることができるベルトクリップ又は任意他の器具であってよい。
 図19には、容器190が示されており、この容器190は、本体191、蓋192、衝撃吸収材料193、光発生源194、証拠物質195及び取付け器具197を有している。衝撃吸収材料193は、光発生源194の時期尚早な作動を防止するのに必要である。緩衝作用を備えた本質的任意の材料、例えば、スポンジで間に合う。蓋192を開くと、光源194内に入っている化学物質が混じり合って光を生じさせるのに十分光源194が擾乱状態になる。市販の光源としては、例えば、燐、過酸化水素と複素環式化合物ルミノ(lumino)の混合物、又は市販の光源、例えば光スティック、4gの炭酸ナトリウム、0.2gのルミノール、0.5gの炭酸アンモニウム及び0.4gの五水和銅(copper pentahydrate)の混合物及び50mlの3%過酸化水素と1lの水の混合物とを混ぜた1lの水が挙げられる。所望ならば、更に圧力を手で光源194に加えると、化学物質の完全な混合を確保できる。光源194は、容器内のどこに位置してもよく、圧力をかかる光源に加えることによりこれを作動させることができる。蓋192をいったん取り外すと、被害者は証拠物質195を自分及び加害者に付けることができ、或いは、物質195は格闘中に広がる。取付け器具197は、容器190を被害者としての人に取り付けることができるベルトクリップ又は任意他の器具であってよい。
 図20は、図19の変形実施形態を示す図であり、この場合、容器200は、容器本体201、蓋202、電源203、光源204、絶縁体ツール205、切断ツール206、証拠物質207及び取付け器具208を有している。蓋202を容器本体201から分離し、ツール205が電源203と光源204との間でその定位置から引き離されると、光源204は電源203と接触することにより通電される。光源204は、電池式の又は太陽光線を利用した発光ダイオード(LED)又はレーザであるのがよい。蓋202をいったん取り外すと、被害者は証拠物質207を自分自身及び加害者に付け、又は物質207は、格闘中にそれ自体広がる。光源204は、加害者に対する警告として役立ち、或いは、誘拐の場合、加害者の周囲にあるものを探り出すのに用いることができる。切断ツール206は、ワイヤ、ケーブル、ロープ、トランク掛け金等を切断することにより被害者を自由にするのに用いられ、かかる切断ツールは、布、ロープ又は車の中家の中及びこれらと類似した場所の中に通常見受けられるアイテムを切断するのに十分な特性を持つ任意の金属材料、セラミック材料、プラスチック材料、ガラス材料又は他の材料で作られたものであるのがよい。容器本体201は、上述の構成部品を貯蔵できる任意の材料から作られる。取付け器具208は、容器200を被害者としての人に取り付けることができるベルトクリップ又は任意他の器具であってよい。
 図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図29、図30、図31、図32、図33、図34、図35、図36、図37、図38、図39、図41及び図45に示す実施形態は、証拠物質を用いても又は用いなくても使用できる。証拠物質を用いる場合、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図29、図30、図31、図32、図33、図34、図35、図38、図39及び図45に記載した器具は、多くのかかる器具を収容できる大形の壊れ易い容器内に入れられる。かかる容器の例が、図1、図2、図2B、図3、図4、図5、図5B、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19及び図20に示されている。
 図21は、管本体212及び研磨面214を有する管状組織、皮膚、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器210を示す図である。表面214は、加害者の組織、皮膚、骨、体液及び毛を取ってこれを管本体212内に入れる目的で研磨性である。多くの管状容器210が大形証拠物質容器内に入れられていて、被害者との格闘中に加害者と擦れ合う。このようにして管状容器210内に入れられたサンプルは、デオキシリボ核酸(DNA)鑑定又はこれに類似した分析により嫌疑者の逮捕に役立つ。容器を他の証拠物質を用い又は用いないで使用できる。容器210を、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料から製造できる。容器210の長さは代表的には、約1ミリメートル(mm)である。
 組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器の別の実施形態が図22にロッド220の形態で示されており、このロッド形容器は、ロッド本体222及び研磨面224,226を有している。研磨面224,226は、組織、皮膚、毛、体液又は骨サンプルを取り去ることができる。研磨面224,226は、例えばサンドペーパー、スコッチブライト(scotch-brite)、グリット、バフ磨き材料、磨きパッド材料、プラスチック及び金属メッシュ、セラミック及び金属粒子のような材料を有する。
 多くのロッド形容器220は、大形証拠物質容器内に入れられ、被害者との格闘中加害者と擦れ合う。ロッド形容器220に付着した組織、皮膚、骨、体液及び毛のサンプルは、DNA鑑定又はこれに類似した識別方法により嫌疑者を逮捕するのに役立つ。容器220は、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料で作られたものであってよく、代表的には長さが約1mmである。
 図23は、組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器230の別の実施形態を示す図であり、この容器230は、任意的に証拠物質244を含む管232、ブレード248を皮膚に押し付けると組織、皮膚、骨、体液及び毛のサンプルを採取する皮膚レピア234及びブレード246の助けを借りて皮膚に押し付けると、これ又組織、皮膚、骨、体液及び毛のサンプルを採取する皮膚スクーパ236)を有し、スクーパ236は、採取した組織、皮膚、骨、体液及び毛のサンプルを管232内へ導き、これらを器具の管232及び皮膚レピア234の領域内に貯蔵する。管232は、管232から見て証拠物質244の流出方向と反対側の方向に差し向けられた突起238の助けで収集したサンプルを保持する。管232は、採取されたサンプルが管232に入るときに証拠物質が流れ出るようにする証拠物質ブリード穴240及び証拠物質出口開口部242を更に有している。好ましくは、開口部242のサイズは、管232が収集したサンプルの大部分を保持するようなものである。管232内及びその外部に被害者及び加害者の組織、皮膚、骨、体液及び毛のサンプルが存在していることは、子供の誘拐犯及びその子供との関連性の識別に役立つことになろう。容器230は、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料で作られたものであってよく、代表的には長さが約1mmである。
 図24には、図23の切断ブレード(刃身)の詳細がアイテム300として示されている。ブレード300は、被害者及び加害者の皮膚に圧接する。ブレード304,306は、管302に取り付けられていて、好ましくは、互いに約180°の間隔を置いて位置している。また、被害者308及び加害者310のそれぞれの皮膚表面も又示されている。ブレード304,306は襲われている間、皮膚308,310に押し付けられ、両者の組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルのうち幾分かを採取する。
 図25は、本体316、ブレード317,318、端面319,320、粗い仕上がりの端面319,320を備えたロッド状組織、骨、皮膚、体液及び毛サンプラの実施形態を示している。ブレード317,318は、人の皮膚に圧接し、幾分かの組織、皮膚、骨、体液又は毛サンプルを採取してこれらを保持し、そしてこれらサンプルをブレード317,318、端面319,320及びロッド316上に貯蔵する。サンプラ315は、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料で作られたものであってよく、代表的には長さが約1mmである。
 ロッド状組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器の別の実施形態が、図26にパノラマのような図で示されており、この場合、容器360は、ロッド362、好ましくは互いに約180°の間隔を置いて配置された切断ブレード364,366,368,370、サンプル貯蔵容積部372,374、突起376,377,378,379を有している。代表的には、ブレード364,366,368,370及び突起376,377,378,379は、コストを抑える目的で押出加工されるが、これらを機械加工してもよい。ブレード364,366,368,370は、加害者の体に圧接してサンプルを採取し、他方、突起376,377,378,379は、これらサンプルを貯蔵すると共に保持するのに役立つ。容器360は、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料で作られたものであってよく、代表的には長さが約1mmである。
 図27には、図26の器具の長さ方向に見た図が示されており、この場合、器具390は、ロッド部分398、薄刃394,396及びサンプル貯蔵空間392を有している。 図28は、管状組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器400の別の実施形態を示しており、この場合、符号402は、管本体を示し、サンプル貯蔵空間は404,410で示され、切断ブレードは406で示され符号408は突出した突起を示している。切断ブレード406,408は、加害者及び被害者の皮膚に押し付けられると、サンプルを採取する。貯蔵空間404,410は、収集したサンプルの良好な保持を行うためのスロットとして形付けられており、位置決めされた突出した突起408は、貯蔵空間404,410から見てサンプルの流出方向と反対の方向に差し向けられた状態で貯蔵空間404,410の両側に設けられている。容器400は、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料で作られたものであってよく、代表的には長さが約1mmである。
 図29には、サンプル貯蔵空間の細部420(図28のアイテム404,410)が示されており、この場合、尖った突起424,426を備えた貯蔵スロット422は、良好なサンプル保持のために垂直の貯蔵空間428の位置から遠ざかって一段と傾斜している。
 図30は、加害者及び被害者のサンプルを連続的に採取することができる組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器330を示す図である。容器330は、サンプルを管本体334内へ押し込むスクーパ332、サンプルを採取する切断ブレード336、突起338、証拠物質ブリードチャネル340及び好ましくは採取した代表的なサンプルよりも小さい証拠物質出口開口部342を有している。突起338は、採取したサンプルの逸出を阻止するよう管334から見て証拠物質の流出方向と反対に差し向けられている。この実施形態により、被害者及び加害者の皮膚サンプルを交互に且つほぼ同じ量採取できることが見込まれる。容器330は、金属、セラミック、プラスチック、石及び木を含む任意適当な材料で作られたものであってよく、代表的には長さが約1mmである。
 図31には、複数の管又はロッド状組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器を収容できるホルダ440が示されている。ホルダ440は、ホルダ本体442、管444及び好ましくは管444からの組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプルの流出を阻止するよう管444から見て証拠物質の流出方向と逆の方向に管444内に設けられた突起446を有している。加害者が被害者を掴むと、ホルダ440は、2つの皮膚表面相互間で押し潰され、組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプルを採取し、これらを管444の内側に貯蔵する。変形例として、管444に代えて図22又は図25のロッド状サンプラを用いてもよい。
 図32は、ホルダ本体462、ホルダ本体462を貫通して延びる管464、突起466、証拠物質出口開口部468及び証拠物質ブリード穴470を備えたホルダ460を示している。変形例として、管464に代えて図22又は図25のロッド状サンプラを用いてもよい。
 図33は、容器本体482、枝部484、本体482内に設けられた突起486及び枝部484に設けられた突起488を有する星形組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラ及び貯蔵容器480を示している。圧力を加害者と被害者の皮膚の間に及ぼすことにより、枝部484は、両者の組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプルを採取し、これらを突起486,488及び容器480全体で保持する。
 組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプラの実施形態の変形例が、図34にパノラマ図で示された毛サンプラである。この毛サンプラ500は、符号508のところで互いに連結されると共に、これら相互間の空間506が人の毛のサンプルを収容するのに十分な寸法のものになるまで折り重ねられた2つの表面502,504を有している。
 図35は、表面522および524、表面522および524の内面に設けられた尖った突起526及び表面524,522の外面に設けられた突起528,530を有する毛サンプラ500の側面図である。表面522,524が突起526,528,530を有することが必要不可欠であるという訳ではない。ただし、表面522,524が人の毛を引き抜き又は切断するのに十分研磨性であることを条件とする。毛サンプラ500は、被害者及び加害者の皮膚又は髪の毛と擦り合い、格闘中に及ぼされた圧力の結果としてサンプルを引き抜く。
 図36は、証拠物質が入れられた状態で又は入れられていない状態で用いることができる音声警告システムを示している。音声警告システム540は、剛性又は弾性材料のいずれかで構成された球体又は別の物品であるのがよい。システム540は、エンクロージャ542、音声源550、音声源550を制御するエレクトロニクス544、電池式又は太陽光電源546、絶縁体548及び証拠物質552を有している。被害者は、危険に陥ると、絶縁体548を引き抜き、かくして、電源546をエレクトロニクス544と接触させる。すると、エレクトロニクス544は、音声源550を作動させ、予め記録されたメッセージが流される。このメッセージとしては、警報、警察を呼んで欲しいとの依頼メッセージ、サイレン、助けを求める叫び、ホーン、ブザー、子供の泣き声、銃声、金切り声、犬の唸り声、犬の吠え声及び号砲が挙げられる。証拠物質が含まれる場合、被害者は、これを加害者の皮膚に塗り付け、又は、格闘中加害者に届くようにする。当業者であれば、エレクトロニクス及び電池を証拠物質から封止して保護する仕方を知っているであろう。任意の市販の音声源、エレクトロニクス及び電源で間に合う。
 多数の音声警告システムを収容できる音声警告システムの別の実施形態が図37に示されており、この場合、システム560は、エンクロージャ562、エンクロージャカバー564、解除ラッチ566、音声源エンクロージャ567、音声源572、音声制御エレクトロニクス568、電池又は太陽光電源570、エンクロージャ567を支持する圧縮ばね576,578、エンクロージャ562内に入れられた証拠物質579及び絶縁体580を有している。カバーを水平方向に押し又は解除ラッチ566を押すことによりカバー564を取り外すと、ばね576,578はエンクロージャ567を上方に押す。ばねの作用により、エンクロージャ567はその位置から押し出され、エンクロージャ562から突き出される。この動作により、エンクロージャ567は絶縁体580から離脱し、かくして、エレクトロニクス568を電源570に接触させ、従って音声源572を作動させ、予め記録されたメッセージを流す。このメッセージとしては、警報、警察を呼んで欲しいとの依頼メッセージ、サイレン、助けを求める叫び、ホーン、ブザー、子供の泣き声、銃声、金切り声、犬の唸り声、犬の吠え声及び号砲が挙げられる。システム560は有利には、手又は口でラッチ566を引くことにより迅速に解除可能に肩上に位置決めされたものであるのがよい。システム560を証拠物質567を用いて又は用いないで使用することができる。
 加害者を識別し、そしてその攻撃を抑止する別の方式が図38に示されており、この場合、証拠物質塗布器具600が、器具本体602及び本体602内に生じる形状604,606を有している。本体602は、リング、ワイヤ、プレート、ストリング、糸、長円形の物体、楕円形又は丸形の物体、又は任意の幾何学的形状であってよい。形状604,606は、任意の製造手段によって作られる。器具600を加害者の皮膚と被害者の皮膚との間で押すと、本体602に施されたパターンが、用いられている証拠物質と一緒に加害者に移着し、識別コードとして役立つ。
 器具600の別の実施形態が、識別コードを構成する形状及び組成を備えたセラミック部品の使用法から成る。別の実施形態は、パターンが刻印された玉軸受を採用している。一般に、識別コードは、発明の個々のユニット又は本発明の或る数のユニットにとって一意的である。識別コードを、用いられる材料の組成、形状又はこれらの組み合わせによって具体化できる。器具600を壊れ易い証拠物質容器内に多数封入できる。
 図39は、証拠物質を適用し、組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプルを収集する別の実施形態を示しており、この場合、器具620は、本体622及び本体622から出た尖った突起624を有している。格闘中、突起624に圧力を及ぼすと、印が加害者の皮膚及び被害者の皮膚に作られ、証拠物質を両者の皮膚に移着させ、そして組織、皮膚、骨、体液及び毛サンプルを器具620に移着させる。器具620は、任意適当な材料で作られたものであってよく、かかる器具を多数個証拠物質が入れられ又は入れられていない壊れ易い容器内に封入することができる。
 図40には、加害者の攻撃を抑止するために用いることができる光発生器具が示されている。器具640は、外側シェル642、混合及び漏れ検出チャンバ644及び光発生化学物質貯蔵チャンバ646,648,650を有している。どれほど多くの化学物質を用いるかに応じて任意の数の貯蔵チャンバを用いることができる。チャンバ644は、透明であり、他のチャンバからの漏れがあるかどうかについて点検するために用いられる。外側シェル640は、チャンバ646,648,650よりも強固である。これにより、ユーザは、シェル642を握り締めることによりチャンバ646,648,650の壁を壊し、外側シェル642の健全性を損なわないでチャンバ644内の光発生化学物質の混合を行うことができる。変形例として、市販の光発生器具を用いてもよい。
 図41は、容器本体702、容器カバー704、緩衝器(ショックアブソーバ)706、光源708、切断ツール710、電源712、光源714、電源716、音声エレクトロニクス718、音声源720及び証拠物質722を有する器具700を示している。カバー704を取り外すと、電池712,716は、それぞれ光源714及び音声エレクトロニクス718に接触する。光源716は、点灯し、音声源720は、既に記載したように予め記録されているメッセージを流す。光源708は、必要ならば動かし又は別途振ることにより通電される。切断ツール710は、必要ならば被害者が逃げることができるよう利用可能である。器具700を証拠物質722の有無を問わず使用できる。
 図42は、衣類片から成る容器を示し、この場合、容器740は、衣服748にゆるく取り付けられると共に証拠物質ホルダ744及び証拠物質746を覆った状態の布片742である。布742を引き剥がしてホルダ744に圧力を加えると、物質746が露出し、これを被害者及び加害者に塗布することができ、或いは、この物質746は、被害者及び加害者に付着する。容器740は、これと同様に、靴、頭の覆い又はこれに類似したアイテムにくっつけた状態で隠すことができる。
 図43は、図13のネックレス又は図2のブレスレット又はリストバンドに装着できる健康警告容器760の平面図である。容器760は、プレート762、証拠物質エンクロージャ764、容器760を、ネックレス、ブレスレット又はリストバンドに連結する取付け器具766,768、健康警告状態を示すレタリング(書入れ)770を有している。器具760を指相互間に保持し、圧力をレタリング770に加えることにより、証拠物質は、エンクロージャ764から逃げ出て被害者及び加害者に付着する。
 図44は、赤十字形容器800を示す図であり、この赤十字形容器は、赤色の十字802及び証拠物質エンクロージャ804を有し、エンクロージャ804は好ましくは、十字802の後部に設けられる。エンクロージャ804の領域内の十字802の両側に圧力を加えることにより、証拠物質は、エンクロージャ804から漏れ出て被害者及び加害者に付着する。
 図45は、一般に汚れた表面をクリーニングする際に用いられる磨きパッド容器820を示す図である。容器820は、多くの糸824で構成されたパッド822を有している。糸824は、組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを採取し、これを糸824上又はこれら相互間に貯蔵するのに十分研磨性である。容器820は、本明細書に記載したエンクロージャのうち任意の一つの中に用いられ、証拠物質の有無は問わない。
 図46は、組織、皮膚、骨、体液又は毛サンプルを採取して貯蔵する円形のツール830を示している。ツール830は、丸形本体832、組織、皮膚、骨、体液又は毛サンプルを貯蔵するキャビティ831、ツール表面から外方に延びていて、尖った先端836,838で終端するサンプル採取部分829、突起849、空気ブリード(抽気)チャネル840、識別コード834、高周波デバイス842、音声警告又は光警告、或いはこれらの組合せ846、及び保存料848を有している。最も基本的な実施形態では、ツール830は、被害者の皮膚と加害者の皮膚との間に配置される。2人の相互作用の間、各人の皮膚の何割かの部分が、サンプル採取部分829の尖った先端836,838の作用によって採取され、キャビティ831内へ差し向けられる。チャネル840により、空気が逃げ出ることができる。その目的は、容易なサンプルの導入を可能にすることにある。器具830が丸い形をしているので、この器具は、被害者と加害者との間で回ることができ、そしてサンプルを次々に採取でき、かくして、これら両方をキャビティ831内に貯蔵し、加害者を被害者に積極的に結びつける可能性を高める。貯蔵サンプルの性質を保存するため、保存料848を別途設けるのがよい。保存料848は、食塩水、例えば、乾燥状態のブライン又はこれに類似したものであるのがよい。音声又は光警報手段846又はこれら両方を別途設けることにより、加害者及び被害者への関心が一段と高められる。ツール832の表面も又、サンプルを一層良好に収集できるよう領域834内のように模様付けするのがよく、このツール表面は、特有の識別コード又は高周波識別デバイス842を有するのがよい。保持性を高めると共にサンプルの流出を最小限に抑えるため、突起をキャビティ831内に設けるのがよい。
 図47は、縁部836,838が深い皮膚穿刺を行い、従って良好なサンプル収集を行うよう尖っているサンプル収集領域829の細部を示している。
 図48は、空間866内に設けられたホルダ862上に器具830を収納した器具860を示している。取付けは、任意適当な手段で達成できる。器具830を取り外すことにより、音声及び(又は)光警告864が作動される。器具830の中には警報864を装備したものがあれば、装備していないものもある。また、空間866のうち幾分かは器具830で占められていないままであるのがよい。これにより、加害者は、無くなった器具830を探すので逃げるのが遅くなる。器具830は、加害者を一段と混乱させるために互いに異なる着色手順を採用するのがよい。
 図49は、音声及び(又は)光警告器具846を示している。器具846をホルダ862内でその定位置から動かすと、圧縮ばね876が絶縁体870を解除して押し出す。この作用により、電源874がエレクトロニクス872と接触し、それにより、音声及び(又は)光警告器具871が作動される。
 図50は、本明細書に記載した種々の器具、例えば、器具830上に配置できる互いに異なるタイプの識別コード880,882,864の配置状態を示している。この7×7マトリックス582の場合、莫大な数のユニークなコードの採用が可能である。当然のことながら、他の配置状態も可能である。
 図51は、証拠物質904を収容した容器902を示す容器900の側面図である。容器902は、細いネック状の延長部906を更に有し、この延長部906は、これよりも細い拡大部分908で終端している。容器902の壁を押すことにより、証拠物質904が開口部910を通って押し出されて加害者に付着する。これにより、加害者が意気消沈し、簡単に捕まって識別されることになる。
 図52は、器具910のヘルプ型の信号を示す図である。器具910は、器具本体912、スプール914及びスプール914への1本の巻き付け物916を有している。この巻き付け物は、ストリング、ワイヤ、リボン、ロープ、コード又はこれらの組合せ、或いは他の物質であってよい。その主な目的は、人が逮捕された後に注意を喚起することにある。代表的には、器具910は、動いている乗物の中で用いられ、その運動により、巻き付け物916が巻き出されて乗物それ自体を十分に越えて延びる。巻き付け物916は好ましくは、非常に明るく又は非常に反射性が高く、この巻き付け物は、他の人にはるかによく見える。加うるに、苦痛の言葉又は他の注意を惹きつけるディスプレイを採用するのがよい。見える機会を増やすため、巻き付け物の幾つかのセグメントを他のセグメントよりも弱く作るのがよい。これにより、セグメントが切れ、別の人に汚れが付いた場合、当局に報告される事象の機会が増える。
 この器具の別の実施形態が図53に示されており、この場合、器具920は、リボン916の端部のところ又はその近くに取り付けられた物品918を有している。これにより、リボン916が乗物の運動により生じる巻回を受けにくくなると共に多かれ少なかれ直線状に延びることができる。好ましくは、物品918は、音声発生器具、例えば、ホイッスルである。物品918を通る空気の運動により、この物品は、音を生じ、他の人が気付く可能性が一段と高くなる。
 図54は、本明細書に記載した容器のうち任意のものに入れることができる皮膚穿刺器具930の正面図であり、或いは、これは、スタンドアロン型器具であってもよい。この器具は通常、皮膚穿刺を容易にすることができる尖った頂点を持つ三角形932を有している。器具930は好ましくは、本明細書において上述した識別コード934を有する。独特の識別コードを設けることにより、加害者を識別するのが容易になる。
 皮膚穿刺器具の別の実施形態が、図55に示されており、この場合、器具940は、識別コード934に加えて高周波識別器具936を更に有している。高周波識別器具936が設けられていることにより、加害者や被害者が適正な電磁界を通過するときにはいつでも加害者又は被害者の存在を検知することができる。次に、器具936の識別結果が、ホストコンピュータに伝送され、ホストコンピュータはこれを処理して加害者及び被害者の存在場所を容易に突き止めることができる。
 高周波識別器具936は又、本明細書において記載したように皮膚、組織、骨、体液又は毛のサンプルを採取するツールのうち任意のもの上に、証拠物質を収容した容器のうち任意のものの中又は証拠物質それ自体の中に採用することができる。稼動中の高周波識別器具は、内部電池によって動力供給され、かかる内部電池により、この器具は、広い読み取り範囲を持つことができ、かくして、かかる器具を持っている人の容易な識別が可能になる。電気的に不活性な器具は、それ自体の電源を備えていないが、読み取り装置により生じる電力により動作する。これにより、これら器具には本質的に限度のない寿命が与えられるが、これらは、読み取り範囲が短いという欠点があり、かかる器具を所持した被害者又は加害者を検出することが困難である。
 図56は、皮膚、骨、組織、毛又は体液964を採取してこれらを保持するツールと電源957、電源スイッチ954、絶縁体956、駆動エレクトロニクス958、光警告960及び音声源962と組み合わせた本体952を有する器具950の正面図である。絶縁体956を取り外すことにより、電源スイッチは、接点を閉じて電源958をエレクトロニクス958に接続し、エレクトロニクスは、光源960及び音声源962を制御し、かくして、加害者及び被害者に注意を喚起する。当然のことながら、器具952を、音声源及び光源を用いないでそれ自体用いることができる。
 図57は、ロッド又は管状の形963の器具952の平面図960であり、皮膚、骨、組織、毛又は体液サンプルを貯蔵する部分966及び音声警告器具962を示している。サンプラは、被害者と加害者との間の器具952の運動の結果として採取される。
 図57Bは、サンプルを採取するのに用いられる部分965の詳細を示している。尖った先端967は、皮膚に穿刺し、そのサンプルを採取してこれらを部分966内へ差し向ける。次に、保持されたサンプルを用いて加害者及び被害者を識別することができる。
 図58は、少なくとも1つの器具952によって占められたホルダ972を用いる器具970を示す図である。器具952を突起974から取り外すことにより、スイッチ954が閉成し、電源957をエレクトロニクス958に接続し、このエレクトロニクスは、光源960及び音声源962を制御し、かくして、被害者及び加害者への注意を喚起する。
 接着剤の層を証拠物質の入った容器に付着させることによっても加害者の攻撃を抑止し、捕まえ、又は識別することができ、接着剤は、容器の破断強さよりも強固である。容器を引っ張ることにより、容器が壊れて証拠物質を放出してこれを被害者及び加害者に付着させる。
 変形例として、証拠物質の入った容器を器具の破断強さよりも強固なコネクタによって人に取り付けてもよい。器具を取り外そうとすると、器具が壊れ、証拠物質を被害者及び加害者に付着させる。
 別の方式では、幾つかの容器を器具の破断強度よりも強固な物質で互いに連結し、人に着用させるのがよい。接続物質を引くことにより、少なくとも1つの容器が壊れ、証拠物質が加害者及び被害者にくっつく。
 本発明をかなり詳細に説明したが、他の変形例を想到できる。したがって、特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲は、本明細書に記載された形態の説明には限定されない。
典型的なカプセル状容器の略図である。 バンド、リング、リストバンド、腕バンド、麦わら帽子、足首リング、ブレスレット状容器の略図である。 棒形石鹸状容器の略図である。 包帯状容器の略図である。 マルチチャンバ容器の略図である。 圧力作動式管状容器の略図である。 2チャンバ形証拠物質ホルダ 穿刺作動式管状容器の略図である。 練り歯磨きチューブ状容器の略図である。 生まれつきのあざ、皮膚のしみ、皮膚の発疹、人の皮膚又はかさぶた状容器の略図である。 かさぶた状容器の断面図である。 指サック状容器の略図である。 腕時計状容器の断面図である。 イヤリング状容器の側面図である。 ネックレス状容器の正面図である。 ラッパー状容器の正面図である。 ネクタイ状容器の正面図である。 バッジ又はブローチ状容器の正面図である。 ピン状容器の断面図である。 ベルトクリップを備えた圧力作動式容器の正面図である。 証拠物質及び光発生源を収容したジャー状容器の略図である。 電池式又は太陽光動作式光源及び切断ツール貯蔵容器の略図である。 管状の組織、皮膚、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器の斜視図である。 ロッド状の組織、皮膚、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器の正面図である。 管状の組織、皮膚、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器の別の実施形態の略図である。 管状容器に取り付けられたブレードの正面図である。 ブレード及び貯蔵能力を備えた管状容器の別の実施形態の正面図である。 ブレード及び貯蔵能力を備えた管状容器の簡単な実施形態のパノラマ図である。 図26の簡単な管状容器の長手方向正面図である。 図26のブレード及び貯蔵能力の詳細の正面図である。 傾斜した貯蔵スロットを備える管状組織、皮膚、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器の略図である。 採取したサンプルを順序付けできる管状組織、皮膚、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器の略図である。 複数のサンプラ及び貯蔵ユニットを収容できる容器の略図である。 器具を貫通して延びるサンプラを備えた図31の容器の略図である。 星形皮膚、組織、骨、毛及び体液サンプラ及び貯蔵容器の略図である。 毛サンプラのパノラマ図である。 毛サンプラの側面図である。 音声警告システムの略図である。 ばね作動式音声警告装置の略図である。 識別マーカ器具の略図である。 化学物質を加害者に注入できる組織、皮膚、骨及び毛サンプラの略図である。 光発生装置の略図である。 音声装置、組織、皮膚、骨及び毛サンプラ、光源及び切断ツールの略図である。 衣服パッチ状容器の略図である。 健康に注意を喚起する警告容器の略図である。 赤十字形容器の略図である。 磨きパッド状容器の略図である。 識別コード及び識別器具を備えた丸い形の物品の略図である。 図46のサンプル採取部分の詳細を示す図である。 多数のサンプラ及び貯蔵容器の位置を備えたホルダを示す図である。 定位置から取り出したときに作動する警報装置の略図である。 考えられる識別コードのマトリックスを示す図である。 証拠物質を放出するのに圧力を必要とする容器の略図である。 スプール及びリボンを備えた器具の略図である。 スプール、リボン及び物品が取り付けられた器具の略図である。 識別コードを備えた穿刺器具の略図である。 識別コード及び高周波装置を備えた穿刺器具の略図である。 サンプラ器具、音声警報装置及び光警報装置の組み合わせの正面図である。 図56の器具の平面図である。 サンプル採取法を示す詳細図である。 図56の多数の器具を収容する保持器具の略図である。
符号の説明
 10 容器
 12,14 部分
 16 証拠物質
 28 エンクロージャ

Claims (101)

  1.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける器具であって、少なくとも1つの証拠物質を有していることを特徴とする器具。
  2.  容器を更に有していることを特徴とする請求項1記載の器具。
  3.  少なくとも1つの証拠物質が、容器と結合していることを特徴とする請求項2記載の器具。
  4.  少なくとも1つの証拠物質が、容器内に入れられていることを特徴とする請求項2記載の器具。
  5.  容器は、開放又は部分開放容器であることを特徴とする請求項2記載の器具。
  6.  容器は、閉鎖容器であることを特徴とする請求項2記載の器具。
  7.  容器は、カプセル、バンド、リストバンド、包帯、ブレスレット、管、ロッド、磨きパッド、指サック、練り歯磨きの形をした容器、衣類片、健康状態警告装置、赤十字、棒形石鹸状容器、圧力容器、圧力作動式容器、圧力作動式容器としてのマルチチャンバカプセル、接着剤により作用が高められる容器、噛むことによって使える容器、穿刺することによって使える容器、宝石、イヤリング、腕時計、リング、ネックレス、ピン、タイ、ペン、ベルトのバックル、バッジ、腕バンド、麦わら帽子、足首リング、包み、生まれつきのあざ、袋、皮膚のしみ、皮膚のかさぶた、皮膚の発疹、人間の皮膚又は証拠物質を収容することができ、任意適当な材料で作られたアイテムを更に含むことを特徴とする請求項2記載の器具。
  8.  容器は、マルチチャンバ容器であることを特徴とする請求項2記載の器具。
  9.  容器は、プラスチック、スタイロフォーム、箔、紙、ゴム、結晶、石、ガラス、木、セラミック又は金属から成る材料で作られていることを特徴とする請求項2記載の器具。
  10.  プラスチックは、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及びスタイロフォームを更に含むことを特徴とする請求項9記載の器具。
  11.  プラスチックの表面は、模様付きであることを特徴とする請求項10記載の器具。
  12.  チャンバは、破断強さが互いに異なる壁で形成されていることを特徴とする請求項8記載の器具。
  13.  マルチチャンバ容器は、固体、半固体、流体、粉末、水又は気体から成る漏れがあったことを指示する材料で構成されていることを特徴とする請求項8記載の器具。
  14.  流体又は水は、不透明又は透明であることを特徴とする請求項13記載の器具。
  15.  流体又は水は、粒子、釣り糸セグメント及び光ファイバラインセグメントを構成していることを特徴とする請求項14記載の器具。
  16.  流体又は水は、着色され又は無色であることを特徴とする請求項13記載の器具。
  17.  皮膚のかさぶたと着用者との間には保護層が設けられていることを特徴とする請求項7記載の器具。
  18.  少なくとも1つの証拠物質は、液体、固体、気体、半固体、粒及び粉末材料を更に含むことを特徴とする請求項1記載の器具。
  19.  少なくとも1つの証拠物質は、互いに異種であることを特徴とする請求項1記載の器具。
  20.  容器は、再使用可能であることを特徴とする請求項2記載の器具。
  21.  少なくとも1つの証拠物質は、チモールフタレインとエタノールの混合物、ヨウ素、ペリレン、アントラセン、インク、皿洗い用石鹸により生じた気泡、パインタール、オレンジチョーク粉末、臭素ガス、レモンオイル入り水、コーヒーオイル、ココナッツオイル、パイナップル抽出液、アロエ、市販のゼリー、鉱物油、市販のハンドクリーナ、スコッチブライト、スチールウール、光ファイバセグメント、自動車用油、アルコール、基剤、油、グリース、自動車グリース、エポキシ、グルー、シリコンセメント、組織研磨材、磨きパッド、吸収材料、プラスチックメッシュ、金属メッシュ、ペパーミントオイル、スペアミントオイル、加圧下に保持された粒子、水、スプリットグラム、複素環式化合物ルミノ(lumino)と過酸化水素の混合物、不活性物質、レモンオイル入り水、釣り糸セグメント又はこれに類似した材料入りの水、光ファイバケーブルセグメント、金属、セラミック、プラスチック、ガラス又は木、皿洗い用石鹸、燐、シリコングルー、寸法形状が同一又は種々の寸法形状の組合せの光輝顔料粒子、ワイヤのセグメント、独特のパターンが作られた材料セグメント、ストリング、放射性物質、ポロニウム、スプリットグラム接着剤、シリコングルー、ビスフェノールとエピクロロヒドリンの重合により形成されるエポキシ樹脂、デオキシリボ核酸、ヒト免疫不全ウィルス、小ポックスウィルス、ウルシオール、燐光物質がドープされ、導体が取り付けられた機能性半導体デバイス、ヘンナ染料、ポイズンオーク、ポイズンアイビー、アルコール、基剤、乾燥状態の血液又は容器内に入れられた血液、臭素ガス、接触すると破裂するセシウム入り水、水銀、ペントバルビタールとナトリウム系ペントタールの混合物、エポキシ樹脂、漸変組成比のビスフェノールAとエピクロロヒドリンの重合により形成されるエポキシ樹脂、暗光に当てられるとフルオレシング青色を生じるペリレン、暗光に当てられるとフルオレシング紫外色を生じるアントラシン、オレオレシンカプシウム、酸、市販の光源及び4グラムの炭酸ナトリウム、0.2グラムのルミノール、0.5グラムの炭酸アンモニウム、1リットルの水に入った0.4グラムの五水和銅、1リットルの水に入った50ミリリットルの3%過酸化水素を含む混合物の、粒子、フォーム、粒、固体、液体、粉末、気体又は半固体を、個々に又はこれらの組合せ状態で更に含むことを特徴とする請求項1記載の器具。
  22.  粒子、フォーム、粒、粉末、固体、液体、半固体は、少なくとも1つの識別コードを更に含むことを特徴とする請求項21記載の器具。
  23.  少なくとも1つの証拠物質は、少なくとも1つの識別マーカを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の器具。
  24.  少なくとも1つの証拠物質は、識別マーカを含まないことを特徴とする請求項1記載の器具。
  25.  少なくとも1つの識別マーカは、リング、ワイヤ、プレート、ストリング、球、長円形物体、楕円形物体、糸、幾何学的形状、玉軸受、任意の材料に刻印されたパターン、鋼又はセラミック、漸変組成の材料で作られた物体、及び上述のマーカの組合せを含むことを特徴とする請求項23記載の器具。
  26.  少なくとも1つの識別マーカには更に、形、記号、数字及び文字のうち少なくとも1つの種類のパターンが形成されていることを特徴とする請求項23記載の器具。
  27.  少なくとも1つの証拠物質は、少なくとも1つの製造ロット番号により識別されることを特徴とする請求項1記載の器具。
  28.  少なくとも1つの証拠物質は、無臭であることを特徴とする請求項1記載の器具。
  29.  少なくとも1つの証拠物質の寿命は、期限付きであることを特徴とする請求項1記載の器具。
  30.  少なくとも1つの証拠物質は、製造された各器具の永続的な履歴の保守を可能にする製造業者の器具登録手続きを含むことを特徴とする請求項1記載の器具。
  31.  少なくとも1つの証拠物質は、器具製造業者の管理下にある製造販売の独占権をもつプロセスで製造されたリムーバによってのみ除去できることを特徴とする請求項1記載の器具。
  32.  容器は、第1及び第2のチャンバを更に有し、第1のチャンバと第2のチャンバとの間には空間が形成され、第1のチャンバは、少なくとも1つの証拠物質を収容し、前記空間は、水を収容し、第2のチャンバは、空であることを特徴とする請求項8記載の器具。
  33.  組織、皮膚、毛、骨又は体液のサンプルを採取して保持するツールを更に有していることを特徴とする請求項1又は2記載の器具。
  34.  器具は、少なくとも1つの証拠物質を含み、又は、証拠物質を含まないことを特徴とする請求項33記載の器具。
  35.  ツールは、コードを更に有していることを特徴とする請求項33記載の器具。
  36.  ツールは、第1の表面を構成する第1の端部及び第2の表面を構成する第2の端部を備えた管本体を有し、管本体は、内面、外面、第1の表面を構成する第1の端部及び第2の表面を構成する第2の端部を備えたロッド本体、形状が丸く、キャビティを構成し、外面を備えた物体、弧状空間を備えたツール、保持器具、内方に折り曲げられた端部を備えていて、内面及び外面を有する星の形をした物体、及び研磨内面及び外面を備えた折り重ね器具を有していることを特徴とする請求項33記載の器具。
  37.  ツールは、組織、皮膚、体液又は骨サンプルを採取して保持でき、ツールは、任意の研磨材料を更に有し、研磨材料としては、サンドペーパー、スコッチブライト、グリット、バフ磨き材料、磨きパッド、スチールウール、吸収材料、メッシュ、ワイヤ、セラミック及び金属粒子又は表面を更に有し、ツールの表面は、研磨性であり又は模様が付けられていることを特徴とする請求項34記載の器具。
  38.  ツールは、少なくとも1つのブレードを有していることを特徴とする請求項33記載の器具。
  39.  少なくとも1つのブレードは、互いに約180°の間隔を置いて位置した2つのブレードであることを特徴とする請求項38記載の器具。
  40.  少なくとも1つのブレードは、組織、皮膚、毛、体液及び骨貯蔵部分を更に有していることを特徴とする請求項38記載の器具。
  41.  組織、皮膚、毛、体液及び骨貯蔵部分は、鉛直線遠ざかると共にロッド及びロッド本体の軸線に向かって内方に傾斜していることを特徴とする請求項40記載の器具。
  42.  組織、皮膚、毛、体液及び骨貯蔵部分は、貯蔵部分の表面内に繋留されていて、前記表面から遠ざかると共に前記表面に対し90°以下の角度をなし、且つ貯蔵部分からの組織、皮膚、毛及び骨サンプルの流出方向と逆の方向に向いている突起を有していることを特徴とする請求項40記載の器具。
  43.  管及びロッドツールは、第1の端部のところに組織、皮膚、毛、体液及び骨採取手段を有すると共に第2の端部のところに組織、皮膚、毛、体液及び骨貯蔵手段を更に有していることを特徴とする請求項36記載の器具。
  44.  ツールは、その内面又はキャビティ内に繋留されていて、前記表面から遠ざかると共に前記表面に対し90°以下の角度をなし、ツールからの証拠物質の流出方向と逆の方向に向いている突起を更に有していることを特徴とする請求項36記載の器具。
  45.  ツールは、証拠物質ブリードチャネルを更に有していることを特徴とする請求項33記載の器具。
  46.  ツールは、第1の端部のところに設けられた証拠物質排出開口部を更に有し、前記開口部は、皮膚、骨、組織、体液及び毛サンプルの全てが排出開口部を通って証拠物質と共に出るのを阻止するよう寸法決めされていることを特徴とする請求項45記載の器具。
  47.  保持器具は、複数の管状容器又はロッド状容器を収容できることを特徴とする請求項36記載の器具。
  48.  折り重ね器具の研磨性内面は、少なくとも1つの突起を更に有していることを特徴とする請求項36記載の器具。
  49.  折り重ね器具の外面は、少なくとも1つの突起を更に有していることを特徴とする請求項36記載の器具。
  50.  星形物品は、組織、骨、毛又は皮膚のサンプルを採取できる尖った内方に折り曲げられた端部を有していることを特徴とする請求項36記載の器具。
  51.  組織、皮膚、毛、骨又は体液の性質を保存できる保存料を更に有していることを特徴とする請求項33記載の器具。
  52.  保存料は、塩を更に含むことを特徴とする請求項51記載の器具。
  53.  形状の丸い物品は、第1の端部及び第2の端部を備えた組織、皮膚、毛、骨又は体液保持部分を更に有し、第1の端部は、ツール表面に設けられた第1の開口部を構成し、保持部分は、第1の開口部から内方に延び、保持部分は、ツール内部に設けられたキャビティを構成し、第2の端部を備え、前記物品は、保持部分の第2の端部の領域からツール表面に設けられた別の開口部まで延びる空気ブリード部分と、第1の開口部の周囲の領域に設けられた第1の端部を有し、第1の開口部から外方に延びる組織、皮膚、毛、骨又は体液採取部分と、採取部分の第2の端部から延びると共に全体としてキャビティの方向に差し向けられた内部到達部分とを更に有していることを特徴とする請求項36記載の器具。
  54.  形状が丸い物品は、球形であることを特徴とする請求項53記載の器具。
  55.  容器は、任意の形状のものであって、証拠物質を含み、又は、証拠物質が含まれていないエンクロージャと、電池式の又は太陽光を利用した電源と、一定又は間欠音声源と、音声源を制御するエレクトロニクスと、エレクトロニクスと電源との間に設けられた絶縁体とを更に有し、絶縁体を取り外すことにより、エレクトロニクスは、電源に接触して音声源を作動させることができ、音源は、予め記録されたメッセージを流すことを特徴とする請求項2記載の器具。
  56.  一定又は間欠的光源を更に有し、光源は、音声源とは別個に作動され、又は、音声源と共有した手段により作動される光源により作動されることを特徴とする請求項55記載の器具。
  57.  エンクロージャは、硬質又は弾性物品であることを特徴とする請求項55記載の器具。
  58.  少なくとも1つの音声源及び少なくとも1つの光源は、エンクロージャの一方の表面のところに設けられた少なくとも1つのばねに取り付けられ、絶縁体は、エンクロージャの同一表面に取り付けられると共にエレクトロニクスを電源から絶縁するよう位置決めされており、エンクロージャは、少なくとも1つの音声源及び少なくとも1つの光源の端部のところに、ばねと接触した端部と実質的に反対側に設けられた取り外し可能な蓋を有し、取り外し可能な蓋は、少なくとも1つの音声源及び少なくとも1つの光源を少なくとも1つのばねに押し付け、取り外し可能な蓋を取り外すことにより、少なくとも1つの音声源及び少なくとも1つの光源は、少なくとも1つのばねから解放されると共に絶縁体が無い状態になり、絶縁体を取り外すことにより、エレクトロニクスと電源が互いに接触し、少なくとも1つの音声源及び少なくとも1つの光源を作動させ、少なくとも1つの音声源及び少なくとも1つの光源は、エンクロージャから突き出され、少なくとも1つの音声源は、予め記録されたメッセージを流すことを特徴とする請求項55又は56記載の器具。
  59.  少なくとも1つの音声源は、警報、警察を呼んで欲しいとの依頼、サイレン、助けを求める叫び、ホーン、ブザー、子供の泣き声、銃声、金切り声、犬の唸り声、犬の吠え声及び号砲を含む音声を発することを特徴とする請求項55又は58記載の器具。
  60.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける器具であって、組織、皮膚、毛、骨又は体液のサンプルを採取するツールを単独で、又は、音声源又は光源と組み合わせて有し、ツール、音声源及び光源は、ランダムに又はパターン化された配列状態で表面に着脱自在に連結されていることを特徴とする器具。
  61.  前記配列状態の位置のうち少なくとも1つは、占有されていないことを特徴とする請求項60記載の器具。
  62.  組織、皮膚、毛、骨又は体液のサンプルを採取して保持するツールは、目に見えないことを特徴とする請求項33記載の器具。
  63.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける器具であって、大気圧よりも高い又は低い圧力状態に保持された容器を有し、容器内には証拠物質が入っていることを特徴とする器具。
  64.  組織、皮膚、骨、流体及び毛のサンプルを採取して保持する少なくとも1つのツールを更に有していることを特徴とする請求項63記載の器具。
  65.  光発生化学物質を更に含み、光発生化学物質としては、燐、同一比率の複素環式化合物ルミノ(lumino)と過酸化水素の混合物、又は50ミリリットルの3%過酸化水素と1リットルの水の混合物と組み合わされた場合の4gの炭酸ナトリウム、0.2gのルミノール、0.5gの炭酸アンモニウム、0.4gの五水和銅(copper pentahydrate)及び1リットルの水を含む混合物が挙げられることを特徴とする請求項8記載の器具。
  66.  証拠物質は、力を加えることにより放出されることを特徴とする請求項2記載の器具。
  67.  容器は、スプレー容器であることを特徴とする請求項2記載の器具。
  68.  器具は、文字、符号、絵、番号、記号、反射面、警告記号、警告符号、警告文字、ラベル、注意書き及び他のディスプレイを個々に又は組み合わせて更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の器具。
  69.  底面及び頂面を備えた容器を更に有し、頂面と底面は互いに連結され、各表面の端部のところには第1の壁及び第2の壁が設けられ、前記容器は、その頂部に設けられた圧力加え面を更に有し、前記容器は、外方に且つ圧力加え面に圧力を加えると切断ツールの方向に拡張し、切断ツールは、容器を穿刺し、証拠物質を放出させることを特徴とする請求項2記載の器具。
  70.  延長部が取り付けられた取外し自在なカバーを更に有し、組織、皮膚、毛、骨又は体液サンプルを採取するツールを単独で又は音声源又は光源と組み合わせて更に有し、器具は、人の体に着脱自在に連結され、器具は、延長部に力を加えることにより作動され、その内容物の何割か又は全てを放出することを特徴とする請求項2記載の器具。
  71.  開口端部を備えると共に証拠物質を備え又は証拠物質を備えていない容器と、周囲が容器の開口端部に着脱自在に連結された第1の表面及び第2の表面を備えたカバーと、カバーの第1の表面に連結されていて、容器の内側に嵌まる衝撃吸収材料と、衝撃吸収材料に連結されていて、容器の内部に嵌まる光発生装置と、第1の端部がカバーの第1の表面に連結されていて、蓋から容器内へ遠ざかって延びる切断ツールと、カバーの第2の表面と結合した取付け器具とを更に有することを特徴とする請求項2記載の器具。
  72.  開口端部を備えていて、証拠物質を有し又は証拠物質を有しておらず、内側に折り曲げられた端部を備える管、ロッド、星状の器具又は研磨性内面及び外面を備えた折り重ね器具を備えた容器と、周囲が容器の開口端部に着脱自在に連結された第1の表面及び第2の表面を備えたカバーと、容器の内部に配置された電源及び光源と、カバーの第1の表面に連結されていて、カバーから容器内へ遠ざかって延び、電源と光源との間に嵌ってこれらを分離する絶縁体バーとを有し、カバーを取り外すと、絶縁体バーが電源と光源との間から取り外され、かくして、光源が通電され、第1の端部がカバーの第1の表面に連結されていて、蓋から容器内へ遠ざかって延びる切断ツールと、蓋の第2の表面と結合した取付け器具とを更に有することを特徴とする請求項2記載の器具。
  73.  同一の証拠物質が、被害者ではない人によって保持されることを特徴とする請求項1記載の器具。
  74.  証拠物質及び組織、皮膚、骨、体液及び毛のサンプルを採取して貯蔵するツールを更に有し、ツールは、第1の表面を構成する第1の端部及び第2の表面を構成する第2の端部を備えた管状本体と、第1の表面を構成する第1の端部及び第2の表面を構成する第2の端部を備えたロッド状本体と、皮膚、骨、毛、組織及び体液サンプルを採取して保持する少なくとも1つの刃身と、保持器具と、内側に折り曲げられた端部を備える星として形作られた物品と、内面、外面、音声源、光発生装置及び切断ツールを有する折り重ね器具とを有していることを特徴とする請求項69記載の器具。
  75.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける器具であって、自由端部及び取付け端部を備えた材料のセグメントと、スプールとを有し、材料のセグメントは、スプールの周りに配置されていることを特徴とする器具。
  76.  材料のセグメントは、ストリング、ワイヤ、リボン、ロープ、コード又はこれらの組合せを更に有していることを特徴とする請求項75記載の器具。
  77.  セグメントは、高い反射性を持つよう作られていることを特徴とする請求項75記載の器具。
  78.  セグメントは、明るい色を更に有していることを特徴とする請求項75記載の器具。
  79.  セグメントは、移動中の物品から押し出されている間に切れる部分及びそのままの部分を有していることを特徴とする請求項75記載の器具。
  80.  セグメントは、言葉又は他のディスプレイを更に有していることを特徴とする請求項75記載の器具。
  81.  言葉又は他のディスプレイは、困っている状態を伝えることを特徴とする請求項80記載の器具。
  82.  セグメントは、空気で作動される音声発生装置を更に有していることを特徴とする請求項75記載の器具。
  83.  セグメントは、物品を更に有し、物品は、セグメントの自由端部の近くに位置決めされていることを特徴とする請求項75記載の器具。
  84.  穿刺器具を更に有していることを特徴とする請求項1又は2記載の器具。
  85.  穿刺器具は、一義的な識別コードを更に有していることを特徴とする請求項84記載の器具。
  86.  高周波装置を更に有していることを特徴とする請求項1、2、33、75又は85記載の器具。
  87.  高周波識別装置を更に有していることを特徴とする請求項86記載の器具。
  88.  高周波識別装置は、電気的に活性であることを特徴とする請求項87記載の器具。
  89.  高周波識別装置は、電気的に不活性であることを特徴とする請求項87記載の器具。
  90.  弧状空間を備えたツールは、この中に設けられた弧状空間を更に構成し、空間は、ツール表面のところで始まり、ツール表面上に薄刃を形成し、円弧は、全体として内方に延びると共にその元々の箇所から見て反対側の方向に移動し、ツール中央に向かう傾向があり、円弧は、その中点に達し、次に、全体としてツール中央から遠ざかってツール表面に向かう方向に湾曲し、円弧の内方部分と協働して円の形を形成し、円弧は、ツール表面のところでその元の点から或る距離を置いて終端し、ツール表面のところに別の尖った箇所を形成することを特徴とする請求項36記載の器具。
  91.  ツールは、ロッドのように形作られていることを特徴とする請求項90記載の器具。
  92.  ツールは、管の形状をしていることを特徴とする請求項90記載の器具。
  93.  器具内に設けられた空間を更に有し、空間は、電気スイッチ、電気スイッチを開離状態に保つインサート、電源、音声源、光源及び音声源及び光源を作動させるエレクトロニクスを収容していることを特徴とする請求項90記載の器具。
  94.  器具は、表面に着脱自在に連結され、前記表面を備えた接点は、電気スイッチを開離状態に保つ突起を有し、器具を突起から離脱させると、電気スイッチ、音声源及び光源が作動することを特徴とする請求項93記載の器具。
  95.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、証拠物質を収容できる容器を製造する段階と、証拠物質を容器内に配置する段階と、保護されるべき人に証拠物質を収容した容器を装備させる段階と、圧力を容器に加え、容器を壊し、容器を引き裂き、容器を穿刺し、又は容器を開放して証拠物質を放出させる段階と、証拠物質を保護されるべき人及び加害者に塗布する段階とを有していることを特徴とする方法。
  96.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、証拠物質及び組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを採取し、サンプルを貯蔵できる器具を収容できる容器を製造する段階と、組織、皮膚、骨又は毛のサンプルを採取して貯蔵できる器具を製造する段階と、証拠物質及び組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを採取できる器具と容器を組み合わせる段階と、保護されるべき人に証拠物質及び組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを採取できる器具を収容した容器を装備させる段階と、圧力を容器に加え、容器を壊し、容器を引き裂き、容器を穿刺し、又は容器を開放して証拠物質を放出させる段階と、証拠物質を保護されるべき人及び加害者に塗り広げる段階と、皮膚、組織、骨、体液又は毛のサンプルを加害者及び保護されるべき人から採取する段階と、サンプルを組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを落として貯蔵できる器具内に貯蔵する段階とを有していることを特徴とする方法。
  97.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、光発生物質を収容できる漸変強度の壁を備えたマルチチャンバ容器を製造する段階と、光発生物質を容器の周囲チャンバ内に配置する段階と、容器の中央チャンバを空にしておく段階と、保護されるべき人に光発生物質を収容した容器を装備させる段階と、圧力を容器に加えて光発生物質が中央チャンバに到達してこの中で混じり合うようにする段階と、光を発生させる段階とを有していることを特徴とする方法。
  98.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、証拠物質及び組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを採取して貯蔵できる器具、電池又は太陽光を利用した電源と、音声源と、音声源を制御するエレクトロニクスと、エレクトロニクスと音声源との間に配置された絶縁体を収容できるエンクロージャを製造する段階を有し、音声源は、絶縁体を取り外すことにより作動され、前記方法は、保護されるべき人に、証拠物質及び組織、皮膚、骨、体液又は毛のサンプルを採取して貯蔵できる器具、電池又は太陽光を利用した電源と、音声源と、音声源を制御するエレクトロニクスと、エレクトロニクスと音声源との間に配置された絶縁体を収容するエンクロージャを装備させる段階を更に有し、音声源は、絶縁体を取り外すことにより作動され、前記方法は、エンクロージャの蓋を外し、それにより音声源を作動させる段階と、証拠物質を保護されるべき人及び加害者上で擦る段階とを更に有していることを特徴とする方法。
  99.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、証拠物質を収容できる容器を製造する段階と、証拠物質を容器内に配置する段階と、接着剤の層を容器に被着させる段階とを有し、接着剤の取付け強度は、容器の破壊強度よりも大きく、前記方法は、証拠物質を収容した容器を保護されるべき人に取り付ける段階と、容器を保護されるべき人から取り外し、それにより容器を壊して証拠物質を放出させる段階と、証拠物質を保護されるべき人及び加害者に塗り広げる段階とを有していることを特徴とする方法。
  100.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、証拠物質を収容できる容器を製造する段階と、証拠物質を容器内に配置する段階と、取付け器具を容器に取り付ける段階とを有し、取付け器具の強度は、容器の破壊強度よりも大きく、前記方法は、容器を保護されるべき人に取り付ける段階と、容器を保護されるべき人から取り外し、それにより容器を壊して証拠物質を放出させる段階と、証拠物質を保護されるべき人及び加害者に塗り広げる段階とを有していることを特徴とする方法。
  101.  加害者の攻撃を抑止すると共に加害者の識別を助ける方法であって、証拠物質を収容できる容器を製造する段階と、証拠物質を容器内に配置する段階と、取付け器具を容器に取り付ける段階とを有し、取付け器具の強度は、容器の破壊強度よりも大きく、前記方法は、少なくとも1つの容器を保護されるべき人に取り付ける段階と、少なくとも1つの容器をストランドコネクタで互いに連結する段階と、力をストランドコネクタに、それにより取付け器具に加える段階と、少なくとも1つの容器を壊し、証拠物質を放出させる段階と、証拠物質を保護されるべき人及び加害者に塗り広げる段階とを更に有していることを特徴とする方法。
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