JP2004125616A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力感度を低下させることなく、小型化をはかることができる半導体加速度センサの製造方法を提供する。
【解決手段】SOI基板1からなるフレーム2と、フレーム2内に配置された錘部3と、錘部3をフレーム2に吊り下げるように連結するビーム4とを備えてなる半導体加速度センサの製造方法であって、ドライエッチングによりSOI基板1の支持基板であるSi支持基板10側から中間酸化膜層であるSiO層11まで垂直に掘り込み掘込部相当箇所13を形成する工程と、ウエットエッチングにより掘込部相当箇所13の内壁を掘り込み掘込部14を形成するとともに、SiO層11近傍のコーナーに面取り部15を形成する工程とを備えてなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車、航空機及び家電製品に用いられる半導体加速度センサの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体加速度センサとしては、半導体基板からなるフレームと、フレーム内に配置された錘部と、錘部をフレームに吊り下げるように連結するビームとを備えてなり、錘部とフレームとビームとの境界部分の角を滑らかにしR出ししたものがある。
【0003】
この半導体加速度センサの製造方法は、例えば、KOH等によりシリコンウエハに対して異方性エッチングを行い、その後さらに等方性により上述の境界部分の角に対してR出しを行うものである(特許文献1参照)。
【0004】
この半導体加速度センサでは、異方性エッチングにより、切欠部の最下部の幅は、切欠部の最上部であるビームの幅よりも大きく、傾斜するように広がっている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭64−18063号公報(図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のような半導体加速度センサにおいては、半導体加速度センサのサイズを変えずにビームの幅を増加させる場合は、錘部の部分が相対的に減少することになるので、出力感度が低下するという問題点があった。
【0007】
また、半導体加速度センサでは、異方性エッチングにより、切欠部の最下部の幅は、切欠部の最上部であるビームの幅よりも大きく、傾斜するように広がっているので、錘部を効率的に形成することが難しく、小型化には不向きであるという問題点があった。
【0008】
本発明は上記問題点を改善するためになされたものであり、出力感度を低下させることなく、小型化をはかることができる半導体加速度センサの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の半導体加速度センサの製造方法は、図1、図2にその一例を示すように、SOI基板1からなるフレーム2と、フレーム2内に配置された錘部3と、錘部3をフレーム2に吊り下げるように連結するビーム4とを備えてなる半導体加速度センサの製造方法であって、ドライエッチングによりSOI基板1の支持基板(Si支持基板10)側から中間酸化膜層(SiO層11)まで垂直に掘り込み掘込部相当箇所13を形成する工程と、ウエットエッチングにより掘込部相当箇所13の内壁を掘り込み掘込部14を形成するとともに、中間酸化膜層(SiO層11)近傍のコーナーに面取り部15を形成する工程とを備えてなることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項2に記載の半導体加速度センサは、図5、図6にその一例を示すように、SOI基板1からなるフレーム2と、フレーム2内に配置された錘部3と、錘部3をフレーム2に吊り下げるように連結するビーム4とを備えてなる半導体加速度センサの製造方法であって、ドライエッチングによりSOI基板1の支持基板(Si支持基板10)側から中間酸化膜層(SiO層11)に至る前でSi層(10)が所望の量だけわずかに残るように垂直に掘り込み掘込部相当箇所13を形成する工程と、ウエットエッチングにより前記工程で残した支持基板(Si層10)を除去し、掘込部相当箇所13の内壁を掘り込み掘込部14を形成するとともに、中間酸化膜層(SiO層11)近傍でコーナーに面取り部15を形成する工程とを備えてなることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項3に記載の半導体加速度センサの製造方法は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ウエットエッチングが、異方性エッチングであることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項4に記載の半導体加速度センサの製造方法は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ウエットエッチングが、等方性エッチングであることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体加速度センサの製造工程を示す断面図であり、図2は、半導体加速度センサを示す説明図である。なお、図1は、図2におけるA−A断面に相当する箇所における断面図を示したものである。また、図2(a)は、半導体加速度センサの上面概略図であり、図2(b)は、断面図であるが、図2(a)では、図2(b)の上面の酸化膜5、窒化膜6の層を簡略のため省略して示している。
【0014】
第1実施形態における半導体加速度センサは、図2に示すように、半導体基板として例えばn型のSOI(silicon on insulator)基板1からなるフレーム2と、フレーム2内に配置された錘部3と、錘部3をフレーム2に吊り下げるように連結、例えば片持ち支持する例えば2本のビーム4とを備えてなる。なお、SOI基板1は、表面側であるSi活性層12と、中間酸化膜層であるSiO層11と、裏面層であるSi支持基板10から構成されている。
【0015】
以下に、第1実施形態における半導体加速度センサの製造工程を図1、図2に基づいて説明する。まず、SOI基板1の上下に、熱酸化によって酸化膜5を形成する。次に、例えばフォトリソ工程、エッチング工程により所望の箇所への窓(図示せず)開け、p型不純物注入、拡散工程を繰り返すことにより、歪みゲージとして利用する感応抵抗7と、配線として利用する拡散配線抵抗8とを形成する。
【0016】
次に、例えば減圧CVD法によりSOI基板の上下面の各酸化膜5に窒化膜6を形成し、フォトリソ工程、エッチング工程等により所望の箇所に電極パッドコンタクト用窓(図示せず)開けを行い、スパッタリング法により電極パッドとして用いる例えばAl−Si金属膜9を成膜した後、フォトリソ工程、エッチング工程等により所望の配線パターン(図示せず)を形成することで、図1(a)に示すように、SOI基板1の表面側(Si活性層12側)に感応抵抗7、拡散配線抵抗8、金属膜9等を形成する。
【0017】
次に、例えば、フォトリソ工程、エッチング工程により錘部3に相当する箇所下面の所望の箇所に窓(図示せず)開けを行い、図1(b)に示すように、ドライエッチング、例えばDRIE(ディープ リアクティブ イオン エッチング)によりSOI基板1のSi支持基板10側からSiO層11が露出するまで垂直に掘り込み掘込部相当箇所13を形成する。なお、通常のRIE(リアクティブ イオン エッチング)は、対象厚みが数千オングストロームであるが、DRIEは、ドライで深く掘るための手法であり、対象厚みが数十μm〜数百μmである。
【0018】
次に、図1(c)に示すように、ウエットエッチング、例えばTMAH(テトラメチルアンモニウムハイドロゲン)溶液等のアルカリ溶液を用いた異方性エッチングにより、垂直に形成した掘込部相当箇所13の内壁をSOI基板1と垂直方向である横方向に、例えば10μm程度エッチングすることにより掘込部14を形成し、掘込部14内壁とビーム4(図2(a)参照)に相当する箇所との間でSiO層近傍のコーナーに面取り部15を形成する。
【0019】
そして、フォトリソ工程、エッチング工程等により錘部3に相当する箇所上面の所望の箇所に窓(図示せず)開けを行い、TMAH等のアルカリ溶液を用いたSi活性層12の異方性ウエッチング、及びHF系溶液によるSiO層11のエッチング除去を行うことで、フレーム2と錘部3とを切り離し、図2に示すように、錘部3を吊り下げるように片持ち支持するビーム4(図2(a)参照)を形成する。
【0020】
かかる半導体加速度センサの製造方法においては、ドライエッチングによりSOI基板1のSi支持基板10側からSiO層11まで垂直に掘り込み掘込部相当箇所13を形成する工程と、ウエットエッチングにより掘込部相当箇所13の内壁を掘り込み掘込部14を形成するとともに、SiO層11近傍のコーナーに面取り部15を形成する工程とを備えてなるため、半導体加速度センサは、掘込部14内壁とビーム4との間でSiO層11近傍のコーナーに面取り部15を備えながらも、SOI基板1のSi支持基板10側からの掘り込みはSOI基板1に対して略垂直であるので、出力感度を低下させることなく、小型化がはかれる半導体加速度センサを製造することができる。
【0021】
また、ウエットエッチングを異方性エッチングとすることで、垂直であるSOI基板1のSi支持基板10側からの掘り込み面と常に一定角で、10μm程度の微小な面取り部15を備えた半導体加速度センサを製造することができる。
【0022】
次に、ウエットエッチングが等方性エッチングである実施形態を、本発明の第2実施形態として図3及び図4に基づいて説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る半導体加速度センサの製造工程を示す断面図であり、図4は、半導体加速度センサを示す断面図である。なお、第1実施形態との同一箇所には同一符号を付して、共通部分の説明は省略する。
【0023】
以下に、第2実施形態における半導体加速度センサの製造工程を図3、図4に基づいて説明する。なお、第2実施形態においては、半導体加速度センサの製造工程に示す図3(a)、(b)は、第1実施形態の各々図1(a)、(b)に示す工程と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0024】
次に、図3(b)に示す工程の後、図3(c)に示すように、ウエットエッチング、例えばHFとHNOを所定の割合で混合した混合溶液を用いた等方性エッチングにより、垂直に形成した掘込部相当箇所13の内壁をSOI基板1と垂直方向である横方向に、例えば10μm程度エッチングすることで掘込部14を形成し、掘込部14内壁とビーム4(図2参照)に相当する箇所との間でSiO層11近傍のコーナーに面取り部15を形成する。
【0025】
そして、図4に示すように、フレーム2と錘部3とを第1実施形態と同様に切り離し、錘部3を吊り下げるように片持ち支持するビーム4を形成する。
【0026】
かかる半導体加速度センサの製造方法においては、ウエットエッチングを等方性エッチングとすることで、掘込部14内壁とビーム4とのコーナーに面取り部15を形成するだけではなく、ビーム4の略中腹部にかけてビーム4を裏面側から全体的に凹状とすることが可能となり、応力分散がはかれ、耐衝撃性が向上する半導体加速度センサを製造することができる。
【0027】
次に、その他の実施形態を、本発明の第3実施形態として図5及び図6に基づいて説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係る半導体加速度センサの製造工程を示す断面図であり、図6は、半導体加速度センサを示す断面図である。なお、第1実施形態との同一箇所には同一符号を付して、共通部分の説明は省略する。
【0028】
以下に、第3実施形態における半導体加速度センサの製造工程を図5、図6に基づいて説明する。なお、第3実施形態においては、半導体加速度センサの製造工程を示す図5(a)は、第1実施形態の図1(a)に示す工程と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0029】
次に、図5(a)に示す工程の後、図5(b)に示すように、ドライエッチング、例えばDRIEによりSOI基板1のSi支持基板10側からSiO層11に至る前でSi層10が所望の量だけわずかに残るように垂直に掘り込み、掘込部相当箇所13を形成する。なお、わずかに残すSi層10の所望の量は、20μm程度以下であることが好ましい。
【0030】
そして、図5(c)に示すように、ウエットエッチング、例えばHFとHNOを所定の割合で混合した混合溶液を用いた等方性エッチングにより、図5(b)で残したSi層10を除去してSiO層11が露出するまでエッチングするとともに、掘込部相当箇所13の内壁をSOI基板と垂直方向である横方向に、例えば10μm程度エッチングし、最後に、例えばHF溶液を用いたウエットエッチングにより、SiO層11をエッチング除去して、掘込部14を形成するとともに、掘込部14内壁とビーム4に相当する箇所との間のコーナーに面取り部15を形成する。なお、このウエットエッチングとしては、等方性エッチングだけではなく、所望の溶液を用いた異方性エッチングであってもよい。
【0031】
そして、フレーム2と錘部3とを第1実施形態と同様に切り離し、図6に示すように、錘部3を吊り下げるように片持ち支持するビーム4(図2(a)参照)を形成する。
【0032】
かかる半導体加速度センサの製造方法においては、ドライエッチングによりSOI基板1のSi支持基板10側からSiO層11に至る前でSi層10が所望の量だけわずかに残るように垂直に掘り込み掘込部相当箇所13を形成する工程と、ウエットエッチングにより前記工程で残したSi層10を除去し、掘込部相当箇所13の内壁を掘り込みながら掘込部14を形成するとともに、SiO層11近傍でコーナーに面取り部15を形成する工程とを備えてなるため、半導体加速度センサは、掘込部14内壁とビーム4との間でSiO層11近傍のコーナーに面取り部15を備えながらも、SOI基板1のSi支持基板10側からの掘り込みはSOI基板1に対して略垂直であるので、出力感度を低下させることなく、小型化がはかれる半導体加速度センサを製造することができる。
【0033】
なお、第1実施形態乃至第3実施形態においては、半導体加速度センサは、フレーム2と、フレーム2内に配置された錘部3と、錘部3をフレーム2に吊り下げるように片持ち支持するビーム4とを備え、1軸方向の加速度を検出対象ているが、ビーム4は片持ち支持に限ったものではなく、2軸方向の加速度を検出対象とする両持ち支持や、3軸方向の加速度を検出対象とする種々の支持や、その他の支持方法であっても勿論よい。
【0034】
また、第1実施形態乃至第3実施形態においては、錘部3をフレーム2から切り離す工程は、掘込部14を形成し、掘込部14内壁とビーム4との間のコーナーに面取り部15を形成する工程の後に実施しているが、裏面から掘込部14を形成し、上面から錘部3をフレーム2から切り離した後、掘込部14内壁とビーム4との間のコーナーに面取り部15を形成する工程を実施してもよい。
【0035】
【発明の効果】
上記のように本願の請求項1に係る発明の半導体加速度センサの製造方法にあっては、ドライエッチングによりSOI基板のSi支持基板側からSOI基板の中間酸化膜層まで垂直に掘り込み掘込部相当箇所を形成する工程と、ウエットエッチングにより掘込部相当箇所の内壁を掘り込み掘込部を形成するとともに、SOI基板の中間酸化膜層近傍のコーナーに面取り部を形成する工程とを含んでなるため、半導体加速度センサは、掘込部内壁とビームとの間で中間酸化膜層近傍のコーナーに面取り部を備えながらも、SOI基板のSi支持基板側からの掘り込みはSOI基板に対して略垂直であるので、出力感度を低下させることなく、小型化がはかれる半導体加速度センサを製造することができるという効果を奏する。
【0036】
また、請求項2に係る発明の半導体加速度センサの製造方法にあっては、ドライエッチングによりSOI基板のSi支持基板側からSOI基板の中間酸化膜層に至る前でSi層が所望の量だけわずかに残るように垂直に掘り込み掘込部相当箇所を形成する工程と、ウエットエッチングにより前記工程で残したSiの支持基板を除去し、掘込部相当箇所の内壁を掘り込み掘込部を形成するとともに、SOI基板の中間酸化膜層近傍でコーナーに面取り部を形成する工程とを含んでなるので、半導体加速度センサは、掘込部内壁とビームとの間で中間酸化膜層近傍のコーナーに面取り部を備えながらも、SOI基板のSi支持基板側からの掘り込みはSOI基板に対して略垂直であるので、出力感度を低下させることなく、小型化がはかれる半導体加速度センサを製造することができるという効果を奏する。
【0037】
また、請求項3に係る発明の半導体加速度センサの製造方法にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ウエットエッチングが、異方性エッチングであるので、垂直であるSOI基板のSi支持基板側からの掘り込み面と常に一定角で、10μm程度の微小な面取り部を備えた半導体加速度センサを製造することができるという効果を奏する。
【0038】
また、請求項4に係る発明の半導体加速度センサの製造方法にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ウエットエッチングが、等方性エッチングであるので、掘込部内壁とビームとのコーナーに面取り部を形成するだけではなく、ビームの略中腹部にかけてビームを裏面側から全体的に凹状とすることが可能となり、応力分散がはかれ、耐衝撃性が向上する半導体加速度センサを製造することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体加速度センサの製造工程を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る半導体加速度センサを示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る半導体加速度センサの製造工程を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る半導体加速度センサを示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る半導体加速度センサの製造工程を示す説明図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る半導体加速度センサを示す断面図である。
【符号の説明】
1 SOI基板
2 フレーム
3 錘部
4 ビーム
5 酸化膜
6 窒化膜
7 感応抵抗
8 拡散配線抵抗
9 金属膜
10 Si支持基板
11 SiO
12 Si活性層
13 掘込部相当箇所
14 掘込部
15 面取り部

Claims (4)

  1. SOI基板からなるフレームと、該フレーム内に配置された錘部と、該錘部を前記フレームに吊り下げるように連結するビームとを備えてなる半導体加速度センサの製造方法であって、
    ドライエッチングにより前記SOI基板の支持基板側から中間酸化膜層まで垂直に掘り込み掘込部相当箇所を形成する工程と、
    ウエットエッチングにより前記掘込部相当箇所の内壁を掘り込み掘込部を形成するとともに、前記中間酸化膜層近傍のコーナーに面取り部を形成する工程とを備えてなる半導体加速度センサの製造方法。
  2. SOI基板からなるフレームと、該フレーム内に配置された錘部と、該錘部を前記フレームに吊り下げるように連結するビームとを備えてなる半導体加速度センサの製造方法であって、
    ドライエッチングにより前記SOI基板の支持基板側から中間酸化膜層に至る前で前記Si層が所望の量だけわずかに残るように垂直に掘り込み掘込部相当箇所を形成する工程と、
    ウエットエッチングにより前記工程で残した支持基板を除去し、前記掘込部相当箇所の内壁を掘り込み掘込部を形成するとともに、前記中間酸化膜層近傍でコーナーに面取り部を形成する工程とを備えてなる半導体加速度センサの製造方法。
  3. 前記ウエットエッチングが、異方性エッチングである請求項1又は請求項2に記載の半導体加速度センサの製造方法。
  4. 前記ウエットエッチングが、等方性エッチングである請求項1又は請求項2に記載の半導体加速度センサの製造方法。
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