JP2004124885A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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串田 丈夫
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高嶺 博行
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菊地 英弥
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Abstract

【課題】ニードルバルブ3と噴射孔5との間のデッドボリューム(通路空間部9)を低減して燃料が残りにくいようにし、噴射孔5近傍におけるカーボンデポジットの生成を抑制可能であるとともに、ニードルバルブ3の開弁時の燃料通路7の円滑な燃料流を維持可能な燃料噴射弁を提供すること。
【解決手段】ニードルバルブ3の先端部に付加部材11を取り付けてとくに閉弁時の通路空間部9(デッドボリューム)を低減すること、開弁時にも付加部材11による容積変化(増加)を極力少なくして燃料流に影響をなくすことに着目したもので、噴射孔5の上流側のシート部6にシートするとともに、噴射孔5を開閉可能なニードルバルブ3を有し、シート部6と噴射孔5との間の通路空間部9に通路空間部9を埋めることができる付加部材11をニードルバルブ3の先端部に設けたことを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料噴射弁にかかるもので、とくに燃焼室内にガソリンその他の燃料を直接噴射する方式の筒内燃料直接噴射用、あるいはディーゼルエンジン用の燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、燃料噴射弁における噴射孔のまわりに燃え残った燃料が炭化することによって生成されたカーボンデポジットが堆積し、噴射孔の形状さらには噴霧の形状が変化して、噴射特性ないし燃焼特性に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0003】
図8は、従来の燃料噴射弁1の要部拡大断面図であって、燃料噴射弁1は、ノズルボディ2と、ニードルバルブ3と、バルブスプリング4と、を有する。
ノズルボディ2には、燃料の噴射孔5およびその上流側にシート部6を形成し、ニードルバルブ3がシート部6にシートすることにより噴射孔5を閉鎖し、バルブスプリング4の付勢力に抗してニードルバルブ3がシート部6からリフトすることにより、ノズルボディ2とニードルバルブ3との間の燃料通路7を通って噴射孔5から燃焼室8に燃料を噴射する。
【0004】
しかしながら、シート部6を加工し研磨する作業上、ノズルボディ2におけるシート部6から噴射孔5に至る作業可能な凹状の空間(通路空間部9)、すなわち、シート部6から下流側におけるノズルボディ2の内壁凹曲面部2Aとニードルバルブ3の先端凸曲面部3Aとの間の通路空間部9が形成されることは不可避であり、この通路空間部9に噴射孔5を介して燃料が侵入してくる結果、内壁凹曲面部2Aおよび噴射孔5の内壁面にカーボンデポジットCが生成されやすくなっている。
【0005】
このようなカーボンデポジットCの対策として、特許文献1のような技術がある。ただし、この特許文献1では、熱伝導性を考慮したオリフィスプレートを噴射孔部分に取り付けることが必要である点、およびシート部の下流における通路空間部9によるデッドボリュームを減少させることが困難で、設計によっては大きくなってしまう点などの諸問題がある。
【0006】
ニードルバルブ3の先端部と噴射孔5との間のデッドボリューム(通路空間部9)が大きいと、当該デッドボリューム部分に未燃焼の燃料が残りやすく、カーボンデポジットCの生成の一因となるという問題がある。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−329070号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、噴射孔近傍におけるカーボンデポジットの生成を抑制可能な燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0009】
また本発明は、ニードルバルブと噴射孔との間のデッドボリューム(通路空間部)を低減して、この空間部分に燃料が残りにくいようにした燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0010】
また本発明は、ニードルバルブの開弁時の燃料通路の円滑な燃料流を維持可能な燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0011】
また本発明は、ニードルバルブと噴射孔との間に付加部材を取り付けてデッドボリュームを低減させても、燃料流をスムーズにすることができる燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0012】
また本発明は、デッドボリュームの低減部に金属による付加部材を使用することにより、噴射孔の熱を他の部分に伝達良好として、カーボンデポジットの生成を抑制可能な燃料噴射弁を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、ニードルバルブの先端部に付加部材を取り付けてとくに閉弁時の通路空間部(デッドボリューム)を低減すること、開弁時にもこの付加部材による容積変化(増加)を極力少なくして燃料流に影響をなくすことに着目したもので、燃料の噴射孔を形成したノズルボディと、この噴射孔の上流側のシート部にシートするとともに、この噴射孔を開閉可能なニードルバルブと、を有する燃料噴射弁であって、上記シート部と上記噴射孔との間の通路空間部にこの通路空間部を埋めることができる付加部材を上記ニードルバルブの先端部に設けたことを特徴とする燃料噴射弁である。
【0014】
上記付加部材は、上記ニードルバルブの上記シート部へのシート時に上記噴射孔を閉鎖可能である。
【0015】
上記付加部材は、上記ニードルバルブの上記シート部からのリフト時に上記通路空間部から上記噴射孔への燃料通路を確保可能である。
【0016】
上記ニードルバルブを、ニードル本体と、このニードル本体の外周側に位置して上記シート部にシート可能なブッシュと、に分割し、このニードル本体によりこのブッシュを可動するとともに、上記ニードル本体の先端部が上記通路空間部を埋めることができるようにする。
【0017】
上記付加部材は、上記ニードルバルブの先端部に形成したバネ取付け穴に取り付ける板バネ部材であることができる。
【0018】
上記付加部材は、上記ニードルバルブの先端部に形成した摺動穴に取り付ける摺動部材と、この摺動部材を上記噴射孔の方向に付勢するシートスプリングと、を有することができる。
【0019】
本発明による燃料噴射弁においては、ニードルバルブの先端部に各種構造による付加部材を取り付けて、とくに閉弁時の通路空間部を低減するようにしたので、通路空間部のデッドボリュームとしての容積を減少させ、この部分に燃料が残存することを防止することができるため、ニードルバルブの先端部から噴射孔の部分におけるカーボンデポジットの生成を抑え、燃料噴射特性および燃焼特性を良好に維持可能である。
なお、この付加部材は、ニードルバルブの開弁時にもその容積変化を極力少なくするようにしているので、ニードルバルブのリフトにともなう燃料通路の通路断面積変化も小さくて燃料の流れに影響を及ぼすことなく、燃料流を円滑に実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の基本的アイデアによる燃料噴射弁10を図1にもとづき説明する。ただし、図8と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、燃料噴射弁10の要部拡大断面図であって、燃料噴射弁10においては、ニードルバルブ3と噴射孔5との間、とくにシート部6と噴射孔5との間における通路空間部9部分に付加部材11を設けている。
【0021】
付加部材11は、ニードルバルブ3の先端部にこれを取り付け、ニードルバルブ3のシートおよびリフト動作と一体に作動するとともに、もとのニードルバルブ3の先端部と同様の形状をしているもので、ニードルバルブ3のシート時には通路空間部9を埋めてそのデッドボリュームを減少させるとともに噴射孔5を閉鎖し、ニードルバルブ3のリフト時には、ニードルバルブ3とノズルボディ2との間の燃料通路7を確実に確保可能で、燃料の流れに影響を与えないものである。
【0022】
こうした構成の燃料噴射弁10において、ニードルバルブ3のシート部6へのシート時に、付加部材11によって通路空間部9が減少しており、この部分に燃料噴射孔5から燃料が侵入してカーボンデポジットCが生成されることを抑制することができる。
また、通路空間部9は、ノズルボディ2とニードルバルブ3との間のニードルバルブ3の軸方向にごく薄い偏平な形状の空間であり、付加部材1付きのニードルバルブ3は、もとのニードルバルブ3とほとんど形状が変わることないため、ニードルバルブ3のシート部6からのリフト時に、付加部材11は燃料通路7の断面積を大きく変更するものではなく、円滑な燃料流を保持可能である。
【0023】
つぎに、本発明の第1の実施の形態による燃料噴射弁20を図2および図3にもとづき説明する。
図2は、燃料噴射弁20の要部拡大断面図であって、燃料噴射弁20は、燃料噴射弁1(図8)および燃料噴射弁10(図1)と同様に、前記ノズルボディ2およびバルブスプリング4(第1のスプリング)を有するとともに、ニードルバルブ3に対応するニードルバルブ21を有する。このニードルバルブ21は、ニードル本体22と、ブッシュ23と、ブッシュスプリング24(第2のスプリング)と、リフトリング25と、を有する。
図2は、このニードルバルブ21のシート時(閉弁時)を示し、図3は、同、ニードルバルブ21のリフト時(開弁時)を示す要部拡大断面図である。
【0024】
ニードル本体22は、フランジ26を一体に有し、このフランジ26においてバルブスプリング4によるシート方向への付勢力を受ける。このフランジ26とブッシュ23との間にブッシュスプリング24を設け、ニードル本体22がシート方向への付勢力を受けたときにブッシュ23がシート部6(第1のシール部)にシートするようになっている。
ニードル本体22は、ブッシュ23との間に第2のシール部27を形成している。すなわち、ニードル本体22に凸状段部22Aを形成し、ブッシュ23に凹状段部23Aを形成して、凸状段部22Aおよび凹状段部23Aが互いに当接することにより第2のシール部27の部分でシール可能とする。
【0025】
ニードル本体22の通路空間部9に臨む先端部には、環状溝28を形成して、ここに上記リフトリング25をはめ込んで固定し、リフトリング25は、ブッシュ23の先端部内壁部に形成したリング用溝29に係合可能となっている。すなわち、ニードル本体22のリフト時にリフトリング25がリング用溝29に係合し、ブッシュ23がニードル本体22とともにリフト可能となっている。
【0026】
とくに図2および図3の点線で示すように、従来のニードルバルブ3の先端部の外形線(先端凸曲面部3A)は、ニードル本体22の先端部の外形線(先端凸曲面部22B)よりわずかに上流側に位置しており、この間におけるニードル本体22の断面眉月状の部分が実質的な付加部材30となっている。
付加部材30は、通路空間部9の中心からニードル本体22の周縁部までを占めていて、通路空間部9の大部分を閉鎖可能である。
【0027】
こうした構成の燃料噴射弁20において、図2に示すようなニードルバルブ21の閉弁時(シート時)には、バルブスプリング4がフランジ26を介してニードル本体22を噴射孔5方向に付勢し、さらにフランジ26を介してブッシュスプリング24がブッシュ23をシート部6にシートさせるとともに、ニードル本体22の凸状段部22Aがブッシュ23の凹状段部23Aに当接して第2のシール部27を閉鎖している。また、ニードル本体22のリフトリング25がリング用溝29からシート方向に離れて、付加部材30の先端凸曲面部22B部分をノズルボディ2の内壁凹曲面部2Aに当接させて噴射孔5を閉鎖している。
したがって、通路空間部9におけるデッドボリュームは、非常に少なくなっているとともに、噴射孔5から通路空間部9部分に侵入する燃料は事実上ゼロであり、通路空間部9内にカーボンデポジットCが生成されるおそれはない。また、燃焼室8からの高温の燃焼ガスも通路空間部9には侵入しにくいので、さらにカーボンデポジットCの生成の可能性は低い。
【0028】
図3に示すようなニードルバルブ21の開弁時(リフト時)には、ニードル本体22の凸状段部22Aがブッシュ23の凹状段部23Aから離れて第2のシール部27を開放するとともに、リフトリング25がリング用溝29に係合してニードル本体22がブッシュ23をシート部6からリフトさせる。
したがって、ニードルバルブ21とノズルボディ2の内壁凹曲面部2Aとの間に燃料通路7が形成されるとともに、付加部材30自体が非常に容積が小さいので、燃料通路7における燃料流の妨げになることはない。
【0029】
図4は、本発明の第2の実施の形態による燃料噴射弁40の閉弁時の要部拡大断面図、図5は、同、開弁時の要部拡大断面図であって、燃料噴射弁40においては、ニードルバルブ3の先端部中央に形成した円形のバネ取付け穴41に付加部材として断面半円弧状の板バネ部材42(シェル)をはめ込んでいる。
【0030】
バネ取付け穴41は、ニードルバルブ3の先端部中央において、板バネ部材42をはめ込んで落ちないような、内部に窪んだ形状にこれを形成する。
板バネ部材42は、弾性および耐熱性があって、かつ熱伝導性の良好な金属板、たとえばステンレスその他のバネ鋼によりこれを構成し、ノズルボディ2の内壁凹曲面部2Aに弾性的に当接可能としている。
すなわち板バネ部材42は、図4のようにニードルバルブ3のシート部6へのシート時には、弾性変形して、その先端凸曲面部42Aが内壁凹曲面部2Aに当接して通路空間部9を埋めるとともに噴射孔5を閉鎖し、図5のようにニードルバルブ3のシート部6からのリフト時には、原形に復するとともに燃料通路7の確保を保障する。
【0031】
こうした構成の燃料噴射弁40においても、ニードルバルブ3の閉弁時に通路空間部9を低減してカーボンデポジットCの生成を抑制可能である。
ニードルバルブ3の開弁時には、板バネ部材42の先端凸曲面部42Aがニードルバルブ3のもとの先端凸曲面部3A(図中点線)からわずかに噴射孔5方向に突出するだけであるので、ニードルバルブ3のリフト時にも燃料通路7を確保することができる。
さらに板バネ部材42は、熱伝導性が良好であって、噴射孔5から侵入する燃焼室8の熱を他の部分に放散させることにより、カーボンデポジットCの生成を抑制可能である。
【0032】
図6は、本発明の第3の実施の形態による燃料噴射弁50の閉弁時の要部拡大断面図、図7は、同、開弁時の要部拡大断面図であって、燃料噴射弁50においては、ニードルバルブ3の先端部に摺動穴51を形成し、この摺動穴51内に摺動部材52(付加部材)と、この摺動部材52を噴射孔5方向に付勢するシートスプリング53と、を取り付ける。
【0033】
ニードルバルブ3には、その摺動穴51に連続して内壁環状溝54を形成し、摺動部材52の係合穴55にはめ込んだ係合リング56を摺動可能に係合している。
【0034】
摺動部材52は、その先端凸曲面部52Aがノズルボディ2の内壁凹曲面部2Aに当接して通路空間9を埋めるとともに噴射孔5を閉鎖可能であって、内部のスプリング室57にシートスプリング53を収容し、シートスプリング53が噴射孔5方向(内壁凹曲面部2A方向)に摺動部材52を付勢している。
なお、係合リング56は、内壁環状溝54内においてニードルバルブ3の軸線方向に移動可能であって、摺動穴51内における摺動部材52のシート方向およびリフト方向の摺動を可能としている。
【0035】
こうした構成の燃料噴射弁50において、図6に示すように、ニードルバルブ3の閉弁時には、シートスプリング53の付勢力により摺動部材52の先端凸曲面部52Aがノズルボディ2の内壁凹曲面部2Aに当接して、噴射孔5を閉鎖するとともに、通路空間部9におけるデッドボリュームを低減する。
図7に示すように、ニードルバルブ3の開弁時には、シートスプリング53の付勢力により摺動部材52がわずかにニードルバルブ3の先端部に突出し、係合リング56は内壁環状溝54の下流側端部に係合する。
摺動部材52の先端凸曲面部52Aの突出量はわずかであって、ニードルバルブ3とノズルボディ2との間の燃料通路7の通路面積は確保されており、燃料流の円滑な流れに支障はない。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ニードルバルブの先端部に付加部材を取り付けて、ノズルボディとニードルバルブとの間の通路空間部の容積を低減するようにしたので、この部分におけるデッドボリュームを低減し、カーボンデポジットの生成を抑制して、燃料噴射弁の信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的アイデアによる燃料噴射弁10の要部拡大断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による燃料噴射弁20のニードルバルブ21のシート時(閉弁時)を示す要部拡大断面図である。
【図3】同、ニードルバルブ21のリフト時(開弁時)を示す要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による燃料噴射弁40の閉弁時の要部拡大断面図である。
【図5】同、開弁時の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による燃料噴射弁50の閉弁時の要部拡大断面図である。
【図7】同、開弁時の要部拡大断面図である。
【図8】従来の燃料噴射弁1の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁(図8)
2 ノズルボディ
2A ノズルボディ2の内壁凹曲面部
3 ニードルバルブ
3A ニードルバルブ3の先端凸曲面部
4 バルブスプリング
5 噴射孔
6 シート部(第1のシール部、図2、図3)
7 燃料通路
8 燃焼室
9 通路空間部(デッドボリューム)
10 燃料噴射弁(本発明、図1)
11 付加部材
20 燃料噴射弁(第1の実施の形態、図2、図3)
21 ニードルバルブ
22 ニードル本体
22A ニードル本体22の凸状段部
22B ニードル本体22の先端凸曲面部
23 ブッシュ
23A ブッシュ23の凹状段部
24 ブッシュスプリング
25 リフトリング
26 ニードル本体22のフランジ
27 凸状段部22Aおよび凹状段部23Aによる第2のシール部
28 環状溝
29 リング用溝
30 付加部材
40 燃料噴射弁(第2の実施の形態、図4、図5)
41 バネ取付け穴
42 板バネ部材(シェル、付加部材)
42A 板バネ部材42の先端凸曲面部
50 燃料噴射弁(第3の実施の形態、図6、図7)
51 摺動穴
52 摺動部材(付加部材)
52A 摺動部材52の先端凸曲面部
53 シートスプリング
54 内壁環状溝
55 係合穴
56 係合リング
57 スプリング室
C  カーボンデポジット

Claims (6)

  1. 燃料の噴射孔を形成したノズルボディと、
    この噴射孔の上流側のシート部にシートするとともに、この噴射孔を開閉可能なニードルバルブと、を有する燃料噴射弁であって、
    前記シート部と前記噴射孔との間の通路空間部にこの通路空間部を埋めることができる付加部材を前記ニードルバルブの先端部に設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記付加部材は、前記ニードルバルブの前記シート部へのシート時に前記噴射孔を閉鎖可能であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記付加部材は、前記ニードルバルブの前記シート部からのリフト時に前記通路空間部から前記噴射孔への燃料通路を確保可能であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  4. 前記ニードルバルブを、ニードル本体と、このニードル本体の外周側に位置して前記シート部にシート可能なブッシュと、に分割し、
    このニードル本体によりこのブッシュを可動するとともに、
    前記ニードル本体の先端部が前記通路空間部を埋めることができるようにすることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 前記付加部材は、前記ニードルバルブの先端部に形成したバネ取付け穴に取り付ける板バネ部材であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  6. 前記付加部材は、
    前記ニードルバルブの先端部に形成した摺動穴に取り付ける摺動部材と、
    この摺動部材を前記噴射孔の方向に付勢するシートスプリングと、を有することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
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