JP2004124533A - 戸開閉装置 - Google Patents

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JP2004124533A JP2002291015A JP2002291015A JP2004124533A JP 2004124533 A JP2004124533 A JP 2004124533A JP 2002291015 A JP2002291015 A JP 2002291015A JP 2002291015 A JP2002291015 A JP 2002291015A JP 2004124533 A JP2004124533 A JP 2004124533A
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Hiromitsu Arikata
有方 宏充
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Kyowa Seisakusho Co Ltd
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Abstract

【課題】複数の戸を簡単に開閉できる戸開閉装置を提供する。
【解決手段】雨戸2,3と、雨戸2,3を積層状態で収納する戸袋部6、雨戸2,3を1の平面上に直列した直列状態で支持する支持部8とを形成する本体フレーム7と、雨戸2,3のうち一方の戸を、相対的に積層方向及び直列方向に平行移動可能に連結する連結ユニット25と、引き出し時に先頭に位置する雨戸2を駆動することにより、雨戸2,3を戸袋部6と支持部8との間で移動させる駆動機構11と、雨戸3と本体フレーム7との間に構成され、直列状態における雨戸2,3の移動を規制するロック機構12と、ロック機構12による規制を手動で解除する解除ピン34と、雨戸2,3の開閉及び停止を指示するための操作ボタン35〜37及びその操作に基づいて雨戸2,3の開閉及び停止を制御する制御部44を有する制御盤9とを備えた。
【選択図】   図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の戸に、平面状の複数の戸を表裏面が対面する状態で収納する戸袋部と、前記戸袋部に連接して配置された、該戸袋部から引き出されたときに隣接する戸の側端面が互いに当接した直列配置状態で戸を支持する支持部との間でスライドさせる戸開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物に存在するガラス窓等を風雨などから保護したり、侵入者の侵入を防止するための雨戸は、該雨戸を直立姿勢で積層的に収納する戸袋から順次、人の手によって引き出され、ガラス窓等を覆うように各雨戸が直列に並べられる一方、収納時には、引出し時に最後に引き出された雨戸から順次、人の手によって戸袋内に収納されるように構成されている。(例えば、実用新案登録文献1参照)。
【0003】
【実用新案登録文献1】
実用新案登録第2602847号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように雨戸を戸袋内に積層的に収納したり、戸袋から引き出して直列に並べたりする作業は面倒であった。特に、戸袋から雨戸を引き出して直列に並べる作業は、風雨が比較的強まったときに行われることも多く、この場合、上記の作業は極めて煩わしいものとなる。また、雨戸が比較的大きなサイズのものであったり、比較的重量の大きいものである場合には、面倒であることに加えて、非常に重労働となる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の戸を簡単に開閉できる戸開閉装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、平面状の複数の戸を表裏面が対面する状態で収納する戸袋部と、前記戸袋部に連接して配置され、該戸袋部から引き出されたときに隣接する戸の側端面が互いに当接した直列配置状態で戸を支持する支持部とを備える本体フレームと、前記引き出し時に先頭となる戸を前記収納位置と引き出し位置との間で移動させる駆動部と、互いに隣接する戸との間で設けられ、該隣接する戸を連結する連結構造と、前記駆動部を正逆方向に作動させる制御を行う駆動制御部と、前記駆動制御部に前記駆動部の制御を指示するための開閉指示部と、少なくとも1の戸と前記本体フレームとの間に構成され、前記複数の戸が引き出し位置に位置したとき、該1の戸の移動を規制するロック機構とを備えることを特徴とする戸開閉装置である。
【0007】
この発明によれば、平面状の複数の戸は、戸袋部において、表裏面が対面する状態で収納される一方、戸袋部に連接して配置された支持部において、戸袋部から引き出されたときに隣接する戸の側端面が互いに当接した直列配置状態で支持される。そして、複数の戸は、連結構造により互いに隣接する戸が連結された状態で、駆動部により戸袋部と支持部との間で移動される。また、少なくとも1の戸と本体フレームとの間に構成されたロック機構により、複数の戸が引き出し位置に位置したとき、この1の戸の移動が規制される。また、開閉指示部により駆動制御部に駆動部の制御が指示されると、駆動制御部により駆動部を正逆方向に作動させる制御が行われ、その結果、複数の戸の開閉動作が自動的に行われる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の戸開閉装置において、前記ロック機構による規制を手動解除可能な解除操作部を備えたことを特徴とするものである。この発明によれば、ロック機構による規制を手動解除可能な解除操作部を備えたので、ロック機構による規制を手動で解除することができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の戸開閉装置において、前記連結構造は、互いに隣接する戸の一方の戸の裏面に幅方向に亘って形成されたガイド部材と、前記互いに隣接する戸の他方の戸の裏面側端部に取り付けられ、先端が前記ガイド部材にスライド可能に係合する係合部を備えた連結部材とからなることを特徴とするものである。この発明によれば、互いに隣接する戸の一方の戸の裏面に幅方向に亘ってガイド部材を形成するとともに、互いに隣接する戸の他方の戸の裏面側端部に、先端がガイド部材にスライド可能に係合する係合部を取り付けたので、複数の戸が、表裏面が対面する状態と戸袋部から引き出されたときに隣接する戸が直列配置する状態との間で移動することが可能となる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の戸開閉装置において、前記戸の前記当接面となる側端面は傾斜面とされていることを特徴とするものである。この発明によれば、戸の当接面となる側端面を傾斜面としたので、表裏面が対面する状態と戸袋部から引き出されたときに隣接する戸が直列配置する状態との間の移動がスムーズにガイドされる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の戸開閉装置において、前記戸袋部には、前記収納位置と引き出し位置との間で複数の戸を前記表裏対面姿勢と直列配置姿勢との間に切り換える切換ガイドを備えていることを特徴とするものである。この発明によれば、戸袋部に、収納位置と引き出し位置との間で複数の戸を表裏対面姿勢と直列配置姿勢との間に切り換える切換ガイドを備えたので、この切換ガイドにより、収納位置と引き出し位置との間で、複数の戸を表裏対面姿勢と直列配置姿勢とに切り換えることができる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の戸開閉装置において、ロック機構は、前記開閉指示部からの開成指示があったとき、ロック状態を解除する解除手段を備えることを特徴とするものである。この発明によれば、開閉指示部からの開成指示があったときにロック状態を解除する解除手段を備えたので、開閉指示部からの開成指示があったときにロック状態が自動的に解除される。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の戸開閉装置において、前記駆動部は、電動モータと、少なくとも2つのローラと、モータ回転軸を介して前記2つのローラ間に張設され、一部で前記引き出し時に先頭となる戸に係止する係止部材とからなることを特徴とするものである。この発明によれば、駆動部を、電動モータと、少なくとも2つのローラと、モータ回転軸を介して前記2つのローラ間に張設され、一部で前記引き出し時に先頭となる戸に係止する係止部材とから構成したので、戸の開閉駆動を行う駆動部の構造を簡単に構成することが可能となる。
【0014】
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の戸開閉装置において、前記駆動制御部は、前記駆動部の駆動負荷の変動から前記引き出し時に先頭となる戸が引き出し位置に達したことを検出し、前記駆動部の作動を停止させるものであることを特徴とするものである。この発明によれば、駆動制御部を、駆動部の駆動負荷の変動から引き出し時に先頭となる戸が引き出し位置に達したことを検出し、駆動部の作動を停止させるものとしたので、引き出し位置に達したことを検出する検出センサ等を備えることが必要なく、コストの低減を図ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る戸開閉装置1の実施形態について説明する。
【0016】
図1は、戸開閉装置1の構成及び動作を概略的に示した平面図である。なお、本実施形態では、説明の簡単化のため、戸開閉装置1内に備えられる雨戸を2枚(雨戸2と雨戸3)としているが、雨戸の枚数はこれに限られず、必要に応じてその枚数は適宜設定可能である。
【0017】
戸開閉装置1は、例えばガラス窓4を覆うようにして家屋の外壁5に取り付けられており、図1(a)に示すように、ガラス窓4に隣接する位置には、後述する連結構造により互いに連結された雨戸2及び雨戸3を直立姿勢で積層的に収納する(表裏面が対面する状態で収納する)戸袋部6が本体フレーム7により形成されているとともに、ガラス窓4に対向する位置には、ガラス窓4を外方から覆うように雨戸2,3を一平面上に直列する状態に支持する支持部8が本体フレーム7により形成されている。
【0018】
また、例えば屋内の外壁5内面適所には、各雨戸2,3の開閉を指示するための制御盤9が設置されており、この制御盤9において例えば「閉」の指示を行ったときには、戸袋部6に積層的に収納された雨戸2,3が、図1(a),(b)の矢印A,Bに示すように、外壁5側に位置する雨戸2(この位置を雨戸収納位置10という、図1(c)参照)から順に支持部8に連続的に引き出され、図1(c)に示すように、ガラス窓4等を覆うように1平面上に直列する。この状態を閉状態という。その場合に、雨戸3は、雨戸2が戸袋部6内から引き出されるに伴って、その戸袋部6内において積層方向手前側(外壁5側)に引き寄せられ、雨戸収納位置10に到達した後、外壁5の壁面に略沿って引き出される。
【0019】
一方、閉状態において、制御盤9で「開」の指示を行ったときには、図(b),(c)の矢印C,Dに示すように、引き出し時(「閉」の指示を行ったとき)に後尾に位置する雨戸3から順に戸袋部6内に取り込み、戸袋部6内の奥側(外壁5と反対側)から順に積層して収納する。この状態を開状態という。その場合に、外壁5の壁面に略沿って戸袋部6側に移動する雨戸3は、戸袋部6内の雨戸収納位置10に到達した後、積層方向奥側に移動し、その後に雨戸2が雨戸収納位置10に到達することで積層的に収納される。
【0020】
以下、戸開閉装置1の詳細な構造について説明する。図2は、戸開閉装置1の詳細な構造を示す斜視図である。
【0021】
図2に示すように、戸開閉装置1は、大きく分けて、本体フレーム7、第1,第2雨戸2,3、雨戸2,3を走行させる駆動機構11及び雨戸を閉状態にロックするロック機構12を備えて構成されている。
【0022】
本体フレーム7は、上述したように、雨戸2及び雨戸3を積層的に収納する戸袋部6を構成するとともに、雨戸2,3を閉状態に支持する支持部8とを形成するものである。戸袋部6は、家屋の外壁5等のガラス窓4に隣接する位置に取り付けられている一方、支持部8は、1平面上に直列した雨戸2,3がガラス窓4を外方から覆うようにガラス窓4の周囲に取り付けられている。戸袋部6の内壁面適所には、収納時に、戸袋部6内における雨戸3の奥側(外壁5と反対側)への移動をガイドして、雨戸2と雨戸3とを積層させるためのガイド部材13が取り付けられている。なお、このガイド部材13については、後述する。支持部8は、雨戸2,3の下端部に取り付けられたコロ14が嵌まり込むガイド溝15を有し、このガイド溝15により雨戸2,3の移動をガイドするようになっている。
【0023】
駆動機構11は、モータユニット16とこのモータユニット16により発生した駆動力を雨戸2に伝達する動力伝達部17とを備えてなる。
【0024】
モータユニット16は、戸袋部6の天板上面適所に取り付けられたモータ18、及びこのモータ18の出力を減速する減速機構19を備えてなり、モータ18の駆動力は減速機構19のプーリ20を介して動力伝達部17に伝達される。
【0025】
動力伝達部17は、戸袋部6及び支持部8の各天板適所にブラケット21を介して回転自在に取り付けられた一対のプーリ22と、これらのプーリ22に張設されたワイヤ23とを備えてなる。ワイヤ23は、その両端が雨戸2の上面に対向して固着された一対の固着板24にそれぞれ取り付けられていて、上記減速機構19のプーリ20と所定の摩擦力で摺接するように構成されている。これにより、モータ18が作動すると、ワイヤ23がプーリ20を介して走行し、その結果、雨戸2が走行する。プーリ20の回転方向、延いては雨戸2,3の移動方向は、モータ18の駆動方向に応じて変化する。すなわち、モータ18が正回転すると、雨戸2,3が支持部8側から戸袋部6側に移動し、逆回転すると、雨戸2,3が戸袋部6側から支持部8側に移動する。このモータ18の駆動方向は制御盤9内に備えられる後述の制御部44により制御される。
【0026】
図1(c),図2に示すように、戸袋部6の内壁面であって、閉状態から戸袋部6側に移動する雨戸3の一端部に対向する位置には、収納時に戸袋部6内において雨戸3の奥側(外壁5と反対側)の所定位置と雨戸収納位置10との間の移動をガイドするためのガイド部材13が上下に取り付けられている。図1(c)に示すように、ガイド部材13は、当該ガイド部材13の厚みが奥側に向かって漸次薄くなるように傾斜するテーパ部13aを有している。例えば、収納時、雨戸3は、このガイド部材13のテーパ部13aに当接し、雨戸2から受ける移動力により、このテーパ部13aに摺接しながら奥側へスライドする。
【0027】
雨戸2及び雨戸3は、図2に示すように、底部に取り付けられたコロ14により支持部8のガイド溝15に沿ってスライド可能に構成された平板状の部材である。雨戸2と雨戸3とは、以下に説明するように連結ユニット25により連結されている。
【0028】
図3は、雨戸2と雨戸3との連結部分の構造を示す拡大平面図、図4(a)は、図3のX−X線矢視図、図4(b)は、図3のY−Y線矢視図である。
【0029】
図3,図4に示すように、連結ユニット25は、両端に孔部26aを有する連結バー26と、その孔部26aと相対回転自在に嵌合する嵌合ピン27,28とからなる。嵌合ピン27は、図4(a)に示すように、大径の円盤部27a、円柱部27b及び螺子部27cを有する断面T字状の部材であり、螺子部27cが雨戸2に形成されたネジ穴2bに螺合されることにより、雨戸2の戸袋側端部に固定されているとともに、円柱部27bに連結バー26が連結されている。連結バー26は、円柱部27bとの嵌合が外れないように円盤部27aにより上方への移動が規制されている。一方、嵌合ピン28は、小径の円柱部28aの両端に大径の円盤部28bを有する断面H字状の部材であり、一方の円盤部28bが雨戸3の桟に形成されたガイド溝3aにスライド可能に嵌合しているとともに、円柱部28aに連結バー26が連結されている。連結バー26は、円柱部27aとの嵌合が外れないように上側の円盤部28bにより上方への移動が規制されている。このような構成が、雨戸2,3の端部の上下にそれぞれ設けられており、これにより、雨戸2と雨戸3とが連結されている。
【0030】
雨戸2、雨戸3の端部のうち、図1(c)に示す閉状態において隣接する各端部にはテーパ2a,3a(図3参照)が形成されている。このテーパ2a,3aは、図3(a)に示すように、雨戸2と雨戸3とが1平面上に直列している閉状態から、図1(b)に示すように、雨戸2が雨戸3に対して相対的に外壁5側にスライドするようにその傾斜が設定されているもので、雨戸2と雨戸3とは、そのテーパ2a,3aにおいて摺接しながらスライド可能に構成されている。
【0031】
以上の構成により、雨戸2と雨戸3とを、戸袋部6内において外壁5の壁面と垂直な方向に積層する状態と、支持部8において1平面上に直列する状態とに変化させることができる。
【0032】
すなわち、戸袋部6から雨戸2,3を引き出す場合、雨戸3側の嵌合ピン28は、図1(a)に示すように、ガイド溝3aの左端部に位置しており、駆動機構11により雨戸2が駆動されると、雨戸3側の嵌合ピン28とガイド溝3aとのスライド構造により、雨戸2のみ外壁5の壁面に略沿って移動する。この嵌合ピン28がガイド溝3aの支持部8側端部(図1の右端部)に到達すると、図3(b)に示すように、雨戸2が支持部8側に移動するに伴って、連結バー26が雨戸2側の嵌合ピン27の位置を回動中心として時計回り(矢印E方向)に回動し、雨戸3が積層方向の手前側(外壁5側)に平行移動する。これにより、雨戸3は雨戸収納位置10に到達し、雨戸2と雨戸3とが1平面上に直列することとなる。すなわち、引き出し時には、雨戸2と雨戸3とは、直列方向に離間し、積層方向に近接する平行移動を行うことにより、1平面上に直列する。そして、この状態からさらに雨戸2が駆動されることにより、雨戸3は、雨戸2と同一平面上に直列したまま雨戸2と一体的に移動し、閉状態となる。
【0033】
一方、この直列状態から、雨戸2,3を戸袋部6に収納する場合、駆動機構11により雨戸2が戸袋部6側へ駆動されると、雨戸3は、雨戸収納位置10に到達するまで、雨戸2と同一平面上で直列したまま雨戸2と一体的に戸袋部6側に移動する。そして、雨戸3が雨戸収納位置10に到達すると、ガイド部材13によるガイド、雨戸2,3に形成されたテーパ2a,3a間のスライド構造及び雨戸2から受ける移動力により、図3(b)に示すように、連結バー26は、雨戸2側の嵌合ピン27の位置を回動中心として反時計回り(矢印F方向)に回動することで、雨戸3が積層方向の奥側(外壁5と反対側)に平行移動する。そして、連結バー26が外壁面に略垂直な姿勢になると、雨戸3側の嵌合ピン28とガイド溝3aとのスライド構造を介して、雨戸2が外壁5の壁面に略沿ってガイド部材13側に移動する。そして、雨戸収納位置10に到達すると、雨戸2と雨戸3とが積層状態となる。すなわち、収納時には、雨戸2と雨戸3とは、直列方向に近接し、積層方向に離間する平行移動を行うことにより、積層状態となる。
【0034】
図5は、ロック機構12のロック前の状態を示す斜視図、図6は、ロック機構12のロック構造の説明図である。
【0035】
図5,図6に示すように、ロック機構12は、ロック部材29と、ソレノイド30とを備えてなる。
【0036】
ロック部材29は、雨戸3の戸袋部6側の端部適所にブラケット31を介して取り付けられた断面L字型の部材であり、一方の板面部29a(以下、第1板面部29aという)が支持部8側に突出するように取り付けられているとともに、第1板面部29aの適所には、ソレノイド30のソレノイド軸30aが嵌合する嵌合穴29bが形成されている。
【0037】
ソレノイド30は、戸袋部6内におけるガイド部材13と対向する内壁面の適所にブラケット32を介して取り付けられている(図1参照)。ソレノイド30は、ソレノイド軸30aをソレノイド30本体から付勢スプリング33により下方に付勢する付勢構造を有し、ソレノイド30本体から下方に突出するソレノイド軸30aの下端には、ロック部材29に対向するテーパ部30bが形成されている。雨戸2,3の引出し時には、図6(a)に示すように、第1板面部29aによりソレノイド軸30aを付勢スプリング33の付勢力に抗して上方に押し上げながら、ロック部材29とソレノイド軸30aが第1板面部29aとテーパ部30bとにおいてスライドする。そして、図6(b)に示すように、ソレノイド軸30aの位置と第1板面部29aの嵌合穴29bの位置とが一致すると、図6(c)に示すように、ソレノイド軸30aが第1板面部29aの嵌合穴29bに嵌合する。これにより、雨戸3を含む雨戸全体の移動が規制されるロック状態となる。
【0038】
本実施形態では、後述するように、制御盤9において「開」の指示がなされると、ソレノイド30は、所定電流の供給による電磁誘導作用により、ソレノイド軸30aを付勢スプリング33による付勢力に抗して上方に退避させるようになっており、これにより、ロック状態が自動的に解除される。
【0039】
さらに、手動でロック解除を行えるように、ソレノイド軸30aの適所には、水平に貫通する長尺の解除ピン34が取り付けられている。この解除ピン34の一端部は、戸袋部6の壁部に形成された、上下方向に延びる貫通穴6aを介して支持部8側に突出している。これにより、解除ピン34を介してソレノイド軸30aを付勢スプリング33による付勢力に抗して手動で押し上げることで、例えば、停電が発生した時等でも、ロック解除を手動で行うことができる。
【0040】
なお、ロック機構12の構成において、ロック時にソレノイド軸30aが上方に突出し、このソレノイド軸30aがロック部材29の嵌合穴29bに嵌合するように構成してもよいが、この場合、当該戸開閉装置1の電源がOFFとなると、重力によりソレノイド軸30aが下方に退避することとなり、外部から手動で雨戸2,3の開放が可能となるため、本実施形態では、防犯性等を向上するため、当該戸開閉装置1の電源OFF時においても、雨戸2,3の移動規制が解除されないように、ソレノイド軸30aを下向きに突出させる構成としている。
【0041】
図7は、制御盤9の外観図である。
【0042】
制御盤9は、例えば屋内の内壁適所に取り付けられており、図7に示すように、雨戸2,3を開状態にセットする指示を行うための開ボタン35、雨戸2,3を閉状態にセットする指示を行うための閉ボタン36、及び引出し時または収納時に雨戸2,3の移動を停止する指示を行うための停止ボタン37とを備える。制御盤9には、戸開閉装置1の動作を統括的に制御する制御部44が内蔵されており、これらのボタン35〜37による指示信号はその制御部44に送信される。
【0043】
次に、戸開閉装置1のブロック構成について説明する。図8は、戸開閉装置1のブロック構成図である。
【0044】
図8に示すように、戸開閉装置1は、スイッチ群38、モータ18、ソレノイド30、電流検出器42、温度センサ43及び制御部44を備える。
【0045】
スイッチ群38は、制御盤9の開ボタン35、閉ボタン36及び停止ボタン37に対応して設けられた開スイッチ39、閉スイッチ40及び停止スイッチ41からなる。
【0046】
モータ18及びソレノイド30は、図2に示すモータ18及びソレノイド30に相当するものである。
【0047】
電流検出器42は、モータ18に供給される電流の電流値を検出するものである。モータ18に供給される電流は、雨戸2の移動中においては所定の基準値より小さくなり、雨戸2が機械的に移動規制されると所定の基準値より大きくなる、すなわちモータ18の駆動負荷に応じてモータ18への供給電流が変動することから、本実施形態では、この電流値を検出することで、雨戸2が機械的に移動規制されたか、あるいは移動中であるか等を監視して、モータ18の作動を制御するようになっている。例えば電流値が基準値より大きくなると、雨戸2が戸袋部6または支持部8において機械的に移動規制されたものと判断して、モータ18の作動を停止する。
【0048】
温度センサ43は、モータ18の温度を検出するものである。上記のように、電流検出器42の電流検出値に基づくモータ18の制御を行うようにしているが、電流検出器42の故障や何らかの事情で電流検出器42による電流検出が失敗となった場合に、雨戸2が機械的に移動規制されているにもかかわらず、モータ18に電流が供給され続けると電力の浪費となることから、本実施形態では、この不必要な電力供給を好適に停止させるべく、モータ18の温度にも基づいてモータ18の作動を制御すべく、モータ18の温度を検出するようにしている。
【0049】
制御部44は、ボタン操作検出部45、ソレノイド制御部46、モータ制御部47及びタイマ48を備える。
【0050】
ボタン操作検出部45は、スイッチ群39からのON/OFF信号に基づいて、操作者による操作ボタン35〜37の操作を検出するものである。
【0051】
ソレノイド制御部46は、ボタン操作検出部45による開ボタン35の操作の検出信号が出力されたときに、ソレノイド軸30aを上方に退避させてロックを解除すべく、ソレノイド30を所定時間(例えば3秒)だけ作動させるものである。
【0052】
モータ制御部47は、電流検出器42からの電流検出信号と温度センサ43からの温度信号とに基づいて、モータ18の駆動を制御するものである。
【0053】
タイマ48は、ロックを解除すべくソレノイド30の作動時間を計時するものである。
【0054】
次に、戸開閉装置1の開閉処理について説明する。図9は、戸開閉装置1の開処理を示すフローチャートである。
【0055】
図9に示すように、雨戸2及び雨戸3が1平面上に直列した閉状態において、ボタン操作検出部45により制御盤9の開ボタン35の押圧操作が検出される(ステップ♯1でYES)と、ソレノイド制御部46によりソレノイド30がONにされるとともに、制御部44のタイマ48がONとされる(ステップ♯2)。これにより、図6(c)に示す嵌合状態からソレノイド軸30aが上方に退避し、図6(a)に示すように、ロック部材29の第1板面部29aとソレノイド軸30aとの嵌合が解除され、雨戸2,3のロックが解除される。
【0056】
そして、モータ制御部47によりモータ18の正方向の作動が開始される(ステップ♯3)。これにより、プーリ20が図2の矢印G方向に回転され、ワイヤ23が矢印I方向に走行し、雨戸2が戸袋部6側に移動する。一方、タイマ48により所定時間(例えば3秒)が計時される(ステップ♯4でYES)と、ソレノイド制御部46によりソレノイド30への電流供給が停止される(ステップ♯5)。
【0057】
次に、モータ制御部47により、電流検出器42及び温度センサ43からの検出信号に基づくモータ18の速度制御が開始される(ステップ♯6)。そして、電流検出器42により検出された電流と所定の基準値とがモータ制御部47により比較され(ステップ♯7)、検出電流が上記基準値より小さいとき(ステップ♯7でNO)、すなわち雨戸2が移動中であるときには、モータ制御部47によりモータ18の作動が継続される一方、検出電流が基準値以上のとき(ステップ♯7でYES)、すなわち雨戸2が機械的に移動規制されたときには、モータ制御部47によりモータ18の作動が停止される(ステップ♯8)。
【0058】
図10は、戸開閉装置1の閉処理を示すフローチャートである。
【0059】
図10に示すように、雨戸2及び雨戸3が積層的に戸袋部6に収納された開状態において、ボタン操作検出部45により制御盤9の閉ボタン36の押圧操作が検出される(ステップ♯11でYES)と、モータ制御部47によりモータ18の逆方向の作動が開始される(ステップ♯12)。これにより、プーリ20が矢印H方向に回転され、ワイヤが矢印J方向に走行し、雨戸2が支持部8側に移動する。
【0060】
次に、モータ制御部47により、電流検出器42及び温度センサ43からの検出信号に基づくモータ18の速度制御が開始される(ステップ♯13)。そして、電流検出器42により検出された電流と所定の基準値とがモータ制御部47により比較され(ステップ♯14)、検出電流が上記基準値より小さいとき(ステップ♯14でNO)には、すなわち雨戸2が移動中であるときには、モータ制御部47によりモータ18の作動が継続される一方、検出電流が基準値以上のとき(ステップ♯14でYES)、すなわち雨戸2が機械的に移動規制されたときには、モータ制御部47によりモータ18の作動が停止される(ステップ♯15)。
【0061】
図11は、戸開閉装置1の開閉停止処理を示すフローチャートである。
【0062】
図11に示すように、雨戸2及び雨戸3の移動中において、ボタン操作検出部45により制御盤9の停止ボタン37の押圧操作が検出される(ステップ♯21でYES)と、モータ制御部47によりモータ18の作動が停止される(ステップ♯22)。
【0063】
以上のように、本実施形態に係る戸開閉装置1は、自動的に雨戸を開閉する構成を備えるので、面倒な作業を伴うことなく、簡単に雨戸の開閉及び停止を行うことができる。
【0064】
また、連結ユニット25により、雨戸2と雨戸3とを相対的に積層方向及び直列方向に平行移動可能に連結するようにしたので、雨戸2と雨戸3とを積層状態及び直列状態にすることができる。
【0065】
また、雨戸2、雨戸3の各側端部に、雨戸2と雨戸3とが1平面上に直列している閉状態から、雨戸2が雨戸3に対して外壁5側にスライドするように傾斜が設定されたテーパ2a、3aを形成したので、雨戸2と雨戸3との直列状態と積層状態戸の間で状態変化をスムーズに行わせることができる。
【0066】
また、収納時に、雨戸3を戸袋部6内の奥側の所定位置と雨戸収納位置10との間の移動をガイドするガイド部材13を設けたので、雨戸2と雨戸3とをスムーズに積層させることができる。
【0067】
また、雨戸2,3が閉状態となるとロック部材29に形成された嵌合穴29aとソレノイド30のソレノイド軸30aとが嵌合するロック機構12を設けたので、雨戸3を含む雨戸全体の移動を確実に規制することができる。
【0068】
また、ソレノイド軸30aを付勢スプリング33による付勢力に抗して手動で押し上げるための解除ピン34を設けたので、例えば、停電時等に、ロック解除を手動で行うことができる。
【0069】
本発明は、上記実施形態に限られず、以下の変形形態(1)〜(5)を採用し得る。
【0070】
(1)上記実施形態では、雨戸を戸の一例として挙げたが、これに限られず、他の種類の戸であってもよい。
【0071】
(2)上記実施形態では、説明の簡単化のため、雨戸を2枚としたが、雨戸の枚数はこれに限られず、必要に応じてその枚数は適宜設定可能である。雨戸の枚数が3枚以上の場合、引出し時に先頭に位置する雨戸を駆動機構11により駆動するとともに、閉状態において隣接する雨戸間に上記のような連結構造や端部におけるスライド構造を採用するとよい。
【0072】
(3)雨戸2,3を連結する連結構造は、上記のように、戸袋部6及び支持部8において雨戸2,3が常時連結された構造のものに限られず、他の構造であってもよい。例えば、図12に示すように、雨戸2の端部適所に釣り針状の係合部材49を取り付けるとともに、雨戸3の端部適所に直立する係合ピン50を取付け、収納時、戸袋部6内において図12(a)に示すように、係合部材49と係合ピン50との係合が解除され、引き出し時、支持部8において図12(b)に示すように係合部材49と係合ピン50とが係合する構成のように、戸袋部6から支持部8に引き出される際に雨戸2,3が連結され、支持部8から戸袋部6に収納される際に雨戸2,3の連結が解除される構成としてもよい。
【0073】
(4)モータは、ローラモータを採用してもよい。ローラモータを採用した場合には、駆動機構11の構成が上記実施形態に比してよりコンパクトになるという利点がある。
【0074】
(5)本実施形態では、モータに供給される電流の電流値を検出し、この電流値により雨戸2が機械的に移動規制されたか、あるいは移動中であるか等を監視して、モータ18の作動を制御するようにしたが、これに限られず、モータがパルス信号により作動するパルスモータである場合には、雨戸2の移動距離(駆動量)に対応するパルス数を予め算出しておき、このパルス数で雨戸2の駆動を制御するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、複数の戸を、戸袋部において、平面状の複数の戸を表裏面が対面する状態で収納され、戸袋部に連接して配置された支持部において、戸袋部から引き出されたときに隣接する戸の側端面が互いに当接した直列配置状態で戸を支持するとともに、連結構造により互いに隣接する戸を連結した状態で、駆動部により戸袋部と支持部との間で移動するように構成し、少なくとも1の戸と本体フレームとの間に構成されたロック機構により、複数の戸が引き出し位置に位置したとき、この1の戸の移動を規制し、開閉指示部により駆動制御部に駆動部の制御が指示されると、駆動制御部により駆動部を正逆方向に作動させる制御を行うように構成したので、複数の戸の開閉動作を自動的に行うことができ、その結果、複数の戸を簡単に開閉することができる。
【0076】
請求項2に記載の発明によれば、ロック機構による規制を手動解除可能な解除操作部を備えたので、ロック機構による規制を手動で解除することができる。
【0077】
請求項3に記載の発明によれば、互いに隣接する戸の一方の戸の裏面に幅方向に亘ってガイド部材を形成するとともに、互いに隣接する戸の他方の戸の裏面側端部に、先端がガイド部材にスライド可能に係合する係合部を取り付けたので、複数の戸を、表裏面が対面する状態と戸袋部から引き出されたときに隣接する戸が直列配置する状態との間で移動させることができる。
【0078】
請求項4に記載の発明によれば、戸の当接面となる側端面を傾斜面としたので、表裏面が対面する状態と戸袋部から引き出されたときに隣接する戸が直列配置する状態との間の移動をスムーズにガイドすることができる。
【0079】
請求項5に記載の発明によれば、戸袋部に、収納位置と引き出し位置との間で複数の戸を表裏対面姿勢と直列配置姿勢との間に切り換える切換ガイドを備えたので、この切換ガイドにより、収納位置と引き出し位置との間で、複数の戸を表裏対面姿勢と直列配置姿勢とに切り換えることができる。
【0080】
請求項6に記載の発明によれば、開閉指示部からの開成指示があったときにロック状態を解除する解除手段を備えたので、ロック状態を自動的に解除することができる。
【0081】
請求項7に記載の発明によれば、駆動部を、電動モータと、少なくとも2つのローラと、モータ回転軸を介して前記2つのローラ間に張設され、一部で前記引き出し時に先頭となる戸に係止する係止部材とから構成したので、戸の開閉駆動を行う駆動部の構造を簡単に構成することができる。
【0082】
請求項8に記載の発明によれば、駆動制御部を、駆動部の駆動負荷の変動から引き出し時に先頭となる戸が引き出し位置に達したことを検出し、駆動部の作動を停止させるものとしたので、引き出し位置に達したことを機械的に検出する検出センサ等を備えることが必要なく、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】戸開閉装置の構成及び動作を概略的に示す平面図である。
【図2】戸開閉装置の詳細な構造を示す斜視図である。
【図3】第1雨戸と第2雨戸との連結部分の構造を示す拡大平面図である。
【図4】図3のX−X線矢視図である。
【図5】ロック機構のロック前の状態を示す斜視図である。
【図6】ロック機構のロック構造の説明図である。
【図7】制御盤の外観図である。
【図8】戸開閉装置のブロック構成図である。
【図9】戸開閉装置の開処理を示すフローチャートである。
【図10】戸開閉装置の閉処理を示すフローチャートである。
【図11】戸開閉装置の開閉停止処理を示すフローチャートである。
【図12】連結構造の他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1   戸開閉装置
2,3 雨戸
4   ガラス窓
5   外壁
6   戸袋部
7   本体フレーム
8   支持部
9   制御盤
10  雨戸収納位置
11  駆動機構
12  ロック機構
13  ガイド部材
15  ガイド溝
20  プーリ
23  ワイヤ
25  連結ユニット
26  連結バー
27,28 嵌合ピン
29  ロック部材
30  ソレノイド
33  付勢スプリング
34  解除ピン
35〜37 ボタン
42  電流検出器
43  温度センサ
44  制御部

Claims (8)

  1. 平面状の複数の戸を表裏面が対面する状態で収納する戸袋部と、前記戸袋部に連接して配置され、該戸袋部から引き出されたときに隣接する戸の側端面が互いに当接した直列配置状態で戸を支持する支持部とを備える本体フレームと、
    前記引き出し時に先頭となる戸を前記収納位置と引き出し位置との間で移動させる駆動部と、
    互いに隣接する戸との間で設けられ、該隣接する戸を連結する連結構造と、
    前記駆動部を正逆方向に作動させる制御を行う駆動制御部と、
    前記駆動制御部に前記駆動部の制御を指示するための開閉指示部と、
    少なくとも1の戸と前記本体フレームとの間に構成され、前記複数の戸が引き出し位置に位置したとき、該1の戸の移動を規制するロック機構と、
    を備えることを特徴とする戸開閉装置。
  2. 前記ロック機構による規制を手動解除可能な解除操作部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の戸開閉装置。
  3. 前記連結構造は、互いに隣接する戸の一方の戸の裏面に幅方向に亘って形成されたガイド部材と、前記互いに隣接する戸の他方の戸の裏面側端部に取り付けられ、先端が前記ガイド部材にスライド可能に係合する係合部を備えた連結部材とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の戸開閉装置。
  4. 前記戸の前記当接面となる側端面は傾斜面とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の戸開閉装置。
  5. 前記戸袋部には、前記収納位置と引き出し位置との間で複数の戸を前記表裏対面姿勢と直列配置姿勢との間に切り換える切換ガイドを備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の戸開閉装置。
  6. 前記ロック機構は、前記開閉指示部からの開成指示があったとき、ロック状態を解除する解除手段を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の戸開閉装置。
  7. 前記駆動部は、電動モータと、少なくとも2つのローラと、モータ回転軸を介して前記2つのローラ間に張設され、一部で前記引き出し時に先頭となる戸に係止する係止部材とからなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の戸開閉装置。
  8. 前記駆動制御部は、前記駆動部の駆動負荷の変動から前記引き出し時に先頭となる戸が引き出し位置に達したことを検出し、前記駆動部の作動を停止させるものであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の戸開閉装置。
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