JP2004122543A - インクジェットヘッドの保全方法および保全装置、並びにインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットヘッドの保全方法および保全装置、並びにインクジェットプリンタ Download PDF

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Nobutoshi Otsuka
大塚 信敏
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Abstract

【課題】吐出ノズルのおけるインクの乾燥を確実に防止することができるインクジェットヘッドの保全方法および保全装置を提供することを課題とする。
【解決手段】インクジェットヘッド10のノズル面を気密に封止することで、インクジェットヘッド10を保全するインクジェットヘッドの保全装置において、インクジェットヘッド10のノズル面に密着するキャップ111と、キャップ111に連通する水タンク121a,121bと、を備えたものである。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に装置の非稼動時に、吐出ノズルを乾燥等から保護するインクジェットヘッドの保全方法および保全装置、並びにインクジェットプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインクジェットプリンタには、装置の電源OFF時(非稼動時)に、インクジェットヘッドをホーム位置に移動させ、これにキャッピングを行って、インクの乾燥を防止するようにしている。すなわち、ホーム位置に移動したインクジェットヘッドのノズル面にキャップを押し当てて、ノズル面を封止するようにし、吐出ノズルの乾燥を防止するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−225254号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のインクジェットプリンタでは、その装置稼動時(電源ON時)に、キャップ自体が大気に晒されて乾燥する。このため、電源OFF時に、このキャップによりインクジェットヘッドを封止すると、キャップ内の雰囲気が飽和状態になるまで、インクの乾燥が進むことになる。また、実際の装置では、封止部分からエアーがリークすることがあり、インクジェットヘッドの吐出ノズルのおけるインクの乾燥を、確実に防止することができなかった。このため、電源ON時に、インクジェットヘッドの全ノズルから強制的に吸引を行う吸引動作と、吸引動作の後にノズル面をワイピングするワイピング動作とが必須となり、電源ONから印刷待機状態になるまでに時間を要することとなっていた。
【0005】
本発明は、吐出ノズルのおけるインクの乾燥を確実に防止することができるインクジェットヘッドの保全方法および保全装置、並びにインクジェットプリンタを提供することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェットヘッドの保全方法は、気化したインクの溶剤による略飽和空気の雰囲気に連通したキャップを、インクジェットヘッドのノズル面に密着させて前記インクジェットヘッドを保全することを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、インクジェットヘッドのノズル面をキャップにより封止したときに、このノズル面とキャップにより構成される封止空間が、キャップに連通したインク溶剤の略飽和空気の雰囲気で満たされるため、例え封止部分からエアーがリークすることがあっても、吐出ノズルのインク乾燥が進むことがない。なお、インクの溶剤としては、「水(水道水)」を用いることが好ましい。
【0008】
本発明のインクジェットヘッドの保全装置は、インクジェットヘッドのノズル面を気密に封止することで、インクジェットヘッドを保全するインクジェットヘッドの保全装置において、インクジェットヘッドのノズル面に密着するキャップと、キャップに連通すると共にインクの溶剤を貯留した溶剤タンクと、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、キャップが溶剤タンクに連通しているため、常にキャップ内を、気化した溶剤による略飽和空気の雰囲気で満たしておくことができる。このため、インクジェットヘッドのノズル面をキャップにより封止したときに、このノズル面とキャップにより構成される封止空間を、インク溶剤の略飽和空気の雰囲気で満たすことができ、例え封止部分からエアーがリークすることがあっても、吐出ノズルのインク乾燥が進むことがない。
なお、キャップと溶剤タンクとをチューブ等で接続する構成としてもよいし、キャップの下側の溶剤タンクを設け、キャップを溶剤タンクに直結する構成としてもよい。また、溶剤補給のために、溶剤タンクを着脱自在に構成してもよい。さらに、この場合も、インクの溶剤としては、「水(水道水)」を用いることが好ましい。
【0010】
この場合、キャップと溶剤タンクとは、連通管路により接続されており、連通管路の溶剤タンク側の開放端は、溶剤タンクの液面上に開放されていることが、好ましい。
また、連通管路の開放端は、溶剤タンクの満液レベルの上方に開放されていることが、好ましい。
【0011】
これらの構成によれば、連通管路の開放端が溶剤タンクの溶液内に没しないため、溶剤タンクで発生する気化溶剤(飽和空気)をキャップ内に円滑に導くことができる。この場合、溶剤タンクが満液状態であっても、連通管路の開放端が溶剤内に没しない(水没しない)ように、これを溶剤タンクの満液レベルの上方に開放しておくことが、好ましい。
【0012】
これらの場合、溶剤タンクに、供給管路を介して補給液を供給する補給タンクを、更に備えることが好ましい。
【0013】
この構成によれば、溶剤タンクが、溶剤の補給が行い難い所に設置してある場合に、補給タンクを溶剤の補給が行い易い所に設置することで、溶剤タンクへの補給液の供給を容易に行うことができる。また、溶剤タンクが複数ある場合にも、供給管路を介して単一の補給タンクから補給液の供給を容易に行うことができる。
なお、この場合の補給タンクは、溶剤タンクの液位を検出して補給液を供給する形態のものであってもよいし、単なるポッパー(じょうご)的な機能を果たすものであってもよい。
【0014】
この場合、溶剤タンクと補給タンクとは、略同一水平面内に設置された大気開放タンクであることが、好ましい。
【0015】
この構成によれば、補給タンクから溶剤タンクに、自然流下で補給液を供給することができると共に、溶剤タンクの液位低下を補給タンクの液位低下で確認することができる。
【0016】
この場合、溶剤タンクの上部には、タンク内を大気開放するための微小孔が形成されていることが、好ましい。
【0017】
この構成によれば、微小孔により溶剤タンクのタンク内を大気に開放することができるため、溶剤タンクの液位と補給タンクの液位を同一に保つことができる。また、大気開放口を微小孔とすることで、気化した溶剤が溶剤タンク内から外部に漏れ出るのを抑制することができると共に、装置の傾きや振動による溶剤の流失(こぼれ)を防止することができる。
【0018】
これらの場合、補給タンクの満液レベルに対し、溶剤タンクの満液レベルが高いことが、好ましい。
【0019】
この構成によれば、補給タンクを満液状態にしたときに、溶剤タンク内の溶剤が溢れてしまうのを確実に防止することができる。
【0020】
この場合、溶剤タンクと補給タンクとは同一の形状のものであり、補給タンクに対し溶剤タンクが僅かに高い位置に配設されていることが、好ましい。
【0021】
この構成によれば、補給タンクに対し溶剤タンクの満液レベルを、容易に高く設定することができる。また、注液ミスにより、補給タンクから溶剤が溢れても、溶剤タンクから溶剤が溢れることがない。
【0022】
これらの場合、補給タンクには、少なくとも注液口から視認可能な満液目盛りが設けられていることが、好ましい。
【0023】
この構成によれば、補給タンクに溶剤を注入するときに、注液口越しに満液目盛りを確認することができるため、オーバーフロー等の注入ミスを有効に防止することができる。
【0024】
これらの場合、補給タンクの下側に防液トレイを、更に備えることが好ましい。
【0025】
この構成によれば、補給タンクに溶剤を注入するときに、誤ってタンク外に溶剤がこぼれても、これを防液トレイで受けることができる。
【0026】
これらの場合、複数のインクジェットヘッドに対応してキャップが複数設けられており、単一の溶剤タンクに複数のキャップが連通していることが、好ましい。
【0027】
この構成によれば、キャップの個数が多くても、溶剤タンクの数を減らすことができる。また、各溶剤タンクへの溶剤の補給を簡単に行うことができる。
【0028】
本発明のインクジェットプリンタは、上記したインクジェットヘッドの保全装置を、備えたことを特徴とする。
【0029】
この構成によれば、インクジェットヘッドにおけるインクの乾燥を確実に防止することができるため、インク吸引やワイピングの頻度を減らすことができ、電源ONから印刷待機状態までの時間を短縮することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。実施形態のインクジェットプリンタは、パーソナルコンピュータなどの外部装置に接続された業務用の大型カラープリンタであり、外部装置で作成した画像データに基づいて、インクジェット方式により所望の画像を印刷するものである。具体的には、このインクジェットプリンタは、連続紙である印刷テープ(剥離紙付き粘着テープ)に、後に切り抜いてラベルとして用いる多数の単位画像を連続して印刷するものであり、例えば生鮮食品のラップフィルム上に貼着されるラベルを、小ロットで印刷することを可能にするものである。
【0031】
図1は、インクジェットプリンタの正面側からの外観斜視図であり、図2はその背面側からの外観斜視図である。両図に表すように、このインクジェットプリンタ1は、幅広の印刷テープTに印刷を行う装置本体2と、印刷テープTを装置本体2に供給するテープ繰出し装置3と、装置本体2で印刷が行われた印刷テープTをロール状に巻き取るテープ巻取り装置4と、を備えている。テープ繰出し装置3は、ブラケット5を介して装置本体2の右部に取り付けられ、テープ巻取り装置4は、連結バー6を介して装置本体2の左部に連結されている。
【0032】
装置本体2は、キャビネット形式の機台11と、機台11上に広く載置したプリント手段12と、プリント手段12に臨むように印刷テープTを送るテープ送り手段13と、プリント手段12にインクを供給するインク供給手段14と、機台11上に分散配置したインクジェットヘッド10のメンテナンス手段15とを備えると共に、図示しないが、これら各主要な構成手段を個別に且つ関連させて統括制御するコントローラを備えている。なお、図示では省略したが、機台11上には、上記の各手段を一体として覆う安全カバーが設けられている。
【0033】
機台11は、アングル材21を直方体形状に組み、その上部には台板22を、下部には底板23をそれぞれ固定して構成されている。また、台板22と底板23との間のキャビネット部分は、3つの収納部に区画されており、正面から見て左側となる左収納部25の奥側にはインク供給手段14の6個のメインタンク61が収納され、中間収納部26には後述する廃インクタンク17が収納され、さらに右収納部27には上記のコントローラ等が収納されている。
【0034】
一方、テープ繰出し装置3とテープ巻取り装置4とを結ぶ機台11上の手前側部位は、機台11を縦断するテープ送り経路29となっており、このテープ送り経路29に沿ってテープ送り手段13が配設されている。また、上記の左収納部25の手前側には、プリント手段12を潜るようにテープ送り経路29の迂回経路29aが構成されている。
【0035】
プリント手段12は、いわゆるガントリータイプのX・YテーブルであるX・Y移動機構31と、X・Y移動機構31のX軸テーブル32に移動自在に搭載したヘッドユニット34と、X・Y移動機構31のY軸テーブル33に平行に配設され、Y軸テーブル33と共にX軸テーブル32を移動自在に支持するY軸ガイド35とで構成されている。ヘッドユニット34には、複数(12個)のインクジェットヘッド10が搭載されており、この複数のインクジェットヘッド10は、X軸テーブル32により主走査方向(X軸方向)に移動されると共に、Y軸テーブル33によりX軸テーブル32を介して副走査方向(Y軸方向)に移動される。
【0036】
X軸テーブル32は、モータ駆動のX軸スライダを有し、このX軸スライダにヘッドユニット34が取り付けられている。同様に、Y軸テーブル33は、モータ駆動のY軸スライダを有し、このY軸スライダにX軸テーブル32が取り付けられている。また、ヘッドユニット34の下側に位置してX軸スライダには、インクジェットヘッド10の全吐出ノズルからのインク吐出(捨て吐出:フラッシング)を受けるフラッシングボックス37が取り付けられている。
【0037】
このプリント手段12は、図3に示すように、吸着テーブル51上の印刷テープTに対し、例えば左上を印刷開始位置P1として印刷を開始する場合、この位置からヘッドユニット34を右方向(主走査における往動方向)に所定距離移動させることにより1ラインの印刷(主走査)が行われ、右端においてヘッドユニット34を手前に移動させることにより、ヘッドユニット34を第2ラインに移動(副走査)させ、ここから更にヘッドユニット34を左方向(主走査における復動方向)に移動させることにより第2ラインの印刷(主走査)が行われる。このように動作を繰り返して全ラインの印刷を行う(図3(b)参照)。
【0038】
また、例えば右下の位置で印刷を終了した場合、次のテープ送り後の印刷は、この印刷終了位置P2から上記の印刷開始位置P1に向かって、上記と逆の動作でヘッドユニット34を移動させて全ラインの印刷を行うようにしている(図3(c)参照)。これにより、ヘッドユニット34の移動ロスを少なくしている。なお、1往復(2ラインの印刷)の間に、左端において上記フラッシングボックス37に対しインクジェットヘッド10のフラッシングが行われる。
【0039】
ヘッドユニット34は、箱状に形成され、支持ブラケット41を介してX軸テーブル32のX軸スライダに取り付けられている。支持ブラケット41の下部には、キャリッジ42が水平に取り付けられており(図4参照)、キャリッジ42には、4つのサブキャリッジ43を介して、計12個のインクジェットヘッド10が搭載されている。すなわち、キャリッジ42には、4つのサブキャリッジ43を着脱可能に装着しており、この各サブキャリッジ43に、それぞれ横並びに3個のインクジェットヘッド10が取り付けられている(図4参照)。
【0040】
図5に模式的に表すように、1ラインの基準色を構成する6色のインクノズル列群45は4分割されており、分割された6色の分割インクノズル列群45aが、3個のインクジェットヘッド10に組み込まれて、各サブキャリッジ43に搭載されている。具体的には、各サブキャリッジ43に搭載される3個のインクジェットヘッド10のうちの第1ヘッド10−1には、ブラック(K)およびシアン(C)の2つの分割インクノズル列45aが組み込まれ、第2ヘッド10−2には、ライトシアン(LC)およびライトマゼンタ(LM)の2つの分割インクノズル列45aが組み込まれ、第3ヘッド10−3には、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の2つの分割インクノズル列45aが組み込まれている。
【0041】
そして、これら分割インクノズル列群45aは、一部(のインクノズル)を重複させるようにして千鳥状に配設され、全体としてほぼ4インチ(1ライン)の各色のインクノズル列群45を構成している。言い換えれば、3個のインクジェットヘッド10により6色の分割インクノズル列45aを構成した4組のヘッド群47(第1・第2ヘッド群47−1,47−2および第3・第4ヘッド群47−3,47−4)が、千鳥状に配設されている。
【0042】
図1および図2に示すように、テープ送り手段13は、機台11上のテープ送り経路29の略中央に配設した吸着テーブル51と、吸着テーブル51を挟んでテープ送り方向の前後に分散配置したテープ送り機構52とを備えている。吸着テーブル51は、多数の吸引孔53により印刷テープTを水平に且つ平坦になるように吸着して、テープ送り方向に略30インチの長さで延在する印刷エリアAを構成している。すなわち、吸着テーブル51の上面に吸着された印刷テープTの部位は、1タクト分の印刷エリアAを構成し、これにインク吐出のためのペーパーギャップを存してインクジェットヘッド10が平行に対峙するようになっている。
【0043】
テープ送り機構52は、吸着テーブル51のテープ送り方向の前後に併設した一対の導入ローラ55,55と、テープ送り経路29の迂回経路29aを経て吸着テーブル51の下流側に配設した駆動ローラであるテープ送りローラ56と、印刷テープTをテープ巻取り装置4に送り込む送出ローラ57とを備えると共に、吸着テーブル51の上流側直近に配設した案内ローラ58と、案内ローラ58の送り方向上流側に配設した複数のローラを有する幅ガイド機構59と、を備えている。
【0044】
テープ繰出し装置3から繰り出された印刷テープTは、幅ガイド機構59により幅方向が精度良く位置決めされ、案内ローラ58を介して一対の導入ローラ55,55により、吸着テーブル51上に導かれる。また、上記したように吸着テーブル51上で印刷が行われると、印刷テープTは迂回経路29aに導かれ、ここで次の印刷時間分の乾燥をまって、テープ送りローラ56および送出ローラ57を経て、テープ巻取り装置4に巻き取られる。すなわち、印刷テープTの送りは、上記の印刷エリアA分の送りを1タクトとし、これを単位とした間欠送りとなる。
【0045】
インク供給手段14は、機台11の左収納部25に配設した6個(6色)のメインタンク61と、機台11上の奥側に配設した12個のサブタンク62と、これらメインタンク61、サブタンク62およびインクジェットヘッド10を接続するインクチューブ63とを備えている。インク供給手段14により供給されるインクは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)に、ライトシアン(LC)およびライトマゼンタ(LM)を加えた、計6色であり、各インク色のインクを貯留した各メインタンク61から、2分岐して計12個のサブタンク62にインクが供給される。さらに、各サブタンク62内のインクは、対応するインクジェットヘッド10のポンプ作用(インク吐出)によりこれに供給される。
【0046】
図1および図2に示すように、メンテナンス手段15は、フラッシングインクを受ける上記のフラッシングボックス37の他、非駆動時においてインクジェットヘッド10を保管するキャップユニット71と、ノズル詰りを解消するためにインクジェットヘッド10をポンプ吸引する吸引ユニット72と、インクジェットヘッド10をワイピングするワイピングユニット73とを有している。そして、フラッシングボックス37を除くこれら各ユニット71,72,73は、吸着テーブル51の背面側近傍の機台11上において、左側からキャップユニット71、吸引ユニット72およびワイピングユニット73の順で配設されている。
【0047】
吸引ユニット72は、図1および図6に示すように、6個の吸引用キャップ82を3個ずつに振り分けて搭載した2個の部分ユニット81a,81bを有し、各部分ユニット81a,81bは、機台11上に固定した吸引用ベース83に一体に支持固定されている。また、2個の部分ユニット81a,81bは、千鳥状に配設されたヘッドユニット34のヘッド群47に倣って、相互にY軸方向に位置ずれして配設されている。
【0048】
各部分ユニット81a,81bは、3個の吸引用キャップ82を搭載した吸引用キャップ支持体84と、吸引用キャップ支持体84を上下方向にスライド自在に収容する吸引用側板フレーム85と、吸引用キャップ支持体84を介して3個の吸引用キャップ82をヘッドユニット34に向かって離接させる吸引用キャップ移動機構86と、各吸引用キャップ82を介してインクを吸引する3個のインクポンプ87と、を備えている。
【0049】
各吸引用キャップ82は、キャップ本体89と、キャップ本体89の底部に敷設したインク吸収材90と、キャップ本体89の上端に装着したシール部材91とで構成され、各インクジェットヘッド10のノズル面(ノズル形成面)に密着して、これを封止する。また、各吸引用キャップ移動機構86は、各吸引用キャップ支持体84を介して、吸引用キャップ82を、インクジェットヘッド10を封止する封止位置とインクジェットヘッド10から離間する待機位置との間で、昇降させる。
【0050】
各吸引用キャップ支持体84には、サブキャリッジ43に搭載した横並び3個のインクジェットヘッド10(各ヘッド群47)に対応するように、横並びに3個の吸引用キャップ82が搭載されている。すなわち、図示左側の吸引用キャップ群には、キャリッジ42の第1ヘッド群47−1および第3ヘッド群47−3が対応し、図示右側の吸引用キャップ群には、キャリッジ42の第2ヘッド群47−2および第4ヘッド群47−4が対応している。
【0051】
第1ヘッド群47−1および第2ヘッド群47−2が吸引ユニット72に臨むと、吸引用キャップ移動機構86が駆動し、一対の吸引用キャップ支持体84,84を介して全吸引用キャップ82を上昇させ、第1・第2両ヘッド群47−1,47−2のインクジェットヘッド10に密着させる。続いて、各インクポンプ87が駆動し、第1ヘッド群47−1および第2ヘッド群47−2の各インクジェットヘッド10の全インクノズルからインクを吸引する。
【0052】
そして再度、吸引用キャップ移動機構86が駆動して全吸引用キャップ82を下降させると共に、X・Y移動機構31が駆動して、第3ヘッド群47−3および第4ヘッド群47−4が、吸引ユニット72に臨むようにヘッドユニット34をY軸方向に移動させる。ここで、各吸引用キャップ82の上昇とポンプ吸引とが行われ、第3ヘッド群47−3および第4ヘッド群47−4の各インクジェットヘッド10のインク吸引が行われる。なお、各インクポンプ87で吸引したインクは、チューブを介して廃インクタンク17に送り込まれる。
【0053】
ワイピングユニット73は、図1および図6に示すように、吸引ユニット72の右隣りに配設されており、6個のワイパーブレード102を3個ずつに振り分けて搭載した2個の部分ユニット101a,101bを有し、各部分ユニット101a,101bは、機台11上に固定されたワイピング用ベース103に一体に支持固定されている。この場合も、2個の部分ユニット101a,101bは、千鳥状に配設されたヘッドユニット34のヘッド群47に倣って、相互にY軸方向に位置ずれして配設されている。
【0054】
各部分ユニット101a,101bは、ワイパーブレード102を有するワイピングアッセンブリ104と、ワイピングアッセンブリ104を介してワイパーブレード102を上昇させるソレノイド105と、ワイピングアッセンブリ104およびソレノイド105を支持するワイピング用側板フレーム106と、をそれぞれ横並びに3個ずつ備えている。そして、吸引ユニット72と同様に、図示左側の部分ユニット(ワイパーブレード群)101aには、キャリッジ42の第1ヘッド群47−1および第3ヘッド群47−3が対応し、図示右側の部分ユニット(ワイパーブレード群)101bには、キャリッジ42の第2ヘッド群47−2および第4ヘッド群47−4が対応している。
【0055】
ワイパーブレード102は、ゴムや軟質樹脂等で構成され、ワイピングアッセンブリ104の先端部に上方に突出するように組み込まれている。ヘッドユニット34がワイピングユニット73の直上部に臨んだ状態で、ソレノイド105が励磁すると、ワイパーブレード102が僅かに円運度するようにして上昇し、対応するインクジェットヘッド10のノズル面(の端部)に接触する。この状態でX・Y移動機構31を駆動し、ヘッドユニット34をY軸方向に移動させることで、ノズル面に対する相対的なワイピング動作が行われる。
【0056】
最初のワイピング動作は、吸引動作と同様に、第1ヘッド群47−1および第2ヘッド群47−2に対するものであり、このワイピング動作の後、ソレノイド104を消磁してワイパーブレード102を下降させておいて、こんどは、ヘッドユニット34の第3ヘッド群47−3および第4ヘッド群47−4を、ワイピングユニット73の直上部に臨ませて、同様にワイピング動作を行う。これにより、吸引動作等でノズル面に付着したインクが除去される。
【0057】
一方、キャップユニット71は、図1および図7に示すように、12個のインクジェットヘッド10に対応する12個の保管用キャップ111と、12個の保管用キャップ111をそれぞれ3個ずつに振り分けて保持する4個のキャップホルダ112と、4個のキャップホルダ112を介して計12個の保管用キャップ111をヘッドユニット34に向かって離接させるキャップ移動機構113と、4個のキャップホルダ112をそれぞれ上下方向にスライド自在に支持する保管用ベース114と、を備えている。すなわち、ヘッドユニット(キャリッジ42)34の4つのヘッド群47に対応して、3個ずつの保管用キャップ111から成る4つのキャップ群が構成されている。
【0058】
各保管用キャップ111は、キャップ本体116と、キャップ本体116の底部に敷設した乾燥防止材117と、キャップ本体116の上端に装着した略方形のシール部材118とで構成されている。乾燥防止材117は、インクの溶剤等を含浸し高湿度状態に維持して、インクジェットヘッド10(吐出ノズル)の乾燥を有効に防止する。シール部材118は、インクジェットヘッド10のノズル面に密着して、これを封止する。なお、本実施形態では、後述するように、各保管用キャップ111を水タンク121a,121bに連通するようにしてため、上記の乾燥防止材117を省略することも可能である。
【0059】
4個のキャップホルダ112は、これに搭載した横並び3個の保管用キャップ111が、ヘッドユニット34のヘッド群48に対応するように、千鳥状に配設されている。また、キャップ移動機構113は、キャップホルダ112を介して保管用キャップ111を、インクジェットヘッド10を封止する封止位置とインクジェットヘッド10から離間する待機位置との間で移動させる。すなわち、12個の保管用キャップ111が12個のインクジェットヘッド10に同時に密着するようにしている。
【0060】
保管のためにヘッドユニット34がキャップユニット71の直上部に臨むと、キャップ移動機構113が駆動し、4個のキャップホルダ112を介して、全保管用キャップ111を同時に上昇させて、これらをヘッドユニット34の全インクジェットヘッド10に密着させる。これにより、保管時、すなわち印刷非駆動時において、各インクジェットヘッド10のノズル面を乾燥等から保護できるようになっている。
【0061】
ところで、このように構成されたキャップユニット71には、インクジェットヘッドの保全装置を構成すべく、図7および図8に示すように、2つの水タンク(溶剤タンク)121a,121bが接続され、また2つの水タンク121a,121bには補給水タンク(補給タンク)122が接続されている。2つの水タンク121a,121bは、キャップユニット71の側方にこれを挟み込むように機台11上に配設される一方、補給水タンク122は、吸着テーブル51の手前側の機台11上に配設されている。
【0062】
上記のキャップユニット71の各保管用キャップ111には、そのキャップ本体116の下端部に連通用チューブ(連通管路)124が接続され、この連通用チューブ124の下流側が、いずれかの水タンク121a,121bに接続されている。具体的には、キャップユニット71の図示左側の6個の保管用キャップ111に接続した6本の連通用チューブ124は、左側の水タンク121aに接続され、右側の6個の保管用キャップ111に接続した6本の連通用チューブ124は、右側の水タンク121bに接続されている。
【0063】
各水タンク121a,121bは、水タンク本体126と水タンク本体126を閉蓋する蓋体127とから成り(図9参照)、板金製のホルダフレーム125を介して機台11(台板22)の上面に固定されている。蓋体127の中央には、水タンク121a,121bの内部空間を大気に開放するための微小孔128が形成されている。なお、微小孔128は、複数であってもよいし、また満水ラインより上方ならば水タンク121a,121bの側面上部に形成することも可能である。
【0064】
水タンク本体126の上部には、その正面側に上記の6本の連通用チューブ124のうち3本の連結チューブ124が接続され、背面側に残り3本の連結チューブ124が接続されている。また、各連結チューブ124の下流端(開放端)124aは、水タンク本体126の側壁(に形成した貫通口129)を貫通して、満水ライン(Hi)より上方に開放している(図11参照)。すなわち、各連結チューブ124の下流端(開放端)124aは、水タンク121a,121bに貯留する水に水没しないようになっている。
【0065】
水タンク本体126の正面下部には、流入口(流入口金具130a)130が設けられ、これに補給水タンク122に連なる補給水チューブ(供給管路)132が接続されている。なお、上記の連結チューブ124も、流入口金具を介して水タンク121a,121bに接続することは可能である。
【0066】
補給水タンク122は、水タンク121a,121bと同様に、補給水タンク本体134と補給水タンク本体134を閉蓋する蓋体135とから成り(図10参照)、板金製のホルダフレーム133を介して機台11(台板22)の上面に設置した防水トレイ136に固定されている。防水トレイ136は、注水ミスにより補給水タンク122の外にこぼれた水を受けるものであり、平面視、補給水タンク122より一回り大きく形成されると共に、周縁部を立ち上げた形態を有している。
【0067】
蓋体135の中央には、円形の注水口138が形成されると共に、注水口138を閉蓋するキャップ139が設けられている(図10参照)。また、注水口138を囲繞するように、板金製枠状の注水ガイド140が配設され、注水ガイド140はホルダフレーム133の上端に固定されている。なお、図示しないが、補給水タンク122においても、例えば上記のキャップ139に、補給水タンク122の内部空間を大気に開放するための微小孔を形成することが好ましい。もっとも、これに代えて、注水口138の一部やこれに対応するキャップ139の一部に切欠き部を設けてもよい。
【0068】
補給水タンク本体134の上部内面には、満水目盛り141および減水目盛り142が設けられており、この満水目盛り141は注水口138越しに視認できるようになっている(図10および図11参照)。すなわち、注水作業の際に、視線の先に満水目盛り141が見えるようにし、注水ミスの生じ難い構造としている。補給水タンク本体134の側面下部および背面下部には、それぞれ流出口(流出口金具143a)143,143が設けられ、この両流出口143,143には2つの水タンク121a,121bに連なる補給水チューブ132,132がそれぞれ接続されている。なお、補給水チューブ132を、継手を介して2つの水タンク121a,121bの手前で分岐して、これらに接続する構成であってもよい。
【0069】
図11に示すように、各水タンク121a,121bは、機台11上に固定したホルダフレーム125により、機台11から幾分浮いた状態(30mm)に設置され、また補給水タンク122は、防水トレイ136上に固定したホルダフレーム133により、機台(防水トレイ136)11から幾分浮いた状態(20mm)に設置されている。このため、補給水タンク122の水位と2つの水タンク121a,121bの水位とは、同レベルとなるが、実施形態では、補給水タンク122に対し2つの水タンク121a,121bを幾分高い位置(10mm)に設置し、補給水タンク122の両流出口143,143および満水ライン(満水レベル)Hiに対し、両水タンク121a,121bの各流入口130および各満水ライン(満水レベル)Hiが幾分高い位置にくるようにしている。
【0070】
すなわち、補給水タンク122の満水レベル(満水ライン)Hiに対し、水タンク121a,121bの満水レベル(満水ライン)Hiを高い位置に設定することで、注水ミスにより少なくとも水タンク121a,121bから水が溢れるのを防止している。
【0071】
このような構成では、水を貯留した水タンク121a,121bの内部空間は略飽和空気に満たされ、これに連通する各保管用キャップ111の内部も高湿度状態となる。このため、インクジェットヘッド10を保管用キャップ111でキャッピングしたときに、そのノズル面と保管用キャップ111との間の封止空間は略飽和空気に満たされることになる。このため、インクジェットヘッド10の吐出ノズルにおけるインクの乾燥が防止され、装置が非稼動中であっても、いわゆる吐出ノズルのメニスカスを良好に維持することが可能となる。
【0072】
なお、実施形態では、水タンクおよび補給水タンクとして、同一形態の市販の透明なタッパ(登録商標)を転用して構成したが、これに限らずシール性の優れた樹脂製或いはステンレス製等の容器であれば適用可能である。また、両タンクの大小や形態は任意である。さらに、上記の各チューブを、硬質のパイプおよび継手により構成してもよい。さらにまた、水に代えて他のインク溶剤を用いてもよい。
【0073】
【発明の効果】
本発明のインクジェットヘッドの保全方法および保全装置によれば、ノズル面とキャップにより構成される封止空間を、略飽和空気の雰囲気で満たすことができるため、吐出ノズルのおけるインクの乾燥を確実に防止することができる。したがって、インクジェットヘッドに対するインク吸引等の機能回復の処理頻度を格段に減らすことができる。
【0074】
本発明のインクジェットプリンタによれば、インクジェットヘッドにおけるインクの乾燥を確実に防止することができるため、インク吸引やワイピングの頻度を減らすことができ、装置の信頼性と使い勝手とを格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの正面側から見た外観斜視図である。
【図2】実施形態に係るインクジェットプリンタの背面側から見た外観斜視図である。
【図3】ヘッドユニットの移動動作(印刷動作)を示す説明図である。
【図4】ヘッドユニットのキャリッジ廻りの外観斜視図である。
【図5】模式的に表したヘッドユニットの構造図である。
【図6】吸引ユニットおよびワイピングユニットを表した(a)斜視図および(b)平面図である。
【図7】キャップユニットの外観斜視図である。
【図8】キャップユニットの水タンクおよび補給水タンク回りの斜視図である。
【図9】水タンクの外観斜視図である。
【図10】補給水タンクの外観斜視図である。
【図11】水タンクおよび補給水タンクの高さ関係を模式的に表した説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ     2 装置本体
10 インクジェットヘッド     11 機台
12 プリント手段         15 メンテナンス手段
34 ヘッドユニット        71 キャップユニット
111 保管用キャップ       113 キャップ移動機構
116 キャップ本体       121a 水タンク
121b 水タンク          122 補給水タンク
124 連通用チューブ      124a 下流端(開放端)
125 ホルダフレーム       130 微小孔
132 補給水チューブ       136 防水トレイ
138 注水口           141 満水目盛り
143 流出口

Claims (13)

  1. 気化したインクの溶剤による略飽和空気の雰囲気に連通したキャップを、インクジェットヘッドのノズル面に密着させて前記インクジェットヘッドを保全することを特徴とするインクジェットヘッドの保全方法。
  2. インクジェットヘッドのノズル面を気密に封止することで、当該インクジェットヘッドを保全するインクジェットヘッドの保全装置において、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に密着するキャップと、
    前記キャップに連通すると共にインクの溶剤を貯留した溶剤タンクと、を備えたことを特徴とするインクジェットヘッドの保全装置。
  3. 前記キャップと前記溶剤タンクとは、連通管路により接続されており、
    前記連通管路の前記溶剤タンク側の開放端は、前記溶剤タンクの液面上に開放されていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  4. 前記連通管路の開放端は、前記溶剤タンクの満液レベルの上方に開放されていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  5. 前記溶剤タンクに、供給管路を介して補給液を供給する補給タンクを、更に備えたことを特徴とする請求項2、3または4に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  6. 前記溶剤タンクと前記補給タンクとは、略同一水平面内に設置された大気開放タンクであることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  7. 前記溶剤タンクの上部には、タンク内を大気開放するための微小孔が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  8. 前記補給タンクの満液レベルに対し、前記溶剤タンクの満液レベルが高いことを特徴とする請求項6または7に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  9. 前記溶剤タンクと前記補給タンクとは同一の形状のものであり、
    前記補給タンクに対し前記溶剤タンクが僅かに高い位置に配設されていることを特徴とする請求項8に記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  10. 前記補給タンクには、少なくとも注液口から視認可能な満水目盛りが設けられていることを特徴とする請求項2ないし9のいずれかに記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  11. 前記補給タンクの下側に防液トレイを、更に備えたことを特徴とする請求項2ないし10のいずれかに記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  12. 複数のインクジェットヘッドに対応して前記キャップが複数設けられており、
    単一の前記溶剤タンクに複数の前記キャップが連通していることを特徴とする請求項2ないし11のいずれかに記載のインクジェットヘッドの保全装置。
  13. 請求項2ないし12のいずれかに記載のインクジェットヘッドの保全装置を、備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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