JP2004122141A5 - - Google Patents
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【0011】
この射出機構10は、ホットランナーブロック21と共に機台26上の摺動板27に設置されている。ホットランナーブロック21は内部のホットランナー22に接続して前面に突設し射出用のノズル23を有し、そのホットランナー22のゲートにノズルチップ12を気密に当接して、摺動板27上の支持台25に傾斜設置してある。また機台26上には油圧作動のノズル当接装置28が、ホットランナーブロック21に連結して設けてあり、このノズル当接装置28の伸縮動作による摺動板27の進退移動により、射出機構10がホットランナーブロック21と共に、型締装置(図は省略)の金型24に対し進退移動し、ノズル23の先端面が金型24のスプルゲート24aと当接し、または離れるように構成されている。
この射出機構10は、ホットランナーブロック21と共に機台26上の摺動板27に設置されている。ホットランナーブロック21は内部のホットランナー22に接続して前面に突設し射出用のノズル23を有し、そのホットランナー22のゲートにノズルチップ12を気密に当接して、摺動板27上の支持台25に傾斜設置してある。また機台26上には油圧作動のノズル当接装置28が、ホットランナーブロック21に連結して設けてあり、このノズル当接装置28の伸縮動作による摺動板27の進退移動により、射出機構10がホットランナーブロック21と共に、型締装置(図は省略)の金型24に対し進退移動し、ノズル23の先端面が金型24のスプルゲート24aと当接し、または離れるように構成されている。
【0018】
上記固体プラグ31の形成及び溶解温度は、そこに成形材料として用いられる金属や合金の種類により異なる。たとえばMg−Al系や、Mg−Al−Zn系の合金で、一般的なマグネシウム合金の成形品として使用されるAZ91D合金は、液相線温度約595℃、固相線温度約450℃である。従って、このような金属材料により成形品を射出成形する場合には、先端部を除くノズル本体を600℃前後に設定したヒータ29により加熱して、ノズル内を流動する溶融金属の温度を維持し、また先端部は上記温度制御手段30により500℃前後から600℃前後の温度に設定できるようにして、固体プラグ31の維持と射出時における溶解とが行えるようにしてある。
上記固体プラグ31の形成及び溶解温度は、そこに成形材料として用いられる金属や合金の種類により異なる。たとえばMg−Al系や、Mg−Al−Zn系の合金で、一般的なマグネシウム合金の成形品として使用されるAZ91D合金は、液相線温度約595℃、固相線温度約450℃である。従って、このような金属材料により成形品を射出成形する場合には、先端部を除くノズル本体を600℃前後に設定したヒータ29により加熱して、ノズル内を流動する溶融金属の温度を維持し、また先端部は上記温度制御手段30により500℃前後から600℃前後の温度に設定できるようにして、固体プラグ31の維持と射出時における溶解とが行えるようにしてある。
【0022】
これについては、自動運転時と同様な安全手段を構じることで防止することができる。図5はその1例を示すもので、作業者がノズル後退SWをON動作させたとき、ノズル後退動作制御部から後退信号を検出し、ノズル先端部の温度を検出する。ノズル温度が許容温度範内でなければ、許容範囲内になるように温度調節し、ノズル温度が許容範囲内になったところで、ノズル後退動作制御部に信号を出し、ノズル後退動作制御部から、ノズル後退許可信号を出して、ノズル後退動作が行えるようにする。これにより作業者が不用意にノズル後退を行おうとしても、ノズル先端部は鼻タレが起きない温度に制御されて、ノズル後退となるので安全性が確保される。
これについては、自動運転時と同様な安全手段を構じることで防止することができる。図5はその1例を示すもので、作業者がノズル後退SWをON動作させたとき、ノズル後退動作制御部から後退信号を検出し、ノズル先端部の温度を検出する。ノズル温度が許容温度範内でなければ、許容範囲内になるように温度調節し、ノズル温度が許容範囲内になったところで、ノズル後退動作制御部に信号を出し、ノズル後退動作制御部から、ノズル後退許可信号を出して、ノズル後退動作が行えるようにする。これにより作業者が不用意にノズル後退を行おうとしても、ノズル先端部は鼻タレが起きない温度に制御されて、ノズル後退となるので安全性が確保される。
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JP2002286360A JP2004122141A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 金属成形機におけるノズルの移動制御方法 |
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JP2004122141A JP2004122141A (ja) | 2004-04-22 |
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JP2002286360A Pending JP2004122141A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 金属成形機におけるノズルの移動制御方法 |
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