JP2004121649A - 再封性に優れた輸液バッグ包装体及び再封方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この輸液バッグ包装体は、外装袋の開封される袋端側の面域Aに、ハーフカット21、ティアテープ等による直線引裂き性が付与されている。面域Aを引裂いて形成される外装袋の開封口は、蛇行湾曲のない直線状の切り口を有する(その端縁部が封止代となる)ので、再封止のための封止代を確保し易く、端縁部の溶着による再封止や、クリップ、タックシート等を用いて行なう再封操作の煩瑣が緩和され、かつ密封性を確保し易くなることにより輸液製剤の変質防止機能が高められる。
【選択図】図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸液バッグを酸素バリアー性の外装袋に封入した輸液バッグ包装体に係り、特に在宅患者等の介護に供用される輸液バッグのように、病院内等で一旦外装袋を開封して輸液に所定の調剤処理を施した後、再封止し患者に投与されるまで密封保存される輸液バッグ包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
輸液バッグの一次包材を形成するプラスチックとして、従来ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル等が使用さているが、この一次包材だけでは、輸液の変質防止に必要な酸素バリアー性を保証し得ない。このため、酸素バリアー性を有するプラスチックシートで製袋された外装袋を二次包材として輸液バッグを密封包装するようにしている(実開平6−77737号,実開平7−11568号公報)。
【0003】
図27は輸液バッグの例を示している。この輸液バッグ(3)は、2室(31)(32)に分画され、一方の室(31)にアミノ酸含有製剤、他方の室(32)に生理食塩水が充填されている。二次包材である外装袋(1)は、図28に示すように、2枚の外装シート(11a)(11b)(酸素バリアー性を有するプラスチックシート)を重ね合わせ、底部及び左右の端縁を溶着(ヒートシール)して製袋される。周縁部の散点模様は溶着代(S)を表している。輸液バッグ(3)は、2室(31)(32)を折り重ねて外装袋(1)の頂部開口から収納される。外装袋(1)は、袋内を窒素ガスで置換されると共に脱酸素剤を投入されたうえ、頂部開口の端縁(11E)を溶着封止することにより図29の包装体に仕上げられる。
【0004】
外装袋は、溶着代(S)に設けられたノッチ(14)を引裂き始端として、図30に示すように、袋端(1E)を切取ることにより開封される。輸液バッグ(3)は、使用に先立って、輸液に応じた所定の調剤処理が施され、例えば同図のように生理食塩水室(32)にポート(33)から注射器(4)でビタミン剤が注入される。調剤処理は、病院内等で医師・看護婦等の所定の有資格者により行なわれるので、輸液バッグを在宅医療等に供する場合は、調剤処理後、外装袋(1)の開封口(12)を再封止し、患者に投与されるまでの間、輸液製剤の変質(アミノ酸含有製剤室31の輸液の変色等)が抑制されるように密封保存されることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
調剤処理のために開封された外装袋(1)の再封止は、開封口の端縁部(12E)の端を折り畳むように数回巻き重ねたうえ、巻き重ね部の袋幅方向2,3個所を小型のクリップで挟み付けるか、あるいは粘着テープを貼り付ける等により、巻き重ねのほぐれ・緩みを抑えるというのが通常の形態である。しかしこれでは密封性を保証し得ない。その改良策として、図32に示す溶着封止治具(6)や、図33に示すクリップ(7)等を使用することが考えられる。
【0006】
図32の溶着治具(6)は基台部(61)と、その一端側に軸承された回動レバー(62)とを有し、基台部(61)とレバー(62)とに相対向する押付け部(63)及び(64)が組付けられている。押付け部(63)及び(64)の少なくとも一方は電熱ヒーター(所謂インパルスヒーター)であり、外装袋(1)の封止代となる端縁部(12E)は、押付け部(63)と(64)とで挟圧されて溶着封止される。
また、図33のクリップ(7)はプラスチック成形品等からなり、基台部(71)と回動レバー(73)とを備え、基台部(71)は溝条(72)、回動レバー(73)は突条(74)がそれぞれ設けられている。外装袋(1)の開封口端縁部(12E)は、図34に示すように、袋の全幅に亘って基台部(71)とレバー(73)とに間に挟圧され、止め具(75)(図33)で固定されることより密封状態を保持することが可能となる。
【0007】
しかるに、外装袋(1)の開封口(12)の切り口(12C)は、図31等に示したように蛇行湾曲しているのが通常である。従って、再封代(溶着代,クリップ挟み付け代)となる端縁部(12E)の幅(L0)を確保することが難しく、このため前述の溶着治具(図32)やクリップ(図33)等を使用しても、開封口端縁部(12E)を全幅に亘って確実に密着封止することは容易でない。この再封代の不足は、外装袋(1)の袋長(L1)を大きめに設定すれば解消できるが、袋長が長くなるに伴って輸液バッグ(3)の収納作業(自動装填機により行なわれる)の操作性が悪くなるので、効果的な対策とはなり難い。
【0008】
本発明は、上記に鑑み、在宅医療等に供される輸液バッグのように、調剤処理のために外装袋が開封された後の時間経過により、輸液製剤に変質を生じるおそれがある輸液バッグについて、患者に投与されるまでの間、その変質防止に必要な密封保存を容易かつ確実になし得るようにした輸液バッグ包装体を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の輸液バッグ包装体は、酸素バリアー性プラスチックシート(以下「外装シート」)の縁部を溶着して製袋された外装袋とその袋内に封入された輸液バッグとからなり、調剤処理を施される輸液室のポートが臨む側の端部を開封部として外装袋が開封(以下「調剤開封」)された後、該開封口を再封止される輸液バッグ包装体であって、外装袋は、前記調剤開封される側の端部面域(A)が、開封方向に平行な向きの直線引裂き性を有し、該面域(A)がその直線引裂き方向に引裂きさかれて形成される、直線状の切り口を有する開封口の端縁部を封止代として再封止されることを特徴としている(請求項1)
【0010】
また、本発明の輸液バッグ包装体における外装袋は、調剤処理を施される輸液室のポートが臨む側に、該ポートの突出形状に対応した山形状の突出部を有し、該突出部の端部を開封部として開封(以下「調剤開封」)された後、該開封口を再封止される輸液バッグ包装体であって、該突出部の頂部側と裾部側との間の面域(A)が、突出部を横切る向きの直線引裂き性を有し、該面域(A)がその直線引裂き方向に引裂かれて形成される、直線状の切り口を有する開封口の端縁部を封止代として再封止されることを特徴としている(請求項2)。
【0011】
本発明の輸液バッグ包装体は、前記面域(A)に付与された直線引裂き性により開封口の切り口が略直線状となり、従って再封に必要な封止代の確保が容易である。開封口部の直線性の簡潔な形状により、再封操作に伴う外装袋の取扱いの煩瑣が解消され封止作業性も高められる。また、開封口部が直線性の簡潔な形状であることは、後述のように再封止手段として種々の形態を適用することを可能にする。なお、外装袋の袋長(L1)(図31)は、従来の再封操作(開封口端縁部12Eを折り畳んで数回巻き重ねる)に必要な巻き重ね代や、開封口部の湾曲蛇行を見込んだ長さとする必要がなく、それだけ袋長(L1)を短く設計することができる。このことは外装袋の材料費の節減のみならず、輸液バッグの自動装填操作性の改善にも奏効する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について実施例を示す図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の輸液バッグ包装体の構成を示している。外装袋(1)の調剤開封(輸液バッグに調剤処理として、例えば生理食塩水室32に対するビタミン剤の混注等を行なうための一時的な開封)は、ポート(33)が臨む側の袋端(1E)に隣接した面域(A)を袋幅方向に引裂くことにより行なわれる。該面域(A)は、開封方向の直線引裂き性が付与されている。
【0013】
図2は、外装袋の他の形態を示している。この外装袋(1)は、輸液バッグ(3)のポート(33)(調剤処理が施される輸液室のポート)が臨む側が、該ポート(33)の突出形状に略対応して山状に突出した形状に製袋されている。突出部(15)の山形状は溶着代(S15)により形成されている。突出部(15)の頂部側である袋端(1E)と裾部側との間の面域(A)は、その山形状を横断する向きの直線引裂き性が付与されている。
【0014】
図2に示した突出型の外装袋(1)において、突出部(15)の両側のヒレ状部分(153)は不要であり、該ヒレ状部分(153)が存在しなくても、外装袋(1)の機能や取扱い上の不具合を生じることはない。従ってこの外装袋(1)は、図3のように、ヒレ状部分(153)が切除された形態とすることができる。調剤開封時の引裂き始端となるノッチ(13)は突出部(15)の両側の溶着代(S15)に設けておけばよい。
【0015】
外装袋(1)は、4方シール型(図28のように2枚の外装シート11a,11bの4辺を溶着代Sとして製袋されたもの)のほか、3方シール型(2枚分の長さを有する1枚の外装シート11を折り重ねて製袋される)、あるいはチューブ型(チューブフィルムからなる外装シートの両端を溶着することにより製袋される)の外装袋であってもよい。図4は3方シール型の外装袋を使用した例である。図では、輸液バッグ(3)のポート(33)を、溶着代のない側(外装シート11折曲げ辺11D側)に向けているが、その逆向きであってもよく、いずれの場合もポート(33)が臨む側の面域(A)に直線引裂き性が付与されている。図2,図3に示した突出型の外装袋(1)についても、おなじように4方シール型のほか、3方シール型やチューブ型等の外装袋を任意に適用することができる。
【0016】
外装袋(1)には、必要に応じて、調剤開封時の面域(A)の引裂き始端となるノッチ(13)が、面域(A)の両側の溶着代(S)(図3では溶着代S15)に形成される。また、調剤開封の作業者に対する開封操作の案内として、面域(A)に開封時の引裂き方向や開封ライン等を印刷等により表示しておくのが好ましい。なお、外装袋(1)には、上記ノッチ(13)のほかに、再封止された後の外装袋から輸液バッグ(3)を取り出す祭の開封始端となるノッチ(14)が必要に応じて設けられる。図では、ノッチ(14)を、調剤開封される袋端(1E)と同じ側に形成しているが、それとは反対側の袋端(ないしその付近)に形成してもよい。
【0017】
外装袋(1)は、調剤開封後の再封補助手段として、図5(a)(b)に示すように、面域(A)の左右の溶着代(S)に孔(再封補助孔)(16)が必要に応じて設けられる。同図(a)は前記図1の外装袋(1)について、同図(b)は前記図3の外装袋(1)について、それぞれの面域(A)の両側の溶着代(S)に再封補助孔(16)を形成した例である。再封補助孔(16)は、後述のように、再封代となる開封口端縁をシワ・ゆがみ等のない伸直状態に保持し、再封操作の煩瑣を軽減緩和すると共に密封性の確保を容易にする。
【0018】
つぎに外装袋の面域(A)の直線引裂き性について説明する。面域(A)の直線引裂き性は、例えば次の構成により付与される。
[A1]直線引裂き性を有する外装シート(11)を使用して外装袋(1)を製袋する。
[A2]面域(A)にハーフカット(21)を形成する。
[A3]面域(A)にティアテープ(22)を取付ける。
【0019】
[A1(直線引裂き性外装シートによる製袋)の直線引裂き構造]
まず、直線引裂き性を有する外装シート(11)を使用することにより、外装袋の面域(A)に直線引裂き性を付与する構成について説明する。
外装シート(11)は、複数のフィルム層からなるラミネートシートであり、図6に示すように、外面層(111)(外装袋の外側面となる層)と内面層(113)(外装袋の内側面となる層)、及びその中間層(112)(中間層は1種もしくは2種以上のフィルムで形成される)からなる。内面層(113)は外装袋の製袋(溶着代Sの形成)に必要なシーラント層(ヒートシール層)である。外面層(111)又は中間層(112)には、その構成層の少なくとも1つのフィルム層として、酸素バリアー性のフィルムが積層されている。
【0020】
上記ラミネートシートを構成するフィルムとして、直線引裂き性を有するフィルムを適用することにより外装シート(11)に直線引裂き性が付与される。直線引裂き性を有するフィルムとして、例えば延伸加工されたフィルム(延伸加工による分子の配向効果として延伸方向と一致する向きの直線引裂き性を有する)が使用される。ラミネート構成層のいずれの層に、直線引裂き性のフィルムを適用するかは任意である。また1つの層のみに限定されず、複数の層に直線引裂き性のフィルムを適用して外装シート(11)の直線引裂き性をより高めることもできる。なお、1つの層のみに、直線引裂き性フィルムを適用する場合は、中間層(112)の一層を直線引裂き性のフィルムとするのが好ましい。
【0021】
上記の直線引裂き性を有する外装シート(11)からなる外装袋(1)は、その直線引裂き方向が、面域(A)の引裂き方向と一致する向きに製袋される。その外装袋(1)の調剤開封は、溶着代(S)のノッチ(13)を引裂き始端とし、面域(A)を袋端(1E)に平行な向きに引裂くことにより行なわれる。図1,図4の外装袋(1)では、袋端(1E)を切取られて図13のように袋の全幅に亘る開封口(12)が形成される。図2及び図3の突出型の外装袋(1)では、突出部(15)の袋端(1E)が切取られて、それぞれ図14及び図15に示すように突出部(15)に開封口(12)が形成される。いずれの場合も、外装シート(11)の直線引裂き性により、開封口(12)は、略直線状の切り口(12c)を有している。
【0022】
[A2(ハーフカット形成)の直線引裂き構造]
次に外装袋の面域(A)にハーフカットを形成して直線引裂き性を付与する構成について、その実施例を示す図7〜図9により説明する。
ハーフカット(21)は、外装シート(11)の肉厚を超えない深さを有する溝状の切込み線である。面域(A)のハーフカット(21)は、調剤開封時の袋端(1E)の切取り方向に一致する向きをもって形成され、かつ袋端(1E)の両側の溶着代(S)には、調剤開封用のノッチ(13)がハーフカット(21)の延長線上に形成されている。
【0023】
図8は、図7のX−X 断面を示している。同図は、ハーフカット(21)を、外装シート(11a)(11b)のおもて面側(袋の外側面)に形成しているが、これと逆に裏面側(袋の内側面)に形成してもよい。また、おもて面と裏面とにハーフカット(21)を向い合う向きに形成してもよい。更に、外装シートがラミネート構成であることにより、図9に示すように、外装シート(11)(11a,11b)のそれぞれの中間層(112)にハーフカット(21)を設けてもよい。中間層(112)にハーフカット(21)をもたせる層構成は、中間層(112)のフィルムに予めハーフカット(21)を形成し、これに外面層(111)と内面層(113)を積層接合することにより形成される。
【0024】
ハーフカット(21)の形成は、カット刃による方法、あるいはレーザービームを使用する方法等により行なうことができる。ハーフカット加工においては、外装シート(11)の酸素バリアー性が保持されるように、ラミネート構造における酸素バリアー層を貫通しないように形成することが望ましい。
【0025】
上記のようにハーフカット(21)が形成された外装袋(1)の調剤開封は、両側の溶着代(S)に設けられたノッチ(13)を引裂き始端とし、面域(A)を袋端(1E)に平行な向きに引裂くことにより行なわれる。図1,図4の外装袋(1)では袋端(1E)が切取られて、図13のように袋の全幅に亘る開封口(12)が形成され、他方図2及び図3の突出型の外装袋(1)では、突出部(15)の袋端(1E)が切取られることにより、それぞれ図14及び図15のように突出部(15)に開封口(12)が形成される。いずれの開封口(12)も外装シート(11)の直線引裂き性により切り口(12c)は略直線状をなしている。
【0026】
[A3(ティアテープ使用)の直線引裂き構造]
次にティアテープを使用した直線引裂き構造について説明する。
ティアテープは、ポリエステルやポリプロピレン等の延伸フィルムからなる幅約2〜4mm程度の接着性テープである。図10及び図11(図11は引裂き始端部の外観斜視図である)に、ティアテープを用いた直線引裂き構造の例を示す。ティアテープ(22)は、外装袋(1)を構成する2枚の外装シート(11a)(11b)のいずれか一方(図では11a)の内面(袋内面側)を取付け面とし、接着剤又は熱融着により取付けられている。ティアテープ(22)の端部は、外装シート(11a)(11b)の溶着代(S)に挟み込まれているが、指先で摘み起すことができるように構成されている。すなわち図11に示すように溶着代(S)の外側縁(221)は非溶着とし、かつスリット(222)がティアテープ(22)の両側に位置して外装シート(11a)に形成されている(図は外装袋の片側端のみを示しているが、他方の端部もこれと同様の構造である)。
【0027】
ティアテープを取付けられた上記外装袋(1)の調剤開封は、図12に示すように、ティアテープ(22)の端部を摘み起し、他端側に向って引張ればよく、外装シート(11a)が細帯状に引裂かれることにより開封口(12)が形成される。図16は、前記図1,図4等の外装袋の面域(A)にティアテープ構造を適用した場合の開封形態、図17は前記図3の外装袋の面域(A)にティアテープ構造を適用した場合の開封形態をそれぞれ示している。このようにティアテープ(22)を使用した直線引裂き構造では、前記[A1][A2]の引裂き構造(外装袋の袋端1Eが切取られ外装袋1から分離する)と異なって、袋端(1E)の分離はなく、片側の外装シート(11a)に細帯状の開封口(12)が形成される。形成される開封口の切り口(12c)は、ティアテープによる直線引裂き性の効果として略直線状を有している。
【0028】
なお、面域(A)の直線引裂き構造は上記に限定されず、この他に例えば、延伸加工による直線引裂き性を付与されたフィルムを、外装シート(11)の面域(A)の全幅に亘って貼着(フィルムの直線引裂き方向を面域Aの引裂き方向に一致させて貼着)したものであってもよい。
【0029】
次に、外装袋の再封止について説明する。
調剤開封された外装袋の開封口(12)の再封止は、開封口の端縁面域(12E)を封止代として行なわれる。以下にその具体例を示す。
[B1]端縁部(12E)を溶着する。
[B2]端縁部(12E)をクリップで挟み付ける。
[B3]端縁部(12E)にタックシートを貼着する。
[B4]端縁部(12E)をジップで封止する。
【0030】
[B1(溶着)による再封止]
開封口(12)の溶着による再封止は、前記図32に例示した溶着治具(6)を使用し、開封口の端縁部(12E)を封止代として行なうことができる。
この場合、開封口(12)の両側の溶着代(S)に再封補助孔(16)(図5(a)(b))が形成されているときは、以下のように、図19の補助治具(5)を使用することにより、再封操作の煩瑣を解消することができる。
【0031】
再封補助治具(5)は、基台部(51)とその両端部に設けられた左右一対の突起(52)(52)からなり、突起(52)(52)は、外装袋の再封補助孔(16)(16)のスパンに一致するスパンをもって基台部(51)に設けられている。このため、図19に示すように、外装袋(1)の再封補助孔(16)(16)を突起(52)(52)に差し込めば、開封口(12)の端縁部(12E)を、シワやゆがみ・ダブツキ(溶着不良を生じる原因となる)のない平坦な伸直状態に保持される。この状態で端縁部(12E)を溶着治具(6)(図32)で挟み付ければ、開封口端縁部(12E)の確実な溶着封止が確保される。
【0032】
図20は、溶着治具を使用した再封止の他の例を示している。この溶着治具(6M)の加熱・加圧機構は、前記図32の溶着治具(6)と同じであるが、基台部(61)の両端に突起(66)(66)が設けられている点において相違している。突起(66)(66)は、外装袋(1)の溶着代(S)に形成された再封補助孔(16)(16)に一致するスパンをもって形設されている。従って、外装袋(1)の再封補助孔(16)(16)を、基台部(61)の突起(66)(66)に係合させれば、外装袋(1)の開封口端縁部(12E)は、シワ・ゆがみ・ダブツキのない平坦な伸直状態に保持され、端縁部(12E)の重ね合わせ界面の確実な溶着封止が確保される。
【0033】
[B2(クリップ)による再封止]
クリップによる開封口(12)の再封止は、前記図33に示したクリップ(7)を使用し、これを開封口(12)の端縁部(12E)に取付けることにより行なわれる。開封口(12)の両側の溶着代(S)に再封補助孔(16)(図5(a)(b))が形成されている場合は、図19の補助治具(5)を使用し、その突起(52)(52)に外装袋(1)の再封補助孔(16)(16)を係合させれば、端縁部(12E)をシワ・ゆがみ・ダブツキ(密封性を損なう原因となる)のない平坦な伸張状態に保持し、端縁部(12E)の挟圧による密封封止を確保することが容易になる。
【0034】
図21は、クリップによる再封止の他の例を示している。このクリップ(7M)による開封口(12)の再封操作は、前記図33(図34)のクリップ(7)の場合と異ならないが、基台部(71)の両端に設けられた突起(76)(76)を使用する点において相違している。突起(76)(76)は、外装袋(1)の再封補助孔(16)(16)のスパンに一致するスパンを有している。その突起(76)(76)に、外装袋(1)の再封補助孔(16)(16)を係合させることにより、再封代である端縁部(12E)が、シワ・ゆがみ・ダブツキのない平坦な伸直状態に保持され、その効果として端縁部(12E)の挟圧による密封封止の確保が容易化される。なお、クリップの取付け操作は、手作業で行なわれ、あるいは適宜の押圧具等を用いて押圧するようにしてもよい。
【0035】
[B3(タックシート)による再封止]
図22は、開封口(12)の再封止に使用されるタックシートの例を示している。タックシート(23)は、基材(231)とその片側面に塗設された粘着剤層(232)とからなる。基材(231)は酸素バリアー性を有するシート(単層シートまたはラミネートシート)である。粘着剤層(232)の表面は離型紙(233)で保護され、使用に際して剥離除去される。
図23及び図24は、タックシート(23)による封止形態の例を示している。図23は、外装袋(1)の袋端(1E)が切り取られて形成される開封口(12)(図13〜図15)を有する場合であり、タックシート(23)は、その開封口(12)を跨いで一方の外装シート(11b)の端縁部(12E)から他方の外装シート(11a)の端縁部(12E)にかけて貼着される。他方、図24は、外装袋(1)の外装シート(11)(11a又は11bの一方)に形成された細帯状の開封口(12)(図16,図17)を有する場合であり、タックシート(23)は、その開封口(12)を覆うように開封口の端縁部(12E)に貼着される。
【0036】
タックシート(23)を使用する上記図23及び図24のいずれの場合にも、外装袋(1)の両側の溶着代(S)に再封補助孔(16)(図5参照)を設けておけば、図19に示した補助治具(5)を使用することにより、端縁部(12E)を、シワ・ゆがみ・ダブツキのない平坦な伸直状態に保持してタックシート(23)を貼着することができ、開封口の密封を確保することが容易になる。
【0037】
[B4(ジップ)による再封止]
図25〜図26(a)(b)はジップ(24)を使用した再封構造の例を示している。ジップ(24)は、突起条(241)と溝条(242)とからなり、外装袋(1)を形成する2枚の外装シート(11a)(11b)の内面側に、熱溶着等により取付けられている。取付け位置は、調剤開封で形成される開封口(12)の端縁部(12E)であり、開封口(12)と平行な向きに設けられている。
【0038】
調剤開封により外装袋(1)に開口(12)を形成した後、図26(a)のようにジップ(24)の突起条(241)と溝条(242)とを離脱させれば、開封状態が形成される。調剤処理の後、同図(b)に示すように突起条(241)と溝条(242)を嵌合することにより、開封口(12)を再封止することができる。
【0039】
再封止された外装袋(1)の開封操作(在宅患者等に供用するための開封操作)は、上述した各種の再封形態に応じて行えばよい。開封口(12)の端縁部(12E)が溶着により封止されている場合は、ノッチ(14)を開封始端としてその溶着代を切り取ればよく、図23,図24のようにタックシート(23)で再封止されている場合は、タックシート(23)を剥離すればよい。また、図25のように再封手段としてジップ(24)を設けている場合は、ジップ(24)の嵌合を離脱する(図26(a))することにより開封することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、輸液バッグ包装体の外装袋を調剤開封した後の再封操作性および密封性の確保が容易であり、在宅医療等に供される輸液バッグのように調剤開封後の時間経過に伴う輸液製剤の変質のおそれがあるような場合にも、外装袋の確実な再封止による密封保存の効果として品質保全の信頼性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における外装袋の実施例を示す正面図である。
【図2】本発明における外装袋の他の実施例を示す正面図である。
【図3】本発明における外装袋の他の実施例を示す正面図である。
【図4】本発明における外装袋の他の例を示す正面図である。
【図5】本発明における外装袋の他の例を示す正面部分図である。
【図6】外装シートの層構造を示す斜視図である。
【図7】外装袋にハーフカットを形成した例を示す正面図である。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】外装シートのハーフカットの他の例を示す断面図である。
【図10】外装袋にティアテープを設けた例を示す正面図である。
【図11】図10の外装袋の要部を示す外観斜視図である。
【図12】図10の外装袋のティアテープによる切裂き開封の様子を示す外観斜視図である。
【図13】図1又は図4の外装袋を開封(調剤開封)した状態を示す正面図である。
【図14】図2の外装袋を開封(調剤開封)した状態を示す正面図である。
【図15】図3の外装袋を開封(調剤開封)した状態を示す正面図である。
【図16】図10の外装袋を開封(調剤開封)した状態を示す正面図である。
【図17】図3の外装袋にティアテープを設けた場合の開封(調剤開封)状態を示す正面図である。
【図18】図16および図17のX−X断面図である。
【図19】再封補助治具及びその使用状態の例を示す斜視説明図である。
【図20】溶着治具(突起付き)及びその使用状態の例を示す斜視説明図である。
【図21】クリップ(突起付き)及びその使用状態の例を示す斜視説明図である。
【図22】再封用タックシートの例を示す斜視図である。
【図23】タックシートによる再封状態を示す断面説明図である。
【図24】タックシートによる再封状態の他の例を示す断面図である。
【図25】外装袋の内面に再封用ジップを形設した例を示す断面部分図である。
【図26】図25の外装袋の開封(調剤開封)(図a)及びジップによる再封状態(図b)を示す断面説明図である。
【図27】輸液バッグの例を示す正面図である。
【図28】外装袋の製袋と輸液バッグの封入を示す正面説明図である。
【図29】輸液バッグ包装体の例を示す正面図である。
【図30】外装袋の開封及び調剤処理を示す正面説明図である。
【図31】開封(調剤開封)された外装袋の再封止説明図である。
【図32】溶着治具を使用した外装袋の再封止の例を示す正面説明図である。
【図33】クリップによる外装袋の再封止の例を示す正面説明図である。
【図34】図33のクリップによる再封状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1:外装袋 1E:袋端
11(11a,11b):外装シート
111:外側フィルム層 112:中間フィルム層
112:内側フィルム層
12:開封口
12c:開封口の切り口
12E:端縁部(開封口の再封代)
13:ノッチ(調剤開封用)
14:ノッチ(供用開封用)
15:突出部
151:突出部の頂部 152:突出部の裾部
153:ヒレ部
16:再封補助孔
21:ハーフカット
22:ティアテープ
221:非溶着部 222:ノッチ
23:タックシート
231:基材 232:粘着剤層
233:離型紙
24:ジップ
241:突条 242:凹溝条
3:輸液バッグ
31,32:輸液製剤室 33:ポート
4:注射器
5:再封補助治具
51:基台部 52:突起
6,6M:溶着治具
61:基台部 62:レバー
63,64:押圧部 65:リード
66:再封補助用突起
7,7M:クリップ
71:基台部 72:溝条
73:レバー 74:突条
75:留め具 76:再封補助用突起
A:外装袋の直線引裂き性を有する面域
S(S15):溶着代(ヒートシール)
Claims (12)
- 酸素バリアー性プラスチックシート(以下「外装シート」)の縁部を溶着して製袋された外装袋とその袋内に封入された輸液バッグとからなり、調剤処理を施される輸液室のポートが臨む側の端部を開封部として外装袋が開封(以下「調剤開封」)された後、該開封口を再封止される輸液バッグ包装体であって、外装袋は、前記調剤開封される側の端部面域(A)が、開封方向に平行な向きの直線引裂き性を有し、該面域(A)がその直線引裂き方向に引裂かれて形成される、直線状の切り口を有する開封口の端縁部を封止代として再封止されることを特徴とする再封性に優れた輸液バッグ包装体。
- 酸素バリアー性プラスチックシート(以下「外装シート」)の縁部を溶着して製袋された外装袋とその袋内に封入された輸液バッグとからなり、外装袋は、調剤処理を施される輸液室のポートが臨む側に、該ポートの突出形状に対応した山形状の突出部を有し、該突出部の端部を開封部として開封(以下「調剤開封」)された後、該開封口を再封止される輸液バッグ包装体であって、該突出部の頂部側と裾部側との間の面域(A)が、突出部を横切る向きの直線引裂き性を有し、該面域(A)がその直線引裂き方向に引裂かれて形成される、直線状の切り口を有する開封口の端縁部を封止代として再封止されることを特徴とする再封性に優れた輸液バッグ包装体。
- 外装袋が、直線引裂き性を有する外装シートからなり、その直線引裂き方向が前記面域(A)の前記引裂き方向と一致する向きに製袋されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の輸液バッグ包装体。
- 外装シートの前記面域(A) に、前記引裂き方向に一致する向きのハーフカットが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の輸液バッグ包装体。
- 外装シートの前記面域(A)に、ティアテープが前記引裂き方向と一致する向きに取付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の輸液バッグ包装体。
- 外装袋の前記調剤開封により形成される開封口の端縁部の両側の溶着代に 再封補助孔が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の輸液バッグ包装体。
- 前記開封口の端縁部となる外装シートの内側面に、相嵌合する突条と凹溝条とからなるジップが、前記開封口と平行な向きに設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の輸液バッグ包装体。
- 外装袋の前記調剤開封により形成される開封口の端縁部を封止代として該開口を封止することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の輸液バッグ包装体の再封方法。
- 外装袋の前記調剤開封により形成される開封口の端縁部の左右の溶着代に設けられた再封補助孔の孔間隔に一致する、左右一対の突起を有する再封補助治具の該突起に、外装袋の再封補助孔を係合させることにより、前記端縁部を平坦な伸直状態に保持して該開封口を封止することを特徴とする請求項6に記載の輸液バッグ包装体の再封方法。
- 前記開封口の端縁部を溶着することにより前記開封口を封止することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の輸液バッグ包装体の再封方法。
- 前記開封口の端縁部をクリップで挟圧することにより該開封口を封止することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の輸液バッグ包装体の再封方法。
- 前記開封口の端縁部に、該開封口を跨いで、酸素バリアー性を有するタックシートを貼着することにより該開封口を封止することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の輸液バッグ包装体の再封方法。
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