JP2004121463A - 鍵盤楽器演奏用椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さな操作力で操作することができ、演奏者の指への負担を極力軽減するとともに、外観をすっきりさせることができるようにした鍵盤楽器演奏用椅子を提供する。
【解決手段】脚部2、脚部2上に設置される座面部3、座面部3を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置4とによって鍵盤楽器演奏用椅子1を構成する。脚部2を4本の脚6と、隣り合う脚6の上端部を互いに連結する4枚の幕板7と、前後方向に隣り合う2本の脚6の下端部をそれぞれ連結する2本の脚繋ぎ8とで枠体に形成する。高さ調節装置4を1つのガススプリング装置15と3本の支持バー16とで構成し、ガススプリング装置15を1本の脚6の内部に組込み、3本の支持バー16を残り3本の脚6にリニアガイド18を介して進退自在に組込む。
【選択図】 図1
【解決手段】脚部2、脚部2上に設置される座面部3、座面部3を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置4とによって鍵盤楽器演奏用椅子1を構成する。脚部2を4本の脚6と、隣り合う脚6の上端部を互いに連結する4枚の幕板7と、前後方向に隣り合う2本の脚6の下端部をそれぞれ連結する2本の脚繋ぎ8とで枠体に形成する。高さ調節装置4を1つのガススプリング装置15と3本の支持バー16とで構成し、ガススプリング装置15を1本の脚6の内部に組込み、3本の支持バー16を残り3本の脚6にリニアガイド18を介して進退自在に組込む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピアノ、キーボードなどの鍵盤楽器を演奏する際に用いて好適な鍵盤楽器演奏用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
ピアノなどの鍵盤楽器を演奏する際に用いられる椅子は、その良し悪しによって演奏自体に大きな影響を及ぼすことから、一般の事務用椅子と異なり、▲1▼座面が水平で安定性に優れ、脚部や座面部ががたついたりしないものであること、▲2▼演奏者の正面演奏姿勢において、腕の往復運動、脚のペダル操作を妨げないものであること、▲3▼演奏者の座高に合わせて座面部の高低調節を容易に行えるものであること、さらには▲4▼鍵盤を弾くべき指に過度な負担を与えないように精神的な安定感が得られ演奏に集中できるものであることなどが要求される。このため、従来の鍵盤楽器演奏用椅子は、4本の脚を備えた脚部に座面部を高さ調節可能に設置したものが最も一般的で、場合によってはアームレストや背もたれを備えない(腕や肘の動きの妨げになるためあっても持ち運びや位置を変えるときの把持部として使用するのみ)、横に長いベンチ式のものも用いられる。
【0003】
このような鍵盤楽器演奏用椅子は、従来から種々提案されており、その一例として昇降装置によって座板を昇降自在に支持し、昇降操作装置によって前記昇降装置を上下動させて座板を所望の高さ位置に保持するようにした高低自在椅子が知られている(特許文献1参照)。この高低自在椅子は背もたれを備えたタイプの椅子で、座板の昇降装置をX字状に交叉する一対のリンク機構によって構成し、昇降操作装置を座板側に設けたスライドキーと、後脚に形成され前記スライドキーが係合するキーホールと、スライドキーをキーホールから離脱させる操作レバーと、スライドキーをキーホールに係合する方向に付勢するばねとで構成している。そして、操作レバーを操作してスライドキーをキーホールから離脱させることにより、座板のロック状態を解除して座板の高さを調節する。
【0004】
また、座板をガススプリング装置からなる昇降装置によって昇降させるように構成した高低自在椅子も知られている(特許文献2参照)。この高低自在椅子は、圧縮空気を密閉して脚部上に設置された空気室と、この空気室に対して上下動自在に設けられ上端が座板の下面に固定されたピストンと、前記空気室から外方に水平に延び前記ピストンをロックするロック位置とピストンのロックを解除するロック解除位置との間で移動自在なロックレバーと、このロックレバーを前記ロック位置とロック解除位置との間で移動させるハンドルとを備えている。そして、ハンドル操作によって前記ロックレバーを動作させてロック解除位置に移動させてピストンのロック状態を解除する。この状態で演奏者が座板に腰掛けると体重でピストンが下がり、腰を浮かせると圧縮空気の力によってピストンが上昇する。ハンドルを元の位置に戻してロックレバーを再びロック位置にロックさせると、ピストンが停止して座板を調整した高さ位置に保持するように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−246124号公報(段落「0016」〜「0029」の記載、図1〜図4)
【特許文献2】
特開平10−187142号公報(段落「0013」〜「0018」の記載、図1〜図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した特許文献1に記載されている高低自在椅子は、演奏者が手で操作レバーを操作してスライドキーをキーホールから離脱させた後、レバーを上下させて座板の高さを調整する必要がある。このため、その操作が煩わしく、特に座板のロック状態を解除するとき、スライドキーを付勢しているばねに抗して操作レバーを押し下げなければならないために、大きな操作力を必要とし、子供などでは調節できないという問題があった。
【0007】
上記特許文献2に記載されている高低自在椅子もピストンのロック状態を解除するとき、ハンドルによってロックレバーを回動させなければならないため、上記した特許文献1と同様に大きさ操作力を必要とするという問題があった(特に演奏者が座板に座った状態で操作するとき)。
【0008】
いずれにしても鍵盤楽器の演奏は鍵タッチ感が演奏に大きく影響する。したがって、演奏前に演奏者が大きな操作力をもって操作レバーやハンドルを操作しなければならないことは、演奏に必要な筋肉に大きな運動をさせることになり肉体的にも精神的にも敬遠される。
【0009】
さらに、従来のこの種の椅子は、外部から昇降装置が視認できるため、外観が重苦しく見映えがよくないという問題もあった。
【0010】
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、小さな操作力で操作することができ、演奏者の指への負担を極力軽減するとともに、外観をすっきりさせることができるようにした鍵盤楽器演奏用椅子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の発明は、幕板によって互いに連結された4本の脚を有する脚部と、この脚部上に設置される座面部と、この座面部を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置とを前記脚に設けたものである。
このような構造においては、脚が高さ調節装置の取付部を構成し、脚内部を収納部として高さ調節装置を収納することも可能であり、その場合は外部から視認し難くなる。高さ調節装置の数は脚の数と同じ4つに限らず、少なくとも1つであればよい。脚より少ない場合は、ガイドバーを残りの脚に進退自在に収納して高さ調節装置とともに座面部を支持するようにすれば、安定した状態で支持することができる。
【0012】
第2の発明は、幕板によって互いに連結された4本の脚を有する脚部と、この脚部の上に高さ調整自在に設置された座面部とを備えた鍵盤楽器演奏用椅子において、前記脚部上に設置され前記座面部を昇降自在に支持するパンタグラフ機構と、前記幕板によって囲まれた空間内に水平に設置され前記パンタグラフ機構を動作させる高さ調節装置とを備えたものである。
このような構造においては、パンタグラフ機構が座面部を安定した状態で支持し水平な状態を保ったまま昇降させる。高さ調節装置は幕板によって囲まれた空間内に水平に配設されているので、幕板の陰になり外部から視認され難い。
【0013】
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、高さ調節装置が少なくとも1つのガススプリング装置を備えているものである。
したがって、レバーやボタン操作によってガススプリング装置内部の弁機構を開くとピストンロッドのロック状態が解除され、座面部の高さを調節することができる。レバーやボタン操作は大きな操作力を必要とせず軽快に操作でき、手の負担が少ない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る鍵盤楽器演奏用椅子の一実施の形態を示す斜視図で、2は脚部、3は脚部2上に設置される座面部、4は座面部3を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置で、これらによって背もたれ、アームレストを備えない横長ベンチ式の鍵盤楽器演奏用椅子1を構成している。
【0015】
前記脚部2は、各コーナー部にそれぞれ位置する4本の脚6と、隣り合う脚6の上端部を互いに連結する4枚の幕板7と、前後方向に隣り合う2本の脚6の下端部をそれぞれ連結する2本の脚繋ぎ8とで横長矩形状の枠体に形成されている。脚6は、水平断面形状が四角形で、下端が閉塞し、上端が開放する中空体に形成されている。
【0016】
前記座部3は、座板10とパッド部11とで構成されている。座板10は、前記4本の脚6を結ぶ輪郭形状と略等しい大きさの矩形に形成されている。
【0017】
前記高さ調節装置4は、1つのガススプリング装置15と、3本の支持バー16とで構成されている。ガススプリング装置15は、一般に椅子の高さ調整用等に広く用いられる従来周知のものであって(例えば、特開平5−296274号公報、特開平11−311283号公報等)、圧縮空気が封入されたシリンダ本体15Aと、このシリンダ本体15Aの上端開口部から上方に進退自在に突出し、前記圧縮空気によって常時上方に付勢されているピストンロッド15Bと、前記シリンダ本体15A内のバルブを開閉する操作釦15C等からなり、シリンダ本体15Aが4本のうちのいずれか1つの脚6の空洞内にピストンロッド15Bを上に向けて収納されている。
【0018】
前記ピストンロッド15Bは、前記シリンダ本体15Aに伸縮自在に嵌挿されており、上端により前記座面部3の1つの隅角部下面を支持している。前記操作釦15Cは、前記座板10の背面に取付けられ、ワイヤ17によって前記シリンダ本体15A内のバルブに接続されている。したがって、操作釦15Cを手で操作してバルブを開くと、シリンダ本体15A内に設けられている2つのガス室の通路を互いに連通し、これによりピストンロッド15Bのロック状態が解除され昇降可能な状態になり、座面部3の高さが調節されるように構成されている。例えば、座面部3の高さを高くする場合は、操作釦15Cの操作によってバルブを開いてピストンロッド15Bのロック状態を解除した後、座板部3から腰を浮かせて座板部3に掛かる体重による負荷を取り除くかまたは軽減すると、圧縮空気の圧力によってピストンロッド15Bが伸張してシリンダ本体15Aから突出し座面部3を押し上げる。反対に座面部3の高さを低くする場合は、演奏者が座面部3を腰または手で押し下げてピストンロッド15Bを短縮させればよい。なお、ガススプリング装置15自体は市販のものであるから、その詳細な構造については図示および説明を省略する。なお、高さ調節装置は油圧によるものであってもよい。
【0019】
前記各支持バー16は、残り3本の脚6の空洞内にリニアガイド18を介して上下動自在に収納されており、上端によって座面部3の残り3つの隅角部下面を支持している。また、前記指示バー16が伸縮自在に組み込まれている3本の脚7の外側面には、座面部3の傾きを防止するために支持バー16をロックするロックレバー20がそれぞれ取付けられている。支持バー16は、通常ロックレバー20によってリニアガイド18に押し付けられることによりロックされており、座面部3の高さを調節するときロックレバー20の操作によってロック状態から解放される。
【0020】
このような構造からなる鍵盤楽器演奏用椅子1において、座面部3の高さを調節する時は、予めロックレバー20を操作して支持バー16のロック状態を解除しリニアガイド18に対して上下動自在にする。次に、操作釦15Cを手で操作してガススプリング装置15のロック状態を解除する。ガススプリング装置15のロック状態を解除すると、ピストンロッド15Bはシリンダ本体15Aに対して伸縮自在となるため、圧縮空気の圧力によって伸張する。このとき、3本の支持バー16もピストンロッド15Bと一体に伸張して座面部3を上昇させる。一方、座面部3の高さを低くするときは、圧縮空気の圧力に抗して座面部3を手または腰で押し下げて所望の高さ位置に下降させればよい。
【0021】
座面部3を所望の高さ位置に調節した後は、操作釦15Cを再度操作してガススプリング装置15をロックする。さらに、各ロックレバー20を操作して支持バー16をその高さ位置にロックし、座面部3の高さ調節を終了する。
【0022】
このような構造からなる鍵盤楽器演奏用椅子1によれば、ガススプリング装置15のシリンダ本体15Aとリニアガイド18を脚6の空洞内にそれぞれ収納しているので、4本の脚6によって囲まれた空間内を高さ調節装置4の収納空間とする必要がなく、椅子1自体の外観をすっきりさせることができる。また、操作釦15Cは小さな操作力によって軽快に操作することができるので、演奏者の肉体的、精神的な負担を軽減することができる。また、ガススプリング装置15を用いているので、座面部3の高さ調節も容易である。
【0023】
ここで、本実施の形態においては、1つのガススプリング装置15と3本の支持バー16を用いて座面部3を昇降自在に支持するように構成した例を示したが、これに限らずガススプリング装置15を複数個、例えば2つ、3つまたは4つ用いてもよい。2つ用いるときは、対角線上の2つの脚6内にそれぞれ組み込めばよい。
【0024】
図2は本発明の他の実施の形態を示す側面図である。
この実施の形態は請求項2に記載の発明に関するもので、脚部2と、座面部3と、座面部3を昇降自在に支持する支持機構としてのパンタグラフ機構30と、パンタグラフ機構30を動作させ座面部3を任意の高さ位置に保持するガススプリング装置15とで背もたれ、アームレストを備えない鍵盤楽器演奏用椅子33を構成している。脚部2、座面部3およびガススプリング装置15は上記した実施の形態と同一であるから、その説明を適宜省略する。
【0025】
前記パンタグラフ機構30は、椅子33の前後方向に延在し左右方向において互いに対向する2つの幕板7上にそれぞれ配設された同一構造からなる2組のリンク機構34によって構成されている。各リンク機構34は、長手方向中央においてX字状に交叉し、その交差部分が連結棒35によって回動自在に連結された2本のリンク34A,34Bによって構成されている。一方のリンク34Aは、前端が座板10の下面前端部に設けたガイド部材36により前後方向に移動自在に保持され、後端が前記幕板7の上面後端部に固定したブラケット37にピン38を介して回動自在に枢支されている。他方のリンク34Bは、前端が前記幕板7の上面前端部に設けたガイド部材39により前後方向に移動自在に保持され、後端が前記座板10の下面後端部に固定したブラケット41にピン42を介して回動自在に枢支されている。
【0026】
前記ガイド部材36は、側面視クランク型で、前後端部がそれぞれ固定部を形成して前記座板36の下面に固定されることにより、前記座板36下面との間にガイド溝43を形成している。そして、このガイド溝43には前記リンク34Aの前端に設けたローラ44が転動自在に挿入されている。
【0027】
前記ガイド部材39は、前記ガイド部材36と同一形状で、前後端部がそれぞれ固定部を形成して前記幕板7の上面に固定されることにより、前記幕板7上面との間にガイド溝45を形成している。そして、このガイド溝45には前記リンク34Bの前端に設けたローラ46が転動自在に挿入されている。
【0028】
前記連結棒35は、一組のリンク機構34のリンク34A,34Bを連結するだけでなく、互いに対向する2組のリンク機構34を連結している。
【0029】
前記ガススプリング装置15は、4つの幕板7によって囲まれた空間内に、リンク34A,34Bの長手方向で、かつピストンロッド15Bがシリンダ本体15Aより後方に位置するように水平に配設され、ピストンロッド15Bの外端に2組のリンク機構34のリンク34Aの前端が連結板47を介して連結されている。ピストンロッド15Bが後方に最大長さ伸張した状態において、各リンク34A,34Bのローラ44,46は、ガイド溝43,45の後端側にそれぞれ位置している。この状態において、ピストンロッド15Bは、ロックされており、座面部3をその高さ位置に保持している。
【0030】
座面部3の高さを低く調節するときは、操作釦15Cを操作してガススプリング装置15のロック状態を解除すればよい。ロック状態を解除すると、ピストンロッド15Bは進退自在になるため座面部3の高さを調節することができる。すなわち、上記した実施の形態と同様に演奏者が手または腰によって座面部3を押し下げればよい。これにより、パンタグラフ機構30が折り畳まれてローラ44,46がガイド溝43,45に沿って前方へ移動し、連結板47によってピストンロッド15Bをシリンダ本体15A内に押し込む。そして、座面部3を所望の高さ位置まで押し下げた後、操作釦15Cを操作してガススプリング装置15を再びロックすればよい。
【0031】
このような構造において、ガススプリング装置15は幕板7によって囲まれた空間内に水平に設置されているので、幕板7の陰となり外部から視認され難く、上記した実施の形態と同様に椅子の外観をすっきりさせることができる。この場合、脚部2の上面を覆い板によって覆うようにすれば、ガススプリング装置15が脚部2と座面部3との隙間から視認されることがなく、一層外観をすっきりさせることができる。また、パンタグラフ機構34は、座面部3を平衡かつ安定した状態で支持することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る鍵盤楽器演奏用椅子によれば、座面部の高さ調節が容易で、高さ調節装置が外部から視認され難く外観をすっきりさせることができる。また、特に座面部の高さ調節装置としてガススプリング装置を用いているので、大きな操作力を必要とせず、演奏者の肉体的、精神的負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鍵盤楽器演奏用椅子の一に実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…鍵盤楽器演奏用椅子、2…脚部、3…座面部、4…高さ調節装置、6…脚、7…幕板、15…ガススプリング装置、15A…シリンダ本体、15B…ピストンロッド、15C…操作釦、16…支持バー、18…リニアガイド、30…パンタグラフ機構、34…リンク機構、34A,34B…リンク、47…連結板。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピアノ、キーボードなどの鍵盤楽器を演奏する際に用いて好適な鍵盤楽器演奏用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
ピアノなどの鍵盤楽器を演奏する際に用いられる椅子は、その良し悪しによって演奏自体に大きな影響を及ぼすことから、一般の事務用椅子と異なり、▲1▼座面が水平で安定性に優れ、脚部や座面部ががたついたりしないものであること、▲2▼演奏者の正面演奏姿勢において、腕の往復運動、脚のペダル操作を妨げないものであること、▲3▼演奏者の座高に合わせて座面部の高低調節を容易に行えるものであること、さらには▲4▼鍵盤を弾くべき指に過度な負担を与えないように精神的な安定感が得られ演奏に集中できるものであることなどが要求される。このため、従来の鍵盤楽器演奏用椅子は、4本の脚を備えた脚部に座面部を高さ調節可能に設置したものが最も一般的で、場合によってはアームレストや背もたれを備えない(腕や肘の動きの妨げになるためあっても持ち運びや位置を変えるときの把持部として使用するのみ)、横に長いベンチ式のものも用いられる。
【0003】
このような鍵盤楽器演奏用椅子は、従来から種々提案されており、その一例として昇降装置によって座板を昇降自在に支持し、昇降操作装置によって前記昇降装置を上下動させて座板を所望の高さ位置に保持するようにした高低自在椅子が知られている(特許文献1参照)。この高低自在椅子は背もたれを備えたタイプの椅子で、座板の昇降装置をX字状に交叉する一対のリンク機構によって構成し、昇降操作装置を座板側に設けたスライドキーと、後脚に形成され前記スライドキーが係合するキーホールと、スライドキーをキーホールから離脱させる操作レバーと、スライドキーをキーホールに係合する方向に付勢するばねとで構成している。そして、操作レバーを操作してスライドキーをキーホールから離脱させることにより、座板のロック状態を解除して座板の高さを調節する。
【0004】
また、座板をガススプリング装置からなる昇降装置によって昇降させるように構成した高低自在椅子も知られている(特許文献2参照)。この高低自在椅子は、圧縮空気を密閉して脚部上に設置された空気室と、この空気室に対して上下動自在に設けられ上端が座板の下面に固定されたピストンと、前記空気室から外方に水平に延び前記ピストンをロックするロック位置とピストンのロックを解除するロック解除位置との間で移動自在なロックレバーと、このロックレバーを前記ロック位置とロック解除位置との間で移動させるハンドルとを備えている。そして、ハンドル操作によって前記ロックレバーを動作させてロック解除位置に移動させてピストンのロック状態を解除する。この状態で演奏者が座板に腰掛けると体重でピストンが下がり、腰を浮かせると圧縮空気の力によってピストンが上昇する。ハンドルを元の位置に戻してロックレバーを再びロック位置にロックさせると、ピストンが停止して座板を調整した高さ位置に保持するように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−246124号公報(段落「0016」〜「0029」の記載、図1〜図4)
【特許文献2】
特開平10−187142号公報(段落「0013」〜「0018」の記載、図1〜図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した特許文献1に記載されている高低自在椅子は、演奏者が手で操作レバーを操作してスライドキーをキーホールから離脱させた後、レバーを上下させて座板の高さを調整する必要がある。このため、その操作が煩わしく、特に座板のロック状態を解除するとき、スライドキーを付勢しているばねに抗して操作レバーを押し下げなければならないために、大きな操作力を必要とし、子供などでは調節できないという問題があった。
【0007】
上記特許文献2に記載されている高低自在椅子もピストンのロック状態を解除するとき、ハンドルによってロックレバーを回動させなければならないため、上記した特許文献1と同様に大きさ操作力を必要とするという問題があった(特に演奏者が座板に座った状態で操作するとき)。
【0008】
いずれにしても鍵盤楽器の演奏は鍵タッチ感が演奏に大きく影響する。したがって、演奏前に演奏者が大きな操作力をもって操作レバーやハンドルを操作しなければならないことは、演奏に必要な筋肉に大きな運動をさせることになり肉体的にも精神的にも敬遠される。
【0009】
さらに、従来のこの種の椅子は、外部から昇降装置が視認できるため、外観が重苦しく見映えがよくないという問題もあった。
【0010】
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、小さな操作力で操作することができ、演奏者の指への負担を極力軽減するとともに、外観をすっきりさせることができるようにした鍵盤楽器演奏用椅子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の発明は、幕板によって互いに連結された4本の脚を有する脚部と、この脚部上に設置される座面部と、この座面部を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置とを前記脚に設けたものである。
このような構造においては、脚が高さ調節装置の取付部を構成し、脚内部を収納部として高さ調節装置を収納することも可能であり、その場合は外部から視認し難くなる。高さ調節装置の数は脚の数と同じ4つに限らず、少なくとも1つであればよい。脚より少ない場合は、ガイドバーを残りの脚に進退自在に収納して高さ調節装置とともに座面部を支持するようにすれば、安定した状態で支持することができる。
【0012】
第2の発明は、幕板によって互いに連結された4本の脚を有する脚部と、この脚部の上に高さ調整自在に設置された座面部とを備えた鍵盤楽器演奏用椅子において、前記脚部上に設置され前記座面部を昇降自在に支持するパンタグラフ機構と、前記幕板によって囲まれた空間内に水平に設置され前記パンタグラフ機構を動作させる高さ調節装置とを備えたものである。
このような構造においては、パンタグラフ機構が座面部を安定した状態で支持し水平な状態を保ったまま昇降させる。高さ調節装置は幕板によって囲まれた空間内に水平に配設されているので、幕板の陰になり外部から視認され難い。
【0013】
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、高さ調節装置が少なくとも1つのガススプリング装置を備えているものである。
したがって、レバーやボタン操作によってガススプリング装置内部の弁機構を開くとピストンロッドのロック状態が解除され、座面部の高さを調節することができる。レバーやボタン操作は大きな操作力を必要とせず軽快に操作でき、手の負担が少ない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る鍵盤楽器演奏用椅子の一実施の形態を示す斜視図で、2は脚部、3は脚部2上に設置される座面部、4は座面部3を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置で、これらによって背もたれ、アームレストを備えない横長ベンチ式の鍵盤楽器演奏用椅子1を構成している。
【0015】
前記脚部2は、各コーナー部にそれぞれ位置する4本の脚6と、隣り合う脚6の上端部を互いに連結する4枚の幕板7と、前後方向に隣り合う2本の脚6の下端部をそれぞれ連結する2本の脚繋ぎ8とで横長矩形状の枠体に形成されている。脚6は、水平断面形状が四角形で、下端が閉塞し、上端が開放する中空体に形成されている。
【0016】
前記座部3は、座板10とパッド部11とで構成されている。座板10は、前記4本の脚6を結ぶ輪郭形状と略等しい大きさの矩形に形成されている。
【0017】
前記高さ調節装置4は、1つのガススプリング装置15と、3本の支持バー16とで構成されている。ガススプリング装置15は、一般に椅子の高さ調整用等に広く用いられる従来周知のものであって(例えば、特開平5−296274号公報、特開平11−311283号公報等)、圧縮空気が封入されたシリンダ本体15Aと、このシリンダ本体15Aの上端開口部から上方に進退自在に突出し、前記圧縮空気によって常時上方に付勢されているピストンロッド15Bと、前記シリンダ本体15A内のバルブを開閉する操作釦15C等からなり、シリンダ本体15Aが4本のうちのいずれか1つの脚6の空洞内にピストンロッド15Bを上に向けて収納されている。
【0018】
前記ピストンロッド15Bは、前記シリンダ本体15Aに伸縮自在に嵌挿されており、上端により前記座面部3の1つの隅角部下面を支持している。前記操作釦15Cは、前記座板10の背面に取付けられ、ワイヤ17によって前記シリンダ本体15A内のバルブに接続されている。したがって、操作釦15Cを手で操作してバルブを開くと、シリンダ本体15A内に設けられている2つのガス室の通路を互いに連通し、これによりピストンロッド15Bのロック状態が解除され昇降可能な状態になり、座面部3の高さが調節されるように構成されている。例えば、座面部3の高さを高くする場合は、操作釦15Cの操作によってバルブを開いてピストンロッド15Bのロック状態を解除した後、座板部3から腰を浮かせて座板部3に掛かる体重による負荷を取り除くかまたは軽減すると、圧縮空気の圧力によってピストンロッド15Bが伸張してシリンダ本体15Aから突出し座面部3を押し上げる。反対に座面部3の高さを低くする場合は、演奏者が座面部3を腰または手で押し下げてピストンロッド15Bを短縮させればよい。なお、ガススプリング装置15自体は市販のものであるから、その詳細な構造については図示および説明を省略する。なお、高さ調節装置は油圧によるものであってもよい。
【0019】
前記各支持バー16は、残り3本の脚6の空洞内にリニアガイド18を介して上下動自在に収納されており、上端によって座面部3の残り3つの隅角部下面を支持している。また、前記指示バー16が伸縮自在に組み込まれている3本の脚7の外側面には、座面部3の傾きを防止するために支持バー16をロックするロックレバー20がそれぞれ取付けられている。支持バー16は、通常ロックレバー20によってリニアガイド18に押し付けられることによりロックされており、座面部3の高さを調節するときロックレバー20の操作によってロック状態から解放される。
【0020】
このような構造からなる鍵盤楽器演奏用椅子1において、座面部3の高さを調節する時は、予めロックレバー20を操作して支持バー16のロック状態を解除しリニアガイド18に対して上下動自在にする。次に、操作釦15Cを手で操作してガススプリング装置15のロック状態を解除する。ガススプリング装置15のロック状態を解除すると、ピストンロッド15Bはシリンダ本体15Aに対して伸縮自在となるため、圧縮空気の圧力によって伸張する。このとき、3本の支持バー16もピストンロッド15Bと一体に伸張して座面部3を上昇させる。一方、座面部3の高さを低くするときは、圧縮空気の圧力に抗して座面部3を手または腰で押し下げて所望の高さ位置に下降させればよい。
【0021】
座面部3を所望の高さ位置に調節した後は、操作釦15Cを再度操作してガススプリング装置15をロックする。さらに、各ロックレバー20を操作して支持バー16をその高さ位置にロックし、座面部3の高さ調節を終了する。
【0022】
このような構造からなる鍵盤楽器演奏用椅子1によれば、ガススプリング装置15のシリンダ本体15Aとリニアガイド18を脚6の空洞内にそれぞれ収納しているので、4本の脚6によって囲まれた空間内を高さ調節装置4の収納空間とする必要がなく、椅子1自体の外観をすっきりさせることができる。また、操作釦15Cは小さな操作力によって軽快に操作することができるので、演奏者の肉体的、精神的な負担を軽減することができる。また、ガススプリング装置15を用いているので、座面部3の高さ調節も容易である。
【0023】
ここで、本実施の形態においては、1つのガススプリング装置15と3本の支持バー16を用いて座面部3を昇降自在に支持するように構成した例を示したが、これに限らずガススプリング装置15を複数個、例えば2つ、3つまたは4つ用いてもよい。2つ用いるときは、対角線上の2つの脚6内にそれぞれ組み込めばよい。
【0024】
図2は本発明の他の実施の形態を示す側面図である。
この実施の形態は請求項2に記載の発明に関するもので、脚部2と、座面部3と、座面部3を昇降自在に支持する支持機構としてのパンタグラフ機構30と、パンタグラフ機構30を動作させ座面部3を任意の高さ位置に保持するガススプリング装置15とで背もたれ、アームレストを備えない鍵盤楽器演奏用椅子33を構成している。脚部2、座面部3およびガススプリング装置15は上記した実施の形態と同一であるから、その説明を適宜省略する。
【0025】
前記パンタグラフ機構30は、椅子33の前後方向に延在し左右方向において互いに対向する2つの幕板7上にそれぞれ配設された同一構造からなる2組のリンク機構34によって構成されている。各リンク機構34は、長手方向中央においてX字状に交叉し、その交差部分が連結棒35によって回動自在に連結された2本のリンク34A,34Bによって構成されている。一方のリンク34Aは、前端が座板10の下面前端部に設けたガイド部材36により前後方向に移動自在に保持され、後端が前記幕板7の上面後端部に固定したブラケット37にピン38を介して回動自在に枢支されている。他方のリンク34Bは、前端が前記幕板7の上面前端部に設けたガイド部材39により前後方向に移動自在に保持され、後端が前記座板10の下面後端部に固定したブラケット41にピン42を介して回動自在に枢支されている。
【0026】
前記ガイド部材36は、側面視クランク型で、前後端部がそれぞれ固定部を形成して前記座板36の下面に固定されることにより、前記座板36下面との間にガイド溝43を形成している。そして、このガイド溝43には前記リンク34Aの前端に設けたローラ44が転動自在に挿入されている。
【0027】
前記ガイド部材39は、前記ガイド部材36と同一形状で、前後端部がそれぞれ固定部を形成して前記幕板7の上面に固定されることにより、前記幕板7上面との間にガイド溝45を形成している。そして、このガイド溝45には前記リンク34Bの前端に設けたローラ46が転動自在に挿入されている。
【0028】
前記連結棒35は、一組のリンク機構34のリンク34A,34Bを連結するだけでなく、互いに対向する2組のリンク機構34を連結している。
【0029】
前記ガススプリング装置15は、4つの幕板7によって囲まれた空間内に、リンク34A,34Bの長手方向で、かつピストンロッド15Bがシリンダ本体15Aより後方に位置するように水平に配設され、ピストンロッド15Bの外端に2組のリンク機構34のリンク34Aの前端が連結板47を介して連結されている。ピストンロッド15Bが後方に最大長さ伸張した状態において、各リンク34A,34Bのローラ44,46は、ガイド溝43,45の後端側にそれぞれ位置している。この状態において、ピストンロッド15Bは、ロックされており、座面部3をその高さ位置に保持している。
【0030】
座面部3の高さを低く調節するときは、操作釦15Cを操作してガススプリング装置15のロック状態を解除すればよい。ロック状態を解除すると、ピストンロッド15Bは進退自在になるため座面部3の高さを調節することができる。すなわち、上記した実施の形態と同様に演奏者が手または腰によって座面部3を押し下げればよい。これにより、パンタグラフ機構30が折り畳まれてローラ44,46がガイド溝43,45に沿って前方へ移動し、連結板47によってピストンロッド15Bをシリンダ本体15A内に押し込む。そして、座面部3を所望の高さ位置まで押し下げた後、操作釦15Cを操作してガススプリング装置15を再びロックすればよい。
【0031】
このような構造において、ガススプリング装置15は幕板7によって囲まれた空間内に水平に設置されているので、幕板7の陰となり外部から視認され難く、上記した実施の形態と同様に椅子の外観をすっきりさせることができる。この場合、脚部2の上面を覆い板によって覆うようにすれば、ガススプリング装置15が脚部2と座面部3との隙間から視認されることがなく、一層外観をすっきりさせることができる。また、パンタグラフ機構34は、座面部3を平衡かつ安定した状態で支持することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る鍵盤楽器演奏用椅子によれば、座面部の高さ調節が容易で、高さ調節装置が外部から視認され難く外観をすっきりさせることができる。また、特に座面部の高さ調節装置としてガススプリング装置を用いているので、大きな操作力を必要とせず、演奏者の肉体的、精神的負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鍵盤楽器演奏用椅子の一に実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…鍵盤楽器演奏用椅子、2…脚部、3…座面部、4…高さ調節装置、6…脚、7…幕板、15…ガススプリング装置、15A…シリンダ本体、15B…ピストンロッド、15C…操作釦、16…支持バー、18…リニアガイド、30…パンタグラフ機構、34…リンク機構、34A,34B…リンク、47…連結板。
Claims (3)
- 幕板によって互いに連結された4本の脚を有する脚部と、この脚部上に設置される座面部と、この座面部を昇降自在に支持し任意の高さ位置に保持する高さ調節装置とを前記脚に設けたことを特徴とする鍵盤楽器演奏用椅子。
- 幕板によって互いに連結された4本の脚を有する脚部と、この脚部の上に高さ調整自在に設置された座面部とを備えた鍵盤楽器演奏用椅子において、
前記脚部上に設置され前記座面部を昇降自在に支持するパンタグラフ機構と、前記幕板によって囲まれた空間内に水平に設置され前記パンタグラフ機構を動作させる高さ調節装置とを備えたことを特徴とする鍵盤楽器演奏用椅子。 - 請求項1または2記載の鍵盤楽器演奏用椅子において、
高さ調節装置は少なくとも1つのガススプリング装置を備えていることを特徴とする鍵盤楽器演奏用椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002288515A JP2004121463A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 鍵盤楽器演奏用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002288515A JP2004121463A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 鍵盤楽器演奏用椅子 |
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JP2004121463A true JP2004121463A (ja) | 2004-04-22 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002288515A Pending JP2004121463A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 鍵盤楽器演奏用椅子 |
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JP (1) | JP2004121463A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011051179A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Kokuyo Co Ltd | 板状家具 |
JP5669980B1 (ja) * | 2014-09-02 | 2015-02-18 | 株式会社プリンセスキャッスル | クッション |
-
2002
- 2002-10-01 JP JP2002288515A patent/JP2004121463A/ja active Pending
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