JP4113713B2 - 反力調整機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座や背凭れをロッキング可能な椅子等のロッキング反力の大きさを調整する反力調整機構に関する。さらに詳述すると、本発明は、反力源である付勢ばねの全長を変化させることにより反力の大きさを調整する反力調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
座や背凭れをロッキング可能とした椅子では、座や背凭れを原位置に復帰させるために圧縮コイルばねやガススプリング等から成る付勢ばねを使用している。そして、着座者の体格や使用状態に応じてロッキングの反力の大きさを調整するために、ロッキングの反力調整機構を備えた椅子がある。
【0003】
この反力調整機構100としては、例えば図27に示すように、付勢ばね101の一端を押圧可能なスライダ102と、該スライダ102を付勢ばね101の反対側から押圧可能な楔状の押圧ブロック103と、該押圧ブロック103を付勢ばね101の伸縮方向と垂直に移動させて固定する調整ねじ104とを備えたものがある。この反力調整機構100では、調整ねじ104を回転させて押圧ブロック103を移動させて、該押圧ブロック103の斜面がスライダ102を押圧して付勢ばね101を押し縮めて初期圧縮長さを変更する。これは、付勢ばね101の初期圧縮長さを変更することにより付勢ばね101の初圧を変更してロッキングの反力の大きさを調整するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した付勢ばね101の初期圧縮長さを変更する反力調整機構100では、反力を大きくするために調整ねじ104を締める方向に回転させなければならないので、大きな操作力を必要としてしまう。このため、特に力の弱い女性等にとって操作性が悪いものとなってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、ロッキングの反力を軽い力で操作性良く調整できる反力調整機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、支持部材に対してロッキング可能に支持された被支持部材を原位置に復帰させる付勢ばねのロッキング反力の大きさを調整する反力調整機構において、付勢ばねの全長を梃子の原理により変化させる調整レバーと、該調整レバーの位置を固定する固定手段とを備え、支持部材の前側部分が上方に傾斜し、付勢ばねが支持部材の前側の傾斜部分に配置されていると共に支持部材の前側の傾斜に合わせて傾斜し、さらに、支持部材の前側の傾斜部分であって付勢ばねの側方に調整レバー及び固定手段が配置されているようにしている。したがって、調整レバーの操作により梃子の原理を利用して付勢ばねの長さを変更できるので、反力を軽い力で調整できるようになる。また、より大きな反力を調整する場合でも、調整に必要な力を従来と同じ程度に抑えることができる。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の反力調整機構において、調整レバーは、付勢ばねに沿って位置する長辺部と、付勢ばねに取り付けられる短辺部とを備えるL字形であるようにしている。したがって、長辺部が付勢ばねに沿っていることから付勢ばねおよび反力調整機構の全体をコンパクトにまとめることができる。
【0008】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の反力調整機構において、固定手段は調整レバーを揺動可能な調整ねじであるようにしている。したがって、調整ねじを回転させることにより調整レバーを揺動させることができるので、反力調整を軽い力で容易に行うことができるようになる。
【0009】
また、請求項4記載の発明は、請求項1から3までのいずれか記載の反力調整機構において、付勢ばねが調整レバーと固定手段との左右両側に相互に平行に2本配置されるようにしている。したがって、大きな反力を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1〜図4に示すように、本実施形態の反力調整機構1は、支持部材である座受部材2に対してロッキング可能に支持された被支持部材である背支桿3および座4を原位置に復帰させる付勢ばね5のロッキング反力の大きさを調整するものである。この反力調整機構1は、付勢ばね5の全長を梃子の原理により変化させる調整レバー6と、該調整レバー6の位置を固定する固定手段7とを備えるようにしている。このため、調整レバー6の操作により梃子の原理を利用して付勢ばね5の長さを変更できるので、反力を軽い力で調整できるようになる。また、より大きな反力を調整する場合でも、調整に必要な力を従来と同じ程度に抑えることができる。
【0012】
本実施形態では、反力調整機構1は図1および図2に示すようなロッキング椅子8に搭載されている。この椅子8は、脚9と、脚9に支持された座受部材2と、該座受部材2に前部が回転および前後動可能に支持される座4と、座受部材2および座4に対して回転可能に支持されて座4と連動する背支桿3と、背支桿3に取り付けられた背凭れ10と、付勢ばね5の付勢力を利用して背支桿3および座4を初期位置に復帰させるロッキング装置11と、付勢ばね5のロッキング反力の大きさを調整する反力調整機構1とを備えている。
【0013】
座4は、着座面12aを有する座本体12と、この座本体12を下方から前後動可能に支持する座フレーム13とを備えている。座本体12は、芯材となる座板とその上に載置されるクッション並びに該クッションを覆う上張地とから構成される。座フレーム13の前端部には前後を長手方向とする内ガイド溝14と外ガイド溝77が形成されている。また、座フレーム13の後部には前後を長手方向とするガイド孔78が形成されている。そして、座本体12は、座フレーム13の外ガイド溝77とガイド孔78とにピン部材やボルトの使用により座フレーム13に対して前後動可能に支持されている。
【0014】
内ガイド溝14は、座受部材2の前端上部に設けられた前支持軸15に摺動および回転可能に取り付けられている。座フレーム13の後端部は背支桿3に設けられた後支持軸16に回転可能に取り付けられている。これにより、背支桿3が後傾すると、座フレーム13の後部が後方に引かれると同時に前部が後方に回転および摺動する。
【0015】
ロッキング装置11は、図2〜図4に示すように、座受部材2の中央部に回転可能に取り付けられた中央支持軸17と、該中央支持軸17と一体回転する押圧レバー18と、一端が押圧レバー18に支持されると共に他端が反力調整機構1を介して座受部材2に支持される付勢ばね5と、付勢ばね5の両端を保持するばねマウント19とを備えている。付勢ばね5は圧縮コイルばねとしている。このため、背支桿3の後傾により中央支持軸17が回転すると、押圧レバー18が付勢ばね5を圧縮して反力を得ることができる。また、背支桿3を後傾する外力を解除すると、付勢ばね5の付勢力により背支桿3が原位置に復起する。
【0016】
反力調整機構1の調整レバー6は、付勢ばね5に沿って位置する長辺部20と、付勢ばね5に取り付けられる短辺部21とを備えるL字形であるようにしている。このため、長辺部20が付勢ばね5に沿っていることから付勢ばね5および反力調整機構1の全体をコンパクトにまとめることができる。また、付勢ばね5は、調整レバー6の長辺部20を挟んで平行に左右両側に配置されている。このため、付勢ばね5を1本のみ取り付ける場合に比べて2倍の反力を得ることができると共に反力調整機構1の存在に関係無く付勢ばね5を十分に長いものにできるので、大きな反力を得ることができる。
【0017】
調整レバー6の短辺部21の先端部は座受部材2に対して回転可能に支持されている。調整レバー6のL字形状の角の部分には、付勢ばね5のばねマウント19に係合するばね受軸22が取り付けられている。よって、調整レバー6は付勢ばね5により常に前方に回転する方向に付勢されている。また、調整レバー6の長辺部20には固定手段7が取り付けられている。本実施形態では、固定手段7は調整レバー6が前方に回転することを抑制する働きをする。
【0018】
固定手段7は調整レバー6を揺動可能な調整ねじであるようにしている。よって、固定手段7を回転させることにより調整レバー6を揺動させることができるので、反力調整を軽い力で容易に行うことができるようになる。本実施形態では、固定手段7は座受部材2の底部2aに回転可能に取り付けられている。また、固定手段7は、座受部材2の外側に設けられた操作つまみ23と、座受部材2の内側に設けられた雄ねじ部24とを備えている。操作つまみ23の形状としては、雄ねじ部24の長手方向に沿った扁平なものとしたり、あるいは円柱形状等にすることができる。
【0019】
そして、固定手段7の雄ねじ部24は、調整レバー6の長辺部20に形成された透孔20aを貫通している。さらに、固定手段7の雄ねじ部24には、雌ねじ部を有するスライダ25が螺合されている。このスライダ25は直方体形状であると共に、調整レバー6の左右の側壁の間に回転不能に挟まれている。このため、固定手段7を回転させてもスライダ25は回転すること無く雄ねじ部24の長手方向に沿って摺動する。
【0020】
これにより、固定手段7を締めることによりスライダ25を下方に下げると、調整レバー6が後方に回転して付勢ばね5を圧縮し反力を大きくすることができる(図3中、実線で示す)。また、固定手段7を緩めることによりスライダ25を上方に上げると、調整レバー6が付勢ばね5のばね力で前方に回転して付勢ばね5が伸び反力を小さくすることができる(図3中、二点鎖線で示す)。
【0021】
また、本実施形態では、反力調整機構1は付勢ばね5の側方に配置されている。したがって、付勢ばね5および反力調整機構1を合わせた全体の前後長Lは、付勢ばね5の前後長より僅かに長い程度に抑えることができる。よって、付勢ばね5および反力調整機構1の全体の前後長は、付勢ばね5と反力調整機構1との各前後長を足し合わせた従来の長さに比べて遥かに短くなる。これにより、座4の前端部を前後動可能に支持する座受部材2のガイド溝14の長さを十分に確保することができるので、座4の前後動量を十分に長くして椅子8のリクライニング効果を高めることができる。すなわち、座4の前後動量を十分に長くすることによりアップライト位置とリクライニング位置との間での座4及び背凭れ10の傾斜角および移動量を多く確保することができる。しかも、座4の前端から座受部材2の前端までの距離を十分に長く取れるので、椅子8を前方から見たときに座4の下方のメカ部分が見え難くなり、見栄えを良好にすることができる。
【0022】
さらに、本実施形態では、付勢ばね5は椅子8の前後方向に対して傾斜して設けられている。したがって、付勢ばね5および反力調整機構1の前後長をより短くすることができる。
【0023】
なお、図4中、符号26は脚9に内蔵されたガススプリング28の調整ピンを押圧するための昇降レバー、符号27は昇降レバー26を揺動させるために取り付けられたケーブルである。
【0024】
背支桿3は、図1および図2に示すように、ほぼ水平な前部29とほぼ直立した後部30とを有するL字形状としている。背支桿3の前端部は、ロッキング装置11の中央支持軸17に一体回転するよう固定されている。背支桿3の前部29の中央部には、座4の後端が回転可能に連結される後支持軸16が形成されている。
【0025】
一方、このロッキング装置11では、座4および背凭れ10を傾斜して使用者の所望の位置でロックしたままで席を立ったときにロックを解除しても座4および背凭れ10が傾斜したままで保持されるいわゆる自己保持機能を備えている。このロッキング装置11は、図5〜図10に示すように、座フレーム13および座受部材2の間で揺動可能に設けられると共に複数の係合部31を有する被ロックリンク32と、座フレーム13に取り付けられて係合部31に嵌入した時には座フレーム13の揺動を使用者の所望の位置でロックするロック部材33と、ロック部材33を係合部31に係合する方向に付勢する第1付勢手段34と、ロック位置とアンロック位置の間で切り換えられる操作手段35と、操作手段35とロック部材33との間に設けられた第2付勢手段36とを備えている。
【0026】
被ロックリンク32は全体として扇形で、中心角近傍に設けられた第1取付ピン37と、該第1取付ピン37よりも中心寄りに設けられた第2取付ピン38と、該第2取付ピン38を中心とする円周面状のフランジ部39と、該フランジ部39に周方向に沿って配置された透孔から成る係合部31とを備えている。第2取付ピン38は座フレーム13に水平面内で回転可能に取り付けられている。また、第1取付ピン37と座受部材2の先端部とは、連結リンク40により連結されている。このため、座フレーム13が揺動すると第1取付ピン37および第2取付ピン38の相対位置が変化するので、被ロックリンク32が回転する。
【0027】
そして、各ピン37,38の間隔よりも第2取付ピン38と係合部31との間隔の方が大きくなるように配置してある。このため、座フレーム13および座受部材2の相対移動量が増幅されて係合部31を移動させることになる。よって、座4等に被ロック部材を直接取り付けると係合部31を多数設けられないのに対して、本実施形態によれば座4および背凭れ10のロック可能な段階数を増やすことができる。例えば本実施形態の椅子8では座フレーム13の前後動は30mm程度であるので、これに被ロック部材を直接取り付けてもロック点は2〜3段程度しか設けられないが、被ロックリンク32により動きを増幅しているので例えば5段階のロック点を設けることができる。しかも、各係合部31同士の間隔に十分な余裕を設けられるので、堅牢な構造にすることができる。
【0028】
また、被ロックリンク32は水平面内で揺動するように設けられている。このため、ロッキング装置11の上下方向の厚みを薄くすることができ、座4を厚くすること無くロッキング装置11を内蔵できるようになる。
【0029】
そして、本実施形態では被ロックリンク32は左右に設けられている。左右の被ロックリンク32は理論上は対称な動きをするので係合部31同士が向き合ってロック部材33は貫通する。しかしながら、寸法誤差等で左右の被ロックリンク32がずれてしまう虞があるときは、各被ロックリンク32に互いに噛み合う歯車部を設けて完全に動作が一致するようにしても良い。
【0030】
ロック部材33は、係合部31に対して出入り可能なように座フレーム13のガイド筒41に対して摺動可能に取り付けられている。そして、ロック部材33が係合部31に嵌入した時には座4および背凭れ10の揺動をロックすることができる。これは、ロック部材33および被ロックリンク32によって、座フレーム13および座受部材2が固定連鎖を形成するからである。なお、本実施形態ではロック部材33は係合部31に対して摺動により出没するように取り付けられているが、これには限られず例えば回転により出没するようにしても良い。
【0031】
第2付勢手段36は、操作手段35の動きをロック部材33に伝達すると共に、少なくともロック部材33を係合部31から抜き出す方向には弾性的に付勢する。また、操作手段35は、レバー機構からなりアンロック位置に保持可能とされている。ここでは、第1付勢手段34および第2付勢手段36は同じばね定数の引っ張りコイルばねであるようにしている。よって、第1付勢手段34と第2付勢手段36との部品を共用化することができる。
【0032】
さらに、ロック部材33の基端部と座フレーム13との間にはリンク42が連結されている。そして、このリンク42の揺動に伴ってロック部材33が係合部31に出没するように設けられている。また、リンク42と座フレーム13との間には第1付勢手段34が取り付けられていて、ロック部材33を係合部31に陥入する方向に付勢している。また、リンク42と操作手段35との間には第2付勢手段36が取り付けられている。ここでは、リンク42の支点42aと作用点42bとの間に力点42cがあるので(図7参照)、第1付勢手段34および第2付勢手段36の動きを増幅してロック部材33を摺動させることができるようになる。
【0033】
したがって、図7に示すように操作手段35がロック位置にありロック部材33が被ロックリンク32の係合部31に嵌入した状態では、座フレーム13のガイド筒41と係合部31とにロック部材33が跨って存在するので座4及び背凭れ10の揺動がロックされている。この状態で座4及び背凭れ10に外力が作用していないか若しくは僅かな外力が作用するに過ぎなければ、座フレーム13は付勢ばね5の大きな反力を受けて初期位置に復帰するように付勢されている。ここで、被ロックリンク32の係合部31の内壁とロック部材33とが押し合っているので、図8に示すように操作手段35をアンロック位置に操作して第2付勢手段36の付勢力によりロック部材33を係合部31から抜き出そうとしてもロック部材33は係合部31の内壁との大きな摩擦によって移動できない。このため、座4及び背凭れ10の揺動のロックが維持されると同時に第2付勢手段36が蓄勢される。これにより、座4及び背凭れ10の傾斜状態が自己保持されることになる。
【0034】
そして、この自己保持した状態の座4及び背凭れ10に付勢ばね5による反力を弱める程度の外力を与えると、係合部31の内壁とロック部材33との間で押圧力が小さくなって摩擦力が弱まる。さらに、この摩擦力と第1付勢手段34の付勢力との合計量が、第2付勢手段36によるロック部材33の抜き出し方向への付勢力より小さくなったときに、図9に示すようにロック部材33は第2付勢手段36により係合部31から引き出される。このとき、ロック部材33は第1付勢手段34および第2付勢手段36によりバランスを取って動かないように保持される。そして、ロック部材33及び係合部31によるロック状態が解除されて座フレーム13がアンロック状態に成り揺動可能となるので、付勢ばね5の付勢により座4および背凭れ10が初期位置に復帰するか、あるいは図10に示すように着座者により任意の位置に揺動される。
【0035】
他方、背支桿3の前部29の後部には、背凭れ10のランバーサポートの突出量を調整するランバーサポート調整機構43が設けられている。背凭れ10は、下部がランバーサポート調整機構43に支持されると共に、中央部が背支桿3の後部30の上端部にねじ止めされて支持されている。
【0036】
この背凭れ10は、図11に示すように、例えばプラスチック製の枠状のインナー部材44と、例えばゴムや弾力性を持つポリエステル等のエラストマから成ると共にインナー部材44を包み込む袋状の表皮部材45とを備えている。インナー部材44が枠状であるので、着座者の背中は表皮部材45のみにより支持されて高いクッション性を得ることができ座り心地を良好にすることができる。
【0037】
ランバーサポート調整機構43は、図2および図11〜図13に示すように、背凭れ10の下部に固定されてこれを前方に押し出し可能な支持本体46と、支持本体46を背支桿3に取り付けると共に背支桿3に対して前後方向に摺動可能に支持する支持軸47と、該支持軸47に沿って設けられた回転可能なねじ軸48と、ねじ軸48に螺合されたスライダ49と、スライダ49と支持軸47とを回転可能に連結するリンク50とを備えている。
【0038】
支持本体46は、背凭れ10の下部が取り付けられる取付部51と、支持軸47が貫通する支持孔52と、背支桿3に形成されたガイドピン53が嵌合して摺動するガイド溝54と、座本体12の後部12bにねじ止めされると共に座4の後部を下方から支持する座支持部55とを備えている。背支桿3には支持軸47を前後動可能に支持する支持溝56が形成されている。ここで、支持溝56とガイド溝54とは例えば25度程度の角度を有するように形成されている。このため、支持軸47が支持溝56の中で摺動すると支持本体46も前後動するが、このときにガイド溝54は16度傾いて移動するので、支持本体46の全体としては支持溝56とガイド溝54の各法線の交わった点Cを中心に回転することになる。
【0039】
そして、支持本体46に背凭れ10の下部および座本体12の後部が固定されているので、支持本体46の傾斜によって背凭れ10の形状が変化すると同時に座本体12が前後動して座本体12の形状が変化する。すなわち、背凭れ10が比較的平坦な形状であると共に座本体12が前側に位置した状態(図12中、二点鎖線で示す)や、背凭れ10の腰部分が突出すると共に座本体12が後側に位置した状態(図12中、実線で示す)に変更することができる。これにより、比較的平坦な形状で背骨がI字状になる姿勢を支持する場合(図14参照)や、腰の部分がランバーサポートとして突出すると共に座本体12が後方に引かれて背骨がS字状になる姿勢を支持する場合(図15参照)に対応することができる。
【0040】
また、図13に示すように、ねじ軸48は中央部を境に右ねじと左ねじとが形成されている。そして、この中央部を挟んで2つのスライダ49が設けられている。したがって、ねじ軸48を回転させることにより、2つのスライダ49は互いに反対方向に摺動する。そして、各リンク50が平行になるときに支持軸47は最も前方に位置する(図13中、実線で示す)。この状態からねじ軸48を回転させると両スライダ49が離隔あるいは接近して各リンク50が平行ではなくなり、支持軸47が後方に引き寄せられる。これに伴って支持本体46が回転されてランバーサポートの高さを調整することができる。なお、このねじ軸48の調整は例えばドライバ等の工具を利用して行えるようにしたり、あるいはねじ軸48と一体回転する操作ノブの操作により行うようにしても良い。
【0041】
上述した椅子8を使用する際は、着座者が背凭れ10に体重を掛けて傾斜させることによりロッキングを行うことができる。そして、反力調整機構1の操作によりロッキングの反力を調整することができる。
【0042】
本実施形態では座4および背凭れ10の位置決めを被ロックリンク32とロック部材33との係合により行っているので、ロック機構付きのガススプリングを使用する場合に比べて付勢ばね5のばね力を強くする必要がある。しかし、ここでの反力調整機構1の操作力は小さいので、容易に反力を調整することができる。
【0043】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態ではランバーサポート調整機構43は、図2および図11〜図13に示すように背凭れ10の下部に固定された支持本体46を移動させてランバーサポートの高さを調整するものとしているが、これには限られない。例えば図14〜図17に示すように、ランバーサポート調整機構43は、背凭れ10の下部を昇降可能に支持するガイドレール57と、背支桿3に対して上下に揺動可能に支持される操作レバー58とを備えたものとして、操作レバー58の一部と背凭れ10の下部とを連結して操作レバー58の昇降動作に伴って背凭れ10の下部がガイドレール57に案内されて昇降するようにしても良い。
【0044】
この実施形態では、ガイドレール57は左右の背支桿3に設けられると共に、各ガイドレール57を連結する連結部材59が設けられている。操作レバー58は、連結部材59の中央部から左右に設けられている。各操作レバー58の内端部58aは連結部材59の中央部に回転可能に設けられると共に、外端部58bは外部から操作可能なようにガイドレール57を貫通して設けられている。さらに、背凭れ10の下部は各操作レバー58の中央部58cに取り付けられている。ここでは背凭れ10の下部に横長の透孔60が形成されていて(図18参照)、この透孔60を貫通するボルトにより背凭れ10が操作レバー58にねじ止めされている。
【0045】
よって、操作レバー58が最下位置にあるときは、背凭れ10の下部も最下部に位置する(図17(A))。このときは背凭れ10が比較的平坦な形状になり、背骨がI字状になる姿勢を支持するのに適している(図14)。また、操作レバー58が最上位置にあるときは、背凭れ10の下部も最上部に位置する(図17(B))。このときは背凭れ10の腰の部分が突出して、背骨がS字状になる姿勢を支持するのに適している(図15)。
【0046】
そして、上述した実施形態では、図11に示すように背凭れ10の高さの半分程度の背支桿3の上部に背凭れ10の中央部をねじ止めで取り付けているが、これには限られない。例えば図14、図15、図18〜図20に示すように、背凭れ10の高さと同程度の背支桿3を中央部で前後方向に揺動可能に設けても良い。この場合、背支桿3は、図18に示すように、座受部材2に取り付けられる下半部61と、該下半部61に回転可能に取り付けられる上半部62とを備えるものとする。ここでは上半部62は枠状としている。上半部62と下半部61とは左右の連結ピン63により前後に回転可能に取り付けられている。
【0047】
背凭れ10は、例えばプラスチック製の枠状のインナー部材44と、例えばゴムや弾力性を持つポリエステル等のエラストマから成ると共にインナー部材44を包み込む袋状の表皮部材45とを備えている。この表皮部材45の背面は、中央部に水平な開口64が形成されている。この開口64よりも上側の上部表皮部材65はインナー部材44に比べて大きな袋状に形成されている。そして、上半部62は上部表皮部材65の内部に隠される。このため、背凭れ10の見栄えを高めることができる。
【0048】
また、上半部62の下部は、図19に示すように背凭れ10のインナー部材44にねじ止めされている。上半部62の上端部は、図20に示すように背凭れ10のインナー部材44に係合されている。係合の態様は特に限られず、同図(A)に示すように完全に嵌り合う凸部66と凹部67とを形成したり、あるいは同図(B)に示すように単に引っ掛かる程度の山部68と谷部69とを形成しても良い。このように、上半部62を背凭れ10のインナー部材44に固定することにより、上半部62が倒れてしまうことを防止できる。
【0049】
この背凭れ10および背支桿3によれば、ランバーサポート調整機構43により背凭れ10の下部が昇降されるのに伴って背凭れ10の上半分が揺動するようにして背凭れ10の形状が変化するようになる。
【0050】
また、図18および図19に示す実施形態では、上部表皮部材65の内部に背支桿3の上部を隠しているが、これには限られない。例えば図21に示すように、背凭れ10との間に背支桿3の上半部62を隠すアウターカバー70を後方から取り付けるようにしても良い。
【0051】
一方、上述した図1〜図4に示す実施形態では、図24(A)に示すように調整レバー6の短辺部21の先端部が支点21aでそれより長辺部20寄りの部位に作用点21bが設けられているが、これには限られず同図(B)に示すように短辺部21の先端部に作用点21bを設けてそれより長辺部20寄りの部位に支点21aを設けるようにしても良い。あるいは、上述した図1〜図4に示す実施形態では、調整レバー6はL字形状であるが、これには限られず図23に示すように直線状としても良い。この場合、同図(A)に示すように先端部に支点6aを設けてそれより中央寄りの部位に作用点6bを設けたり、または同図(B)に示すように先端部に作用点6bを設けてそれより中央寄りの部位に支点6aを設けるようにしても良い。いずれの場合も調整レバー6の操作により梃子の原理を利用して付勢ばね5の長さを変更できるので、反力を軽い力で調整できるようになる。
【0052】
また、調整レバー6の回転方向は図1〜図4に示す実施形態のように上下方向としたり、あるいは水平方向にしても良い。例えば図24(B)に示す調整レバー6を水平方向に操作する実施形態を図25および図26に示す。この実施形態では、調整レバー6の長辺部20が付勢ばね5の側方に設けられている。そして、この長辺部20の先端部に固定手段7が取り付けられている。この実施形態では、固定手段7は調整レバー6を揺動可能な調整ねじであると共に、付勢ばね5の側方に設けられている。このため、付勢ばね5と調整レバー6と固定手段7とを全て水平方向に配置しているので、上下方向に並べるよりも上下方向の厚みtを薄くすることができる。これにより、座の薄型化を図ることができる。
【0053】
さらに、上述した図5〜図10に示すロッキング装置11では、被ロックリンク32を使用しているが、これには限られず例えば被ロック歯車等としても良い。
【0054】
また、上述した実施形態では図7〜図10に示すように、操作手段35はアンロック位置に保持可能とされると共に、第1付勢手段34が座フレーム13とロック部材33との間に取り付けられ、尚かつ第2付勢手段36が操作手段35とロック部材33との間に取り付けられていて、操作手段35をアンロック位置に保持すると第1付勢手段34と第2付勢手段36とが均衡してロック部材33がアンロック位置に保持され、操作手段35をロック位置にすると第1付勢手段34によりロック部材33がロック位置に保持されるようにしているが、これには限られない。
【0055】
例えば図22に示すように、操作手段35はロック位置に保持可能とされると共に、ロック部材33を係合部31から抜き出す方向に付勢する第2付勢手段36が座フレーム13とロック部材33との間に取り付けられ、尚かつロック部材33を係合部31に係合する方向に付勢する第1付勢手段34が操作手段35とロック部材33との間に取り付けられるようにしても良い。この場合、操作手段35をロック位置に保持すると第1付勢手段34と第2付勢手段36とが均衡してロック部材33がロック位置に保持されると共に、操作手段35をアンロック位置にすると第2付勢手段36によりロック部材33がアンロック位置に保持される。この場合も操作手段35をロック位置にしてロック部材33を係合部31に嵌入したロック状態で操作手段35をアンロック位置に操作してロック部材33を係合部31から抜き出そうとしても、ロック部材33は係合部31の内壁との大きな摩擦によって移動できず、座4及び背凭れ10の傾動のロックが維持されて自己保持される。
【0056】
また、上述した各実施形態ではロッキング装置11をロッキング椅子に適用しているが、これには限られず支持部材に対して被支持部材を揺動可能に支持するもの、特に被支持部材と支持部材とを回転軸を中心に挟むように揺動させるものの全般に適用できる。例えばかなりの重量のあるパソコンデスクのテーブルや製図台等に使用することができる。このようなテーブルトップでは、かなりの重量が有るのでバランスをとるために大きな反力を掛けている。この場合、反力調整機構1を利用することによりロッキングの反力を軽い力で調整できるようになる。また、テーブル板に荷重を掛けていないときに操作レバーをアンロック側に操作するとテーブル板が自己保持されるので、テーブル板が急激に跳ね上がる現象の発生を防止することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1記載の反力調整機構によれば、調整レバーの操作により梃子の原理を利用して付勢ばねの長さを変更できるので、反力を軽い力で調整できるようになる。また、より大きな反力を調整する場合でも、調整に必要な力を従来と同じ程度に抑えることができる。
【0058】
また、請求項2記載の反力調整機構によれば、長辺部が付勢ばねに沿っていることから付勢ばねおよび反力調整機構の全体をコンパクトにまとめることができる。
【0059】
さらに、請求項3記載の反力調整機構によれば、調整ねじを回転させることにより調整レバーを揺動させることができるので、反力調整を軽い力で容易に行うことができるようになる。
【0060】
また、請求項4記載の反力調整機構によれば、大きな反力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反力調整機構を搭載した椅子の概観を示す中央縦断面側面図である。
【図2】反力調整機構を搭載した椅子の主要部を示す分解斜視図である。
【図3】反力調整機構およびロッキング装置を示す中央縦断面図である。
【図4】反力調整機構およびロッキング装置を示す斜視図である。
【図5】座受部材に座フレームを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】座フレームを下方から見た状態を示す斜視図である。
【図7】座及び背凭れがロックされた時のロッキング装置を示す平面図である。
【図8】座及び背凭れが自己保持された時のロッキング装置を示す平面図である。
【図9】座及び背凭れのロックが解除された時のロッキング装置を示す平面図である。
【図10】座及び背凭れがロッキングしている時のロッキング装置を示す平面図である。
【図11】背支桿及び背凭れを示す斜視図である。
【図12】背支桿及び背凭れを示す中央縦断面側面図である。
【図13】ランバーサポート調整機構の主要部を示す平面図である。
【図14】背骨がI字状になる姿勢で着座した状態を示す側面図である。
【図15】背骨がS字状になる姿勢で着座した状態を示す側面図である。
【図16】ランバーサポート調整機構の別の実施形態を示す斜視図である。
【図17】ランバーサポート調整機構の別の実施形態を示す正面図であり、(A)はランバーサポートが低い状態、(B)はランバーサポートが高い状態をそれぞれ示す。
【図18】背支桿及び背凭れの他の実施形態を示す斜視図である。
【図19】背支桿及び背凭れの他の実施形態を示す中央縦断面側面図である。
【図20】背支桿及び背凭れの接続構造を示す中央縦断面側面図であり、(A)は凹部と凸部、(B)は山部と谷部をそれぞれ係合している。
【図21】背支桿及び背凭れの別の実施形態を示す斜視図である。
【図22】別のロッキング装置を示す平面図である。
【図23】直線状の調整レバーを備えた反力調整機構を示す概略図であり、(A)は先端部が支点、(B)は先端部が作用点のものである。
【図24】L字形状の調整レバーを備えた反力調整機構を示す概略図であり、(A)は先端部が支点、(B)は先端部が作用点のものである。
【図25】L字形状の水平な調整レバーを備えた反力調整機構を示す平面図である。
【図26】L字形状の水平な調整レバーを備えた反力調整機構を示す概略の側面図である。
【図27】従来の反力調整機構を示す中央縦断面側面図である。
【符号の説明】
1 反力調整機構
2 座受部材(支持部材)
3 背支桿(被支持部材)
4 座(被支持部材)
5 付勢ばね
6 調整レバー
7 固定手段
20 長辺部
21 短辺部

Claims (4)

  1. 支持部材に対してロッキング可能に支持された被支持部材を原位置に復帰させる付勢ばねのロッキング反力の大きさを調整する反力調整機構において、前記付勢ばねの全長を梃子の原理により変化させる調整レバーと、該調整レバーの位置を固定する固定手段とを備え、前記支持部材の前側部分が上方に傾斜し、前記付勢ばねが前記支持部材の前側の傾斜部分に配置されていると共に前記支持部材の前側の傾斜に合わせて傾斜し、さらに、前記支持部材の前側の傾斜部分であって前記付勢ばねの側方に前記調整レバー及び前記固定手段が配置されていることを特徴とする反力調整機構。
  2. 前記調整レバーは、前記付勢ばねに沿って位置する長辺部と、前記付勢ばねに取り付けられる短辺部とを備えるL字形であることを特徴とする請求項1記載の反力調整機構。
  3. 前記固定手段は前記調整レバーを揺動可能な調整ねじであることを特徴とする請求項1または2記載の反力調整機構。
  4. 前記付勢ばねが前記調整レバーと前記固定手段との左右両側に相互に平行に2本配置されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか記載の反力調整機構。
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