JP2004121459A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示制御装置30の記憶回路32には、表示対象の表示時期や表示方法が設定されているイベントパターンの種類と表示対象(キャラクタ等)の種類によって決定される変動パターンが記憶されている。主制御装置10は、始動信号が入力されると、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号を副制御装置20に出力する。副制御装置20は、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号が入力されると、入力された主コマンド信号と表示対象の種類を指示する副コマンド信号を表示制御装置30に出力する。表示制御装置30は、入力された主コマンド信号で指示されているイベントパターンの種類と副コマンド信号で指示されている表示対象の種類に基づいて変動パターンを決定し、決定した変動パターンに基づいて表示装置33を制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技機では、表示装置や音発生装置等の被制御機器を制御することによってゲームの演出を行っている。表示装置としては、例えば、図柄(文字、記号、図形、絵柄、数字等)を表示する液晶表示装置等が用いられる。また、音発生装置としては、例えば、スピーカが用いられる。
そして、これらの被制御機器を制御するための制御装置が設けられている。例えば、パチンコ機には、主制御装置、音制御装置、表示制御装置、賞球制御装置、特別入賞口開閉部材駆動装置等が設けられている。主制御装置は、パチンコ球が始動口を通過または入賞した時に出力される始動信号、パチンコ球が入賞口に入賞した時に出力される入賞信号、記憶回路に記憶されているプログラム等に基づいて、各装置に主コマンド信号を出力する。主コマンド信号としては、被制御機器を制御する制御装置の記憶回路に記憶されている制御信号を示す信号や被制御機器を駆動する駆動装置の制御信号等が用いられる。
【0003】
例えば、左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部からなる図柄表示部に抽選結果を表示する表示装置を用いる場合には、主制御装置は、始動信号の入力に応答して、表示制御装置に対して以下のような主コマンド信号を出力する。
始動信号が入力されると、抽選を行い、抽選結果に基づいて各図柄表示部に表示する変動パターンや各図柄表示部に表示する停止図柄等を決定する。そして、決定した変動パターンを示す変動パターンコマンド信号(通常、変動パターンコマンド信号は変動開始信号を兼用している)、左図柄表示部に表示する左停止図柄を示す左停止図柄コマンド信号、中図柄表示部に表示する中停止図柄を示す中停止図柄コマンド信号、右図柄表示部に表示する右停止図柄を示す右停止図柄コマンド信号を表示制御装置に出力する。
これにより、表示制御装置は、変動パターンコマンド信号で示されている変動パターンを記憶回路から読み出し、読み出した変動パターンに基づいて各図柄表示部に図柄を変動表示する。そして、左停止図柄コマンド信号で示された左停止図柄を左図柄表示部に、右停止図柄コマンド信号で示された右停止図柄を右図柄表示部に順に停止表示する。
また、主制御装置は、決定した変動パターンの変動表示時間終了時に確定停止図柄コマンド信号を表示制御装置に出力する。これにより、表示制御装置は、右停止図柄を表示し、各図柄表示部に停止図柄を確定表示する。
抽選結果が当たりであれば、次いで、当たり演出パターン表示開始コマンド信号が表示制御装置に出力される。これにより、表示制御装置は、記憶回路から当たり演出パターンを読み出し、読み出した当たり演出パターンに基づいて表示装置を制御する。さらに、主制御装置は、遊技者に有利な特別遊技状態とする。
【0004】
ここで、ゲームの演出を多様化し、遊技者に遊技に対する興趣を与えるために、表示装置に図柄を変動表示させている最中にキャラクタ等を出現させる変動パターンを用いることがある。例えば、図4に示すように、左停止図柄を表示させてから右停止図柄を表示させるまでの間にキャラクタ(例えば、犬、猫、鳥、兎)を表示させる変動パターンを用いることがある。
キャラクタが出現する変動パターンを用いることで、変動パターンの種類が増加し、ゲームの演出が多様化する。しかしながら、変動パターンの種類が増加することで、主制御装置での変動パターンの決定処理に対する負担が増大する。例えば、図4に示す変動パターン(a)と(b)、変動パターン(c)と(d)、変動パターン(e)と(f)で示される変動パターンは、出現するキャラクタの種類が異なるだけで、キャラクタの出現時刻は同じである。すなわち、基本的な変動パターンは3種類であるが、各基本変動パターンに対して2種類のキャラクタを用いるため、合計6つの変動パターンが用いられる。この場合、各変動パターン(a)〜(f)に対して変動パターンを指示する主コマンド信号[1001H1]、[1001H2]〜[1003H1]、[1003H2]が割り当てられる。
そこで、主制御装置の処理負担を軽減するために、各変動パターンを、キャラクタの出現時刻や表示方法(位置、移動方向、大きさ等)が定められたイベントパターン、イベントパターンで用いられるキャラクタに分け、主制御装置で選択されたイベントパターンの種類と表示制御装置で選択されたキャラクタの種類によって変動パターンを決定する遊技機が提案されている(特許文献1参照)。
この従来の遊技機では、主制御装置は、始動信号が入力されると、抽選を行い、抽選結果に基づいてイベントパターンの種類を選択し、選択したイベントパターンの種類を示す主コマンド信号を表示制御装置に出力する。表示制御装置は、主コマンド信号が入力されると、入力された主コマンド信号で示されているイベントパターンに属するキャラクタの種類の中から任意のキャラクタを選択する。そして、表示制御装置は、入力された主コマンド信号で示されるイベントパターンと選択したキャラクタによって決定される変動パターンを記憶回路から読み出し、読み出した変動パターに基づいて表示装置を制御する。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−218957号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来の遊技機では、主制御装置(親制御装置)から出力される主コマンド信号で示されるイベントパターンと表示制御装置で選択したキャラクタに基づいて、表示装置(被制御機器)に表示する変動パターンを決定している。すなわち、表示装置に表示する変動パターンは、表示制御装置によって最終的に決定される。
このため、例えば、デバッグ作業等を行う際に、所定の変動パターンを表示装置に表示させるのが困難である。例えば、表示装置にイベントパターン[1]とキャラクタの種類[1]により決定される変動パターンを表示させたい場合、表示制御装置にイベントパターン[1]を示す主コマンド信号を入力しても、キャラクタの種類は表示制御装置が選択するため、表示装置にはイベントパターン[1]とキャラクタの種類[1]により決定される変動パターンが表示されるとは限らない。この場合には、イベントパターン[1]とキャラクタの種類[1]により決定される変動パターンが表示装置に表示されるまで、表示制御装置にイベントパターン[1]を示す主コマンド信号を入力し続けなければならない。
そこで、本発明は、親制御装置の処理負担を軽減させることができるとともに、被制御装置を所定の制御態様で容易に制御することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。
請求項1に記載の遊技機は、子制御装置に親コマンド信号を出力する親制御装置と、入力された親コマンド信号に応じて選択した子コマンド信号を入力された親コマンド信号に付加して孫制御装置に出力する子制御装置と、入力された親コマンド信号と子コマンド信号に基づいて被制御機器を制御する孫制御装置を備えている。これにより、親制御装置は、例えば、被制御機器の制御態様を決定する条件の一部を指示する親コマンド信号を選択すればよいため、処理負担が軽減される。また、孫制御装置は、入力された親コマンド信号により指示される第1の条件と子コマンド信号により指示される第2の条件とによって被制御機器の制御態様を決定するため、孫制御装置に第1の条件を指示する親コマンド信号と第2の条件を指示する子コマンド信号を入力することによって、被制御機器を所定の制御態様で制御することができる。このため、デバッグ作業等を容易に行うことができる。
なお、本明細書では、「制御方法」という記載は「制御対象」が特定されていない場合に用い、「制御態様」という記載は「制御時期」または「制御方法」の少なくとも一方と「制御対象」が特定されている場合に用いる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技機である。
請求項2に記載の遊技機では、親コマンド信号と子コマンド信号を有するコマンド信号を子制御装置に出力する親制御装置と、入力されたコマンド信号の子コマンド信号を親コマンド信号に応じて変更して孫制御装置に出力する子制御装置と、入力されたコマンド信号の親コマンド信号と子コマンド信号に基づいて被制御機器を制御する孫制御装置を備えている。これにより、親制御装置は、例えば、被制御機器の制御態様を決定する条件の一部を指示する親コマンド信号のみを選択すればよいため、処理負担が軽減される。ここで、子制御装置が親コマンド信号に応じて子コマンド信号を設定するため、予め親コマンド信号と組み合わせておく子コマンド信号のデフォルト値としては任意の値を設定することができる。また、予め子コマンド信号のデフォルト値が親コマンド信号と組み合わされているため、子制御装置の異常等によって、親コマンド信号に応じて子コマンド信号を変更することができなかった場合でも、孫制御装置は、親制御装置から出力されるコマンド信号に含まれている親コマンド信号と子コマンド信号のデフォルト値によって被制御機器の制御を続行することができる。さらに、孫制御装置は、入力されたコマンド信号の親コマンド信号により指示される第1の条件と子コマンド信号により指示される第2の条件とによって被制御機器の制御態様を決定するため、孫制御装置に第1の条件を指示する親コマンド信号と第2の条件を指示する子コマンド信号を有するコマンド信号を入力することによって、被制御機器を所定の制御態様で制御することができる。このため、デバッグ作業等を容易に行うことができる。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技機である。
請求項3に記載の遊技機では、孫制御装置は、親コマンド信号のみが入力された場合または異常な子コマンド信号が入力された場合には、予め定められている制御形態に基づいて被制御機器を制御する遊技機。ここで、例えば、親コマンド信号のみで決定される制御形態が用いられることがある。この場合には、予め定められている制御形態は、入力された親コマンド信号で指示される制御形態を意味する。また、親コマンド信号と子コマンド信号によって決定される制御形態に対応する親コマンド信号のみが入力されることや入力された子コマンド信号が異常(例えば、使用しない子コマンド信号)であることがある。このような場合には、通信エラーによる子コマンド信号の欠落あるいは異常な子コマンド信号の入力等の異常時である。このような異常時でも、所定の制御形態で被制御機器を制御することによって、被制御機器の制御を継続することができることがある。この場合には、予め定められている制御形態は、例えば、親コマンド信号に対応して予め定められている制御形態を意味する。これにより、種々の制御形態で被制御機器を制御することができるとともに、被制御機器を継続して制御することができる。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの遊技機である。
請求項4に記載の遊技機では、親コマンド信号によって制御対象の制御時期または制御方法の少なくとも一方が指示され、子コマンド信号によって制御対象が指示される。これにより、親コマンド信号及び子コマンド信号の設定が容易となる。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの遊技機である。
請求項5に記載の遊技機では、孫制御装置として表示制御装置が用いられ、表示制御装置は、親コマンド信号によって指示される表示対象の表示時期または表示方法の少なくとも一方と、子コマンド信号によって指示される表示対象の種類とにより決定される表示態様に基づいて表示装置を制御する。これにより、表示装置を制御するための親制御装置での処理負担が軽減される。また、所定の表示態様を決定する親コマンド信号と子コマンド信号を表示制御装置に入力することによって、表示装置を所定の表示態様で制御することができるため、デバッグ作業等を容易に行うことができる。
なお、本明細書では、「表示対象」という記載は、表示装置に表示する表示物(例えば、キャラクタ、風景、図柄等)を意味するものとして用いる場合もある。また、「表示態様」という記載は「表示時期」または「表示方法」の少なくとも一方と「表示対象」が特定されている場合に用いる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の遊技機の一実施の形態の概略構成図を図1に示す。本実施の形態は、本発明をパチンコ機に適用したものである。
本実施の形態は、主制御装置10、副制御装置20、表示制御装置30等を有している。これらの主制御装置10、副制御装置20、表示制御装置30等によって、パチンコ機の動作が制御される。
【0009】
主制御装置10は、主制御回路11、記憶回路12等を有しており、通常、主制御基板として構成される。主制御装置10には、パチンコ球が始動口を通過または始動口に入賞したことを検出する始動球検出器から出力される始動信号、パチンコ球が入賞口に入賞したことを検出する入賞球検出器から出力される入賞信号等が入力される。
記憶回路12には、当たり判定用乱数を発生させる当たり判定用乱数発生プログラム、当たり変動パターン用乱数を発生させる当たり変動パターン用乱数発生プログラム、当たり停止図柄用乱数を発生させる当たり停止図柄用乱数発生プログラム、はずれ変動パターン用乱数を発生させるはずれ変動パターン用乱数発生プログラム、はずれ停止図柄用乱数を発生させるはずれ停止図柄用乱数発生プログラム等が記憶されている。
主制御装置10(主制御回路11)は、始動信号、入賞信号、記憶回路22に記憶されているプログラム等に基づいて、副制御装置20への主コマンド信号あるいは表示制御装置30への主コマンド信号を副制御装置20に出力する。
なお、図示はしていないが、副制御装置20や表示制御装置30以外に、パチンコ球が入賞口に入賞した時に入賞口に対応する賞球を払い出す賞球装置を制御する賞球制御装置や、特別入賞口の開閉部材を開閉駆動する駆動装置等が設けられている。主制御装置10は、これらの装置への主コマンド信号も出力する。
【0010】
副制御装置20は、副制御回路21、記憶回路22等を有しており、通常、副制御基板として構成される。また、副制御装置20には、スピーカ(音発生手段)23、LED等の表示ランプ24が接続されている。
副制御装置20には、主制御装置10から出力される主コマンド信号が入力される。記憶回路22には、例えば、表示装置33に表示される変動パターンに応じてスピーカ23や表示ランプ24を制御するための制御信号が変動パターン毎に記憶されている。
副制御装置20(副制御回路21)は、主制御装置10(主制御回路11)から出力される主コマンド信号や記憶回路22に記憶されている制御信号等に基づいてスピーカ23や表示ランプ24を制御する。
また、副制御装置20は、主制御装置10から出力された主コマンド信号が表示制御装置30へのコマンド信号である場合には、その主コマンド信号を表示制御装置30に出力する。さらに、主制御装置10から出力された主コマンド信号に基づいて副コマンド信号を選択し、選択した副コマンド信号を表示制御装置30に出力する。副制御装置20での副コマンド信号の選択方法については後述する。
なお、副制御装置30は、スピーカ23を制御する音制御装置あるいは表示ランプ24を制御するランプ制御装置として構成することもできる。
【0011】
表示制御装置30は、表示制御回路31、記憶回路32を有しており、通常、表示制御基板として構成される。表示制御装置30には、表示装置33が接続されている。表示装置33は、例えば、液晶表示装置等により構成され、抽選結果等を表示する図柄表示部を有している。図柄表示部は、例えば、左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部により構成される。各図柄表示部には、主制御装置10から出力される主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)で指示されるイベントパターンの種類と副制御装置から出力される副コマンド信号(表示対象コマンド信号)で指示される表示対象の種類とによって決定される変動パターンが表示される。また、各図柄表示部には、主コマンド信号(左停止図柄コマンド信号、中停止図柄コマンド信号、右停止図柄コマンド信号)で指示される左停止図柄、中停止図柄、右停止図柄が表示される。
【0012】
本実施の形態では、主制御装置10が本発明の親制御装置に対応し、主制御装置10から出力される主コマンド信号が本発明の親コマンド信号に対応し、副制御装置20が子制御装置に対応し、副制御装置20から出力される副コマンド信号が本発明の子コマンド信号に対応し、表示制御装置30が孫制御装置に対応し、表示装置33が本発明の孫制御装置により制御される被制御機器に対応する。
【0013】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、表示装置33に表示する変動パターンの決定方法について説明する。
本実施の形態では、表示装置33に表示される変動パターンは、表示対象の出現時期(表示時期)や表示方法(位置、移動方向、大きさ等)が設定されたイベントパターンの種類と、表示対象の種類によって決定される。イベントパターンでは、表示時期として、例えば、表示開始時期や表示消滅時期等が設定され、表示方法として、表示対象の表示位置、移動方向、大きさ等が設定される。表示対象の種類としては、キャラクタ、風景、図柄等の種類が用いられる。
本実施の形態では、主制御装置10によりイベントパターンの種類が選択され、副制御装置20により表示対象の種類が選択され、表示制御装置30により変動パターンが決定される。
【0014】
変動パターンの例を図3に示す。図3に示す変動パターンでは、表示対象としてキャラクタが用いられている。
図3において、イベントパターン(a)は、時点t1で各図柄表示部での図柄の変動表示が開始され、時点t2で左停止図柄が表示され、時点t3でキャラクタが出現し、時点t4で右停止図柄が表示され、時点t5で中停止図柄が表示されるように設定されている。また、イベントパターン(b)は、時点t6で各図柄表示部での図柄の変動表示が開始され、時点t7で左停止図柄が表示され、時点t8でキャラクタが出現し、時点t9で右停止図柄が表示され、時点t10で中停止図柄が表示されるように設定されている。また、イベントパターン(c)は、時点t11で各図柄表示部での図柄の変動表示が開始され、時点t12で左停止図柄が表示され、時点t13でキャラクタが出現し、時点t14で右停止図柄が表示され、時点t15で中停止図柄が表示されるように設定されている。
そして、これらのイベントパターン(a)〜(c)と、キャラクタの種類とによって変動パターンが決定される。
図3では、イベントパターン(a)とキャラクタ[犬]または[猫]によって、変動パターン(a1)または(a2)が決定される。また、イベントパターン(b)とキャラクタ[鳥]または[兎]によって、変動パターン(b3)または(b4)が決定される。また、イベントパターン(c)とキャラクタ[犬]または[兎]によって、変動パターン(c1)または(c4)が決定される。
なお、図3では、説明を簡単にするために、キャラクタ等が1回出現するイベントパターン(a)〜(c)を記載したが、イベントパターンとしては単純なパターンから複雑なパターンまで種々のパターンが使用可能である。
【0015】
本実施の形態では、イベントパターンの種類(a)、(b)、(c)の選択を主制御装置10が行うように構成されている。例えば、主制御装置10は、抽選によりイベントパターン(a)、(b)、(c)のいずれかを選択し、選択したイベントパターン(a)、(b)、(c)を指示する主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)[1001H]、[1002H]、[1003H]を出力する。
また、キャラクタの種類[犬]、[猫]、[鳥]、[兎]の選択を副制御装置20が行うように構成されている。例えば、副制御装置20は、抽選によりキャラクタの種類[犬]、[猫]、[鳥]、[兎]のいずれかを選択し、選択したキャラクタ[犬]、[猫]、[鳥]、[兎]を指示する副コマンド信号[2001H]、[2001H]、[2003H]、[2004H]を出力する。ここで、各イベントパターンに対して選択可能なキャラクタの種類を限定することもできる。図3に示す例では、イベントパターン(a)に対してはキャラクタ[犬]か[猫]が選択可能であり、イベントパターン(b)に対してはキャラクタ[鳥]か[兎]が選択可能であり、イベントパターン(c)に対してはキャラクタ[犬]か[兎]が選択可能である。
そして、表示制御装置30は、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)とキャラクタの種類を指示する副コマンド信号(キャラクタコマンド信号)に基づいて変動パターンを決定する。例えば、表示制御装置30の記憶回路32に、図2に示す変動パターンテーブルを記憶しておく。図2に示す変動パターンテーブルは、縦軸にイベントパターンを指示する主コマンド信号[1001H]〜[1006H]が設定され、横軸にキャラクタの種類を指示する副コマンド信号[2001H]〜[2004H]が設定され、主コマンド信号と副コマンド信号の交点に変動パターン(a1)〜(f3)が示されている。表示制御装置30は、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号とキャラクタの種類を指示する副コマンド信号が入力されると、入力された主コマンド信号、副コマンド信号と記憶回路32に記憶されている変動パターンテーブルに基づいて、表示装置33に表示する変動パターンを決定する。なお、記憶回路32には、各変動パターン(a1)〜(f3)が記憶されている。
本実施の形態では、主制御装置10は、変動パターンを決定するための1つの条件であるイベントパターンの種類を選択すればよいため、図4に示す方法に比べて主制御装置10の処理負荷が軽減される。
なお、キャラクタを用いない変動パターンを記憶回路32に記憶させ、抽選によってキャラクタを用いる変動パターンまたはキャラクタを用いない変動パターンを選択するようにしてもよい。また、記憶装回路32には、抽選結果がはずれの場合に表示される変動パターンも記憶されている。はずれの場合にも、キャラクタが出現する変動パターンを用いることができる。
【0016】
以下に、本実施の形態の動作を説明する。
主制御装置10(主制御回路11)は、始動信号が入力されると、記憶回路12に記憶されている当たり判定用乱数プログラムによって変動している当たり判定用乱数を読み取り、読み取った当たり判定用乱数が所定値(当たり値)であるか否かを判断する。
読み取った当たり判定用乱数が所定値である場合(当たり時)には、当たり変動パターン用乱数発生プログラムによって変動している当たり変動パターン用乱数を読み取り、読み取った当たり変動パターン用乱数に対応するイベントパターンの種類を指示する主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)を副制御装置20に出力する。なお、記憶回路32に、当り変動パターンとしてキャラクタを出現させない変動パターンも記憶されており、変動パターン用乱数がこのキャラクタを出現させない変動パターンに対応する時には、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)は変動パターンを指示することになる。
同時に、当たり図柄用乱数発生プログラムによって変動している当たり図柄用乱数を読み取り、読み取った当たり図柄用乱数に対応する左停止図柄、中停止図柄、右停止図柄を指示する主コマンド信号(左停止図柄コマンド信号、中停止図柄コマンド信号、右停止図柄コマンド信号)を副制御装置20に出力する。
一方、読み取った当たり判定用乱数が所定値でない場合(はずれ時)には、はずれ変動パターン用乱数発生プログラムによって変動しているはずれ変動パターン用乱数を読み取り、読み取ったはずれ変動パターン用乱数に対応するイベントパターンの種類を示す主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)を副制御装置20に出力する。なお、はずれ時には、キャラクタを出現させない変動パターンを示す主コマンド信号を副制御装置20に出力してもよい。
同時に、はずれ図柄用乱数発生プログラムによって変動しているはずれ図柄用乱数を読み取り、読み取ったはずれ図柄用乱数に対応する左停止図柄、中停止図柄、右停止図柄を指示する主コマンド信号(左停止図柄コマンド信号、中停止図柄コマンド信号、右停止図柄コマンド信号)を副制御装置20に出力する。
【0017】
副制御装置20(副制御回路21)は、主制御装置10から出力された、イベントパターンの種類を示す主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)が入力されると、例えば、キャラクタ用乱数発生プログラムによって変動しているキャラクタ用乱数を読み取る。そして、読み取ったキャラクタ用乱数に対応するキャラクタの種類を示す副コマンド信号(キャラクタコマンド信号)を、入力された、イベントパターンの種類を示す主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)とともに表示制御装置30に出力する。
また、主制御装置10から出力された左停止図柄、中停止図柄、右停止図柄を指示する主コマンド信号(左停止図柄コマンド信号、中停止図柄コマンド信号、右停止図柄コマンド信号)も表示制御装置30に出力する。
なお、選択されたイベントパターンに対して使用可能なキャラクタの種類が限定されている場合には、主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)で指示されているイベントパターンに対して選択可能なキャラクタの種類の中から選択する。
キャラクタを出現させない変動パターンが選択されている場合には、キャラクタの種類の選択を省略してもよい。この場合には、イベントパターンの種類を示す主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)のみが表示制御装置30に出力される。あるいは、キャラクが出現しないことを示す副コマンド信号(例えば、[2000H])を用意しておき、キャラクタを出現させない変動パターンが選択されている場合には、イベントパターンの種類を示す主コマンド信号と、キャラクタが出現しないことを示す副コマンド信号を表示制御装置30に出力してもよい。
さらに、副制御装置20は、主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)によって指示されているイベントパターンの種類と、副コマンド信号(キャラクタコマンド信号)で指示されているキャラクタの種類に基づいて、表示制御装置33に表示する変動パターンを判別する。例えば、図2に示す変動パターンテーブルを記憶回路22に記憶させておき、指示されているイベントパターンの種類とキャラクタの種類によって変動パターンを判別する。
そして、副制御装置20は、判別した変動パターンに対応する音発生パターンや点灯パターンを記憶回路22から読み出し、表示装置33での変動パターンの表示と同期させ、読み出した音発生パターンや点灯パターンに基づいてスピーカ23や表示ランプ24を制御する。
通常、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)が変動開始信号を兼ねているため、主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)によって副制御装置20と表示制御装置30の動作の同期をとる方法を用いている。
【0018】
表示制御装置30(表示制御回路31)は、副制御装置20から出力された、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)、キャラクタの種類を指示する副コマンド信号(キャラクタコマンド信号)を受信すると、例えば、主コマンド信号で指示されているイベントパターンの種類、副コマンド信号で指示されているキャラクタの種類、記憶回路32に記憶されている変動パターンテーブルに基づいて、表示装置33に表示する変動パターンを決定する。そして、決定した変動パターンを記憶回路32から読み出し、読み出した変動パターンに基づいて、表示装置33を制御する。
また、表示制御装置30は、副制御装置20から送信された、左停止図柄、中停止図柄、右停止図柄を指示する主コマンド信号(左停止図柄コマンド信号、中停止図柄コマンド信号、右停止図柄コマンド信号)を受信し、主コマンド信号で指示されている左停止図柄、中停止図柄、右停止図柄を表示装置33の左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に停止表示させる。なお、主制御装置10から確定停止を指示する主コマンド信号(確定停止コマンド信号)が出力された時に最後の停止図柄を停止表示させる場合には、表示制御装置30は、主制御装置10から出力された、確定停止を指示する主コマンド信号(確定停止コマンド信号)が入力された時に最後の停止図柄(この場合、右停止図柄)を停止表示させる。
【0019】
当たり時には、主制御装置10は、その後、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる。例えば、大入賞口の開閉部材を開位置に移動させるコマンド信号、または開閉部材を開位置と閉位置との間で繰返し移動させるコマンド信号を開閉部材駆動装置に出力する。
なお、主制御装置10は、入賞信号が入力されると、遊技球が入賞した入賞口に対応する賞球数の遊技球の払い出しを指示する主コマンド信号(払い出しコマンド信号)を賞球制御装置に出力する。
【0020】
例えば、表示装置33に所定の変動パターンを表示させるプログラムのデバッグ作業を行う場合には、表示制御装置30に、所定の変動パターンが決定される主コマンド信号(イベントパターンコマンド信号)と副コマンド信号(表示対象コマンド信号)に対応する信号を入力する。例えば、図3に示す変動パターン(a1)を表示装置33に表示させる場合には、変動パターン(a1)に対応するイベントパターン(a)を指示する主コマンド信号[1001H]と、変動パターン(a)に対応するキャラクタ[犬]を指示する副コマンド信号[2001H]を表示制御装置30に入力する。これにより、表示制御装置30は、イベントパターンの種類を指示する主コマンド信号[1001H]とキャラクタの種類を指示する副コマンド信号[2001H]によって変動パターン(a1)を決定し、表示装置33に変動パターン(a)を表示する。
【0021】
以上では、表示制御装置30は、主コマンド信号のみが入力された場合には、入力された主コマンド信号で指示されるイベントパターンの種類のみによって決定される変動パターンに基づいて表示装置33を制御することを説明した。
しかしながら、主コマンド信号のみが表示制御装置30に入力された場合、入力された主コマンド信号で指示されるイベントパターンの種類のみで決定される変動パターンが存在しないこともある。
あるいは、入力された副コマンド信号が異常(例えば、使用していない副コマンド信号)であるため、入力された主コマンド信号と副コマンド信号によって決定される変動パターンが存在しないこともある。
このような場合には、例えば、伝送エラー等によって、表示制御装置30に副コマンド信号が入力されなかったことあるいは正しい副コマンド信号が入力されなかったことが考えられる。
ところで、表示装置33の各図柄表示部に表示する停止図柄を示す主コマンド信号(左停止図柄コマンド信号、中停止図柄コマンド信号、右停止図柄コマンド信号)が表示制御装置30に入力されない場合あるいは正しい主コマンド信号(例えば、使用していない主コマンド信号)が入力された場合には、重大なエラーの発生であるため、表示装置33の制御を続行することができない。この場合には、例えば、エラー発生を表示する。
【0022】
一方、副コマンド信号は、ゲームの演出効果を高めるために、キャラクタ等の表示対象を選択するものである。このため、表示装置33に、キャラクタ等の表示対象が表示しない状態で、主コマンド信号で指示されるイベントパターンのみを表示しても遊技を続行することができる。
したがって、例えば、主コマンド信号と副コマンド信号によって決定される変動パターンの主コマンド信号のみが表示制御装置30に入力された場合、あるいは、入力された副コマンド信号が異常(例えば、使用していない副コマンド信号)であるため入力された主コマンド信号と副コマンド信号によって変動パターンを決定することができない場合には、副コマンド信号の入力エラーであると判断し、表示制御装置30は、予め定められている変動パターンを表示装置33に表示する。ここで、予め定められた変動パターンとしては、キャラクタ等の表示時期や表示方法が、スピーカ23や表示ランプ24の制御態様と合致するものを用い、遊技者に違和感を与えないようにするのが好ましい。副コマンド信号の入力エラーあるいは入力された副コマンド信号の異常等が発生した場合等に使用する変動パターンは、種々の方法を用いて設定することができる。例えば、1つの変動パターンを共通に設けてもよいし、イベントパターンの種類に応じて設けてもよい。あるいは、キャラクタが出現しないことを示す副コマンド信号を表示制御装置30の記憶回路32にデフォルト値として記憶しておき、副コマンド信号の入力エラーあるいは入力された副コマンド信号の異常等が発生した場合に、主コマンド信号と記憶回路32に記憶されている副コマンド信号のデフォルト値によって表示装置33に表示する変動パターンを決定するようにしてもよい。
勿論、このような場合でも、各図柄表示部に表示する図柄の変動パターンや停止図柄は主コマンド信号で指示されるイベントパターンの種類や各停止図柄コマンド信号で指示される停止図柄とする。
【0023】
以上の実施の形態では、副制御装置は、入力された主コマンド信号に副コマンド信号を付加する方法を用いたが、入力された副コマンド信号を変更する方法を用いることもできる。以下に、副制御装置が、入力された副コマンド信号を変更する他の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、例えば、主制御装置10の記憶回路12に、イベントパターンの種類を示す主コマンド信号と、各イベントパターンに対して予め定められているキャラクタの種類を指示する副コマンド信号(副コマンド信号のデフォルト値)を組み合わせたコマンド信号を、各イベントパターン毎に記憶しておく。
例えば、図3(a)に示すイベントパターンを指示する主コマンド信号[1001H]とキャラクタの種類「犬」を指示す副コマンド信号[2001H]を組み合わせたコマンド信号[1001H2001H]を記憶する。
【0024】
主制御装置10は、始動信号が入力されると、前記した方法でイベントパターンの種類を選択し、選択したイベントパターンに対応するコマンド信号を副制御装置20に出力する。例えば、図3(a)に示すイベントパターン(主コマンド信号[1001H])を選択した場合には、選択したイベントパターンに対応するコマンド信号[1001H2001H]を副制御装置20に出力する。
副制御装置20は、コマンド信号が入力されると、入力されたコマンド信号に含まれている主コマンド信号で指示されるイベントパターンに対して選択可能なキャラクタの種類の中からキャラクタの種類を選択する。そして、入力されたコマンド信号に含まれている副コマンド信号を、選択したキャラクタの種類を指示する副コマンド信号に変換したコマンド信号を表示制御装置30に出力する。
例えば、コマンド信号[1001H2001H]が入力された場合、入力されたコマンド信号に含まれている主コマンド信号[1001H]で示されるイベントパターンに対して選択可能なキャラクタの種類の中からキャラクタの種類を選択する。ここで、主コマンド信号[1001H]で示されるイベントパターンに対して選択可能なキャラクタの種類の中からキャラクタの種類[猫]が選択された場合には、入力されたコマンド信号[1001H2001H]に含まれている副コマンド信号[2001H]を、選択されたキャラクタの種類[猫]を指示する副コマンド信号[2002H]に変更する。そして、副コマンド信号を変更した後のコマンド信号、この場合にはコマンド信号[1001H2002H]を表示制御装置30に出力する。なお、主制御装置10から出力されたコマンド信号に含まれている副コマンド信号で指示されているキャラクタの種類を選択可能に構成してもよいし、選択不能に構成してもよい。主制御装置10から出力されたコマンド信号に含まれている副コマンド信号で指示されているキャラクタの種類と同じキャラクタの種類が選択された場合には、主制御装置10から出力されたコマンド信号が表示制御装置30に出力される。この場合、選択した結果、主制御装置10から出力されたコマンド信号に含まれている副コマンド信号で指示されているキャラクタの種類と同じキャラクタの種類が選択されたものであるから、「入力されたコマンド信号の主コマンド信号に応じて副コマンド信号を変更する」概念に含まれる。
表示制御装置30は、入力されたコマンド信号に含まれている親コマンド信号と子コマンド信号に基づいて、前記した方法で表示装置33に表示する変動パターンを決定する。
【0025】
本実施の形態を用いた場合には、各主コマンド信号に対応するコマンド信号には、予め副コマンド信号のデフォルト値が含まれている。
これにより、例えば、副制御装置20の異常等によって、主制御装置10から入力されたコマンド信号に含まれている副コマンド信号が、入力されたコマンド信号に含まれている主コマンド信号に応じて設定されない場合でも、主制御装置10から入力されたコマンド信号がそのまま表示制御装置30に出力されるため、表示装置33への変動パターンの表示を継続することができる。
この場合、表示制御装置30は、入力されたコマンド信号に含まれている主コマンド信号と副コマンド信号に基づいて表示装置30に表示する変動パターンを決定する処理のみを行えばよいため、処理が簡単である。
【0026】
以上のように、本実施の形態では、主制御装置10は、表示装置30に表示する変動パターンを決定するための条件の一部を選択すればよいため、主制御装置10の処理負担が軽減される。
また、表示装置に所定の変動パターンを表示させたい場合には、表示制御装置に、所定の変動パターンが決定されるための条件、例えば、イベントパターンの種類を示す信号とキャラクタの種類を示す信号を入力すればよいため、デバッグ作業等が容易となる。
また、演出を変更する場合には、イベントパターンの種類あるいはキャラクタの種類を追加あるいは変更するだけでよいため、演出の変更作業が容易である。
【0027】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々変更、追加、削除が可能である。
例えば、表示装置に出現させる表示対象としてキャラクタを用いたが、表示対象はキャラクタに限定されず、風景や乗物等種々の表示対象を用いることができる。また、異なる分野の表示対象の種類の中から選択してもよい。
また、主制御装置でイベントパターンの種類を選択し、副制御装置で表示対象の種類を選択したが、逆でもよい。
また、変動パターンをイベントパターンと表示対象により決定したが、変動パターンを決定する方法はこれに限定されず種々の方法を用いることができる。さらに2以上の条件を用いて決定してもよい。
また、表示装置に表示する変動パターンを決定する場合について説明したが、本発明は、表示装置の変動パターン以外の制御態様や、表示装置以外の被制御機器の制御態様を決定する場合に適用することができる。
また、パチンコ機について説明したが、本発明はパチンコ以外の種々の遊技機に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜請求項5に記載の遊技機を用いれば、親制御装置の処理負担を軽減させることができるとともに、被制御装置を所定の制御態様で容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成図である。
【図2】主コマンド信号(親コマンド信号)、副コマンド信号(子コマンド信号)と変動パターンの関係を示す図である。
【図3】本発明の動作の具体例を示す図である。
【図4】従来技術の具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 主制御装置(親制御装置)
20 副制御装置(子制御装置)
30 表示制御装置(孫制御装置)
33 表示装置
Claims (5)
- 遊技機の動作を制御する親制御装置、子制御装置及び孫制御装置を備え、
親制御装置は、親コマンド信号を子制御装置に出力し、
子制御装置は、入力された親コマンド信号に応じて選択した子コマンド信号を入力された親コマンド信号に付加して孫制御装置に出力し、
孫制御装置は、入力された親コマンド信号と子コマンド信号に基づいて被制御機器を制御する、
遊技機。 - 遊技機の動作を制御する親制御装置、子制御装置及び孫制御装置を備え、
親制御装置は、親コマンド信号と子コマンド信号を有するコマンド信号を子制御装置に出力し、
子制御装置は、入力されたコマンド信号の子コマンド信号を親コマンド信号に応じて変更して孫制御装置に出力し、
孫制御装置は、入力されたコマンド信号の親コマンド信号と子コマンド信号に基づいて被制御機器を制御する、
遊技機。 - 請求項1または2に記載の遊技機であって、孫制御装置は、親コマンド信号のみが入力された場合または異常な子コマンド信号が入力された場合には、予め定められている制御形態に基づいて被制御機器を制御する遊技機。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、親コマンド信号によって制御対象の制御時期または制御方法の少なくとも一方が指示され、子コマンド信号によって制御対象が指示される遊技機。
- 請求項4に記載の遊技機であって、孫制御装置は、表示装置を制御する表示制御装置であり、表示対象の表示時期または表示方法の少なくとも一方と表示対象とにより決定される複数の表示態様を記憶しており、親コマンド信号によって指示された表示対象の表示時期または表示方法の少なくとも一方と子コマンド信号によって指示された表示対象とにより決定される表示態様に基づいて表示装置を制御する遊技機。
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