JP2004121423A - 配線保持具 - Google Patents

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JP2004121423A JP2002288051A JP2002288051A JP2004121423A JP 2004121423 A JP2004121423 A JP 2004121423A JP 2002288051 A JP2002288051 A JP 2002288051A JP 2002288051 A JP2002288051 A JP 2002288051A JP 2004121423 A JP2004121423 A JP 2004121423A
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Takeshi Kagayama
加賀山 健
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Itoki Crebio Corp
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Itoki Crebio Corp
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Abstract

【課題】家具側に特別な構造を付すまでもなく底部周辺に容易に取付けることができ、家具底部に沿って配線を容易に保持できる配線保持具を提供せんとする。
【解決手段】収納された配線Cを支持するための支持台2と、該支持台2の対向両側から上方に延びる一対の保持腕3、4とを備え、少なくとも一方の保持腕3の外面に、机やテーブル、キャビネット、パネル等の家具Aの底部近傍において床面Fとの間に間隔を設けて突出した構成部材6の下端縁61に係止される係止部5を形成してなり、前記一対の保持腕3、4の先端間の上方開放部10より配線Cを受け入れ、該配線Cを家具の底部に沿って保持する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、机等の家具に沿って配線を保持する配線保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、間仕切パネルの上端面もしくは側端面を覆うカバー体の内側に、当該カバー体を前記パネルの上横梁部材又は縦部材に着脱可能に装着するための係止部、及び配線を保持するための抱持部を備えたカバー保持体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、机天板から床面へ配線する際、該配線を机背面側の幕板内を通してなる配線構造において、該幕板が着脱自在に取付られる枠体下端のコード導入口に配線を保持するワイヤークリップを設けたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
これらカバー保持体又はワイヤークリップは、家具内部に配線を通す際に配線を保持して整理するものであるが、何れも家具の内部に設けられ、家具外部に沿って配線する態様においては採用できず、また、家具側にはこれら配線保持具が係止されるための構造、上記文献1のものではカバーの第2係止部や補強枠材の係合部、上記文献2のものでは係止孔を設ける必要があった。
【0004】
また、家具を載置するベース体の外側面に、該外側面に沿って水平状に延びるコードに対するカバー体を着脱自在に装着し、前記ベース体の外側面又はカバー体の内面に、多数本の配線を脱落不能に保持するためのコード保持体を設けることが提案されている(例えば、特許文献3参照)。これにより、家具底部の外面に沿って延びる配線を保持することが可能とされている。
しかしながら、前記コード保持体はベース体にネジ止めする必要があり、上述と同様、前記ベース体側に特別な構造を必要とするとともに、取付、取外し作業に手間がかかり不便であった。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−210156号公報
【特許文献2】
実開昭56−158926号公報
【特許文献3】
実開平5−43944号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、家具側に特別な構造を付すまでもなく底部周辺に容易に取付けることができ、家具底部に沿って配線を容易に保持できる配線保持具を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、収納された配線を支持する支持台と、該支持台の対向両側から上方に延びる一対の保持腕とを備え、少なくとも一方の保持腕外面に、机やテーブル、キャビネット、パネル等の家具の底部近傍において床面との間に間隔を設けて突出した構成部材の下端縁に係止される係止部を形成してなり、前記一対の保持腕先端の間の上方開放部より配線を受け入れて前記家具の底部に沿って保持することを特徴とする配線保持具を提供する。尚、前記家具には、その家具を床面に載置するためのベース台や巾木等も含まれる。
【0008】
ここで、前記保持腕の先端側を内方に屈曲させ、配線が容易に飛び出さないよう構成したものが好ましい。
【0009】
また、前記係止部を形成した保持腕の内面に沿って、前記支持台の上面に連続する単又は複数の縦リブを設けることが好ましい。
【0010】
更に、前記支持台の底面には、床面に接地して少なくとも前記構成部材下端縁と反対側の方向への移動を規制する凹凸部を設けることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明に係る配線保持具により家具の底部に沿って配線を保持させた使用状態を示す説明図であり、図1〜6は代表的実施形態を示し、図中符号1は配線保持具、Aは家具、6はその構成部材をそれぞれ示している。
【0013】
本発明の配線保持具1は、図1に示すように、収納された配線Cを支持するための支持台2と、該支持台2の対向両側から上方に延びる一対の保持腕3、4とを備えており、少なくとも一方の保持腕3の外面には、机やテーブル、キャビネット、パネル等の家具Aの底部近傍において床面Fとの間に間隔を設けて突出した構成部材6の下端縁61に係止される係止部5が設けられている。そして、前記一対の保持腕3、4の先端間の上方開放部10より配線Cを受け入れ、該配線Cを家具の底部に沿って保持することを特徴としている。
【0014】
以下、本実施形態の配線保持具1を更に詳細に説明する。
【0015】
本実施形態の配線保持具1は、支持台2と保持腕3、4よりなる全体が合成樹脂材料を用いて断面視略コ字形状に一体的に射出成形されたものであり、支持台2は床面に安定支持される平板状に形成されている。
前記支持台2は、保持腕3、4を連続的に連結する曲板状に形成されることにより、全体が断面視略U字形状に成形されるものであっても良い。また、合成樹脂材料以外にゴム材料を用いて成形したり、金属板を板金加工して構成したものであっても良い。更に、一方又は双方の保持腕を支持台2とは別体で構成した後、該支持台2に取付けてなるものであっても良い。
【0016】
保持腕3、4は、図2及び図3に示すように、それぞれ先端側が内方に屈曲して成形されており、内部に保持された配線Cが容易に飛び出さぬように係止する脱落防止効果を奏している。尚、配線は主に係止される家具と反対側の外方に飛び出すため、当該屈曲部30、40は家具反対側の保持腕4にのみ設けておくことも好ましい実施例である。
【0017】
本例では、保持腕3、4の先端側がそれぞれフック状に内方に屈曲形成されているが、配線を保持した後に先端開放部10の隙間を閉じる或いは小さくする構造を備えれば同様の機能を発揮させることが可能であり、例えば少なくとも保持腕4を可撓性を有する部材で構成し、内部に配線を保持させた後先端部を屈曲させることを可能としたものや、保持腕先端に前記開放部を閉じる蓋部を設けたもの等が好ましい。
【0018】
前記構成部材6の下端縁61に係止される係止部5は、前記保持腕3の略中間高さ位置より外方に突設し、略くの字状に屈曲して上方に延びる爪片51よりなり、当該保持腕3と同一幅を有して前記構成部材6の下端縁61を受け入れ、当該配線保持具1を下端縁61に係止させるものである。
即ち、前記爪片51は構成部材6の下端縁61と略同じ高さから突出して該下端縁61を把持するものであり、構成部材6の床面Fとの隙間がより小さい場合は、当該低い下端縁61の高さに合わせて略同じ高さから爪片51を突出させればよく、更に、構成部材6の床面Fとの隙間がより大きく、下端縁61が保持腕3の上端よりも高い位置となる場合には、当該下端縁61を把持できる係止部5を保持腕3から上方に突設すればよい。
【0019】
尚、前記爪片51を保持腕3に対して上下位置調節可能に設けることにより、前記下端縁61の高さに応じて適宜高さ設定可能としたものも好ましく、例えば、別途形成した爪部材を保持腕3の外面に上下スライド調整可能に取付けてなるものが好ましい実施例である。
【0020】
また、前記係止部5を双方の保持腕3、4外面にそれぞれ形成したものも好ましく、この場合、各係止部5を互いに高さの異なる位置に設けておけば、構成部材6と床面Fとの隙間が比較的大きい場合は高い方の係止部を用い、隙間が比較的小さい場合は低い方の係止部を用いて当該下端縁に係止することができ、構成部材に対する適用範囲を広げることが可能となる。
【0021】
前記係止部5を有する保持腕3は、その内面に沿って前記支持台2の上面に連続する縦リブ31が設けられている。この縦リブ31は保持腕3の幅寸法に応じて単又は複数設けられ、当該保持腕3の撓みを防止することにより当該配線保持具1が前記下端縁61より容易に外れないようにされている。
【0022】
また、前記支持台2の底面20には、床面Fに接地して少なくとも前記構成部材下端縁61と反対側の方向への移動を規制するための凹凸部7が設けられている。具体的には、前記底面に鋸刃状の連続した突条部21が設けられており、該突条部21の先端が床面のカーペット等に係止されて移動が規制されるのである。尚、凹凸部7はこれに限らず様々な形態が可能であり、例えば布シートや布製テープ等の滑り止め部材を別途底面に貼り付けることや両面テープを貼着しておくことも好ましい。
【0023】
このような配線保持具1は、係止部5を前記構成部材6の下端縁61に係止させた上で、支持台2を隙間に押し込むことで家具底部に簡単に取り付けることができ、取り付られた配線保持具1は、図4に示すように、前記下端縁61と床面Fとの隙間で突っ張るように取り付けられている。本例の家具Aは間仕切りパネル8であり、前記構成部材6はアジャスターに支持された断面略コ字形状の巾木81で、その下端縁61に配線保持具1の爪片51が係止されている。
【0024】
図5は多機能机9の支柱90の脚91に沿って配線保持具1を取り付けた態様を示しており、図6に示すように、床面Fとの間に間隔を設けて突出した構成部材6の下端縁61に爪片51を係止させることにより上述と同様、配線保持具1が当該脚に沿って取付けられている。
【0025】
このように本発明に係る配線保持具は床面との間に間隔を設けて突出する構成部材を備えた家具であれば、机、テーブル、キャビネット、パネル等以外にも種々の家具に適用できる。
また、本発明に係る配線保持具の保持腕の幅は図示したものに何ら限定されず、例えば家具底部に沿った長い幅を有する保持腕を設けることも勿論可能であり、この場合、当該保持腕に突設されて上述の構成部材の下端縁に係止される爪片は当該幅全長に渡って設けたり、所定間隔をおいて複数設けることもできる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明の配線保持具によれば、家具側に特別な構造を付すまでもなく、係止部を家具構成部材の下端縁に係止させた上で、支持台を隙間に押し込むことにより、家具の底部の隙間を利用して簡単に取り付けることができ、家具底部に沿って配線を容易に保持させることができる。
【0027】
また、保持腕の先端側を内方に屈曲させたので、配線は上方より挿入され易く、且つ該先端部に係止されることにより容易に外へは飛び出さないこととなる。
【0028】
また、前記係止部を形成した保持腕の内面に沿って、前記支持台の上面に連続する単又は複数の縦リブを設けたので、当該保持腕の強度が保持され、撓みによる外れを未然に防止できる。
【0029】
また、前記支持台の底面に、床面に接地して少なくとも前記構成部材下端縁と反対側の方向への移動を規制する凹凸部を設けたので、保持された配線を引張っても配線保持具が容易に外れず、配線を家具底部に沿って安定且つ確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施形態に係る配線保持具により家具底部に沿って配線を保持させた使用状態を示す説明図。
【図2】同じく配線保持具を示す斜視図。
【図3】同じく配線保持具を示す正面図。
【図4】間仕切りパネルの巾木下端縁に配線保持具を装着した使用状態を示す説明図。
【図5】多機能机の支柱の脚に沿って配線保持具を取り付けた使用状態を示す説明図。
【図6】同じく使用状態の要部を示す断面図。
【符号の説明】
A 家具
C 配線
F 床面
1 配線保持具
2 支持台
3 保持腕
4 保持腕
5 係止部
6 構成部材
7 凹凸部
8 間仕切りパネル
9 多機能机
10 開放部
20 底面
21 突条部
30 屈曲部
31 縦リブ
40 屈曲部
51 爪片
61 下端縁
81 巾木
90 支柱
91 脚

Claims (4)

  1. 収納された配線を支持する支持台と、該支持台の対向両側から上方に延びる一対の保持腕とを備え、少なくとも一方の保持腕外面に、机やテーブル、キャビネット、パネル等の家具の底部近傍において床面との間に間隔を設けて突出した構成部材の下端縁に係止される係止部を形成してなり、前記一対の保持腕先端の間の上方開放部より配線を受け入れて前記家具の底部に沿って保持することを特徴とする配線保持具。
  2. 前記保持腕の先端側を内方に屈曲させた請求項1記載の配線保持具。
  3. 前記係止部を形成した保持腕の内面に沿って、前記支持台の上面に連続する単又は複数の縦リブを設けてなる請求項1又は2記載の配線保持具。
  4. 前記支持台の底面に、床面に接地して少なくとも前記構成部材下端縁と反対側の方向への移動を規制する凹凸部を設けた請求項1〜3の何れか1項に記載の配線保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035202A (ja) * 2015-11-12 2016-03-17 住友重機械工業株式会社 パレットおよび機械式駐車場

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