JP2004120902A - 正逆転モータの駆動制御装置 - Google Patents

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Kiyotsugu Igarashi
五十嵐 清嗣
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Abstract

【課題】特に正逆転切り換えの際に発生する大きな過電流を流さないようにすることができ、よって十分な劣化防止効果を得ることができる正逆転モータの駆動制御装置を提供する。
【解決手段】正逆転可能なモータ1への電源供給が複数のリレースイッチSW1〜SW4により正転用と逆転用とに切り換えられ、このリレースイッチSW1〜SW4のON/OFF状態が切換操作指令に基づいて制御回路2により切り換え制御されると共に、モータ1の駆動中に切換操作指令が入力された際にはモータ1を一旦停止するように制御回路2が複数のリレースイッチSW1〜SW4を制御した後に、切換操作指令の入力に伴うモータ1の一旦停止までを所定時間で計測する計測器としてのタイマー3から停止信号に基づいて制御回路が複数のリレースイッチSW1〜SW4を切換方向にONする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、正逆転可能なモータと、このモータへの電源供給を正転用と逆転用とに切り換える複数のリレースイッチと、このリレースイッチのON/OFF状態を切換操作指令に基づいて切り換える制御回路とを備えた正逆転モータの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、正逆転可能なモータと、このモータへの電源供給を正転用と逆転用とに切り換える複数のリレースイッチと、このリレースイッチのON/OFF状態を切換操作指令に基づいて切り換え可能とした正逆転モータの駆動制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に開示の正逆転モータの駆動制御装置は、直流電源と接点スイッチとの間にスイッチング素子と電流検出抵抗とを設けると共に、この電流検出抵抗で検出した電流値が所定値を越えた場合にスイッチング素子をOFF状態とし、且つ、所定時間経過後若しくは電流値が所定値以下となった場合にスイッチング素子をON状態に復帰させる電流制限回路を設けている。
【0003】
そして、このような構成とすることにより、リモコンスイッチから切換操作指令等によるモータの起動・停止時や正逆転切換時に発生する過負荷を防止し、モータやリレースイッチの接点等の劣化を防止するものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−350493号公報(段落番号0018−0026、図1−図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された正逆転モータの駆動制御装置にあっては、モータへの過電流が流れた際にその過電流を制御するものであることから、一旦過電流が流れることとなり、十分な劣化防止効果を得ることができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するため、特に正逆転切り換えの際に発生する大きな過電流を流さないようにすることができ、よって十分な劣化防止効果を得ることができる正逆転モータの駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、請求項1に記載の正逆転モータの駆動制御装置は、正逆転可能なモータと、該モータへの電源供給を正転用と逆転用とに切り換える複数のリレースイッチと、該リレースイッチのON/OFF状態を切換操作指令に基づいて切り換える制御回路とを備えた正逆転モータの駆動制御装置において、
前記制御回路は、前記モータの駆動中に切換操作指令が入力された際には前記モータを一旦停止するように前記複数のリレースイッチを制御すると共に、切換操作指令の入力に伴う前記モータの一旦停止までを所定時間で計測する計測器から停止信号に基づいて前記複数のリレースイッチを切換方向にONすることを要旨とする。
【0007】
また、請求項2に記載の正逆転モータの駆動制御装置は、正逆転可能なモータと、該モータへの電源供給を正転用と逆転用とに切り換える複数のリレースイッチと、該リレースイッチのON/OFF状態を切換操作指令に基づいて切り換える制御回路とを備えた正逆転モータの駆動制御装置において、
前記制御回路は、前記モータの駆動中に切換操作指令が入力された際には前記モータを一旦停止するように前記複数のリレースイッチを制御すると共に、切換操作指令の入力に伴う前記モータの一旦停止までを電流値で計測する計測器から停止信号に基づいて前記複数のリレースイッチを切換方向にONすることを要旨とする。
【0008】
さらに、請求項3に記載の正逆転モータの駆動制御装置は、前記モータが一旦停止したことを報知する報知器を備えることを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の正逆転モータの駆動制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3は本発明の正逆転モータの駆動制御装置の実施の形態1を示す。
図1において、1は正逆転可能なモータ、SW1〜SW4はモータ1への電源供給時の電流方向を切り換えることでモータ1を正逆転させるリレースイッチ、2はリレースイッチSW1〜SW4のON/OFF状態をリモートコントロール装置(図示せず)等からの切換操作指令に基づいて切換制御する制御回路、3は計測器としてのタイマーである。
尚、リモートコントロール装置はモータ1の正逆転切り換えの他、駆動・停止等の操作指令も出力されると共に、モータ1が使用される機器に応じた各種操作が可能であることは勿論であるが、ここではその説明は省略する。
【0010】
モータ1は、図1(A)に示すように、リレースイッチSW1とリレースイッチSW4とがONし、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3とがOFFしているとき、電源(+B)からリレースイッチSW1、モータ1、リレースイッチSW4、アースの順に電流が流れて正転する。
同様に、モータ1は、図1(B)に示すように、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3とがONし、リレースイッチSW1とリレースイッチSW4とがOFFしているとき、電源(+B)からリレースイッチSW2、モータ1、リレースイッチSW3、アースの順に電流が流れて逆転する。
【0011】
次に、このような構成において、例えば、電動工具やリクライニング装置などでモータ1を正逆転切り換えする場合を説明する。尚、説明の便宜上、モータ1を正転している状態から逆転させる場合を説明するが、逆転から正転へと切り換える場合もモータ1の回転方向が異なるのみで実質的には同様であるため、説明は省略する。
(ステップ1)
制御回路2は、モータ1が図1(A)に示す状態で正転している最中に、リモートコントロール装置からの逆転操作指令があったか否かを判断し、逆転操作指令があった場合にはステップ2へと移行し、逆転操作指令が無かった場合にはこのまま待機する。尚、リモートコントロール装置から停止操作指令があった場合にはモータ1を停止させる。
(ステップ2)
制御回路2は、逆転操作指令の入力により、図2(A)に示すように、リレースイッチSW1とリレースイッチSW4をOFFへと切り換えると共に、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3のOFF状態を維持して、全リレースイッチSW1〜SW4をOFFすることでモータ1への電源供給を停止し、モータ1の駆動を一旦停止させると同時にタイマー3の計時を開始して、ステップ3へと移行する。尚、タイマー3には、モータ1のパワーに応じて駆動から停止までに必要とされる時間が所定時間として予め設定されている。
(ステップ3)
制御回路2は、タイマー3が所定時間経過をすることでモータ1の駆動が一旦停止されたか否かを判断し、所定時間経過したらばモータ1の駆動が一旦停止したとしてステップ4へと移行し、所定時間経過前であればそのまま監視を継続する。
(ステップ4)
制御回路2は、図1(B)に示すように、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3とをONしてモータ1を逆転させ、制御ルーチンを終了する。尚、実施的にはステップ1へとループすることとなる。
このように、モータ1は、正転(逆転)駆動状態から逆転(正転)駆動状態へと切り換えるための逆転指令信号が制御回路2に入力されると、その駆動が一旦停止するまで逆転指令信号を実行しないので、急激な回転方向の切り換えに伴う負荷を軽減(過電流が流れない)することができ、モータ1の劣化を防止することができる。
【0012】
なお、ステップ2において、制御回路2は、逆転操作指令の入力により、図2(B)に示すように、リレースイッチSW1をOFFへと切り換えると共に、リレースイッチSW2をONしてモータ1に対して電気的にブレーキをかけ、モータ1の駆動から一旦停止に至る所要時間を短縮し、電動工具などの早急な正逆転切り換えを所望する場合に、切り換え時間を短くすることも可能である。
この際、タイマー3の所定時間は、ブレーキ作用を考慮した時間に設定されることは勿論である。
【0013】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2を示し、上記実施の形態1では、モータ1の駆動の一旦停止完了を予め設定されたタイマー3の所定時間で監視するものであったが、この実施の形態2では、タイマー3に変えて検出器として電流検出器4を設けたものである。
このような構成とした場合においても、モータ1は、図4(A)に示すように、リレースイッチSW1とリレースイッチSW4とがONし、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3とがOFFしているとき、電源(+B)からリレースイッチSW1、モータ1、リレースイッチSW4、アースの順に電流が流れて正転する。
【0014】
同様に、モータ1は、図4(B)に示すように、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3とがONし、リレースイッチSW1とリレースイッチSW4とがOFFしているとき、電源(+B)からリレースイッチSW2、モータ1、リレースイッチSW3、アースの順に電流が流れて逆転する。
そして、例えば、モータ1が図4(A)に示す状態で正転している最中に、リモートコントロール装置からの逆転操作指令があった場合、制御回路2は、図2(B)に示すように、リレースイッチSW1をOFFへと切り換えると共に、リレースイッチSW2をONしてモータ1に対して電気的にブレーキをかけ、その際の電流検出結果が所定値以下となった場合にはモータ1の駆動が一旦停止したとして、制御回路2は、図4(B)に示すように、リレースイッチSW2とリレースイッチSW3とをONしてモータ1を逆転させる。
【0015】
ところで、上記各実施の形態1,2において、モータ1の駆動が一旦停止したか否か、或いは、駆動状態から一旦停止に至る過程である(モータ1は駆動中)ことを認識させるランプ(発光ダイオード等)を設け、使用者にモータ1の駆動が一旦停止したか否かを報知するように構成することも可能である。
【0016】
【発明の効果】
本発明の正逆転モータの駆動制御装置にあっては、以上説明したように構成したことにより、特に正逆転切り換えの際に発生する大きな過電流を流さないようにすることができ、よって十分な劣化防止効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わる正逆転モータの駆動制御装置を示し、(A)はモータ正転時の要部のブロック回路図、(B)はモータ逆転時の要部のブロック回路図である。
【図2】同じく、(A)はモータを一旦停止させている状態の一例の要部のブロック回路図、(B)はモータを一旦停止させている状態の他例の要部のブロック回路図である。
【図3】同じく、制御回路の制御ルーチンのフロー図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係わる正逆転モータの駆動制御装置を示し、(A)はモータ正転時の要部のブロック回路図、(B)はモータ逆転時の要部のブロック回路図である。
【符号の説明】
1…モータ
2…制御回路
3…タイマー(検出器)
4…電流検出器(検出器)
SW1…リレースイッチ
SW2…リレースイッチ
SW3…リレースイッチ
SW4…リレースイッチ

Claims (3)

  1. 正逆転可能なモータと、該モータへの電源供給を正転用と逆転用とに切り換える複数のリレースイッチと、該リレースイッチのON/OFF状態を切換操作指令に基づいて切り換える制御回路とを備えた正逆転モータの駆動制御装置において、
    前記制御回路は、前記モータの駆動中に切換操作指令が入力された際には前記モータを一旦停止するように前記複数のリレースイッチを制御すると共に、切換操作指令の入力に伴う前記モータの一旦停止までを所定時間で計測する計測器から停止信号に基づいて前記複数のリレースイッチを切換方向にONすることを特徴とする正逆転モータの駆動制御装置。
  2. 正逆転可能なモータと、該モータへの電源供給を正転用と逆転用とに切り換える複数のリレースイッチと、該リレースイッチのON/OFF状態を切換操作指令に基づいて切り換える制御回路とを備えた正逆転モータの駆動制御装置において、
    前記制御回路は、前記モータの駆動中に切換操作指令が入力された際には前記モータを一旦停止するように前記複数のリレースイッチを制御すると共に、切換操作指令の入力に伴う前記モータの一旦停止までを電流値で計測する計測器から停止信号に基づいて前記複数のリレースイッチを切換方向にONすることを特徴とする正逆転モータの駆動制御装置。
  3. 前記モータが一旦停止したことを報知する報知器を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の正逆転モータの駆動制御装置。
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