JP2004120333A - 折り畳み式携帯端末機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体にヒンジ機構を介して蓋体が連結された折り畳み式携帯端末機において、本体と蓋体にそれぞれ大型のディスプレイを配備して、表示エリアの拡大を図る。
【解決手段】本発明に係る折り畳み式携帯端末機においては、蓋体2の表面に第1ディスプレイ21が設置され、本体1の表面には、ヒンジ機構3寄りの第1領域に第2ディスプレイ41が設置されると共に、ヒンジ機構3から離れた第2領域に複数の操作キー42が配備されている。本体1は、ヒンジ機構3に対して接近離間する方向にスライド可能なスライドパネル5を具え、該スライドパネル5は、操作キー42を覆う閉じ位置と操作キー42を露出させる開き位置との間で往復移動を案内され、該スライドパネル5の表面には複数の操作キー51が配備されている。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み式携帯電話機の如く、本体にヒンジ機構を介して蓋体を連結して構成され、本体と蓋体を折り畳むことが可能な折り畳み式携帯端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機においては、多機能化に伴って、表示すべき情報の量が益々増大しており、これに応じて複数の画面を有する携帯電話機が開発されている。例えば、折り畳み式携帯電話機においては、本体を開いた状態で、発呼相手の電話番号を入力するときや送信メールを作成するときに、入力した電話番号やメール文章を表示するために、本体の表面にメインディスプレイが配備されると共に、折り畳み状態で着信があったとき、着信があった旨や相手の電話番号等を表示するために、本体の裏面にサブディスプレイが配備されている。
【0003】
しかしながら、上述の折り畳み式携帯電話機においては、メインディスプレイとサブディスプレイは背中合わせの位置関係に配備され、両ディスプレイの画面は互いに反対の方向を向いているため、2画面の併設によって表示エリアを拡大する形態をとることは出来なかった。
【0004】
本体の表面と蓋体の表面の両方にディスプレイを設置すれば、本体と蓋体を開くことによって2画面を上下に併設することが可能であるが、操作キーを配備する必要のある本体においては、蓋体のディスプレイよりも小型のディスプレイを採用せざるを得ないため、2画面によっても十分に大きな表示エリアを確保することが出来ない。
【0005】
そこで、電話機本体の側部に開閉パネルを回動可能に取り付け、該開閉パネルの表面及び裏面に第1表示部及び第2表示部を設けると共に、電話機本体に第3表示部を設けた携帯電話機が提案されている(特許文献1参照)。該携帯電話機においては、表示すべき情報量の少ない通常時には、開閉パネルを閉じて第1表示部に情報を表示し、表示すべき情報の量が多い場合には、開閉パネルを開いて第2表示部と第3表示部に情報を表示する。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−278373号公報
【特許文献2】
特許第3179217号公報
【特許文献3】
特許第3255995号公報
【特許文献4】
特開2001−169166号公報
【特許文献5】
特開2002−125032号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の携帯電話機においては、第1表示部、第2表示部及び第3表示部の3つの表示部を実現するために3つのディスプレイを装備する必要があり、このために構成が複雑となる問題があった。
そこで本発明の目的は、本体と蓋体にそれぞれ大型のディスプレイを配備して、2つのディスプレイによって表示エリアの拡大を図ることが可能な折り畳み式携帯端末機を提供することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る折り畳み式携帯端末機は、本体(1)にヒンジ機構(3)を介して蓋体(2)を連結して構成され、本体(1)の表面と蓋体(2)の表面を互いに対向させて本体(1)と蓋体(2)を折り畳むことが可能である。
蓋体(2)の表面には第1ディスプレイ(21)が設置され、本体(1)の表面には、ヒンジ機構(3)寄りの第1領域に第2ディスプレイ(41)が設置されると共に、ヒンジ機構(3)から離れた第2領域に複数の操作キー(42)が配備されている。
本体(1)は、ヒンジ機構(3)に対して接近離間する方向にスライド可能なスライドパネル(5)を具え、該スライドパネル(5)は、前記操作キー(42)を覆う閉じ位置と前記操作キー(42)を露出させる開き位置との間で往復移動を案内され、該スライドパネル(5)の表面には複数の操作キー(51)が配備されている。
【0009】
上記本発明の折り畳み式携帯端末機においては、スライドパネル(5)を閉じ位置に移動させた状態で、本体(1)の表面の第2領域に配備されている複数の操作キー(42)と、スライドパネル(5)の表面に配備されている複数の操作キー(51)とが、上下2段の積み重ね構造となるので、本体(1)の表面に操作キーを配列するために設けるべきエリアを縮小することが出来、これに伴って第2ディスプレイ(41)を配置するためのエリアが拡大することになる。
尚、第2領域の操作キー(42)を操作する場合には、スライドパネル(5)をヒンジ機構(3)から離間する方向にスライドさせる。これによって、該操作キー(42)が露出し、操作が可能となる。
【0010】
具体的構成において、蓋体(2)は、本体(1)の表面の内、前記第1領域を覆うことが可能な大きさに形成されている。ここで、本体(1)のスライドパネル(5)の表面に送話部(52)が設けられる一方、蓋体(2)の表面と裏面にそれぞれ第1受話部(22)と第2受話部(25)が設けられている。
該具体的構成においては、蓋体(2)を本体(1)から開いた場合、スライドパネル(5)の表面に設けられた送話部(52)と、蓋体(2)の表面に設けられた第1受話部(22)とが、同じ向きに露出するので、着信時には、送話部(52)と第1受話部(22)を用いて通話を行なうことが出来る。
又、蓋体(2)を本体(1)に閉じた場合、本体(1)上の第2ディスプレイ(41)は蓋体(2)によって覆われるが、スライドパネル(5)上の送話部(52)は露出したままであり、蓋体(2)の裏面に設けられた第2受話部(25)が、送話部(52)と同じ向きに露出するので、着信時には、送話部(52)と第2受話部(25)によって通話を行なうことが出来る。
【0011】
具体的構成において、本体(1)の表面の第2領域に配備されている複数の操作キー(42)は、数字及び文字を入力するためのものであり、スライドパネル(5)の表面に配備されている複数の操作キー(51)は、送話時及び受話時に操作すべきものである。
該具体的構成においては、スライドパネル(5)を閉じ位置に移動させた状態であっても、該スライドパネル(5)上の操作キー(51)は操作可能であるので、着信に応答して通話を行なうことが出来る。
又、スライドパネル(5)を開き位置に移動させた状態では、第2領域の操作キー(42)が操作可能となるので、該操作キー(42)の操作によって電話番号やメール文章を入力することが出来る。
【0012】
具体的構成において、蓋体(2)は、ヒンジ機構(3)に連結された支持体(6)と、該支持体(6)上にヒンジ機構(3)の回転軸と直交する回転軸を有して180度の回転が可能に支持された表示パネル(7)とから構成され、該表示パネル(7)の表面に前記第1ディスプレイ(21)が配置されている。
該具体的構成においては、蓋体(2)を本体(1)に閉じた状態で、蓋体(2)の第1ディスプレイ(21)と本体(1)の第2ディスプレイ(41)は、本体(1)と蓋体(2)の内側に隠れるので、外力の作用による損傷を防止することが出来る。
蓋体(2)を本体(1)から開いて、該蓋体(2)を180度回転させた後、本体(1)に閉じると、蓋体(2)の表面に設置された第1ディスプレイ(21)を露出させた状態で、本体(1)に蓋体(2)を折り畳むことが出来る。従って、この折り畳み状態で着信があったとき、第1ディスプレイ(21)に相手の電話番号を表示したり、受信したメールを表示したりすることが出来る。
【0013】
更に具体的な構成において、蓋体(2)の表面には、第1ディスプレイ(21)よりもヒンジ機構(3)側に、カメラ(23)が設置されている。
該具体的構成においては、本体(1)と蓋体(2)を開いた状態で、蓋体(2)の第1ディスプレイ(21)と本体(1)の第2ディスプレイ(41)とが併設されて、2画面表示が可能となると共に、カメラ(23)がこれらの画面と同じ方向を向く。従って、例えば3者通話を行なう場合、2画面に相手二人の映像を表示すると共に、カメラ(23)によって操作者自身を撮影して、その映像を相手に送信することが出来る。
ここで、カメラ(23)は、第1ディスプレイ(21)と第2ディスプレイ(41)の間に位置しているので、両ディスプレイ(21)(41)の何れか一方に向けた視線とカメラ(23)に向けた視線とのずれは小さくなって、正面を向いた操作者の映像を相手に送信することが出来る。
【0014】
【発明の効果】
本発明に係る折り畳み式携帯端末機によれば、本体(1)の表面に第2ディスプレイ(41)を配置するためのエリアが従来よりも拡大することになるので、該エリアに、蓋体(2)の第1ディスプレイ(21)と同等の大きな画面を有する第2ディスプレイ(41)を設置することが出来、これによって両ディスプレイ(21)(41)による表示エリアの拡大を図ることが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を折り畳み式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、図1及び図3に示す如く、本体(1)にヒンジ機構(3)を介して蓋体(2)を連結して構成され、本体(1)の表面と蓋体(2)の表面を互いに対向させて本体(1)と蓋体(2)を折り畳むことが可能となっている。
【0016】
図3に示す如く、蓋体(2)の表面には第1ディスプレイ(21)が設置され、本体(1)の表面には、ヒンジ機構(3)寄りの領域に、第1ディスプレイ(21)と同じ大きさの第2ディスプレイ(41)が設置されている。尚、第2ディスプレイ(41)の表面には、透明のタッチ入力パネルが貼付されており、タッチ操作によって、手書きの文字やイラストを描くことが出来る。
本体(1)は、図3及び図4に示す如く、ヒンジ機構(3)に連結されたベースパネル(4)と、該ベースパネル(4)の表面に設置されてヒンジ機構(3)に対して接近離間する方向にスライド可能なスライドパネル(5)とから構成されている。
【0017】
図4に示す如く、本体(1)のベースパネル(4)の表面の内、ヒンジ機構(3)から離れた領域には、数字や文字を入力するための複数の操作キー(42)が配置され、これらの操作キー(42)は、スライドパネル(5)のスライドによって図4の如く露出し、或いは図3の如くスライドパネル(5)によって覆われる。
スライドパネル(5)の表面には、送話時又は受話時に操作すべき複数の操作キー(51)が配置されている。
尚、蓋体(2)は、第2ディスプレイ(41)とスライドパネル(5)上の一部の操作キー(51)を覆うことの出来る大きさに形成されている。
【0018】
蓋体(2)は、ヒンジ機構(3)に連結された支持体(6)と、第1ディスプレイ(21)が設置された表示パネル(7)とから構成されている。
表示パネル(7)は、図5及び図6に示す如く、支持体(6)側の端部に突設された枢軸(20)が支持体(6)に回転可能に嵌まって、支持体(6)に対して180度の回転が可能となっている。従って、図3の如く蓋体(2)を開いた状態から表示パネル(7)を反転させ、該蓋体(2)を本体(1)に対して閉じることにより、図2に示す如く、第1ディスプレイ(21)の画面を露出させた状態で蓋体(2)を折り畳むことが出来る。
【0019】
図3に示す如く、本体(1)のスライドパネル(5)の表面には、その下端部に送話部(52)が設けられる一方、蓋体(2)の表面には、その上端部に第1受話部(22)が設けられている。
又、図1に示す如く、表示パネル(7)の裏面を露出させた折り畳み状態で該裏面と揃うこととなる支持体(6)の裏面には、第2受話部(25)が設けられている。更に、支持体(6)の裏面には、第2受話部(25)の両側に、着信時に発光する着信報知LED部(61)(61)が設けられている。
【0020】
図3に示す如く、蓋体(2)の表示パネル(7)の表面には、第1ディスプレイ(21)よりもヒンジ機構(3)寄りの位置に、カメラ(23)と、該カメラ(23)による撮影時に発光するフラッシュ(24)とが配備されている。
本体(1)の裏面には、電池収納室を覆う電池蓋(10)が着脱可能に取り付けられており、該電池蓋(10)には、図7の如く左右の両側部に放音口列(11)(11)が形成されている。そして、本体(1)には、両放音口列(11)(11)と対向する位置に、左右一対の縦型スピーカ(8)(8)が内蔵されている。
【0021】
上記折り畳み式携帯電話機は、図1に示す如く、表示パネル(7)の裏面を露出させると共に、スライドパネル(5)を閉じ位置に設置した折り畳み状態で、鞄や衣類のポケットに収容して携帯する。このとき、第1ディスプレイ(21)及び第2ディスプレイ(41)は蓋体(2)及び本体(1)の内側に隠れているので、外力の作用による破損の虞はない。
又、スライドパネル(5)上の操作キー(51)と送話部(52)が露出すると共に、支持体(6)上の第2受話部(25)が露出しているので、着信があったとき、着信音が放音口(11)から発生すると共に着信報知LED部(61)(61)が発光して、着信を報知する。これに応じて、操作キー(51)によるオフフック操作を行なうと、送話部(52)と第2受話部(25)によって通話が可能となる。
【0022】
図2に示す如く、第1ディスプレイ(21)の画面を露出させると共に、スライドパネル(5)を閉じ位置に設置した折り畳み状態では、スライドパネル(5)上の操作キー(51)と送話部(52)が露出すると共に、支持体(6)上の第2受話部(25)が露出しているので、着信があったとき、着信音が放音口(11)から発生すると共に着信報知LED部(61)(61)が発光して、着信を報知する。又、第1ディスプレイ(21)に相手の電話番号や氏名が表示される。これに応じて、操作キー(51)によるオフフック操作を行なうと、送話部(52)と第2受話部(25)によって通話が可能となる。
又、メールの受信時には、操作キー(51)の操作によって、受信したメールを第1ディスプレイ(21)に表示することが出来る。
【0023】
更に又、第1ディスプレイ(21)の画面と同じ向きにカメラ(23)及びフラッシュ(24)が露出しているので、カメラ(23)を用いて操作者自身の映像を撮影し、その映像を第1ディスプレイ(21)に表示することが出来る。そして、操作キー(51)を用いたシャッター操作によってフラッシュ(24)を発光させ、そのときの映像を内蔵メモリに格納することが出来る。
【0024】
図1に示す折り畳み状態から、図3に示す如く本体(1)から蓋体(2)を開いた状態では、蓋体(2)の表面に第1ディスプレイ(21)と第1受話部(22)が露出すると共に、本体(1)の表面に第2ディスプレイ(41)が露出し、2つの画面が上下に並ぶことになる。又、両画面の間に、カメラ(23)とフラッシュ(24)が露出することになる。
従って、着信時には、第1ディスプレイ(21)に相手の電話番号や氏名が表示され、これに応じて操作キー(51)によるオフフック操作を行なうと、送話部(52)と第1受話部(22)によって通話が可能となる。
【0025】
又、メールの受信時には、操作キー(51)の操作によって、第2ディスプレイ(41)に受信メールの一覧を表示すると共に、その中から選択した受信メールの内容を第1ディスプレイ(21)に表示することが出来る。
更に、3者通話を行なう場合には、第1ディスプレイ(21)と第2ディスプレイ(41)の2つの画面に相手2人の映像を表示し、カメラ(23)によって操作者自身の映像を撮影して相手に送信することが出来る。この場合、カメラ(23)は、第1ディスプレイ(21)と第2ディスプレイ(41)の間に位置しているので、両ディスプレイ(21)(41)の何れか一方に向けた視線とカメラ(23)に向けた視線とのずれは小さくなって、正面を向いた操作者の映像を相手に送信することが出来る。
【0026】
図3に示す向きから蓋体(2)の表示パネル(7)を表裏反転させて、第1ディスプレイ(21)を図3とは反対側に向けた状態では、カメラ(23)によって前方の被写体を撮影し、その映像を本体(1)の第2ディスプレイ(41)に表示することが可能である。従って、被写体を確認しながらシャッター操作を行なうことが出来る。
【0027】
電話番号を入力したり、メール文章を入力したりする場合には、図4に示す如く、本体(1)から蓋体(2)を開いた状態で、スライドパネル(5)を閉じ位置から開き位置までスライドさせる。これによって、ベースパネル(4)上の複数の操作キー(42)が露出することになる。そこで、操作キー(42)により数字や文字を入力すると、入力された数字や文字が第1ディスプレイ(21)又は第2ディスプレイ(41)に表示される。
【0028】
又、図3或いは図4の如く本体(1)から蓋体(2)を開いて2画面による表示を可能とした状態においては、例えば図4に示す如く第2ディスプレイ(41)の画面に店の名前の一覧を表示し、タッチ操作によって1つの店を選択すると、その店の付近の地図を第1ディスプレイ(21)の画面に表示する等、2画面による種々の表示が実現可能となる。
【0029】
尚、上記折り畳み式携帯電話機において、図2に示す如く蓋体(2)を折り畳むと共に第1ディスプレイ(21)に映像を表示する場合は、本体(1)の第2ディスプレイ(41)の電源をオフとし、カメラ(23)による撮影と第1ディスプレイ(21)による表示を、図3に示す姿勢における撮影と表示とは上下及び左右を反転させて、図2に示す如く正常な表示を行なう。
又、図3に示す向きから蓋体(2)の表示パネル(7)を表裏反転させて、第1ディスプレイ(21)を図3とは反対側に向けた場合は、第1ディスプレイ(21)の電源をオフとすることが出来る。
又、図3又は図4に示す如く蓋体(2)を開いて両ディスプレイ(21)(41)を同じ方向に向けた状態において、何れか一方のディスプレイのみによって表示を行なう場合には、他方のディスプレイの電源はオフとすることが出来る。
【0030】
上述の如く、本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、図4に示す如く、複数の操作キー(51)(42)がスライドパネル(5)とベースパネル(4)に跨って配置され、上下2段の積み重ね構造となるので、ベースパネル(4)の表面には、数字と文字を入力するための操作キー(42)のみを配列すればよく、これによって第2ディスプレイ(41)を配置するためのエリアが拡大されている。
この結果、本体(1)には、第1ディスプレイ(21)と同じ大きさの第2ディスプレイ(41)の搭載が可能となり、両ディスプレイ(21)(41)によって大きな表示エリアが実現されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み状態の斜視図である。
【図2】第1ディスプレイを露出させた折り畳み状態の斜視図である。
【図3】本体から蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図4】更にスライドパネルをスライドさせた状態の斜視図である。
【図5】折り畳み状態の平面図である。
【図6】同上の側面図である。
【図7】同上の裏面図である。
【符号の説明】
(1) 本体
(2) 蓋体
(21) 第1ディスプレイ
(22) 第1受話部
(23) カメラ
(25) 第2受話部
(3) ヒンジ機構
(4) ベースパネル
(41) 第2ディスプレイ
(42) 操作キー
(5) スライドパネル
(51) 操作キー
(52) 送話部
(6) 支持体
(7) 表示パネル
(8) スピーカ

Claims (6)

  1. 本体(1)にヒンジ機構(3)を介して蓋体(2)が連結され、本体(1)の表面と蓋体(2)の表面を互いに対向させて本体(1)と蓋体(2)を折り畳むことが可能であり、蓋体(2)の表面に第1ディスプレイ(21)が設置され、本体(1)の表面には、ヒンジ機構(3)寄りの第1領域に第2ディスプレイ(41)が設置されると共に、ヒンジ機構(3)から離れた第2領域に複数の操作キー(42)が配備され、該本体(1)は、ヒンジ機構(3)に対して接近離間する方向にスライド可能なスライドパネル(5)を具え、該スライドパネル(5)は、前記操作キー(42)を覆う閉じ位置と前記操作キー(42)を露出させる開き位置との間で往復移動を案内され、該スライドパネル(5)の表面には複数の操作キー(51)が配備されている折り畳み式携帯端末機。
  2. 蓋体(2)は、本体(1)の表面の内、前記第1領域を覆うことが可能な大きさに形成されている請求項1に記載の折り畳み式携帯端末機。
  3. 本体(1)のスライドパネル(5)の表面に送話部(52)が設けられる一方、蓋体(2)の表面と裏面にそれぞれ第1受話部(22)と第2受話部(25)が設けられている請求項2に記載の折り畳み式携帯端末機。
  4. 本体(1)の表面の第2領域に配備されている複数の操作キー(42)は、数字及び文字を入力するためのものであり、スライドパネル(5)の表面に配備されている複数の操作キー(51)は、送話時及び受話時に操作すべきものである請求項1乃至請求項3の何れかに記載の折り畳み式携帯端末機。
  5. 蓋体(2)は、ヒンジ機構(3)に連結された支持体(6)と、該支持体(6)上にヒンジ機構(3)の回転軸と直交する回転軸を有して180度の回転が可能に支持された表示パネル(7)とから構成され、該表示パネル(7)の表面に前記第1ディスプレイ(21)が配置されている請求項1乃至請求項4の何れかに記載の折り畳み式携帯端末機。
  6. 蓋体(2)の表面には、第1ディスプレイ(21)よりもヒンジ機構(3)側に、カメラ(23)が設置されている請求項1乃至請求項5の何れかに記載の折り畳み式携帯端末機。
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