JP2004117973A - カメラ用雲台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カメラ用雲台が、ビデオカメラより出力された映像信号を入力可能なビデオ入力インターフェースと、映像信号をデジタル画像データに変換する信号処理手段と、信号処理手段によって変換されたデジタル画像データを記憶する画像データ記憶手段と、ネットワークに接続するネットワークインターフェースと、画像データ記憶手段に格納されたデジタル画像データをネットワーク内のコンピュータが取得可能とする画像公開手段と、外部のコンピュータからの操作による設定情報の入力を受け付ける設定情報入力手段と、設定情報に基づいてビデオカメラの設定変更を行う制御手段と、を有する構成として、上記問題を解決した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラを移動および/または旋回可能に支持するカメラ用雲台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ビルや24時間連続稼動する工場等の集中監視用に監視カメラシステムが利用されている。この監視カメラシステムは、ビデオカメラから出力されるNTSC信号などのアナログ信号を延長ケーブル経由で離れた場所に設置されたモニタに表示させていた。
【0003】
近年、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットの普及により、カメラによって撮影された画像を低コストでデジタルデータとして送信できるようになった。デジタルデータとして送信される画像は画像送信用の信号線の延長に伴う劣化が生じないため、カメラを画像表示用モニタから遠く離れた場所に配置することが可能となる。
【0004】
しかしながら、現在利用されている画像をネットワーク経由で送信可能なネットワークカメラシステムは、例えば特開平12−346071号公報に記載されたもののように、カメラ内に画像送信機能を組み込んだものであるため、既存の監視カメラシステムをすべて置き換える必要があり、コストが多大なものとなるという問題があった。
【0005】
また、設備コストの低減のため、一台のカメラで複数のポイントを監視する監視システムが望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の目的に鑑み、本発明は、低コストで既存の監視カメラシステムの画像をネットワーク経由で送信可能とするカメラ用雲台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用雲台は、ビデオカメラより出力された映像信号を入力可能なビデオ入力インターフェースと、映像信号をデジタル画像データに変換する信号処理手段と、信号処理手段によって変換されたデジタル画像データを記憶する画像データ記憶手段と、ネットワークに接続するネットワーク・インターフェースと、画像データ記憶手段に格納されたデジタル画像データをネットワーク内のコンピュータが取得可能とする画像公開手段と、外部のコンピュータからの操作による設定情報の入力を受け付ける設定情報入力手段と、設定情報に基づいてカメラの姿勢制御や画像送信に関する設定変更を行う制御手段と、を有する。
【0008】
或いは、上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用雲台が画像公開手段の代わりに、画像データ記憶手段に格納されたデジタル画像データをネットワーク内の所定のコンピュータに転送するファイル転送手段を有する構成としても良い。
【0009】
本発明によれば、既存の監視カメラシステムのビデオカメラの映像出力とビデオ入力インターフェースとを接続し、さらにネットワーク・インターフェースをLANやインターネットに接続することにより、ビデオカメラによって撮影された画像をネットワーク経由で送信することができるようになる。
【0010】
また、監視カメラシステムのユーザは、HTTPやTelnetプロトコルなどを用いて設定情報入力手段を遠隔制御することにより、画像送信に関する各種設定を行うことができる。
【0011】
例えば、ビデオカメラが保持される姿勢を変更するスケジュールを外部コンピュータに表示される設定情報入力画面から入力しHTTPサーバに送信することによって設定可能とすることができる。即ち、監視システムのユーザは一台のカメラが時刻に応じて異なる姿勢をとるよう設定することが可能となり、一台のカメラで任意の複数のポイントを監視することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による監視カメラシステムの概念図を図1に示す。監視カメラシステム1は、ビデオカメラ101と、カメラ用電動雲台110と、クライアントPC301と、インピーダンス変換器401を有する。カメラ用電動雲台110はビデオカメラ101をパン方向およびチルト方向に旋回可能に支持する。また、カメラ用電動雲台110はビデオ入力インターフェース111を有する。ビデオ入力インターフェース111とビデオカメラ101の映像出力端子101aとはビデオケーブル102を介して接続されており、カメラ用電動雲台110はビデオカメラ101から出力される映像信号を取り込むことができる。
【0013】
また、カメラ用電動雲台110はネットワークインターフェース112を有し、このネットワークインターフェース112を介してLAN上のインピーダンス変換器401に接続可能である。
【0014】
ネットワークインターフェース112は従来の監視カメラ既存の配線(ビデオケーブル)をLANに使用できるようにインピーダンスを変更する回路が搭載されている。このインピーダンス変更回路をネットワークインターフェース112に搭載することにより、既存の監視システムで利用されている配線をそのままLAN用の配線として利用することができる。またインピーダンス変換器401にも同様のインピーダンス変更回路が搭載されている。
【0015】
インピーダンス変換器401はインターネット100に接続されており、カメラ用電動雲台110はこのインピーダンス変換器401を経由してインターネット100に接続可能である。同様に、クライアントPC301はインターネット100に接続されており、カメラ用電動雲台110およびクライアントPC301はインターネット100を介して互いにデータの送受信を行うことができる。
【0016】
カメラ用電動雲台110はビデオカメラ101から出力される映像信号を取り込んでデジタル画像データファイルを作成し、このデジタル画像データファイルをカメラ用電動雲台110内に用意されたRAMに保存する。さらに、カメラ用電動雲台110のCPUはHTTPサーバプログラムを実行し、このHTTPサーバプログラムによって、RAMに保存された画像データファイルをインターネット100に接続された他のコンピュータが取得することが可能となる。クライアントPC301のユーザは、クライアントPC301上でWEBブラウザを実行することにより、カメラ用電動雲台110のRAMに保存されたデジタル画像データファイルを受信してクライアントPC301のモニタに表示させることができる。
【0017】
また、クライアントPC301はクライアントPC301上でウェブブラウザを実行してカメラ用電動雲台110のHTTPサーバプログラムによって公開された設定ページを開き、この設定ページ内のフォームに設定情報を入力し、ついで設定情報の入力されたフォームをカメラ用電動雲台110に送信することができる。カメラ用電動雲台110はクライアントPC301から送信されたフォームから設定情報を読み取って各種設定を行なう。例えば、画像送信やカメラの姿勢変更スケジュールの設定を行なう。
【0018】
或いは、クライアントPC301のオペレータは、HTTPの代わりにTelnetプロトコルを利用して上記設定情報を書き換えることができる。
【0019】
図2にカメラ用電動雲台110のブロック図を示す。カメラ用電動雲台110は、ビデオ入力インターフェース111と、ネットワークインターフェース112と、CPU113と、ROM114と、RAM115と、I/Oコントローラ116と、画像圧縮手段117と、デコーダ118と、パン用モータ119aと、チルト用モータ119bと、を有する。
【0020】
ROM114には、モータの制御信号を制御するプログラムコード、および画像の取り込みを行うプログラムコード、HTTPサーバプログラムのプログラムコード、およびTelnetサーバプログラムのプログラムコードが格納されており、CPU113がこれらのプログラムコードを実行することによってカメラ用電動雲台110は制御される。
【0021】
RAM115はCPU113が上記のプログラムコードを実行する際に、書き換えが必要なデータが格納されると共に、HTTPサーバプログラムによって公開されるべき画像データおよびカメラ用電動雲台110の設定データが格納される。
【0022】
デコーダ118はビデオ入力インターフェースに入力されたNTSCビデオ信号をデジタル画像データに変換する(キャプチャする)装置である。また、画像圧縮手段117はデコーダ118によって変換されたデジタル画像データをJPEGなどの形式で圧縮してデータ量を削減して、画像ファイルを生成する。
【0023】
I/Oコントローラ116はパン用モータ119aとチルト用モータ119bの駆動を制御する制御信号を出力可能なインターフェースである。
【0024】
CPU113は画像圧縮手段117およびデコーダ118を制御してビデオ入力インターフェースに入力されるNTSC信号を所望のタイミングでキャプチャして圧縮し、さらに画像ファイルを生成してRAM115に保存する。また、CPU113はI/Oコントローラ116を介してパン用モータ119aとチルト用モータ119bを制御し、ビデオカメラ101を所望のパン角度およびチルト角度に保持する。
【0025】
また、CPU113が実行するHTTPサーバプログラムは、クライアントPC301から設定情報が含まれたフォームを受信すると、その設定情報をRAM115内に保存する。さらに、その設定情報の内容に従ってカメラ用電動雲台110の各種設定を行う。
【0026】
クライアントPC301のオペレータが、HTTPを利用して設定ファイルを書き換える方法を以下に説明する。クライアントPC301のオペレータはウェブブラウザを起動する。さらに、クライアントPC301のオペレータはウェブブラウザを操作して監視カメラシステム1のHTTPサーバ内に用意された設定画面をクライアントPC301に表示させる。
【0027】
図3にクライアントPC301に表示されている設定画面の一例を示す。設定画面500はスケジュール設定エリア510と画像表示設定エリア520とに分割されている。
【0028】
スケジュール設定エリア510には、大見出し511aおよび511b、中見出し512a〜512c、小見出し514a〜514c、テキストフィールド513a〜513c、チェックボックス515および送信ボタン516を有している。大見出し511aおよび511cは、この大見出しの下の各設定項目が何を設定するためのものであるかをクライアントPC301のオペレータに明示するものである。すなわち、図3における「カメラ姿勢」の大見出し511aに続く設定項目はビデオカメラ101のパン角およびチルト角を設定するものであり、「スケジュール」の大見出し511bに続く設定項目は画像撮影のスケジュールを設定するものである。
【0029】
中見出し512aのそれぞれは隣接する小見出し514aおよび514b、テキストフィールド513aおよび513bと組になっている。中見出し512aのそれぞれはテキストフィールド513aおよび513bにて設定される姿勢を定義される姿勢番号が示される。小見出し514aは隣接するテキストフィールド513aにパン角度が入力されることを示す見出しであり、小見出し514bは隣接するテキストフィールド513bにチルト角度が入力されることを示す。
【0030】
また、大見出し511bの下に配置された中見出し512bは、隣接する7つのチェックボックス515によって画像撮影日が設定されることを示す見出しである。7つのチェックボックス515のそれぞれは小見出し514cと対になっており、各小見出し514cは対になるチェックボックス515によって「日曜」、「月曜」、「火曜」、「水曜」、「木曜」、「金曜」、「土曜」のどの曜日にテキストフィールド513cによって設定されるスケジュール(後述)が実行されるのかを明示する。ここで、チェックボックス515がオンになっていればそのチェックボックス515に対応する曜日に画像撮影スケジュールが実行される。
【0031】
また、中見出し512bの下に配置された中見出し512cのそれぞれは、隣接するテキストフィールド513cのそれぞれに「撮影開始時刻」「撮影終了時刻」「撮影間隔」が入力されることを示す。
【0032】
クライアントPC301のオペレータはキーボードやマウス等の入力機器を操作して各テキストフィールド513a〜513cに適切な値を入力し、またチェックボックス515のオン/オフを設定する。次いで、クライアントPC301のオペレータはマウス等の入力機器を操作してポインタ600を送信ボタン516に移動させ、送信ボタン516をクリックする。
【0033】
クライアントPC301のオペレータが送信ボタン516をクリックすると、クライアントPC301のウェブブラウザは監視カメラシステム1のHTTPサーバにテキストフィールド513a〜513cおよびチェックボックス515の内容を含むフォームデータを送信する。監視カメラシステム1のHTTPサーバはこのデータを受信後、所定のシェル・スクリプトを実行しこのフォームに含まれる設定値を設定データに変換することによって、設定データの更新を行う。例えば、図3のようにテキストフィールド513a〜513cおよびチェックボックス515の内容を設定した場合は、「日曜以外の曜日の10時から17時の間、30分おきに(パン角度=0度,チルト角度=0度)(パン角度=0度,チルト角度=15度)(パン角度=15度,チルト角度=15度)(パン角度=−15度,チルト角度=0度)(パン角度=−15度,チルト角度=−15度)のそれぞれの姿勢で画像をキャプチャして、その画像をHTTPでインターネット上の他のコンピュータに公開する」という設定が為される。
【0034】
また、画像表示設定エリア520には、大見出し521、中見出し522aおよび522b、テキストフィールド523aおよび523b、および画像表示ボタン526を有している。大見出し521は、この大見出しの下の各設定項目が現在の画像の表示を行なうための設定項目であることをクライアントPC301のオペレータに明示するものである。
【0035】
中見出し522aおよび522bはそれぞれ隣接するテキストフィールド523aおよび523bと組になっている。中見出し522aは隣接するテキストフィールド523aにパン角度が入力されることを示す見出しであり、中見出し522bは隣接するテキストフィールド523bにチルト角度が入力されることを示す。
【0036】
クライアントPC301のオペレータはキーボードやマウス等の入力機器を操作して各テキストフィールド523aおよび523bに適切な値を入力する。次いで、クライアントPC301のオペレータはマウス等の入力機器を操作してポインタ600を画像表示ボタン526に移動させ、画像表示ボタン526をクリックする。
【0037】
クライアントPC301のオペレータが画像表示ボタン526をクリックすると、クライアントPC301のウェブブラウザは監視カメラシステム1のHTTPサーバにテキストフィールド523aおよび523bの内容を含むフォームデータを送信する。監視カメラシステム1のHTTPサーバはこのデータを受信後、所定のシェル・スクリプトを実行しこのフォームに含まれる設定値を読み取り、この設定値の姿勢で画像をキャプチャして、キャプチャされた画像ファイルをHTTPでインターネット上の他のコンピュータに公開する。例えば、図3のようにテキストフィールド523aおよび523bの内容を設定した場合は、(パン角度=0度,チルト角度=−15度)の姿勢で画像がキャプチャされる。この結果、クライアントPC301のオペレータは、クライアントPC301上でウェブブラウザを操作することにより、所望の姿勢の現在のビデオカメラ101の撮影画像を閲覧することができる。
【0038】
また、クライアントPC301のオペレータは、HTTPの代わりにTelnetプロトコルを利用して設定データを書き換えることができる。クライアントPC301のオペレータがTelnetプロトコルを利用して設定データを書き換える方法を以下に説明する。クライアントPC301のオペレータはTelnetクライアントを起動する。さらに、クライアントPC301のオペレータはTelnetクライアントを操作してカメラ用雲台110のTelnetサーバに接続する。
【0039】
次いで、クライアントPC301のオペレータはTelnetクライアントを操作して、カメラ用雲台110のROM114に保存されている設定変更スクリプトを実行する。クライアントPC301のオペレータは対話形式で各設定値をキーボードを用いて入力する。すべての設定値の入力が終了すると、設定変更スクリプトはこの入力された値を設定データに反映させ、設定データを更新する。
【0040】
同様に、クライアントPC301のオペレータがTelnetプロトコルを利用して現在のカメラの撮影画像を取得する方法を以下に説明する。クライアントPC301のオペレータはTelnetクライアントを起動する。さらに、クライアントPC301のオペレータはTelnetクライアントを操作してカメラ用雲台110のTelnetサーバに接続する。
【0041】
次いで、クライアントPC301のオペレータはTelnetクライアントを操作して、カメラ用雲台110のROM114に保存されている画像撮影スクリプトを実行する。クライアントPC301のオペレータは対話形式でカメラのパン角度とチルト角度をキーボードを用いて入力する。カメラ用雲台110のCPUはビデオカメラ101の姿勢をこの入力されたパン角度とチルト角度に設定し、さらにこの姿勢で画像をキャプチャして、その画像をHTTPでインターネット上の他のコンピュータに公開する。この結果、クライアントPC301のオペレータは、クライアントPC301上でウェブブラウザを操作することにより、所望の姿勢の現在のビデオカメラ101の撮影画像を閲覧することができる。
【0042】
以上のように、本実施形態の監視カメラシステム1は、カメラ用電動雲台110のHTTPサーバまたはTelnetサーバに接続し、カメラ用電動雲台110に設定情報を送信することによって、ビデオカメラ101の姿勢の設定や画像の送信の設定を遠隔地から行なうことができるようになる。また、本実施形態の監視カメラシステム1は、アナログビデオ信号ケーブルでビデオカメラと画像表示用のモニタとを接続するタイプの既存の監視カメラシステムにカメラ用電動雲台110とインターネットに接続可能なインピーダンス変換器401を追加するのみで、ビデオカメラ101の撮影した画像をインターネット上のクライアントPC301のモニタで閲覧できるようになる。
【0043】
なお、本実施形態においてはカメラ用電動雲台110のHTTPサーバによってクライアントPC301上で画像を閲覧可能としているが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、カメラ用電動雲台110がインターネット上のファイルサーバに画像データを送信し、クライアントPC301はファイルサーバから画像データを取得して表示する構成としても良い。本発明の第2の実施の形態は、このような監視カメラシステムである。
【0044】
本発明の第2の実施の形態による監視カメラシステム概念図を図4に示す。監視カメラシステム1は、ビデオカメラ101と、カメラ用電動雲台110と、ファイルサーバ201と、クライアントPC301と、インピーダンス変換器401を有する。クライアントPC301、インピーダンス変換器401及びファイルサーバ201はインターネットに接続されている。本実施形態においては、HTTPサーバプログラムによってカメラ用電動雲台110のRAMに保存された画像データファイルをインターネット100に接続された他のコンピュータが取得可能とする代わりに、カメラ用電動雲台110はビデオカメラ101から出力される映像信号を取り込んでデジタル画像データファイルを作成し、このデジタル画像データファイルをファイルサーバ201に送信する。クライアントPC301のユーザはこのデジタル画像データファイルをファイルサーバ201より取得してクライアントPC301のモニタに表示することができる。
【0045】
また、クライアントPC301はクライアントPC301上でウェブブラウザを実行してカメラ用電動雲台110のHTTPサーバプログラムによって公開された設定ページを開き、この設定ページ内のフォームに設定情報を入力し、ついで設定情報の入力されたフォームをカメラ用電動雲台110に送信することができる。カメラ用電動雲台110はクライアントPC301から送信されたフォームから設定情報を読み取って各種設定を行なう。例えば、画像送信やカメラの姿勢変更スケジュールの設定を行なう。
【0046】
他の構成は本発明の第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、低コストで既存の監視カメラシステムを画像をネットワーク経由で送信可能な監視カメラシステムとして実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における監視カメラシステムの概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカメラ用電動雲台のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における、画像送信やカメラの姿勢変更スケジュールの設定を行なうための設定画面の一例である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における監視カメラシステムのブロック図である。
【符号の説明】
1 監視カメラシステム
101 ビデオカメラ
110 カメラ用電動雲台
111 ビデオ入力インターフェース
112 ネットワークインターフェース
113 CPU
117 画像圧縮手段
118 デコーダ
119a パン用モータ
119b チルト用モータ
201 ファイルサーバ
301 クライアントPC
401 インピーダンス変換器
Claims (12)
- ビデオカメラを移動および/または旋回可能に支持するカメラ用雲台であって、
前記ビデオカメラより出力された映像信号を入力可能なビデオ入力インターフェースと、
前記映像信号をデジタル画像データに変換する信号処理手段と、
前記信号処理手段によって変換されたデジタル画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
ネットワークに接続するネットワークインターフェースと、
画像データ記憶手段に格納されたデジタル画像データがネットワーク内のコンピュータに対して公開可能とする、画像公開手段と、
外部のコンピュータからの操作による設定情報の入力を受け付ける、設定情報入力手段と、
前記設定情報に基づいて前記カメラ用雲台の設定変更を行う制御手段と、
を有するカメラ用雲台。 - 前記設定情報は、前記ビデオカメラが保持される姿勢を設定するための姿勢情報を有することを特徴とする、請求項1に記載のカメラ用雲台。
- 前記姿勢情報は、前記ビデオカメラが保持される姿勢を変更するスケジュールを設定するための姿勢スケジュール情報を有することを特徴とする、請求項2に記載のカメラ用雲台。
- 前記設定情報は、前記画像信号をデジタル画像データに変換してネットワーク内のコンピュータが取得可能となるスケジュールを設定するための画像転送スケジュール情報を有することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のカメラ用雲台。
- 前記設定情報入力手段は、HTTPサーバを有し、
前記外部のコンピュータから前記HTTPサーバに設定情報が送信可能であることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のカメラ用雲台。 - 前記設定変更サーバは、Telnetサーバを有し、
前記外部のコンピュータが前記Telnetサーバに接続し、前記Telnetサーバ上で前記設定情報を送信可能であることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載のカメラ用雲台。 - ビデオカメラを移動および/または旋回可能に支持するカメラ用雲台であって、
前記ビデオカメラより出力された映像信号を入力可能なビデオ入力インターフェースと、
前記映像信号をデジタル画像データに変換する信号処理手段と、
前記信号処理手段によって変換されたデジタル画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
ネットワークに接続するネットワークインターフェースと、
画像データ記憶手段に格納されたデジタル画像データをネットワーク内の所定のコンピュータに転送するファイル転送手段と、
外部のコンピュータからの操作による設定情報の入力を受け付ける、設定情報入力手段と、
前記設定情報に基づいて前記カメラ用雲台の設定変更を行う制御手段と、
を有するカメラ用雲台。 - 前記設定情報は、前記ビデオカメラが保持される姿勢を設定するための姿勢情報を有することを特徴とする、請求項7に記載のカメラ用雲台。
- 前記姿勢情報は、前記ビデオカメラが保持される姿勢を変更するスケジュールを設定するための姿勢スケジュール情報を有することを特徴とする、請求項8に記載のカメラ用雲台。
- 前記設定情報は、前記画像信号をデジタル画像データに変換して前記所定のサイトに転送するスケジュールを設定するための画像転送スケジュール情報を有することを特徴とする、請求項7から請求項9のいずれかに記載のカメラ用雲台。
- 前記設定情報入力手段は、HTTPサーバを有し、
前記外部のコンピュータから前記HTTPサーバに設定情報が送信可能であることを特徴とする、請求項7から請求項10のいずれかに記載のカメラ用雲台。 - 前記設定変更サーバは、Telnetサーバを有し、
前記外部のコンピュータが前記Telnetサーバに接続し、前記Telnetサーバ上で前記設定情報を送信可能であることを特徴とする、請求項7から請求項11のいずれかに記載のカメラ用雲台。
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