JP2004117946A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Naoki Enomoto
榎本 直樹
Hideo Nanataki
七瀧 秀夫
Yoshiaki Sato
佐藤 慶明
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Abstract

【課題】表面の平滑性の低い転写材を用いた場合においても、感光体ドラムクリーニング不良の不具合の発生を防ぐことのできる電子写真画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム1上に形成したトナー像を回転する中間転写ベルト91に転写し、該中間転写ベルト91に転写されたトナー像を転写材へ転写して画像形成し、更にトナー像転写後の中間転写ベルト91に残留したトナーを感光体ドラム1に転移させて回収除去する電子写真画像形成装置において、トナー像転写後の中間転写ベルト91に残留したトナーを帯電するためのトナー帯電ローラ23と、トナー帯電ローラ23と中間転写ベルト91を介して対向するバックアップローラ12とを有し、中間転写ベルト91及びトナー帯電ローラ23及びバックアップローラ12の合計静電容量が、50pF以上、且つ500pF以下であることを特徴とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を用いる、複写機、プリンタなどの電子写真画像形成装置に関し、特に中間転写体を用いる電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、多色画像の形成が可能なカラーの画像形成装置としては、電子写真方式、熱転写方式、インクジェット方式などの種々の方式が知られている。これらのうち電子写真方式は、他の方式のものに比べて画像形成速度、画質、静粛性などの点で優れている。
【0003】
電子写真方式を採用する画像形成装置の中でも更に種々の方式がある。例えば、像担持体である感光体表面にカラー像(複数色のトナー像)を重ねた後に転写材に一括転写して像形成を行う多重現像方式や、現像−転写のサイクルを繰り返し行う多重転写方式、一旦中間転写体上に各色のトナー像を順次一次転写した後、このトナー像を転写材上に一括転写する中間転写方式などがある。これらのうち、特に中間転写方式のものは、混色のおそれがないこと、質や厚さの異なる様々な転写材の使用が可能であることなどの利点を有する。
【0004】
図11に、中間転写方式の電子写真画像形成装置の一例として、4色のフルカラーレーザービームプリンタとされる画像形成装置200の要部概略構成を示す。
【0005】
図11の画像形成装置200においては、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」と呼ぶ。)1の周面には、回転方向(矢印R1方向)に沿って順に、帯電器2、レーザー光Lを感光体ドラム1に照射する露光手段3、回転式現像装置50、中間転写体としての中間転写ベルト90、及び感光体ドラムクリーナ19が配置されている。
【0006】
本例では、感光体ドラム1は、図中矢印R1方向に表面速度117mm/秒で回転駆動されるドラム型とされ、その表面が帯電器2によって負極性に帯電される。
【0007】
帯電器2によって帯電された感光体ドラム1の表面の電位(以下、「帯電電位」という。)は、通常、−450V〜−800Vである。又、帯電器2には、感光体ドラム1の帯電時に、帯電器電源17により交番電圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスを印加印加する。
【0008】
帯電された感光体ドラム1の表面は、画像情報に応じた露光手段3からの露光Lにより露光され、静電潜像が形成される。
【0009】
回転式現像装置50は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のトナーを含む現像剤を収容し、各色の画像情報に従って感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像するための4つの現像器、イエロー現像器5Y、マゼンタ現像器5M、シアン現像器5C、ブラック現像器5Kを、回転可能な現像器支持体であるロータリー22内に有している。そして、適時ロータリー22を回転させることにより、所望の色用の現像器を感光体ドラム1と対向する現像位置に配置するようになっている。
【0010】
又、本例では、中間転写ベルト90は二本の支持軸、つまり駆動ローラ15及びバックアップローラ12に支持されている。
【0011】
そして、中間転写ベルト90を駆動する駆動ローラ15の図中矢印R2方向の回転に伴い、中間転写ベルト90は117mm/秒にて図中矢印R3方向に回転する。
【0012】
中間転写ベルト90としては、一例として、PET(ポリエチレンテレフタレート)にカーボンを充填した樹脂を、厚さ150μmの無端状のベルトに成型したものを用いることができる。
【0013】
中間転写ベルト90を介して感光体ドラム1と対向する位置に、一次転写手段としての一次転写ローラ10が設けられており、この位置で、感光体ドラム1と中間転写ベルト90との当接部は一次転写ニップ部N1を形成している。一次転写ローラ10は、中間転写ベルト90の周回移動(回転)により従動回転する。本例では、一次転写ローラ10は、直径12mmとされる。一次転写ローラ10としては、EPDM、ウレタンゴム、CR、NBRなどにカーボンなどの抵抗調整剤を加え、体積抵抗率を調整した材料を用いることが一般的である。
【0014】
例えば、フルカラー画像を形成する場合について説明すると、先ず、第1色目として、色分解されたイエロー色の画像情報に従って感光体ドラム1に形成された静電潜像には、ロータリー22に搭載されたイエロー現像器5Yによって負極性に帯電されたイエローのトナーが付着され、イエロートナー像として現像される。
【0015】
そして、一次転写ローラ10に、一次転写電源20から正極性の一次転写バイアスを印加することで、感光体ドラム1上のイエロートナー像を一次転写ニップ部N1を介して中間転写ベルト90に一次転写させる。ここでは、一例として、一次転写ローラ10に印加する一次転写バイアスは、+500Vの直流電圧を用いている。
【0016】
一次転写が終了した後、中間転写ベルト90に転写されずに感光体ドラム1表面に残ったトナー(以下、「一次転写残トナー」と呼ぶ。)は、弾性体ブレードを有する感光体ドラムクリーナ19によって除去される。又、一次転写後の感光体ドラム1を前露光ランプなどの除電手段により除電してもよい。
【0017】
引き続き、以上の帯電、露光、現像、一次転写、クリーニング、除電の一連の画像形成プロセスを、2色目〜4色目の画像情報についても同様に行う。例えば、2色目としてマゼンタ現像器5M、3色目としてシアン現像器5C、4色目としてブラック現像器5Kに収納された各色のトナーにより、感光体ドラム1への各色のトナー像の形成を繰り返して行い、周回移動する中間転写ベルト90上に4色のトナー像を重ねて一次転写する。尚、本例では、1色目〜4色目まで全ての色のトナー像に対して、+500Vの一次転写バイアスを一次転写ローラ10に印加した。
【0018】
そして、図中矢印R4方向に回転する二次転写手段としての二次転写ローラ11に、二次転写電源21から二次転写バイアスを印加することで、中間転写ベルト90上のトナー像を二次転写ニップ部N2を介して転写材Pの表面に一括して二次転写させる。本例では、二次転写ローラ11は直径20mmとされる。又、ここでは、一例として二次転写バイアスは+1.5kVの直流電圧を用いた。
【0019】
こうして表面に4色の未定着トナー像を担持した転写材Pは、従来公知の定着器(図示せず)に搬送され、ここで表面のトナー像が定着されて画像形成が完了する。画像が定着された転写材Pは、その後装置外に排出される。
【0020】
一方、二次転写が終了した後、転写材Pに転写されずに中間転写ベルト90上に残ったトナー(以下、「二次転写残トナー」と呼ぶ。)を中間転写ベルト90から除去することで、中間転写ベルト90を繰り返し画像形成に供する。
【0021】
二次転写残トナーを中間転写ベルト90から除去する方法として、特開平11−161043号公報に記載されるように、二次転写残トナーを正極性に帯電させて、感光体ドラム1上に戻し、これを感光体ドラムクリーナ19によって回収する方法がある。
【0022】
つまり、図11に示すように、二次転写ニップ部N2よりも中間転写ベルト90の回転方向下流側で、一次転写ニップ部N1よりも上流側において、二次転写残トナー帯電ローラ(以下、「トナー帯電ローラ」と呼ぶ。)23が中間転写ベルト90に離接可能に配置されている。このトナー帯電ローラ23に、二次転写残トナー帯電ローラ電源(以下、「トナー帯電電源」と呼ぶ。)13より、交番電圧に正極性の直流電圧を重畳したバイアスを印加して、二次転写残トナーを正極性に帯電させる。
【0023】
トナー帯電ローラ23は、中間転写ベルト90に対して当接・離間を行う機構(図示せず)を有し、二次転写残トナーを帯電させるときのみ中間転写ベルト90に当接する。又、トナー帯電ローラ23と中間転写ベルト90とが当接するトナー帯電ローラ当接部N3の裏面には、帯電効率を上げるために接地の対向電極が設けられている。本例では、バックアップローラ12がこの対向電極として機能する。トナー帯電ローラ23は、中間転写ベルト90の回転により従動回転する。
【0024】
こうしてトナー帯電ローラ23により正極性に帯電させた二次転写残トナーを、最後に、一次転写ニップ部N1にて感光体ドラム1へ静電的に転写させ、中間転写ベルト90上の二次転写残トナーを除去する。トナー帯電電源13からトナー帯電ローラ23に印加するバイアスとしては、一例として、周波数1KHz、振幅2.4kV、矩形波の交番電圧に、+1kVの直流電圧を重畳したバイアスを用いることができる。
【0025】
従来、上述のようにして中間転写ベルト90に残った二次転写残トナーを除去し、感光体ドラムクリーナ19に回収する方法がある。かかる方法によると、廃トナーを一括して感光体ドラムクリーナ19に回収できる利点がある。
【0026】
【特許文献1】
特開平11−161043号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の二次転写残トナーの除去、回収方法には次のような不具合があった。
【0027】
つまり、本発明者らは、トナー帯電ローラ23を有し、転写同時を行う画像形成装置を用いて鋭意実験研究を試みたところ、転写材Pとして、ボンド紙等、表面の平滑性の低い転写材を用いた場合、感光体ドラム1上の一次転写トナーの一部が感光体ドラムクリーナ19に回収されない所謂感光体ドラムクリーニング不良が発生する不具合のあることが分かった。
【0028】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、転写材として表面の平滑性の低い転写材を用いた場合においても、感光体ドラムクリーニング不良の不具合の発生を防ぐことのできる電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、像担持体上に形成した現像剤像を回転する中間転写体に転写し、該中間転写体に転写された現像剤像を転写材へ転写して画像形成し、更に前記現像剤像転写後の中間転写体に残留した現像剤を前記像担持体に転移させて回収除去する電子写真画像形成装置において、現像剤像転写後の前記中間転写体に残留した現像剤を帯電するための帯電部材と、前記帯電部材と前記中間転写体を介して対向する対向部材とを有し、前記中間転写体及び前記帯電部材及び前記対向部材の合計静電容量が、50pF以上、且つ500pF以下であることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電子写真画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0031】
〔第1実施形態〕
本実施形態において、本発明は、図11を参照して説明した基本構成を有する電子写真方式のフルカラー画像形成装置に適用される。本実施形態では、特に、中間転写ベルト91上の二次転写残トナーの除去、回収機構に特徴を有している。従って、ここでは、図11の画像形成装置200と同一の構成、作用を有する要素には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0032】
図1は、本実施形態の画像形成装置100の要部概略構成を示す。本実施形態の画像形成装置は、像剤担持体としての感光体ドラム1と、感光体ドラム1上に形成されたトナー像が第1の転写位置(一次転写ニップ部)N1で静電的に転写される中間転写体としての中間転写ベルト91と、中間転写ベルト91上のトナー像が転写材Pに第2の転写位置(二次転写ニップ部)N2で静電的に転写された後、交番電圧に直流電圧が重畳された電圧が印加され、中間転写ベルト91上に残留する二次転写残トナーを帯電させる帯電部材としてのトナー帯電ローラ23と、このトナー帯電ローラ23と中間転写ベルト91を介して対向する対向部材としてのバックアップローラ12とを有している。
【0033】
二次転写残トナーは、第1の転写位置N1で中間転写ベルト91から感光体ドラム1へ静電的に転写され、感光体ドラムクリーナ19に回収される。そして、本実施形態では、中間転写ベルト91の静電容量を調整し、トナー帯電ローラ23と中間転写ベルト91とバックアップローラ12の合計の静電容量(以降、「合計静電容量」)とする。)を200pFとしている。尚、本実施形態における合計静電容量の測定方法は、本実施形態の説明の最後に行う。
【0034】
(二次転写残トナーの帯電構成)
以下、本実施形態における二次転写残トナー除去、回収に係る、二次転写残トナーの帯電構成をより詳しく説明する。
【0035】
本実施形態では、中間転写ベルト91としては、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)に静電容量調整剤としての酸化チタンを充填した樹脂を、厚さ80μmの無端状のベルトに成型したものを用いている。厚さ及び静電容量調整剤の充填量の加減によって、中間転写ベルト91の静電容量は調整される。
【0036】
ところで、電気素子としてのコンデンサは、電極間の距離の小さい程、その静電容量は大きくなる。本実施形態の中間転写ベルト91においても、同様にして、薄いベルトを用いることにより、静電容量は大きくなる。また、合計静電容量は、中間転写ベルト91の静電容量の増加に伴い、大きくなる。そして、中間転写ベルト91の静電容量の調整により、合計静電容量を200pFにしている。
【0037】
ここで、トナー帯電ローラ23としては、直径6mmの芯金にゴム材料を付し、直径12mmのローラ形状に成型した部材を用いた。バックアップローラ12は直径28mmの金属製のローラである。
【0038】
本実施形態では、バックアップローラ12は中間転写ベルト91の支持軸としても機能する。トナー帯電電源13がトナー帯電ローラ23に印加する交番電圧に直流電圧を重畳した電圧の電圧値は振幅2.5kV、周波数600Hz、である矩形波に、+1.5kVの直流電圧を重畳して積分平均値を+1.5kVとしたたものである。中間転写ベルト91は、駆動ローラ15に駆動され、117mm/秒にて回転する。
【0039】
(合計静電容量と画像品位の関係)
上記構成の装置において、合計静電容量を変化させて画像形成したときの感光体ドラムクリーニング不良の発生状況について検討した結果を図2に示す。
【0040】
図2に示すように、合計静電容量が70pF以上である場合、感光体ドラムクリーニング不良の発生は無い。また、合計静電容量が58pF以上、70pF未満である場合、感光体ドラムクリーニング不良の発生状況は、極めて白色度の高い転写材を用いた場合に限り、次の画像に表れるレベルであった。そして、合計静電容量が50pF未満の場合、転写材の白色度に関わらず、次の画像に表れるレベルであった。
【0041】
上記結果から、前記合計静電容量が50pF以上、且つ500pF以下の範囲にあるように構成することで、表面の平滑性の低い転写材Pを用いた場合においても一次転写効率低下の不具合を、防止することができることがわかる。
【0042】
ここで、平滑性の低い転写材を用いた場合において感光体ドラムクリーニング不良の不具合が発生する原因、及び、合計静電容量との関係は次のように考えられる。
【0043】
トナー帯電電源13がトナー帯電ローラ23に電圧を印加した際に、トナー帯電ローラ23、中間転写ベルト91、バックアップローラ12に流れる電流は、図3に示す、トナー帯電ローラ23に印加される電圧波形を微分した形に略等しい形の波形にて、流れる。(以降、このトナー帯電ローラ23に流れる電流の波形を「トナー帯電ローラ電流波形」とする。)トナー帯電ローラ電流波形の形は、合計静電容量に依存する。そして、本発明者らの検討に拠れば、図3に示すトナー帯電ローラ電流波形の中で、ピークツーピークの大きさ、つまり、瞬間的に流れる電流の電流量が、感光ドラムクリーニング不良に関係のあることが明らかになった。これは、図4に示すように、合計静電容量が大きい程、ピークツーピークの大きさ、つまり、瞬間的に流れる電流の電流量は大きくなる。 前述した従来例で示した画像形成装置においては、合計静電容量は42pFであった。このように、合計静電容量が小さく、トナー帯電ローラ23に瞬間的に流れる電流量が少ない場合、、トナー帯電ローラ23により帯電された後の二次転写残トナーの有する電荷は不均一であり、一部の二次転写残トナーは過剰な電荷を有する。特に、表面の平滑性が低い転写材を用いた場合では、二次転写残トナーが多く、電荷は極めて不均一になる傾向がある。すると、過剰な電荷を有する二次転写残トナーは、感光体ドラム1に対する静電的な吸着力が強く、感光体ドラム1から除去され難い。故に、感光体ドラムクリーニング不良が発生する。
【0044】
一方、本実施形態のように、合計静電容量が大きく、瞬間的にトナー帯電ローラ23に流れる電流量が多い場合、、トナー帯電ローラ23により帯電された後の二次転写残トナーの有する電荷は略均一になり、過剰な電荷を有する二次転写残トナーの含まれることはない。故に、感光体ドラムクリーニング不良の不具合を防ぐことができる。
【0045】
また、前記合計静電容量を大きくし過ぎると、トナー帯電ローラ23が二次転写残トナーに電荷を付与する際、トナー帯電ローラ23近傍に置いてトナー飛散が発生し、転写材Pの搬送路を汚染し、転写材Pの裏面にトナーが付着する不具合が生ずる。
【0046】
図5に上記構成の装置によって合計静電容量を変化させて画像形成したときのトナー飛散の発生状況について検討した結果を示す。
【0047】
図5に示すように、合計静電容量が400pF以下である場合、トナー飛散の発生は無い。合計静電容量が400pFから500pFである場合、トナー飛散の発生状況は、極めて白色度の高い転写材を用いた場合に限り、裏面にトナーの付着が認識できるレベルであった。合計静電容量が500pFより大きい場合、転写材の白色度に関わらず、裏面にトナーの付着が認識できるレベルであった。
【0048】
上記結果は、合計静電容量が非常に大きく、多量の電流がトナー帯電ローラ23ローラに流れる場合、中間転写ベルト91表面と、トナー帯電ローラ23表面の間に発生する電圧は大きくなる。すると、二次転写残トナーの受けるクーロン力も大きくなるため、トナー帯電ローラ23近傍における二次転写残トナーは激しく運動し、トナー飛散が発生すると推定される。
【0049】
ところで、トナー帯電電源13がトナー帯電ローラ23に印加する電圧の電圧値としては、積分平均値+200Vから+3000V、振幅600Vから5000V、周波数200Hzから3500Hzが適している。
【0050】
積分平均値及び振幅が上記の下限以下である場合、合計静電容量に関わらず二次転写残トナーを均一に帯電することができない。一方、上記の上限以上では、トナー帯電ローラ23と中間転写ベルト91とが当接するトナー帯電ローラ当接部N3近傍にて、リークが発生する。
【0051】
また、周波数が上記の下限以下の場合、トナー帯電ローラ23から二次転写残トナーへの電荷の放電回数が少なく、合計静電容量に関わらず二次転写残トナーを均一に帯電することができない。一方、周波数が上記の上限以上である場合、帯電音が非常に大きくなり、ユーザフレンドリーの観点から好ましくない。
【0052】
以上説明したように、本実施形態における画像形成装置にあっては、合計静電容量を50pF以上、好ましくは70pF以上にすることにより、一次転写効率低下の不具合の発生を防ぐことができる。また、合計静電容量を500pF以下、好ましくは400pF以下にすることにより、トナー飛散の発生する不具合を防ぐこともできる。
【0053】
尚、本実施形態の画像形成装置を用い、二次転写残トナーを感光体ドラム1に転写する際、同時に、感光体ドラム1上のトナー像の中間転写ベルト91への一次転写を行う、所謂一次転写同時クリーニングを行うことも可能である。
【0054】
そのとき、二次転写残トナーを中間転写ベルト91から除去する為の時間を省くことが可能になり、プリント時間を短縮できる利点もある。
【0055】
(合計静電容量の測定方法)
次に本実施形態で実験した合計静電容量の測定方法について述べる。
【0056】
測定は以下のステップにて行った。説明は、本実施形態で用いた画像形成装置の合計静電容量の測定を例に挙げ行う。
【0057】
トナー帯電ローラ23、中間転写ベルト91、バックアップローラ12により構成される回路は、図6に示す、コンデンサCと抵抗Rを並列に並べた回路と等価である。
【0058】
測定は、「(1)トナー帯電ローラ電流波形におけるピークツーピークの測定の測定」、「(2)抵抗Rの測定」、「(3)静電容量の測定」の順で行われる。
【0059】
以下、測定の温度、湿度は略24℃/50%の環境下で行われる。
【0060】
(1)トナー帯電ローラ電流波形におけるピークツーピークの大きさの測定
▲1▼図7に示すように、バックアップローラ12と接地面(GND)の間に1kΩの抵抗素子を設ける(以降、この抵抗素子を「検出抵抗」とする)。
【0061】
▲2▼トナー帯電ローラ23を中間転写ベルト91に当接させ、二次転写残トナー帯電時の速度にて、中間転写ベルト91を回転させる。本測定では、117mm/秒。
【0062】
▲3▼二次転写残トナー帯電時においてトナー帯電ローラ23に印加される交番電圧に直流電圧を重畳した電圧と略同じ電圧を、高圧電源よりトナー帯電ローラ23に印加する。このときに検出抵抗の両端に発生する電圧を測定することにより、ピークツーピークの大きさが測定される。本測定では、Vpp2.5kV、周波数600Hzの矩形波に、1.5kVの直流電圧を印加する(ピークツーピークの定義は、図4参照)。
【0063】
(2)抵抗Rの測定。
【0064】
▲1▼トナー帯電ローラ23を中間転写ベルト91に当接させる。
【0065】
▲2▼二次転写残トナー帯電時にトナー帯電ローラ23に印加される交番電圧に直流電圧を重畳した電圧の積分平均値と略同じ直流電圧を、トナー帯電ローラ23に印加して、バックアップローラ12とGNDの間を流れる電流値を測定する。本測定においては、電源としてトレック社製高圧電源Model610Cを用いた。
【0066】
本実施形態のトナー帯電ローラ23に印加される直流電圧は+1500V、電流値は22μAである。
【0067】
▲3▼▲2▼で得られた電流とトナー帯電ローラ23に印加した直流電圧より、抵抗Rを求める。本実施形態では68MΩである。
【0068】
(3)静電容量Cの測定
▲1▼図8に示す回路を組む。
【0069】
抵抗Rには、「(2)抵抗Rの測定」で得られた抵抗値の抵抗素子を用いる。
【0070】
高電圧電源は、「(1)トナー帯電ローラ電流波形におけるピークツーピークの大きさの測定」にて使用した高圧電源を用いる。
【0071】
検出抵抗は、上記のごとく、1kΩの抵抗素子を用いる。
【0072】
▲2▼高電圧電源から抵抗R及びコンデンサCに対し、「(1)トナー帯電ローラ電流波形におけるピークツーピークの大きさの測定」においてトナー帯電ローラ23に印加した交番電圧に直流電圧を重畳した電圧を印加する。
【0073】
▲3▼検出抵抗の両端に発生する電圧よりトナー帯電ローラ23に流れる電流波形におけるピークツーピークの大きさを測定し、測定されたピークツーピークの大きさが「(1)トナー帯電ローラ電流波形におけるピークツーピークの大きさの測定」にて測定された電流値と同じになるように、コンデンサCの静電容量を変える。
【0074】
▲4▼トナー帯電ローラ23に流れる電流波形におけるピークツーピークの大きさが「(1)トナー帯電ローラ電流波形におけるピークツーピーク大きさの測定」にて測定された電流値と同じに成った際のコンデンサCの静電容量が、合計静電容量とされる。
【0075】
〔第2実施形態〕
次に本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態における画像形成装置の基本構成も前述した第1実施形態と同様であり、図11を用いて説明した画像形成装置と同一の構成、作用を有する要素には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0076】
図9は第2実施形態の特徴部分であるトナー帯電ローラ23の近傍を示す図である。本実施形態においては、第1実施形態と同様に、合計静電容量を50pF以上、且つ500pF以下とするが、トナー帯電ローラ23表面に、合計静電容量を調整する層である静電容量調整層24を設けたことを特徴とする。
【0077】
以下、本実施形態における二次転写残トナーの除去及び回収方法に関し、画像形成装置構成を、より詳しく説明する。本実施形態では、トナー帯電ローラ23表面に設けた静電容量調整層24以外の部材は、従来例と同一の部材を用いる。
【0078】
本実施形態では、トナー帯電ローラ23として、直径6mmの芯金にゴム材料を付し、直径12mmのローラ形状に成型した部材を用いた。そして、トナー帯電ローラ23表面に静電容量調整層24として、フッ素樹脂に静電容量調整剤として酸化チタンを充填した材料を厚さ20μmコーティングした。
【0079】
中間転写ベルト90としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)にカーボンを分散した樹脂を、厚さ150μmの無端状のベルトに成型したものを用いた。バックアップローラ12は、直径28mmの金属ローラを用いた。
【0080】
トナー帯電電源13がトナー帯電ローラ23に印加する交番電圧に直流電圧を重畳した電圧の電圧値は、振幅2.5kV、周波数600Hz、である矩形波に、+1.5kVの直流電圧を重畳して積分平均値を+1.5kVとしたものである。中間転写ベルト90は、駆動ローラ15の回転に駆動され、117mm/秒にて回転する。
【0081】
静電容量調整層24の静電容量は、厚さ及び静電容量調整剤の充填量の加減よって、調整される。トナー帯電ローラ23表面に、静電容量の調整された静電容量調整層24を設けることにより、合計静電容量を調整することができる。本実施形態の合計静電容量は、200pFである。
【0082】
本実施形態の様に、静電容量調整層24を設け、合計静電容量が50pF以上500pF以下の範囲にあるように構成した場合においても、前述した第1実施形態と同様の作用効果にて、感光体ドラムクリーニング不良及びトナー飛散の不具合の発生を防ぐことができる。
【0083】
さらに、静電容量調整層24により合計静電容量を調整可能なため、中間転写ベルト90を薄くする必要がない。従って、中間転写ベルト90を厚くすることで、耐久性を向上することが可能になる利点を有する。
【0084】
尚、本実施形態では、静電容量調整層24をトナー帯電ローラ23表面に設けたが、中間転写ベルト90に設ける場合でも、同様の効果が得られる。
【0085】
以上、本実施形態によれば、静電容量調整層をトナー帯電ローラ23表面に設け、合計静電容量を50pF以上、好ましくは70pF以上、且つ500pF以下、好ましくは400pF以下にすることにより、表面の平滑性の低い転写材を用いた場合においても、感光体ドラムクリーニング不良及びトナー飛散の不具合を防ぐことができた。さらに、中間転写ベルト90を厚くして、中間転写ベルト90の耐久性を向上させることができる。
【0086】
また、本実施形態にあっては静電容量調整層をトナー帯電ローラ23に設けた例を示したが、静電容量調整層を中間転写ベルト90に設け、あるいはその双方に設け、合計静電容量を50pF以上、好ましくは70pF以上、500pF以下、好ましくは400pF以下にするように構成しても前述した場合と同様の効果を得ることができる。
【0087】
〔第3実施形態〕
次に本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態における画像形成装置の基本構成も前述した第1実施形態と同様であり、図11を用いて説明した画像形成装置と同一の構成、作用を有する要素には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0088】
図10は第3実施形態の特徴部分であるバックアップローラ121の近傍を示す図である。本実施形態においては、前述した第1実施形態と同様に、合計静電容量を50pF以上、500pF以下とするが、バックアップローラ121として、表面に弾性層25を有するローラを用いたことを特徴とする。
【0089】
以下、本実施形態における二次転写残トナーの除去及び回収方法に関し、画像形成装置構成を、より詳しく説明する。本実施形態では、トナー帯電ローラ23の表面に設けた静電容量補充層24以外の部材は、従来例と同一の部材を用いている。
【0090】
本実施形態では、バックアップローラ121として、表面に弾性層25として厚さ3mmのゴム層を有するローラを用いた。また、トナー帯電ローラ23としては、直径6mmの芯金にゴム材料を付し、直径12mmのローラ形状に成型した部材を用いた。
【0091】
中間転写ベルト90としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)にカーボンを分散した樹脂を、厚さ150μmの無端状のベルトに成型したものを用いた。トナー帯電電源13がトナー帯電ローラ23に印加する交番電圧に直流電圧を重畳した電圧の電圧値は、振幅2.5kV、周波数600Hz、である矩形波に、+1.5kVの直流電圧を重畳して積分平均値を+1.5kVとしたたものである。中間転写ベルト90は、駆動ローラ15に駆動され、117mm/秒にて回転する。
【0092】
バックアップローラ121表面に弾性層25を設けたことにより、トナー帯電ローラ23と中間転写ベルト90とが当接するトナー帯電ローラ当接部N3の面積は広くなる。ところで、電気素子としてのコンデンサは、電極の面積が広い程、その静電容量は大きくなる。従って、本実施形態においても同様に、当接部N3の面積が大きくなるために合計静電容量は大きくなる。
【0093】
従来例で示した画像形成装置では、バックアップローラ12として金属ローラを用いたため、当接部N3の中間転写ベルト90回転方向の幅は約2mmであり、合計静電容量は42pFであった。
【0094】
一方、本実施形態においては、バックアップローラ121の表面に弾性層25を設けることの作用によって、当接部N3の中間転写ベルト90回転方向の幅は約4.5mmに広がり、合計静電容量は100pFである。
【0095】
本実施形態の様に、バックアップローラ121表面に弾性層25を設け、当接部N3の面積を調整することにより、合計静電容量を50pF以上、500pF以下にした場合においても、第1実施形態と同様の作用効果により、表面の平滑性の低い転写材を用いた場合においても、感光体ドラムクリーニング不良及びトナー飛散不具合を防ぐことができる。
【0096】
さらに、当接部N3の面積が広がる場合、トナー帯電ローラ23の回転は安定し、中間転写ベルト90とトナー帯電ローラ23の摺擦の為に発生する、中間転写ベルト90表面の傷を防ぎ、中間転写ベルト90の寿命が長くなる利点も有する。
【0097】
以上、本実施形態によれば、バックアップローラ121の表面に弾性層25を設け、トナー帯電ローラ23と中間転写ベルト90とが当接するトナー帯電ローラ当接部N3の面積を調整し、合計静電容量を50pF以上、好ましくは70pF以上、500pF以下、好ましくは400pF以下にすることにより、表面の平滑性の低い転写材を用いた場合においても、感光体ドラムクリーニング不良及びトナー飛散の不具合を防ぐことができる。
【0098】
さらに、当接部N3が広くなる場合、トナー帯電ローラ23の回転は安定し、中間転写ベルト90とトナー帯電ローラ23の摺擦の為に発生する、中間転写ベルト90表面の傷を防ぎ、中間転写ベルト90を長寿命化することができる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、中間転写体に残留したトナーを除去するために該トナーを帯電させる中間転写体、帯電部材及び対向部材の合計静電容量を所定の範囲にすることにより、クリーニング不良の発生の不具合を抑えるとともに、トナー飛散発生の不具合も防ぐことが可能になる。
【0100】
さらに、前記帯電部材や中間転写体に静電容量調整層を設け、あるいは対向部材表面に弾性層を設けて、合計静電容量を上記範囲に調整するようにすれば、感光体ドラムクリーニング不良の不具合及びトナー飛散の発生の不具合を防止でき、更には帯電部材との摺擦により発生する中間転写体表面の傷の発生を抑え、中間転写体の長寿命化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の要部概略構成を示す模式図である。
【図2】合計静電容量を変化させて画像形成したときの感光体ドラムクリーニング不良の発生状況について検討した結果を示す表である。
【図3】トナー帯電ローラに電圧を印加した際に、トナー帯電ローラ、中間転写ベルト、バックアップローラに流れる電流波形を示す説明図である。
【図4】合計静電容量の大きさと、中間転写ベルト等に流れる電流波形のピークツーピークの関係を示す説明図である。
【図5】合計静電容量を変化させて画像形成したときのトナー飛散の発生状況について検討した結果を示す表である。
【図6】トナー帯電ローラ、中間転写ベルト、バックアップローラにより構成される回路と等価な回路の説明図である。
【図7】合計静電容量の測定方法を説明する図である。
【図8】合計静電容量の測定方法を説明する図である。
【図9】本発明に係る第2実施形態の要部概略構成を示す模式図である。
【図10】本発明に係る第3実施形態の要部概略構成を示す模式図である。
【図11】画像形成装置の一例の要部概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
L  …レーザー光
N1  …一次転写ニップ部
N2  …二次転写ニップ部
N3  …トナー帯電ローラ当接部
P  …転写材
1  …感光体ドラム
2  …帯電器
3  …露光手段
5C …シアン現像器
5K …ブラック現像器
5M …マゼンタ現像器
5Y …イエロー現像器
10  …一次転写ローラ
11  …二次転写ローラ
12  …バックアップローラ
13  …トナー帯電電源
15  …駆動ローラ
17  …帯電器電源
19  …感光体ドラムクリーナ
20  …一次転写電源
21  …二次転写電源
22  …ロータリー
23  …トナー帯電ローラ
24  …静電容量調整層
25  …弾性層
50  …回転式現像装置
90  …中間転写ベルト
91  …中間転写ベルト
121  …バックアップローラ

Claims (5)

  1. 像担持体上に形成した現像剤像を回転する中間転写体に転写し、該中間転写体に転写された現像剤像を転写材へ転写して画像形成し、更に前記現像剤像転写後の中間転写体に残留した現像剤を前記像担持体に転移させて回収除去する電子写真画像形成装置において、
    現像剤像転写後の前記中間転写体に残留した現像剤を帯電するための帯電部材と、前記帯電部材と前記中間転写体を介して対向する対向部材とを有し、
    前記中間転写体及び前記帯電部材及び前記対向部材の合計静電容量が、50pF以上、且つ500pF以下であることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 前記中間転写体及び前記帯電部材及び前記対向部材の合計静電容量が、70pF以上、且つ400pF以下であることを特徴とする請求項1記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記中間転写体又は前記帯電部材の少なくとも一方は静電容量調整層を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 前記対向部材は弾性層を表面に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子写真画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、前記中間転写体に残留した現像剤を前記像担持体に転移させて回収する際に、前記像担持体に形成した現像剤像を前記中間転写体へ転写する、一次転写同時クリーニングを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
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