JP2004116347A - 作業機のエンジン制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンを備えると共に、操作レバーの操作よって作動される作動部を備えた作業機のエンジン制御装置において、操作レバーが所定期間操作されないときに、エンジンを停止するエンジン停止手段が設けられている。また、キースイッチ95とは別のエンジン始動スイッチ109が設けられ、エンジン13が停止しているときに、エンジン始動スイッチ109の操作により、エンジン13を始動させるエンジン始動手段が設けられている。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホー等の作業機のエンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンを備えたバックホー等の従来の作業機には、前記操作レバーが複数設けられると共に、操作レバーの操作よって作動される作動部(ブーム、アーム、バケット等)が複数設けられ、複数の操作レバーのいずれもが、操作されない(中立位置にセットされている)ときに、エンジンを自動的にアイドリング状態にするアイドリング制御手段が設けられたものがある(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−38537号公報
【特許文献2】
特開2001−355257号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この種の従来の作業機では、複数の操作レバーが、長時間に亘って総て中立位置にセットされいて、長時間作業が行われない場合には、エンジンがアイドリングになっていても、燃料を無駄に消費することになるし、長時間無用なエンジン騒音を発生することとなった。
本発明は上記問題点に鑑み、長時間に亘って作業が行われない場合に、エンジンを自動的に停止して、燃料の無駄な消費を省くと共に、無用なエンジン騒音を発生しないようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、エンジン13を備えると共に、操作レバー76,80の操作よって作動される作動部7,65,66,67を備えた作業機のエンジン制御装置において、
操作レバー76,80が所定期間操作されない(中立位置にセットされている)ときに、エンジン13を停止するエンジン停止手段が設けられている点にある。
【0006】
また、本発明の他の技術的手段は、キースイッチ95とは別のエンジン始動スイッチ109が設けられ、エンジン13が停止しているときに、エンジン始動スイッチ109の操作により、エンジン13を始動させるエンジン始動手段が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記操作レバー76,80が複数設けられると共に、操作レバー76,80の操作よって作動される操作部7,65,66,67が複数設けられ、複数の操作レバー76,80のいずれもが、所定期間操作されない(中立位置にセットされている)ときに、エンジン停止手段がエンジン13を停止するように構成されている点にある。
【0007】
また、本発明の他の技術的手段は、オン状態とオフ状態とに切り替え可能であって、オン状態のときに、操作レバー76,80の操作による作動部7,65,66,67の作動を可能にすると共に、オフ状態のときに、操作レバー76,80の操作による作動部7,65,66,67の作動を不能にするレバーロック機構26が設けられ、レバーロック機構26がオン状態からオフ状態に切り替わったときに、エンジン13を停止させるエンジン停止手段が設けられている点にある。
【0008】
また、本発明の他の技術的手段は、前記操作レバー76,80が複数設けられ、複数の操作レバー76,80が総て中立位置にセットされたときに、エンジン13をアイドリング状態にするアイドリング制御手段が設けられている点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に従って説明する。
図1〜3において、51は旋回作業機として例示するバックホーであり、該バックホー51は上部の旋回体52と下部の走行装置53とから主構成されている。
走行装置53は、油圧式走行モータ3で駆動されるゴムクローラ形式の走行体54を左右一対備えており、また、前部にはドーザ55を備えている。
【0010】
旋回体52は、走行装置53上に上下方向の軸心S回りに左右旋回自在に支持された旋回台56と、旋回台56の前部に設けられた作業装置(掘削装置)57と、旋回台56上に設けられた運転席58等を備えて構成されている。
旋回台56の後部は、作業装置57等との重量バランスを図るカウンタウエイト59を有し、また、旋回台56の後部側にはエンジン13、ラジエータ68、多連の油圧ポンプP、エアクリーナ等が配置され、これらは前上部が枢支されたボンネット61によって覆われている。
【0011】
また、旋回台56の右側部には、油圧機器の圧油を貯留する作動油タンク70、油圧機器を制御する多数の制御弁C等が配置され、これらはタンクカバー62によって覆われている。
旋回台56の前部には、支持ブラケット63が設けられ、この支持ブラケット63には揺動ブラケット64が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されている。
作業装置57は、基部側が前記揺動ブラケット64に揺動自在に支持されたブーム(作動部)65と、基部側がブーム65の先端側に揺動自在に支持されたアーム(作動部)66と、アーム66の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に支持されたバケット(作動部)67とを備えて構成されており、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ4、アームシリンダ6、バケットシリンダ5で作動可能とされている。
【0012】
運転席58はボンネット61の前方側で且つタンクカバー62の左側方に配置されており、シートサポート73上に着脱自在に取り付けられている。このシートサポート73は旋回台56に対して着脱自在である。
前記運転席58の前方には、左右の走行体54を別々に操作すべく左右一対設けられた走行用操縦レバー71L、71Rが配置され、運転席58の左右両側には操縦台(操縦装置)72L、72Rが配置されており、これら左右の操縦台72L、72Rはシートサポート73に着脱自在に取付固定されている。
【0013】
また、左側の操縦台72Lは、後部側の回動支点を中心として左右方向の軸心回りに上側に(上回りに)回動可能とされている。これは、運転席58の左側(運転席58の左斜め前側すなわち左側操縦台72Lの前方側)が乗降口82とされており、乗り降りの邪魔にならないように、左側の操縦台72Lを前記回動支点回りに上側に回動させることにより、乗降口82を広くするように退避可能としたものである。なお、右側の操縦台72Rも上方回動自在にしてもよい。
右側の操縦台72Rには、ブーム65及びバケット67を操作するブーム・バケット用操作レバー76と、ドーザ55を操作するドーザ用操作レバー77と、エンジンの回転を制御するアクセルレバー78と、右ロックレバー79Rとが備えられている。
【0014】
この右ロックレバー79Rは、上方操作することにより、切換スイッチ83Rを作動してアンロード弁をオフに切換作動し、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とし、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を不能とする。
また、右側の操縦台72Rには、ブームシリンダ4及びバケットシリンダ5用の制御弁Cを制御するパイロット操作弁19Rが取付支持され、このパイロット操作弁19Rを操作するように、前記ブーム・バケット用操作レバー76が設けられている。
【0015】
左側の操縦台72Lには、旋回台56を旋回中心S廻りに旋回させる旋回モータ(作動部)7及びアーム66を操作する旋回・アーム用操作レバー80と、左ロックレバー79Lとが備えられている。
この左ロックレバー79Lは、上方操作することにより、切換スイッチ83Lを作動してアンロード弁をオフに切換作動し、左側の操縦台72Lを上側へ回動すると共に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を不能とし、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とする。
【0016】
前記左右ロックレバー79L、79Rは、切換スイッチ83L、83R等と共に、バックホー1の動作を停止状態にするときに操作するレバーロック機構26を構成している。
なお、左ロックレバー79Lを下方操作すると、左側の操縦台72Lが下降する。左ロックレバー79Lと右ロックレバー79Rとを共に下方操作すると、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作が可能になると共に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作が可能になる。
【0017】
旋回モータ7及びアームシリンダ6用の制御弁Cを制御するパイロット操作弁19Lは、左側の操縦台72Lに取付支持され、このパイロット操作弁19Lを操作するように、前記旋回・アーム用操作レバー80が設けられている。
前記アンロード弁は、パイロット油圧操作系に接続されており、左右ロックレバー79L、79Rによって切換スイッチ83L、83Rがオフになることにより、パイロット油圧操作系をアンロードし、旋回台56の旋回モータ7、掘削装置(作業装置)57の油圧シリンダ等への圧油の供給を停止するようになっている。
【0018】
従って、レバーロック機構26は、オン状態とオフ状態とに切り替え可能であって、左右ロックレバー79L、79Rが共に下方操作されると、レバーロック機構26はオン状態になり、複数の操作レバー76,80(ブーム・バケット用操作レバー76、旋回・アーム用操作レバー80)の操作により、複数の作動部65,66,67,7(ブーム65、アーム66、バケット67及び旋回モータ7)が総て作動可能になって、作業ができる状態になる。左右ロックレバー79L、79Rのいずれか一方又は両方が上方操作されると、レバーロック機構26はオフ状態になり、複数の操作レバー76,80(ブーム・バケット用操作レバー76、旋回・アーム用操作レバー80)を操作しても、作動部65,66,67,7(ブーム65、アーム66、バケット67及び旋回モータ7)が作動不能になって、作業ができなくなる。
【0019】
図4は、エンジン13等を制御する制御系の構成を示している。図4において、93はバッテリー(電源)、94はスタータ、95はキースイッチ(メインスイッチ)で、キーを挿入して、オフ位置(OFF)からオン位置(ON)、スタート位置(START)に回動操作できるように構成され、キーを挿入してキースイッチ95をスタート位置にセットして、キーから手を離すと、スプリングの力でキースイッチ95はオン位置に戻るように構成され、キースイッチ95がオン位置からスタート位置の間にあるとき、キースイッチ95を介して、バッテリー93から後述するエンジン制御部101及びエンジンスットプソレノイド112に電力が供給され、キースイッチ95がスタート位置にセットされているとき、キースイッチ95からエンジン制御部101に始動信号S1が出力されるようになっている。
【0020】
バッテリー93とスタータ94との間にスタータリレー回路97が設けられている。スタータリレー回路97はリレースイッチ97aとリレーコイル97bとを有する。リレースイッチ97aはバッテリー93とスタータ94との間に介在され、リレーコイル97bに電流が流れると、リレースイッチ97aがオンして、スタータ94がリレースイッチ97aを介してバッテリー93に接続されて、エンジン13を始動するように構成されている。
101はCPU等により構成したエンジン制御部である。104はオートアイドルモータ(AIモータ)で、アクセルケーブル102を介してガバナレバー103に連結され、ガバネレバー103のガバナ位置を変更する。105はアクセルセンサで、アクセルレバー111の支点部に取り付けてあり、アクセルレバー111の位置をポテンショメータにより回転角として検知し、アクセルレバー111のアクセル位置を示す検知信号をエンジン制御部101に出力するようになっている。
【0021】
107はAI圧力スイッチで、その特性としてはノーマルクローズ(通常は接点がオン)であり、後述するように、総ての操作レバー76,80を中立位置にセットしたときにオンし、いずれかの操作レバー76,80を中立位置から作業状態に操作すると、オフするようになっている。108はガバナセンサで、ガバナレバー103のガバナ位置を検出する。
109はエンジン始動スイッチで、押圧操作等によりオンして、エンジン制御部101に始動信号S2を出力するように構成されている。このエンジン始動スイッチ109は、作業者が操作し易くなるように、運転席58の近傍等に配置され、又は作業者が携帯してリモコン操作することができるようになっている。
【0022】
112はエンジンストップソレノイドで、保持コイル112aとプランジャー112bと吸引コイル112cとを有し、ストップリレー回路113のリレースイッチ113aを介してキースイッチ95に接続され、バッテリー93からキースイッチ95及びリレースイッチ113aを介して電力が供給されるようになっている。従って、キースイッチ95がオン位置からスタータ位置にあるときに、リレースイッチ113aがオンになれば、バッテリー93からエンジンストップソレノイド112に電流が供給されて、燃料噴射ポンプがエンジン作動の状態になり、リレースッチ113aがオフすると、バッテリー93からエンジンストップソレノイド112への通電が停止し、燃料噴射ポンプはエンジン停止の状態になるように構成されている。
【0023】
各操作レバー76,80は、パイロット操作弁19L,19Rを介して1又は複数の制御弁Cに連結されており、図4に示すように、総ての操作レバー76,80を中立位置にセットしたとき、パイロットポンプPからの油が制御弁Cの中立流路からタンク116に帰り、AI圧力スイッチ107をオンにするようになっている。また、いずれかの操作レバー76,80を中立位置から操作したとき、いずれかの制御弁Cが作動することにより、パイロットポンプPからの油が制御弁Cにより遮断されて、パイロットの一次圧力によりAI圧力スイッチ107をオフするようになっている。
【0024】
エンジン制御部101は、AI圧力スイッチ107がオンしたとき、その4秒後に、AIモータ104を駆動して、エンジン13の回転数をアイドリング回転数へ下げるように構成されている。また、エンジン制御部101は、AI圧力スイッチ107がオフしたとき、瞬時に、AIモータ104を駆動して、エンジン13の回転数をアクセルレバー111のアクセル位置に対応する回転数まで上げるように構成されている。
エンジン制御部101は、キースイッチ95から始動信号S1を入力したとき、スタータリレー回路97のリレーコイル97bに励磁電流(信号)を出力し、これにより、スタータリレー回路97のリレーコイル97bを励磁して、リレースイッチ97aをオンする。また、エンジン制御部101は、エンジン始動スイッチ109から始動信号S2を入力したとき、エンジン13が停止状態であれば、スタータリレー回路97のリレーコイル97bに励磁電流(信号)を出力し、これにより、スタータリレー回路97のリレーコイル97bを励磁して、リレースイッチ97aをオンする。
【0025】
また、エンジン制御部101は、AI圧力スッイッチ107が所定期間以上オン状態を保持したとき、これを検出してストップリレー回路113のリレーコイル113bにバッテリー93からキースイッチ95を介して励磁電流を流し、これによりストップリレー回路113のリレースイッチ113aをオフして、エンジンスットプソレノイド112を作動し、燃料噴射ポンプをエンジン停止状態にするようになっている。
上記実施の形態によれば、始動後のエンジン13のオートアイドリングによる制御動作は次のようになる。
【0026】
アクセルレバー111が最大(MAX)になっていても、総ての操作レバー76,80を作業状態から中立位置に戻すと、パイロットポンプPからの油が、制御弁Cの中立流路からタンク116へ帰ることにより、AI圧力スイッチ107への圧力が下がり、これにより、AI圧力スイッチ107がオンし、その4秒後にAIモータ104が駆動し、エンジン13の回転数をアイドリング回転に下げる。
また、例えば、アクセルレバー111が最大(MAX)に操作されている状態のとき、操作レバー76,80のいずれかを中立位置から作業状態に操作すると、いずれかの制御弁Cが作動し、パイロットポンプPからの油が遮断され、パイロットの一次圧力により、AI圧力スイッチ107がオフになる。その結果、エンジン制御部101は、ガバナレバー103が最大(MAX)の位置になるまで、AIモータ104を作動させるので、エンジン13の回転数が瞬時に最高回転数まで上がる。
【0027】
従って、作業機51による作業を中断して、総ての操作レバー76,80が中立になると、自動的に4秒後にエンジン13の回転がアイドル回転になるため、省エネ、低騒音に役立つ。
次に、エンジン13の始動、停止の制御動作を、図5のフローチャートを参照して説明する。エンジン13を始動する場合、ステップ1で、キースイッチ95をオン位置にセットし、ステップ2で、キースイッチ95をスタート位置(START)に回動操作すると、エンジン13が始動する。
【0028】
ステップ3で、AI圧力スッイッチ107が所定期間以上オン状態を保持したか(操作レバー76,80を中立位置にセットしたままで所定期間操作していないか)否かを判別し、AI圧力スッイッチ107が所定期間以上オン状態を保持していなければ、ステップ3に戻ってこの判別動作を繰り返し、AI圧力スッイッチ107が所定期間以上オン状態を保持していれば、ステップ4に進み、ステップ4で、ストップリレー回路113のリレーコイル113bにバッテリー93からキースイッチ95を介して励磁電流を流す。その結果、ストップリレー回路113のリレースイッチ113aがオフして、エンジンスットプソレノイド112が作動し、燃料噴射ポンプをエンジン停止状態にする。従って、エンジン13の始動後に、総ての操作レバー76,80が中立位置に所定期間以上保持されて、所定期間以上作業が行われないと、アイドリング状態になっているエンジン13が停止する。
【0029】
従って、複数の操作レバー76,80が、長時間に亘って中立位置にセットされて、長時間作業が行われない場合には、エンジン13がアイドリング状態になる以上に燃料の消費の無駄をなくすことができ、また、エンジン13のアイドリング等による無用な騒音を発生を防止することができる。
ステップ4からステップ5に進み、ステップ5で、エンジン始動スイッチ109がオンになったか否かを判別し、エンジン始動スイッチ109がオン操作されていなければ、ステップ5に戻ってこの判別動作を繰り返し、エンジン始動スイッチ109がオン操作されれば、ステップ6に進み、ステップ6で、スタータリレー回路97のリレーコイル97bに励磁電流(信号)を出力し、これにより、スタータリレー回路97のリレーコイル97bを励磁して、リレースイッチ97aをオンする。これにより、スタータ94がリレースイッチ97aを介してバッテリー93に接続されて、エンジン13が始動する。従って、作業者は、エンジン始動スイッチ109をオン操作することによって、キースイッチ95を操作することなく、エンジン13を簡単に再始動することができる。
【0030】
図6は他の実施の形態を示すフローチャートであり、前記実施の形態では、エンジン13始動後に、総ての操作レバー76,80が中立位置に所定期間以上保持され、所定期間以上作業が行われないと、エンジン13を停止するようにしているが、これに代えて、エンジン13の水温又は油温が一定以上でかつバッテリー93のバッテリー電圧が一定以上であれば、エンジン13を停止し(ステップ15)、エンジン13の水温又は油温が一定温度よりも低く或いはバッテリー93のバッテリー電圧が一定よりも低くければ、エンジン13をアイドリング状態又はそのままのエンジン回転数に保持する(ステップ16)ようにしたものである。その他の制御動作は、前記実施の形態の場合と同様である。
【0031】
この実施の形態では、エンジン13水温、油温が低い場合には、スタータ94の始動性が悪くなるので、場合によっては、エンジン13を停止しない方が、燃費、使い勝手を考えると良い場合があるため、これに対応できるようにしたものである。その他の点は前記実施の形態の場合と同様な作用効果を有する。
図7及び図8は他の実施の形態を示し、図7に示すように、レバーロック機構26の切換スイッチ83L、83Rの切換信号をエンジン制御部101に入力するようにしている。そして、エンジン制御部101は、エンジン13の始動後に、左右ロックレバー79L、79Rのいずれか一方又は両方が上方操作された(レバーロック機構26はオフ状態になった)とき、ストップリレー回路113のリレーコイル113bにバッテリー93からキースイッチ95を介して励磁電流を流し、これによりストップリレー回路113のリレースイッチ113aをオフして、エンジンスットプソレノイド112を作動し、燃料噴射ポンプをエンジン停止状態にするようになっている。即ち、レバーロック機構26がオン状態からオフ状態に切り替わったときに、エンジン13を停止させる。
【0032】
また、エンジン制御部101は、キースイッチ95をオン位置にセットした後に、キースイッチ95をスタート位置にセットして、エンジン13を始動する際に、左右ロックレバー79L、79Rが共に下方操作された状態(レバーロック機構26がオン状態)であれば、スタータリレー回路97のリレーコイル97bに励磁電流(信号)を出力しなくなるようにして、エンジン13を始動不能にし、左右ロックレバー79L、79Rのいずれか一方又は両方が上方操作された状態(レバーロック機構26がオフ状態)であれば、スタータリレー回路97のリレーコイル97bに励磁電流(信号)を出力して、エンジン13を始動するようにしている。即ち、エンジン制御部101は、キースイッチ95から始動信号S1を入力したとき、レバーロック機構26がオフ状態のときのみに、スタータリレー回路97のリレーコイル97bを励磁して、リレースイッチ97aをオンする。その他の構成は前記図1〜図5の実施の形態の場合と同様な構成である。
【0033】
次に、図8のフローチャートを参照してレバーロック機構26のオンオフ状態に関連したエンジン13の始動、停止の動作を説明する。エンジン13を始動する場合、ステップ21で、キースイッチ95をオン位置にセットすると、ステップ2で、キースイッチ95がスタート位置(START)に操作されたか否かを判別し、キースイッチ95がスタート位置にセットされていなければ、ステップ22に戻り、この判別動作を繰り返す。キースイッチ95がスタート位置にセットされれば、ステップ23に進み、ステップ23で、レバーロック機構26がオン状態かオフ状態かを判別し、レバーロック機構26がオン状態であれば、ステップ24でエンジン13を始動不能とし、ステップ22に戻る。レバーロック機構26がオフ状態であれば、ステップ25でエンジン13を始動する。
【0034】
従って、キースイッチ95をオン位置にセットした直後は、左右ロックレバー79L、79Rのいずれか一方又は両方が上方操作された状態(レバーロック機構26がオフ状態)のときにのみ、キースイッチ95をスタート位置にセットすることによりエンジン13を始動することができ、左右ロックレバー79L、79Rが共に下方操作された状態(レバーロック機構26がオン状態)であれば、エンジン13を始動することができない。このため、エンジン13の始動と同時に、作動部65,66,67,7が無用に作動して動きだすという不都合がなくなる。
【0035】
そして、レバーロック機構26がオフ状態のときにエンジン13を始動した後に、ステップ26で、左右ロックレバー79L、79Rを共に下方操作して、レバーロック機構26をオン状態すると、ステップ27で、レバーロック機構26がオン状態からオフ状態に切り替えられたか否かを判別し、レバーロック機構26がオン状態からオフ状態に変更操作されていなければ、ステップ28で、エンジン13の始動を維持したままステップ27に戻る。レバーロック機構26がオン状態からオフ状態に変更操作されれば、ステップ29に進み、ステップ29で、エンジン13を停止してステップ23に戻る。
【0036】
従って、レバーロック機構26がオン状態からオフ状態に変更操作されて、作業ができない状態になれば、エンジン13が自動的に停止して、エンジン13がアイドリング状態になる以上に燃料の消費の無駄をなくすことができ、また、エンジン13の始動又はアイドリング等による無用な騒音の発生を防ぐことができる。
なお、上記図8のフローチャートに示すエンジン13の始動及び停止の動作は、図5のフローチャートに示すエンジン13の動作に追加される制御動作であり、従って、図7及び図8の実施の形態の場合、図1〜図5の実施の形態の場合と同様に、複数の操作レバー76,80が、長時間に亘って総て中立位置にセットされいて、長時間作業が行われない場合には、エンジン13が自動的に停止し、燃料の消費の無駄をなくすことができるし、エンジン13のアイドリング等による無用な騒音を発生を防止することができる。また、エンジン始動スイッチ109をオン操作することによって、キースイッチ95を操作することなく、エンジン13を簡単に再始動することができる。
【0037】
なお、前記図7及び図8の実施の形態の場合、キースイッチ95をスタート位置にセットしてエンジン13を始動する際に、左右ロックレバー79L、79Rが共に下方操作された状態(レバーロック機構26がオン状態)であれば、エンジン13を始動不能にし、左右ロックレバー79L、79Rのいずれか一方又は両方が上方操作された状態であれば、エンジン13を始動するようにしているが、これに代え、左右ロックレバー79L、79Rのいずれか一方又は両方が下方操作された状態であれば、エンジン13を始動不能にし、左右ロックレバー79L、79Rが共に上方操作された状態であれば、エンジン13を始動できるようにしてもよい。
【0038】
なお、前記実施の形態では、右ロックレバー79Rを、上方操作することにより、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とすると同時に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を不能とし、左ロックレバー79Lを、上方操作することにより、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を不能とすると同時に、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とし、左ロックレバー79Lと右ロックレバー79Rとを共に下方操作すると、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作が可能になると共に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作が可能になるようにしているが、これに代え、右ロックレバー79Rを、上方操作することにより、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とし、右ロックレバー79Rを、下方操作することにより、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を可能とし、左ロックレバー79Lを上方操作することにより、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とし、左ロックレバー79Lを下方操作することにより、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を可能とするようにしてもよい。
【0039】
また、左ロックレバー79L又は右ロックレバー79Rを上方操作すると、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とすると共に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を不能とすることに加えて、ドーザ用操作レバー77によるドーザ55の操作を不能とし、又は走行装置53の動作を不能にするようにしてもよい。また、前記実施の形態では、レバーロック機構26は、左ロックレバー79Lと右ロックレバー79Rとの2本のロックレバーを具備しているが、これに代え、レバーロック機構26は、1本のロックレバーのみを具備するものであってもよい。また、レバーロック機構26は、オン状態とオフ状態とに切り替え可能であって、オン状態のときに、操作レバー76,80の操作による作動部の作動を可能にすると共に、オフ状態のときに、操作レバー76,80の操作による作動部の作動を不能にするものであれば、ロックレバー79L,79Rに代えて押しボタンその他を具備するものであってもよい。
【0040】
また、前記実施の形態では、操作部7,65,66,67を操作する操作レバーが2本設けられ、2本の操作レバー76,80のいずれもが、所定期間操作されないときに、エンジン13を停止するようにしているが、これに代え、操作部7,65,66,67を操作する操作レバーを1本又は3本以上設け、1本の操作レバー又は3本以上の操作レバーが、所定期間操作されないときに、エンジン13を停止するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、バックホーに本願発明を適用実施しているが、本願発明が適用される作業機はバックホーに限定されず、エンジンを備える作業機であれば、フロントローダその他の作業機にも適用実施することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、長時間に亘って作業が行われない場合には、エンジンを自動的に停止することができ、燃料の無駄な消費を省くと共に、無用な騒音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すバックホーの平面図である。
【図2】同バックホーの側面図である。
【図3】同バックホーの斜視図である。
【図4】同制御系の構成図である。
【図5】同フローチャートである。
【図6】他の実施の形態を示すフローチャートである。
【図7】他の実施の形態を示す制御系の構成図である。
【図8】同フローチャートである。
【符号の説明】
7 旋回モータ(作動部)
13 エンジン
26 レバーロック機構
65 ブーム(作動部)
66 アーム(作動部)
67 バケット(作動部)
76 ブーム・バッケト用操作レバー
80 旋回・アーム用操作レバー
95 キースイッチ
109 エンジン始動スイッチ
Claims (5)
- エンジン(13)を備えると共に、操作レバー(76,80)の操作よって作動される作動部(7,65,66,67)を備えた作業機のエンジン制御装置において、
操作レバー(76,80)が所定期間操作されないときに、エンジン(13)を停止するエンジン停止手段が設けられていることを特徴とする作業機のエンジン制御装置。 - キースイッチ(95)とは別のエンジン始動スイッチ(109)が設けられ、エンジン(13)が停止しているときに、エンジン始動スイッチ(109)の操作により、エンジン(13)を始動させるエンジン始動手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業機のエンジン制御装置。
- 前記操作レバー(76,80)が複数設けられると共に、操作レバー(76,80)の操作よって作動される操作部(7,65,66,67)が複数設けられ、複数の操作レバー(76,80)のいずれもが、所定期間操作されないときに、前記エンジン停止手段がエンジン(13)を停止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機のエンジン制御装置。
- オン状態とオフ状態とに切り替え可能であって、オン状態のときに、操作レバー(76,80)の操作による作動部(7,65,66,67)の作動を可能にすると共に、オフ状態のときに、操作レバー(76,80の操作による作動部(7,65,66,67)の作動を不能にするレバーロック機構(26)が設けられ、レバーロック機構(26)がオン状態からオフ状態に切り替わったときに、エンジン(13)を停止させるエンジン停止手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業機のエンジン制御装置。
- 前記操作レバー(76,80)が複数設けられ、複数の操作レバー(76,80)が総て中立位置にセットされたときに、エンジン(13)をアイドリング状態にするアイドリング制御手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業機のエンジン制御装置。
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