JPH1181384A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JPH1181384A
JPH1181384A JP25135597A JP25135597A JPH1181384A JP H1181384 A JPH1181384 A JP H1181384A JP 25135597 A JP25135597 A JP 25135597A JP 25135597 A JP25135597 A JP 25135597A JP H1181384 A JPH1181384 A JP H1181384A
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JP
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engine
driver
lever
variable displacement
seat
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JP25135597A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nishihata
淳 西畑
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンを始動するときの可変容量形ポンプ
の負荷を軽減し、エンジンを容易に始動できるようにす
る。 【解決手段】 スタータモータ36の電磁スイッチ37
を制御する切換スイッチ20を設け、この切換スイッチ
20を乗降用レバー19によって開成、閉成させる。ま
た、乗降用レバー19の操作に応じてパイロット圧の流
路を連通、遮断する切換弁を設ける。そして、エンジン
を始動するときには、切換スイッチ20を閉成し、スタ
ータモータ36の駆動を許可する。このとき、乗降用レ
バー19によって切換弁を遮断位置にし、油圧ポンプを
傾転最小側に作動させることにより、始動時のエンジン
の負荷を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン、ホイールローダ等の建設機械に関
し、特に2基のエンジンを備えた建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来技術による建設機械として
例えば油圧ショベルは、下部走行体と、該下部走行体上
に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の
前部中央に俯仰動可能に設けられた作業装置とから構成
されている。そして、前記上部旋回体にはエンジン、油
圧ポンプ等が設けられた機械室と、該機械室の前部左側
に位置し、運転席、各種操作レバー等が設けられた運転
室とが設けられている。そして、作業者は運転室内で操
作レバー等を操作することによって、下部走行体の走
行、上部旋回体の旋回および作業装置の俯仰動等を制御
し、土砂の掘削作業等を行うものである。
【0003】ここで、大型の油圧ショベル等では大きな
負荷が加わるため、2基のエンジンを搭載し、各エンジ
ン毎にそれぞれ油圧ポンプが設けられたものが知られて
いる。また、各油圧ポンプは油圧ショベルに加わる負荷
に応じて容量を変化させる可変容量形ポンプが用いら
れ、該可変容量形ポンプにはパイロットポンプからの傾
転用パイロット圧が供給されることにより容量を可変に
制御する容量可変機構が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルでは、2基のエンジンのうち
一方のエンジンは例えば油圧ショベルの走行用に用いら
れ、他方のエンジンは作業装置の俯仰動等に用いられて
いる。また、各エンジンにはそれぞれにイグニションス
イッチが設けられ、1基毎にエンジンを始動、停止でき
る構成となっている。
【0005】そして、作業者は一方のエンジンのみ駆動
させて油圧ショベルを走行させ、土砂の掘削作業を行な
う場所に移動した後に、他方のエンジンを始動させるこ
とがある。このとき、2基のエンジンのうちいずれか一
方のエンジンが駆動することによってパイロットポンプ
は駆動し、両方の容量可変機構に対してパイロット圧が
供給されている。
【0006】このため、例えば、他方のエンジンを始動
させるときに操作レバー等を操作した場合には、他方の
エンジンに接続された可変容量形ポンプの容量可変機構
が作動し、可変容量形ポンプが傾転最大側になっている
ことがある。
【0007】この場合、他方の可変容量形ポンプの負荷
が最大であるから、エンジンが始動しないばかりでな
く、スタータモータを何回もクランキングするため、ス
タータモータに大電流が流れ、スタータモータ自体やス
タータモータに接続された電気回路等が焼損するという
問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、エンジンを始動するときの可変容量形ポ
ンプの負荷を軽減し、エンジンを容易に始動できるよう
にした建設機械を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、運転室と機械室とを有する作業機本体
と、前記機械室に搭載された2基のエンジンと、該各エ
ンジンによって駆動され傾転用パイロット圧が供給され
ることにより容量を可変に制御する容量可変機構を備え
た可変容量形ポンプと、前記運転室内の運転席近傍に設
けられ、運転席に離着座するときに操作されるロックレ
バーと、前記可変容量形ポンプの容量可変機構とパイロ
ット油圧源との間に設けられ、該ロックレバーの操作に
応じて流路を連通、遮断する切換弁とを備えた建設機械
に適用される。
【0010】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記ロックレバーによって前記切換弁を連通位
置としたときに前記各エンジンの始動を禁止し、遮断位
置としたときに前記各エンジンの始動を許可する始動許
可手段とからなる。
【0011】このように構成したことにより、ロックレ
バーによって切換弁を連通位置に切換えたときには、容
量可変機構にパイロット圧が供給されるから、容量可変
機構を作動させて可変容量形ポンプの容量を増減させる
ことができる。このとき、始動許可手段は前記各エンジ
ンの始動を禁止する始動禁止状態になるから、駆動中の
エンジンはその状態が保持される、一方、停止中のエン
ジンを新たに始動させることはできなくなる。
【0012】また、ロックレバーによって切換弁を遮断
位置に切換えたときには、容量可変機構へのパイロット
圧の供給が遮断されるから、可変容量形ポンプの容量は
一定値に保持される。このとき、始動許可手段は前記各
エンジンの始動を許可する始動許可状態になるから、駆
動中のエンジンはその状態が保持されると共に、停止中
のエンジンを新たに始動させることが可能になる。
【0013】ここで、可変容量形ポンプの容量を例えば
少量の一定値に保持することによって、可変容量形ポン
プの負荷を軽減することができ、可変容量形ポンプに接
続されたエンジンを容易に始動させることができる。
【0014】また、請求項2の発明は、各エンジンには
これらエンジンを始動させるスタータモータが設けられ
ると共に、該スタータモータには励磁電流が供給される
ことによって該スタータモータを始動させる電磁スイッ
チが設けられ、始動許可手段は電磁スイッチへの励磁電
流の供給を許可、禁止する切換スイッチによって構成し
ている。
【0015】これにより、切換スイッチによって電磁ス
イッチの開閉成を許可、禁止することができ、スタータ
モータの始動を許可、禁止することができると共に、切
換スイッチによってエンジンの始動を許可、禁止するこ
とができる。
【0016】また、請求項3の発明は、ロックレバーは
運転席の側方に設けられ運転席への乗降を許可、禁止す
る乗降用レバーであり、該乗降用レバーは運転席への乗
降を許可するときに切換弁を遮断位置にすると共に、始
動切換手段を始動許可状態にし、乗降を禁止するときに
切換弁を連通位置にすると共に、始動許可手段を始動禁
止状態にする構成としている。
【0017】この場合、ロックレバーは運転席への乗降
を許可するときに、始動切換手段を始動許可状態にする
から、作業者は運転席に離着座することができると共
に、駆動中のエンジンはその状態が保持されつつ、停止
中のエンジンを新たに始動させることが可能になる。こ
のとき、切換弁が遮断位置にあるから、容量可変機構の
作動を停止させて可変容量形ポンプの容量を一定値に保
持することができる。
【0018】一方、ロックレバーは運転席への乗降を禁
止するときに、始動切換手段を始動禁止状態にするか
ら、作業者は運転席から離座できなくなると共に、駆動
中のエンジンはその状態が保持される一方、停止中のエ
ンジンを新たに始動させることはできなくなる。このと
き、切換弁が連通位置にあるから、容量可変機構を作動
させて可変容量形ポンプの容量を変化させることができ
る。
【0019】さらに、請求項4の発明は、容量可変機構
は、パイロット圧が供給されないときは可変容量形ポン
プを傾転最小側に作動させる構成としている。
【0020】このように構成したことにより、切換弁を
切換操作することによって、パイロット圧の供給を遮断
し、可変容量形ポンプを軽負荷状態にすることができ、
可変容量形ポンプに接続されたエンジンの負荷を軽減
し、エンジンを容易に始動させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
建設機械として大型の油圧ショベルを例に挙げて説明す
る。
【0022】ここで、本発明による実施例を図1ないし
図6に基づいて説明する。
【0023】図中、1は下部走行体、2は該下部走行体
1上に旋回可能に搭載された作業機本体としての上部旋
回体を示し、該上部旋回体2には掘削作業等を行なう作
業装置3が俯仰動可能に設けられている。
【0024】また、該作業装置3は、上部旋回体2にピ
ン結合されたブーム4と、該ブーム4の先端側にピン結
合された支持部材としてのアーム5と、該アーム5の先
端側にピン結合されたバケット6等とから大略構成され
ている。そして、これらブーム4、アーム5およびバケ
ット6は、それぞれブームシリンダ7、アームシリンダ
8およびバケットシリンダ9等により作動されるもので
ある。
【0025】10は上部旋回体2の後部側に設けられた
機械室で、該機械室10は、図2に示す如く左,右両側
にエンジン室10A,10Bが設けられ、該各エンジン
室10A,10B内には後述のエンジン22等が配設さ
れている。
【0026】11は機械室10の前部左側に配設された
運転室で、該運転室11の後部右側には入退室用のドア
12が設けられている。また、運転席11の左側と後述
する運転席14との間には計器類等が配置されたコンソ
ール13が設けられている。このため、作業者はドア1
2を通り運転室11内に入室し、運転室11の後部右側
から前部側に向けて図3中の矢示方向に移動する。そし
て、運転者は運転席14の右側から運転席14に乗降す
るものである。
【0027】14は図3および図4に示す如く運転室1
1内中央に設けられた運転席、15,15は運転席14
の前方に位置し、運転室11の床面に設けられた操作ペ
ダル、16,16は該各操作ペダル15の前側から上向
きに伸長する走行用操作レバーをそれぞれ示し、操作ペ
ダル15、走行用操作レバー16はパイロット操作弁
(図示せず)に接続されている。そして、作業者は前記
運転席14に着座し、各操作ペダル15、走行用操作レ
バー16を操作することによりパイロット操作弁を切換
制御し、油圧ショベルの走行等を制御する。
【0028】17,17は該運転席14の左,右両側に
配設されたコントロールボックスを示し、該各コントロ
ールボックス17の上部前側には制御用レバー18,1
8がそれぞれ設けられている。また、制御用レバー18
は、操作ペダル15等と同様にパイロット操作弁(図示
せず)に接続されている。そして、作業者は制御用レバ
ー18を操作することによってパイロット操作弁を切換
制御し、作業装置3の俯仰動、上部旋回体2の旋回を制
御する。
【0029】19は右側のコントロールボックス17の
前側に取付けられたロックレバーとしての乗降用レバー
を示し、該乗降用レバー19は後述の切換弁35に接続
されている。また、切換弁35は操作ペダル15等によ
って切換制御されるパイロット圧の流路を連通、遮断し
ている。
【0030】このため、乗降用レバー19は、図4中に
実線で示すように運転席14に近い位置Aに操作される
ことにより、運転席14への乗降を許可すると共に、パ
イロット圧の流路を遮断する。これにより、操作ペダル
15、走行用操作レバー16によって下部走行体1が走
行するのを禁止すると共に、制御用レバー18によって
作業装置3が俯仰動等するのを禁止する。
【0031】一方、乗降用レバー19は、図4中に二点
鎖線で示すように運転席14から離れ床板に近い位置B
に操作されることにより、運転席14への乗降を禁止す
ると共に、パイロット圧の流路を連通する。これによ
り、操作ペダル15、走行用操作レバー16によって下
部走行体1が走行するのを許可すると共に、制御用レバ
ー18によって作業装置3が俯仰動等するのを許可す
る。
【0032】20はコントロールボックス17と乗降用
レバー19との間に位置してコントロールボックス17
の下側に設けられ切換スイッチで、該切換スイッチ20
は乗降用レバー19が図4中の位置Aに操作され、乗降
用レバー19に当接することによって閉成し、乗降用レ
バー19が位置Bに操作され、乗降用レバー19と離間
することによって開成するものである。
【0033】そして、切換スイッチ20は後述するスタ
ータモータ36用のリレー44と制御電源46との間に
設けられ、乗降用レバー19が位置Aに操作されたとき
にスタータモータ36の始動を許可し、乗降用レバー1
9が位置Bに操作されたときにスタータモータ36の始
動を禁止するものである。
【0034】21は図2に示すように上部旋回体2の後
部に位置して機械室10内に設けられた作動油用のタン
クを示し、該タンク21内には所定量の作動油が収容さ
れている。
【0035】22,22はエンジン室10A,10Bに
それぞれ設けられた2機のディーゼルエンジン等からな
るエンジンを示し、該各エンジン22には後述の油圧ポ
ンプ23が接続されている。また、各エンジン22は後
述のイグニッションスイッチ49によって始動、停止す
るものである。
【0036】23,23はエンジン室10A,10B内
に設けられ、エンジン22,22によって回転駆動する
可変容量形ポンプとしての油圧ポンプを示し、該各油圧
ポンプ23には、図5に示すように後述の傾転アクチュ
エータ24と共に容量可変機構を構成する容量可変部2
3Aが設けられている。そして、油圧ポンプ23は、容
量可変部23Aが傾転アクチュエータ24により最小傾
転位置と最大傾転位置との間で傾転駆動されることによ
り、圧油の吐出量(容量)が可変に制御される。
【0037】ここで、前記容量可変部23Aは、油圧ポ
ンプ23が斜板型油圧ポンプであれば斜板が該当し、斜
軸型油圧ポンプであればシリンダブロックが該当し、ラ
ジアルピストン型油圧ポンプであればカムリングが該当
する。
【0038】24,24は油圧ポンプ23の容量可変部
23Aを傾転駆動する傾転アクチュエータで、該各傾転
アクチュエータ24は後述のパイロット油圧源32から
給排される傾転用パイロット圧に応じて油圧ポンプ23
の容量可変部23Aを傾転駆動するものである。ここ
で、傾転アクチュエータ24は、シリンダ25と、該シ
リンダ25内に摺動可能に設けられ該シリンダ25内を
油室25Aとばね室25Bとに画成したピストン26と
からなり、該ピストン26には油圧ポンプ23の容量可
変部23Aが連結されている。
【0039】また、シリンダ25のばね室25B内には
ピストン26を油室25A側に向けて常時付勢するばね
27が配設され、該ばね27はピストン26を介して容
量可変部23Aを最小傾転側に付勢している。そして、
傾転アクチュエータ24はシリンダ25の油室25Aに
パイロット圧が供給されると、このときの圧力によりピ
ストン26をばね27に抗して摺動変位させ、パイロッ
ト圧が大きくなるに応じて容量可変部23Aを最大傾転
側に駆動することにより、油圧ポンプ23の容量を増大
させるものである。
【0040】28,28,…は油圧ポンプ23から吐出
される圧油の方向を切換える方向切換弁で、該方向切換
弁28は油圧ポンプ23とタンク21との間を接続する
管路29の途中に設けられている。そして、該方向切換
弁28はパイロット操作弁(図示せず)からのパイロッ
ト圧が供給されることにより、中立位置から切換位置に
切換えられたときには、油圧ポンプ23からの圧油が後
述の油圧モータ30、油圧シリンダ31等に給排され
る。
【0041】30,30は走行用の油圧モータで、該各
油圧モータ30,30は方向切換弁28によって油圧ポ
ンプ23からの圧油が給排されるものである。
【0042】31,31はブームシリンダ7、アームシ
リンダ8、バケットシリンダ9等を構成する作業装置3
用の油圧シリンダで、該各油圧シリンダ32には方向切
換弁28によって油圧ポンプ23からの圧油が給排され
るものである。
【0043】32は傾転アクチュエータ24にパイロッ
ト圧を供給するパイロット油圧源で、該パイロット油圧
源32はパイロット配管33を介して各傾転アクチュエ
ータ24,24の油室25A,25Aに接続されてい
る。また、パイロット油圧源32は、パイロット操作弁
(図示せず)を介して方向切換弁28の油圧パイロット
部に接続され、方向切換弁28を切換制御するためのパ
イロット圧を供給している。さらに、パイロット油圧源
32は2基のエンジン22,22のうち少なくとも1基
のエンジン22が駆動することによってパイロット圧を
供給するものである。
【0044】34,34は傾転アクチュエータ24とパ
イロット油圧源32との間に位置してパイロット配管3
3の途中に設けられた容量制御弁で、該容量制御弁34
はソレノイド部34Aを有し、該ソレノイド部34Aは
コントローラ(図示せず)の出力側に接続されている。
そして、該容量制御弁34は、ソレノイド部34Aにコ
ントローラからの制御信号が供給されないときには、ば
ね34Bによって小容量位置(イ)に切換えられ、傾転
アクチュエータ24の油室25Aをタンク圧に低下させ
る。また、ソレノイド部34Aに制御信号が供給される
ときには大容量位置(ロ)に切換えられ、このときの制
御信号のレベルに応じて弁開度を増減することにより、
パイロット油圧源32から傾転アクチュエータ24の油
室25Aに供給される制御圧を可変に制御する。
【0045】35は容量制御弁34とパイロット油圧源
32との間に位置してパイロット配管33の途中に設け
られた切換弁で、該切換弁35は乗降用レバー19によ
って切換制御され、乗降用レバー19が図4中の位置A
に操作されることにより、遮断位置(イ)に切換えら
れ、パイロット圧の流路となるパイロット配管33を遮
断する。一方、切換弁35は、乗降用レバー19が図4
中の位置Bに操作されることにより、連通位置(ロ)に
切換えられ、パイロット配管33を連通する。
【0046】なお、切換弁35は、乗降用レバー19の
操作に応じて遮断位置(イ)と連通位置(ロ)とに切換
わる手動操作弁として図示したが、切換スイッチ20の
開閉に応じて切換わる電磁式切換弁として構成しうるこ
とは勿論である。
【0047】次に本実施例によるエンジン22を始動さ
せるための電気回路について図6に基づいて説明する。
【0048】36,36はエンジン22,22を始動す
るためのスタータモータで、該各スタータモータ36,
36には電磁スイッチ37,37がそれぞれ設けられ、
該各電磁スイッチ37,37を介して後述の駆動電源3
8に接続されている。そして、各スタータモータ36は
電磁スイッチ37を閉成、開成することによって始動、
停止するものである。
【0049】また、各電磁スイッチ37は後述する分流
器42を介して駆動電源38に接続され、分流器42か
ら供給される励磁電流によってその開閉成が制御されて
いる。このため、電磁スイッチ37に分流器42から励
磁電流が供給されたときには、スタータモータ36は、
エンジン22にクランキングすると共に、駆動電源38
に接続されて回転駆動する。一方、電磁スイッチ37に
分流器42から励磁電流が供給されないときには、スタ
ータモータ36は、エンジン22とのクランキングを解
除すると共に、駆動電源38との接続が断たれて停止す
る。
【0050】38は各スタータモータ36,36を駆動
させるための大容量の駆動電源で、該駆動電源38は配
線39を介してスタータモータ36,36の電磁スイッ
チ37,37に接続されており、例えばバッテリ電源が
用いられる。
【0051】40は配線39の途中に設けられたリレー
で、該リレー40は後述の制御電源46に接続されたコ
イル40Aが設けられている。そして、リレー40はコ
イル40Aに制御電源46から電流が供給されるときに
は接点40Bを閉成し、制御電源46から電流が供給さ
れないときには接点40Bを開成するものである。ま
た、コイル40Aにはコイル40Aに発生する逆起電力
を逃がすためのダイオード41が並列に接続されてい
る。
【0052】42はスタータモータ36とリレー40と
の間に位置して配線39から分岐して接続された分流器
で、該分流器42は配線43を介して各スタータモータ
36の電磁スイッチ37に接続されている。
【0053】44,44は電磁スイッチ37,37と分
流器42との間に位置して配線43の途中に設けられた
リレーで、該各リレー44は制御電源46に接続された
コイル44Aが設けられている。そして、リレー44は
コイル44Aに制御電源46から電流が供給されるとき
には接点44Bを閉成し、制御電源46から電流が供給
されないときには接点44Bを開成するものである。ま
た、コイル44Aにはコイル44Aに発生する逆起電力
を逃がすためのダイオード45が並列に接続されてい
る。
【0054】46は各リレー40,44のコイル40
A,44Aに電流を供給するための制御電源で、該制御
電源46は配線47を介してリレー40のコイル40A
に接続されると共に、配線48,48を介してリレー4
4,44のコイル44A,44Aに接続されており、例
えばバッテリ電源が用いられる。
【0055】49,49は配線47,48の途中に設け
られ2基のエンジン22を別々に起動するイグニション
スイッチで、該各イグニションスイッチ49は、各スタ
ータモータ36に対応して設けられ、例えば運転席14
の近傍に配設されている。また、配線47の途中にはイ
グニションスイッチ49に向けて逆方向に電流が流れる
のを防止するダイオード50,50が設けられている。
【0056】そして、キーが「OFF」位置にあるとき
には、イグニションスイッチ49は制御電源46とコイ
ル40A,44A等との間を遮断すると共に、エンジン
22を停止させる。また、キーが「H」位置にあるとき
には、イグニションスイッチ49は制御電源46をエン
ジンヒータ(図示せず)に接続し、各エンジン22の燃
焼室を始動可能となるように暖める。一方、キーが「A
CC」位置にあるときには、イグニションスイッチ49
は制御電源46をアクセサリ用の配線に接続し、照明や
ラジオ(図示せず)等を動作可能にする。
【0057】さらに、キーが「ON」位置にあるときに
は、イグニションスイッチ49は制御電源46をアクセ
サリ用の配線に接続すると共に、制御電源46をコイル
40A用の配線47に接続する。そして、キーが「ST
ART」位置にあるときには、イグニションスイッチ4
9は制御電源46とアクセサリ用の配線との間を遮断
し、制御電源46をコイル40A用の配線47に接続す
ると共に、制御電源46をコイル44A用の配線48に
接続する。
【0058】また、配線48,48の途中には各イグニ
ションスイッチ49とリレー44のコイル44Aとの間
に位置して切換スイッチ20が配設されている。このた
め、切換スイッチ20を閉成したときには、コイル44
Aと制御電源46との接続が許可される。このため、イ
グニションスイッチ49を「START」位置にするこ
とによって、リレー44の接点44Bを閉成し、電磁ス
イッチ37に励磁電流を供給でき、スタータモータ36
を始動することができる。
【0059】一方、切換スイッチ20を開成したときに
は、コイル44Aと制御電源46との接続が禁止され
る。このため、イグニションスイッチ49を「STAR
T」位置にしたときでも、リレー44の接点44Bは開
成し、電磁スイッチ37に励磁電流を供給できないか
ら、スタータモータ36の始動することができない。
【0060】このように、切換スイッチ20を閉成した
ときにスタータモータ36の始動を許可し、切換スイッ
チ20を開成したときにスタータモータ36の始動を禁
止することができる。
【0061】本実施例による油圧ショベルは上述のよう
な構成を有するもので、その基本的動作は従来技術によ
るものと格別差異はない。
【0062】然るに、本実施例では、スタータモータ3
6の電磁スイッチ37を制御する切換スイッチ20を設
け、該切換スイッチ20を乗降用レバー19によって開
閉成させる構成としたから、エンジン22の始動時にお
ける作業者の操作手順が従来技術によるものと異なる。
そこで、エンジン22の始動時における作業者の操作手
順について説明する。
【0063】ここで、2基のエンジン22のうち一方の
エンジン22は下部走行体1の走行に用い、他方のエン
ジン22は作業装置3の俯仰動に用いるものとする。
【0064】まず、作業者が2基のエンジン22のうち
一方のエンジン22を始動させるときには、作業者は乗
降用レバー19を図4中の位置Aに傾転操作する。これ
により、切換スイッチ20は閉成し、リレー44のコイ
ル44Aと制御電源46とが接続可能な状態になる。
【0065】次に、作業者は一方のエンジン22に対応
したイグニションスイッチ49にキーを差し込み、キー
を「START」位置に回動させる。これにより、リレ
ー40の接点40Bが閉成し、スタータモータ36と駆
動電源38とが接続可能な状態になる。また、リレー4
4の接点44Bも閉成し、電磁スイッチ37が分流器4
2を介して駆動電源38に接続されるから、電磁スイッ
チ37が閉成する。このため、スタータモータ36が駆
動電源38に接続されて回転駆動すると共に、スタータ
モータ36がエンジン22にクランキングし、一方のエ
ンジン22は始動する。
【0066】そして、この状態で作業者が油圧ショベル
を走行させる場合、作業者は乗降用レバー19を位置B
に傾転操作する。これにより、乗降用レバー19は作業
者が運転席14に乗降するのを禁止すると共に、切換弁
35を連通位置(ロ)に切換え、傾転アクチュエータ2
4や方向切換弁28の油圧パイロット部に向けてパイロ
ット圧を供給可能な状態にする。
【0067】このため、作業者は操作ペダル15、走行
用操作レバー16を傾転操作することによって、方向切
換弁28を切換操作することができ、一方の油圧モータ
30を回転駆動させて油圧ショベルを走行させることが
できる。また、油圧ポンプ23の容量可変部23Aも操
作ペダル15等の傾転操作に応じて変化し、油圧ポンプ
23の吐出量は増減する。
【0068】次に、作業装置3を俯仰動させるために、
作業者が他方のエンジン22を始動させるときには、作
業者は乗降用レバー19を図4中の位置Aに傾転操作す
る。これにより、切換スイッチ20は閉成し、リレー4
4のコイル44Aと制御電源46とが接続可能な状態に
なる。
【0069】このとき、切換弁35は遮断位置(イ)に
切換わるから、傾転アクチュエータ24等とパイロット
油圧源32との間が遮断される。このため、傾転アクチ
ュエータ24のピストン26はばね27によって油室2
5A側に付勢されると共に、油圧ポンプ23の容量可変
部23Aは最小傾転側に付勢される。
【0070】次に、作業者は他方のエンジン22に対応
したイグニションスイッチ49にキーを差し込み、キー
を「START」位置に回動させる。これにより、他方
のスタータモータ36が駆動電源38に接続されて回転
駆動すると共に、スタータモータ36がエンジン22に
クランキングし、他方のエンジン22は始動する。この
とき、他方のエンジン22に接続された油圧ポンプ23
は最小傾転側になっているから、軽負荷の状態でエンジ
ン22を始動することができ、スタータモータ36に過
大な負荷が加わるのを防止することができる。
【0071】そして、他方のエンジン22が始動した後
に、作業者は乗降用レバー19を位置Bに傾転操作す
る。これにより、乗降用レバー19は作業者が運転席1
4に乗降するのを禁止すると共に、傾転アクチュエータ
24や方向切換弁28の油圧パイロット部に向けてパイ
ロット圧を供給可能な状態にする。
【0072】このため、作業者は制御用レバー18を傾
転操作することによって、方向切換弁28を切換操作
し、油圧シリンダ31を作動させて作業装置3を俯仰動
させることができる。
【0073】かくして、本実施例では、スタータモータ
36の始動を許可、禁止する切換スイッチ20を設ける
と共に、パイロット配管33を接続、遮断する切換弁3
5を設け、切換スイッチ20と切換弁35とを乗降用レ
バー19によって切換える構成としたから、エンジン2
2を始動させるときには、乗降用レバー19によって切
換スイッチ20を閉成すると共に、切換弁35を遮断位
置(イ)に切換えることができる。このため、パイロッ
ト圧の供給が遮断されるから、油圧ポンプ23を最小傾
転側にすることができ、油圧ポンプ23に接続されたエ
ンジン22を軽負荷状態で始動することができる。
【0074】また、下部走行体1の走行や作業装置3の
俯仰動を行なうときには、乗降用レバー19によって切
換スイッチ20を開成すると共に、切換弁35を連通位
置(ロ)に切換えるから、パイロット圧が供給され、負
荷に応じて油圧ポンプ23の容量を変化させることがで
きる一方、重負荷状態での新たなエンジン22の始動を
禁止することができる。
【0075】従って、エンジン22の始動時には油圧ポ
ンプ23を確実に軽負荷状態にすることができ、スター
タモータ36に過大な負荷が加わるのを防ぎ、エンジン
22を容易に始動させることができると共に、スタータ
モータ36自体またはスタータモータ36に接続された
電気回路等が焼損するのを防止でき、スタータモータ3
6等の耐久性を向上させることができる。
【0076】また、リレー44のコイル44Aと制御電
源46との間に切換スイッチ20を設けたから、切換ス
イッチ20によって電磁スイッチ37への励磁電流の供
給を許可、禁止することができると共に、スタータモー
タ36の始動を許可、禁止することができる。
【0077】また、乗降用レバー19は運転席14への
乗降を許可するときに切換スイッチ20を閉成するか
ら、作業者は運転席14に着座し、エンジン22を始動
することができる。このとき、切換弁35が遮断位置
(イ)にあるから、油圧モータ30、油圧シリンダ31
等の駆動を禁止することができる。
【0078】一方、乗降用レバー19は運転席14への
乗降を禁止するときに切換スイッチ20を開成するか
ら、エンジン22の始動を禁止することができる。この
とき、切換弁35が連通位置(ロ)にあるから、作業者
は運転席14に着座しつつ油圧モータ30、油圧シリン
ダ31等を駆動させることができる。
【0079】これにより、油圧ショベルが走行等が可能
な状態で作業者が運転席14から離座するのを防止でき
ると共に、油圧ショベルの走行等が禁止された状態でエ
ンジン22を始動させることができる。
【0080】また、傾転アクチュエータ24にパイロッ
ト圧が供給されないときには、油圧ポンプ23を傾転最
小側にする構成としたから、切換弁35を切換操作する
ことによって、パイロット圧の供給を遮断し、油圧ポン
プ23を軽負荷状態にすることができる。このため、切
換弁35によってパイロット圧の供給を遮断しつつスタ
ータモータ36をクランキングすることによって、スタ
ータモータ36、エンジン22等の負荷を軽減し、エン
ジン22を容易に始動させることができる。
【0081】なお、前記実施例では駆動電源38と制御
電源46とを別個設ける構成としたが、制御電源による
電流に代えて駆動電源から分流した電流を用いることも
できる。
【0082】また、前記実施例では、建設機械として油
圧ショベルを用いた場合を例に挙げて説明したが、本発
明はこれに限らず、油圧クレーン、ホイールローダ等、
他の建設機械にも用いることができる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述した通り請求項1の発明によれ
ば、ロックレバーによってエンジンの始動を許可、禁止
する始動許可手段を設けたから、エンジンを始動させる
ときには、ロックレバーによって始動許可手段を始動許
可状態にすると共に、切換弁を遮断位置に切換えること
ができる。このため、容量可変機構へのパイロット圧の
供給が遮断されるから、エンジンに接続された可変容量
形ポンプを軽負荷状態に保持することができ、エンジン
の負荷を軽減し、エンジンを容易に始動させることがで
きる。
【0084】また、建設機械を作動させるために、ロッ
クレバーによって切換弁を連通状態に切換えたときに
は、負荷に応じて可変容量形ポンプの容量を変化させる
ことができる一方、重負荷状態での新たなエンジンの始
動を禁止することができる。
【0085】また、請求項2の発明によれば、電磁スイ
ッチへの励磁電流の供給を許可、禁止する切換スイッチ
を設けたから、切換スイッチによって電磁スイッチの開
閉成を許可、禁止することができ、スタータモータの始
動を許可、禁止することができる。
【0086】また、請求項3の発明によれば、ロックレ
バーを運転席への乗降を許可、禁止する乗降用レバーと
したから、建設機械の走行等が可能な状態で作業者が運
転席から離座するのを防止できると共に、建設機械の走
行等が禁止された状態でエンジンを始動させることがで
きる。
【0087】また、請求項4の発明によれば、パイロッ
ト圧が供給されないときには、可変容量形ポンプを傾転
最小側にする構成としたから、切換弁を切換操作してパ
イロット圧の供給を遮断することによって、可変容量形
ポンプを軽負荷状態にすることができ、エンジンの負荷
を軽減し、エンジンを容易に始動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による油圧ショベルを示す全体
図である。
【図2】図1中の上部旋回体を上方からみた一部破断の
平面図である。
【図3】実施例による運転室を示す横断面図である。
【図4】実施例による運転室を示す図3中の矢示IV−IV
方向からみた縦断面図である。
【図5】実施例による油圧ポンプ、パイロット油圧源等
を示す油圧回路図である。
【図6】実施例によるスタータモータ、駆動電源等を示
す電気回路図である。
【符号の説明】
2 上部旋回体(作業機本体) 10 機械室 11 運転室 14 運転席 19 乗降用レバー(ロックレバー) 20 切換スイッチ(始動許可手段) 22 エンジン 23 油圧ポンプ(可変容量形ポンプ) 23A 容量可変部 24 傾転アクチュエータ 32 パイロット油圧源 35 切換弁 36 スタータモータ 37 電磁スイッチ 38 駆動電源 46 制御電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室と機械室とを有する作業機本体
    と、前記機械室に搭載された2基のエンジンと、該各エ
    ンジンによって駆動され傾転用パイロット圧が供給され
    ることにより容量を可変に制御する容量可変機構を備え
    た可変容量形ポンプと、前記運転室内の運転席近傍に設
    けられ、運転席に離着座するときに操作されるロックレ
    バーと、前記可変容量形ポンプの容量可変機構とパイロ
    ット油圧源との間に設けられ、該ロックレバーの操作に
    応じて流路を連通、遮断する切換弁とを備えた建設機械
    において、前記ロックレバーによって前記切換弁を連通
    位置としたときに前記各エンジンの始動を禁止し、遮断
    位置としたときに前記各エンジンの始動を許可する始動
    許可手段とからなる建設機械。
  2. 【請求項2】 前記各エンジンにはこれらエンジンを始
    動させるスタータモータが設けられると共に、該スター
    タモータには励磁電流が供給されることによって該スタ
    ータモータを始動させる電磁スイッチが設けられ、前記
    始動許可手段は前記電磁スイッチへの励磁電流の供給を
    許可、禁止する切換スイッチである請求項1に記載の建
    設機械。
  3. 【請求項3】 前記ロックレバーは運転席の側方に設け
    られ運転席への乗降を許可、禁止する乗降用レバーであ
    り、該乗降用レバーは運転席への乗降を許可するときに
    前記切換弁を遮断位置にすると共に、前記始動切換手段
    を始動許可状態にし、乗降を禁止するときに前記切換弁
    を連通位置にすると共に、前記始動許可手段を始動禁止
    状態にする構成としてなる請求項1または2に記載の建
    設機械。
  4. 【請求項4】 前記容量可変機構は、パイロット圧が供
    給されないときは可変容量形ポンプを傾転最小側に作動
    させる構成としてなる請求項1,2または3に記載の建
    設機械。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1039097A2 (en) 1999-03-25 2000-09-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Transport of high viscosity fuel to a power generation plant
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