JP2004116073A - ユニット式建物 - Google Patents

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菊島 雅幸
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Abstract

【課題】連結自在に接続できる建物ユニットにコインランドリー設備を工場生産段階で設置を行い、設置の必要な場所に車両により簡単に輸送できる建物ユニットを提供する。
【解決手段】看板フレームとユニットフレームとで構成されたユニット式建物であって、看板フレームは側面から見た場合にL字形に形成されており、該L字形の垂直面をユニットフレームに着脱可能に構成され、ユニットフレームはトラック車両1台分の床設置面積およびその高さを有し、独立した鉄骨構造を成し、前記ユニットフレームを複数個組み合わせ連結した時に、出入口の通路となる空間部を予め形成し、該空間部を連結していくと共に壁でその空間部を開閉自在とし、複数個形成された建物を通路を介して出入りできるようにしたことを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本の柱やそれらを結合するフレームを備えて形成される建物ユニット、およびその建物ユニットを複数個組み合わせて建てられるユニット式建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、コインランドリーの建物ユニットでは、例えば工場生産段階で洗濯機や乾燥機及びそれらの機器に対する給排水、ガス設備等の配管工事や電気配線工事等を行い、一つのユニット式建物として商品化されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなユニット化された建物はトラック等に積載して設置現場へ移動し設置を行っている。そして、その設置場所においては、このユニット式建物に対して給排水、ガス及び電気等を元栓に接続するだけで、いつでも簡単に直ぐコインランドリーとして営業することが出来るようにしている。つまり、最も作業工数が多く煩雑な設備の設置やその設備に対する配管及び配線等の現場作業を簡略化し、工期を短縮化している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−180683号公報(第2−4頁、第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のコインランドリーの建物ユニットにあっては、上述したように、ユニット化された建物を設置場所へ移動する際、ユニット式建物の大きさが運搬車の荷台の大きさによって制限されていた。特に、荷台の長さ方向の寸法(積載されるユニット式建物においては、その幅寸法になる。)に関しては、ある程度のその積載寸法に余裕を持って対応はできるものの、荷台の幅方向の寸法(積載されるユニット式建物においては、その奥行寸法になる。)に関してはその積載寸法の制限が厳しく、荷台の幅によってユニット式建物の奥行寸法が制限されることとなる。
【0005】
例えば、一般的に使われる標準の4トントラックの荷台の寸法は、長さが5500mm、幅が2120mm、積載時の高さが3800mmとなっている。
【0006】
そして、ユニット式建物としてはその大きさが、幅寸法が2300mm、奥行寸法が2050mm、高さが2500mmとなっている。そして、その高さ方向の寸法は問題無いが、このユニット式建物の正面に庇や看板のパネルを突出させて付加する場合においては、少なくても500mm程突出した寸法が必要になるので、更にその分ユニット式建物としては、奥行寸法が増すことになり、結局、上述した4トントラックの標準荷台寸法の幅2120mmを430mm程越えてしまう。従って、このような荷台寸法からはみ出した状態だと当然ながら荷台に積載することができなくなる。
【0007】
これらの不具合を解消するためには、ユニット式建物の奥行き寸法を、付加した庇や看板のパネル突出寸法分を含めた全奥行き寸法をトラックの幅2120mm寸法以内に収まるように設計すれば良いことになるが、このユニット式建物の奥行き寸法はその内部に設置される洗濯機や乾燥機等の奥行き寸法に関係してくる。つまり、ユニット式建物の奥行き寸法を短くすると当然ながら洗濯機や乾燥機等が小型のものしか設置することができなくなり大型の洗濯機および乾燥機は設置できなくなる。
【0008】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、運搬する4トントラック車両等に制限された長さ方向の寸法及び幅寸法の制約条件の基で、設備機器を効率良く集中して配置し、現場施工作業の簡略化及び施工期間の短縮化が可能なユニット式建物を提供することにある。また、ユニットフレームの回収、整備、若しくは引き渡しをユニットフレーム単位で行うことが可能なユニット式建物を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するためにこの発明が採った手段は、看板フレームとユニットフレームとで構成されたユニット式建物であって、看板フレームは側面から見た場合にL字形に形成されており、該L字形の垂直面をユニットフレームに着脱可能に構成され、一方ユニットフレームはトラック車両1台分の床設置面積およびその高さを有し、独立した鉄骨構造を成し、前記ユニットフレームを複数個組み合わせ連結した時に、出入口の通路となる空間部を予め形成し、該空間部を連結していくと共に壁でその空間部を開閉自在とし、複数個形成された建物を通路を介して出入できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
そして、看板フレームは庇と一体的に構成され、前記ユニットフレームの上方部にボルトナット止めにて固定されるように形成されていることを特徴とする。
【0011】
また、ユニットフレームは前記看板を外した状態で、4トン車両で運搬できる大きさであることを特徴とする。
【0012】
そして、ユニット式建物内に形成された収容空間部内に、洗濯機と乾燥機とを上下に配置したものを少なくとも2つ以上横に並べて配置しうる寸法にしたことを特徴とする。
【0013】
そしてまた、ユニット式建物の側部上方に換気扇を配置しうる空間部を形成したことを特徴とする。
【0014】
それから、ユニットフレームの回収、整備、若しくは引き渡しをユニットフレーム単位で行うようにしたを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明の好ましい実施の形態を、以下に詳細に説明する。このユニット式建物は、看板フレームとユニットフレームとで構成されたユニット式建物であって、看板フレームは側面から見た場合にL字形に形成されており、該L字形の垂直面をユニットフレームに着脱可能に構成され、一方ユニットフレームはトラック車両1台分の床設置面積およびその高さを有し、独立した鉄骨構造を成し、前記ユニットフレームを複数個組み合わせ連結した時に、出入口の通路となる空間部を予め形成し、該空間部を連結していくと共に壁でその空間部を開閉自在とし、複数個形成された建物を通路を介して出入りできるようにした構造となっている。
【0016】
また、看板フレームは庇と一体的に構成され、前記ユニットフレームの上方部にボルトナット止めにて固定されるように形成されている。
【0017】
また、ユニットフレームは前記看板を外した状態で、4トン車両で運搬できる大きさになっている。
【0018】
また、ユニット式建物内に形成された収容空間部内に、洗濯機と乾燥機とを上下に配置したものを少なくとも2つ以上横に並べて配置しうる寸法にした構造となっている。
【0019】
また、ユニット式建物の側部上方に換気扇を配置しうる空間部を形成した構造となっている。
【0020】
また、ユニットフレームの回収、整備、若しくは引き渡しをユニットフレーム単位で行うようにした構造となっている。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明すると、図1は本発明の一実施例に係るコインランドリーの単位ユニット式建物を3つ横一列に連結接続した設置完了後の外観図であり、図2はその内部を上から見た図である。また、図3はその単位ユニット式建物の骨組みが示されており、図4はその骨組みの側面から見た断面図である。
【0022】
図1〜図4において、単位ユニット式建物2には、その上部に庇と看板とが一体化された看板体6が取り付けられる構造になっており、正面8および後面11には二枚引き戸5のアルミサッシが取り付けられている。そして、その単位ユニット式建物2の両側には、看板体6を外した単位ユニット式建物3、4がそれぞれ連結接続されているが、設置場所が狭ければこれら連結するのを2つに減らしても良いし、逆に設置場所が広ければ単位ユニット式建物を4つ、5つと連結数量を増しても良い構造になっている。
【0023】
そして、これらの単位ユニット式建物2、3、4は、予めその単位ユニット式建物毎にその内部の設備を生産工場で設置しておき、それをトラック等に積載して設置場所に移動し設置を行うようになっている。
【0024】
次に、天井面10は断熱材(t=50)入りの天井パネルで張り、床面7はコンパネ(t=12mm)CF貼りを行う。そして正面8とその後面11および側面9は断熱材(t=50入り)PB(t=12mm)ペンキ仕上げを施す(これらはいづれも図示しない)。そして、これらの単位ユニット式建物の鉄骨組体1は、軽量C形鋼からなる長尺、短尺とを方形枠状に接合してなり、天井面10および床面7は格子状に接合し、四側面は互いに連結接続する際に後述する好適なようにその構造が工夫されている。
【0025】
そして、図2に示したようにその内部には、上下に配置した洗濯機と乾燥機61、62、63が設置されている。勿論、洗濯機と乾燥機61、62、63の保守点検用の通路Aとしては洗濯機と乾燥機61、62、63の前側に沿って所定幅で確保されている。また、洗濯機と乾燥機61、62、63の後側については、給排水、ガス設備等の配管や電気配線等が施されているので、これらの保守点検する為の通路Bも洗濯機と乾燥機61、62、63の後側に所定幅でそれぞれ確保されている。
【0026】
以下、単位ユニット式建物を構成する鉄骨組体1の構造と、その鉄骨組体1に付加される看板体6、サッシ組立体12と換気扇14の取り付けについて詳細に説明する。
【0027】
図3において、鉄骨組体1は、a、b、c、dの四辺のフレームからなり床用の鉄骨組100を形成する。そして、この平面四角形状に形成された鉄骨組100の四隅に立設された柱e、f、g、hと、その柱e、f、g、hの上に、略床用の鉄骨組100と近似形状でi、j、k、lの四辺のフレームからなる四角形の天井用の鉄骨組400がいずれも溶接にて取り付けられ、鉄骨組全体が直方体に形成されている。
【0028】
このようにして形成された鉄骨組体1の正面用の鉄骨組200の上部には、看板体6を、そして、出/入口用としての二枚引き戸5を有したサッシ組立体12を、また、同様にその出/入口と反対側にも同様のサッシ組立体12を取付ける取付け部を形成しておく。そして、側壁用の鉄骨組300の上部には、換気扇14を取付ける取付け部を形成しておく。
【0029】
次に、上述したこれらの取付け部の構造を説明する。まずはじめに看板体6を鉄骨組体1へ取付ける構造から説明すると、天井用の鉄骨組400のフレームjとその下側方向に並行して看板体6の所定幅に対応した位置に桟q、rを渡し、その両端を柱e、fに溶接にて取付ける。そして、桟q、rの略中心の位置とフレームjとの間に桟s渡し、その両端をフレームj、桟q、rに溶接にて取付ける。ここで、注意することは、床用の鉄骨組100を形成してるフレームbと桟q、r間の距離は、後述するサッシ組立体12の高さ寸法に合わせるように設定しておく。
【0030】
このように形成された柱e、桟q、r、柱f、桟s、フレームjに囲まれたそれぞれ四角形状に形成された枠に対し、看板体6を形成してるフレーム17,18,19を対応させてボルトナット止めにて取付ける。つまり、図4に示したようにこの看板体6の裏面側に位置するフレーム17,18,19を前述した鉄骨組体1の柱e、桟q、r、柱f、桟s、フレームjに囲まれたそれぞれ四角形状の枠に対し、看板体6のフレーム17を柱eへ、フレーム18を桟sへ、フレーム19を柱fへそれぞれ対応させて取付けられる。また、この看板体6は、看板表示部16、16の下部から鉄骨組体1の正面水平方向に延出された庇15、15とが一体的に形成されている。
【0031】
次に、サッシ組立体12を鉄骨組体1へ取付ける構造を説明すると、上述した看板体6を取付ける為に形成した桟q、rと床用の鉄骨組100を形成してるフレームbとの間に、それぞれ、サッシ組立体12の所定の幅寸法に対応した位置に、桟m、nを溶接接続する。そしてこのようにして形成した桟m、フレームb、桟n、q、rに囲まれた四角形状に形成された枠に、サッシ組立体12をボルトナット止めにて固定する。
【0032】
次に、換気扇14を鉄骨組体1へ取付ける構造を説明すと、換気扇14は一般的に高い位置に取付けるために、側壁用の鉄骨組300の上部分に換気扇14の大きさに対応し装着できる空間部を形成する。その空間部は、天井用の鉄骨組400のフレームkとその下側方向に並行して換気扇14の所定幅に対応した位置に桟t、uを準備し、その両端を柱f、桟oとの間に溶接にて取付け、桟t、uの略中心の位置とフレームkとの間に桟vを溶接接続することで形成する。そして、このようにして形成したフレームk、柱f、桟t、u、o、vで囲まれた四角形状に形成された枠内に、換気扇14をボルトナット止めにて固定する。
【0033】
次に、このように看板体6、サッシ組体12、換気扇14を必要に応じ適宜鉄骨組体1に付加し、その付加された鉄骨組体1を連結接続し一つの大きな店舗として形成する場合において、その連結接続方法について図1〜図4を用いながら説明する。
【0034】
まず、上述したように鉄骨組体1に看板体6とサッシ組立体12を取付けた単位ユニット式建物2を真ん中に配置しその両側に看板体6を取り付けていない単位ユニット3および4を連結接続し、サッシ組立体12を取付ける。そして次に、単位ユニット式建物3または4の側壁9に換気扇14を取付ける。この一実施例の場合換気扇14は単位ユニット式建物4の右側壁上部に設置する。また、必要によりユニット式建物5の左側壁上部にも設置することができる。
【0035】
次に、単位ユニット式建物2、3、4の連結接続する方法を説明する。まず、鉄骨組体1において、内部に設置した洗濯機と乾燥機61、62、63の保守点検用としての通路Aは、床用の鉄骨組体組100を形成するフレームcと、その上部に立設してる柱fと、桟oと、換気扇14が取り付けられる桟t、uとで作出された四角形状の空間部50で形成される。この場合この空間部50と対向する側の側壁についても全く同形状で鉄骨組がされているので、その対向する位置に四角形状の空間部50’が作出されることになる。そして、実際に鉄骨組体1を複数個連結接続する場合は、上述したように作出されたこれらの四角形状の空間部50に隣接させて連結接続する単体ユニット式建物の空間部50’を対応させて、ボルトナット止めすることで通路が確保される。このように空間部50と50’とを連結接続することで、図2に示したように、洗濯機と乾燥機61、62、63が並べて配置された前側に沿って長い通路Aができることになる。
【0036】
なお、これら連結接続の際のボルトナット止めについては、使用してる鉄骨を軽量C形鋼にしてあるので、このC形状の互いに背部を合わせて、そのC形状の内側でボルトナット止めする。このような方法で連結接続を容易にしている。
【0037】
また、同様に、フレームcと、桟oと、フレームkと、桟pとから作出された空間部51も同様にこの空間部51と対向する側の側壁についても全く同形状で鉄骨組がされているので、その対向する位置に四角状の空間部51’が作出されることになる。また、同様に、フレームcと、桟pと、フレームkと、柱gとから作出された空間部52も同様にこの空間部52と対向する側の側壁についても全く同形状で鉄骨組体組がされているので、その対向する位置に四角状の空間部52’が作出されることになる。
【0038】
以上のようにして作出された空間部51、52においては、隣接させて連結接続する空間部51’、52’を、上述した空間部50、50’と共に対応させてボルトナット止めする。
【0039】
なお、ここで最終的に連結接続した状態において、外側に配置された空間部50〜52または空間部50’〜52’については、いずれもその空間部は断熱材のPBで塞いでペンキ仕上げを行うようになっている。また、この鉄骨組体1の後面500に対しては、上述したサッシ組立体12を取付けるだけなのでその詳細な説明を省略する。
【0040】
最後に、これらのユニット式建物の設置場所に設置した際に、内部に設置した洗濯機と乾燥機61、62、63等の設備に対して、給排水、ガス等の配管および電気配線を元栓に接続し、その動作を確認した後に使用者へ引き渡すことになる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明のユニット式建物によれば、その構成を看板フレームとユニットフレームとで構成されたユニット式建物であって、看板フレームは側面から見た場合にL字形に形成されており、該L字形の垂直面をユニットフレームに着脱可能に構成され、一方ユニットフレームはトラック車両1台分の床設置面積およびその高さを有し、独立した鉄骨構造を成し、前記ユニットフレームを複数個組み合わせ連結した時に、出入口の通路となる空間部を予め形成し、該空間部を連結していくと共に壁でその空間部を開閉自在とし、複数個形成された建物を通路を介して出入できるようにしたため、運搬時には看板フレームをユニット式建物から外し、搬送先で看板フレームを後付けすることができ、ユニット式建物の内部に設置する設備を効率良く配置することができると共に、設備の前後に対してメンテナンス通路がその設備に並行して形成できるのでメンテナンスがし易いという効果が得られる。
【0042】
また、看板フレームは庇と一体的に構成され、前記ユニットフレームの上方部にボルトナット止めにて固定されるように形成されるようにしたため、運搬するトラック等の荷台に積載する場合には取り外すことができ、また、取付ける場合も看板と庇を同時に取付けることができるので、取付け作業時間が短縮されるという効果が得られる。
【0043】
ユニットフレームは前記看板を外した状態で、4トン車両で運搬できる大きさにしたため、ユニット式建物内部の広さを最大限有効に使用することができるので、比較的大型の設備を設置することができるという効果が得られる。
【0044】
ユニット式建物内に形成された収容空間部内に、少なくとも2つ以上の洗濯機と乾燥機とを上下に配置したものを横に並べて配置しうる寸法にしたため、ユニット式建物内部の広さを最大限有効に使用することができるので、比較的大型の設備を設置することができるという効果が得られる。
【0045】
ユニット式建物の側部上方に換気扇を配置しうる空間部を形成したため、取付け取り外しが簡単にできるという効果が得られる。
【0046】
庇はユニットフレームに後付けされるために、その大きさを制約されることがないので、予め庇の面積を広めに設置しておくことで、例えば雨天時におかれては荷物の出し入れ等において実質的にその庇の下が有効利用できるという効果が得られる。
【0047】
ユニット式建物を複数個連結した場合、洗濯機や乾燥機の大きさによる組合せを容易に変更することができ、ユニット式建物全体として柔軟性・多様性を発揮できる。また、複数個連結したユニット式建物のうち、ある1つのユニット式建物を点検補修する場合においては、当該建物を他のユニット式建物から隔離することができるので、営業への悪影響を最小限にくい止めることができるという効果が得られる。
【0048】
ユニットフレームにおいて、不要になったユニットフレームを該ユニットフレームごとに回収、整備し、ユニットフレーム単位で他に引き渡しすることができるようにしたため、回収、整備、引き渡しが短時間で行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコインランドリーをユニット式建物を3つ横一列に連結接続した設置完了後の外観図である。
【図2】図1の内部を上から見た図である。
【図3】ユニット式建物の骨組み状態を示した図である。
【図4】図3の側面から見た断面図である。
【符号の説明】
1  鉄骨組体
2  単位ユニット式建物
3  単位ユニット式建物
4  単位ユニット式建物
5  二枚引き戸
6  看板体
7  床面
8  前面
9  側面
10  天井面
11 後面
12 サッシ組立体
14 換気扇
15 庇
16 看板表示部

Claims (6)

  1. 看板フレームとユニットフレームとで構成されたユニット式建物であって、
    看板フレームは側面から見た場合にL字形に形成されており、該L字形の垂直面をユニットフレームに着脱可能に構成され、
    ユニットフレームはトラック車両1台分の床設置面積およびその高さを有し、独立した鉄骨構造を成し、
    前記ユニットフレームを複数個組み合わせ連結した時に、出入口の通路となる空間部を予め形成し、該空間部を連結していくと共に壁でその空間部を開閉自在とし、複数個形成された建物を通路を介して出入りできるようにしたことを特徴としたユニット式建物。
  2. 看板フレームは庇と一体的に構成され、前記ユニットフレームの上方部にボルトナット止めにて固定されるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のユニット式建物。
  3. 前記ユニットフレームは前記看板を外した状態で、4トン車両で運搬できる大きさであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のユニット式建物。
  4. 前記ユニット式建物内に形成された収容空間部内に、洗濯機と乾燥機とを上下に配置したものを少なくとも2つ以上横に並べて配置しうる寸法にしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のユニット式建物。
  5. 前記ユニット式建物の側部上方に換気扇を配置しうる空間部を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のユニット式建物。
  6. ユニットフレームの回収、整備、若しくは引き渡しをユニットフレーム単位で行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のユニット式建物。
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