JP2004115211A - 乗客コンベア - Google Patents

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】コンベアチェーンの樹脂ローラを踏段スプロケットから円滑に離脱させて、騒音の発生を防止する。
【解決手段】樹脂ローラ2cが踏段スプロケット1から離脱すべき位置の近傍に、樹脂ローラ2cを踏段スプロケット1から引き離してガイドレール5’に導くローラ押えレール20を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレータおよび動く歩道と称される乗客コンベアに係り、詳細には、踏段チェーンのローラが踏段の姿勢制御用の車輪として兼用される形式のものにおいて、ローラを踏段スプロケットから適正に離脱させて騒音を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に、踏段チェーンとしていわゆるステップチェーンと称されるものを用いた従来の一般的なエスカレータの踏段、踏段チェーンおよびガイドレールを示す。踏段チェーン2は、鋼製のプレート2aと、プレート2a同士を結合する鋼製のピン2bにより構成されている。ピン2bは通常4つおきに踏段3および踏段3の姿勢制御用の前輪4に連結されている。踏段3には更に姿勢制御用の後輪6が設けられている。前輪4および後輪6はガイドレール5および7にそれぞれ係合して案内される。踏段チェーン2が転向部に設けられた踏段スプロケット(図5には図示せず)に係合するときには、細径の鋼製のピン2bが踏段スプロケットの外周の溝に噛み合う。従って、ピン2bは踏段スプロケットから円滑に離脱する。
【0003】
エスカレータの更なる静粛性が求められている近年においては、踏段チェーン2の鋼製のピン2bと踏段スプロケットとの接触に起因する音を低減するために、コンベアチェーンと称されるタイプの踏段チェーンが適用されつつある。その場合の、図3に対応する部分の構成を図4に示す。踏段チェーンの全てのピン2bには比較的大径の樹脂ローラ2cが装着されている。ピン2bは通常3つおきに踏段3に連結されており、踏段3に連結されているピン2bに装着されている樹脂ローラ2cは踏段3の姿勢制御用の前輪を兼ねている。踏段チェーン2が転向部に設けられた踏段スプロケット(図4には図示せず)に係合するときには、樹脂ローラ2cが踏段スプロケットの外周の溝に噛み合う。
【0004】
このように、踏段チェーン2の細径の鋼製のピン2bではなく大径の樹脂ローラ2cを踏段スプロケットに噛み合わせるようにした場合、図5に示すように樹脂ローラ2cが踏段スプロケット1から離れるべき位置において、樹脂ローラ2cが踏段スプロケット1に押し出されて浮き上がるが、樹脂ローラ2cはその後直ちに踏段チェーン2に働く張力Tにより下方に落ち、ガイドレール5’に衝突する。この現象が打音および振動の発生原因となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、チェーンのローラを踏段スプロケットからスムースに引き離してガイドレールに導くことができる構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、複数のチェーンプレート同士を結合する複数のピン及び前記ピンにそれぞれ装着された複数のローラを有する踏段チェーンと、前記踏段チェーンのローラが係合する踏段スプロケットと、前記踏段チェーンを介して無端状に連結されて循環移動する複数の踏段とを有する乗客コンベアであって、前記踏段チェーンのローラがガイドレールに案内され、かつ、前記ローラの少なくとも一部が前記踏段の姿勢制御用の車輪を兼ねている乗客コンベアにおいて、前記スプロケットに係合している前記ローラが前記踏段スプロケットから離脱すべき位置の近傍に設けられ、前記位置にある前記ローラを前記踏段スプロケットから引き離して前記ガイドレールに導くローラ押えを設けたことを特徴としている。
【0007】
前記ローラが前記踏段の姿勢制御用の前輪である場合、前記ローラ押えを、前記踏段スプロケットの内側に配置されるとともに前記踏段の姿勢制御用の後輪を案内するガイドレールに取り付けることが、構造の簡略化の観点から好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、図1および図2を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施形態を示す図1および図2において、従来技術を示す図3乃至図5と同一部材については同一符号を付している。
【0009】
図1は、エスカレータの踏段反転部の構成を示す。踏段スプロケット1に踏段チェーン2が巻き掛けられている。踏段チェーン2はプレート2aと、プレート2a同士を結合するピン2bを有し、各ピン2bには樹脂ローラ2cが装着されている。樹脂ローラ2cはガイドレール5に案内されて移動する。樹脂ローラ2cは3つおきに踏段3の姿勢制御用の前輪を兼ねている。踏段3には、前輪4と協働して踏段3の姿勢制御を行う後輪6が設けられている。後輪6は踏段幅方向に関して踏段チェーン2より内側に設けられた後輪用ガイドレール7に案内されて移動する。踏段スプロケット1には駆動スプロケット8が装着されており、駆動スプロケット8および電動機側スプロケット9に巻き掛けられた駆動チェーン10により踏段スプロケット1が回転駆動される。ここまで説明した構成は従来技術と同じであり、図4を併せて参照することにより理解できる。
【0010】
次に、本発明の特徴部分について図1および図2を参照して説明する。踏段スプロケット1の側面に近接して、下側の前輪用ガイドレール5’と平行にローラ押えレール20が設けられている。ローラ押えレール20は、ブラケット(取付部材)21を介して、後輪用ガイドレール7の下側部分に固定されている。後輪用ガイドレール7には、後輪用ガイドレール7の転動面に突出しないような形態でスタッドボルト22が植設されている。ブラケット21は、スタッドボルト22およびナット23により、後輪用ガイドレール7に固定される。また、ローラ押えレール20にスタッドボルト24が植設されており、スタッドボルト24およびナット25によりローラ押えレール20がブラケット21に固定されている。
【0011】
図1に示すように、ローラ押えレール20の端部には傾斜面20aが設けられており、これにより樹脂ローラ2cを傷つけることなくローラ押えレール20に誘導することができる。ローラ押えレール20は、前輪用ガイドレール2と平行な部分の起点P(すなわち傾斜面20aの終点)が、踏段スプロケット1の駆動軸1aの中心を通る鉛直線Vと一致するように位置調整(ローラ進行方向の位置調整)される。このようにすれば、樹脂ローラ2cは、踏段スプロケット1からスムースに踏段スプロケット1から離れ、下側の前輪用ガイドレール5’と係合する。
【0012】
なお、ローラ押えレール20に対しては、上述した「ローラ進行方向に関する調整」の他に、ローラ幅方向の位置調整(樹脂ローラ2cと踏段スプロケット1が干渉しない範囲で樹脂ローラ2cと踏段スプロケット1を近づける調整)並びに高さ方向の位置調整(ローラ押えレール20と前輪用ガイドレール2との間の距離を樹脂ローラ2cの直径より僅かに大きくする調整)が行われる。上述したローラ進行方向の位置調整を行うため、ブラケット23に形成されるのスタッドボルト22通し用の穴は長穴となっている。また、高さ方向の位置調整を行うためには、例えばローラ押えレール20と後輪用ガイドレール7との間にシムを挿入することができる。また、ブラケット21に形成されるスタッドボルト24通し用の穴を長穴にしたり、ローラ押えレール20とブラケット21との間にシムを挿入することにより、上述した位置調整が可能となる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、ローラを踏段スプロケットから円滑に離脱させることができ、騒音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乗客コンベアの転向部の要部構成を示す図。
【図2】図1におけるII−II断面を示す図。
【図3】ステップチェーンと称される踏段チェーンを用いた場合の踏段および踏段チェーンの構成を示す図。
【図4】コンベアチェーンと称される踏段チェーンを用いた場合の踏段および踏段チェーンの構成を示す図。
【図5】図4に示す踏段チェーンを用いた場合に生じる問題点を説明する図。
【符号の説明】
1 踏段スプロケット
2 踏段チェーン
2a チェーンプレート
2b ピン
2c ローラ(樹脂ローラ)
3 踏段
5’ ガイドローラ
20 ローラ押え(ローラ押えレール)

Claims (2)

  1. 複数のチェーンプレート同士を結合する複数のピン及び前記ピンにそれぞれ装着された複数のローラを有する踏段チェーンと、前記踏段チェーンのローラが係合する踏段スプロケットと、前記踏段チェーンを介して無端状に連結されて循環移動する複数の踏段とを有する乗客コンベアであって、前記踏段チェーンのローラがガイドレールに案内され、かつ、前記複数のローラの少なくとも一部が前記踏段の姿勢制御用の車輪を兼ねている乗客コンベアにおいて、
    前記スプロケットに係合している前記ローラが前記踏段スプロケットから離脱すべき位置の近傍に設けられ、前記位置にある前記ローラを前記踏段スプロケットから引き離して前記ガイドレールに導くローラ押えを設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記ローラ押えは、前記踏段スプロケットの内側に配置されるとともに前記踏段の姿勢制御用の後輪を案内するガイドレールに取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の乗客コンベア。
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