JP2004115050A - 発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置 - Google Patents

発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置 Download PDF

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Toshiaki Agui
安喰 敏明
Toshiro Kawase
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Abstract

【課題】従来は本体側へサーモエレメントを組み付けた後に微調整を行うに際して、外周にテーパ面を備えたねじの進退により行っていたので、ねじのテーパ面がサーモエレメントの端部における一側壁部分で当接し、サーモエレメントに偏荷重が生じて作動が不安定となり、またその調整も適切に行われなかった。
【解決手段】サーモエレメント20のエレメントホルダー27に対する支持を、サーモエレメント20の外周に設けた雄ねじ24をエレメントホルダー27内周の雌ねじ28に螺合することによって行う。サーモエレメント20の感温部22の周壁には、互いに平行な面取り部31を形成する。この装置の組立時には、スプリング8等の部材を組み込んだ本体筒部25に対して、サーモエレメント20をねじ込んだエレメントホルダー27を固定した状態で、工具等により面取り部31を挟んでサーモエレメント20を回転することにより微調整を行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ビール等の発泡飲料を貯留する容器の圧力を、供給する飲料の温度に応じて調整するための発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置に関し、特にタンクから注出されるビールの温度を検出し、樽内に供給する炭酸ガス圧力を正確に当接することができるようにした発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
樽内に貯留される生ビールを販売する際には、炭酸ガスを樽内に充填して加圧することにより生ビールを押し出し、これを冷却器を通して低温化し、ジョッキ等に分配している。生ビールの注出に際しては、細かなクリーム状の泡を所定量生じさせることが望ましく、これによってビールの風味は大きく左右される。ビールの発泡状態は、注出時の炭酸ガス圧力、飲料温度、注出速度等に関係している。また、生ビールのような発泡飲料中に溶存する炭酸ガス量は飲料温度と外圧とによって定まる。すなわち、飲料に作用させる炭酸ガス圧力が一定の場合には、飲料温度が高いほど発泡しやすく、また、注出速度が早く、飲料の流動あるいは攪拌の度合が大きいほど発泡しやすい。
【0003】
したがって、飲料温度に応じた適切な炭酸ガス圧力を樽内に加えておく必要があり、このガス圧力は飲料温度か高いほど高くする必要があり、圧力が低すぎると飲料中から遊離する炭酸ガスを抑えきれなくなって、いわゆる気抜けビールになってしまう。逆に圧力が高すぎると、炭酸ガスがビール中に溶け込み、ビリビリした刺激的な味になるとともに、注出速度も早くなるため、注出時に泡が多くなってしまう。このように、樽内に加える炭酸ガス圧力を所定値に維持しておくことは生ビールの風味や品質の管理を行なう上で重要である。
【0004】
そのため、以前はビールの注出時には雰囲気温度によって、圧力調節バルブを手動で調節し、樽に供給される炭酸ガスの圧力を調節することが行われていた。しかしながら、その調節には熟練を要するため、ビールの温度に応じて、樽に供給する炭酸ガスの圧力を自動調節する装置の開発が行われ、例えば図3に示すような温度圧力調節装置40を用いた発泡飲料供給装置が本発明者等により提案されている(特許文献1)。この発泡飲料供給装置用の温度圧力調節装置40においては、樽41に取り付けたディスペンスヘッド42の出口43から冷却器44に供給する生ビール供給管路45中に温度圧力調節装置40を接続し、図4に拡大図を示すような温度圧力調節装置40に設けたサーモエレメント69等の感温部46をビール供給管路45に配置し、冷却器44に供給する生ビールの温度を検出している。
【0005】
温度圧力調節装置40には更に炭酸ガスボンベ47から樽41へのガス供給管48を接続しており、図4に示すように、作動ロッド部50を備えた弁体51により弁座体52の弁座開口を開閉し、作動ロッド50の周囲の間隙を通って圧力調整室63に導くことによりガス供給量を調節することができるようにしている。この作動ロッド部50の先端はダイヤフラム53を固定したロッド受け54に対して、スプリング55により押圧されて当接可能となっており、このロッド受け54及びダイヤフラム53とともに一体的に移動可能なリテーナ部材49を含むスプリング機構56を介して、前記感温部46内のワックス60で作動するロッド61により弁体51を弁開方向に押圧することができるようになっている。
【0006】
このような温度圧力調節装置40を用いることにより、樽41が周囲から熱を受け、内部の生ビールの温度が上昇すると、供給する生ビールの温度をサーモエレメント69の感温部46で検出し、内部のワックス60の膨張によりロッド61が図中右方向に移動し、上記各スプリング機構56を介して弁体51を弁座体52に対して弁開方向に力を付与し、弁部62を温度上昇に応じた量だけ開放する方向に付勢することにより、作動ロッド50の外周と弁座体52の貫通孔内周の間隙、圧力調整室63、ガス供給管48を介して樽41内により多くの炭酸ガスを供給し、内部のガス圧力を上昇させ、生ビール内への適切な炭酸ガスの供給を行うことができる。また樽内の温度が低下したときは上記と逆に作動し、生ビール内への炭酸ガスの過剰な溶け込みを防止し、また押し出し圧力の上昇によるビール注出時の過剰な泡立ちを防止することができる。
【0007】
上記の温度圧力調節装置40においては、サーモエレメント69の感温部46で検出したビールの温度に応じて樽41内に供給する炭酸ガスの圧力をスプリングを介して調節するようにしているものであるが、感温部46で検出した温度と炭酸ガスの圧力の調整量ができる限り所定の関係に保たれる必用があるのに対して、各部材を予め正確に設計しても、それらの部材を製造し組み付けた後においては各部の誤差の集積により設定値が得られないことがある。そのため、これらの弁作動部分の組立後に微調整を行うことができるように、感温部46が位置するビール流路46に、図5に示すようなテーパ部66を備えた微調整用カムねじ67を設けている。
【0008】
この微調整用カムねじ67は、温度圧力調節装置40の本体70にねじ71で固定された流路形成部材72に螺合しており、微調整用カムねじ67のカム面をなすテーパ部66に感温部46の先端が当接し、この微調整用カムねじ67で感温部46及び作動ロッド61を含むサーモエレメント69が支持される構成としている。この微調整用カムねじ67を回転させることによって、感温部46の先端に当接するテーパ部66の位置を図中上下方向に調節し、それにより感温体46を含むサーモエレメント69全体を図中左右に移動可能とし、図5(a)、(b)に示すように、温度圧力調節装置の組立後の微調整可能としている。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−255697号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような温度圧力調節装置を備えた発泡飲料供給装置においては、この装置の組立後の微調整を行うために、テーパ部66を備えた微調整用カムねじ67を流路形成部材72に設けているものであるが、この微調整用カムねじ67のテーパ部66と感温部46との当接部68は、図5(b)に示すように感温部45の周辺部分であり、この部分にテーパ面の傾斜と直角方向に反作用の力(F)を受けることとなる。
【0011】
そのため、サーモエレメント69には偏心荷重が加わり、各種部材の製造誤差等により生じるガタによって、温度を感知してスプリングセット荷重を変化させるためのロッド61の円滑な移動を妨げることとなる。それにより感温部46で検出したビールの温度に対応した所定の圧力の炭酸ガスを樽内に供給することができなくなり、この温度圧力調節装置の本来の機能を充分に生かすことができなくなってしまう。
【0012】
また、微調整用カムねじ67と感温部46の接触部分は、円と円との点接触となるため、両接触部分の接触面は小さく、サーモエレメント59の各種構成部材等に製作誤差としてのガタが存在すると、微調整用カムねじ57によって微調整を行った後の使用中において、この温度圧力調節装置による圧力調整が不安定となってしまう問題もある。
【0013】
更に、微調整用カムねじ67は流路形成部材72にねじ込まれているため、この温度圧力調節装置の組み立てに際しては、本体70内にスプリングやリテーナ部材を組み込み、また、サーモエレメント69をホルダー75により本体70に組み込んだ後に、予め微調整用カムねじ67をねじ込んだ流路形成部材72を、本体70の端部開口側から微調整用カムねじ67によってサーモエレメント69の感温部46を本体内部方向に押し込み、その後ねじ71によって本体70に固定することとなる。
【0014】
このように、微調整用カムねじ67はサーモエレメント69の組み込み部材とは別部材となっており、上記のような組立後における各部材の製造誤差によるバラツキが影響するため、大きなバラツキに対応するために調整代を大きく取らなければならなくなる。そのため微調整用カムねじ67のねじ込みによるねじ軸線方向の所定の移動に対応するサーモエレメント69の移動量を大きく設定しなければならず、微調整用カムねじ67のテーパ面66の傾斜を大きくしなければならなくなる。その結果、微調整用カムねじ67の所定の回転量に対応するサーモエレメント69の移動量が大きくなり、微妙な調整を行うことが困難となり、前記の偏心荷重発生による種々の問題等と相まって、温度圧力調整を正確に行うことに支障をきたすという問題があった。
【0015】
したがって本発明は、発泡飲料の温度に応じて樽内に供給する炭酸ガスの圧力を調整する温度圧力調節装置において、その微調整を各種部材の誤差等に影響されることなく、且つ安定して所定の調整状態を維持することができるようにした発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置は、上記課題を解決するため、炭酸ガスボンベから発泡飲料容器に炭酸ガスを供給する管路に、前記容器から外部に供給する発泡飲料の温度に応じて前記炭酸ガスの供給圧力を調節する温度圧力調節装置を備えた発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置において、発泡飲料の温度を検出し炭酸ガスの供給圧力を調節するサーモエレメントを、内部に圧力調節装置を内蔵する本体と一体化したエレメントホルダーに対して進退自在に螺合して支持し、サーモエレメントの回転による進退によって前記圧力調節装置の微調整を行うようにしたものである。
【0017】
また、本発明に係る他の発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置は、前記発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置において、前記サーモエレメントの一端部には、サーモエレメント回転機構を形成したものであり、それによりサーモエレメントの回転による微調整を容易に行うことができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明の実施例を示す断面図であり、(a)はその全体構成を示し、(b)は(a)のA−A部分の一部断面図を示している。この温度圧力調節装置1の主な機能は前記図3及び図4に示す温度圧力調節装置30と同様であり、一部その構成を簡素化し、本発明による微調整機能を備えた温度圧力調節装置1を示している。この温度圧力調節装置1においては、炭酸ガスボンベ側に接続して温度圧力調節装置1にほぼ所定圧の炭酸ガスを導入する第1連結部2と、後述するようにしてビールの温度に応じて圧力が調整された炭酸ガスを樽に供給する第2連結部3と、樽からビールを導入する第3連結部4と、温度圧力調節装置1で温度を検出した後のビールをサーバに供給する第4連結部5の各連結部を備えている。
【0019】
温度圧力調節装置1における前記第1連結部2と第2連結部3の間には、作動ロッド部6を備えた弁体7を備え、この弁体7はスプリング8により、常時弁座体10の弁開口11を閉じる方向に付勢されている。弁座体10の中心部には通孔12を形成しており、この通孔12の内壁と弁体7のロッド部6の外周と間に、弁開口11からの炭酸ガスを圧力調整室13に流入させる間隙を形成している。
【0020】
弁体7の作動ロッド部6先端は、ダイヤフラム14をダイヤフラム受け15との間で狭持するロッド受け16に当接し、ダイヤフラム受け15に当接している第2リテーナ19とそれに対向する第1リテーナ17間に縮設したスプリング18によってその当接状態を維持している。第1リテーナ17の図中左側にはサーモエレメント20内で図中左右に摺動可能に支持されたロッド21が当接しており、サーモエレメント20の感温部22の温度が高くなるとその内部のワックス29が膨張してロッド21が図中右側に移動し、スプリング18を押し縮めてダイヤフラム14に加わる荷重を変化させている。
【0021】
サーモエレメント20はその筒部23の外周に雄ねじ24を形成しており、本体筒部25にねじ26で固定したエレメントホルダー27の内面に形成した雌ねじ28に螺合することにより、サーモエレメント20はエレメントホルダー27に支持されている。また、このサーモエレメント20の感温部22の側壁には、図1(b)に示すように、互いに対向する部分に平行に面取り部31を形成しており、この部分を工具で挟んで回転させる等によりサーモエレメント20全体を回転させ、固定されている雌ねじ28に対する雄ねじ24の螺合により、サーモエレメント20をその軸線方向に進退自在としている。
【0022】
上記温度圧力調節装置1においては、その全体構造を例えば図2に示すように図中右側の温度圧力調整部33と、この温度圧力調整部33とねじ34により固定される流路形成部35と2分割可能の構造としている。温度圧力調整部33は、サーモエレメント20を前記のように螺合して支持したエレメントホルダー27と、このエレメントホルダー27とねじ26で固定しており内部にスプリング18等の部材からなる圧力調節装置を収納している本体筒部25と、この本体筒部25に対してねじ36で固定しており本体筒部25の端部を覆って内部に弁体7等の弁部材を収納している弁収納部37とを一体化している。
【0023】
したがって図2に示すように、温度圧力調整部33を流路形成部35に組み付ける前の状態において、弁体7が所定の温度で所定の開度を維持することができるか否かの検査を行うことができる。この検査工程において弁体7が所定の開度にならないときには、図中左側に突出しているサーモエレメント20の感温部22における平行な面取り部31を工具等によって左右いずれかの方向に回転させることにより、前記のようにサーモエレメント20をその軸線方向に進退させ、スプリング18のバイアス力を調整することによって所定の開度になるように微調整を行うことができる。このような微調整を終了した後、温度圧力調整部33に対して流路形成部35をねじ34により固定し、温度圧力調節装置1としての製品とすることができる。
【0024】
この温度圧力調節装置1においては、サーモエレメント20を本体筒部25と一体化したエレメントホルダー27に対して組み付けた後に、設定の微調整を行うに際して、上記のようにサーモエレメント20全体を回転させることにより微調整を行うことができるので、従来のもののような微調整ねじを用いる必要が無く、部品点数を減少することができるばかりでなく、従来のもののような微調整ねじのテーパ面とサーモエレメントの感温部外周面との当接による偏心荷重を発生させることが無く、それにより従来のもののようなサーモエレメントの不適切な作動を生じさせることもなくなる。
【0025】
このような温度圧力調節装置1を用いることにより、樽が周囲から熱を受け、内部の生ビールの温度が上昇すると、供給する生ビールの温度をサーモエレメント20の感温部22で検出し、内部のワックス29の膨張によりロッド21が図中右方向に移動し、上記スプリングのバイアス力を高め、弁体7を弁座体10に対して弁開方向に付勢し、弁部11を温度上昇に対応した量だけ開放することにより、作動ロッド6の外周と弁座体10の通孔12内周の間隙、及び圧力調整室13からガス供給管を介して樽内により多くの炭酸ガスを供給し、内部のガス圧力を上昇させ、生ビール内への適切な炭酸ガスの供給を行うことができる。また樽内の温度が低下したときは上記と逆に作動し、生ビール内への炭酸ガスの過剰な溶け込みを防止し、また押し出し圧力の上昇によるビール注出時の過剰な泡立ちを防止することができる。
【0026】
上記実施例においてはエレメントホルダー27にねじで支持されたサーモエレメント20の位置の微調整を行うに際して、感温部22に平行な面取り部31を設けておき、この部分を利用してサーモエレメント全体を回転させるように構成した例を示したが、このような面取り部31を形成しない場合でも図示のように突出した感温部の外周を工具により挟む等により回転することもできる。但し、調整作業の容易性、サーモエレメントに対する傷等を考慮すると、前記のような平行な面取り部を31を形成する方が好ましい。
【0027】
また、サーモエレメントを容易に回転させるに際して、上記実施例のような平行な面取り部31を形成する以外に、例えばサーモエレメント20の感温部22を四角形、六角形等の多角形に形成する等、サーモエレメント回転機構として種々の態様を採用しても同様の効果を奏することができる。また、感温部の外周面の一部に切り溝や凹凸部を形成する等、更に各種の態様で実施することができる。
【0028】
また、前記実施例においては、発泡飲料として生ビールを樽から注出する装置に適用した例を示したが、その他各種の炭酸飲料等の発泡飲料の供給に際して同様に利用することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る発泡飲料供給用温度圧力調節装置は上記のように構成したので、サーモエレメントを本体と一体化したエレメントホルダーに対して組み付け後に、設定の微調整を行うに際して、サーモエレメント全体を回転させることにより微調整を行うことができるので、従来のもののような微調整ねじを用いる必用が無く、部品点数を減少することができるばかりでなく、従来のもののような微調整ねじのテーパ面とサーモエレメントの感温部外周面との当接による偏心荷重を発生させることが無く、それにより従来のもののようなサーモエレメントの不適切な作動を生じさせることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】同実施例において、製品の組立途中の状態を示す分解断面図である。
【図3】同実施例が適用される生ビールの注出装置において、従来の温度圧力調節装置を適用した例を示す生ビール抽出システム概要図である。
【図4】同従来の温度圧力調節装置の断面図である。
【図5】同従来の温度圧力調節装置に用いられている微調整ねじの作動を示す図である。
【符号の説明】
1 温度圧力調節装置
2 第1連結部
3 第2連結部
4 第3連結部
5 第4連結部
6 作動ロッド部
7 弁体
8 スプリング
10 弁座体
11 弁開口
12 通孔
13 圧力調整室
14 ダイヤフラム
15 ダイヤフラム受け
16 ロッド受け
17 第1リテーナ
18 スプリング
19 第2リテーナ
20 サーモエレメント
21 ロッド
22 感温部
23 筒部
24 雄ねじ
25 本体筒部
26 ねじ
27 エレメントホルダー
28 雌ねじ
29 ワックス
30 側壁
31 面取り部
33 温度圧力調整部
34 ねじ
35 流路形成部
36 ねじ

Claims (2)

  1. 炭酸ガスボンベから発泡飲料容器に炭酸ガスを供給する管路に、前記容器から外部に供給する発泡飲料の温度に応じて前記炭酸ガスの供給圧力を調節する温度圧力調節装置を備えた発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置において、
    発泡飲料の温度を検出し炭酸ガスの供給圧力を調節するサーモエレメントを、内部に圧力調節装置を内蔵する本体と一体化したエレメントホルダーに対して進退自在に螺合して支持し、サーモエレメントの回転による進退により前記圧力調節装置の微調整を行うことを特徴とする発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置。
  2. 前記サーモエレメントの一端部には、サーモエレメント回転機構を形成したことを特徴とする請求項1記載の発泡飲料供給装置用温度圧力調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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