JP2004113224A - 乾燥の五目御飯 - Google Patents

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Abstract

【目的】五目御飯を乾燥形態化して、簡便性を高め、野菜・海藻類の豊富な摂取や栄養バランス向上を容易にし、咀嚼力の強化、塩分過剰摂取の抑制、災害時の機動的救援食となる乾燥の五目御飯を提供する。
【解決手段】米又は複数穀物を膨張した乾燥焼飯にし、それに複数種類の具素材の乾燥粒具を組み合せてペットボトル詰、袋詰又は缶詰の乾燥の五目御飯にする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、乾燥の五目御飯に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、袋詰又は缶詰の炊飯形態の五目御飯があった。この五目御飯は、白米に野菜や肉等を刻んで組み合わせて炊いた五目御飯であった。水分が約64%含まれていた。五目御飯100g中に含まれる塩分は1g以上でなければ食味の点で満たされなかった。又、市販の袋詰又は缶詰の五目御飯100g中に含まれている野菜・海藻類は、それを乾燥し乾燥粒具にした場合1g程度の少量であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、袋詰又は缶詰にした炊飯形態の五目御飯は、皿に移し替えたり、食べる時に温めたり、箸又はスプーンを必要とするなど簡便でなかった。
【0004】
又、玄米や発芽玄米は、白米に比べてミネラルを多く含み栄養価・機能性が優れていたが、炊飯形態の御飯にした場合、味覚が著しく劣る問題があった。
【0005】
又、従来、少子高齢化や社会環境の変化によって時間に不足感を抱く人が多く、調理時間の余裕がなく栄養バランスに配慮を欠き、欠食、偏食に陥り、それが習慣化して健康を損なう原因になることが懸念されていた。
すなはち、大震災や大洪水等の災害時に限らず、日常生活においても、栄養バランスが良くて美味しい個食、簡便食が求められていた。
一方では、食の軟質化による咀嚼力の低下、塩分の過剰摂取、野菜・海藻類の摂取不足等が問題となっていた。
【0006】
本発明は、五目御飯を乾燥形態化して、簡便性を高め、野菜・海藻類の豊富な摂取や栄養バランス向上を容易にし、一方では、咀嚼力の強化、塩分過剰摂取の抑制、不慮の災害時には機動的救援食となる乾燥の五目御飯を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は米又は複数種類の穀物を熱油の中で膨張させた乾燥焼飯にする。そしてその乾燥焼飯に複数種類の具素材の乾燥粒具を組み合せて、ペットボトル詰、缶詰又は袋詰の乾燥の五目御飯にする。
それは次のようにして作られる。
【0008】
工程1.米又は複数種類の穀物を蒸し乾し飯にする。
玄米、発芽玄米、胚芽精米、押し麦、粟、きびを、各種類別に水洗し、常温25度程度の十分な量の水に浸漬する。玄米は約45時間、発芽玄米は芽が0.5mm〜2.5mm程度に発芽するまでの約65時間、その間に浸漬水をあく抜きのため2回〜3回入替える。胚芽精米、押し麦、粟、きびは、約15時間水に浸漬し十分に吸水させた後に、水切りして蒸し器で蒸して乾燥し、各々を蒸し乾し飯にする。
【0009】
工程2.各々の蒸し乾し飯を膨張した乾燥焼飯にする。
鍋に、植物油を天ぷらが揚げられる深さに入れて加熱し、植物油の温度が160度〜200度になったならその温度を保ち、その中に、蒸し乾し飯を小分けして入れ5秒〜30秒時間滞留させて揚げる。これにより各々の膨張した乾燥焼飯ができる。
【0010】
工程3.具素材の乾燥粒具を作る。
具素材として用いる野菜・海藻、その他の具素材を、必要に応じ煮沸するなど可食可能な状態に処理して乾燥粉末にし、味付け液又は冷まし湯を加えて固めに練り、それを造粒機で各々の乾燥粒具にする。
或いは、乾燥粒具は、焼き海苔のような具素材を刻んだ乾燥粒具でもよく、乾燥桜えびのような小粒のものはそのまま味付け煮炊きして乾燥し乾燥粒具として用いてもよい。シチュー料理やカレー料理のように、複数種類の具素材を混ぜ合わせ煮炊きした料理を乾燥し、乾燥焼飯粒大に造粒化した乾燥粒具でもよい。乾燥焼飯等に具素材の粉末を被覆した乾燥粒具もよい。健康食品として製錠化されたものであってもよく、あらゆる食材を任意に乾燥粒具にしてよい。味付けも多様に選択することができる。
ただし、容器の開封口の直径が2.5cm〜1.5cmのペットボトルや缶の小さな口から自由に出し入れできる形状の乾燥粒具にする。
【0011】
工程4.各々任意のメニューを基に、乾燥焼飯に複数種類の具素材の乾燥粒具を組み合せて、350mlや500ml等のペットボトル詰、缶詰又は袋詰の乾燥の五目御飯にする。
【0012】
【作用】
米又は複数種類の穀物の蒸し乾し飯を、温度160度〜200度の熱油の中で10秒〜50秒時間滞留させて揚げると、各々の米又は穀物の性質に応じて2.5倍〜4.5倍に膨張した乾燥焼飯になる。
そして、乾燥焼飯には芳ばしい味が加わり、咀嚼すると軽快な音を伴って砕けるが、炊飯形態の御飯の2倍〜3倍の強い咀嚼圧力が必要になる。
【0013】
米は、吸水、水切りした生米を熱油の中で揚げて乾燥焼飯にすることもできるが、米を蒸し乾し飯にして熱油の中で揚げた乾燥焼飯は、食用油の吸着も少なく味覚が一段と美味しくなる。
【0014】
蒸し乾し飯を熱油の中で膨張した乾燥焼飯にすると、カロリー価が高まり、複数種類の具素材の乾燥粒具との味覚調和力が高まり、乾燥粒具にした野菜・海藻を多く組み合せることができる。
そして、炊飯形態の五目御飯との対比において、乾燥の五目御飯は水分が少ない分味付けの塩分含有量を半減させる必要がある。そうしないと塩味が強くて食べにくくなる。
【0015】
生野菜・海藻類は、水分が約95%〜80%含まれているから、その水分を除き粉末化して乾燥粒具にすると著しく凝縮される。それによって野菜・海藻類の乾燥粒具は、食事一食分として用いる350mlペットボトル詰等の乾燥の五目御飯において、食事一食分乃至一日三食分の実質的な野菜・海藻類の目標摂取量を満たすことが可能となる。
ちなみに、市販の炊飯形態の五目御飯類に組み合せられている野菜を乾燥して重量を調査したところ、一食分200g当たりの野菜を乾燥し乾燥粒具にしたところ1.5g〜2gであった。各メーカー製品ともほぼ共通していた。
すなはち、人の健康維持管理に望ましいと公知されている一日の野菜目標摂取量は生野菜の場合で350gである。その350gを乾燥粒具にすると、単純に計算して20g〜40gに凝縮される。容積的にも数10分の1に縮小する。その野菜・海藻粉末等を凝固した乾燥粒具は、40gの場合で350g入りペットボトル詰の約4分の1容積に収容できる。
【0016】
本発明が食事一食分に相当するものとして用いる350mlペットボトル詰の乾燥の五目御飯には、正味100g〜120gが収容できる。
これに対し、従来市販されていた炊飯形態の袋詰五目御飯一食分200gの場合、その200gには水分が約64%含まれているので、その水分を除いたエネルギー・栄養価の実質は、本発明の乾燥の五目御飯約70〜80gに相当すると推測すことができる。
【0017】
本発明の乾燥の五目御飯は、流動性のある小さな粒で構成されているので、これを収容したペットボトル、開封部が小口径である缶又は袋の口から、乾燥の五目御飯を直接自分の口に適宜な量を計量したように放り込んで食べられる。
【0018】
納豆の乾燥粒具、オクラの乾燥粒具は、強い粘性を持つているので、これを口の中で咀嚼すると唾液水分を吸収し、炊飯御飯を食べているような滑らかな感触をもたらし、乾燥の五目御飯の欠点である乾燥感を緩和する。胃にも優しい。
【0019】
又、乾燥の五目御飯の水分含有量は3%〜7%であるので、乾燥の五目御飯の食べ方を、飲料で流し込まないことに留意して食べるなら、乾燥の五目御飯が食道を通りやすくなる液状になるまで咀嚼せねばならず、その場合、炊飯形態の五目御飯を食べる場合の推定3倍以上の唾液分泌が得られる。
【0020】
缶詰の乾燥の五目御飯は、缶飲料と上下に粘着テープでつなげばバトン状になり搬送しやすくなり、それを水中に投下しても約3分の1は水面上に浮上する。
災害時に用いた場合、救援食として機動的作用が得られる。
【0021】
【実施例】
実施例1
米又は複数種類の穀物の蒸し乾し飯を作る。
玄米、発芽玄米、胚芽精米、粟、きび、押し麦を、各々便宜的数量で500gづつ用意し、それを各々区別して常温25度程度の十分な量の水に浸漬した。水に浸漬する時間は、玄米は約40時間、発芽玄米の場合は芽が0.5mm〜2mm発芽するまでの約60時間、その間にあく抜きのために浸漬水を2回入れ換えた。胚芽精米、押し麦、粟、きびは、各15時間水に浸漬した。
そして、各々を所定の時間水に浸漬し終えて水切りして、蒸し器で約40分間蒸して乾燥し、玄米の蒸し乾し飯、発芽玄米の蒸し乾し飯、胚芽精米の蒸し乾し飯、押し麦の蒸し乾し飯、粟の蒸し乾し飯、きびの蒸し乾し飯にした。
【0022】
実施例2
乾燥焼飯を作る。
鍋に、植物油を深さ10cm程度に入れて加熱し、植物油の温度を160度〜200度の熱油に保ち、その熱油の中に玄米の蒸し乾し飯を数回に分けて入れ、5秒〜30秒時間滞留させて揚げ膨張した玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯にした。
上記と同じ方法で発芽玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯、胚芽精米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯、押し麦の蒸し乾し飯の乾燥焼飯、粟の蒸し乾し飯の乾燥焼飯、きびの蒸し乾し飯の乾燥焼飯を作った。
【0023】
実施例3
具素材の乾燥粒具を作る。
人参粉末、大根粉末、牛蒡粉末、南瓜粉末、オクラ粉末、椎茸粉末、わかめ粉末、魚粉末の各々を各50gづつと、市販の固形シチューを溶かした液状シチュー500ccを便宜的数量で用意した。
それに、網の目が4mm角の金網ふるいと6mm角の金網ふるいを用意した。
【0024】
人参粉末に液状シチューを少しずつ加えて練り混ぜ、握り締めれば数個に割れる程度の人参粉末の団子に練り固めた。
その人参粉末の団子を、6mm角の金網ふるいの上でぼろぼろにほぐし又押し潰して粒状に割り金網の目から全部下に通した。それを今度は4mm角の金網ふるいでふるう。そうすると4mm角の金網上に不定形状の人参粉末の凝固された粒具が残る。4mm角の金網の目から下に落ちた小粒は、再び練り団子にして6mm角の金網と4mm角の金網の網の目通しを繰り返す。
そして得られた不定形状の人参粉末の粒具を、半円形状の器に入れてしばらくの時間楕円回転させ、不定形状の人参粉末粒具に丸みをつける。これを乾燥させて、人参の乾燥粒具にした。
これと同じ方法で、大根の乾燥粒具、牛蒡の乾燥粒具、南瓜の乾燥粒具、オクラの乾燥粒具、椎茸の乾燥粒具、わかめの乾燥粒具、魚の乾燥粒具を作った。
【0025】
実施例4
次は、乾燥焼飯に具素材の粉末を被覆した乾燥粒具を作る。
玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯60g、ミルク粉末60g、緑茶粉末60g、砂糖粉末60g、蜂蜜液又は砂糖液を200ccを用意した。
別に、納豆の乾燥粒具(33)30g、刻み海苔の乾燥粒具10gを便宜的数量で用意した。
それに、底の深いどんぶり茶碗状の器と、大箸状の攪拌棒を用意した。
【0026】
そして、どんぶり茶碗状の器に玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯30gを入れ、その上から蜂蜜液を少量づつかけ攪拌棒で攪拌し乾燥焼飯の表面をむらなく湿らせる。それにミルク粉末と砂糖粉末ををかけて攪拌を続け、粉末が付着しなくなったら又蜂蜜液をかけむらなく湿らせてミルク粉末と砂糖粉末をかける。この操作を数回繰り返し粒を大きくして、これを乾燥させてミルク砂糖粉末の乾燥粒具を作った。これと同じ方法で緑茶砂糖粉末の乾燥粒具も作った。
【0027】
実施例5
調理カレー乾燥粒具を作る。
じゃが芋300g、人参200g、玉葱200g、キャベツ200、なめ茸100g、牛肉500gと、市販の固形カレールー100gを用意した。これらを調理し煮込み、固めのカレー料理を作った。
この煮込んだカレー料理をミンチで潰して乾燥し、前記の人参乾燥粒具を作った要領で金網の目ふるいにかけて粒の大きさを選別し、これを完全に乾燥して調理カレーの乾燥粒具を作った。
別に、納豆の乾燥粒具を30g用意した。
【0028】
なお、各乾燥粒具は汎用の造粒機で作るものであるが、本実施例では少量試作であるために、どんぶり茶碗状の器、攪拌棒、金網ふるい等を用いて各々の乾燥粒具を作った。
【0029】
実施例6
次は、図を参照して説明する。
胚芽精米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯(11)60gに、人参粉末の乾燥粒具(21)4g、大根粉末の乾燥粒具(22)5g、牛蒡粉末の乾燥粒具(23)4g、南瓜粉末の乾燥粒具(24)6g、椎茸粉末の乾燥粒具(26)4g、わかめ粉末の乾燥粒具(27)4g、魚粉末の乾燥粒具(34)5g、オクラ粉末の乾燥粒具(25)8gをむらなく組み合せ350ml入りペットボトル(51)詰の乾燥の五目御飯にした。
【0030】
実施例7
玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯(12)75gに、ミルク砂糖粉末被覆の乾燥粒具(32)15g、緑茶砂糖粉末被覆の乾燥粒具(31)10g、納豆の乾燥粒具(33)6g、刻み海苔の乾燥粒具(28)2gをむらなく組み合せ350ml入り袋(52)詰の乾燥の五目御飯にした。
なお、塩分を含む乾燥粒具は加えなかった。
【0031】
実施例8
発芽玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯(13)30g、押し麦の蒸し飯の乾燥焼飯(14)10g、粟の蒸し乾し飯の乾燥焼飯(15)10g、きびの蒸し乾し飯の乾燥焼飯(16)10gに、調理カレーの乾燥粒具(35)40g、納豆の乾燥粒具(33)8gをむらなく組み合せ、350ml入り缶(53)詰の乾燥の五目御飯にした。
【0032】
缶詰の乾燥の五目御飯(54)と缶飲料(55)を粘着テープ(61)でつなぎ、バトン形状にして水中に投下を試みた。この場合、缶詰の乾燥の五目御飯の約3分の1が水面(71)上に浮上することが確かめられた。
仮に、缶飲料を二本つないでも同様に水面上に浮上し、2ヶ月以上水中に浸っていても粘着テープが剥げ落ちることはなかった。
【0033】
【発明の効果】
本発明のペットボトル詰の乾燥の五目御飯又は缶詰の乾燥の五目御飯は、ペットボトル飲料や缶飲料を飲むに似たスタイルで、何時でも何処ででも時間や場所に束縛されずに、簡便に食事ができる。時間に余裕が得られる。
袋詰の乾燥の五目御飯もこれに準ずる。
【0034】
本発明の玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯又は発芽玄米の蒸し飯の乾燥焼飯は、玄米が加工過程で長時間水に浸漬されたことにより、萌芽・発芽が局部的に野菜化される。
そして、熱油の中で揚げたことによって、香味が加わり味覚が格段に向上し、無塩状態であってもお菓子のように食べだしたら止められない趣きの美味しさが得られる。したがって、栄養価・機能性の充実に加え食生活における塩分過剰摂取の抑制に資することができる。
【0035】
本発明の乾燥の五目御飯100g中に野菜・海藻の乾燥粒具が10g以上40g以下組み合せられているペットボトル詰、袋詰又は缶詰の乾燥の五目御飯は、その簡便性を介して、野菜・海藻の摂取不足解消に資することがする。
【0036】
本発明の乾燥の五目御飯は、食べやすいが硬質型の主食であるので、咀嚼力が強化され顎を鍛え脳を刺激し血流を促進する。
又、健康の維持管理に資する消化酵素、殺菌酵素を含む唾液を多量に分泌させることができる。
【0037】
本発明における納豆乾燥粒具とオクラ乾燥粒具は、ねばねばした粘質成分を多く含んでおり、咀嚼すると炊飯形態の御飯のような滑らかな食感が得られるので、乾燥の五目御飯の問題点である乾燥感を緩和することができる。
【0038】
本発明のペットボトル詰の乾燥の五目御飯、缶詰の乾燥の五目御飯は、社会に広範に散在する飲料自動販売機に当該飲料と並列搭載した場合、主食と飲料を同時に求めることができて、日常の時間不足時等における食の栄養バランス福祉に加えて、震災・洪水等不慮の災害時救援食の機動的インフラに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペットボトル詰の乾燥の五目御飯である。
【図2】袋詰の乾燥の五目御飯の断面図である。
【図3】缶詰の乾燥の五目御飯の断面図である。
【図4】缶詰の乾燥の五目御飯の水面浮上図
【符号の説明】
11 胚芽精米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯
12 玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯
13 発芽玄米の蒸し乾し飯の乾燥焼飯
14 押し麦の蒸し乾し飯の乾燥焼飯
15 粟の蒸し乾し飯の乾燥焼飯
16 きびの蒸し乾し飯の乾燥焼飯
21 人参紛末の乾燥粒具
22 大根粉末の乾燥粒具
23 牛蒡粉末の乾燥粒具
24 南瓜粉末の乾燥粒具
25 オクラ粉末の乾燥粒具
26 椎茸粉末の乾燥粒具
27 わかめ粉末の乾燥粒具
28 刻み海苔の乾燥粒具
31 緑茶砂糖粉末被覆の乾燥粒具
32 ミルク砂糖粉末被覆の乾燥粒具
33 納豆の乾燥粒具
34 魚粉末の乾燥粒具
35 調理カレーの乾燥粒具
51 ペットボトル
52 袋
53 缶
54 缶詰の乾燥の五目御飯
55 缶飲料
61 粘着テープ
71 水面

Claims (7)

  1. 米の蒸し乾し飯が熱油の中で膨張した乾燥焼飯に複数種類の具素材の乾燥粒具を組み合せたペットボトル詰の乾燥の五目御飯。
  2. 請求項1記載の米が発芽玄米である蒸し乾し飯が熱油の中で膨張した乾燥焼飯。
  3. 請求項1記載の米が玄米である蒸し乾し飯が熱油の中で膨張した乾燥焼飯。
  4. 米が複数種類の穀物である請求項1記載の乾燥の五目御飯。
  5. 乾燥粒具が野菜・海藻の乾燥粒具を乾燥の五目御飯100g中に10g以上40g以下である請求項1記載の乾燥の五目御飯。
  6. 乾燥粒具に納豆の乾燥粒具又はオクラの乾燥粒具を加えた請求項1記載の乾燥の五目御飯。
  7. ペットボトル詰が袋詰又は缶詰である請求項1記載の乾燥の五目御飯。
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