JP2004112816A - インタラクティブ番組ガイドシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

【課題】　インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供する。
【解決手段】　インタラクティブ番組ガイドは、好適には、視聴者のテレビ受像機に連結されたマイクロプロセッサ制御型セットトップボックスを用いて実施される。セットトップボックスは、ヘッドエンドテレビ放送センタから番組スケジュール情報およびソフトウェアを受け取る。好適には、その日および少なくともそれに続く６日間の番組スケジュール情報が、セットトップボックス内のメモリ内に格納される。インタラクティブ番組ガイドは、視聴者が番組スケジュール情報に、限定的なサーチ選択基準と非限定的なソート属性とを適用することを可能にする表示モードを提供する。
【選択図】　図７

Description

発明の背景
　本発明は、テレビジョン番組ガイドシステムに関し、特に、テレビまたは他の適切なビデオモニタ上に表示された番組スケジュール情報から作成された番組選択に基づいて、自動的にテレビをチューニングすることができる、あるいはビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）をプログラミングすることができる、インタラクティブ（双方向型）テレビジョン番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法に関する。より特定すると、本発明は、視聴者が、番組スケジュール情報に、限定的なサーチ選択基準と非限定的なソート（並べ替え）属性とを適用することにより、興味のある番組を探し当てることを可能にする、直観的サーチユーティリティを提供するインタラクティブテレビジョン番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法に関する。

　視聴者の要望に応えて、ケーブルおよび衛星テレビ放送サービスは、主に顧客に入手可能な番組のチャネルの数を増加することによってプログラミングの多様性を向上させてきた。例えば、多くのケーブルテレビ放送サービスは、現在、数十〜百以上の番組のチャネルを提供しており、より多くのケーブルサービルが同軸ケーブルネットワークを光ファイバネットワークに置き換えるにつれて、この数は着実に増加することが予想される。衛星テレビ放送サービスはまた、顧客に入手可能な番組のチャネルの数を増加することによってプログラム提供の多様性を向上させ続ける。

　言うまでもなく、向上したプログラム提供の多様性は、一般視聴者から歓迎されるが、負担を伴わないわけではない。視聴者が頻繁に遭遇する１つの問題は、チャネルの数が増えると、迅速に興味のある番組を探し当ててチューニングをすることが困難になるということである。ケーブルテレビが一般的になる前には、視聴者が、視る番組を選択するために、入手可能な数少ない地上波放送チャネルの各々で放送されている番組を短時間試すことが通常なされていた。しかし、「チャネルサーフィン」と呼ばれるこの手法は、数十〜百以上のチャネル上の番組を考慮しなければならない場合には困難であり、これを行っている間に視聴者が、最終的に視るものとして選択した番組の、所望でないほど大きな部分を見逃してしまうことがあり得る。

　別の懸念は、チャネル数の増加により、２つの興味のある番組が同時に放映される可能性が高くなることである。従って、視聴者はしばしば、一方の番組を後に視るために録画し、その間他方の番組を視ることが必要であると考える。従って、テレビ放送サービスにより提供されるチャネルの数が増えるにつれ、ＶＣＲ録画のために番組をスケジューリングするという、悪名高いほどに困難な作業を簡素化するシステムおよび方法の必要性がますます高まる。

　過去数年間、米国において、テレビ視聴者は、多くのテレビ放送サービスにより提供されるスクロール（画面をずらす）式テレビ番組ガイドに慣れてきた。このようなガイドの１つは、プレビューチャネルとして知られており、そのテレビ放送サービスにより提供される各チャネル用の番組スケジュール情報を含むスクロール式グリッド（格子）を（テレビ放送サービスにより選択されたチャネルで）視聴者に提示する。スクロール式グリッドの横軸は番組スケジュール時間を示し、縦軸は番組のチャネルを示す。典型的には、現在の時間ピリオド（単位時間、典型的には３０分間）から１．５時間分の番組スケジュール情報が提供される。

　番組スケジュール情報を提供するためにプレビューチャネルによって用いられているグリッドフォーマット（書式）は、一般視聴者には好意的に受け取られている。本質的に、グリッドの本体はセルアレイ（配列）であり、各セルは横軸により特定された時間に縦軸により特定されたチャネルで放映されている、又は放映される番組を表す。各セルのサイズ（すなわち、セル幅）は、番組の長さ（１以上の時間ピリオドに亘る）を表す。

　スクロール式グリッド番組ガイドは、過去数年間にわたって視聴者にとって価値があることが証明されているが、インタラクティブ番組ガイドではない。そのため、視聴者が非常に有用であると考える、ある種の性能に欠ける。例えば、スクロール式グリッドは、現在時刻から比較的短い時間（例えば１．５時間）を越えたテレビ放送時間の番組スケジュール情報を提供する能力は有していない。また、グリッドは、視聴者が制御できないペースでスクロールする。従って、スクロール式グリッドが、視聴者が考慮したい番組スケジュール情報に進むまでに数分間かかることがあり得る。最後に、視聴者は、テレビを所望のチャネルにチューニングするため、又はＶＣＲをプログラミングするために、直接スクロール式グリッドを用いることができない。

　このような性能を有するインタラクティブ番組ガイドを提供する試みがなされてきた。１つのシステムは、米国特許第４，７０６，１２１号に記載されているが、上記特許に記載されているシステムはいくつかの理由で欠点がある。例えば、米国特許第４，７０６，１２１号に記載されているシステムは、視聴者が複数の番組選択基準を選択することを可能にし、上記複数の番組選択基準は組み合わされて、組み合わされた基準に合う番組リストが提供される。このことは、番組スケジュール情報の表示を、組み合わされたユーザ番組選択基準に合う番組にのみ制限するように作用する。選択基準が活性化されると、視聴者は選択基準に合わない番組を視るためおよび録画するために選択することができない。なぜなら、そのような番組はリストアップされないからである。そのような番組を選択するためには、視聴者は、選択基準を不活性化するか、または番組リスト内の興味のある番組を捕獲するために異なる組み合わせの基準（またはおそらく単一の基準）を試さなければならない。

　さらに、米国特許第４，７０６，１２１号で採用されている、ユーザ番組選択基準を組み合わせるというアプローチは、しばしば、望ましくないほど限定されすぎた番組リストにつながり得る。実際、ユーザ番組選択基準の限定的すぎる組み合わせに合う番組がないためにリスト内に何の番組も表示されない可能性もある。その場合、視聴者が選択基準をオフにすれば、全スケジュールが視聴者に入手可能になるが、その順番はテレビ放送サービスが定義した順番（例えば、典型的にはテレビ放送時間およびチャネルによる）である。視聴者に、完全な番組リストまたは限定された番組リストを意味のある様式で並べ替える性能が何の制限もなしに与えられることはない。

　同様に、他のインタラクティブ番組ガイドシステムが、米国特許第５，３５３，１２１号、およびＶ．　Ｂｒｕｇｌｉｅｒａにより“Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｏｎ−Ｓｃｒｅｅｎ　Ｄｉｓｐｌａｙ　−　Ａ　Ｎｅｗ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　ｆｏｒ　ｔｈｅ　Ｃｏｎｓｕｍｅｒ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ”　ｉｎ　１８ｔｈ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ　Ｓｙｍｐｏｓｉｕｍ　ａｎｄ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ，　Ｍｏｎｔｒｅｕｘ，　Ｓｗｉｔｚｅｒｌａｎｄ　（１９９３年６月１０日〜１５日）に記載されている。

　従って、視聴者が、限定的選択基準に加えて、あるいは限定的選択基準に代えて、非限定的ソート属性を番組スケジュール情報に適用することを可能にする、インタラクティブ番組システムおよびそれに関連する方法を提供することが望ましい。

　また、テレビ放送サービスが、視聴者が番組スケジュール情報に適用することができる、複数の非限定的ソート属性と限定的選択基準とのセットを定義することができる、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することが望ましい。

　さらに、テレビ放送サービスが、視聴者によって番組スケジュール情報に適用された限定的選択基準に応じて視聴者が選択するための、視聴者用の非限定的ソート属性の、複数の異なるセットを定義することができる、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することが望ましい。

　インタラクティブ番組ガイドは、視聴者が、選択された番組のＶＣＲ録画の予定をテレビ放送時刻の充分前に立てることができるように、数日分の番組スケジュール情報を提供することができることが重要である。しかし、現行のインタラクティブ番組ガイドは、視聴者が特定の日の番組スケジュール情報を迅速に選択することを可能にする、便利なインタフェースを提供しない。

　従って、番組スケジュール情報が入手可能である日を表示し、特定の日の番組スケジュール情報をユーザが選択することを可能にする、グラフィカルユーザインタフェースを提供する、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することが望ましい。

　視聴者に、すべての特徴を備えたインタラクティブ番組ガイドを提供するために、典型的にはいくつかの異なる画面を用いることが必要である。その場合、各画面は、システムの１以上の特徴と関連する。しかし、視聴者はしばしば、システム内の興味のある特定の画面に戻る方法を明確に理解することなく、このようなシステムから抜け出せなくなってしまう。

　従って、視聴者によって、インタラクティブ番組ガイドのいずれの画面からも呼び出され得るメニューであって、インタラクティブ番組ガイドの様々な画面を介してナビゲート（操作）するときに視聴者によって用いられるメニューを含む、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することが望ましい。

　また、テレビ放送サービスが、入手可能なメニュー選択肢を定義し得る、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することが望ましい。

発明の要旨
　視聴者が、限定的選択基準に加えて、あるいは限定的選択基準に代えて、非限定的ソート属性を番組スケジュール情報に適用することを可能にする、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することが、本発明の目的である。

　また、テレビ放送サービスが、視聴者が番組スケジュール情報に適用することができる、非限定的ソート属性と限定的選択基準とを定義することができる、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することもまた、本発明の目的である。

　テレビ放送サービスが、視聴者によって番組スケジュール情報に適用された限定的選択基準に応じて視聴者が選択するための、視聴者用の非限定的ソート属性の、複数の異なるセットを定義することができる、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することは、本発明の別の目的である。

　視聴者によって、選択されたソート属性によって定義されたソートの順番で、選択された限定的選択基準に合う番組スケジュール情報と共に、視聴者が選択用するために入手可能な非限定的ソート属性と限定的選択基準とを、単一の画面上に、同時に表示する、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することは、本発明の更なる目的である。

　番組スケジュール情報が入手可能である日を表示し、特定の日の番組スケジュール情報をユーザが選択することを可能にする、グラフィカルユーザインタフェースを提供する、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することは、本発明の更なる目的である。

　視聴者によって、インタラクティブ番組ガイドのいずれの画面からも呼び出され得るメニューであって、インタラクティブ番組ガイドの様々な画面を介してナビゲートするために視聴者によって用いられるメニューを含む、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することは、本発明の更なる目的である。

　テレビ放送サービスが、入手可能なメニュー選択肢を定義し得る、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法を提供することは、本発明の更なる目的である。

　本発明によると、テレビまたは他の適切なビデオモニタ上に表示された番組スケジュール情報から作成された番組選択に基づいて、自動的にテレビをチューニングすることができる、あるいはビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）をプログラミングすることができる、インタラクティブ番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法が提供される。インタラクティブ番組ガイドは好適には、視聴者のテレビ受像機に連結された、マイクロプロセッサ制御型セットトップボックスを用いて実施される。セットトップボックスは、ヘッドエンド（最上位の）テレビ放送センタから番組スケジュール情報とソフトウェアとを受信する。好適には、その日およびそれに続く６日間の番組スケジュール情報はセットトップボックス内のメモリに格納される。本発明に関連して用いられる番組スケジュール情報は、データが上述した性能とは異なる、又は追加の性能を有する他の性能を有するセットトップボックスなどの、他の目的に用いられ得る番組スケジュール情報を含むという意味で包括的である。好適には、番組スケジュール情報は、番組のタイトル、テレビ放送時間、チャネル、番組の説明、および他の有用な情報を含む。

　本発明のインタラクティブ番組ガイドは、視聴者に情報を提示するため、または視聴者から情報を得るために、いくつかの異なる視聴者が選択可能な表示モードで動作する。主要表示モードは、番組ガイド表示モードである。このモードにおいて、インタラクティブ番組ガイドは、よく知られたグリッドフォーマットで番組スケジュール情報を提示する。視聴者は、リモートコントロール上のナビゲーションキーを用いて所望の番組にカーソルを移動させることができる。一旦興味のある番組が探し当てられてカーソルによりハイライト（強調表示）されると、視聴者は、リモートコントロールを用いてセットトップボックスに選択された番組にチューニングすること（「ポイント・アンド・チューン」）、またはその番組を後に視る若しくは録画する（まだ放映されていない場合）ように予定を立てることを行わせる。

　本発明のインタラクティブ番組ガイドはまた、番組サーチ（検索）表示モードを提供する。番組サーチ表示モードは、番組スケジュール情報に対する限定的サーチ選択基準および非限定的ソート属性を用いて、視たいまたは録画したい番組に関する番組スケジュール情報のリストをサーチするために、視聴者によって用いられ得る。インタラクティブ番組ガイドは好適には、入手可能な選択基準およびソート属性と、番組スケジュール情報に選択基準および／またはソート属性とを適用した結果得られた結果との同時表示を提供する。好適には、選択基準およびソート属性は、ヘッドエンドテレビ放送センタにより定義され、インタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるソフトウェアと共に動作パラメータとしてセットトップボックスに伝送される。ヘッドエンドテレビ放送センタはまた、番組サーチ表示モードが呼び出されたときに自動的に番組スケジュール情報に適用されるデフォルト（初期設定）選択基準およびデフォルトソート属性を定義する。さらに、視聴者に入手可能な非限定的ソート属性は、視聴者によって以前に選択された特定のユーザ番組選択基準の機能であり得る。

　本発明のインタラクティブ番組ガイドはまた、番組サーチ表示モードでの視聴者のナビゲーションを容易にする２つの表示モードを含む。第１は、デイ・トゥ・ビュー・表示モードと呼ばれ、特定の日、そして更に特定すると選択された日の特定の時間範囲（すなわち、「デイパート」）に関する番組スケジュール情報に、番組ガイド表示をナビゲートさせるために用いられる。第２は、フェイバリットチャネル表示モードと呼ばれ、視聴者が気に入ったチャネルラインナップを定義することを可能にする。視聴者がフェイバリット（気に入った）チャネルラインナップを確立した後、番組ガイド表示モードで表示された番組スケジュール情報は、視聴者によって選択されたチャネルに応じてソートされる。フェイバリットチャネルラインナップは好適には、非限定的である。すなわち、視聴者によって選択されたチャネルは、視聴者によって選択された順番で番組ガイドの先頭に移動され、他のチャネルはその後に続く。視聴者のフェイバリットチャネルラインナップは好適には、番組サーチ表示モードには適用されない。

　本発明のインタラクティブ番組ガイドはまた、視聴者が上述した表示モードのいずれもから呼び出すことができる便利なメニュー（本明細書において「クイックメニュー」と呼ぶ）を提供する。クイックメニューは、視聴者が上記の表示モードの１つのモードから別のモードへ迅速にスイッチすることを可能にするメニュー選択肢を含む。クイックメニューはまた、表示モード選択肢に加えて、番組ガイド表示モードでショートカットナビゲーションツールとして動作するメニュー選択肢を含む。例えば、視聴者は、インタラクティブ番組ガイドに、現在時刻にかかわらずプライムタイム（例えば、午後７時から始まる）中に放映されることが予定されている番組に、番組グリッドを自動的にナビゲートさせるクイックメニュー選択肢を選択することができる。クイックメニューはまた、クイックメニューが呼び出される表示モードに応じて規定されている状況感知メニュー選択肢を含み得る。デフォルトメニュー選択肢（すなわち、クイックメニューが呼び出されたときに表示される選択肢）を含む入手可能なクイックメニュー選択肢は好適には、ヘッドエンドテレビ放送センタによって定義され、動作パラメータとしてセットトップボックスに伝送される。

発明の詳細な説明
　まず図１を参照して、本発明のインタラクティブ番組ガイドを提供するシステム５０を説明する。但し、本発明を従来のケーブルテレビ放送システムの場合について説明するが、本明細書で述べる原理は衛星テレビ放送システムおよび視聴者にテレビジョンサービスを提供するために適した他のシステムにも適用されることが理解されるべきである。

　システム５０は、データセンタ５２とヘッドエンドテレビ放送センタ５４とを含む。データセンタ５２は、番組スケジュール情報を更新および格納する中央コンピュータシステム５６を含む。中央コンピュータシステム５６により維持される番組スケジュール情報は、本発明のインタラクティブ番組ガイドを提供するすべてのテレビ放送サービスにより用いられるデータを含むという意味で「完全」である。データはまた、本発明を実施しない他のシステムによっても使用され得るという意味で包括的である。番組スケジュール情報は、手動データエントリ（例えば、キーボード）を介して中央コンピュータシステム５６に供給されてもよいし、磁気媒体（例えば、テープまたはディスク）、モデムリンク、または他のいずれかの適切なデータ伝送メカニズムを介して外部ソースから供給されてもよい。番組スケジュール情報は、少なくとも番組のチャネル、タイトル、およびテレビ放送時間を含み、さらに番組の説明、テレビ放送コールサイン、テーマ、および番組を１以上のカテゴリに分類するために用いられ得る他の情報を含み得る。

　データセンタ５２は、衛星送信機５８を用いて、番組スケジュール情報を衛星６０を介してヘッドエンドテレビ放送センタ５４に送信する。番組スケジュール情報は、衛星受信機６２により受信され、衛星受信機６２は、データをヘッドエンドコンピュータ６４に伝送する。好適には、データセンタ５２は、番組スケジュール情報を連続的にヘッドエンドテレビ放送センタ５４に供給し、それによりヘッドエンドテレビ放送センタは予期しないデータの損失から迅速に回復し得る。連続的供給はまた、番組スケジュール情報が更新されると、その後すぐにヘッドエンドテレビ放送センタ５４に更新内容が供給されることを保証する。データセンタ５２は好適には、その日および少なくともそれに続く６日間の番組スケジュール情報をヘッドエンドテレビ放送センタ５４に供給する。

　上述したように、データセンタ５２は、本発明のインタラクティブ番組ガイドを提供するすべてのテレビ放送サービス用の、番組スケジュール情報を送信する。しかし、ケーブルオペレータは、視聴者が、受信しないチャネルの番組スケジュール情報を見ることを好まない。そのため、ヘッドエンドコンピュータ６４が有する１つの機能は、ヘッドエンドテレビ放送センタ５４により提供されるチャネルのみの番組スケジュール情報を選択することである。

　番組スケジュール情報の「減少された」セットが、セットトップコンピュータ６６に供給される。セットトップコンピュータ６６は、番組スケジュール情報を、複数のチャネルのテレビジョン番組信号と共にケーブルネットワーク６８を介して伝送するためにフォーマット（定型化）する。（フォーマットされたデータもまた、本発明を実施しないセットトップボックスが他の目的のためにフォーマットされたデータを用いることができるという意味で、包括的である。）ケーブルネットワーク６８に連結された複数のセットトップボックス７０は、テレビジョン番組信号と番組スケジュール情報とを受信する。

　テレビジョン番組信号と共に番組スケジュール情報を送信する、いずれの従来の方法も、本発明に関連して用いられ得る。好適には、ケーブルネットワーク６８を介して番組スケジュール情報の連続的供給を送信するために、帯域外チャネル（例えばチャネル０）が用いられる。番組スケジュール情報の連続的供給の送信は、セットトップボックス７０に電力の中断が起こった場合に、インタラクティブ番組ガイドの迅速な回復を可能にする。番組スケジュール情報の連続的供給の送信はまた、データセンタ５２でスケジュール変更が行われた場合に、スケジュール情報の即時更新を提供する。あるいは、番組スケジュール情報は、ヘッドエンドテレビ放送センタによって提供される番組のチャネルの１つ、いくつか、またはすべての垂直帰線ブランキング間隔（ＶＢＩ）を用いて送信され得る。

　番組スケジュール情報に加えて、ヘッドエンドテレビ放送センタ５４はまた、本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するためにセットトップボックス７０により用いられるソフトウェアモジュールおよび動作パラメータを送信し得る。さらに、ソフトウェアモジュールおよび動作パラメータは、ヘッドエンドテレビ放送センタ５４ではなくデータセンタ５２から発するものであってもよい。動作パラメータは、例えば、非限定的ソート属性、限定的選択基準、メニュー選択肢、およびデフォルトメニュー選択肢（これらはすべて以下に、より詳細に説明する）を含み得る。

　次に図２を参照して、本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために適したセットトップボックス７０を説明する。ケーブルネットワーク６８を介して送信されたテレビ信号、番組スケジュール情報、動作パラメータ、およびソフトウェアモジュールはまず、チューニング回路７２に受信される。チューニング回路７２は、入力された信号を従来の様式で処理して番組スケジュール情報、動作パラメータ、およびソフトウェアモジュールを抽出する。番組スケジュール情報、動作パラメータ、およびソフトウェアモジュールは、コントロールユニット７４に供給される。コントロールユニット７４は、好適にはマイクロプロセッサベースである。コントロールユニット７４は、番組スケジュール情報、動作パラメータ、およびソフトウェアモジュールをメモリ７６内に格納する。メモリ７６は、好適にはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）であるが、セットトップボックス７０がオンにされたときに番組スケジュール情報、動作パラメータ、およびソフトウェアモジュールの初期ローディングを行うために必要な命令をコントロールユニット７４に与えるために、リードオンリメモリ（ＲＯＭ）またはフラッシュメモリを含み得る。メモリ７６がロードされた後、メモリ７６は好適にはその日および少なくともそれに続く６日間の番組スケジュール情報を含む。

　チューニング回路７２はまた、番組スケジュール情報、動作パラメータ、およびソフトウェアモジュールをコントロールユニット７４に送ることに加えて、セットトップボックス７０を視聴者により選択された番組のチャネルにチューニングする。視聴者は、赤外線受信機８０を介してコントロールユニット７４と通信するリモートコントロール７８を用いてチャネル選択を行うことができる。コントロールユニット７４は、視聴者のチャネル選択を受信すると、チューニング回路７２を選択されたチャネルにチューニングさせる。選択されたチャネルのテレビ信号は発生器同期ロック（「ジェンロック」）回路８２により受信される。インタラクティブ番組ガイドがオンでないとき、選択されたチャネルのテレビ信号は、ジェンロック回路８２を通過してディスプレイ８４に受信される。ディスプレイ８４は、好適には、従来のテレビ受像機である。ディスプレイ８４は、選択されたチャネル上にテレビ番組を表示する。

　リモートコントロール７８はまた、本発明のインタラクティブ番組ガイドを呼び出すために視聴者によって用いられ得る。コントロールユニット７４は、適切なコマンドを受信すると、メモリ７６から、番組スケジュール情報の少なくとも一部を引き出す。コントロールユニット７４は、引き出されたデータをディジタルビデオ回路８６に供給し、ディジタルビデオ回路８６はディジタルデータをビデオ信号に変換する。インタラクティブ番組ガイドのビデオ信号はその後、ジェンロック回路８２に供給され、ジェンロック回路８２はビデオ信号を、チューニング回路７２から受信したテレビ信号に同期する。インタラクティブ番組ガイドは、ディスプレイ８４上に表示されているテレビ番組上にオーバーレイとして現れる。視聴者がリモートコントロール７８を用いてインタラクティブ番組ガイドをナビゲートするときに適切な番組スケジュール情報がコントロールユニット７４によってメモリ７６から引き出され、最終的にディスプレイ８４上に表示される。視聴者がインタラクティブ番組ガイドの選択を解消すると、コントロールユニット７４は、ディジタルビデオ回路８６へのデータの供給を停止し、インタラクティブ番組ガイドは消える。

　インタラクティブ番組ガイドは、ディスプレイ８４上に表示すべき興味のある番組を選択するために、視聴者によって用いることができる。インタラクティブ番組ガイドはまた、ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）８８をプログラムするためにも用いることができる。コントロールユニット７４は好適には、ＶＣＲ８８の赤外線受信機（図示せず）と通信する赤外線送信機９０の使用を介してＶＣＲ８８をコントロールする。コントロールは好適には、ＶＣＲ８８による録画の開始および終了を含み、さらにチャネル選択および他のより進んだコントロールコマンドを含み得る。

　図２において、ディスプレイ８４およびＶＣＲ８８は、ジェンロック回路８２に接続されている状態で示されている。他の構成も可能である。例えば、ＶＣＲがジェンロック回路８２に接続され、ディスプレイ８４がＶＣＲに接続されてもよい。しかし、視聴者が異なる番組を同時に録画し視たい場合は、ＶＣＲ８８をケーブルネットワーク６８に直接接続することができる。本発明はまた、ＶＣＲ８８用とディスプレイ８４用に１つずつ、計２つのチューナを含むセットトップボックス（図示せず）の使用も考慮する。

　セットトップボックス７０と共に用いられるリモートコントロール７８は、多くの点で従来のものであり得る。例えば、リモートコントロール７８は、０〜９の番号を付した一連のキーを含み得る。上記一連のキーは、チューニング回路７２を特定のチャネルにチューニングさせるために視聴者により用いられ得る。好適には、リモートコントロール７８は、インタラクティブ番組ガイドに関連して用いられる、以下の９つの追加のキーを含む。
リモートコントロールキー
ガイド 左方向矢印
メニュー 右方向矢印
選択 ページフォワード（ページ進み）
上方向矢印 ページバックワード（ページ戻り）
下方向矢印
　本発明のインタラクティブ番組ガイドは、好適には、情報を提供するためおよび視聴者から情報を得るために、いくつかの異なる表示モードを用いる。視聴者がリモートコントロール７８のガイドキーを押すと、インタラクティブ番組はまず「番組ガイド」表示モードに入る。

　図３は、「番組ガイド」モードが最初に呼び出されたときに（すなわち、リモートコントロール７８上のガイドキーを押すことにより）、ディスプレイ８４上に提示される番組ガイド画面１００を示す。番組ガイド画面１００は、視聴者に番組スケジュール情報を提供する、よく知られたグリッドフォーマットを採用している。画面１００は、時間バー１０２を含み、時間バー１０２は、水平方向に配置された複数の時間セル１０４および日付セル１０６に分割される。各セル１０４はテレビ番組提供の３０分の時間ピリオドに対応する。日付セル１０６は、表示された番組スケジュール情報の放映日を特定する。

　画面１００はまたチャネルバー１０８を含み、チャネルバー１０８は、垂直方向に配置された複数のチャネルセル１１０に分割される。チャネルセル１１０は、表示された番組が放映される（又はされている）チャネルを特定する。

　画面１００はさらに、番組グリッド１１２を含む。本質的に番組グリッド１１２は、与えられた時間に、メモリ７６（図２）に格納された番組スケジュール情報のサブセットを表示する。番組グリッド１１２は、複数の番組セル１１４に分割される。各番組セル１１４は、特定のテレビ番組に関する情報を含む。好適な実施の形態において、この情報は常に番組のタイトルを含むが、図示するように、いずれかの特定の番組に関する情報は、リリースされた年、ＭＰＡＡ（アメリカ映画協会）の格付け（映画の場合）、テーマなどをも含み得る。各番組セル１１４の長さは、その中に記載されている番組の長さに対応し、１時間ピリオドを越えることがあり得る。従って、視聴者は、興味のある特定の番組セル１１４の境界線と時間バー１０２とを単に比べることにより、各番組の開始時間、終了時間、および長さを容易に決定することができる。

　番組ガイド表示モードが、リモートコントロール７８（図２）上のガイドキーを押すことによって最初に呼び出されたとき、画面１００は、メニューのオーバーレイまたは「クイックメニュー」１１６をも含んでいる。クイックメニュー１１６はまた、リモートコントロール７８（図２）上のメニューキーを押すことによって、インタラクティブ番組ガイドのいずれの表示モードからも呼び出し得る。クイックメニュー１１６は、視聴者がインタラクティブ番組ガイドの動作をコントロールすることを可能にする複数のメニュー選択肢を含む。クイックメニュー１１６が呼び出されたときはいつでも、現在の選択セル１１８、前の選択セル１２０，および次の選択セル１２２の各々に１つずつの３つのメニュー選択肢のみが表示される。

　視聴者は、リモートコントロール７８（図２）上の左方向および右方向矢印キーを用いて、クイックメニュー１１６をナビゲートする。左方向矢印キーを押すと、それまで次の選択セル１２２に含まれていたメニュー選択肢が現在の選択セル１１８に移動する。右方向矢印キーを押すと、それまで前の選択セル１２０に含まれていたメニュー選択肢が現在の選択セル１１８に移動する。このようにして、視聴者は、所望のメニューが探し当てられるまで、様々なメニュー選択肢をスクロールすることができる。クイックメニュー１１６は好適には、エンドレスループ形式で動作する。所望のメニュー選択肢が現在の選択セル１１８に現れると、視聴者は選択キーを押して選択肢を活性化する。

　画面１００から（又はクイックメニュー１１６が表示されている他のいずれかの画面から）クイックメニュー１１６を除去するためには２つの方法がある。リモートコントロール７８（図２）上のメニューキーは、トグルとして作用し、そのため、メニューキーがまず押された状態でクイックメニュー１１６が表示されると、メニューキーを再度押すことによりクイックメニュー１１６が除去される。視聴者は、上方向矢印キーを押すことによってもクイックメニュー１１６をクリアすることができる。クイックメニュー１１６がクリアされると、視聴者は現在の表示モードに適した、クイックメニューの下にあった画面内でナビゲートすることができる。

　クイックメニュー１１６の下には、タイトルバー１２４がある。タイトルバー１２４は、現在の時刻を表示するクロックセル１２６を含む。タイトルバー１２４はまた、状況感知情報を含む。例えば、クイックメニュー１１６が表示されると、タイトルバー１２４は、クイックメニュー１１６を用いる方法に関する、簡単ではあるが直観的な命令を含む。

　クイックメニュー１１６において入手可能なメニュー選択肢は、おおまかに２つのグループに類別されることができる。選択肢の第１のグループは、視聴者に、番組ガイド表示モードでナビゲートするためのショートカット（短縮）を提供する。好適な実施の形態において、「ホットピックス」（Ｈｏｔ　Ｐｉｃｋｓ）、「ホワッツオン」（Ｗｈａｔ’ｓ　Ｏｎ）、および「プライムタイム」（Ｐｒｉｍｅ　Ｔｉｍｅ）と呼ばれる３つのショートカット選択肢、すなわち、「ナビゲーションポイント」がある。クイックメニュー１１６からナビゲーションポイントを選択すると、その結果、表示モードが変更されることなく、単に画面１００に表示されるデータが変更される（すなわち、表示モードは番組ガイドのままである）。選択肢の第２のグループは、インタラクティブ番組ガイドで用いられる複数の表示モードから選択するために視聴者により用いられる。好適な実施の形態において、表示モードの選択肢は、「番組ガイド」（Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｇｕｉｄｅ）、「番組サーチ」（Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｓｅａｒｃｈ）、「デイ・トゥ・ビュー」（Ｄａｙ　ｔｏ　Ｖｉｅｗ）および「フェイバリットチャネル」（Ｆａｖｏｒｉｔｅ　Ｃｈａｎｎｅｌ）である。

　図４は、番組ガイド画面１００の、ホットピックスナビゲーションポイントが選択されたときに現れ得る状態を示す。ホットピックスナビゲーションポイントは、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のガイドキーを押すことによりインタラクティブ番組ガイドを呼び出したときにコントロールユニット７４（図２）により自動的に選択されることも留意されるべきである。クイックメニュー１１６（図３）が表示されない場合、タイトルバー１２４は、視聴者に、メニューキーを押すことによりクイックメニュー１１６（図３）を呼び出すことができることを知らせる。

　図４に示すように、ホットピックスナビゲーションポイントの選択は、インタラクティブ番組ガイドに、「プレミアムチャネルラインナップ」を提示させることを引き起こす。プレミアムチャネルラインナップは、その日のプライムタイム（例えば、午後７時から始まる）の間にプレミアムチャネルで入手可能な（そして現在の時間ピリオドにもチューニング回路７２（図２）がチューニングされている現在のチャネルにも依存しない）番組に関する番組スケジュール情報を含む。好適には、プレミアムチャネルラインナップは、１つの画面に適合する（すなわち、視聴者は、追加のプレミアムチャネルに関する番組スケジュール情報を見るために番組グリッド１１２をスクロールする必要はない）。特定のチャネルを「プレミアムチャネル」として指定することは、好適には、メモリ７６（図２）に格納された動作パラメータの使用を通して達成される。局部的に興味の対象であり得る番組スケジュール情報を統合的に提示するために、プレミアムチャネルの指定は、ヘッドエンドテレビ放送センタ５４（図１）で行われ得る。

　図４において、番組セル１２７は、番組グリッド１１２内のカーソルの位置を示すために、ハイライトされた状態で示されている。視聴者は、リモートコントロール７８（図２）上の左方向、右方向、上方向、および下方向矢印キーを従来の様式で用いることにより、番組グリッド１１２内でナビゲートする（すなわち、カーソルを動かす）ことができる。例えば、番組セル１２７がハイライトされている間に右方向矢印キーが押されると、カーソルは番組セル１２８に移動する。その後番組セル１２８がハイライトされ、他方番組セル１２７はもはやハイライトされない。番組セル１２７または１２８がハイライトされている間に下方向矢印キーが押されると、カーソルは番組セル１３０に移動する。

　視聴者が表示された番組スケジュール情報を越えた位置までカーソルを動かそうと試みると、番組グリッド１１２、時間バー１０２、およびチャネルバー１０８は、必要に応じてスクロールする。例えば、番組セル１２７がハイライトされている間に視聴者が左方向矢印キーを押すと、番組グリッド１１２および時間バー１０２が、番組セル１２７によって示される番組の直前に放映されるようにスケジュールが決められている番組に関する番組スケジュール情報の表示が可能になるように充分右にスクロールする。連続アイコン（絵記号）１３２は、時間バー１０２内に現在表示されている時刻よりも前に開始する、又は後に終了する特定の番組を示す。視聴者は、連続アイコン１３２により示される方向に対応する矢印キーを用いて番組グリッド１１２をスクロールすることにより、このような番組がいつ開始または終了するかを見ることができる。

　視聴者の観点から見ると、インタラクティブ番組ガイドは、プレミアムチャネルラインナップが、他の入手可能なチャネルに関するスケジュール情報を含む「メインチャネルラインナップ」の前に付加されているかのように動作する。さらに、番組スケジュール情報は好適には、エンドレスループ形式で表示される。デフォルトによると、メインチャネルラインナップは、チャネル番号によって順番に配列された、すべての入手可能なチャネル（指定されたプレミアムチャネルを含む）に関する番組スケジュール情報を含む。従って、番組セル１３４がハイライトされている間に視聴者が下方向矢印キーを押した場合、番組グリッド１１２およびチャネルバー１０８は、メインチャネルラインナップ第１のチャネル（例えば、チャネル２）に関する番組スケジュール情報が番組グリッド１１２の最終行に現れるように、前進する。他方、番組セル１２７がハイライトされている間に視聴者が上方向矢印キーを押した場合、メインチャネルラインナップの最終チャネルに関する番組スケジュール情報が番組グリッド１１２の第１行に現れる。その後視聴者が全メインチャネルラインナップをスクロールすることを選択すると、プレミアムチャネルラインナップに関する番組スケジュール情報が番組グリッド１１２に再び現れる。しかし、本発明は、フェイバリットチャネル表示モード（図９に関連して後述する）の使用を通してメインチャネルラインナップの視聴者による改変（並べ替えによる）を可能にすることが留意されるべきである。

　ページフォワードおよびぺージバックワードキーもまた、番組ガイド表示モードでナビゲートするために用いられる。（左方向矢印、右方向矢印、上方向矢印、下方向矢印、ページフォワード、およびページバックワードキーを、まとめて「ナビゲーションキー」と呼ぶ。）例えば、プレミアムチャネルラインナップが表示されている間にページフォワードキーが押されると、番組グリッド１１２およびチャネルバー１０８は、プレミアムチャネルラインナップが、連続的チャネルラインナップ内の最初の６つのチャネルに関する番組スケジュール情報に置換されるように、スクロールする。代わりにページバックワードキーが押されると、連続的チャネルラインナップの最後の６つのチャネルに関する番組スケジュール情報が表示される。

　ハイライトされた番組を選択するためには、リモートコントロール７８（図２）上の選択キーが視聴者により用いられる。番組が選択された後、視聴者は、選択された番組にチューニングし、選択された番組を録画し、または単に選択された番組に関する更なる情報を見ることができる。これらの特徴は、図１０に関連して後により詳細に述べる。

　図５は、視聴者がクイックメニュー１１６（図３）からプライムタイムナビゲーションポイントを選択したときに現れる番組ガイド画面１００を示す。日付セル１０６に示される日に関するプライムタイム番組スケジュール情報が、第１のチャネル（例えば、チャネル２）から始まるメインチャネルラインナップに表示される。「プライムタイム」を構成する時間は、メモリ７６（図２）内に格納された動作パラメータにより定義される。そのため、上記時間は、データセンタ５２（図１）またはヘッドエンドテレビ放送センタ５４（図１）により設定され得る。表示は、プライムタイムの開始時に最下のチャネルで（現在の時間ピリオドまたはチューニング回路７２（図２）が現在チューニングされているチャネルに関係なく）始まる。その日にプライムタイムが選択されており現在の時間ピリオドが動作パラメータにより定義されたプライムタイムの開始時間よりも遅い場合、番組グリッド１１２は好適には、データがまだ入手可能であればプライムタイムの開始時に始まる番組スケジュール情報を表示する。データがもはや有効でないために廃棄されている場合、番組スケジュール情報はデータベースの先頭から表示される。

　あるいは、本発明は、次のプライムタイムピリオド（翌日の）が表示されるように実施されてもよい。

　図５に示す実施例において、時間バー１０２は、プライムタイムのスケジュールが午後７時に開始するように設定されていることを示す。番組セル１３６がハイライトされた状態で示されて、カーソルの位置を示す。視聴者は、図４に関連して上述したように、リモートコントロール７８上の６つのナビゲーションキーを用いて番組グリッド１１２内でナビゲートすることができる。視聴者は、所望であれば、ホットピックスナビゲーションポイントまでスクロールで戻るために、ナビゲーションキーを用いることさえできる。しかし、視聴者は、代わりに、ホットピックスメニュー選択を利用するために、メニューボタンを押すことによりクイックメニュー１１６（図３）を呼び出すことを好むことがあり得る。いずれのナビゲーション方法が用いられても、同一のデータが視聴者に入手可能にされる。従って、クイックメニュー１１６（図３）からのナビゲーションポイントの選択は、その下の層にあるデータに何らの影響も与えない。ナビゲーションポイントは単に、視聴者が、番組ガイド表示モードにおいてある点から別の点に迅速に移動することを可能にするにすぎない。

　好適な実施の形態において、クイックメニュー１１６（図３）からホットピックスまたはプライムタイムナビゲーションポイントのいずれかを使用する結果、現在の時間ピリオドにもチューニング回路７２（図２）がチューニングされているチャネルにもかかわらず、プライムタイムの所定の開始時間（例えば、午後７時）から、番組スケジュール情報が表示される。その後、ナビゲーションキーは、番組グリッド１１２および時間バー１０２を水平方向にスクロールして、現在の時間ピリオド（現在の時間ピリオドがプライムタイムの開始時間よりも早い場合）を含む他の時間ピリオドに関する番組スケジュール情報を表示するために、視聴者により用いられ得る。リモートコントロール７８（図２）上のナビゲーションキーはまた、後日放映されるように予定されている番組に対応する番組スケジュール情報までスクロールするためにも用いることができる。日付セル１０６は自動的に、番組グリッド１１２内に表示される番組スケジュール情報に対応する日付を表示する。

　図６は、視聴者がクイックメニュー１１６（図３）のホワッツオンナビゲーションポイントを選択したときに現れる番組ガイド画面１００を示す。現在の時間ピリオドの直前の３０分の時間ピリオドから、メインチャネルラインナップに対応する番組スケジュール情報が番組グリッド１１２内に表示されている。ナビゲーションは、図４および図５に関連して上述したものとを同一の様式で達成される。メニューキーは、依然として、クイックメニュー１１６（図３）を呼び出すために入手可能である。視るべき又は録画すべきハイライトされた番組を選択するため、またはハイライトされた番組に関する追加の情報を表示するために、選択キーが用いられる。

　本発明の別の実施の形態において、ホワッツオンナビゲーションポイントを選択すると、現在の時間ピリオドに続く時間ピリオドから、番組スケジュール情報が表示される。従って、現在の時間ピリオドが午後２時の時間ピリオドである場合、番組スケジュール情報は、２時３０分の時間ピリオドから番組グリッド１１２（図３〜図６）内に表示される。

　さらに別の実施の形態を、図２９に関連して説明する。この実施の形態において、番組ガイド画面１４０は、図３〜図６に関して上述したものと実質的に同一の様式で動作する時間バー１４２、チャネルバー１４４，および番組グリッド１４６を含む。しかし、本実施の形態において、番組グリッド１４６は、好適にはナビゲーションポイントを表す少なくとも２つのアイコンを含むナビゲーションセル１４８を含む。アイコンは、上記のナビゲーションポイントのいずれをも表し得るが、本実施例においては、ナビゲーションセル１４８は「ホワッツオン」アイコン１５０と「ホットピックス」アイコン１５２とを含む。アイコン１５０がハイライトされた状態で示されて、カーソルの位置を示す。視聴者は、上述したようにリモートコントロール７８（図２）上のナビゲーションキーを用いて、カーソルを、番組グリッド１４６内の番組セルのいずれかから、アイコン１５０または１５２のいずれかに、ナビゲートさせることができる。

　番組グリッド１４６内に含まれる番組セルとは異なり、ナビゲーションセル１４８は、視聴者が番組グリッド１４６内でナビゲートするときに番組セルの残りと共に移動しないという点で、「静止している」と考えられ得る。むしろ、ナビゲーションセル１４８は、好適には、それぞれチャネルバー１４４および時間バー１４２内のチャネルおよび時間が変更されても、番組グリッド１４６の右下隅に残る。従って、視聴者は常に、ナビゲーションセル１４８内に表示されるアイコン１５０および１５２のうちの１つにまでカーソルをナビゲートさせることができる。

　アイコン１５０または１５２のいずれかがハイライトされている間にリモートコントロール７８（図２）上の選択キーを押すことにより、インタラクティブ番組ガイドは、番組グリッド１４６を、選択されたアイコン内に示されたナビゲーションポイントまでナビゲートさせる。例えば、ホワッツオンアイコン１５０が選択された後、インタラクティブ番組ガイドは、番組グリッド１４６を現在の時間ピリオドにまでナビゲートさせる。ホットピックスアイコン１５２が選択された場合、番組グリッド１４６は、動作パラメータにより定義された最も早いプライムタイム時間から、プレミアムチャネルラインナップに関する番組スケジュール情報を表示する。本質的に、ナビゲーションセル１４８からアイコンを選択することは、クイックメニュー１１６（図３）から対応するナビゲーションポイントを選択することと同一の効果を有する。本実施例により提供される利点は、視聴者が、番組スケジュール情報内の所望の位置まで急速にナビゲートするために、クイックメニュー１１６（図３）を呼び出す必要がないことである。

　図７を参照して、番組サーチ画面２００を説明する。視聴者がクイックメニュー１１６（図３）から番組サーチ表示モードを選択すると、番組サーチ画面２００がディスプレイ８４（図２）上に現れる。本発明によると、番組サーチ表示モードは、視聴者が、限定的サーチ選択基準および非限定的ソート属性を選択することを可能にする。選択基準およびソート属性は、視聴者が興味のある番組を探し当てることを補助するために番組スケジュール情報に適用される。

　画面１００（図３〜図６）同様、画面２００は、タイトルバー１２４を含む。タイトルバー１２４は、現在時刻を示すクロックセル１２６と、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のメニューキーを押すことによってクイックメニュー１１６（図３）を呼び出すことができるという指示とを含む。メニューキーが押されると、クイックメニュー１１６（図３）は、タイトルバー１２４の直上に、画面２００上の他の情報のいくつかを部分的に覆って現れる。クイックメニュー１１６（図３）は、番組サーチ表示モードで、番組ガイド表示モードに関して上記したものと同一の様式で動作する。

　クイックメニュー１１６（図３）が表示されていないとき、画面２００のタイトルバー１２４上のエリアは、３つの機能領域、すなわち、サーチ選択メニュー２０２、ソートメニュー２０４，および番組メニュー２０６に分割される。サーチ選択メニュー２０２は、複数の入手可能なサーチ選択基準から単一の限定的サーチ選択基準を選択するために視聴者により用いられる。ソートメニュー２０４は、複数の入手可能なソート属性から単一の非限定的ソート属性を選択するために視聴者により用いられる。選択されたサーチ選択基準に合う番組に対応する番組スケジュール情報が、選択されたソート属性により示される順番で番組メニュー２０６内に表示される。本発明の好適な実施の形態は単一の選択基準および単一のソート属性のみを用いるが、複数の選択基準と単一のソート属性との組み合わせ、単一の選択基準と複数のソート属性との組み合わせ、または複数の選択基準と複数のソート属性との組み合わせもまた、本発明の思想から逸脱することなく用いられ得る。

　番組サーチ表示モードがクイックメニュー１１６（図３）から選択された後に画面２００がディスプレイ８４上に最初に現れたときに、アクティブ選択基準セル２０８がハイライトされた状態で現れて、カーソルの位置を表す。サーチ選択メニュー２０２内におけるカーソルの存在は、視聴者が、リモートコントロール７８（図２）上の上方向および下方向矢印キーを用いることによりメニュー２０２とインタラクト（相互作用）できることを意味する。視聴者は、左方向および右方向矢印キーを用いることにより、カーソルをソートメニュー２０４または番組メニュー２０６に移動させることができる。メニュー２０２、２０４または２０６のうちのいずれかカーソルを含むメニューがアクティブメニュー（すなわち、視聴者がインタラクトできるメニュー）である。

　サーチ選択メニュー２０２がアクティブであるとき、視聴者は、上方向および下方向矢印キーを用いて、入手可能な選択基準の中から単一のサーチ選択基準を選択することができる。下方向矢印キーを押すと、次のサーチセル２１０内に表示されている選択基準（例えば「ドラマ」）がアクティブ選択基準セル２０８内に現れる。上方向矢印キーを押すと、前のサーチセル２１２内に表示されている選択基準がアクティブ選択基準セル２０８内に現れる。サーチ選択メニュー２０２は好適にはエンドレスループ形式で動作し、追加の選択基準は視聴者がメニュー２０２をスクロールすると表示される。入手可能な選択基準は、動作パラメータとしてメモリ７６内に格納され、メモリ７６は、上述したようにデータセンタ５２（図１）またはヘッドエンドテレビ放送センタ５４（図１）のいずれかにより定義され得る。選択基準は、映画、ドラマ、アクション、サイエンスフィクション、コメディ、スポーツ、ＴＶ、ドキュメンタリー、ペイ・パー・ビュー（有料番組）、オン・イン・ネクスト・アワー（次の時間の番組）などを含むが、これらに限られない。提示される入手可能な選択基準の順番もまた、動作パラメータにより決定される。さらに、「デフォルト選択基準」（すなわち、番組サーチ表示モードが呼び出されるときにアクティブ選択基準セル２０８に現れる選択基準）もまた、動作パラメータにより定義される。従って、データセンタ５２（図１）またはヘッドエンドテレビ放送センタ５４は、デフォルト選択基準を、一般視聴者の大半が興味を持ち得る選択基準に設定し得る。例えば、人気のある映画がその夜放映される場合、デフォルト選択基準をペイ・パー・ビューに設定することが望ましいことがあり得る。番組サーチ表示モードが選択された後画面２００が表示されると、デフォルト選択基準に合う番組が、番組メニュー２０６内において視聴者の選択用に入手可能になる。

　アクティブ選択基準セル２０８内に現れる選択基準は、好適には、単一の選択基準に合う番組スケジュール情報のリストを提示するために、番組スケジュール情報に自動的に適用される。換言すると、視聴者は、サーチ選択基準を番組スケジュール情報に適用させるために、選択キー（または他のいずれかのキー）を押す必要がない。むしろ、アクティブサーチ選択基準に合う番組は、視聴者がサーチ選択メニュー２０２をスクロールすると、番組メニュー２０６内においてユーザの選択用に入手可能になる。従って、上方向または下方向矢印キーが押される毎に、番組メニュー２０６内に表示される番組スケジュール情報が、アクティブ選択基準セル２０８内に表示される新しい選択基準に応じて変化する。サーチ選択は、アクティブサーチ選択基準に合わない番組は番組メニュー２０６内に視聴者の選択用に入手可能にならないという意味で、限定的である。別の実施の形態において、選択基準は、番組スケジュール情報に自動的に適用されない。むしろ、視聴者が選択キーを押すまで基準は適用されない。

　視聴者がカーソルをソートメニュー２０４まで移動させると、アクティブソート属性セル２１４がハイライトされる（ハイライトは図７には示していない）。アクティブソート属性セル２１４がハイライトされると、視聴者は、上方向および下方向矢印キーを用いて、番組メニュー２０６内に表示された番組スケジュール情報に適用されるソート属性を選択することができる。下方向矢印キーを押すことにより、次のソートセル２１６内に表示されたソート属性がアクティブソート属性セル２１４内に現れる。上方向矢印キーを押すことにより、前のソートセル２１８内に表示されたソート属性がアクティブソート属性セル２１４内に現れる。ソートメニュー２０４は、サーチ選択メニュー２０２同様、好適には、エンドレスループ形式で動作する。

　ソート属性は、サーチ選択基準とは異なり、非限定的であり、番組スケジュール情報の表示されたリスト内に提示されるべき番組スケジュール情報を選択するように動作しない。従って、視聴者がソート属性を変更すると、その結果、単に、アクティブサーチ選択基準に合う番組が番組メニュー２０６内に表示される順番が変更されるにすぎない。

　視聴者の選択用に入手可能なソート属性は、メモリ７６（図２）内に格納された動作パラメータにより定義される。デフォルトのソート属性（すなわち、番組サーチ表示モードが呼び出されるときにアクティブであるソート属性）もまた、動作パラメータにより定義される。さらに、動作パラメータは、各サーチ選択基準用のソート属性の異なるセットを定義し得る。例えば、アクティブ選択基準セル２０８内に表示された選択基準が「映画」である場合、ソートメニュー２０４内において入手可能なソート属性は、「テレビ放送時刻」「アルファベット順」によるソートおよび「チャネル」順によるソートなどの包括的なソート属性を含み得るが、「レーティング」によるソートをも含み得る。「レーティング」は通常、「スポーツ」という選択基準には適用されないため、「スポーツ」がアクティブ選択基準であるときにはソートメニュー２０４内で入手可能にはならない。代わりに、ソートメニュー２０４は、ソート属性としての「スポーツ」によるソートを提供し得、「スポーツ」というソート属性は、選択されると、スポーツ番組をスポーツ（例えば、野球、フットボール、サッカーなど）によりグループ分けする。スポーツが提示される順番は、動作パラメータにより決定される。

　番組メニュー２０６は、アクティブサーチ選択基準に合う番組に関する番組スケジュール情報を、アクティブソート属性により決定された順番で表示する。番組選択セル２２０のうちの１つがハイライトされる（カーソルの存在を示す）と、ユーザは番組メニュー２０６をナビゲートすることができる。

　番組メニュー２０６は、アクティブサーチ選択基準に合う番組の数を特定するメニューヘッダ２２２を含む。少なくとも１つのグループヘッダ２２４もまた番組メニュー２０６内に表示される。グループヘッダ２２４は、番組スケジュール情報へのアクティブソート属性の適用の結果生じたサブグループを特定する。

　番組選択セル２２０は、好適には、アクティブサーチ選択基準に合う番組の番組のタイトル、テレビ放送時刻、およびチャネル（コールサインまたはチャネル番号）を含む。しかし、アクティブソート属性が「テレビ放送時刻」である場合、テレビ放送時刻は好適には、番組選択セル２２０に代えてグループヘッダ２２４内に表示される。同様に、アクティブソート属性が「チャネル」である場合、コールサインは好適には、番組選択セル２００に代えてグループヘッダ２２４内に表示される。

　視聴者は、上方向および下方向矢印キーを用いて、番組メニュー２０６をナビゲートする。カーソルは、番組セル２２０上のみ（グループヘッダ２２４ではなく）に現れる。視聴者は、アクティブサーチ選択基準に合う、更なる番組スケジュール情報を見るために、カーソルが第１の表示された番組上にある間に上方向矢印キーを押すことにより、またはカーソルが最後の表示された番組上にある間に下方向矢印キーを押すことにより、番組メニュー２０６をスクロールすることができる。番組メニュー２０６は好適にはエンドレスループ形式で動作する。

　視聴者は、視るため又は録画するために番組を選択するため、または番組に関する追加の情報を見るために、視聴者は、興味のある番組に対応する番組選択セル２２０がハイライトされている間に選択キーを押す。これらの特徴は、図１０に関連して後に、より詳しく述べる。

　上述したように、クイックメニュー１１６（図３）は、好適には状況感知する。クイックメニュー１１６（図３）は、番組サーチ表示モードから呼び出されたとき、好適には「リターン（戻る）」として特定されるメニュー選択を含む。上記ナビゲーションポイント同様、リターンメニュー選択肢の選択により、番組ガイド表示モードが呼び出される。しかし、リターンが選択されるとき、画面１００（図３〜図６）は、番組メニュー２０６内でハイライトされている最後の番組選択セル２２０内で特定される番組に対応する番組スケジュール情報を含んでいる。この有用な特徴は、視聴者が、選択を行う前に、ハイライトされている番組と同時に放映されるように予定され得る他の番組を考慮することを可能にする。

　図８を参照して、デイ・トゥ・ビュー画面３００について述べる。デイ・トゥ・ビュー画面３００は、視聴者がクイックメニュー１１６（図３）からデイ・トゥ・ビュー表示モードを選択したときに、ディスプレイ８４（図２）上に現れる。本発明によると、デイ・トゥ・ビュー表示モードは、視聴者が特定の日に放映される（又はされている）番組に関する番組スケジュール情報に迅速にナビゲートすることを可能にする、便利なグラフィカル・ユーザ・インターフェースを提供する。デイ・トゥ・ビュー表示モードは、視聴者が特定のデイパート（すなわち、時間範囲）を特定することを可能にすることにより、さらに厳密なナビゲーションを提供する。視聴者が、画面３００を用いて日とデイパートとを特定した後番組ガイド画面１００（図３〜図６）に戻ると、番組グリッド１１２が、特定された日とデイパートとに関する番組スケジュール情報にナビゲートする。しかし、特定された日とデイパートとは、視聴者に入手可能な又は表示される番組スケジュール情報の量を限定することはなく、如何なる意味でも上記番組スケジュール情報を限定的に選択することはない（すなわち、限定的選択基準ではない）ことに留意すべきである。むしろ、デイ・トゥ・ビュー表示モードは、位置決めツールとして動作する。

　画面１００（図３〜図６）同様、画面３００は、タイトルバー１２４を含む。タイトルバー１２４は、現在時刻を示すクロックセル１２６と、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のメニューキーを押すことによってクイックメニュー１１６（図３）を呼び出すことができるという指示とを含む。クイックメニュー１１６（図３）は、呼び出されると、タイトルバー１２４直上に現れる。クイックメニュー１１６（図３）は、デイ・トゥ・ビュー表示モードにおいて、番組ガイド表示モードに関して上述したものと同一の様式で動作する。

　画面３００の、タイトルバー１２４上のエリアは、２つの視聴者メニュー、すなわち、カレンダーメニュー３０２とデイパートメニュー３０４とを含む。カレンダーメニュー３０２は、従来の月ごとのカレンダーに似ている。カレンダーメニュー３０２内に表示されるように選択された月は、番組スケジュール情報が入手可能な日付を有する月である。

　カレンダーセル３０６、３０８、３１０、３１２、３１４、３１６および３１８の周囲の太線は、メモリ７６（図２）がこれらの日に放映される（又はされている）番組に関する番組スケジュール情報を含むことを示している。図８に示すように、メモリ７６（図２）は好適には、現在の日から７日間（本実施例では２月９日〜１５日）の番組スケジュール情報を格納する。言うまでもなく、視聴者に入手可能にされる番組スケジュール情報の量は、本発明の思想から逸脱することなく変更され得る。セル３０６もまたハイライトされ、カレンダーカーソルの存在を示す。デイ・トゥ・ビュー表示モードが呼び出されると、カーソルは、番組ガイド表示モード内において番組スケジュール情報が考慮された最後の日に対応するセル内に置かれる。従って、インタラクティブ番組ガイドが活性化された直後（すなわち、視聴者が番組ガイド表示モードでナビゲートすることを試みる前）にデイ・トゥ・ビュー表示モードが呼び出された場合、カーソルは、現在の日を表すセル内に現れる。現在の日を表すセルは、太線で囲まれたセルのうちの最初のセルである。図８に示す実施例において、セル３０６は、現在の日を示す。

　視聴者は、新しい日を選択するために、リモートコントロール７８（図２）上の左方向および右方向矢印キーを用いてカーソルを１つのカレンダーセルから次のカレンダーセルまで移動させる。カーソルは、太線で囲まれたセル３０６、３０８、３１０、３１２、３１４、３１６および３１８のうちの１つにのみ現れることができる。セル３０６がハイライトされると、左方向矢印キーを押すことにより、カーソルがセル３１８に移動する。セル３１８がハイライトされると、右方向矢印キーを押すことにより、カーソルがセル３０６に移動する。

　入手可能な番組スケジュール情報は、与えられた月の終わりで翌月まで延びる。この場合、視聴者がある月から次の月にカーソルを移動させると、カレンダーメニュー３０２内に表示された月は自動的に変化する。例えば、２月２７日から３月５日までの期間に番組スケジュール情報が入手可能である場合、セル３２０（２月２８日）がハイライトされている間に右方向矢印キーを押すことにより、カレンダー３０２は次の月に切り替わる。カーソルは、３月１日用のセル（図示せず）上に現れる。カーソルが３月１日用のセル上にある間に左方向矢印キーを押すことにより、カレンダーメニュー３０２内に２月のカレンダーが再表示される。

　デイパートメニュー３０４は好適には、複数のデイパートセル３２２を含む。図８に示す実施例において、デイパートメニュー３０４は、６つのデイパートセル３２２を含み、各デイパートセルは４時間分の番組スケジュール情報を表す。

　デイパートセル３２２の１つ（午前セル）がハイライトされて、デイパートカーソルの位置を表している。カレンダーカーソル同様、デイパートカーソルはまず、番組ガイド表示モード（図３〜図６）において最も最近考慮されたデイパート上に現れる。視聴者は、リモートコントロール７８（図２）上の上方向および下方向矢印キーを押すことにより、デイパートカーソルを移動させる。従って、カレンダーカーソルおよびデイパートカーソルは、画面３００内に同時に表示される。しかし、カレンダーカーソルおよびデイパートカーソルは、リモートコントロール７８（図２）上の異なるキーに応答する。カーソルは、必要に応じてデイパートメニュー３０４を上下に移動する。

　日とデイパートとが選択された後、視聴者は、上記日とデイパートとに関する番組スケジュール情報を視るために、番組ガイド表示モード（図３〜図６）に戻ることができる。これは、選択キーを押すこと、またはメニューキーを押すことによりクイックメニュー１１６（図３）を呼び出して、その後、状況感知メニュー選択肢である「リターン」を選択することにより達成される。その後、番組グリッド１１２は、選択された日およびデイパートにナビゲートする。

　図９を参照して、フェイバリットチャネル画面４００を説明する。フェイバリット（お気に入りの）チャネル画面４００は、視聴者がクイックメニュー１１６（図３）からフェイバリットチャネル表示モードを選択したときに、ディスプレイ８４（図２）上に現れる。フェイバリットチャネル表示モードは、視聴者がフェイバリットチャネルラインナップを選択することを可能にし、フェイバリットチャネルラインナップは、番組ガイド表示モードにおいて表示されたチャネルをソートするために用いられる。視聴者は、フェイバリットチャネルラインナップを選択することにより、番組ガイド表示モード内で表示された番組スケジュール情報をソートすることができ、そのため、視聴者が最も興味を持つチャネルが最初に、視聴者により選択された順番で現れる。他のチャネルに関する番組スケジュール情報はその後に続く。選択されたフェイバリットチャネルラインナップは、好適には、番組ガイド表示モード（図３〜図６）においてのみ動作可能であり、好適には番組サーチ表示モード（図７）には何らの影響も与えない。さらに、フェイバリットチャネルラインナップは好適にはプレミアムチャネルラインナップには適用されない。

　画面１００、２００および３００同様、画面４００は、クロックセル１２６を有するタイトルバー１２４を含む。クイックメニュー１１６（図３）もまた入手可能である。

　画面４００はまた、２つのメニュー、すなわち、フルチャネルラインナップメニュー４０２とフェイバリットラインナップメニュー４０４とを含む。メニュー４０２は、ヘッドエンドテレビ放送センタ５４（図１）により提供されたチャネルのリストを提示する。メニュー４０２は、複数のセル４０６および４０８を含み、上記セルは各々、入手可能チャネルの１つのチャネル番号およびコールサインを表示する。セル４０６は、ハイライトされている状態で示されて、カーソルの位置を表している。１つのセルから次のセルまでカーソルを移動させるために、上方向および下方向矢印キーが用いられる。メニュー４０２は、入手可能なチャネルのサブセットを表示するが、視聴者は、フルチャネルラインナップにおける他のチャネルを考慮するためにメニュー４０２をスクロールすることができる。メニュー４０２は好適には、エンドレスループ形式で動作する。

　メニュー４０４はまた、視聴者のフェイバリットチャネルラインナップに対応するチャネル番号およびコールサインを表示する複数のセル４１０を含む。フェイバリットチャネル表示モードが呼び出されると、視聴者が前回選択したフェイバリットチャネルラインナップが、メモリ７６（図２）から引き出される。図９に示す実施例において、視聴者のフェイバリットチャネルラインナップは、セル４１０に示す９つのチャネルを含む。未使用のセル４１２はオープニング（空の状態）のままである。視聴者がまだフェイバリットチャネルラインナップを確立していない場合、メニュー４０４はオープニングのセル４１２のアレイで構成される。視聴者のフェイバリットチャネルラインナップが、一度に表示することができるよりも多くのチャネルを含む場合、メニュー４０４は追加のチャネルを表示するために（メニュー４０２同様）スクロールすることができる。視聴者は、メニュー４０４をスクロールするために、左方向または右方向矢印キーを用いて、カーソルをメニュー４０４まで移動させる。

　画面４００はまた、選択アイコン４１４を含む。カーソルは、左方向または右方向矢印キーを用いて、選択アイコン４１４上に置くことができる。選択アイコン４１４がハイライトされている間にリモートコントロール７８（図２）上の選択キーが押されると、メニュー４０４内のフェイバリットチャネルラインナップがメモリ７６（図２）内に格納され、インタラクティブ番組ガイドは番組ガイド表示モード（図３〜図６）に戻る。その後、番組スケジュール情報が、視聴者の格納済みフェイバリットチャネルラインナップに従って提示される。

　視聴者は、メニュー４０２からチャネルを選択し、選択されたチャネルをメニュー４０４内の所望の位置に挿入することにより、フェイバリットチャネルラインナップを確立する。例えば、セル４０６（すなわち、チャネル２）内に示すチャネルを挿入するためには、視聴者は、カーソルがセル４０６上にある間に選択キーを押す。その後カーソルは、メニュー４０４内の最初のオープニングのセルに自動的にジャンプする。図９に示す実施例において、メニュー４０４内の最初のオープニングのセルはセル４１２である。チャネル番号およびコールサインもまた、セル４１２内に表示される（図９には示していない）。その後視聴者は、選択キーを押して、選択されたチャネルをハイライトされた位置（例えば、セル４１２）に一時的に挿入する。フェイバリットチャネルラインナップは数字の順番にまとめられる必要はないことが留意されるべきである。画面４００において視聴者によって定義されるチャネルの順番は、番組ガイド表示モード（図３〜図６）でスケジュール情報を提示するために用いられる。

　フェイバリットチャネルラインナップからチャネルを除去するために、視聴者は、メニュー４０２からチャネルを選択することなく、カーソルをメニュー４０４に移動させる。その後、視聴者はカーソルをチャネル識別子を含む、いずれかのセル（例えば、セル４１０のいずれか）に移動することができる。セル４１０のうちの１つがハイライトされている間に選択キーを押すことにより、プロンプト（図示せず）が表示されて消去の確認を要求する。消去は、選択キーを押すことにより確認することができる。選択キーが押されると、ハイライトされたセル内に現れるチャネルは消去される。オープニングにされたセルは、後に別のチャネルで満たされ得るか、またはオープニングのまま残されてフェイバリットチャネルラインナップのサイズを減少し得る。

　視聴者がフェイバリットチャネルラインナップに満足すると、カーソルを選択アイコン４１４に移動させるために、左方向または右方向矢印キーが用いられ得る。その後、選択キーを押すことにより、フェイバリットチャネルラインナップが、上述したように格納されて適用される。変更を保存することなく画面４００を抜けるためには、クイックメニュー１１６（図３）が呼び出され得る。

　フェイバリットチャネルラインナップが一旦メモリ７６（図２）内に格納されると、インタラクティブ番組ガイドが呼び出される毎に番組スケジュール情報に自動的に適用される。別の実施の形態において、インタラクティブ番組ガイドは、いくつかの異なるフェイバリットチャネルラインナップ（例えば、世帯の各メンバーにつき１つ）の作成および格納を可能にする。これを達成するために、インタラクティブ番組ガイドは、ガイドが呼び出される毎に個人の暗証番号（図示せず）を要求する。個人の暗証番号は、各フェイバリットチャネルラインナップをそれぞれ独自に識別するために用いられる。

　視聴者がフェイバリットチャネルラインナップをディセーブル（使用禁止）することを可能にすることが望ましいことがあり得る。これは、「ディセーブル」と標識されたクイックメニュー１１６（図３）内に状況感知メニュー選択肢を含むことにより達成され得る。ディセーブルを選択することにより、そのセッションの間、または視聴者がクイックメニュー１１６（図３）から状況感知「エネーブル（使用可能）」メニュー選択肢（図示せず）を選択するために画面４００に戻るまで、フェイバリットチャネルラインナップの適用が防止される。

　次に図１０を参照して、番組選択画面５００を説明する。番組選択画面は、視聴者が番組ガイド表示モード（図３〜図６）の画面１００または番組サーチ表示モード（図７）の画面２００のいずれかから番組を選択したときに、ディスプレイ８４（図２）上に現れる。番組選択画面５００はまた、視聴者がクイックメニュー１１６（図３）からメニュー選択肢「プレーヤ」（図示せず）を選択したときに表示される。図１０に示すように、画面５００は、クロックセル１２６を有するタイトルバー１２４を含む。クイックメニュー１１６（図３）は、リモートコントロール７８（図２）上のメニューキーを押すことにより画面５００から呼び出すことができる。

　画面５００はさらに、番組のタイトルウィンドウ５０２、説明ウィンドウ５０４、ビデオクリップウィンドウ５０６、およびメニューウィンドウ５０８を含む。画面１００（図３〜図６）または画面２００（図７）のいずれかから番組を選択することにより画面５００が呼び出されると、番組のタイトルウィンドウ５０２は、選択された番組のタイトルを表示する。さらに、説明ウィンドウ５０４は、選択された番組に関してメモリ７６（図２）内に格納されている番組スケジュール情報に含まれ得る、更なる情報を表示する。このような情報は、テレビ放送日および時刻、チャネル、主な出演者、およびＭＰＡＡ格付け等を含み得る。

　ビデオクリップウィンドウ５０６は、選択された番組に関連する短いビデオクリップ（ビデオクリップが選択された番組に関する番組スケジュール情報に含まれている場合）を表示するために用いられる。この特徴は、その全体がここに参考のため援用される、本願と同一の譲受人に譲渡された同時係属中の、“Ｖｉｄｅｏ　Ｃｌｉｐ　Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｇｕｉｄｅ”という名称の米国特許出願シリアル番号第０８／２４６，９４９号に記載されている。

　クイックメニュー１１６（図３）から画面５００が呼び出されるとき、ウィンドウ５０２、５０４、および５０６はオープニングである。

　メニューウィンドウ５０８内に提示される選択肢もまた、画面５００が呼び出された環境に依存する。図１０に示す選択肢は、視聴者が画面１００（図３〜図６）または画面２００（図７）から、現在放映されていない番組を選択したときに提示される。選択肢５１０はハイライトされた状態で示されてカーソルの位置を表している。１つの選択肢から次の選択肢までカーソルを移動させるために、上方向および下方向矢印キーが用いられる。メニュー選択肢を選択するために、選択キーが用いられる。

　選択された番組のエントリ（一覧）を、予定されている視聴リストに追加するために、「予定されている視聴リスト」というメニュー選択肢が用いられる。現在時刻が、予定されている視聴リストにリストアップされた番組のテレビ放送時刻に近づいたとき、または上記テレビ放送時刻に合致したとき、ディスプレイ８４（図２）は、プロンプト（図示せず）を表示して、興味のある番組が始まろうとしていることを知らせる。インタラクティブ番組ガイドがアクティブでない場合でも、プロンプトは（ディスプレイ８４がオンである限り）表示される。視聴者は、リモートコントロール７８（図２）上のいずれかのナビゲーションキーを押すことにより番組をクリアすることができる。

　選択された番組のエントリを録画リストに追加するために、「録画リストに追加する」というメニュー選択肢が用いられる。現在時刻が、録画リストにリストアップされた番組のテレビ放送時刻に近づいたとき、または上記テレビ放送時刻に合致したとき、コントロールユニット７４（図２）が、チューニング回路７２（図２）を適切なチャネルにチューニングさせる。コントロールユニット７４（図２）はまた、赤外線送信機９０（図２）を介して、適切な時刻にＶＣＲ８８（図２）に、録画を開始させる（ＶＣＲ８８（図２）がすでに視聴者によりオンにされていると仮定した場合）。

　予定されている視聴リストに追加された番組に関する番組スケジュール情報をリストアップした表示（図示せず）を呼び出すために、「予定されている視聴リストを見る」というメニュー選択肢が用いられる。「予定されている視聴リストを見る」というメニュー選択肢は、録画リストに関して同様に動作する。好適には、表示された情報（図示せず）は、各番組のタイトル、テレビ放送時刻、およびチャネルを含む。表示されたリストのいずれかをクリアするために、リモートコントロール７８（図２）上のナビゲーションキーが用いられ得る。

　選択された番組に関する、選択された時刻以外のテレビ放送時刻のリスト（図示せず）を表示するために、「その他の時刻」というメニュー選択肢が用いられる。

　画面５００を抜けて、画面５００が呼び出された元の画面に戻るために、ユーザは、「終了」というメニュー選択肢を選択する。あるいは、画面５００を抜けるために、クイックメニュー１１６（図３）が用いられ得る。

　現在放映されている番組を選択することにより画面５００が呼び出された場合、「予定されている視聴リストに追加する」および「録画リストに追加する」というメニュー選択肢は表示されない。代わりに、好適に表示される第１のメニュー選択肢は、「番組にチューニングする」である。「番組にチューニングする」が選択されると、コントロールユニット７４（図２）が、チューニング回路７２（図２）を選択された番組にチューニングさせる。選択された番組はその後、ディスプレイ８４（図２）上に表示される。

　クイックメニュー１１６（図３）から画面５００が呼び出されたとき、「予定されている視聴リストを見る」、「録画リストを見る」および「終了」というメニュー選択肢のみが入手可能である。

　本発明はまた、二重のケーブルネットワーク（すなわち、セットトップボックス７０（図２）とヘッドエンドテレビ放送センタ５４（図１）との間の双方向通信を可能にするケーブルネットワーク）において適した追加のメニュー選択肢を用いることを考慮に入れる。例えば、このようなシステムにおいて、視聴者が画面１００（図３〜図６）または画面２００（図７）のいずれかからペイ・パー・ビュー番組を選択することにより画面５００を呼び出したとき、メニュー選択肢は、「ペイ・パー・ビューを注文する」という選択肢を含み得る。視聴者が上記選択肢を選択した場合、セットトップボックス７０（図１）は、ヘッドエンドテレビ放送センタ５４に要求を送信する。

　メモリ７６（図２）内に格納された番組スケジュール情報はまた、視聴者が、ディスプレイ８４（図２）上でテレビ番組を視ながら同時に番組スケジュール情報をブラウジング（閲覧）することを許可する短縮されたガイドを提供するために用いられ得る。短縮されたガイドを実施するために、リモートコントロール７８（図２）は好適には、短縮されたガイドを呼び出す追加のキー（例えば「ブラウズ」と標識されている）を含む。短縮されたガイドは好適には、ブラウズキーが押されている間にテレビ番組上にオーバーレイとして表示される。短縮されたガイドは好適には、必要以上に邪魔にならないようにディスプレイ８４（図２）の下部に表示される。

　本発明による短縮されたガイドは、図３０〜図３３を参照することにより理解され得る。表示５５０は、短縮されたガイドを、最初に呼び出されたときに現れ得る状態で示す。図３０に示すように、短縮されたガイドが呼び出されたとき、番組スケジュール情報を表示することはない。代わりに、表示５００は単に、現在ディスプレイ８４（図２）上に表示されている番組のタイトルを提示する。チャネル番号（図示せず）は表示され得るが、好適にはディスプレイ８４（図２）の左上隅に表示される。チャネル番号は好適には、約５秒間、または視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のいずれかのナビゲーションキーを押すまで、表示され続ける。従って、ブラウズキーを１回押すと、視聴者にはディスプレイ８４（図２）上に表示されている番組のチャネルとタイトルとの即時且つ明瞭な表示が提供される。

　表示５５０はハイライトされて、視聴者がナビゲーションキーを用いてコントロールすることができるカーソルの存在を示している。視聴者が表示５５０から右方向矢印キーを押した場合、ディスプレイ８４（図２）の左上隅のチャネル番号は即座に消える。さらに、表示５５６が、表示５５０の代わりに現れる。表示５５６はまだ、番組スケジュール情報を提示しない（すなわち、いずれのチャネルも表示されない）。むしろ、表示５５６は、好適には４つのタイムセル５６０を含む時間バー５５８を含み、各タイムセル５６０は、番組提供の３０分のピリオド（時間ピリオド）を表す。表示５５６はまた、本実施例においては複数の番組セル５６４、５６６、５６８および５７０を含む一行番組グリッド５６２を含む。番組グリッド１１２（図３〜図６）の番組セル同様、番組セル５６４、５６６、５６８および５７０の幅は、番組セルによって特定される番組の長さに応じて変化する。従って、２時間の番組の番組セルは、番組グリッド５６２の全幅にまたがる。

　表示５５０から右方向矢印キーを押すことにより、視聴者は、番組セル５６６にカーソルを移動させる。右方向矢印キーをさらに押すことにより、カーソルは、番組セル５７０に達するまで右に移動する。番組セル５７０に達したとき、番組グリッド５６２および時間バー５５８が、後の時間ピリオド用に更なる番組のタイトルを表示するために、右方向矢印キーが押され続けた状態でスクロールする。番組グリッド５６２および時間バー５５８はまた、必要に応じて、好適には現在の時間ピリオド（すなわち、番組セル５６４）まで左方向矢印キーに応答して左にスクロールする。しかし、番組セル５６４に達すると、短縮されたガイドは好適には、ディスプレイ８４（図２）上に現在表示されている番組に関する表示５５０を再開する。この提示は、視聴者に、現在視ている番組に対応する番組のタイトルに戻らなければならないことを即座にフィードバックする。このように表示５５０が再表示されると、チャネルは好適には、約５秒間、または次のナビゲーションキーが押されるまで、ディスプレイ８４（図２）の左上隅に再表示される。

　視聴者が表示５５０から下方向矢印キーを押した場合、表示５５０の代わりに表示５５１が提示される。表示５５１はまだ、番組スケジュール情報を提示しない（すなわち、テレビ放送時刻は提供されない）。表示５５１は、チャネル番号およびコールサインを含む単一のチャネルセル５５２と、チャネルセル５５２によって示されるチャネルで現在放映されている番組のタイトルを含む単一の番組セル５５４とを含む。視聴者が下方向矢印キーを押す毎に、チャネルセル５５２および番組セル５５４の内容が、入手可能なチャネルの順番における次のチャネルに関する適切な情報に置換される。視聴者は、上方向矢印キーを用いて、現在のチャネルに達するまで戻ることができる。現在のチャネルに達すると、表示５５１が表示５００に置換される。

　視聴者が一旦ドッグレッグ（離れた）形式で（すなわち、現在時刻と現在のチャネルとの両方からカーソルを離すことにより）ナビゲートすると、表示５７２に示すように番組スケジュール情報（すなわち、テレビ放送時刻、チャネル、およびタイトル）を表示することが望ましくなる。表示５７２は、チャネルセル５７４、データセル５７６、１．５時間にまたがる時間バー５７８、および番組グリッド５８０を含む。視聴者は、番組グリッド１１２（図３〜図６）に関して上述したものと実質的に同一の様式で番組グリッド５８０をナビゲートすることができる。主要な違いは、１つのチャネルのみに関する番組スケジュール情報が与えられた時間に表示されることである。

　リモートコントロール７８（図２）上の選択キーは好適には、短縮されたガイドにおいて動作可能であり、現在番組が放映されている場合、チューニング回路７２（図２）をハイライトされた番組にチューニングさせる。そうでなければ、選択キーは何の効力も持たない。別の実施の形態においては、選択キーは代わりに、プレーヤ画面５００（図１０）を呼び出すために用いられ得、視聴者がハイライトされた番組を後に視る及び録画する予定を立てることを可能にする。

　短縮されたガイドは好適には、リモートコントロール７８（図２）上のキーが最後に押された後の予め決められた期間（好適には約５秒間）、ディスプレイ８４（図２）上に残り、その後自動的にクリアされる。

　図１１〜図２８を参照して、本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するためにコントロールユニット７４（図２）によって実行されるコントロールプログラムを機能レベルで表す、一連の論理フローチャートを説明する。

　メインプログラムループ６００を、図１１に関連させて説明する。メインプログラムループ６００は、従来のトップダウンフローチャートとして表されているが、好適には、上述の機能を果たす割り込み駆動型ルーチンの集まりとして実行される。プログラムは、テスト６０２から開始する。テスト６０２において、コントロールユニット７４（図２）は、現在メモリ７６（図２）内に格納されていない番組スケジュール情報および／またはソフトウェア（動作パラメータを含む）がヘッドエンドテレビ放送センタ５４（図１）から受信されているか否かを決定する。そのようなデータまたはソフトウェアが受信されている場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６０４においてメモリ７６（図２）内に受信したデータを格納する。それ以外の場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト６０６を実行して、現在時刻が、メモリ７６（図２）内の予定されている視聴リストまたは録画リストのいずれかに格納された番組のテレビ放送時刻に近づいているか否かを決定する。

　現在時刻が格納されたテレビ放送時刻に近づいている場合、コントロールユニット（図２）は、テスト６０８において、いずれのリストにテレビ放送時刻が格納されているかを決定する。テレビ放送時刻が予定されている視聴リスト内に格納されている場合、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）にプロンプトを表示させて（ディスプレイ８４がオンである限り）、視聴者に、予定されている番組が放映されようとしていることを知らせる。別の実施の形態において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、予定されているテレビ放送時刻に先だっていくつかのプロンプト（例えば、予定されているテレビ放送時刻の前３分間の１分当たり１つのプロンプト）を表示させる。言うまでもなく、他のプロンプトの表示様式も、適切であると考えられるものとして用いられ得る。最後のプロンプトが表示された後、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６１２において、予定されている番組のエントリを、予定されている番組のリストまたは録画リストのいずれかから消去する。

　テスト６０８において、テレビ放送時刻が録画リスト内に格納されていると決定された場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６１４に進んで、チューニング回路７２（図２）を、予定されている番組が送信されているチャネルにチューニングさせる。その後ステップ６１６において、コントロールユニット７４（図２）は、ＶＣＲ８８（図２）に、格納されたテレビ放送時刻に録画を開始させる。コントロールユニット７４（図２）はその後、ステップ６１２において予定されている番組のエントリを消去する。

　ステップ６１２の後、またはコントロールユニット７４（図２）がテスト６０６において、現在時刻が格納されたテレビ放送時刻に近づいていないと決定した場合、テスト６１８が実行されて、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のガイドキーを押したか否かを決定する。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト６０２にループして戻る。ガイドキーが押されている場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト６２０において、インタラクティブ番組ガイドが現在アクティブであるか否かを決定する。アクティブであれば、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６２２において、ガイドを不活性化する。アクティブでなければ、ステップ６２４においてナビゲーションポイントが「ホットピックス」に設定され、その後ステップ６２６において、番組ガイドルーチン（図１２および図１３に関連して後述する）が呼び出される。ステップ６２２または６２６のいずれかが実行された後、コントロールユニット７４（図２）はテスト６０２にループして戻る。

　上述したように、図１１を参照して述べた機能は、好適には、割り込み駆動型ルーチンの使用により実施される。従って、コントロールユニット７４（図２）は好適には、予定されている視聴リスト、録画リスト、および、インタラクティブ番組ガイドが上記の表示モードのいずれかで動作している間にガイドキーが押されることに応答する。

　図１２および図１３は、番組ガイドルーチン６２８を表す。番組ガイドルーチン６２８は、番組ガイド表示モード（図３〜図６）を提供するために、コントロールユニット７４（図２）によって実行される。番組ガイドルーチン６２８が呼び出された後、一連のテスト６３０、６３２、６３４、６３６および６３８が実行されて、コントロールユニット７４（図２）が番組ガイド画面１００（図３〜図６）内に番組スケジュール情報を提示する方法を決定する。

　テスト６３０において、ホットピックスナビゲーションポイントが設定されたと決定された場合、コントロールユニット７４（図２）は、現在の時間ピリオドがメモリ７６（図２）内に格納されたプライムタイムの開始時刻より後であるか否かを決定する。後である場合、テスト６４１が実行されて、より早いプライムタイムのデータが表示用にいまだ入手可能であるか否かを決定する。より早いデータが入手可能でない場合（そのようなデータは廃棄されたために）、ステップ６４２においてコントロールユニット７４（図２）はディスプレイ８４（図２）に、プレミアムチャネルラインナップを、データベースの先頭から、または翌日のプライムタイムの開始時から、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。現在の時間ピリオドがプライムタイムの開始時刻より後でない場合（テスト６４０）、またはより早いプライムタイムのデータが入手可能である場合（テスト６４１）、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６４４において、ディスプレイ８４（図２）に、プレミアムチャネルラインナップを、所定のプライムタイムアワー（例えば、午後７時）から、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。ステップ６４２または６４４のいずれかの後、テスト６４６が実行されて、番組ガイドルーチン６２８の現在の実行がガイドキーが押されてから初めての実行であるか否かを決定する。初めてであれば、ステップ６４８においてクイックメニュー（図１４および図１５に関連して後述する）が呼び出される。初めてでなければ、またはステップ６４８が完了した後、コントロールユニット７４（図２）は、テスト６３２に進む。

　テスト６３２において、プライムタイムナビゲーションポイントが設定されたと決定された場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト６５０において、現在の時間ピリオドがメモリ７６（図２）内に格納されているプライムタイムの開始時刻より後であるか否かを決定する。そうであれば、テスト６５１が実行されて、より早いプライムタイムデータが表示用にいまだ入手可能であるか否かを決定する。より早いデータが入手可能でない場合（そのようなデータは廃棄されたために）、ステップ６５２においてコントロールユニット７４（図２）はディスプレイ８４（図２）に、プレミアムチャネルラインナップを、データベースの先頭から、または翌日のプライムタイムの開始時から、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。現在の時間ピリオドがプライムタイムの開始時刻より後でない場合（テスト６５０）、またはより早いプライムタイムのデータが入手可能である場合（テスト６５１）、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６５４において、ディスプレイ８４（図２）に、メインチャネルラインナップ（視聴者のフェイバリットチャネル選択に従ってソートされ得る）を、所定のプライムタイムアワー（例えば、午後７時）から、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。ステップ６５２または６５４のいずれかの後、コントロールユニット７４（図２）はテスト６３４に進む。

　テスト６３４において、コントロールユニット（図２）は、ホワッツオンナビゲーションポイントが設定されているか否かを決定する。設定されている場合、ステップ６５６において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、メインチャネルラインナップ（視聴者のフェイバリットチャネル選択に従ってソートされ得る）を、現在の時間ピリオドから、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。ステップ６５６の後、コントロールユニット（図２）は、テスト６３６に進む。あるいは、システムは、現在の時間ピリオドに続く時間ピリオドから、または現在の時間ピリオドを含まない他の時間から、メインチャネルラインナップを表示するようにプログラムされ得る。

　テスト６３６において、コントロールユニット（図２）は、番組ガイドルーチンが番組サーチ表示モード（図１９〜図２１に関連して後述する）から呼び出されたか否かを決定する。呼び出されている場合、ステップ６５８において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、番組サーチルーチン（図１９〜図２１）において設定されたポインタにより参照される番組から、番組スケジュール情報を、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。ステップ６５８の後、コントロールユニット（図２）は、テスト６３８に進む。

　テスト６３８において、コントロールユニット（図２）は、番組ガイドルーチンが、デイ・トゥ・ビュー表示モード（図２２および図２３に関連して後述する）から呼び出されたか否かを決定する。呼び出されている場合、ステップ６６０において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、デイ・トゥ・ビュー・ルーチン（図２２および図２３）において選択された日とデイパートとから、番組スケジュール情報を、画面１００（図３〜図６）内に表示させる。

　コントロールユニット７４（図２）が画面１００（図３〜図６）内に番組スケジュール情報を提示した後、テスト６２２が実行されて、リモートコントロール７８（図２）上のメニューキーが押されたか否かを決定する。メニューキーが押されていた場合、ステップ６６４が実行されて、クイックメニュー（図１４および図１５）を呼び出す。押されていない場合、およびステップ６４４が実行された後、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６６６に進んで、番組グリッド１１２（図３〜図６）内にカーソルを表示する。まず、カーソルは、番組グリッド１１２（図３〜図６）内の最初の番組（すなわち、番組グリッド１１２内の最左上セル内に表示された番組）上に置かれる。しかし、視聴者がクイックメニュー（図１４および図１５）から戻った後でカーソルが表示されたとき、カーソルは、クイックメニューが呼び出される前にハイライトされていたセル上に置かれる。

　ステップ６６６の後、テスト６６８が実行されて、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のナビゲーションキーを押したか否かを決定する。ナビゲーションキーが押されていた場合、ステップ６７０が実行されて、ハイライトされるべき次の番組が現在番組グリッド１１２（図３〜図６）内に表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ６７２において、カーソルが適切な番組セル内に表示される。表示されていない場合、ステップ６７４において、コントロールユニット７４（図２）がまず、ディスプレイ８４（図２）に番組グリッド１１２（図３〜図６）を（チャネルバー１０８（図３〜図６）または時間バー（図３〜図６）のいずれかと共に）、適切な番組セルを表示するために充分な量だけ、スクロールさせる。その後、ステップ６７２が実行されて、新しく表示された番組セルまでカーソルを移動させる。

　ナビゲーションキーが押されていない場合、またはカーソルが移動した後、テスト６７６が実行されて、リモートコントロール７８（図２）上の選択キーが押されたか否かを決定する。選択キーが押されている場合、ステップ６７８において選択ルーチン（図１６〜図１８に関連して後述する）が呼び出される。押されていない場合、または、選択ルーチン（図１６〜図１８）から戻った後、コントロールユニット７４（図２）は、テスト６６２にループして戻り視聴者がキーを押すのを待つ。

　図１４および図１５は、クイックメニュールーチン６８０を表す。クイックメニュー６８０が呼び出された後、ステップ６８２が実行される。ステップ６８２において、コントロールユニット７４（図２）は、メモリ７６（図２）から、クイックメニューが呼び出される元の表示モード用のクイックメニュー選択肢を引き出す。その後、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ６８４において、ディスプレイ８４（図２）に、クイックメニュー１１６（図３）を、画面１００、２００、３００、４００または５００の下部に表示させる。ステップ６８６において、コントロールユニット７４（図２）は、現在の選択セル１１８（図３）内において、現在の表示モード用のデフォルトクイックメニュー選択肢の位置決めをする。

　テスト６８８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のメニューキーまたは上方向矢印キーを押したか否かをチェックする。ステップ６９２においてこれらのキーの１つが押されている場合、クイックメニュー１１６（図３）がクリアされて、コントロールは、クイックメニュールーチン６８０が呼び出された元のルーチンに戻る。

　テスト６９４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上の左方向または右方向矢印キーを押したか否かをチェックする。これらのキーの１つが押されている場合、ステップ６９６において、クイックメニュー１１６（図３）は適切な方向にスクロールされる。

　テスト６９４またはステップ６９６の後、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者のクイックメニュー選択肢を決定するために一連のテストを行う。テスト６９８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「ホットピックス」ナビゲーションポイントを選択したか否かを決定する。選択されている場合、ステップ７００が実行されて、ナビゲーションポイントを「ホットピックス」に設定する。その後、クイックメニュー１１６（図３）がクリアされて、ステップ７０２においてコントロールは番組ガイドルーチン（図１２および図１３）に進む。

　テスト７０４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「プライムタイム」ナビゲーションポイントを選択したか否かを決定する。選択されている場合、ステップ７０６が実行されて、ナビゲーションポイントを「プライムタイム」に設定する。その後、クイックメニュー１１６（図３）がクリアされて、ステップ７０８においてコントロールは番組ガイドルーチン（図１２および図１３）に進む。

　テスト７１０において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「ホワッツオン」ナビゲーションポイントを選択したか否かを決定する。選択されている場合、ステップ７１２が実行されて、ナビゲーションポイントを「ホワッツオン」に設定する。その後、クイックメニュー１１６（図３）がクリアされて、ステップ７１４においてコントロールは番組ガイドルーチン（図１２および図１３）に進む。

　テスト７１６において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が番組サーチ表示モードを選択したか否かを決定する。選択されている場合、クイックメニューがクリアされて、ステップ７１８においてコントロールは番組サーチルーチン（図１９〜図２１に関連して後述する）に進む。

　テスト７２０において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がデイ・トゥ・ビュー表示モードを選択したか否かを決定する。選択されている場合、クイックメニュー１１６がクリアされて、ステップ７２２においてコントロールはデイ・トゥ・ビュー・ルーチン（図２２および図２３に関連して後述する）に進む。

　テスト７２４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が番組サーチ表示モードから「リターン」クイックメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択されている場合、クイックメニュー１１６がクリアされて、ステップ７２６においてコントロールは番組ガイドルーチン（図１２および図１３）に進む。

　テスト７２８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がデイ・トゥ・ビュー表示モードから「リターン」クイックメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択されている場合、クイックメニュー１１６がクリアされて、ステップ７３０においてコントロールは番組ガイドルーチン（図１２および図１３）に進む。

　テスト７３２において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がフェイバリットチャネル表示モードを選択したか否かを決定する。選択されている場合、クイックメニュー１１６（図３）がクリアされて、ステップ７３４においてコントロールはフェイバリットチャネルルーチン（図２４〜図２８に関連して後述する）に進む。

　テスト７３６において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「プレーヤ」クイックメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択されている場合、クイックメニュー１１６（図３）がクリアされて、ステップ７３８においてコントロールは選択ルーチン（図１６〜図１８）に進む。

　図１４に示すように、コントロールユニット７４（図２）は、テスト７３６の後、テスト６８８にループして戻る。ループは、視聴者がクイックメニュー１１６（図３）からメニュー選択肢を選択するまで、又は視聴者がメニューまたは上方向矢印キーを押すまで維持される。

　図１６〜図１８は、選択ルーチン７３８を表す。選択ルーチン７３８が呼び出された後、コントロールユニット７４（図３）は、ステップ７４０においてプレーヤ画面５００（図１０）を表示する。テスト７４２において、コントロールユニット７４（図３）は、視聴者が、番組ガイド表示モード（図３〜図６）または番組サーチ表示モード（図７）から番組を選択することによりプレーヤ画面５００（図１０）を呼び出したか否かを決定する。視聴者が番組を選択した場合、ステップ７４４において、選択された番組のタイトルがタイトルウィンドウ５０２に表示されて、選択された番組に関する追加の情報が説明ウィンドウ５０４（図１０）内に表示される。

　ステップ７４６において、コントロールユニット７４（図２）は、プレーヤメニューをメニューウィンドウ５０８（図１０）内に表示する。図１０に関して上述したように、メニューウィンドウ５０８において入手可能な選択肢は、プレーヤ画面５００が呼び出された環境に依存する。コントロールユニット７４（図２）はその後、視聴者のプレーヤメニュー選択肢を決定するために一連のテストを実行する。

　テスト７４８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「番組にチューニングする」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否か（すなわち、選択された番組が現在放映されているか否か）を決定する。選択した場合、ステップ７５０においてインタラクティブ番組ガイドが不活性化される（すなわち、ディスプレイ８４（図２）からクリアされる）。コントロールユニット７４（図２）はその後ステップ７５２において、チューニング回路７２（図２）を、選択された番組を送信しているチャネルにチューニングさせる。その後、番組がディスプレイ８４（図２）上に表示される。

　テスト７５４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「予定されている視聴リストに追加する」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否か（すなわち、選択された番組が現在放映されていないかどうか）を決定する。選択している場合、テスト７５６が実行されて、視聴者が選択された番組を後に視る予定をすでに立てたか否かを決定する。選択された番組の予定がまだ立てられていない場合、ステップ７５８において、選択された番組のエントリがメモリ７６（図２）内の予定されている視聴リストに追加される。番組の予定がすでに立てられている場合、テスト７６０が実行されて、視聴者がすでに予定されている番組の、予定されている視聴リストからの消去を確認したか否かを決定する。これは、例えば、視聴者が選択キーを押して消去を確認すること又はナビゲーションキーを押して消去をキャンセルすることを要求するプロンプトをディスプレイ８４（図２）上に表示することにより達成される。消去が確認されている場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ７６２において、予定されている視聴リストから選択された番組のエントリを消去する。

　テスト７６４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「録画リストに追加する」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否か（すなわち、選択された番組が現在放映されていないかどうか）を決定する。選択している場合、テスト７６６が実行されて、視聴者が選択された番組を録画する予定をすでに立てたか否かを決定する。選択された番組の予定がまだ立てられていない場合、ステップ７６８において、選択された番組のエントリがメモリ７６（図２）内の録画リストに追加される。番組の予定がすでに立てられている場合、テスト７７０が実行されて、視聴者がすでに予定されている番組の、予定されている視聴リストからの消去を確認したか否かを決定する。これは、テスト７６０に関して上述した様式で達成される。消去が確認されている場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ７７２において、録画リストから選択された番組のエントリを消去する。

　テスト７７４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「予定されている視聴リストを見る」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択している場合、ステップ７７６において、メモリ７６（図２）内に格納された予定されている視聴リストがディスプレイ８４（図２）上に表示される。テスト７７８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が、リモートコントロール７８（図２）上の選択キーを押すのを待つ。一旦選択キーが押されると、ステップ７８０において、予定されている視聴リストはディスプレイ８４（図２）から除去される。

　テスト７８２において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「録画リストを見る」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択している場合、ステップ７８４において、メモリ７６（図２）内に格納された録画リストがディスプレイ８４（図２）上に表示される。テスト７８６において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が、リモートコントロール７８（図２）上の選択キーを押すのを待つ。一旦選択キーが押されると、ステップ７８８において、録画リストはディスプレイ８４（図２）から除去される。

　テスト７９０において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「その他の時刻」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択している場合、ステップ７９２において、コントロールユニット７４（図２）は、メモリ７６（図２）内に格納された番組スケジュール情報をサーチして、選択された番組が選択された時刻以外の時刻に予定されているか否かを決定する。別の視聴時刻のリストはディスプレイ８４（図２）上に表示される。テスト７９４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が、リモートコントロール７８（図２）上の選択キーを押すのを待つ。一旦選択キーが押されると、ステップ７９６において、別の視聴時刻のリストはディスプレイ８４（図２）から除去される。

　テスト７９８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が「終了」というプレーヤメニュー選択肢を選択したか否かを決定する。選択している場合、ステップ８００において、コントロールは選択ルーチン７３８が呼び出された元のルーチンに戻る。

　テスト８０２において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のメニューキーを押したか否かを決定する。押している場合、ステップ８０４において、クイックメニュールーチン（図１４および図１５）が　呼び出される。テスト８０２の後、コントロールユニット７４（図２）はステップ７４６にループして戻り視聴者の選択を待つ。

　図１９〜図２１は、番組サーチルーチン８０６を表す。番組サーチルーチン８０６が呼び出された後、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ８０８において、メモリ７６（図２）から選択基準を引き出す。ステップ８１０において、コントロールユニット７４（図２）は、アクティブ選択基準をメモリ７６（図２）内に格納された動作パラメータにより示されるデフォルト選択基準に設定する。ステップ８１２において、選択基準のサブセットが、選択メニュー２０２（図７）内に表示されて、デフォルト選択基準はアクティブ選択基準セル２０８（図７）内に現れる。ステップ８１４の後、選択メニュー２０２（図７）がアクティブメニューに指定される。

　ステップ８１６において、アクティブ選択基準に関連するソート属性は、メモリ７６（図２）から引き出される。ステップ８１８において、コントロールユニット７４（図２）は、アクティブソート属性を、メモリ７６（図２）内に格納された動作パラメータにより示される、アクティブ選択基準用のデフォルト属性に設定する。ステップ８２０において、ソート属性のサブセットがソートメニュー２０４（図７）内に表示されて、デフォルトソート属性はアクティブソート属性セル２１４（図７）内に現れる。

　ステップ８２２において、コントロールユニット７４（図２）は、アクティブ選択基準に合う番組に関する番組スケジュール情報をメモリ７６（図２）から引き出す。引き出された番組は、ステップ８２４においてアクティブソート属性に従ってソートされる。ステップ８２６において、選択された番組は、ディスプレイ８４（図２）上のステップメニュー２０６（図７）内に、適切な順番で表示される。コントロールユニット７４（図２）はまた、ディスプレイ８４（図２）に、見つかった番組の総数およびグループヘッダを番組メニュー２０６（図７）内に表示させる。

　テスト８２８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上の左方向または右方向矢印キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）はステップ８３２に進む。それ以外の場合、コントロールユニット７４（図２）はステップ８３２に進む前に、まずステップ８３０において、アクティブメニューを、視聴者によって選択されたメニュー（選択メニュー２０２（図７）、ソートメニュー２０４（図７）、または番組メニュー２０６（図７）のいずれか）に設定する。ステップ８３２において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、カーソルをアクティブメニュー内に表示させる。

　テスト８３４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上の上方向または下方向矢印キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）はステップ８３６に進む。しかし、これらのキーの１つが押されている場合、結果は、いずれのメニューが現在アクティブであるかに依存する。コントロールユニット７４（図２）がテスト８３８において選択メニュー２０２（図７）がアクティブであると決定した場合、ステップ８４０および８４２が実行されて、選択メニュー２０２（図７）を適切な方向にスクロールし、スクロールの後、アクティブ選択基準を、アクティブ選択基準セル２０８（図７）内に表示された選択基準に設定する。コントロールユニット７４（図２）がテスト８４４においてソートメニュー２０４（図７）がアクティブであると決定した場合、ステップ８４６および８４８が実行されて、ソートメニュー２０４（図７）を適切な方向にスクロールし、スクロールの後、アクティブソート属性を、アクティブソート属性セル２１４（図７）内に表示されたソート属性に設定する。

　コントロールユニット７４（図２）がテスト８５０において番組メニュー２０６（図７）がアクティブであると決定した場合、テスト８５２が実行されて、視聴者により押されたキーにより示される方向における次の番組が、現在、番組メニュー２０６（図７）内に表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ８５４においてカーソルが次の番組まで移動する。それ以外の場合、ステップ８５４が実行される前に、ステップ８５６において番組メニュー２０６（図７）がまずスクロールされる。

　ステップ８３６において、コントロールユニット７４（図２）は、番組メニュー２０６（図７）において最も最近ハイライトされた番組にポインタを設定する。テスト８５８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上の選択キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト８６０に進む。それ以外の場合、テスト８６２が実行されて、番組メニュー２０６（図２）がアクティブメニューであるか否かを決定する。アクティブでない場合、コントロールユニット７４（図２）はテスト８６０に進む。それ以外の場合、ステップ８６４において、コントロールは選択ルーチン（図１６〜図１８）に進む。

　テスト８６０において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がリモートコントロール７８（図２）上のメニューキーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ８１６にループして戻る。それ以外の場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ８１６にループして戻る前に、ステップ８６６においてクイックメニュールーチン（図１４および図１５）に進む。

　図２２および図２３は、デイ・トゥ・ビュー・ルーチン８６６を表す。ステップ８６８において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、現在の月のカレンダーメニュー３０２（図８）を画面３００（図８）上に表示させる。ステップ８７０において、番組スケジュール情報がメモリ７６（図２）内で入手可能である日付に対応するカレンダーセルがハイライトされる。ステップ８７２において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、デイパートメニュー３０４を表示させる。ステップ８７４において、カレンダーカーソルが、現在の日付に対応するカレンダーセル上に置かれる。ステップ８７６において、デイパートカーソルが、現在のデイパートに対応するデイパートセル上に置かれる。

　その後、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が右方向、左方向、下方向、または上方向矢印キーを押したか否かを決定するために一連のテストを行う。コントロールユニット７４（図２）がテスト８７８において、右方向矢印キーが押されたと決定した場合、テスト８８０が実行されて、ハイライトされるべき次のカレンダーセルが現在表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ８８２においてカーソルが次のカレンダーセルまで移動する。表示されていない場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ８８２が実行される前に、ステップ８８４において、カレンダーメニュー３０２（図８）を次の月に進ませる。

　コントロールユニット７４（図２）がテスト８８６において、左方向矢印キーが押されたと決定した場合、テスト８８８が実行されて、前のカレンダーセルが現在表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ８９０においてカーソルが前のカレンダーセルまで移動する。表示されていない場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ８９０が実行される前に、ステップ８９２において、ディスプレイ８４（図２）に、前の月をカレンダーメニュー３０２（図８）内に表示させる。

　コントロールユニット７４（図２）がテスト８９４において、視聴者が下方向矢印キーを押したと決定した場合、ステップ８９６において、デイパートカーソルが、デイパートメニュー３０４（図８）内に表示された次のデイパートに移動する。コントロールユニット７４（図２）がテスト８９８において、視聴者が上方向矢印キーを押したと決定した場合、ステップ９００において、デイパートカーソルが、デイパートメニュー３０４（図８）内に表示された前のデイパートに移動する。カレンダーメニュー３０２（図８）とデイパートメニュー３０４（図８）とは両方共、好適には、エンドレスループ形式で動作することが、留意されるべきである。従って、視聴者がいずれかのメニューの最後の選択肢を越えた位置にカーソルを進ませようと試みた場合、カーソルは、最初の選択肢に戻る。逆の方向にも同じ原理が適用される。

　ステップ９０２において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者によって選択された日およびデイパート（すなわち、ハイライトされた選択肢）にポインタを設定する。テスト９０４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が選択キーを押したか否かをチェックする。選択キーが押された場合、コントロールは、ステップ９０６において番組ガイドルーチン（図１２および図１３）に進む。押されていない場合、テスト９０８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者がメニューキーを押したか否かをチェックする。メニューキーが押されている場合、ステップ９１０において、クイックメニュールーチン（図１４および図１５）が呼び出される。押していない場合、又は視聴者がクイックメニュー１１６（図３）を出ることを選択した場合、コントロールユニット７４（図２）はテスト８７８にループして戻る。

　図２４〜図２８は、フェイバリットチャネルルーチン９１２を表す。ステップ９１４において、コントロールユニット７４（図２）は、ディスプレイ８４（図２）に、フルラインナップメニュー４０２（図９）を表示させる。ステップ９１６において、メニュー４０２（図９）がアクティブと指定される。ステップ９１８において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者のフェイバリットチャネルラインナップがある場合、それをメモリ７６（図２）から引き出す。ステップ９２０において、フェイバリットチャネルラインナップ４０４（図９）がディスプレイ８４（図９）上に表示される。ステップ９２２において、選択アイコン４１４（図９）が表示される。

　テスト９２４において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が左方向または右方向キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、ステップ９２６においてカーソルがアクティブメニュー内に表示される。それ以外の場合、ステップ９２６が実行される前に、ステップ９２８において、アクティブメニューが、視聴者によって選択されたメニュー（すなわち、フルラインナップメニュー４０２（図９）、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）、または選択アイコン４１４（図９））にセットされる。

　テスト９３０において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が上方向または下方向キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）はテスト９３２に進む。それ以外の場合、テスト９３４および９４２が実行される。テスト９３４において、コントロールユニット７４（図２）は、フルラインナップメニュー４０２（図９）がアクティブであるか否かを決定する。アクティブである場合、テスト９３６が実行されて、フルラインナップメニュー４０２（図９）内においてハイライトされるべき次のチャネルが現在表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ９３８において、視聴者によって押されたキーによって示されるように、フルラインナップメニュー４０２（図９）内の次のチャネルにカーソルが移動する。それ以外の場合、ステップ９４０がまず実行されて、フルラインナップメニュー４０２（図９）をスクロールする。

　テスト９４２において、コントロールユニット７４（図２）は、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）がアクティブであるか否かを決定する。アクティブである場合、テスト９４４が実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）内においてハイライトされるべき次のチャネルが現在表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ９４６において、視聴者によって押されたキーによって示されるように、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）内の次のチャネルにカーソルが移動する。それ以外の場合、ステップ９４８がまず実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）をスクロールする。

　テスト９３２において、コントロールユニット７４（図２）は、視聴者が選択キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト９５０において視聴者がメニューキーを押したか否かを決定する。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト９２４にループして戻る。メニューキーが押されている場合、ステップ９５２においてクイックメニュールーチン（図１４および図１５）が呼び出される。その後、視聴者が選択を行わずにクイックメニュー１１６（図３）を出た場合、コントロールユニット７４（図２）はステップ９２４にループして戻る。

　コントロールユニット７４（図２）が、テスト９３２において、視聴者が選択キーを押したと決定した場合、テスト９５４が実行されて、フルラインナップメニュー４０２（図９）がアクティブであるか否かを決定する。アクティブである場合、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ９５６において、ハイライトされたチャネルにポインタを設定する。その後テスト９５８が実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）の最初のオープニングが現在表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ９６０において、カーソルがフェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）内の最初のオープニングのセルに移動する。それ以外の場合、ステップ９６２がまず実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）を、最初のオープニングのセルを表示するために十分な量だけ、スクロールする。ステップ９６４において、ステップ９５６で設定されたポインタにより参照されるチャネルが、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）のハイライトされたセル内に表示される。

　テスト９６６において、コントロールユニット７４（図２）は再び、視聴者が選択キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、テスト９６８が実行されて、視聴者が上方向または下方向矢印キーを押したか否かをチェックする。押していない場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト９６６にループして戻り、視聴者が、選択、上方向矢印、または下方向矢印キーのいずれかを押すのを待つ。視聴者が上方向または下方向矢印キーを押した場合、テスト９７０が実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）内の次のオープニングが現在表示されているか否かを決定する。表示されている場合、ステップ９７２において、視聴者によって押されたキーにより示されるように、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）内の次のオープニングにカーソルが移動する。それ以外の場合、ステップ９７４がまず実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）を、次のオープニングを表示するために十分な量だけスクロールする。ステップ９７２において、コントロールユニット７４（図２）は、ステップ９６４にループして戻る。

　コントロールユニット７４（図２）がテスト９６６において、視聴者が選択キーを押したと決定した場合、ステップ９７６において、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）内のハイライトされたチャネルが、一時的に、視聴者のフェイバリットチャネルラインナップに挿入される。ステップ９７８において、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）の前の内容が、新しい一時的フェイバリットチャネルラインナップに置換される。ステップ９８０において、カーソルはフルラインナップメニュー４０２（図９）に戻される。その後、コントロールユニット７４（図２）はテスト９２４にループして戻る。

　コントロールユニット７４（図２）がテスト９５４において、フルラインナップメニュー４０２（図９）がアクティブでないと決定した場合、テスト９８２が実行されて、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）がアクティブであるか否かを決定する。アクティブである場合、ステップ９８４において、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）でハイライトされたチャネルが、視聴者のフェイバリットチャネルラインナップから一時的に消去される。ステップ９８６において、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）の前の内容が、新しい一時的フェイバリットチャネルラインナップに置換され、先ほど消去されたフェイバリットチャネルがそれまで占有していたセルにオープニングができる。

　コントロールユニット７４（図２）がテスト９８２において、フェイバリットチャネルメニュー４０４（図９）がアクティブでないと決定した場合、テスト９８８が実行されて、選択アイコン４１４（図９）がアクティブであるか否かを決定する。アクティブである場合、ステップ９９０において、一時的フェイバリットチャネルラインナップが将来の使用のために、メモリ７６（図２）内に格納される。それ以外の場合、コントロールユニット７４（図２）は、テスト９２４にループして戻る。

　このように、インタラクティブテレビジョン番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法であって、視聴者が、限定的サーチ選択基準および非限定的ソート属性を番組スケジュール情報に適用することによって、興味のある番組を探し当てることを可能にする直観的サーチユーティリティを含む、インタラクティブテレビジョン番組ガイドシステムおよびそれに関連する方法が提供される。当業者であれば、本発明は、上記の実施の形態以外によっても実施することができることを理解する。上記の実施の形態は、説明のためのものであって、本発明を限定するものではない。本発明は、以下の請求の範囲によってのみ限定される。

　本発明の上記および他の目的ならびに利点は、以下の詳細な説明を、添付の図面と共に考慮することにより明らかになる。詳細な説明および図面を通して、同様の部分には同様の参照符号を付す。
本発明のインタラクティブ番組ガイドを提供し得るテレビ放送システムのブロック図 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために適したセットトップボックスのブロック図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドの動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドを実施するために用いられるコントロールプログラムを機能レベルで示す論理フローチャート 本発明のインタラクティブ番組ガイドの別の実施の形態の動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明に従って提供された番組ガイドの一部分の動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明に従って提供された番組ガイドの一部分の動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明に従って提供された番組ガイドの一部分の動作を示すサンプル画面表示を示す図 本発明に従って提供された番組ガイドの一部分の動作を示すサンプル画面表示を示す図

Claims (1)

1. 　インタラクティブ番組ガイドを操作する方法であって、
   　複数の日オプションを含む第１の表示を表示するステップであって、該複数の日オプションの各々は、ユニークな日に対応し、該ユニークな日に対して番組スケジュール情報が利用可能であり、該複数の日オプションは、同時に月のうちの日を表す対応する複数の数を示し、その日に対して番組スケジュール情報が利用可能である、ステップと、
   　該複数の日オプションの１つの選択された日オプションを受信するステップと、
   　該選択された日オプションに対応する該番組スケジュール情報の一部を含む第２の表示を表示するステップと
   　を包含する方法。

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