JP2004112644A - 原本登録装置および原本確認装置ならびに原本照合用マーク - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で正確に原本の照合を行うことができるようにすること。
【解決手段】本発明は、原本となる証明書1の用紙に付されたマークを基準として用紙の繊維情報を読み取る読み取りヘッド19と、読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、パターンデータを原本となる証明書1に印刷するプリントヘッド20とを備える原本登録装置である。また、証明書1の用紙に付されたマークを基準として用紙の繊維情報を読み取るとともに、パターンデータを読み取る読み取りヘッド19と、読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、データ変換手段で変換されたパターンデータと、読み取りヘッド19で読み取ったパターンデータとを比較して照合する照合手段とを備える原本確認装置でもある。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙に印刷された書類の原本性を照明するための原本登録装置および原本確認装置ならびに原本照合用マークに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、保険証書や各種のチケット、有価証券、住民票などの証明書類あるいは高価な絵画や書などは、発行者や作者が原本であることを示すために透かし、磁気印刷、マイクロ文字、特殊インクによる印鑑やサインなど、確実に確認ができて、偽造できない特殊な処置を施している。
【0003】
これらの処置を施すには、高度な技術が必要であり、一般利用者が発行者となるような書類には不向きである。さらに、複写技術の向上により原本と見分けのつかない有価証券や証明書類を複製することも可能となってきた。
【0004】
一方、高度に情報化された社会においては、数々の有価証券や証明書類に含まれた内容が電子化され、それらをプリントアウトして利用する場面が想定される。そのため一般利用者がネットワークを通じて有価証券や証明書類の情報を手に入れ、それを自宅のプリンタで印刷して、その印刷物を有価証券や証明書類に用いる場面が増えてくる。
【0005】
また、有価証券や証明書類などの発行元においても、従来の原本性が確認できるような処置、例えば透かしやフォログラフィシート、磁気インク、マイクロ文字などにくらべて、よりコストがかからない方法を求めている。
【0006】
ここで、印刷物の偽造防止の観点から、特許文献1、特許文献2、特許文献3が挙げられる。
【0007】
【特許文献1】
特開昭52−33444号公報
【特許文献2】
特公平6−16312号公報
【特許文献3】
特開平10−71791号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの従来技術においても、簡単な構成および方法によって用紙の原本性を照合するものではなく、また一般利用者が印刷によって得た文書を容易かつ確実に保証することは困難である。しかも、用紙の繊維情報を読み取ることで照合を行うものでは、細かい繊維情報を読み取って事前に記憶した情報との照合を行う必要があり、検出位置を正確に特定しないと誤認識を起こしてしまうという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、原本となる用紙に付されたマークを基準として用紙の繊維情報を読み取る読み取り手段と、読み取り手段で読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、データ変換手段で変換されたパターンデータを前記原本となる用紙に印刷する印刷手段とを備える原本登録装置である。
【0010】
また、本発明は、用紙に付されたマークを基準として用紙の繊維情報を読み取るとともに、用紙に付されたパターンデータを読み取る読み取り手段と、読み取り手段で読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、データ変換手段で変換されたパターンデータと、読み取り手段で読み取ったパターンデータとを比較して照合する照合手段とを備える原本確認装置でもある。
【0011】
また、本発明は、用紙に付された所定形状のインク部と、インク部に隣接して設けられた用紙地肌部とを備えており、インク部は所定波長の光を遮断し、用紙地肌部は前記インク部によって幅が規定されている原本照合用マークでもある。
【0012】
このような本発明では、用紙に付された原本照合用のマークの位置を基準として用紙の繊維情報を読み取ることから、原本の照合を行う場合にはこのマークの位置を基準にして用紙の繊維情報を読み取ることで、予め読み取ったものと同じ位置で繊維情報を読み取ることができ、わずかな領域で正確な照合を行うことができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。すなわち、本発明では、原本性を保証したい書類が有った場合、その発行者は書類を原本登録装置にかけて、登録データ記録装置に記録する。登録データが作成された書類が原本であるかどうか確認するときには、書類を原本確認装置にかけると、その書類が原本であるか、あるいは複写されたものであるかを確認することができる。
【0014】
本発明の構成としては、主として原本登録装置、原本確認装置であり、照合用マークの付された用紙および必要に応じて記録装置を用いる。ここで、原本登録装置、原本確認装置にあっては走査手段、検出手段は共通の手段であるため、同一の機器装置としてまとめることができる。また、記録装置についても、登録データを書類の上にバーコードなどにより印刷すれば、記録装置として働き原本登録装置、原本確認装置および記録装置を同一の機器装置としてまとめることもできる。
【0015】
また、これら装置はプリンタ、複写機あるいはスキャナなどの装置に付加装置として組み込むこともできる。
【0016】
本発明における原本性を保証する原理は、原本登録装置および原本確認装置ともにある検出手段により、書類上に印刷された原本照合用マーク(以下、単に「マーク」と言う。)を基準としてその内部あるいはその周囲の紙の状態(用紙固有の繊維情報)を読み取り手段によって検出し、この検出した情報をデータ変換手段によってパターンデータへ変換し、このパターンデータを用いて登録時と認証時とで一致するか否かによって原本性の保証を行う。
【0017】
ここで、多くの紙はパルプと呼ばれる直径数十μmで長さは数百μmから数mmの繊維のけん濁液を漉いて製作する。このとき、繊維は複雑にからみ合い、唯一無二のパターンを作り出す。また、漉きの行程は機械で行うものの漉きむらが発生し、これも唯一無二となる。
【0018】
さらに、マークを印刷する際に用いる印刷方法で、液体インクによる方法を用いると、液体のにじみが発生し、このパターンも紙ごとに異なって唯一無二のものとなる。これらのパターンは拡大しないと確認することはできず、さらに複製をつくることは困難である。
【0019】
したがって、書類の原本性を保証するため、書類を発行するときに記録したパターンと、原本であるか否かを確認するときに検出したパターンとが一致すれば原本であることを認証し保証することができる。
【0020】
本発明ではこのような原理によって書類の原本性を保証するため、書類の同一場所における紙のパターンを精度良く検出する点に特徴がある。これを実現するため、書類の用紙に付した照合用のマークを用い、わずかな領域でも正確な位置で繊維情報を読み取って、精度の高い原本保証を行うことができるようになる。
【0021】
図1は、本実施形態に係る原本登録装置、原本確認装置および記録装置を一体化した装置を示す模式図である。原本性を保証しようとする書類は予め作成され、手書きあるいはプリンタなどにより内容が記載されている。
【0022】
本実施形態では、原本性を保証しようとする書類は証明書1とする。これが例えばA4(JIS規格)サイズの書類だとすると、図2に示すように証明書1の下部、50mmほどを空白としておき、その部分を図1の装置2の挿入口3に差し込む。
【0023】
装置2が登録動作をすると、空白部分に図2のようなマーク4およびマーク5を印刷する。これと同時に後に説明する走査手段および検出手段により用紙の繊維情報から成るパターンデータが検出され、それが記録装置として働く装置2の印刷機能により印刷される。パターンデータは記録データをバーコード6に変換し、証明書1の下部に印刷される。
【0024】
次に、この様にして登録された書類が原本であるか、あるいは登録後に複写あるいは複製されたものかどうかを確認する場合、マーク4、マーク5およびバーコード6が印刷されている部分を登録時と同じように装置2の挿入口3に挿入する。
【0025】
このとき装置2の検出手段により、マーク4およびマーク5を基準とした用紙の繊維情報が読み取られ、この読み取った繊維情報からパターンデータを算出する。そして、その算出したパターンデータがバーコード6に記録されているパターンデータと同一のものであるかを照合手段によって照合する。
【0026】
本実施形態では、マーク4およびマーク5として、二カ所に印刷したが、これは原本性の認証精度を上げるため、または一カ所のマークが汚れたとき、それをもう片方のマークが補って認証できるようにするためである。
【0027】
照合結果が一致すれば、書類は原本であり、一致しなければ複写あるいは複製されたものであると判断する。
【0028】
通常、複写機あるいはパーソナルコンピュータ(PC)に接続されたスキャナとプリンタによるディジタル複写方法によって書類の複写を行った場合、見た目には原本と同一のものであるが、用紙の微細な繊維パターンや漉きむらあるいはインクの微細なにじみなどまでは複写できないため、原本を偽ることはできない。本実施形態では、このような手法によって原本性を精度良く判断できるようになる。
【0029】
次に、本実施形態で用いたマークを拡大した図を図3に示す。外形は幅4.7mm、長さ8.0mmの矩形で、長さ方向に幅100μmの未印刷部分のトラックTが4本あり、それぞれのトラックTには3カ所、長さ300μmほどの印刷部分Bがある。
【0030】
このマークの例では各トラックTの未印刷部分(用紙地肌部分)へ後述の走査手段から光スポットを照射し、検出手段により用紙の状態(繊維情報)を検出し、それをパターンデータに変換する。
【0031】
図4は、本実施形態の原本登録装置、原本確認装置および記録装置に使われる装置の内部を示す図である。装置2のフレーム7には2本のレール8およびレール9が固定されている。これらレール8、9にはこのレール8、9に沿って移動するキャリッジ10が置かれ、キャリッジ10はモータ11と回転軸に取り付けられたプーリ12に巻きついているワイヤー13にピン14で固定されている。
【0032】
また、ワイヤー13はバネ15により張力が与えられ、ガタツキが防止されている。これら機構によりモータ11を回転させることによって、レール8、9に沿ってキャリッジ10をレール8、9に沿って移動させる。
【0033】
証明書1は、キャリッジ10とフレーム7との隙間に挿入され、突き当てピン16、突き当てピン17および突き当てピン18に接触するように押し当てられ、用紙の位置が常に同じ位置にくるようになる。
【0034】
また、図示していないが、用紙とフレーム7とを密着させて紙の浮きを防ぐ機構があることが望ましい。例えば、証明書1の突き当てを検知して、アームなどにより証明書1を機械的にフレーム7へ密着させる機構、フレーム7に小穴をあけ、そこから空気を吸い出し、真空圧によって証明書1をフレーム7へ密着させる機構、フレーム7に電極を設けて、静電気力により証明書1をフレーム7へ密着させる機構、などがあげられる。
【0035】
図5はキャリッジの一部における拡大図である。キャリッジ10の内部には読み取りヘッド19、およびプリントヘッド20が設けられている。読み取りヘッド19はキャリッジ10に取り付けられたレール21およびレール22に保持されつつ移動し、その移動力はキャリッジフレームに固定された永久磁石23と、読み取りヘッド19に固定されたコイル24からなるボイスコイルモータ機構により与える。
【0036】
図6は読み取りヘッドを説明する模式図、図7はトラックを説明する模式図である。読み取りヘッド19は、証明書1に付されたマークのトラック(用紙地肌部)に図7に示すような2個の光スポットPおよび光スポットQを照射する。これらの光スポットP、Qは、読み取りヘッド19が、キャリッジ10ごと移動することによって図7のRの方向に移動する。
【0037】
この時、光スポットPがトラック中心線上を移動していき、証明書1の用紙の繊維の状態あるいは漉きの状態によって光スポットPの反射や屈折する方向、強さの変化を光スポットPの照射側に置かれた受光素子37によって検出する。
【0038】
または、光スポットPの透過側に置かれた受光素子38によって証明書1を透過した光の変化を検出する。あるいはこれらの両方の受光素子37、38により検出し、受光素子37あるいは受光素子38より得られた信号、あるいはそれをデータ変換手段(図示せず)によって加工したものがパターンデータとなる。
【0039】
受光素子37および受光素子38の受光面には、光スポットPの波長のみを通過する波長選択フィルタ61および波長選択フィルタ62をそれぞれ設けておくと、光スポットQからの光線を遮断でき、より精度の高い受光ができて照合精度を上げることができるようになる。
【0040】
このパターンデータを照合時に登録時の物と一致しているかどうかをみることで、一致していれば証明書1が原本であり、一致しなければ複写されたものであるとすることができる。
【0041】
図7に示すようにマーク部分のトラックTを拡大すると、印刷部分(図中斜線部参照)と未印刷部分との境界線は、紙の繊維による凹凸や印刷ムラなどにより、ランダムに起伏がありハッキリとしない。
【0042】
図7における光スポットQは、光スポットPを照射するトラックTの中心位置の検出と、結像のための焦点調整をするためのものである。光スポットQの直径は約100μmである。
【0043】
また、光スポットQの直径はマークのトラックTをトラッキング目的から、マークの設定トラック幅100μmと同値かそれに近い値にすることが望ましい。光スポットPはトラック中心部分の証明書の紙繊維の状態を検出するためのものである。
【0044】
光スポットPの直径は約10μmである。また光スポットPの直径は証明書1の紙繊維の検出をより正確に行うため、紙繊維の太さやマークの印刷の状況により、2μmから50μmの範囲で設定することができる。
【0045】
光スポットPおよび光スポットQは、図6で示した遮光箱25に開けられたピンホールにより形成され、レンズ26により証明書1のマーク4あるいはマーク5のトラック上に図7で示すように結像される。
【0046】
図6におけるピンホール部分Cを拡大した図が図8である。遮光箱25に開けられた穴部分にピンホール板28およびピンホール板29が貼付けてあるプレート27を取り付ける。
【0047】
ピンホール板28は光スポットPを形成するための物である。ピンホール板28に開けられたピンホールの直径は、1対1の倍率で投影される本実施形態の場合には約10μmである。また、ピンホール板29は光スポットQを形成するための物であり、ピンホールの直径は約100μmである。
【0048】
ピンホール板28のピンホールの中心からピンホール板29のピンホールの中心までの長さLは300μmである。
【0049】
図9はプレート27にピンホール板28およびピンホール板29を取り付けた様子を図8において下方から見た図である。本実施形態においては、ピンホール板28のピンホール、ピンホール板29のピンホール、およびそれらの位置精度を保つため、これら二つのピンホール板28、29は、専用のプレート27に貼付けられている。
【0050】
図8において、ピンホール板28のピンホールにあてる光の光源は、遮光箱25に取り付け固定された基板30を介して取り付けられるレーザダイオード31である。レーザダイオード31の発光部分32からのレーザ光線がピンホール板28のピンホールに当たるように、基板30の固定位置を調整する。
【0051】
図6に示すように、遮光箱25の内部には発光ダイオード33を置き、ピンホール板29のピンホールに光を照射する。これらの機構によりピンホール板28のピンホールを通過するレーザダイオード31から出た光線はレンズ26により証明書1の紙面にあるマークのトラック部分に光スポットPを形成する。
【0052】
一方、ピンホール板29のピンホールを通過する発光ダイオード33から出た光線はレンズ26により証明書1の紙面にあるマークのトラック部分に光スポットQを形成する。
【0053】
受光素子37および受光素子38には波長選択フィルタ61および波長選択フィルタ62がそれぞれ設けられていた場合、光スポットQの光源である発光ダイオード33と光スポットPの光源であるレーザダイオード31の発光波長を異なる必要がある。
【0054】
本実施形態においては、光スポットQの光源である発光ダイオード33の発光波長は550nmの緑色、光スポットPの光源であるレーザダイオード31の発光波長は850nmの近赤外線を発光する物を用いた。
【0055】
したがって、波長選択フィルタ61および波長選択フィルタ62は光スポットQからの反射光や透過光を遮断するため700nm以下の波長を遮断する物を用いている。
【0056】
図7で示すように証明書1の紙面にあるマークにトラックT部分に光スポットPおよび光スポットQを形成し、それを図4に示したキャリッジ10への移動機構により図7の矢印で示すRの方向に移動する。すなわち、光スポットQが先行する方向である。
【0057】
光スポットQは光スポットPがトラックTの中心部分に当たるように、図7の矢印で示す方向Sあるいは方向Tに、図5で示したコイル24に流す電流の向きと大きさを変化させて調整するサーボ機構のための検出用スポットである。
【0058】
図6で示す読み取りヘッドにはこのサーボ機構を働かせるため、光スポットQからの反射光によりトラック中心位置からのずれを検出する機能および正確に光スポットQおよび光スポットPが形成されるように焦点を合わせるフォーカスサーボ機能を具備している。
【0059】
光スポットQからの反射光はレンズ26を通過してビームスプリッタ34により一部横方向に導かれる。導かれた光線で光スポットQが焦点を結び位置にナイフエッジ35を配置して、ナイフエッジ35により結像した光スポットQの下半分を遮光する。ナイフエッジ35の後方には4分割フォトダイオード36を配置する。
【0060】
図10は4分割フォトダイオード36の上に結んだ光スポットQの像Q’の形状および、信号の接続を示す図である。左上にある受光素子41からの受光信号をA1、右上にある受光素子42からの受光信号をA2、左下にある受光素子43からの受光信号をB1、右下にある受光素子44からの受光信号をB2とする。
【0061】
それぞれの信号は図10に示すように、加算器45、加算器46,加算器47および加算器48に接続され、これら加算器の出力は減算器49および減算器50に接続され、それらの出力からそれぞれフォーカスエラー信号Efおよびトラックエラー信号Etを得る。
【0062】
これらを式にすると
Ef=(A1+A2)−(B1+B2)
Et=(A2+B2)−(A1+B1)
となる。
【0063】
証明書1の紙面に光スポットQおよび光スポットPが結像され、トラックの中心に光スポットQおよび光スポットPの中心が位置するとき、EfおよびEtがそれぞれ0になるように調整する。
【0064】
証明書1の紙面が、レンズ26より遠のき、結像位置がナイフエッジ35よりビームスプリッタ34の方向に移動すると、4分割フォトダイオード36の上の光スポットQの像Q’の、半円部分が大きくなりA1およびA2の受光信号が大きくなり、フォーカスエラー信号Efは正のレベルとなる。
【0065】
逆に、証明書1の紙面が、レンズ26の方向に近づき、結像位置がナイフエッジ35より4分割フォトダイオード36の方向に移動すると、4分割フォトダイオード36の上の光スポットQの像Q’の、半円部分が小さくなり、A1およびA2の受光信号が小さくなり、フォーカスエラー信号Efは負のレベルとなる。
【0066】
レンズ26はフォーカスサーボのため、上下方向にボイスコイル51に電流を流すと可動する機構が取り付けられている。ボイスコイル51の周りには磁界発生用に固定リング52に固定されたリング状の永久磁石53があり、レンズ26およびボイスコイル51はダンパー機能のある弾性支持材53により支持されている。
【0067】
フォーカスエラー信号Efが常に零になることを目標として、レンズ26を動かすボイスコイル51に流れる電流を制御するフィードバック制御でフォーカスサーボが実現できる。
【0068】
フィードバック制御はPID制御やディジタル処理による方法など、知られている方法を用いることができるが、図7において、光スポットQおよび光スポットPを方向Rに移動させる時の早さ、あるいは証明書1の紙面の凸凹の具合等により、その方式の選択や制御パラメータの調整を行う。
【0069】
光スポットPおよび光スポットQが証明書1上のマークにあるトラックに沿って図7に示したRの方向に移動させるとき、光スポットPがトラックの中心線上を移動するようにするため、トラッキングサーボをかける。
【0070】
図4におけて、キャリッジ10をモータ11の回転により移動することでキャリッジ10にある、読み取りヘッド19をRの方向に移動する。読み取りヘッドは図5において、ボイスコイル24の電流を制御することでキャリッジ10の移動とは直行する方向に移動できる。
【0071】
図7において、光スポットQがSの方向に移動すると、トラックの印刷部分に光スポットQの上部がかかり、その部分の反射が弱まり、図10における、4分割フォトダイオード36の上の像Q’の右側部分がかける形になる。そのため、A2およびB2の出力が低下して、Etは負のレベルとなる。
【0072】
逆に、光スポットQがTの方向に移動すると、トラックの印刷部分に光スポットQの下部がかかり、その部分の反射が弱まり図10における、4分割フォトダイオード36の上の像Q’の左側部分がかける形になる。そのため、A1およびB1の出力が低下して、Etは正のレベルとなる。
【0073】
トラッキングエラー信号Etが常に零になることを目標として、読み取りヘッド19を動かすボイスコイル51に流れる電流を制御するフィードバック制御でトラッキングサーボが実現できる。
【0074】
このトラッキングサーボでは、図7で示すように、マークの印刷部分とその中のトラックTの未印刷部分の境界線はランダムに起伏がありさらに、コントラストもはっきりしない。そのため、上記の原理によるトラッキングサーボにおいて、マークとトラックTの両端境界線を早い応答性でトラッキングすると、光スポットPはトラックTの中心部分を両端の境界線の起伏に沿って曲線にスキャンしてしまう。そこで、境界線のこまかな起伏には応答しないようにトラッキングサーボのパラメータを規定する。
【0075】
実際には、境界線の起伏のピッチが数10μmであることから、100μmから1000μmの移動で追従するようにパラメータを設定する。本実施形態では500μmで追従するようにフィードバック制御でのパラメータを設定している。
【0076】
本実施形態において、原本登録装置と原本確認装置の走査手段は共通であり、図4に示す装置内部のキャリッジ10の移動機構、図5に説明するキャリッジ10内部の読み取りヘッドの移動機構、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボが走査手段にあたる。
【0077】
図6に示す読み取りヘッドの機構において、証明書1のマークのトラック部分を前記のフォーカスサーボおよびトラッキングサーボを作用させながら、光スポットPの証明書紙面から反射する光線を受光素子37または光スポットPの証明書1の紙面を透過する光線を受光素子38で検出し、これをパターンデータに加工する。
【0078】
受光素子37および受光素子38は図4で示すフレーム7の証明書1のマーク4およびマーク5が位置する近傍のキャリッジ10が通過する付近に固定されて設置しておけばよく、必ずしも読み取りヘッド19に取り付ける必要がない。特に受光素子38の場合は証明書1を透過する光を観測するため、フレーム1に固定する方が設計上簡単である。
【0079】
いずれの受光素子や配置の方法においても、読み取りヘッド19が上記のフォーカスサーボおよびトラッキングサーボが働いた状態で図3に示すマークのトラック部分を走査すると、受光素子37あるいは受光素子38からは図11に示す受光量の信号が得られる。
【0080】
図11のD1、D2およびD3の落ち込みは図3に示すマークのトラックTにある、印刷部分Bで反射率あるいは透過率が低下した部分に対応した受光量の落ち込みである。
【0081】
この落ち込み部分の間、図11ではD1およびD2の間あるいはD2およびD3の間に、等間隔で幾つかのサンプリング点を設ける。本実施形態では8カ所のサンプリング点を設けている。
【0082】
図11でD1およびD2の間に8カ所のサンプリング点を設けた様子を示す。それぞれのサンプリング点での受光量からD1での受光量d1を減じた値を各要素としてパターンベクトルXとする。
【0083】
受光量そのものを要素としてパターンベクトルXとしてもよいが、外来光線や受光素子アンプなどによるオフセット誤差をキャンセルするためにはD1での受光量d1を基準とすることが望ましい。
【0084】
Xの要素はD1の側から順番に要素x(0),x(1),…,x(7)とする。1つの落ち込み点の間隔からから8次元のパターンベクトルを得ることになる。
【0085】
図3に示す実施例のマークでは、1トラックに3カ所の印刷部分があり、これらが落ち込み点になり、2個のパターンベクトルが得られ、1個のマークには4本のトラックがあり、1個マークで8個のパターンベクトルが得られ、さらに図2で示すように2個のマーク4、5を記した証明書では16個のパターンベクトルが得られる。
【0086】
また、これらのパターンベクトルを1個のマーク分でまとめて128次元の1個のパターンベクトルとして扱うこともできる。パターンベクトルの数は、受光素子37および受光素子38からの受光量信号を別々に扱うとさらに倍の数のパターンベクトルが得られる。また、マークの数を増やせば増やすことができる。
【0087】
受光素子やマークを増やして、パターンベクトルの数を増やすことができるが、増やすことで照合精度は上がるものの、記録装置の記憶容量が必要となり、さらに原本確認装置における照合手段が複雑になるため、コストとの関わりでパターンベクトルの大きさや数を設定することが望ましい。
【0088】
これら一連の受光素子からパターンベクトルを得て、ディジタルデータにしてパターンデータする一連のプロセスが登録装置および原本確認装置において共通に用いられる検出手段となる。
【0089】
登録装置においては検出手段で得られたパターンデータを記録装置によって記録する。本実施形態においては、キャリッジ10に取り付けられたプリントヘッド20により、マークが記された証明書1と同一の紙にバーコード6として記録する。
【0090】
紙面にディジタル情報を記録する方法はバーコードが一般的であるが、2次元バーコードやその他、紙面にディジタル情報を記録する方法であればどのような物であってもかまわない。また、証明書に磁気ストライプ部分を設けて磁気記録をおこなってもよい。
【0091】
記録装置が、これらの方法により記録媒体にパターンデータを記録する時、パターンデータを暗号化することで、証明書の偽造をさらに困難にすることができる。暗号化方式としては、一般に知られた共通鍵暗号方式あるいは公開鍵暗号方式などを用いることができる。
【0092】
プリントヘッド20はまた印刷手段としてマークを印刷するために働くものでもあり、本実施形態ではインクジェット方式のプリントヘッドを用いているが、小型なものであれば、熱転写方式、昇華型熱転写方式など他の方法でもよい。
【0093】
このように、記録装置の記録媒体が、証明書そのものである場合、証明書により本発明の目的である、証明書類の原本性を保証するシステムを構成することができる利点がある。
【0094】
また、図12に示す様に、記憶装置70はネットワーク71を通じて遠隔地にあって、記録装置72および原本確認装置73はそれぞれネットワーク70に接続されており、登録時にパターンデータは、証明書のID番号とともに遠隔地の記録装置72に送られる。認証時には遠隔地の記録装置72に対して認証したい証明書のID番号により問い合わせをおこない、証明書のパターンデータを得る。
【0095】
このようにネットワークと共に用いることで、証明書の記載事項による電子的データベースと関連した作業が迅速に行える。例えば証明書が保険証書で有った場合、保険証書持参人が明らかに保険証が発行された原本を所有する正当な被保険者等であることが確認でき、保険の支払いや内容変更の業務がスムーズに行われ、保険証書偽造による被害などが防止できる。
【0096】
原本確認装置にあって、記録装置にあるパターンデータと検出手段から得られたパターンデータを照合をする照合手段は、機能ブロック図として示すと図13のようになる。
【0097】
比較計算は後述する計算方法によりスカラー量である相違度を計算する。この相違度の値から原本か否かを判定し、判定結果を求める。比較計算で用いる計算方法としては、記録装置にあるパターンデータであるところのパターンベクトルをYとする。これと原本確認装置にある検出手段から得られたパターンベクトルXとのユークリッド距離uを求め、これを相違度とする。
【0098】
予め実験等により原本と複写物や偽造物とを区別するための相違度の閾値を求めておき、この閾値を採取した相違度が超えていれば、閾値以内の小さい値あるいは閾値と同値ならば原本とする判別を行う。
【0099】
この方法は、比較計算が簡単である。またパターンデータを記憶しておくためのメモリーの容量も少なくて済むというメリットがある。
【0100】
その他の比較計算の相違度としてマハラノビスの距離を求める。この場合、マハラノビスの距離の計算に必要なパターンデータとしてはパターンベクトルの平均ベクトルおよび分散・共分散行列を記録しておく。そのため、登録装置においては、複数回パターンベクトルを検出し、平均ベクトル、分散共分散行列を求めて、これらをパターンデータとして記録装置に送り、記録する。この相違度を用いた判別はユークリッド距離の場合と同じである。
【0101】
比較計算は、登録装置で採取されたベクトルデータあるいはそれらの統計的な情報が記録されている記録装置のパターンデータを用いて原本確認装置で採取されたベクトルデータが、登録時のものと同一の証明書から出たものかどうかを判断するためのものであり、上記の2種類の距離計算のほかにもファジー集合から相違度を求める方法やニューラルネットの学習により原本判断を行う方法なども用いることもできる。
【0102】
本実施形態で、原本性を保証する対象となるものは、一般に証明書となるもので、各種免許状、保険証書、チケット、有価証券あるいは製品保証書など広く応用できるものである。
【0103】
また、証明書の基材が必ずしも紙ではなく、たとえば絵画のキャンパスや服地、皮素材などにも応用でき、贋作の発見や偽ブラン品の排除にも役立つ。
【0104】
さらに、上記説明で用いたマークの形状は一例であり、他の形状であっても適用可能である。例えば、図14(a)に示すような扇型のマーク4も考えられ、約90度の扇型のマーク4を図14(b)に示すような証明書1の用紙の偶部付近に設けるようにすれば、走査光学系を回転式にして原本の登録、確認を行うことができるようになる。
【0105】
また、マークのインク部を形成するインクは可視光を透過し、不可視光を反射する材料から成るものであってもよい。つまり、インク部は可視光を透過するものであっても受光部での受光可能波長を反射できるインクであればよい。これにより、マークが付されていることを認識できないようにしたり、マークが目障りになることを防止できる。さらに、マークは上記説明したような独立したものであっても、背景や予め決まった印字部分を共用するようなものであっても可能である。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば原本の登録、確認を簡単な構成で、しかも的確に行うことができ、種々の証明書における原本照合を容易かつ正確に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る原本登録装置、原本確認装置および記録装置を一体化した装置を示す模式図である。
【図2】マークの付された証明書の例を示す図である。
【図3】マークの拡大図である。
【図4】装置内部を説明する模式図である。
【図5】キャリッジの一部における拡大図である。
【図6】読み取りヘッドを説明する模式図である。
【図7】トラックを説明する模式図である。
【図8】ピンホール部分の拡大図である。
【図9】ピンホール板の取り付け状態を説明する模式図である。
【図10】4分割フォトダイオードの接続を示す図である。
【図11】時間に対する受光量の例を示す図である。
【図12】ネットワークを介した構成例を示す模式図である。
【図13】照合手段を説明する機能ブロック図である。
【図14】他のマークを説明する模式図である。
【符号の説明】
1…証明書、2…装置、3…挿入口、4…マーク、5…マーク、6…バーコード、10…キャリッジ、19…読み取りヘッド、20…プリントヘッド、28…ピンホール板、29…ピンホール板、31…レーザダイオード、37…受光素子、38…受光素子

Claims (12)

  1. 原本となる用紙に付されたマークを基準として前記用紙の繊維情報を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段で読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段で変換されたパターンデータを前記原本となる用紙に印刷する印刷手段と
    を備えることを特徴とする原本登録装置。
  2. 前記読み取り手段は、前記マークに沿った読取走査を行うとともに、前記マークを用いた焦点合わせを行う
    ことを特徴とする請求項1記載の原本登録装置。
  3. 前記読み取り手段は、前記用紙の繊維情報を光の反射から読み取る
    ことを特徴とする請求項1記載の原本登録装置。
  4. 前記読み取り手段は、前記用紙の繊維情報を光の透過から読み取る
    ことを特徴とする請求項1記載の原本登録装置。
  5. 前記読み取り手段は、前記用紙の繊維情報を光の反射と透過の両方から読み取る
    ことを特徴とする請求項1記載の原本登録装置。
  6. 前記データ変換手段は、前記読み取り手段で読み取った信号を所定間隔でサンプリングして得た値を前記パターンデータとする
    ことを特徴とする請求項1記載の原本登録装置。
  7. 原本となる用紙に付されたマークを基準として前記用紙の繊維情報を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段で読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段で変換されたパターンデータを記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする原本登録装置。
  8. 用紙に付されたマークを基準として前記用紙の繊維情報を読み取るとともに、前記用紙に付されたパターンデータを読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段で読み取った繊維情報を所定のパターンデータに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段で変換されたパターンデータと、前記読み取り手段で読み取ったパターンデータとを比較して照合する照合手段と
    を備えることを特徴とする原本確認装置。
  9. 前記照合手段は、前記データ変換手段で変換されたパターンデータに含まれるパターンベクトルと、前記読み取り手段で読み取ったパターンデータに含まれるパターンベクトルとのユークリッド距離を計算し、その計算結果が所定の閾値より小さい場合に照合したと判断する
    ことを特徴とする請求項8記載の原本確認装置。
  10. 前記照合手段は、前記データ変換手段で変換されたパターンデータに含まれるパターンベクトルと、前記読み取り手段で読み取ったパターンデータに含まれるパターンベクトルとのマハラノビス距離を計算し、その計算結果が所定の閾値より小さい場合に照合したと判断する
    ことを特徴とする請求項8記載の原本確認装置。
  11. 用紙に付された所定形状のインク部と、
    前記インク部に隣接して設けられた用紙地肌部とを備えており、
    前記インク部は所定波長の光を遮断し、前記用紙地肌部は前記インク部によって幅が規定されている
    ことを特徴とする原本照合用マーク。
  12. 前記インク部は可視光を透過し、不可視光を反射する
    ことを特徴とする請求項11記載の原本照合用マーク。
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