JP2004021643A - バーコードおよびその読み取り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写や解読を困難にする。
【解決手段】線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコード1において、バーコード1を高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線幅の組み合わせと共に線高さの組み合わせにより1つのバーコード1を特定する。したがって、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成されているので、平面的に複写を行っても元のバーコードを再現することはできない。また解読も困難である。このためバーコードの偽造を防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコード1において、バーコード1を高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線幅の組み合わせと共に線高さの組み合わせにより1つのバーコード1を特定する。したがって、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成されているので、平面的に複写を行っても元のバーコードを再現することはできない。また解読も困難である。このためバーコードの偽造を防止することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードおよびその読み取り装置に関する。さらに詳述すると、本発明は、複写の困難なバーコードおよびその読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製品などに関する各種管理情報を対象物に付帯させる手段として一般にバーコードが使用される。バーコードは線幅の異なる数種類の線要素を複数組み合わせて構成される。一般的には、このバーコードを印刷したラベルを製品などに貼付する。あるいは、凹凸パターンを型を用いてバーコードを形成する方法も知られている(特開平9−69131号公報参照)。また、バーコードの読み取りは、通常は光反射方式など光学的な方法を用いて行われる。さらに、このバーコードは、有価証券や商品券などに付されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したバーコードでは数種類の線要素をそのまま印刷しているので、コード内容の複写や解読が容易である。このため、バーコードをコピーや印刷などの複製技術を使って複製し、有価証券などに付することにより比較的容易に偽造できてしまう。
【0004】
また、バーコード読み取り装置は光学的な方式で読み取りを行うため、光学系を形成する必要がある。このため、装置が大型化および高コスト化してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、複写や解読が困難なバーコードおよびその読み取り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために請求項1記載の発明は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードにおいて、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線幅の組み合わせと共に線高さの組み合わせにより1つのバーコードを特定するようにしている。
【0007】
したがって、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成しているので、平面的に複写を行っても元のバーコードを再現することはできない。また解読も困難である。このため、バーコードの偽造を防止できると共に、このバーコードを有価証券などに付することによって有価証券などの偽造を防止することができる。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のバーコードにおいて、バーコードは、複数の異なる組み合わせにより構成し、それぞれの高さの線幅の組み合わせにより1つのバーコードを特定してなるようにしている。したがって、バーコードの偽造や解読が困難になる。
【0009】
さらに、請求項3記載の発明は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードにおいて、バーコードを2つの高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線高さの高い側の線幅により、1つのバーコードを特定するようにしている。
【0010】
したがって、このバーコードを複写しても線高さの低い側の線幅も同時に複写されてしまうので、線高さの高い側の線幅により特定される真の情報を複写することができない。よって、バーコードの偽造を防止することができる。
【0011】
また、請求項4記載のバーコード読み取り装置は、線要素の組み合わせから成るバーコードを備えた媒体と相対的に移動して線要素の異なる高さを検出する線高さ検出部と、線高さ検出部からの出力データから線高さと該線高さに対応する線幅とを検出し、バーコードを特定するデータ処理部とを備えて成るようにしている。
【0012】
したがって、線要素の異なる高さを検出して該線高さに対応する線幅を検出するので、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせから成るバーコードを読み取ることができる。
【0013】
そして、請求項5記載の発明は、請求項4記載のバーコード読み取り装置において、線高さ検出部を備えたセンサと、該センサまたは媒体を一定速度で移動させる移動部とを備えるようにしている。したがって、センサを移動させながらバーコードを読み取ることができる。
【0014】
また、請求項6記載の発明は、請求項4または5記載のバーコード読み取り装置において、センサは静電容量検出センサまたはサーマルセンサであるようにしている。さらに、請求項7記載の発明は、請求項4または5記載のバーコード読み取り装置において、線高さを画像データとして出力するサーマルセンサと、媒体またはセンサの温度を検知する温度検知部と、媒体またはセンサを加熱する加熱部とを備えてなるようにしている。したがって、光学的なセンサを使用しないので、光学系を不要にして装置の小型化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。図1に本発明のバーコードの実施形態の一例を示す。このバーコード1は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るものである。そして、図1(C)に示すように、バーコード1を高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線幅の組み合わせと共に線高さの組み合わせにより1つのバーコード1を特定するようにしている。このため、バーコード1を高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成しているので、図1(C)に示すバーコード1を平面的に複写しても図1(B)に示すようになり、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせを複写することはできない。よって、元のバーコード1を再現することはできないと共に解読も困難になる。このため、バーコード1の偽造を防止できると共に、このバーコード1を有価証券などに付することによって有価証券などの偽造を防止することができる。また、バーコード1は、複数の異なる組み合わせにより構成し、それぞれの高さの線幅の組み合わせにより1つのバーコード1を特定してなるようにしている。
【0016】
本実施形態では、線幅の異なる複数種類の線要素(以下、バーとも言う)の組み合わせにより構成されて成るバーコード1において、図1(C)に示すようにバーコード1を2つの高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線高さの高い側2の線幅により、1つのバーコード1を特定するようにしている。このため、このバーコード1を複写しても線高さの低い側3の線幅も同時に複写されてしまうので、線高さの高い側2の線幅により特定される真の情報を複写することができない。よって、バーコード1の偽造を防止することができる。
【0017】
このバーコード1は、外観上は図1(A)に示すように規格で定められた標準コード(ここでは8桁JANコード:”12345670”)が適用される。図1(C)はL線での断面図であり、各バーは予め定められた立体高さh(例えば20μm)および1/2hに凹版印刷により印刷される。このバーコード1を挟む位置にはバーコード1の印刷と同時にバーの立体高さh以上の高さを有する基準面4を透明インクなどにより印刷することが望ましい。
【0018】
そして、図1(C)に示すバーコード1を平面的に複写すると図1(B)に示すようになるが、線高さの高い側2の線幅により1つのバーコード1を特定するようにしているので、図1(C)に示す情報と図1(B)に示す情報とは異なったものになる。例えば、図1(C)では線高さの高い側2の線幅により”12047673”という情報を示しているが、これを平面複写しても線高さの低い側3の線幅が現れて図1(B)に示すように”12345670”になってしまう。すなわち、平面的な複写ができないことになる。このため、バーコード1の偽造を防止できると共に、このバーコード1を有価証券などに付することによって有価証券などの偽造を防止することができる。
【0019】
上述したバーコード1を読み取るためのバーコード読み取り装置5について以下に説明する。
【0020】
図2および図3に示すように、バーコード読み取り装置5は、線要素の組み合わせから成るバーコード1を備えた媒体と相対的に移動して線要素の異なる高さを検出する線高さ検出部6と、線高さ検出部6からの出力データから線高さと該線高さに対応する線幅とを検出し、バーコード1を特定するデータ処理部7とを備えて成るようにしている。このため、線要素の異なる高さを検出して該線高さに対応する線幅を検出するので、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせから成るバーコード1を読み取ることができる。
【0021】
さらに、このバーコード読み取り装置5は、線高さ検出部6を備えたセンサ8と、該センサ8または媒体を一定速度で移動させる移動部9とを備えている。よって、センサ8を移動させながらバーコード1を読み取ることができる。
【0022】
センサ8としては静電容量検出センサ、特に微小変位センサを使用している。このため、光学的なセンサを使用しないので、光学系を不要にして装置5の小型化を図ることができる。このセンサ8は立体形状のセンサ保持体10により保持されている。センサ保持体10の底面の幅はバーコード1の長さよりも十分に大きいものとしている。
【0023】
また、これらセンサ8および移動部9はCPU11により制御される。このCPU11は、走査制御部12と、データ記憶部13と、データ処理部7とを備えている。走査制御部12は移動部9を制御してセンサ8を移動させる。データ記憶部13は読み取ったデータを記憶する。データ処理部7は記憶されたデータを処理してバーコード1のデコードを行う。
【0024】
上述したバーコード読み取り装置5によりバーコード1を読み取る動作を以下に説明する。
【0025】
移動部9は走査制御部12によりセンサ8が全てのバーの上を通過するようにセンサ保持体10をバーコード1の幅方向に一定速度で印刷面に対して平行移動させる。このとき、センサ8はバーコード1の凹凸状態を検出し、バーコード1との間隔距離に応じた電気信号を出力する。この信号は逐次デジタル化されてデータ記憶部13に格納される。
【0026】
具体的には、センサ8から出力されたデータは例えば図4に示すようになる。この曲線の波高値はバーコード1の立体高さ情報を含んでおり、データ処理部7ではこのデータを解析することによりバーの立体高さの検査およびバーコード1のデコードを行う。デコードの方法は、規定の立体高さhまたは1/2hにより決定される基準線Aより高いピークを含む曲線部分と、曲線波形の中間部分に配置される直線Bとの交点座標から構成されるインターバルパターンと、予め用意しておくコードパターンとを比較照合し、最も高い類似性を示すコードを読み取り結果として出力する。この出力に基づいて図1(C)に示すようなバーコード1の線高さの高い側の線幅を読み取って情報を得る。
【0027】
ここで、バーコード読み取り装置5により、複写された平面のバーコード1を読み取ろうとすると、正常なバーコード1としては読み取りできない。このため、バーコード1が偽物であることを容易に判定することができる。したがって、このバーコード1を有価証券や紙幣や硬貨などに付することによって、これらの真偽判定を行うことができるようになる。
【0028】
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本実施形態ではセンサ8は静電容量検出センサ8としているが、これには限られずサーマルセンサ8としても良い。この場合、図5および図6に示すようにバーコード読み取り装置5に、媒体またはセンサ8の温度を検知する温度検知部14と、媒体またはセンサ8を加熱する加熱部15とを備えるようにする。この場合も光学的なセンサ8を使用しないので、光学系を不要にして装置5の小型化を図ることができる。
【0029】
サーマルセンサ8は線高さを画像データとして出力するものであり、例えば特開平10−91769号公報に記載されたものを使用する。すなわち、バーコード1の高低差による空気の温度の違いを検出して画像を作成するものである。このサーマルセンサ8によれば、バーコード1の上を通過してスキャンすることによりバーコード1の高低に応じたイメージデータを出力することができる。また、サーマルセンサ8では、測定対象のある雰囲気を所定の温度に維持してセンサ8特性を確保する必要があるため、加熱部15および温度検知部14を備えている。
【0030】
これらセンサ8と加熱部15および温度検知部14とはCPU11により制御される。このCPU11は、画像再構築部16と、画像記憶部17と、データ処理部7と、加熱部15を制御して温度を調節する温度調節部18とを備えている。画像記憶部17には線高さ検知部6がスキャンして画像転送部19を経たスライスイメージが順次格納される。
【0031】
画像再構築部16は、画像記憶部17に記憶されたスライスイメージを特開平10−91769号公報に記載された方法により合成して、全体のイメージ画像を図7に示すように再構築する。データ処理部7は再構築されたイメージデータの演算処理を行う。
【0032】
データ処理部7での演算処理の例を以下に示す。例えば図7のX軸の各ポジションにおいてY軸方向に射影を求めると、図8に示す曲線が得られる。この曲線の0方向に突出したピーク部分はバー部分(図7中の黒色部分)に対応し、その立体高さに応じたピーク値を示しているため、このデータを解析することによりバーの立体高さの検査およびバーコード1のデコードを行うことができる。デコードの方法としては、例えば図8において規定の立体高さh、1/2hにより決定される基準線Aより低いピークを含む曲線部分と、曲線波形の中間部分に配置される直線Bとの交点座標から構成されるインターバルパターンと、予め用意しておくコードパターンとを比較照合し、最も高い類似性を示すコードを読み取り結果として出力する。
【0033】
また、上述した各実施形態では、図1(C)に示すようにバーコード1の高さは2段階であるが、これには限られず3段階以上の異なる高さから成るバーコードを使用しても良い。
【0034】
さらに、上述した各実施形態では、バーコード1は印刷面から突出するようにしているが、これには限られず印刷面を凹ませてバーコードを形成しても良い。この場合もバーの部分とそれ以外の部分とで高低差を形成できると共に、バーの中でも高低を形成することができる。
【0035】
一方、上述した各実施形態では、バーコード1として複数のバーを備えたものを使用しているが、これには限られず1本のバーのみを有すると共にそのバーの中で高さの異なる線要素を備えるようにして成るバーコードを使用しても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載のバーコードによれば、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成しているので、平面的に複写を行っても元のバーコードを再現することはできない。また解読も困難である。このため、バーコードの偽造を防止できると共に、このバーコードを有価証券や商品券などに付することによってそれらの偽造を防止することができる。
【0037】
しかも、見た目は普通の平坦なバーコードと変わらないので、偽造しようとする者が立体バーコードであるということに気づき難いため、偽造が不完全となり発見し易い。結果として偽造防止が容易になる。
【0038】
また、請求項2記載のバーコードによれば、バーコードの偽造や解読が困難になる。
【0039】
さらに、請求項3記載のバーコードによれば、バーコードを複写しても線高さの低い側の線幅も同時に複写されてしまうので、線高さの高い側の線幅により特定される真の情報を複写することができない。よって、バーコードの偽造を防止することができる。
【0040】
一方、請求項4記載のバーコード読み取り装置によれば、線要素の異なる高さを検出して該線高さに対応する線幅を検出するので、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせから成るバーコードを読み取ることができる。
【0041】
また、バーコードの微小な立体高さを2次元の画像として検出するので、画像処理技術によってバーコードの特徴を精度良く抽出でき、その結果バーコード読み取り装置の信頼性の向上に寄与できる。さらに、装置機構が単純化できると共に煩雑な調整も不要であるので、装置の小型化およびコストダウンを図ることができる。
【0042】
そして、請求項5記載のバーコード読み取り装置によれば、センサを移動させながらバーコードを読み取ることができる。
【0043】
また、請求項6および7記載のバーコード読み取り装置によれば、光学的なセンサを使用しないので、光学系を不要にできる。このため、バーコード読み取り装置を小型化および単純化でき、コストダウンに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバーコードを示す図であり、(A)は全体の平面図、(B)は複写した偽物の断面、(C)は(A)のL−L線で切断した断面を示す。
【図2】センサとバーコードとの関係を示す平面図である。
【図3】本発明のバーコード読み取り装置の概略を示すブロック図である。
【図4】バーコードを読み取ったときの電気信号を示すグラフである。
【図5】他の実施形態のセンサとバーコードとの関係を示す平面図である。
【図6】他の実施形態のバーコード読み取り装置の概略を示すブロック図である。
【図7】他の実施形態のバーコードを読み取ったときのスキャンイメージを示す図である。
【図8】他の実施形態のバーコードを読み取ったときの電気信号を示すグラフである。
【符号の説明】
1 バーコード
6 線高さ検出部
7 データ処理部
8 センサ
9 移動部
14 温度検知部
15 加熱部
【発明の属する技術分野】
本発明は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードおよびその読み取り装置に関する。さらに詳述すると、本発明は、複写の困難なバーコードおよびその読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製品などに関する各種管理情報を対象物に付帯させる手段として一般にバーコードが使用される。バーコードは線幅の異なる数種類の線要素を複数組み合わせて構成される。一般的には、このバーコードを印刷したラベルを製品などに貼付する。あるいは、凹凸パターンを型を用いてバーコードを形成する方法も知られている(特開平9−69131号公報参照)。また、バーコードの読み取りは、通常は光反射方式など光学的な方法を用いて行われる。さらに、このバーコードは、有価証券や商品券などに付されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したバーコードでは数種類の線要素をそのまま印刷しているので、コード内容の複写や解読が容易である。このため、バーコードをコピーや印刷などの複製技術を使って複製し、有価証券などに付することにより比較的容易に偽造できてしまう。
【0004】
また、バーコード読み取り装置は光学的な方式で読み取りを行うため、光学系を形成する必要がある。このため、装置が大型化および高コスト化してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、複写や解読が困難なバーコードおよびその読み取り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために請求項1記載の発明は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードにおいて、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線幅の組み合わせと共に線高さの組み合わせにより1つのバーコードを特定するようにしている。
【0007】
したがって、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成しているので、平面的に複写を行っても元のバーコードを再現することはできない。また解読も困難である。このため、バーコードの偽造を防止できると共に、このバーコードを有価証券などに付することによって有価証券などの偽造を防止することができる。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のバーコードにおいて、バーコードは、複数の異なる組み合わせにより構成し、それぞれの高さの線幅の組み合わせにより1つのバーコードを特定してなるようにしている。したがって、バーコードの偽造や解読が困難になる。
【0009】
さらに、請求項3記載の発明は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードにおいて、バーコードを2つの高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線高さの高い側の線幅により、1つのバーコードを特定するようにしている。
【0010】
したがって、このバーコードを複写しても線高さの低い側の線幅も同時に複写されてしまうので、線高さの高い側の線幅により特定される真の情報を複写することができない。よって、バーコードの偽造を防止することができる。
【0011】
また、請求項4記載のバーコード読み取り装置は、線要素の組み合わせから成るバーコードを備えた媒体と相対的に移動して線要素の異なる高さを検出する線高さ検出部と、線高さ検出部からの出力データから線高さと該線高さに対応する線幅とを検出し、バーコードを特定するデータ処理部とを備えて成るようにしている。
【0012】
したがって、線要素の異なる高さを検出して該線高さに対応する線幅を検出するので、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせから成るバーコードを読み取ることができる。
【0013】
そして、請求項5記載の発明は、請求項4記載のバーコード読み取り装置において、線高さ検出部を備えたセンサと、該センサまたは媒体を一定速度で移動させる移動部とを備えるようにしている。したがって、センサを移動させながらバーコードを読み取ることができる。
【0014】
また、請求項6記載の発明は、請求項4または5記載のバーコード読み取り装置において、センサは静電容量検出センサまたはサーマルセンサであるようにしている。さらに、請求項7記載の発明は、請求項4または5記載のバーコード読み取り装置において、線高さを画像データとして出力するサーマルセンサと、媒体またはセンサの温度を検知する温度検知部と、媒体またはセンサを加熱する加熱部とを備えてなるようにしている。したがって、光学的なセンサを使用しないので、光学系を不要にして装置の小型化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。図1に本発明のバーコードの実施形態の一例を示す。このバーコード1は、線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るものである。そして、図1(C)に示すように、バーコード1を高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線幅の組み合わせと共に線高さの組み合わせにより1つのバーコード1を特定するようにしている。このため、バーコード1を高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成しているので、図1(C)に示すバーコード1を平面的に複写しても図1(B)に示すようになり、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせを複写することはできない。よって、元のバーコード1を再現することはできないと共に解読も困難になる。このため、バーコード1の偽造を防止できると共に、このバーコード1を有価証券などに付することによって有価証券などの偽造を防止することができる。また、バーコード1は、複数の異なる組み合わせにより構成し、それぞれの高さの線幅の組み合わせにより1つのバーコード1を特定してなるようにしている。
【0016】
本実施形態では、線幅の異なる複数種類の線要素(以下、バーとも言う)の組み合わせにより構成されて成るバーコード1において、図1(C)に示すようにバーコード1を2つの高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、線高さの高い側2の線幅により、1つのバーコード1を特定するようにしている。このため、このバーコード1を複写しても線高さの低い側3の線幅も同時に複写されてしまうので、線高さの高い側2の線幅により特定される真の情報を複写することができない。よって、バーコード1の偽造を防止することができる。
【0017】
このバーコード1は、外観上は図1(A)に示すように規格で定められた標準コード(ここでは8桁JANコード:”12345670”)が適用される。図1(C)はL線での断面図であり、各バーは予め定められた立体高さh(例えば20μm)および1/2hに凹版印刷により印刷される。このバーコード1を挟む位置にはバーコード1の印刷と同時にバーの立体高さh以上の高さを有する基準面4を透明インクなどにより印刷することが望ましい。
【0018】
そして、図1(C)に示すバーコード1を平面的に複写すると図1(B)に示すようになるが、線高さの高い側2の線幅により1つのバーコード1を特定するようにしているので、図1(C)に示す情報と図1(B)に示す情報とは異なったものになる。例えば、図1(C)では線高さの高い側2の線幅により”12047673”という情報を示しているが、これを平面複写しても線高さの低い側3の線幅が現れて図1(B)に示すように”12345670”になってしまう。すなわち、平面的な複写ができないことになる。このため、バーコード1の偽造を防止できると共に、このバーコード1を有価証券などに付することによって有価証券などの偽造を防止することができる。
【0019】
上述したバーコード1を読み取るためのバーコード読み取り装置5について以下に説明する。
【0020】
図2および図3に示すように、バーコード読み取り装置5は、線要素の組み合わせから成るバーコード1を備えた媒体と相対的に移動して線要素の異なる高さを検出する線高さ検出部6と、線高さ検出部6からの出力データから線高さと該線高さに対応する線幅とを検出し、バーコード1を特定するデータ処理部7とを備えて成るようにしている。このため、線要素の異なる高さを検出して該線高さに対応する線幅を検出するので、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせから成るバーコード1を読み取ることができる。
【0021】
さらに、このバーコード読み取り装置5は、線高さ検出部6を備えたセンサ8と、該センサ8または媒体を一定速度で移動させる移動部9とを備えている。よって、センサ8を移動させながらバーコード1を読み取ることができる。
【0022】
センサ8としては静電容量検出センサ、特に微小変位センサを使用している。このため、光学的なセンサを使用しないので、光学系を不要にして装置5の小型化を図ることができる。このセンサ8は立体形状のセンサ保持体10により保持されている。センサ保持体10の底面の幅はバーコード1の長さよりも十分に大きいものとしている。
【0023】
また、これらセンサ8および移動部9はCPU11により制御される。このCPU11は、走査制御部12と、データ記憶部13と、データ処理部7とを備えている。走査制御部12は移動部9を制御してセンサ8を移動させる。データ記憶部13は読み取ったデータを記憶する。データ処理部7は記憶されたデータを処理してバーコード1のデコードを行う。
【0024】
上述したバーコード読み取り装置5によりバーコード1を読み取る動作を以下に説明する。
【0025】
移動部9は走査制御部12によりセンサ8が全てのバーの上を通過するようにセンサ保持体10をバーコード1の幅方向に一定速度で印刷面に対して平行移動させる。このとき、センサ8はバーコード1の凹凸状態を検出し、バーコード1との間隔距離に応じた電気信号を出力する。この信号は逐次デジタル化されてデータ記憶部13に格納される。
【0026】
具体的には、センサ8から出力されたデータは例えば図4に示すようになる。この曲線の波高値はバーコード1の立体高さ情報を含んでおり、データ処理部7ではこのデータを解析することによりバーの立体高さの検査およびバーコード1のデコードを行う。デコードの方法は、規定の立体高さhまたは1/2hにより決定される基準線Aより高いピークを含む曲線部分と、曲線波形の中間部分に配置される直線Bとの交点座標から構成されるインターバルパターンと、予め用意しておくコードパターンとを比較照合し、最も高い類似性を示すコードを読み取り結果として出力する。この出力に基づいて図1(C)に示すようなバーコード1の線高さの高い側の線幅を読み取って情報を得る。
【0027】
ここで、バーコード読み取り装置5により、複写された平面のバーコード1を読み取ろうとすると、正常なバーコード1としては読み取りできない。このため、バーコード1が偽物であることを容易に判定することができる。したがって、このバーコード1を有価証券や紙幣や硬貨などに付することによって、これらの真偽判定を行うことができるようになる。
【0028】
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本実施形態ではセンサ8は静電容量検出センサ8としているが、これには限られずサーマルセンサ8としても良い。この場合、図5および図6に示すようにバーコード読み取り装置5に、媒体またはセンサ8の温度を検知する温度検知部14と、媒体またはセンサ8を加熱する加熱部15とを備えるようにする。この場合も光学的なセンサ8を使用しないので、光学系を不要にして装置5の小型化を図ることができる。
【0029】
サーマルセンサ8は線高さを画像データとして出力するものであり、例えば特開平10−91769号公報に記載されたものを使用する。すなわち、バーコード1の高低差による空気の温度の違いを検出して画像を作成するものである。このサーマルセンサ8によれば、バーコード1の上を通過してスキャンすることによりバーコード1の高低に応じたイメージデータを出力することができる。また、サーマルセンサ8では、測定対象のある雰囲気を所定の温度に維持してセンサ8特性を確保する必要があるため、加熱部15および温度検知部14を備えている。
【0030】
これらセンサ8と加熱部15および温度検知部14とはCPU11により制御される。このCPU11は、画像再構築部16と、画像記憶部17と、データ処理部7と、加熱部15を制御して温度を調節する温度調節部18とを備えている。画像記憶部17には線高さ検知部6がスキャンして画像転送部19を経たスライスイメージが順次格納される。
【0031】
画像再構築部16は、画像記憶部17に記憶されたスライスイメージを特開平10−91769号公報に記載された方法により合成して、全体のイメージ画像を図7に示すように再構築する。データ処理部7は再構築されたイメージデータの演算処理を行う。
【0032】
データ処理部7での演算処理の例を以下に示す。例えば図7のX軸の各ポジションにおいてY軸方向に射影を求めると、図8に示す曲線が得られる。この曲線の0方向に突出したピーク部分はバー部分(図7中の黒色部分)に対応し、その立体高さに応じたピーク値を示しているため、このデータを解析することによりバーの立体高さの検査およびバーコード1のデコードを行うことができる。デコードの方法としては、例えば図8において規定の立体高さh、1/2hにより決定される基準線Aより低いピークを含む曲線部分と、曲線波形の中間部分に配置される直線Bとの交点座標から構成されるインターバルパターンと、予め用意しておくコードパターンとを比較照合し、最も高い類似性を示すコードを読み取り結果として出力する。
【0033】
また、上述した各実施形態では、図1(C)に示すようにバーコード1の高さは2段階であるが、これには限られず3段階以上の異なる高さから成るバーコードを使用しても良い。
【0034】
さらに、上述した各実施形態では、バーコード1は印刷面から突出するようにしているが、これには限られず印刷面を凹ませてバーコードを形成しても良い。この場合もバーの部分とそれ以外の部分とで高低差を形成できると共に、バーの中でも高低を形成することができる。
【0035】
一方、上述した各実施形態では、バーコード1として複数のバーを備えたものを使用しているが、これには限られず1本のバーのみを有すると共にそのバーの中で高さの異なる線要素を備えるようにして成るバーコードを使用しても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載のバーコードによれば、バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成しているので、平面的に複写を行っても元のバーコードを再現することはできない。また解読も困難である。このため、バーコードの偽造を防止できると共に、このバーコードを有価証券や商品券などに付することによってそれらの偽造を防止することができる。
【0037】
しかも、見た目は普通の平坦なバーコードと変わらないので、偽造しようとする者が立体バーコードであるということに気づき難いため、偽造が不完全となり発見し易い。結果として偽造防止が容易になる。
【0038】
また、請求項2記載のバーコードによれば、バーコードの偽造や解読が困難になる。
【0039】
さらに、請求項3記載のバーコードによれば、バーコードを複写しても線高さの低い側の線幅も同時に複写されてしまうので、線高さの高い側の線幅により特定される真の情報を複写することができない。よって、バーコードの偽造を防止することができる。
【0040】
一方、請求項4記載のバーコード読み取り装置によれば、線要素の異なる高さを検出して該線高さに対応する線幅を検出するので、高さの異なる複数種類の高さの組み合わせから成るバーコードを読み取ることができる。
【0041】
また、バーコードの微小な立体高さを2次元の画像として検出するので、画像処理技術によってバーコードの特徴を精度良く抽出でき、その結果バーコード読み取り装置の信頼性の向上に寄与できる。さらに、装置機構が単純化できると共に煩雑な調整も不要であるので、装置の小型化およびコストダウンを図ることができる。
【0042】
そして、請求項5記載のバーコード読み取り装置によれば、センサを移動させながらバーコードを読み取ることができる。
【0043】
また、請求項6および7記載のバーコード読み取り装置によれば、光学的なセンサを使用しないので、光学系を不要にできる。このため、バーコード読み取り装置を小型化および単純化でき、コストダウンに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバーコードを示す図であり、(A)は全体の平面図、(B)は複写した偽物の断面、(C)は(A)のL−L線で切断した断面を示す。
【図2】センサとバーコードとの関係を示す平面図である。
【図3】本発明のバーコード読み取り装置の概略を示すブロック図である。
【図4】バーコードを読み取ったときの電気信号を示すグラフである。
【図5】他の実施形態のセンサとバーコードとの関係を示す平面図である。
【図6】他の実施形態のバーコード読み取り装置の概略を示すブロック図である。
【図7】他の実施形態のバーコードを読み取ったときのスキャンイメージを示す図である。
【図8】他の実施形態のバーコードを読み取ったときの電気信号を示すグラフである。
【符号の説明】
1 バーコード
6 線高さ検出部
7 データ処理部
8 センサ
9 移動部
14 温度検知部
15 加熱部
Claims (7)
- 線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードにおいて、上記バーコードを高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、上記線幅の組み合わせと共に上記線高さの組み合わせにより1つのバーコードを特定することを特徴とするバーコード。
- 前記バーコードは、複数の異なる組み合わせにより構成し、それぞれの高さの線幅の組み合わせにより1つのバーコードを特定してなることを特徴とする請求項1記載のバーコード。
- 線幅の異なる複数種類の線要素の組み合わせにより構成されて成るバーコードにおいて、上記バーコードを2つの高さの異なる複数種類の高さの組み合わせにより構成し、上記線高さの高い側の線幅により、1つのバーコードを特定したことを特徴とするバーコード。
- 線要素の組み合わせから成るバーコードを備えた媒体と相対的に移動して上記線要素の異なる高さを検出する線高さ検出部と、上記線高さ検出部からの出力データから線高さと該線高さに対応する線幅とを検出し、バーコードを特定するデータ処理部とを備えて成ることを特徴とするバーコード読み取り装置。
- 上記線高さ検出部を備えたセンサと、該センサまたは上記媒体を一定速度で移動させる移動部とを備えることを特徴とする請求項4記載のバーコード読み取り装置。
- 前記センサは静電容量検出センサまたはサーマルセンサであることを特徴とする請求項4または5記載のバーコード読み取り装置。
- 前記線高さを画像データとして出力するサーマルセンサと、前記媒体または上記センサの温度を検知する温度検知部と、上記媒体または上記センサを加熱する加熱部とを備えてなることを特徴とする請求項4または5記載のバーコード読み取り装置。
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