JP2004112341A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】言語カードから言語データをインストールして装置の動作パネル等の表示に使用するとき、インストールしたい言語データが複数枚の言語カードに分かれて格納されていても使用する言語を容易に選択、格納できるようにする。
【解決手段】デジタル複写機の制御部にあるCPU(不図示)は、該複写機に装着された言語カード中の、種類の異なる複数の言語データと言語データが格納可能か否かを区別する識別子を有する言語リストの一覧を参照し(S101)、ユーザーがインストールを指示した言語データが識別子を有するか否かを判断し(S102)、識別子の有無により、インストールを行い(S103)、又は他の言語カードを選択、交換する表示を行う(S104)ように制御する。
【選択図】 図19

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカードのような記憶手段に種類の異なる複数の言語データを格納し、装置が使用される地域ごとに該当する言語データを読み出し、読み出した言語データによって装置の動作を表示する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機等の画像処理装置は、画像情報を処理対象としているので、広く世界中で言語の違いを越えて利用されているが、装置を利用する際に、コピー条件等の設定を行う操作パネルに表示される言語が、利用者によって使用する言語が違うため、理解できない場合がある。このために、複数の言語を用意し、その中から利用者が選択した表示言語を用いるようにした提案がなされている。
しかしながら、利用されるあらゆる言語を用意するとなると、そのためのメモリ等の装備が重くなってしまう。この点を回避するために、一般的には、使用する情報を外部から入れ替える方法が採られる(例えば、アプリケーションプログラムがロードされたメモリカードから用途に応じて必要なプログラムを本体にダウンロードして用いる、といった例に見られる)。
使用する情報を外部から入れ替える方法を複写機等の画像処理装置の操作パネルに表示される言語データに適用することにより、複数言語の組み合わせを自由に変更することが可能になるが、そのためには、外部記憶媒体に格納された言語データを装置本体のフラッシュROMにダウンロード(インストール)するためのしくみが必要である。
一方、外部記憶媒体としてメモリカードを用いる時、言語データが記録されたメモリカードを各言語ごとに別々に用意する方法も考えられるが、1枚のカードに複数の言語データを記録した方が複数言語のダウンロードをする際にもカードの差し替えがなくて便利である。
そこで、外部記憶媒体から本体ROMに言語データをダウンロードする際に、外部記憶媒体の本体装着時における外部記憶媒体側の言語データの開始アドレスを該言語データの一部に追加して書き込むことによりダウンロードを単純化する発明が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2001−60196号公報(段落(0019)、図7)
【0004】
しかしながら、近年、操作パネル表示の対応言語数は増加傾向にあり、言語データが1枚の言語カードに収まらない場合が出てきた。このような場合に対処するため、言語カードを複数枚に分割し、それぞれの言語カードに別々の言語を格納するが、ユーザーがデジタル複写機にインストールしたい言語がどの言語カードに入っているか解らなくなるという問題が発生する。またデジタル複写機の電源がオフされ再度オンされた場合、オフされる前にインストールのために選択した言語が消去され、電源の再度のオン時に再度インストール作業をやり直さなければならないという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、インストールしたい異なる種類の複数の言語が複数枚の言語カードに分かれて格納されてもユーザーが使用したい言語を容易に選択し、インストールすることができるようにすることであり、第2の目的は、画像処理装置の電源が一旦オフされ再度オンされる場合や言語カードが装着し直される場合にも元の言語データが自動的に選択され、インストールすることができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、データの書き換え可能な記憶手段に言語データを格納し、該記憶手段から読み出した言語データを用いて装置の動作に関する情報を表示する画像処理装置において、種類の異なる複数の言語データと、言語データが格納可能か否かを区別する識別子を有する言語リストとを記憶したメモリから前記言語リストを読み出す手段と、読み出した言語リストからユーザーが指示した言語データを選択する手段と、選択した言語データが前記識別子を有するか否かに基いて言語データを前記記憶手段に格納し、又は他の種類の異なる複数の言語データと言語データが格納可能か否かを区別する識別子を有する言語リストとを記憶したメモリを選択するように表示させる制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記メモリは、画像処理装置の外部に露出する装着口に着脱自在であることを特徴とする画像処理装置である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置において、前記記憶手段は、不揮発性記憶手段であって、前記選択した言語データの識別子を記憶することを特徴とする画像処理装置である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した識別子を参照して該識別子の言語データを前記記憶手段に格納するように制御することを特徴とする画像処理装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル複写機の制御部の要部ブロック構成図である。
図1を参照し、本実施形態に係る複写機における原稿から読み取られた画像信号からコピー作成用作像データを生成するまでの画像データ処理部の構成及び動作の概要を説明する。
図1において、画像データの流れが太線の矢印で表わされている。コンタクトガラス(図示せず)上にセットされた紙原稿はCCD1にて読み取られ、得られた画像信号は読み取り制御部2に送られる。読み取り制御部2ではAD変換等が行われ、デジタル画像データとして画像処理部3に入力される。画像処理部3では、画像データにデジタル複写機において通常行われる各種の補正・変換処理が施され、書き込み制御部4へと送られる。書き込み制御部4では、画像データに基づいて光書き込みを行うLD(レーザダイオード)5の駆動制御信号を生成し、LD5へ入力してレーザ光出力を制御する。レーザ光走査により感光体ドラム(図示せず)を露光することによりレーザ書き込みがなされ、図示しない帯電処理と合わせ、静電潜像が作られ、いわゆる電子写真プロセスにより画像が転写紙に形成される。なお、本例では、原稿画像以外の書き込み画像データを生成するために、印字RAM7と印字制御部6を備える。
【0011】
また、複写機の制御部に対し動作条件の設定や動作指令を与える操作部を構成する要素として、VRAM11、LCD制御部12、及びLCD(液晶表示装置)13からなる表示部とキー15及び入力ポート14からなる入力部を備える。
図2に操作部の操作パネル21面が示されているが、ここには、LCD制御部12によって、VRAM11に展開したビットマップを、LCD13のモジュールに転送表示した表示画面22が設けられる。また、図2にキーの配置が示される言語切替キー23やプリントキー28、さらに表示画面22上に形成されるキー等の各キーは、図1におけるキー15に対応し、これらのキー操作による入力を入力ポート14を介してCPU10がリードする。
上記の動作を全体として制御するのがCPU10で、CPU10と読み取り制御部2、画像処理部3、書き込み制御部4、印字制御部6、入力ポート14、LCD制御部12、はアドレスバス、データバスで接続され、フラッシュROM(なお、フラッシュROMに限定されるものではなく、通常使用されるROMでもよい)8に格納されたプログラムによりワークメモリとしてRAM9を使い、制御動作を実行する。
【0012】
CPU10の制御下で実行される動作の1つに、上記のように、複写機に動作条件を設定し動作指令を与える操作部の動作があり、このために必要なプログラムやデータがメモリに用意される。具体的には、フラッシュROM8は格納されたプログラムの1つに操作部の動作プログラムを持ち、さらに操作部の画面表示に用いる言語データ(文字フォント、テキスト、アイコン用ビットマップデータ)を保持する。なお、フラッシュROM8には、その他にもスタンプ印字画像用ビットマップデータを保持する。
操作部のパネル面(図2参照)に示される言語切替キー23のキー操作によりLCD22に表示される言語を切り替えることができるが、切替データは、フラッシュROM8に格納されたデータの中から選択される。また、装置に内蔵されるフラッシュROM8以外に外部記憶媒体、この例では、ICカードとして示されるNVRAM16を利用することができるように構成される。
【0013】
ここで、本実施形態における言語切替のしくみと、切替が可能な言語依存データの在り方について説明する。ここでは日本語・英語の2言語切替の場合で説明するが、3言語でも4言語でも可能である。
言語依存するデータは図3に示すブロック構成で格納されている。図3の第1言語データ(日本語)、第2言語データ(英語)のブロックはそれぞれ一言語分のデータである。言語データのブロック構成は、先頭にはヘッダ部分31、言語データの終わりには言語エンド40があり、その間に、文字列配列、アイコン、フォント、プロポーショナル情報に分けられたそれぞれのデータのアドレスを格納するためのポインタテーブル32,34,36,38とデータ本体33,35,37,39で構成される。
ヘッダ部分31には言語ID、その言語で使用する文字コードID、文字列配列、アイコン、フォントそれぞれのポインタテーブル32,34,36の先頭アドレス、プロポーショナルフォントで用いるプロポーショナル情報へのポインタテーブルの先頭アドレス38等が格納される。
【0014】
ポインタテーブルにおける文字列・アイコン・フォントの配置順はあらかじめ定義しておく。つまり、図3にポインタテーブル32,34,36の内容が展開して例示(日本語、英語にて示される)されるように、”コピーできます”、”おまちください”、‥‥‥といった文字列はテーブルにおける配置順が決められており、使用する文字列を指定する場合にその順番を使い、指定した順番のテーブルを参照することにより、文字列のデータ本体のアドレスを取得する。
データ本体において、文字列は文字コードの配列で、アイコン、フォントはバイナリデータである。フォントデータの場合、その言語においてサポートされないフォント種類のデータについては中身を空にしておく。プロポーショナルフォントの場合に使用するプロポーショナル情報についても同様である。図3の例では日本語データにはプロポーショナルフォントを搭載しないので空としている。
このように言語データをポインタテーブルとデータ本体に分けることにより、例えばC言語でプログラムを記述する場合はデータのアドレスを参照するためのポインタテーブルを言語ごとに切り替えることにより言語切替が可能となる。
また、第1言語または第2言語をデフォルト言語として設定することができ、電源投入時はデフォルト言語で表示が行われる。
【0015】
次に、図3に示すブロック構成をとり外部記録媒体に記録された言語データによってブロック単位でフラッシュROM8に格納される言語データを書き換えるようにした実施形態を説明する。この例は、外部記憶媒体としてICカード(メモリカード)16を用い、言語データが複数言語分格納されたICカード16を装着し、ICカード16より1言語分のデータを読み出し、フラッシュROM8のプログラム部分はそのままにして操作部表示用の言語データのみを書き換える言語データダウンロードプログラムによって、ICカード(言語カード)16に格納されている言語の中から選択される言語データをダウンロードするものである。
【0016】
図4は、ICカードを装着した時のメモリマップの1例を示す。
図4に示すように、上半分がフラッシュメモリ(フラッシュROM8)、下半分がICカードに割り付けられている。言語データダウンロードプログラムはフラッシュメモリ側に持ち、フラッシュメモリの第1言語開始アドレス、第2言語開始アドレスは固定アドレスとし、フラッシュメモリ内の言語データの大きさは固定とする。ICカードには各言語のデータが格納されている。ICカード内での各言語データへのアクセスは言語リスト内の各言語のスタートアドレス、エンドアドレスを用いて行う。
【0017】
図5はICカードより1言語分のデータを読み出し、フラッシュROMの操作部表示用の言語データのみを書き換える言語データダウンロードプログラムによる処理の流れを示す。
この処理フローでは、先ず、言語データを第1言語、第2言語どちらの領域にダウンロードするかを選択する(S51)。次に、選択されたことを確認した(S52)後、ICカードに格納されているどの言語をダウンロードするか選択し(S53)、実行キーが押下されたことをチェックして(S54)、ダウンロードが開始される。ICカードからフラッシュメモリへデータ転送が行われ(S55)、それが終了すると、書き込んだ値と読み出した値をベリファイする(S56)。その結果をチェックし(S57)、OKの場合は、操作部の表示画面に「転送完了」のメッセージを表示し(S58)、NGの場合は、「異常終了」のメッセージを表示する(S59)。
【0018】
ここで、ICカードからフラッシュメモリに言語データを転送する処理の流れを、図6を参照して、より詳しく説明すると、処理対象のデータが、図3に示すブロック構成をとる言語データの終わりを指示する「言語エンド」であるか否かをチェックし(S61)、「言語エンド」ではない場合に、転送すべき言語データをICカードからデータを読み出し(S62)、フラッシュメモリに転送しデータ書き込みを行い(S63)、言語データの終わりの「言語エンド」に到達するまでこの手順を繰り返す。
【0019】
上記のようにデータ転送を行う場合、ポインタテーブルに格納されているデータのアドレスはメモリカード上でのものなので、実際にフラッシュメモリにダウンロードした時のデータのアドレスとは違うものになってしまうという問題が発生する。
【0020】
そこで、言語データのヘッダにICカードにおける各言語データの先頭アドレス、つまり、コンパイル時のヘッダ自身のポインタ(図4のICカード上の各言語データの先頭アドレス)を追加する。図7に、追加された先頭アドレスの1例を示す。図7中、ヘッダ71の先頭にコンパイル時のヘッダ自身のポインタ72を示すデータが挿入されている。言語データを読み出す際には、この追加された先頭アドレスを基に計算される先頭アドレスからのオフセットを用いてアクセスする。
【0021】
ここで、フラッシュメモリにおいて言語データを参照する場合の処理の流れを、図8にもとづいて説明すると、先ず、言語データを番号により指定し(S81)、ポインタテーブルのその番号の位置を見に行くことにより言語データのアドレスを取得する(S82)。現在選択されている表示言語が第1言語であるか否かを調べ(S83)、第1言語である場合、取得したアドレスから言語データの先頭アドレス72(図7)を引き、第1言語の先頭アドレス(図3)を足すことにより、フラッシュメモリ上でのデータのアドレスを得ることができる(S84)。なお、現在の表示言語が第2言語の場合も同様の手順で行うことができる(S85)。
【0022】
次に言語カードから言語データのインストールについて説明する。
図9は、言語データのインストール画面の例を示す図である。
図9において、51は第1言語にインストールする第1言語キー、54は第2言語にインストールする第1言語キー、そして57はスタートキーである。第1言語にある言語データをインストールする場合、第1言語キー51を押下すると図10のポップアップ画面が開き、メモリカードに搭載されている異なる種類の言語のキー、例えば日本語キー61、英語キー62、米語キー63、フランス語キー64等のキーが表示される。この中からインストールする言語を選択する。例えばフランス語キー64によりフランス語を選択し、OKキー65を押下するとポップアップ画面が閉じ、図9の言語インストール画面に戻ると同時に選択言語欄53にインストールするフランス語が表示される。
図11は、この選択言語欄53にインストールするフランス語が表示される画面を示す。
ここでスタートキー57を押下することにより、言語データのインストールが開始される。インストールの進行状況は、図11の*マーク58の漸増によって表示される。フランス語のインストールが終了すると図11のインストール画面は、図12のインストール画面に変わり、第1言語のインストール言語欄(Now Lang)62にFrenchとして表示される。なお、図9において第1言語、第2言語を同時に指定して言語インストールを行うこともできる。
【0023】
次に、言語カードに記憶すべき言語数が増加し、1枚に収まりきらなくなった場合の対応について説明する。
ここでは、言語カードに記憶できる言語データ数が8言語分、対応言語数16を2枚の言語カードに分ける場合について説明するが、言語カードに記憶できる言語分、対応言語数は他の数でも同様の処理が可能である。
図13は、16言語を2枚の言語カードに分けた場合の言語カードのメモリマップを示す。
図13の言語カードAには、日本語、英語、米語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語のデータが、そして言語カードBには、ノルウェー語、デンマーク語、スウェーデン語、ポーランド語、ポルトガル語、ハンガリー語、チェコ語、フィンランド語がそれぞれ記憶される。それぞれのカードにはそのカードに記憶されている言語データについての言語リストが埋め込まれている。なお、ここでは言語カードを2枚に分割したが、3枚以上の場合も同様である。
【0024】
これらの言語カードをデジタル複写機の外部に露出する装着口(不図示)に挿入し装着すると、言語インストール画面が表示される。
図14は、言語インストール画面を示す図であり、図14(A)は言語カードAを装着した場合、図14(B)は言語カードBを装着した場合を示す。言語カードAの場合、ノルウェー語は表示されないため、ユーザーはノルウェー語が対応言語に入っているかどうかは、この画面だけでは判断できない。
【0025】
そこで、言語カードAの言語リストに、言語カードBに記憶されている言語の言語リストを追加し、追加した言語リストに言語ID等を埋め込んだ言語カードA1を作成しておく。
図15は、言語カードAの言語リストに、言語カードBに記憶されている言語リストを追加した言語カードA1のメモリマップを示す。
図15の言語カードにおいて、言語データが言語カード中にない場合は、言語リストのスタートアドレス、エンドアドレスにNULLをセットする。また、言語リストのメンバーにその言語が記憶されている言語カードの名称、Lang CardA、Lang CardB等を追加する。言語カードBについても同様に行う。
【0026】
いま言語カードA1を装着し、表示された図9の第1言語キー51を押下すると、CPU10は、言語選択を行い、言語カードA,言語カードBに搭載されている言語を合わせたものを読み出し選択言語一覧として表示させる。図16はこの画面を示す。ここで、ユーザーは、ノルウェー語キー71を押下してノルウェー語を選択する。
【0027】
図17は、選択言語としてノルウェー語を選択した場合の画面を示し、ノルウェー語が選択されたことによってノルウェー語キー71が反転する。ここでOKキー72が押下されると言語カードA1にノルウェー語は記憶されていないので、言語カードBを挿入するようメッセージが表示される。
図18は、言語カードBを挿入するメッセージの例を示す。
【0028】
図19は、この処理のフローチャートを示す図であり、図19を参照して説明する。まずデジタル複写機に言語カードA1を装着して言語データのインストールの処理をスタートさせると、CPU10は、言語カードA1を参照し(S101)、選択言語一覧を表示させる。ユーザーはこの表示から所定の言語を選択すると、CPU10は、選択された言語の言語リストのスタートアドレス、エンドアドレスにNULLがセットされているか否かを判断する(S102)。NULLがセットされていなければ、選択された言語をインストール言語としてNVRAM16にインストールする(S103)。NULLがセットされていれば、他の言語カードを選択、交換するメッセージを表示させる(S104)。
【0029】
次に、一旦電源がOFFされ再度ONされる場合、言語カードが装着し直される場合等について説明する。
一旦電源をOFFにして言語カードが装着され直された後も、選択された言語IDを記憶しておくため、NVRAM16(図1)上に第1言語、第2言語で選択された言語IDの記憶領域を確保する。
図20は、言語ID領域に選択された言語IDを記憶する処理のフローチャートである。この処理は図19で説明した処理に言語ID記憶の処理が追加されるものであり、追加処理部分を説明すると、NULLがセットされていて、他の言語カード(言語カードB)を挿入するメッセージを表示するようにした後(図19のステップS104)、選択された言語IDをNVRAM16に記憶する処理を行う(S201)。
【0030】
これにより再び電源がONされたときのインストール画面は図21のようになる。図21の選択言語欄には第1言語にインストールする言語として前回選択した言語(本実施形態の場合はノルウェー語)73が自動的にセットされる。このセットにより前回選択した言語が自動的にインストールされる。
【0031】
図22は、電源再投入時に前回選択した言語を自動的にインストールする処理のフローチャートである。
一旦電源をOFFにした後、電源が再びONされると、CPU10は前回選択言語の自動セットを開始し、第1言語用NVRAM16に前回選択の言語IDが設定されているかチェックし(S301)、設定されている場合はその言語の言語リストを参照し、スタートアドレスがNULLでなかった場合にはインストール言語としてNVRAM16に記憶されている言語をインストールする言語選択時の処理を行う(S302)。第1言語用NVRAM16に前回選択の言語IDが設定されていない場合は、第2言語用NVRAM16に前回選択の言語IDが設定されているかチェックし(S303)、同様の処理を行う(S304)。
【0032】
【発明の効果】
請求項1,2に対応する効果:インストールしたい異なる種類の複数の言語が複数枚の言語カードに分かれて格納されてもユーザーが使用したい言語を容易に選択し、インストールすることができる。
請求項3,4に対応する効果:画像処理装置の電源が一旦オフされ再度オンされる場合や言語カードが装着し直される場合にも元の言語データを自動的に選択し、インストールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の制御部の要部ブロック構成図である。
【図2】操作部の操作パネル面を示す図である。
【図3】メモリに格納される言語データのブロック構成図である。
【図4】言語データを搭載したICカードを装着した時のメモリマップを示す図である。
【図5】言語データダウンロード処理のフローチャートである。
【図6】言語データ転送処理のフローチャートである。
【図7】ヘッダにICカード上の言語データの先頭アドレスを追加した言語データの構成を示す図である。
【図8】フラッシュメモリの言語データを参照する場合の処理のフローチャートである。
【図9】言語データのインストール画面の例を示す図である。
【図10】インストール言語のポップアップ画面を示す図である。
【図11】インストール画面を示す図である。
【図12】インストール画面を示す図である。
【図13】16言語を2枚の言語カードに分けた場合の言語カードのメモリマップを示す図である。
【図14】インストール言語のポップアップ画面を示す図である。
【図15】言語カードAの言語リストに、言語カードBに記憶されている言語リストを追加した言語カードのメモリマップを示す図である。
【図16】インストール言語のポップアップ画面を示す図である。
【図17】インストール言語のポップアップ画面を示す図である。
【図18】言語カードBを挿入するメッセージの例を示す図である。
【図19】選択言語をインストールする処理のフローチャートである。
【図20】言語ID領域に選択された言語IDを記憶する処理のフローチャートである。
【図21】インストール画面を示す図である。
【図22】電源再投入時に前回選択した言語を自動的にインストールする処理のフローチャートである。
【符号の説明】
8・・・・フラッシュROM、9・・・・RAM、10・・・・COU、11・・・・VRAM、12・・・・LCD制御部、13・・・・LCD、14・・・・入力ポート、21・・・・操作パネル。

Claims (4)

  1. データの書き換え可能な記憶手段に言語データを格納し、該記憶手段から読み出した言語データを用いて装置の動作に関する情報を表示する画像処理装置において、
    種類の異なる複数の言語データと、言語データが格納可能か否かを区別する識別子を有する言語リストとを記憶したメモリから前記言語リストを読み出す手段と、
    読み出した言語リストからユーザーが指示した言語データを選択する手段と、選択した言語データが前記識別子を有するか否かに基いて言語データを前記記憶手段に格納し、又は他の種類の異なる複数の言語データと言語データが格納可能か否かを区別する識別子を有する言語リストとを記憶したメモリを選択するように表示させる制御手段
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、前記メモリは、画像処理装置の外部に露出する装着口に着脱自在であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像処理装置において、前記記憶手段は、不揮発性記憶手段であって、前記選択した言語データの識別子を記憶することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した識別子を参照して該識別子の言語データを前記記憶手段に格納するように制御することを特徴とする画像処理装置。
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