JP2004112148A - 移動通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】着信待受け状態にあるときにおけるハンドオーバを行う際の間欠受信の動作期間の短縮を図り、これにより消費電力を低減する。
【解決手段】報知情報書込部111cは、SIB受信部111bによりSIBが受信された場合に、そのSIBとMIB受信部111aにより受信されたMIBとからなる報知情報を、その報知情報に関するセルのスクランブリングコードに対応付けて記憶部9へとキャッシュする。報知情報読出部111dは、リセレクションを行う際に、新しい待受け先のセルに関する報知情報がキャッシュされていて、かつその報知情報に含まれるVALUE_TAGがMIB受信部111aにより新たに受信されたMIBに含まれるVALUE_TAGと一致するならば、キャッシュされた報知情報を記憶部9から読み出してリセレクションに使用させるためにリセレクション制御部112aへと与える。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車・携帯電話システムや無線LANなどの移動通信システムにて用いられる移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)で策定されたW−CDMA方式では、着信待受け状態にあるときにもハンドオーバを行う。すなわち、移動局は着信情報が正しく受けられる状態を維持しなければならないため、現在の待受け先のセル、つまりサービング・セル(serving cell)と比較して、Paging情報をより正しく受信できる可能性が高いセルが存在するならば、待受け先をそのセルに変更するべくハンドオーバを行うのである。この着信待受け状態におけるハンドオーバは、リセレクション(Reselection)と呼ばれる(例えば、非特許文献1を参照)。
【0003】
移動局は図11に示すように、着信待受け状態においては2.56sの間隔で間欠受信を行う。この間欠受信の際、サービング・セルに関する受信パワーSが網側から指定される閾値Sintraよりも大きい場合には、移動局ではRF wakeup101、Serving Cell Search102、およびPI(Paging Indicator)検出103を行い、PI検出103により自己への着信を検出できなければスリープ状態に戻る。この場合、1回の間欠受信での動作期間は、例えば30ms程度となる。
【0004】
受信パワーSが閾値Sintra以下である場合には、移動局ではRF wakeup101およびServing Cell Search102に続いて、PI検出 Monitored Cell Search104およびReselection判定105を行う。そしてReselection判定105の結果、Reselectionが発生しない場合に移動局では、Sleep106を行ってスリープ状態に戻る。この場合、1回の間欠受信での動作期間は、例えば100ms程度となる。
【0005】
Reselection判定105の結果、Reselectionが発生した場合には、移動局ではさらにBCCH Reception107、PCH Close/Open Parameter 更新108およびSleep109を行ってスリープ状態に戻る。BCCH Reception107においては、BCCHにて伝送されてくる報知情報の受信が行われる。報知情報は、MIB(Master Information Block)およびSIB(System Information Block)を含む。MIBの受信には数百msを要する。SIBの受信には1000〜2000msを要する。このようなことから、Reselectionが発生した場合の1回の間欠受信での動作期間は、最低でも1500ms程度と、非常に大きくなる。なお、BCCH Reception107が完了した後に、受信された報知情報に関するCRCチェックが行われ、1フレームでもCRC NGが検出されると、報知情報を最初から受信し直さなければならない。このため、CRC NGが生じた場合には、間欠受信での動作時間がさらに大きくなる。
【0006】
【非特許文献1】
3GPP TS 25.133
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようなことから、リセレクションを行うと図11に示すように移動局がスリープ状態となる期間が短くなってしまい、消費電力の増大を来たすおそれが有った。
【0008】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、着信待受け状態にあるときにおけるハンドオーバを行う際の間欠受信の動作期間の短縮を図り、これにより消費電力を低減することができる移動通信端末を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために本発明は、第1情報およびこの第1情報の後に位置する第2情報とを含みさらに前記第1情報は前記第2情報の更新の様子を示す更新情報を含んでいる報知情報をセル毎に報知している移動通信システムにて使用される移動通信端末において、着信待受け状態にてハンドオーバを行う必要が生じた際に、ハンドオーバ先のセルに関する報知情報に基づいて前記ハンドオーバのための処理を行うハンドオーバ処理手段と、セルの識別情報と前記報知情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記ハンドオーバを行う必要が生じた際に、前記ハンドオーバ先のセルに関する報知情報のうちの前記第1情報を受信する第1受信手段と、前記ハンドオーバを行う必要が生じた際に、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報が前記記憶手段に記憶されていないか、あるいは前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている報知情報に含まれる更新情報と前記第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報とが一致しないならば、前記ハンドオーバ先のセルに関する報知情報のうちの前記第2情報を前記ハンドオーバ処理手段で使用させるために受信する第2受信手段と、この第2受信手段により前記第2情報が受信された場合に、その第2受信情報と前記第1受信手段により受信された第1情報とからなる報知情報およびその報知情報が関係するセルの識別情報を互いに対応付けて前記記憶手段に書き込む第1書込手段と、前記ハンドオーバを行う必要が生じた際に、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている報知情報に含まれる更新情報と前記第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報とが一致するならば、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている報知情報を前記ハンドオーバ処理手段で使用させるために読み出す読出手段とを備えた。
【0010】
このような手段を講じたことにより、第1受信手段により受信された第1情報と第2受信手段により受信された第2情報とからなる報知情報が、その報知情報が関係するセルの識別情報を互いに対応付けて記憶手段に記憶される。ハンドオーバを行う必要が生じた際に、ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて記憶されている報知情報に含まれる更新情報と第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報とが一致するならば、ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて記憶されている報知情報がハンドオーバ処理手段により使用される。しかし、上記の条件が成立しないならば、第2受信手段により第2情報が受信され、この第2情報と第1受信手段により受信された第1情報とからなる報知情報がハンドオーバ処理手段により使用される。従って、上記の条件が成立するならば第2情報の受信を行うことなしにハンドオーバを行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態につき説明する。本実施形態では、3GPPで策定されたW−CDMA方式に準拠する移動通信端末に関して説明することとする。
【0012】
図1は本実施形態に係る移動通信端末のブロック図である。
【0013】
図1に示すように本実施形態の移動通信端末は、アンテナ1、無線部2、CDMA処理部3、圧縮伸長部4、PCM処理部5、通話部6、入力部7、表示部8、記憶部9、セルエネルギ検出部10およびCPU11を有している。無線部2は、デュプレクサ(DUP)2a、受信回路(RX)2b、周波数シンセサイザ(SYN)2cおよび送信回路(TX)2dを有する。通話部6は、レシーバアンプ6a、レシーバ6b、マイクロホン6cおよび送話アンプ6dを有する。
【0014】
図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ1で受信されたのち無線部2に入力される。無線部2では、上記無線信号はデュプレクサ2aを介して受信回路2bに入力される。無線信号は、周波数シンセサイザ2cから出力された受信局部発振信号と受信回路2bにおいてミキシングされることで中間周波信号に周波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ2cから発生される受信局部発振信号の周波数は、CPU11から出力される制御信号によって設定される。
【0015】
上記中間周波信号は、CDMA処理部3に入力される。CDMA処理部3は、受信チャネルに割り当てられた拡散符号により上記中間周波信号を逆拡散処理する。続いてCDMA処理部3は、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式に対応する直交復調を行い、これにより所定のフォーマットの復調データに変換する。そしてCDMA処理部3は、この復調データを圧縮伸長部4に与える。
【0016】
圧縮伸長部4は、CDMA処理部3から出力された復調データに多重されている各種のメディアのデータを分離する。圧縮伸長部4は、この分離した各データに対し、それぞれのメディアに応じた方式での復号処理を施す。例えばオーディオデータに対して圧縮伸長部4は、例えばQCELP方式またはEVRC方式に準じた音声復号処理を施す。この音声復号処理がなされたのちのオーディオデータは、PCM処理部5へと与えられる。ビデオデータに対して圧縮伸長部4は、例えばMPEG4方式に準じた映像復号処理を施す。この映像復号処理により得られるビデオデータは、CPU11へと与えられる。メールデータや移動通信網から送られてくる各種の制御データは、圧縮伸長部4からCPU11へと与えられる。
【0017】
PCM処理部5は、圧縮伸長部4から与えられたオーディオデータをPCM復号してアナログの音声信号を得る。この音声信号は、レシーバアンプ6aで増幅されたのち、レシーバ6bより音声として出力される。
【0018】
話者が発した音声は、マイクロホン6cにより音声信号に変換される。この音声信号は、送話アンプ6dに入力される。音声信号は、送話アンプ6dにより適正レベルまで増幅されたのち、PCM処理部5へと与えられる。
【0019】
PCM処理部5は、上記音声信号に対してPCM符号化処理を施し、ディジタルのオーディオデータを得る。PCM処理部5は、このオーディオデータを圧縮伸長部4に与える。
【0020】
なお、CPU11にて作成されるメールデータおよび制御データなども圧縮伸長部4に与えられる。
【0021】
圧縮伸長部4は、オーディオデータより入力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいて送信データレートを決定する。そして圧縮伸長部4は、上記オーディオデータを上記送信データレートに応じたフォーマットの信号に符号化する。圧縮伸長部4は、上記符号化がなされたのちのオーディオデータ、上記メールデータ、あるいは制御データなどの各種データを所定の伝送フォーマットに従って多重化して送信データを形成する。圧縮伸長部4は、上記の送信データをCDMA処理部3へと与える。
【0022】
CDMA処理部3は、圧縮伸長部4から与えられる送信データにより搬送波信号を変調する。この変調には、例えばQPSKが用いられる。CDMA処理部3は、変調された搬送波信号に対して、送信チャネルごとに割り当てられたPN符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、これにより送信信号を得る。そしてCDMA処理部3は、上記送信信号を無線部2の送信回路2dへと与える。
【0023】
送信回路2dは、上記送信信号を、周波数シンセサイザ2cから発生される送信局部発振信号と合成することで無線周波信号に変換する。そして、送信回路2dは、CPU11により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅した上で出力する。この送信回路2dから出力された無線周波信号は、デュプレクサ2aを介してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から接続中の基地局へ向けて送信される。
【0024】
入力部7には、ダイヤルキー、発信キー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キーなどを含むキー群が設けられている。入力部7は、これらのキーの押下によるユーザ指示を入力する。また表示部8には、LCD(liquid crystal display)およびLED(light emitting diode)等が設けられている。表示部8は、これらLCDおよびLEDを用いて、通信相手の端末の電話番号および例えば着信状態などのような自端末の動作状態をはじめ、WEBサイトからのダウンロード情報、送受信メール、動画像、図示しないバッテリのDischarge状態等を表示する。
【0025】
記憶部9は、例えばROM、DRAM(dynamic RAM)、SRAM(static RAM)、あるいはフラッシュメモリなどを適宜用いてなる。この記憶部9は、CPU11用の動作プログラムを記憶する。また記憶部9は、各種の設定情報や各種の受信データ、あるいは本装置で作成された各種のデータなど、さまざまなデータを記憶する。記憶部9の記憶領域の一部は、報知情報のためのキャッシュとして使用される。
【0026】
セルエネルギ検出部10は、CDMA処理部3で中間周波信号の逆拡散の際に求められる相関値に基づいて、セル毎の受信エネルギ(以下、セルエネルギと称する)を検出する。セルエネルギ検出部10は、検出したセルエネルギをCPU12へと通知する。
【0027】
CPU11は、記憶部9に記憶されている動作プログラムに基づくソフトウェア処理により各部の制御処理を行うことで、移動通信端末としての動作を実現する。またCPU11は、上記動作プログラムに基づくソフトウェア処理により、物理レイヤ制御部111、上位レイヤ制御部112、計時部113、キャッシュ整理部114およびエネルギ書込部115として動作する。
【0028】
物理レイヤ制御部111は、物理レイヤに関する各種の制御を行う。この物理レイヤ制御部111は、さらにMIB受信部111a、SIB受信部111b、報知情報書込部111cおよび報知情報読出部111dを含んでいる。MIB受信部111aは、報知情報の取得が必要となった際にMIBの受信を無条件に行う。SIB受信部111bは、報知情報の取得が必要となった際に、取得するべき報知情報が記憶部9にキャッシュされていない場合に限りSIBの受信を行う。報知情報書込部111cは、SIB受信部111bによりSIBが受信された場合に、そのSIBとMIB受信部111aにより受信されたMIBとからなる報知情報をキャッシュするべく記憶部9へと書き込む。報知情報読出部111dは、報知情報の取得が必要となった際に、取得するべき報知情報が記憶部9にキャッシュされているならば、そのキャッシュされている報知情報を記憶部9から読み出す。
【0029】
上位レイヤ制御部112は、上位レイヤに関する各種の制御を行う。この上位レイヤ制御部112は、さらにリセレクション制御部112aを含む。リセレクション制御部112aは、リセレクションを行うための制御を行う。
【0030】
計時部113は、記憶部9にキャッシュされている報知情報のそれぞれに関して、キャッシュされてからの経過時間を計時する。
【0031】
キャッシュ整理部114は、キャッシュされてからの経過時間が所定時間を超えている報知情報を記憶部9から削除し、キャッシュを整理する。
【0032】
エネルギ書込部115は、記憶部9にキャッシュされている報知情報に対応するセルに関するセルエネルギがセルエネルギ検出部10により検出された場合に、そのセルエネルギを報知情報に対応付けて記憶部9に書き込む。
【0033】
図2は報知情報をキャッシュするために記憶部9に用意されるキャッシュテーブルを示す図である。
【0034】
この図2に示すようにキャッシュテーブルは、複数(ここでは8つ)の報知情報を記憶することが可能である。さらにキャッシュテーブルは、各報知情報に対応付けて、スクランブリングコード、セルエネルギおよびVALUE_TAGを記憶することが可能である。
【0035】
ここで、VALUE_TAGについて説明する。
【0036】
VALUE_TAGは、BCCHで伝送される報知情報に含まれる。さらに詳しくは、VALUE_TAGは、上記報知情報を構成するMIBおよびSIBのうちのMIBに含まれる。そしてVALUE_TAGは、SIBの更新の様子を示す。すなわち、VALUE_TAGは「1」〜「8」の値をとり得、SIBが更新される毎に値が更新される。
【0037】
ところでSIBは、「SIB1」〜「SIB18」なる18ブロックを含み、それぞれのブロックに異なる情報が示される。
【0038】
図3は報知情報のフォーマットの具体例を示す図である。
【0039】
この図3に示す報知情報は、18個のSIBブロックに2つの「Reserve」ブロックを加えた20ブロックを4ブロックずつ5グループに分け、各グループの先頭に1つずつ、合計5個のMIBを配置して1周期分が構成されている。かくしてこの報知情報は、1周期分が25ブロックにより構成される。各ブロックを例えば約40msの長さとすると、報知情報の1周期分では1000msの長さとなる。この場合、個々のSIBブロックの情報は、約1000msに一度、約40ms間に渡って報知される。MIBは、約200msに一度、約40ms間に渡って報知される。
このようにMIBの周期をSIBブロックの周期に比べて短くしてあるのは、もし同じ報知情報を何度も取得する必要がある場合に、すべてのSIBブロックを取得しなくてもMIBのVALUE_TAGが前回取得した値と異なっているかどうかを判断することで、SIBブロックの再取得を省略できる可能性があるからである。
【0040】
ただし、例外的に「SIB7」なるSIBブロックが更新された場合に限り、MIBのVALUE_TAGは更新されない。この理由は「SIB7」なるSIBブロックがUL干渉量情報を含んでいるからである。UL干渉量情報は、あるセルに存在するユーザの瞬時瞬時での数と、それらのユーザの送信パワーとによって決定されるため、常時変動している。このため、「SIB7」なるSIBブロックの更新に応じてVALUE_TAGも更新すると、VALUE_TAGも常時変動することになってしまうので、「SIB7」なるSIBブロックの更新はVALUE_TAGには反映させないようになっている。
【0041】
次に以上のように構成された移動通信端末の動作につき説明する。なお以下では、リセレクションに関する動作につき詳しく説明する。
【0042】
リセレクションは、物理レイヤにより周辺セルのサーチを行い、この結果として閾値以上の受信レベルを得ることができるセルが一定期間Treselectionに渡り継続して検出できた場合に発生する。
【0043】
そこでCPU11は物理レイヤ制御部111により図4に示すように、ステップST1−1およびステップST1−2において、閾値以上の受信レベルを得ることができるセルが一定期間Treselectionに渡り継続して検出できるか否かを確認する。上記の条件が成り立つセルが見つからなかった場合には、物理レイヤ制御部111はリセレクションを行うことなくスリープに移行する。
【0044】
上記の条件が成り立つセルが見つかった場合には、物理レイヤ制御部111はステップST1−3において、その見つかったセルの全てをリセレクション対象セルとして上位レイヤへと報告する。
【0045】
この報告を受けると、上位レイヤ制御部112は図4に示すようにステップST2−1において、報告されたリセレクション対象セルのうちから最適セルを選択する。続いて上位レイヤ制御部112はステップST2−2において、上記選択した最適セルに関する報知情報の取得を物理レイヤ制御部111に対して要求する。なおこの要求において上位レイヤ制御部112は、最適セルに割り当てられているスクランブリングコードの識別番号を物理レイヤ制御部111に対して通知する。
【0046】
この要求を受けて物理レイヤ制御部111はステップST1−4において、まず報知情報のうちのMIBのみを受信する。さらに物理レイヤ制御部111はステップST1−5において、報知情報取得処理を実行する。
【0047】
物理レイヤ制御部111による報知情報取得処理のフローチャートを図5に示す。
【0048】
この図5に示すように、報知情報取得処理において物理レイヤ制御部111はステップST3−1において、変数iに「0」を代入するとともに、変数mに記憶部9にキャッシュされている報知情報の数から「1」を減じた数を代入する。この後に物理レイヤ制御部111はステップST3−2において、上述のように上位レイヤ制御部112から通知されたスクランブリングコードとINDEX[i]に対応付けてキャッシュされているスクランブリングコードとが一致するか否かを確認する。両スクランブリングコードが一致しないことを確認したならば、物理レイヤ制御部111はステップST3−3において、変数iが変数m未満となっているか否かを確認する。そして変数iが変数m未満となっていることを確認したならば、物理レイヤ制御部111はステップST3−4において、変数iを1つ増加させる。この後に物理レイヤ制御部111は、処理をステップST3−2に戻す。これにより、通知されたスクランブリングコードがキャッシュされているスクランブリングコードのそれぞれと比較されて行く。
【0049】
両スクランブリングコードが一致することステップST3−2において確認したならば、物理レイヤ制御部111はステップST3−5およびステップST3−6において、以下の条件が成立するか否かを確認する。
【0050】
(1) ステップST1−4で受信したMIBに含まれるVALUE_TAGとINDEX[i]に対応付けてキャッシュされているVALUE_TAGとが一致する。
【0051】
(2) INDEX[i]に対応付けてキャッシュされている報知情報に関して計時部113による計時(以下、タイマ[i]と表わす)が示す経過時間が所定時間TSIB7を未経過である。
【0052】
以上の条件が成立することを確認した場合、物理レイヤ制御部111はキャッシュされている報知情報がいまだ有効な情報であると判断する。そこで物理レイヤ制御部111はステップST3−7において、INDEX[i]に対応付けてキャッシュされている報知情報を記憶部9から読み出し、その報知情報を上位レイヤ制御部112へと報告する。この報告を終えたならば、物理レイヤ制御部111は報知情報取得処理を終了して、図4に示す処理に戻る。
【0053】
これに対して、ステップST3−5およびステップST3−6にて前述の条件が成立しないことを確認した場合、あるいはステップST3−3にて変数iが変数m未満ではないことを確認した場合、物理レイヤ制御部111はキャッシュされている報知情報には今取得するべき情報が存在しないと判断する。そこで物理レイヤ制御部111はステップST3−8において、SIBを新たに受信し、このSIBをステップST1−4で受信したMIBとともに報知情報として上位レイヤ制御部112へと報告する。
【0054】
続いて物理レイヤ制御部111はステップST3−9において、キャッシュ可能数の報知情報が既にキャッシュされているか否かを確認する。キャッシュされている報知情報の数がキャッシュ可能数に至っていないことを確認したならば、物理レイヤ制御部111はステップST3−10において、INDEX[i+1]に対応付けてキャッシュするべく各情報を記憶部9へと書き込む。このとき、変数iはキャッシュされている報知情報に対応付けられたINDEX値の最大値に一致しているから、それよりも1つ大きなINDEX値に対応付けて新たな情報がキャッシュされることとなる。そしてここで新たにキャッシュした報知情報に関しての経過時間を計時するために、物理レイヤ制御部111はステップST3−11において、タイマ[i+1]を起動する。こののち、物理レイヤ制御部111は報知情報取得処理を終了して、図4に示す処理に戻る。
【0055】
一方、キャッシュ可能数の報知情報が既にキャッシュされていることをステップST3−9で確認した場合、物理レイヤ制御部111はステップST3−12において、キャッシュされているうちの最小のセルエネルギーに対応するINDEX番号nを判定する。例えばキャッシュテーブルが図6(a)に示す状態にあったとすると、INDEX番号nは「6」と判定される。
【0056】
なお、スクランブリングコードがキャッシュされているセルに関するセルエネルギがセルサーチなどが行われた際にセルエネルギ検出部10により検出されたならば、CPU11はエネルギ書込部115により、キャッシュされているセルエネルギの値を新たに検出された値を加えた平均値に更新する。かくして、キャッシュされているセルエネルギの値は、最近のセルエネルギの平均的な大きさを示すものとされている。
【0057】
この後に物理レイヤ制御部111はステップST3−13において、INDEX[n]に対応付けてキャッシュするべく各情報を記憶部9へと書き込む。これにより、例えば図6(a)に示す状態にあったキャッシュテーブルが、図6(b)に示す状態に更新される。そしてここで新たにキャッシュした報知情報に関しての経過時間を計時するために、物理レイヤ制御部111はステップST3−14において、タイマ[n]を起動する。こののち、物理レイヤ制御部111は報知情報取得処理を終了して、図4に示す処理に戻る。
【0058】
なお、ステップST3−10およびステップST3−13で書き込むスクランブリングコードは、今回の通知スクランブリングコードである。書き込むセルエネルギは、リセレクション対象セルの検出の際に今回の通知スクランブリングコードに対応するセルに対してセルエネルギ検出部10により検出されたセルエネルギである。書き込むVALUE_TAGは、ステップST1−4で受信したMIBに含まれるVALUE_TAGである。書き込む報知情報は、ステップST1−4で受信したMIBおよびステップST3−8で受信したSIBよりなるものである。
【0059】
以上のようにして報知情報取得処理では、キャッシュされていた報知情報または新たに受信した報知情報が上位レイヤ制御部112へと報告される。この報告を受けて上位レイヤ制御部112はステップST2−3において、上記報告された報知情報に関するCRCチェックを行い、正常に取得されたものであるか否かを確認する。そしてCRC NGがあった場合には、上位レイヤ制御部112は処理をステップST2−2に戻し、報知情報の取得を物理レイヤ制御部111に対して再度要求する。
【0060】
物理レイヤ制御部111は報知情報取得処理を終了したならばステップST1−6において、その次に上位レイヤ制御部112からなされる報告が報知情報取得の要求およびPCHクローズの指示のいずれであるかを確認する。そして上述のように報知情報の取得が再度要求されたのであれば、物理レイヤ制御部111は処理をステップST1−4に戻す。
【0061】
かくして、CRC NGがあった場合には、同一のセルに関する報知情報の取得がやり直される。なお、一定回数に渡り報知情報の取得を繰り返しても報知情報を正常に取得できなければ、上位レイヤ制御部112はリセレクションを断念して元のセルでの着信待受け状態を継続する。
【0062】
さて、物理レイヤ制御部111から報告された報知情報が正常であることをステップST2−3にて確認したならば、上位レイヤ制御部112はステップST2−4において、これまでの着信待受け先のセルに関するPCHのクローズを物理レイヤ制御部111に対して指示する。この指示を受けると物理レイヤ制御部111はステップST1−6にて、PCHクローズが指示されたことを確認することになる。そしてこの場合に物理レイヤ制御部111はステップST1−7において、これまでの着信待受け先のセルにて着信待受けを行うための各種の情報を破棄する。
【0063】
上位レイヤ制御部112はPCHクローズを指示したのに続いてステップST2−5において、今回のリセレクション先のセルに関するPCHのオープンを物理レイヤ制御部111に対して指示する。なおこの指示には、リセレクション先のセルに関する情報、およびそのセルの周辺セルに関する情報などのような、リセレクション先のセルにて着信待受けを行うための各種の情報(新セル情報)を含む。この指示を受けると物理レイヤ制御部111はステップST1−8において、上記の新セル情報を取得する。そして物理レイヤ制御部111はステップST1−9において、上記の新セル情報に基づく着信待受けを行うための間欠受信動作を開始する。これに応じて上位レイヤ制御部112はステップST2−6において、間欠受信動作を開始する。
【0064】
さてCPU11はキャッシュ整理部114により、例えば所定の時間間隔毎などの所定のタイミング毎に、図7に示すようなキャッシュ整理処理を実行する。
【0065】
キャッシュ整理部114はまずステップST4−1において、変数jに「0」を代入するとともに、変数kに記憶部9にキャッシュされている報知情報の数から「1」を減じた数を代入する。この後にキャッシュ整理部114はステップST4−2において、INDEX[j]に対応付けてキャッシュされている報知情報に関して計時部113による計時(以下、タイマ[j]と表わす)が示す経過時間が所定時間TSIB7を既に越えているか否かを確認する。なお所定時間TSIB7は、「SIB7」なるSIBブロックの再取得を行う周期に相当する時間である。所定時間TSIB7は、例えば20分に設定される。
【0066】
タイマ[j]が所定時間TSIB7を越えていないことを確認したならば、キャッシュ整理部114はステップST4−3において、変数jが変数k未満となっているか否かを確認する。そして変数jが変数k未満となっていることを確認したならば、キャッシュ整理部114はステップST4−4において、変数jを1つ増加させる。この後にキャッシュ整理部114は、処理をステップST4−2に戻す。これにより、各タイマが所定時間TSIB7を既に越えているか否かが順次確認される。
【0067】
タイマ[j]が所定時間TSIB7を越えていることをステップST4−2にて確認したならば、キャッシュ整理部114はステップST4−5において、INDEX[j+1]〜INDEX[k]に対応付けてキャッシュされている各情報をINDEX[j]〜INDEX[k−1]にそれぞれ対応するものとするように移動させる。そしてこの上でキャッシュ整理部114はステップST4−6において、INDEX[k]に対応付けてキャッシュされている各情報を削除する。
【0068】
具体的には、例えばキャッシュテーブルが図8(a)に示す状態にあり、かつINDEX[6]に対応するタイマ[6]が所定時間TSIB7を越えているとするならば、INDEX[7]に対応付けてキャッシュされている情報が図8(b)に示すようにINDEX[6]に対応付けられるように移動される。そしてINDEX[7]に対応付けてキャッシュされている情報は削除され、図8(b)に示すようにそれらの記憶領域がいずれも未使用とされる。
【0069】
続いてキャッシュ整理部114はステップST4−7において、タイマ[j+1]〜タイマ[k]の各計時時間をタイマ[j]〜タイマ[k−1]へそれぞれ設定する。これにより、キャッシュテーブル内で移動された報知情報と、その報知情報がキャッシュされてからの経過時間を計時するタイマとの対応が合わせられる。
【0070】
以上のようにして報知情報を1つ削除したので、キャッシュ整理部114はステップST4−8において、変数kを1つ減少する。この上でキャッシュ整理部114はステップST4−9において、変数jが変数k以下であるか否かを確認する。
【0071】
ここで変数jが変数k以下であるならば、まだチェックをしていない情報が存在するので、キャッシュ整理部114はステップST4−2移行の処理を繰り返し実行する。
【0072】
そして変数jが変数k以下であることがステップST4−9にて確認できた場合、あるいは変数jが変数k未満であることをステップST4−3にて確認できた場合は、キャッシュされている全ての情報に関してのチェックが済んでいるので、キャッシュ整理部114はキャッシュ整理処理を終了する。
【0073】
以上のように本実施形態によれば、正常に受信できた報知情報を記憶部9にキャッシュしておく。そして新たにリセレクションが発生して報知情報を取得することが必要となったとき、まずMIBのみを受信する。同一のセルに関する報知情報が記憶部9にキャッシュされていて、かつそのキャッシュされている報知情報に関するVALUE_TAGが上記新たに受信したMIBに含まれるVALUE_TAGと一致するならば、SIBの受信を行わずに、キャッシュされている報知情報を記憶部9から読み出して使用する。この結果、キャッシュされている報知情報を使用する場合には図9(b)に示すように、全ての報知情報を新たに受信する図9(a)の場合に比べて動作期間を大幅に短縮することができる。
【0074】
さらに、キャッシュされている報知情報は正常に受信されたものであるから、このキャッシュされた報知情報を使用する限りはCRC NGは生じない。従って、再取得のための処理が繰り返し行われるようなことがなく、この点からも動作期間を確実に短縮することができる。
【0075】
そしてこれらにより、スリープ期間の比率を増大することが可能であり、効率良く消費電力の低減を図ることが可能である。
【0076】
リセレクションが発生する通常のタイミングは、移動局がセルの境界を移動する場合、および見通せない建物の影響を受けた場合等である。しかし、例外的に、例えば多数のセルが見える高層ビル等の場所では、各セルの受信レベルが不安定となってリセレクションが頻繁に発生してしまうことがある。このような場合には、短期間のうちに同一のセルが繰り返しリセレクションの対象になることが考えられ、その間に報知情報が更新されないことがあり得る。従って、このようなケースにおいては、キャッシュされている報知情報を頻繁に使用することができるのであり、リセレクションを効率的に行うことが可能となる。
【0077】
また、リセレクションに要する時間が短縮されることから、着信待受けを迅速に再開することが可能となる。この結果、着呼率が向上する。
【0078】
すなわち図10に示すように、各基地局は着信報知を互いに非同期に行うため、元の待受け先の基地局BS1よりもリセレクション後の待受け先の基地局BS2のほうが早いタイミングで着信報知を行うことがあり得る。このとき、リセレクションにおいて報知情報の全てを受信していると、矢印A1で示すように着信報知がなされるタイミングになってもリセレクションが完了せず、着信報知を受信し損なってしまう恐れがある。これに対して、矢印A2で示すようにキャッシュされている報知情報を使用することで短期間のうちにリセレクションを完了させれば、着信報知を受信できる可能性が高まる。従って、着呼率が向上するNOである。
【0079】
ところで、キャッシュされている報知情報の有効性を判断するためにVALUE_TAGを用いているのであるが、VALUE_TAGは「1」〜「8」までの8値しか取り得ない。このため、報知情報が長時間に渡りキャッシュされたままとなると、最新の報知情報におけるVALUE_TAGが1巡以上している場合に、報知情報の更新が発生しているのにVALUE_TAGが一致してしまうという状況が生じる恐れがある。しかし本実施形態では、所定時間TSIB7を有効期間として定めて、この時間以上に渡りキャッシュされている報知情報は使用しないようにしている。このため、上述のような状況が生じることを防止し、不適切な報知情報を使用してしまうことを防止することが可能である。
【0080】
さらに本実施形態によれば、キャッシュされてからの経過時間が所定時間TSIB7を越えている情報が存在するかどうかを監視し、該当する情報をキャッシュから削除する処理を定期的に行っている。このため、報知情報取得処理において、古くなっている情報に関してステップST3−5やステップST3−6の判断を行わなければならなくなることを抑えることが可能であり、より効率的にリセレクションを行うことが可能となる。
【0081】
また本実施形態によれば、キャッシュされている報知情報が関係するセルについて最近検出されたセルエネルギーの平均的な値を管理しておく。そして新たに報知情報を受信した際にキャッシュ可能数の報知情報が既にキャッシュされているならば、上記の管理しているセルエネルギーが最も小さいセルに関する報知情報を削除して、この上で新たな報知情報をキャッシュする。セルエネルギが小さいということは、新しくそのセルへ移る可能性が低いということと等価であるから、そのセルに関する報知情報が最も使用される可能性が低い情報なのである。従って、このような重要度の低い情報を消去して、新たに受信された重要度の高い報知情報をキャッシュすることで、より重要な情報をキャッシュしておくことが可能となる。
【0082】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、セルエネルギとしてキャッシュしておく値としては、最も新しく検出された受信エネルギの値等のように、最近での受信エネルギの大きさを評価する材料となる様々な値を用いることが可能である。
【0083】
新たな報知情報をキャッシュするために記憶部9から削除する報知情報は、キャッシュされたタイミングが最も古いものとするなどのようにその選定条件は任意に変更が可能である。
【0084】
3GPPのW−CDMA方式以外の方式に準拠する移動通信端末にも本発明の適用が可能である。
【0085】
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0086】
【発明の効果】
本発明によれば、第1受信手段により受信された第1情報と第2受信手段により受信された第2情報とからなる報知情報を、その報知情報が関係するセルの識別情報を互いに対応付けて記憶手段に記憶させる。ハンドオーバを行う必要が生じた際に、ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて記憶されている報知情報に含まれる更新情報と第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報とが一致するならば、ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて記憶されている報知情報をハンドオーバ処理手段に使用させることとする。しかし、上記の条件が成立しないならば、第2受信手段により第2情報を受信し、この第2情報と第1受信手段により受信された第1情報とからなる報知情報をハンドオーバ処理手段に使用させることとする。従って、上記の条件が成立するならば第2情報の受信を行うことなしにハンドオーバを行うことが可能となり、この結果、着信待受け状態にあるときにおけるハンドオーバを行う際の間欠受信の動作期間の短縮を図り、これにより消費電力を低減することができる移動通信端末となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動通信端末のブロック図。
【図2】報知情報をキャッシュするために記憶部9に用意されるキャッシュテーブルを示す図。
【図3】報知情報のフォーマットの具体例を示す図。
【図4】リセレクションの際の物理レイヤ制御部111および上位レイヤ制御部112のフローチャート。
【図5】物理レイヤ制御部111による報知情報取得処理のフローチャート。
【図6】キャッシュテーブルへの新たな情報の書き込みの様子の具体例を示す図。
【図7】キャッシュ整理部114によるキャッシュ整理処理のフローチャート。
【図8】キャッシュ整理がなされる様子の具体例を示す図。
【図9】リセレクションを伴う1回の間欠受信動作時の処理内容を示す図。
【図10】着呼率の向上に関して説明する図。
【図11】3GPPのW−CDMA方式における間欠受信動作時の処理内容を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ
2…無線部
3…CDMA処理部
4…圧縮伸長部
5…PCM処理部
6…通話部
7…入力部
8…表示部
9…記憶部
10…セルエネルギ検出部
11…CPU
111…物理レイヤ制御部
111a…MIB受信部
111b…SIB受信部
111c…報知情報書込部
111d…報知情報読出部
112…上位レイヤ制御部
112a…リセレクション制御部
113…計時部
114…キャッシュ整理部
115…エネルギ書込部

Claims (8)

  1. セル毎に報知情報が報知される移動通信システムにて使用される移動通信端末において、
    各セルの報知情報を受信する受信手段と、
    前記受信した報知情報を記憶する記憶手段と、
    着信待受け状態において、他のセルへのハンドオーバの必要性を判断する判断手段と、
    前記判断手段により他のセルへのハンドオーバが必要と判断された場合、前記他のセルの報知情報が前記記憶手段に記憶されているときは、前記記憶されている報知情報に基づいて前記他のセルへのハンドオーバを行うハンドオーバ手段とを具備したことを特徴とする移動通信端末。
  2. 第1情報およびこの第1情報の後に位置する第2情報とを含みさらに前記第1情報は前記第2情報の更新の様子を示す更新情報を含んでいる報知情報をセル毎に報知している移動通信システムにて使用される移動通信端末において、
    着信待受け状態にてハンドオーバを行う必要が生じた際に、ハンドオーバ先のセルに関する報知情報に基づいて前記ハンドオーバのための処理を行うハンドオーバ処理手段と、
    セルの識別情報と前記報知情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記ハンドオーバを行う必要が生じた際に、前記ハンドオーバ先のセルに関する報知情報のうちの前記第1情報を受信する第1受信手段と、
    前記ハンドオーバを行う必要が生じた際に、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報が前記記憶手段に記憶されていないか、あるいは前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている報知情報に含まれる更新情報と前記第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報とが一致しないならば、前記ハンドオーバ先のセルに関する報知情報のうちの前記第2情報を前記ハンドオーバ処理手段で使用させるために受信する第2受信手段と、
    この第2受信手段により前記第2情報が受信された場合に、その第2受信情報と前記第1受信手段により受信された第1情報とからなる報知情報およびその報知情報が関係するセルの識別情報を互いに対応付けて前記記憶手段に書き込む第1書込手段と、
    前記ハンドオーバを行う必要が生じた際に、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている報知情報に含まれる更新情報と前記第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報とが一致するならば、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている報知情報を前記ハンドオーバ処理手段で使用させるために読み出す読出手段とを具備した移動通信端末。
  3. 前記記憶手段を、前記識別情報および前記報知情報に対応付けて前記更新情報を記憶するものとし、
    前記第1書込手段を、前記識別情報および前記報知情報に加えて前記第1情報に含まれる更新情報を互いに対応付けて前記記憶手段に書き込むものとし、
    前記第2受信手段および前記読出手段をそれぞれ、前記ハンドオーバ先のセルの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている更新情報を前記第1受信手段により受信された第1情報に含まれる更新情報と比較するものとした請求項2に記載の移動通信端末。
  4. 前記報知情報が前記第1書込手段により前記記憶手段に書き込まれてからの経過時間を計時する計時手段を備え、
    前記第2受信手段および前記読出手段をそれぞれ、前記計時手段により計時された経過時間が所定時間を超えている報知情報に関しては前記記憶手段に記憶されていないと見なすものとした請求項2に記載の移動通信端末。
  5. 前記報知情報が前記第1書込手段により前記記憶手段に書き込まれてからの経過時間を計時する計時手段と、
    この計時手段により計時された経過時間が所定時間を超えた報知情報を前記記憶手段から削除する削除手段とを具備した請求項2に記載の移動通信端末。
  6. 前記記憶手段を、前記識別情報および前記報知情報を所定組数だけ記憶することが可能なものとするとともに、この記憶された前記識別情報および前記報知情報のそれぞれに対応付けてエネルギ情報を記憶可能なものとし、
    セルから送られてきた信号のエネルギ量を検出する検出手段と、
    前記記憶手段に記憶された識別情報に対応するセルから送られてきた信号のエネルギ量が前記検出手段により検出されたことに応じて、その検出されたエネルギ量を考慮して定まる所定のエネルギ量情報を前記エネルギ情報として前記識別情報に対応付けて前記記憶手段に書き込む第2書込手段とを具備し、
    さらに前記第1書込手段を、前記記憶手段が既に前記所定組数の前記識別情報および前記報知情報を記憶している場合には、対応付けられている前記エネルギ量情報に基づいて選択した1組の前記識別情報および前記報知情報を前記記憶手段から削除した上で新しい前記報知情報および前記識別情報を前記記憶手段に書き込むものとする請求項2に記載の移動通信端末。
  7. 前記第1書込手段を、対応付けられている前記エネルギ量情報が示すエネルギ量が最も小さい前記識別情報および前記報知情報を前記記憶手段から削除するものとした請求項6に記載の移動通信端末。
  8. 前記第1情報として3GPP(3rd Generation PartnershipProject)のW−CDMA方式で規定されたMaster Information Blockの情報を使用し、
    前記第2情報として前記W−CDMA方式で規定されたSystem Information Blockの情報を使用し、
    前記更新情報として前記W−CDMA方式で規定されたVARUE_TAG値を使用し、
    前記報知情報として前記W−CDMA方式で規定されたBCCHでの伝送情報を使用し、
    前記識別情報として前記W−CDMA方式で規定されたスクランブリングコードを使用する請求項2に記載の移動通信端末。
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