JP2004110342A - コンテンツファイル生成装置、コンテンツデータ取出し装置およびそれらのためのコンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツファイル生成装置、コンテンツデータ取出し装置およびそれらのためのコンピュータプログラム Download PDF

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高橋 宏明
Kazunori Nakayama
中山 和紀
Atsushi Yamaura
山浦 敦
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Abstract

【課題】複数組のコンテンツデータを一つのファイルにまとめて保存、送信可能とする。
【解決手段】サーバ装置20は、情報端末装置30からの要求に応答して、一つのマルチメディアファイルを生成して情報端末装置30に送信する。サーバ装置20においては、コンテンツデータ取出し部23が、コンテンツデータ記憶部21から複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータをそれぞれ取出す。マルチメディアファイル生成部24は、前記取出された複数のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含む一つのファイルを生成する。一つのファイル生成時には、例えば、音楽を表す音楽データ中に、画像データ、文字列データなどが組み込まれる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツデータを送信するサーバ装置、コンテンツデータを受信する情報端末装置などに利用されるコンテンツファイル生成装置、コンテンツデータ取出し装置およびそれらのためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、サーバ装置から、携帯電話を含む携帯情報端末装置、パーソナルコンピュータなどの情報端末装置に、音楽を表す音楽データ、画像を表す画像データ、文字列を表す文字列データなどをダウンロードして使用することはよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2001−249664号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のダウンロードにあっては、音楽データ、画像データ、文字列データなどを一ファイルずつダウンロードする必要があり、操作の手間がかかるとともに、ダウンロードの時間および費用も多くかかる。また、前記各種データをアップロードする場合も同じである。また、携帯情報端末装置の中には、記憶し得るデータ総量に加えて、記憶し得るファイル数に制限があるものもあり、多くのファイルを携帯情報端末装置にダウンロードできない場合もある。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、複数組のコンテンツデータを一つのファイルにまとめて保存、送信可能とするコンテンツファイル生成装置およびそのためのコンピュータプログラムを提供することにある。この目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータを記憶したコンテンツデータ記憶手段から複数組のコンテンツデータを取出し、同取出した複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含む一つのファイルを生成するようにしたことにある。
【0006】
前記本発明のコンテンツデータとしては、例えば、音楽を表す音楽データ、画像を表す画像データ、文字列を表す文字列データなどを採用するとよい。そして、例えば、一組の音楽データと一組または複数組の画像データまたは文字列データとを一つのファイルにまとめることができる。この場合、一組の画像データまたは文字列データの後ろに、または複数組の画像データまたは文字列データを順次配置した後ろに、一組の音楽データを配置するようにするとよい。逆に、一組の音楽データの後ろに、一組の画像データまたは文字列データを配置し、また複数組の画像データまたは文字列データを順次配置するようにしてもよい。ただし、これらの場合、各音楽データ、画像データまたは文字列データの一組ごとに、各データ組が独立して分離可能であるように、データ種類、データ長などを含むヘッダをそれぞれ付するようにする。
【0007】
また、演奏データ、歌詞データ、楽譜データなどを時間経過に従って配列させた一連の音楽データ中に、一組または複数組の画像データまたは一組または複数組の文字列データを、時間経過に従って各組ごとに埋め込んでいくようにしてもよい。特に、複数組の画像データまたは複数組の文字列データを一組の音楽データ中に埋め込む場合、一組の画像データまたは一組の文字列データを、音楽データによって表される時間軸上の単位(例えば、小節、フレーズ、所定時間など)ごとに埋め込んでいくようにするとよい。これらの場合も、埋め込まれる各組の画像データまたは文字列データに対して、独立して分離可能であるように、データ種類、データ長などを含むヘッダをそれぞれ付するようにする。
【0008】
また、複数組の画像データまたは文字列データを一つのファイルにまとめる場合、複数組の画像データまたは文字列データを順次配置するようにしてもよい。この場合、さらに、複数組の画像データまたは文字列データを、再生可能かつ再生時にユーザが認識可能な時間ごとに一組ずつ順次割当て、時間情報を加えて、複数組の画像データまたは文字列データを一つのファイルにまとめるようにしてもよい。そして、これらの場合も、各組の画像データまたは文字列データに対して、独立して分離可能であるように、データ種類、データ長などを含むヘッダをそれぞれ付するようにする。
【0009】
このように構成した本発明においては、複数組のコンテンツデータが一つのファイルにまとめられるので、複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータを、サーバ装置から情報端末装置にダウンロードし、または情報端末装置からサーバ装置へアップロードする場合でも、一つのファイルのみを送信するだけでよいので、ダウンロードおよびアップロードの操作が簡単になるとともに、ダウンロードおよびアップロードの時間および費用も節約できる。また、記憶し得るファイル数に制限がある情報端末装置にあっても、実質的に多数組のコンテンツデータを記憶しておくこともできる。
【0010】
また、本発明の目的は、前記のようにして形成した一つのファイル中の複数組のコンテンツデータを独立して再生可能とするコンテンツデータ取出し装置およびそのためのコンピュータプログラムを提供することにもある。この本発明の目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含むファイルを記憶したファイル記憶手段から、同ファイルに含まれる複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立かつ分離して取出すようにしたことにもある。
【0011】
この場合、一つのファイルが、一組の画像データまたは文字列データの後ろに一組の音楽データを配置したもの、または一組の音楽データの後ろに一組の画像データまたは文字列データを配置したものであれば、コンテンツデータの分離取出しにより、画像データまたは文字列データの再生と音楽データの再生を分離して行うことができるようになる。また、複数組の画像データまたは文字列データを順次配置した後ろに一組の音楽データを配置したもの、または一組の音楽データの後ろに複数組の画像データまたは文字列データを順次配置したものであれば、コンテンツデータの分離取出しにより、複数組の画像データまたは文字列データによる複数の画像または文字列をプレビューし、複数の画像または文字列を選択的に再生できるとともに、音楽データを独立して再生できるようになる。
【0012】
また、一つのファイルが、一組または複数組の画像データまたは一組または複数組の文字列データを、音楽データ中に時間経過にしたがって埋め込んだものであれば、コンテンツデータの分離取出しにより、音楽データを時間経過に従って再生しながら、画像データまたは文字列データを自動的に再生できるようになる。また、この場合も、画像データまたは文字列データによる複数の画像または文字列をプレビューできる。
【0013】
また、一つのファイルが、複数組の画像データまたは文字列データを順次配置したものであれば、コンテンツデータの分離取出しにより、複数組の画像データまたは文字列データによる複数の画像または文字列を独立して再生可能になる。また、一つのファイルが、複数組の画像データまたは文字列データを時間情報を加えて割当てたものであれば、コンテンツデータの分離により、複数組の画像データまたは文字列データを時間経過に従って自動的に順次再生できるようになる。この場合、例えば、複数組の画像データに関してはスライドショー的な再生が実現され、複数組の文字データ列に関してはニュース、天気予報、地域情報などの順次再生が実現される。また、この場合も、画像データまたは文字列データによる複数の画像または文字列をプレビューできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係るコンテンツファイル生成装置、コンテンツデータ取出し装置およびそれらのためのコンピュータプログラムを適用したコンテンツ送受信システムの概略ブロック図である。
【0015】
このコンテンツ送受信システムは、通信手段10を介して互いに交信可能に接続される一つまたは複数のサーバ装置20および多数の情報端末装置30からなる。通信手段10は、サーバ装置20と情報端末装置30との情報の交信が可能なものであればよく、無線通信回線、電話回線、インターネット、専用回線、それらの組み合わせなどで構成される。
【0016】
サーバ装置20は、CPU、ROM、RAM、外部記憶装置(例えば、ハードディスク、光ディスクなど)、通信インターフェースなどを備えたコンピュータ装置により構成されている。このサーバ装置20においては、前記ハード構成の一部との協働により、外部記憶装置などに記憶されているプログラムにより各種機能が実現される。したがって、以降のサーバ装置20の具体的な構成および作動については、前記プログラムによって実現される機能を表す機能ブロック図を用いて説明する。
【0017】
サーバ装置20は、コンテンツデータ記憶部21、リクエスト受信部22、コンテンツデータ取出し部23、マルチメディアファイル生成部24、ファイル保存部25及びファイル送信部26を有する。
【0018】
コンテンツデータ記憶部21は、多数種類の音楽データファイルを記憶した音楽データ記憶エリア21aと、多数種類の画像データファイルを記憶した画像データ記憶エリア21bと、多数種類の文字列データファイルを記憶した文字列データ記憶エリア21cからなる。各音楽データファイルは、一楽曲分の自動演奏データ、歌詞データ、楽譜データ、またはこれらの自動演奏データ、歌詞データおよび楽譜データのうちの2組のデータもしくは3組のデータを組み合わせたものからなる。自動演奏データは、楽曲の進行すなわち時間経過に従って、演奏音を表していて楽音の発生を制御するための演奏データ群からなる。歌詞データは、楽曲の進行すなわち時間経過に従って、歌詞を表していて歌詞を表示するための文字列データ群からなる。楽譜データは、音符列を表していて楽譜を表示するための音符列データ群からなる。各画像データファイルは、静止画像や動画を表示するための画像データからなる。各文字列データファイルは、文字列を表示しまたは音声信号に変換して出力するための所定長の文字列を表す文字列データ(テキストデータ)からなる。
【0019】
リクエスト受信部22は、情報端末装置30からコンテンツの検索条件を含むコンテンツ要求情報を受信する。コンテンツデータ取出し部23は、リクエスト受信部22にて受信したコンテンツ要求情報に応じて、コンテンツデータ記憶部21に記憶されている一つまたは複数組のコンテンツデータ(コンテンツファイル)を同コンテンツデータ記憶部21から取出す。マルチメディアファイル生成部24は、前記取出した複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含む一つのファイル(マルチメディアファイル)を生成する。ファイル保存部25は、前記生成された一つのファイルを一時的に保存しておく。ファイル送信部26は、ファイル保存部25に記憶されている一つのファイルを情報端末装置30に送信する。
【0020】
情報端末装置30は、CPU、ROM、RAM、外部記憶装置、通信インターフェースに加えて、入力キー群31a、楽音発生器32a、音声発生器32bおよび表示器32cを備えたコンピュータ装置により構成されている。この情報端末装置30としては、携帯電話、携帯用個人情報端末装置、パーソナルコンピュータなどが考えられる。携帯電話および携帯用個人情報端末装置の場合、前記外部記憶装置としては半導体メモリが利用される。パーソナルコンピュータの場合には、前記外部記憶装置として、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスクなどが利用される。入力キー群31aはユーザによって操作される複数のキーからなる。楽音発生器32aは楽音を発生し、音声発生器32bは音声を発生し、表示器32cは文字、画像などを表示する。この情報端末装置30においても、前記ハード構成の一部との協働により、外部記憶装置などに記憶されているプログラムにより各種機能が実現される。したがって、以降の情報端末装置30の具体的な構成および作動については、前記プログラムによって実現される機能を表す機能ブロック図を用いて説明する。
【0021】
すなわち、情報端末装置30は、入力キー群31aを含む操作部31と、楽音発生器32aと、音声発生器32bおよび表示器32cを含む再生部32と、リクエスト送信部33と、データ受信部34と、データ保存部35と、マルチメディアデータ編集部36とを備えている。操作部31は、入力キー群31aの操作を検出して情報端末装置30の作動を指示する。
【0022】
再生部32は、楽音発生器32a、音声発生器32bおよび表示器32cと協働して、供給されるコンテンツデータ(コンテンツファイル)によって表された情報を再生する。具体的には、自動演奏データの供給により、楽音発生器32aと協働して楽音を生成して音楽を再生する。文字列データの供給により、音声発生器32bと協働して音声合成して音声を発生する。また、歌詞データ、楽譜データ、画像データおよび文字列データの供給により、表示器32cと協働して歌詞、楽譜、画像、文字を表示する。なお、この表示器32cは、操作部31の操作時に文字、記号などを表示するためにも利用される。
【0023】
リクエスト送信部33は、ユーザの入力キー群31aの操作に応じて、入手しようとするコンテンツデータの要求をサーバ装置20に送信する。データ受信部34は、サーバ装置20から送信されて複数のコンテンツデータを含む一つのファイル(マルチメディアファイル)を受信する。データ保存部35は、前記受信した一つのファイルに加え、後述する分離された複数組のコンテンツデータファイル、後述する編集されたファイルなども記憶保存する。
【0024】
マルチメディアデータ編集部36は、コンテンツデータ分離部36aおよびマルチメディアファイル生成部36bを含む。コンテンツデータ分離部36aは、データ保存部35に記憶されていて、複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含む一つのファイル(マルチメディアファイル)から同複数組のコンテンツデータをそれぞれ分離する。マルチメディアファイル生成部36bは、サーバ装置20のマルチメディアファイル生成部24と同一機能を有する。このようなマルチメディアデータ編集部36は、前記コンテンツデータ分離部36aおよびマルチメディアファイル生成部36bの機能に加え、操作部31におけるユーザの操作に基づいてデータおよびファイルの各種編集機能も有している。
【0025】
次に、上記のように構成した実施形態の動作を説明する。ユーザがサーバ装置20からコンテンツデータを入手する際には、ユーザは入力キー群31aを操作してコンテンツデータを要求する。この場合、操作部31は再生部32の表示器32cを制御してコンテンツ要求画面を表示し、ユーザはこの要求画面を見ながらコンテンツデータの要求を指示する。この場合、ファイル名を具体的に指定することも可能であるが、入手しようとするコンテンツデータの検索条件を指示することも可能である。
【0026】
このコンテンツデータの要求の指示はリクエスト送信部33に供給され、リクエスト送信部33は、前記コンテンツの要求を表す信号を、通信手段10を介してサーバ装置20に送信する。サーバ装置20においては、リクエスト受信部22にて前記情報端末装置30から送信された信号を受信し、同信号をコンテンツデータ取出し部23に供給する。コンテンツデータ取出し部23は、前記供給された信号によって表されたコンテンツデータの要求に基づいて、同要求に応じた複数組のコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部21から取出して、マルチメディアファイル生成部24に供給する。マルチメディアファイル生成部24は、前記供給された複数組のコンテンツデータを一つのファイル(マルチメディアファイル)にまとめて、同一つのファイルをファイル保存部25に保存する。この保存された一つのファイルは、ファイル送信部26によって通信手段10を介して情報端末装置30に送信される。
【0027】
情報端末装置30は、前記送信された一つのファイル(マルチメディアファイル)をデータ受信部34にて受信する。そして、この受信された一つのファイルは、データ保存部35に保存される。このようにして情報端末装置30に送信されたファイルは、ユーザによって複数組のコンテンツデータに分離されたり、ユーザによって種々に編集されて、データ保存部35に改めて保存されたり、再生部32に供給される。この場合、ユーザは前記のように表示器32cの表示画面を見ながら入力キー群31aを操作することにより、ファイルの分離、編集または再生を指示する。その結果、データ保存部35に、分離された複数組のコンテンツデータまたは編集された新たなファイルが保存される。また、再生部32にて、分離された複数組のコンテンツデータまたは編集された新たなファイルに含まれるコンテンツデータが再生される。
【0028】
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、ユーザの要求によってサーバ装置20から情報端末装置30に複数組のコンテンツデータがダウンロードされる場合、複数組のコンテンツが一つのファイルにサーバ装置20にてまとめられて情報端末装置30に送信されるので、複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータをダウンロードするための操作が簡単になるとともに、ダウンロードの時間および費用も節約できる。また、記憶し得るファイル数に制限がある情報端末装置30にあっても、実質的に多数組のコンテンツデータを記憶しておくこともできる。
【0029】
次に、コンテンツデータの具体例をまじえて、複数組のコンテンツデータを一つのファイルにまとめる動作、および同一つのファイルから複数のコンテンツデータを分離する動作について詳しく説明する。
【0030】
コンテンツデータ取出し部23が情報端末装置30からの要求により、1曲の音楽を表す音楽データおよび一組または複数組の画像データ(または文字列データ)がコンテンツデータ記憶部21から取出されたものとする。この場合、第1のファイル生成例としては、図2に示すように、マルチメディアファイル生成部24は、一組の画像データ(または文字列データ)の後ろ、または複数組の画像データ(または文字列データ)を順次配置した後ろに、一組の音楽データを配置するようにするとよい。逆に、一組の音楽データの後ろに、一組の画像データ(または文字列データ)、または複数組の画像データ(または文字列データ)を順次配置するようにしてもよい。ただし、これらの場合、各音楽データ、画像データまたは文字列データの一組ごとに、各データ組が独立して分離可能であるように、データ種類、データ長などを含むヘッダをそれぞれ付する。
【0031】
そして、前記一つのファイルは、情報端末装置30のコンテンツデータ分離部36aで、図2に示すように、一組の音楽データと、一組または複数組の画像データ(または文字列データ)とに分離される。このように分離データ中の音楽データは楽音発生器32aで再生され、このような音楽データの再生中、前記分離された一組または複数組の画像データ(または文字列データ)が表示器32cにて適宜タイミングで再生される。したがって、ユーザは音楽を聴きながら、一組または複数組の画像(または文字列)を表示器32cにて見ることができるようになる。
【0032】
また、第2のファイル生成例としては、マルチメディアファイル生成部24は、図3に示すように、演奏データ、歌詞データ、楽譜データなどを時間経過に従って配列させた一連の音楽データ中に、一組または複数組の画像データ(または文字列データ)を、時間経過に従って各組ごとに埋め込んでいく。この場合、一組の画像データ(または文字列データ)を、音楽データによって表される時間軸上の単位(例えば、小節、フレーズ、所定時間など)ごとに埋め込んでいくとよい。この場合も、前記ファイル例と同様に、埋め込まれる各組の画像データ(または文字列データ)に対してヘッダをそれぞれ付するようにする。
【0033】
そして、前記一つのファイルに含まれる一組の音楽データは、情報端末装置30の再生部32で、図3に示すように、時間経過に従って前述のようにして再生される。この音楽データの再生中、画像データ(または文字列データ)は時間経過に従って順次読出されて、前記音楽データの再生中、表示器32cにて順次自動的に表示される。したがって、ユーザは、ダウンロードしたファイルに含まれるデータを再生するだけで、同ファイルに含まれる音楽データの再生による音楽を聴きながら、一組または複数組の画像(または文字列)を表示器32cにて見ることができるようになる。
【0034】
また、第3のファイル生成例としては、マルチメディアファイル生成部24は、図4に示すように、複数組の画像データ(文字列データ)を順次配置して一つのファイルを生成する。この場合も、前記ファイル例と同様に各組の画像データ(または文字列データ)に対して、ヘッダをそれぞれ付するようにする。なお、この場合には、音楽データは含まれていない。
【0035】
そして、前記一つのファイルは、情報端末装置30のコンテンツデータ分離部36aで、図4に示すように、複数組の画像データ(または文字列データ)に分離される。このように分離された複数組の画像データ(または文字列データ)は表示器32cでユーザの指示により再生される。したがって、ユーザは、複数組の画像(または文字列)を表示器32cにて見ることができるようになる。
【0036】
また、第4のファイル生成例としては、マルチメディアファイル生成部24は、図5に示すように、前記第3のファイル生成例として説明した複数組の画像データ(文字列データ)を、再生可能かつ再生時にユーザが認識可能な時間ごとに一組ずつ順次割当て、時間情報を加えて、複数組の画像データ(または文字列データ)を一つのファイルにまとめる。そして、この場合も、前記ファイル例と同様に各組の画像データ(または文字列データ)に対して、ヘッダをそれぞれ付するようにする。
【0037】
そして、情報端末装置30においては、再生部32が、前記一つのファイル中に含まれる複数組の画像データ(または文字列データ)を時間経過に従って自動的に順次再生する。この合、例えば、複数組の画像データに関してはスライドショー的な再生が実現され、複数組の文字データ列に関してはニュース、天気予報、地域情報などの順次再生が実現される。
【0038】
以上、本発明の一実施形態についてのみ説明したが、本発明の実施にあたっては、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形も可能である。
【0039】
例えば、上記実施形態においては、サーバ装置20から情報端末装置30にマルチメディアファイルをダウンロードする場合について説明した。しかし、逆に、情報端末装置30のマルチメディアファイル生成部36bにて複数組のコンテンツデータをまとめた一つのファイルを生成して、同一つのファイルをサーバ装置20にアップロードするようにしてもよい。これによっても、ファイル転送の手間を省けると同時に、同ファイルの転送時間および転送コストを節約できる。特に、リモートストレージサービスのように、個人識別データによって特定されるユーザにのみデータをアップロードおよびダウンロードすることを許容する記憶装置をサーバ装置20側に有している場合には、前記アップロードは効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンテンツ送受信システムの概略機能ブロック図である。
【図2】マルチメディアファイルの第1の作成例および同ファイルの第1の分離例を説明するための説明図である。
【図3】マルチメディアファイルの第2の作成例および同ファイルの第2の分離例を説明するための説明図である。
【図4】マルチメディアファイルの第3の作成例および同ファイルの第3の分離例を説明するための説明図である。
【図5】マルチメディアファイルの第4の作成例および同ファイルの第4の分離例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10…通信手段、20…サーバ装置、21…コンテンツデータ記憶部、22…リクエスト受信部、23…コンテンツデータ取出し部、24…マルチメディアファイル生成部、26…ファイル送信部、30…情報端末装置、31…操作部、32…再生部、33…リクエスト送信部、34…データ受信部、35…データ保存部、36…マルチメディアデータ編集部。

Claims (4)

  1. 複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータを記憶したコンテンツデータ記憶手段と、
    前記コンテンツデータ記憶手段から複数組のコンテンツデータを取出す取出し手段と、
    前記取出した複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含む一つのファイルを生成するファイル生成手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツファイル生成装置。
  2. 複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータを記憶したコンテンツデータ記憶手段から複数組のコンテンツデータを取出すステップと、
    前記取出した複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含む一つのファイルを生成するファイル生成ステップと
    を有することを特徴とするコンテンツファイル生成用コンピュータプログラム。
  3. 複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含むファイルを記憶したファイル記憶手段と、
    前記ファイル記憶手段に記憶されたファイルに含まれる複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立かつ分離して取出す分離手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツデータ取出し装置。
  4. 複数種類のコンテンツをそれぞれ表す複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立して分離可能な状態で含むファイルを記憶したファイル記憶手段から、同ファイルに含まれる複数組のコンテンツデータをそれぞれ独立かつ分離して取出すようにしたことを特徴とするコンテンツデータ取出し用コンピュータプログラム。
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