JP2004108817A - 絶縁碍子の欠陥検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】耐圧容器200内において、絶縁碍子110の中空部に第1電極300aを配置するとともに、絶縁碍子110の外側に第2電極300b、600bを配置し、耐圧容器200内を大気圧よりも高圧のエアーで封止し、第1および第2電極300a、300b間に電位差を生じさせて、第1および第2電極300a、300b間に流れる漏れ電流を検出し、漏れ電流が流れたか否かにより、絶縁碍子110の良否を判別する。耐圧容器200内を大気圧よりも高圧のエアーで封止するので、第1および第2電極300a、300b間の空気中の火花放電が抑制される。これにより、第1および第2電極300a、300b間の電位差を高電圧に設定して漏れ電流の検出を行うことができるため、絶縁碍子110が高い絶縁性を確保できているかを検出できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁碍子の欠陥を検出する方法に関するものであり、特に、内燃機関用スパークプラグにおける絶縁碍子の欠陥検出方法に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、絶縁碍子の欠陥検出方法として、絶縁碍子の中空部の一端に形成された開口部(先端部)に針状の第1電極を配置し、第1電極と火花放電が可能な範囲に針状第2電極を配置し、絶縁碍子を回転させながら第1および第2電極間に高電圧を印加して第1および第2電極間に繰り返し火花放電を生じさせ、火花放電が所定の経路を通過したがどうかを認識することにより絶縁碍子の欠陥を検出する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
つまり、絶縁碍子に欠陥が形成されていなければ、第1電極と第2電極先端間で正常に火花放電が生じるが、絶縁碍子に欠陥が形成されていたならば、火花放電は第1電極と絶縁碍子の欠陥部分を介した第2電極(中軸)間で行われ、第1電極および第2電極先端との間で火花放電は発生しない。このため、火花放電が第1電極および第2電極先端との間を通過したがどうかを認識して絶縁碍子の欠陥を検出している。
【0004】
【特許文献1】
特許第2550790号公報(「0015」〜「0030」、図1〜図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記欠陥検出方法において、絶縁碍子のより微少な欠陥を検出するためには、第1および第2電極間により高電圧の電位差を印加する必要があるが、第1および第2電極間の電位差をより高電圧にすると、第1および第2電極間以外の金属部への放電が発生し、第1および第2電極間で安定した火花放電が行われない。このため、第1および第2電極間に設定できる電位差が制限され、絶縁碍子の微少な欠陥を検出できない。この結果、絶縁碍子が高い絶縁性を確保できているかを検出できないという問題がある。
【0006】
また、上記欠陥検出方法では、火花放電を発生させるために第1電極および第2電極の形状が針状となっているため、絶縁碍子の全周の欠陥を検出できない。そこで、モータを有する回転装置により絶縁碍子を回転させながら火花放電を繰り返し行うことで、絶縁碍子全周の欠陥を検出している。したがって、絶縁碍子毎に絶縁碍子を回転させるための回転装置が必要である。
【0007】
また、上記欠陥検出方法では、第1電極は絶縁碍子の中空部の一端に形成された開口部(先端部)に配置され、第2電極は第1電極と火花放電が可能な範囲に配置されるため、絶縁碍子の欠陥を検出範囲が第2電極は第1電極と火花放電が可能な範囲に制限されるという問題がある。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、絶縁碍子が高い絶縁性を確保できているかを検出することを第1の目的とする。
【0009】
また、本発明は、絶縁碍子を回転させるための回転装置を不要とすることを第2の目的とする。
【0010】
また、本発明は、絶縁碍子の欠陥検出範囲の制限を低減することを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、耐圧容器内において、絶縁碍子の中空部に第1電極を配置するとともに、前記絶縁碍子の外側に第2電極を配置し、前記耐圧容器内を大気圧よりも高圧のエアーで封止し、絶縁碍子の欠陥を判別することを特徴としている。
【0012】
このように、耐圧容器内を大気圧よりも高圧のエアーで封止するので、第1電極および第2電極間の空気中の火花放電を抑制し、第1電極および第2電極間の電位差を高電圧に設定して漏れ電流の検出を行うことができるため、高い絶縁性を確保できているかを検出できる。
【0013】
また、請求項2に記載の発明では、空洞部を有する金属板により構成された第2電極を、前記絶縁碍子が前記空洞部に挿入されるように配置し、前記絶縁碍子の欠陥を判別することを特徴としている。
【0014】
このように、第2電極が金属板により構成されているので、その厚みの設定によって欠陥検出範囲を広くでき、絶縁碍子の欠陥検出範囲の制限を低減することができる。
【0015】
また、請求項3に記載の発明では、前記絶縁碍子の外周を囲うように第2電極を配置し、絶縁碍子の欠陥を判別することを特徴としている。
【0016】
このように、前記絶縁碍子の外周を囲うように第2電極を配置するので、絶縁碍子を回転させることなく、絶縁碍子の欠陥を全周に渡って検出することができる。したがって、絶縁碍子を回転させるための回転装置を不要とすることができる。
【0017】
また、請求項4に記載の発明のように、絶縁碍子および第1電極を複数配置し、複数の絶縁碍子の欠陥を同時に判別することにより、上記複数の絶縁碍子の全てが良品の場合には、1回の検査で複数の絶縁碍子の欠陥検査を行うことができる。
【0018】
また、請求項5に記載の発明では、耐圧容器内において、前記耐圧容器内を大気圧よりも高圧のエアーで封止して、前記複数の絶縁碍子の欠陥を同時に判別する複数同時検査を行い、この複数同時検査で不良と判別された場合には、その判別された複数の絶縁碍子のそれぞれについて、前記絶縁碍子の欠陥を単体で判別する単体選別検査を行うことを特徴としている。
【0019】
このように、複数同時検査で不良と判別された場合には、その判別された複数の絶縁碍子のそれぞれについて、前記絶縁碍子の欠陥を単体で判別することにより、欠陥を有する絶縁碍子を選別することができる。
【0020】
また、請求項6に記載の発明では、耐圧容器を封止するエアーは、ドライエアーであることを特徴としている。
【0021】
このように、ドライエアーの方が絶縁性が高く、より正確に絶縁碍子の欠陥を検出することができる。また、このドライエアーの露点は−20℃以下であることが望ましい。
【0022】
また、請求項7に記載の発明では、請求項5に記載の発明において前記単体選別検査で良品と判別された絶縁碍子について前記複数同時検査を再度行うことを特徴としている。
【0023】
したがって、請求項5に記載の発明において前記単体選別検査で良品と判別された絶縁碍子について、再度第1電極および第2電極間の電位差を高電圧に設定して漏れ電流の検出を行うことができるため、高い絶縁性を確保できているかを検出できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る絶縁碍子の欠陥検出方法を内燃機関用スパークプラグの絶縁碍子に適用した場合において、複数の絶縁碍子の検査を同時に行う複数同時検査の漏れ電流を検出する状態を図1に示す。なお、図中のハッチングで示した部分は断面を示したものである。
【0025】
複数同時検査は、図1に示すように、高圧のエアーを封止するための耐圧容器200内で行われる。この耐圧容器200は、支持部240および図示しないスライド機構によって上下方向に移動可能な上部可動部210により構成されている。
【0026】
図1において上部可動部210を最上部まで移動させた状態を図2に示す。なお、検査対象である絶縁碍子110の交換は、図2に示した状態で行われる。
【0027】
支持部240は、支持台240a、台座240b、パレット310、第1電極300aによって構成されている。
【0028】
支持台240aは絶縁材で構成されており、この支持台240aの上面に台座240bが配置され、更に、この台座240bの上部に板状のパレット310が配置されている。このパレット310には、7行×7列の合計49本の円筒状の第1電極300aがネジ固定されている(図1、2では3列のみ記載)。
【0029】
なお、検査対象である絶縁碍子110は、軸方向に中空部が形成されており、この中空部がパレット310上に垂直にネジ固定された第1電極300aに嵌合するようになっている。
【0030】
台座240bおよびパレット310は金属で構成され、第1電極300aは、パレット310、台座240bおよび接続ケーブルを介して直流電源400の正極端子に電気的に接続されている。このように、直流電源400の電圧が、パレット310を介して全ての第1電極300aに均等に印加されるようになっている。
【0031】
上記パレット310は、台座240bに設けられた段差(図示せず)に端部を付き当てて位置決めするようになっているため、パレット310の交換が容易で、検査時の流れに応じて他のパレット310と速やかに交換できるようになっている。
【0032】
また、パレット310によって、パレット310にネジ固定されている第1電極300aの長さが異ならせてあり、図1に示すように、上部可動部210を最下部まで移動させたときに、絶縁碍子110の欠陥検出の検査範囲を任意に設定できるようになっている。
【0033】
したがって、異なる形状の絶縁碍子110に対して、絶縁碍子110の形状に合ったパレット310を用意することで、絶縁碍子110の欠陥検出の検査範囲を任意に設定することができる。
【0034】
耐圧容器200の上部可動部210は、ケース部210a、絶縁部210bおよび第2電極300bにより構成されている。
【0035】
ケース部210aは、図1に示すように、上部可動部210を最下部まで移動させたときに、耐圧容器200内部の気密性が保たれるようになっている。また、ケース部210aの側部には配管が設けられ、この配管は除湿機能を果たすフィルタ(図示せず)を介してコンプレッサ(図示せず)に接続されている。そして、この配管を介してコンプレッサおよびフィルタによって生成される高圧のドライエアーが耐圧容器200内に注入され、耐圧容器200内は大気圧よりも高圧かつ低湿度の状態となる。なお、耐圧容器200内の圧力はゲージ圧で最大1MPaとなるように構成されている。
【0036】
絶縁部210bは、絶縁材であるガラスエポキシにより上記可動部210と上記パレット310間を電気的に絶縁するとともに、耐圧容器200の側壁部を構成している。
【0037】
第2電極300bは金属板で構成され、この金属板には、図1に示すように、上部可動部210を最下部まで移動させたときに、第2電極300bが絶縁碍子110に当たらないように、第1電極300aの数に対応した貫通穴が形成されている。つまり、この貫通穴に第1電極300aが挿入され、第2電極300bが各絶縁碍子110の外周を囲うようになっている。
【0038】
したがって、絶縁碍子110を回転させることなく絶縁碍子110の全周に渡り欠陥を検出でき、絶縁碍子110を回転させるための回転装置を不要とすることができる。
【0039】
また、第2電極300bは、金属板で構成されており、その厚みの設定によって欠陥検出範囲を広くでき、絶縁碍子110の欠陥検出範囲の制限を低減することができる。つまり、金属板の厚みを厚くすれば第1電極300aと第2電極300b間において電位差の印加される面積が増加するため、絶縁碍子110の欠陥検出範囲を広くすることができ、金属板の厚みを薄くすれば第1電極300aと第2電極300b間において電位差の印加される面積が減少するため、絶縁碍子110の欠陥検出範囲を狭くすることができる。
【0040】
なお、この貫通穴は、絶縁碍子110の形状に合わせて上方側の径が下方側の径よりも小さくなっている。
【0041】
また、第2電極300bは、上記ケース部210aの内側にボルトにより固定されており、上下取付位置の変更が可能となっている。また、貫通穴の穴径を異ならせた第2電極300bに交換することで、異なる形状の絶縁碍子110に対しても欠陥検出の検査範囲を任意に設定できるようになっている。
【0042】
直流電源400は、正極端子が第1電極300aに、負極端子が第2電極300bにそれぞれケーブルを介して接続されている。また、直流電源400は、1〜50kVの範囲で正極端子と負極端子間から出力される電位差を可変できるようになっている。
【0043】
また、直流電源400には、正極端子に接続された第1電極300aと負極端子に接続された第2電極300b間に流れる電流値が測定できるようになっている。
【0044】
上記した構成において、絶縁碍子110の中空部を第1電極300aに嵌合させ、上部可動部210を最下部(図1の位置)まで移動させ、コンプレッサ(図示せず)を動作させて耐圧容器200内を高圧のドライエアーによって封止して空気絶縁性を高め、第1電極300aと第2電極300b間に所定時間、直流出力電圧を印加する。このとき、第1電極300aと第2電極300b間に流れる漏れ電流を検出し、漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより、絶縁碍子110の欠陥を判別する。
【0045】
つまり、絶縁碍子110に欠陥が形成されていない場合には、絶縁碍子110の内部または表面を通して第1電極300aと第2電極300b間に微少電流が流れ、絶縁碍子に欠陥が形成されている場合には、絶縁碍子の欠陥部を通して第1電極300aと第2電極300b間に上記微少電流の10倍程度の漏れ電流が流れる。そして、この漏れ電流の電流値の大きさにより絶縁碍子110の欠陥を判別する。
【0046】
ここで、コンプレッサ(図示せず)を動作させないで耐圧容器200内が大気圧中の状態で絶縁碍子の欠陥検査を行った場合、第1電極300aと第2電極300b間には、第1電極300aと第2電極300b間の距離にもよるが、例えば15kV程度という低電圧で火花放電が発生するため、高電圧での漏れ電流の検出ができない。
【0047】
そこで、上記したように耐圧容器200内を高圧のドライエアーによって封止することで空気絶縁性が高められ、第1および第2電極300a、300b間の空気中の火花放電を抑制し、第1および第2電極300a、300b間の電位差電圧を50kV程度の高電圧に設定して漏れ電流の検出を行うことができるため、高い絶縁性を確保できているかを検出できる。
【0048】
なお、複数同時検査において良品と判別された絶縁碍子110は良品として排出され、複数同時検査において検査不良となった絶縁碍子110は、後述する単体選別検査によって絶縁碍子110単体で検査される。
【0049】
次に、単体選別検査の構成について説明する。図3に、単体選別検査において漏れ電流を検出する状態を示す。なお、図中のハッチングで示した部分は断面を示したものである。
【0050】
単体選別検査は、複数同時検査のように高圧のドライエアーで封止された耐圧容器200内で行われるのとは異なり、図3に示すように大気圧中で行われる。このように、単体選別検査が大気圧中で行われるのは、単体選別検査で検査される絶縁碍子は、複数同時検査時の放電によって欠陥部分が大きくなっており、第1および第2電極間に印加する電圧が複数同時検査時と比較して低電圧で絶縁碍子の欠陥部を通して電流が流れるためである。
【0051】
単体選別検査の構成は、図3に示すように、支持台540a、台座540b、絶縁部510bおよび第1電極600aからなる支持部540と上下方向に移動可能な第2電極600bおよび直流電源400によって構成されている。
【0052】
支持台540aは絶縁材で構成されており、この上面に台座540bが配置されている。この台座540bの上面には、1本の円筒状の第1電極600aがネジ固定されており、異なった長さの第1電極600aに交換することで、第2電極600bを図3の点線位置に示すように、上部可動部510を最下部まで移動させたときに、絶縁碍子110の欠陥検出の検査範囲を任意に設定できるようになっており、異なる形状の絶縁碍子110に対しても欠陥検出の検査範囲を任意に設定できるようになっている。
【0053】
また、支持台540aの上部において第1電極600aの周囲には絶縁部540cが配置されている。
【0054】
なお、検査対象である絶縁碍子110は、軸方向に中空部が形成されており、この中空部がパレット310上に垂直にネジ固定された第1電極600aに嵌合するようになっている。
【0055】
台座540bは金属で構成され、第1電極600aおよび台座540bは接続ケーブルを介して直流電源400の正極端子に電気的に接続されている。
【0056】
第2電極600bは金属板で構成され、この金属板には、図3の点線位置に示すように、上部可動部510を最下部まで移動させたときに、第2電極600bが絶縁碍子110に当たらないように貫通穴が形成され、第2電極600bが絶縁碍子110の外周を囲うようになっており、絶縁碍子110の全周に渡り欠陥を検出できる。
【0057】
したがって、絶縁碍子110を回転させることなく絶縁碍子110の全周に渡り欠陥を検出でき、絶縁碍子110を回転させるための回転装置を不要とすることができる。
【0058】
また、第2電極600bは、金属板で構成されており、その厚みの設定によって欠陥検出範囲を広くでき、絶縁碍子110の欠陥検出範囲の制限を低減することができる。つまり、金属板の厚みを厚くすれば第1電極600aと第2電極600b間において電位差の印加される面積が増加するため、絶縁碍子110の欠陥検出範囲を広くすることができ、金属板の厚みを薄くすれば第1電極600aと第2電極600b間において電位差の印加される面積が減少するため、絶縁碍子110の欠陥検出範囲を狭くすることができる。
【0059】
なお、この貫通穴は、絶縁碍子110の形状に合わせて上方側の径が下方側の径よりも小さくなっている。
【0060】
また、第2電極600bは、図示しないスライド機構によって上下方向に移動可能となっている。また、貫通穴の穴径を異ならせた第2電極600bに交換することで、径の異なる絶縁碍子110に対しても欠陥検出の検査範囲を任意に設定できるようになっている。
【0061】
直流電源400は、正極端子が第1電極600aに、負極端子が第2電極600bにそれぞれケーブルを介して接続されている。また、直流電源400は、1〜50kVの範囲で正極端子と負極端子間から出力される電位差を可変できるようになっている。
【0062】
また、直流電源400には、正極端子に接続された第1電極600aと負極端子に接続された第2電極600b間に流れる電流値が表示されるようになっている。
【0063】
このように、第1電極600aと第2電極600b間の電位差を50kV程度と高電圧に設定できるように構成されているため、高い絶縁性を確保できているかを検出できるようになっている。
【0064】
次に、本実施形態における、絶縁碍子の欠陥検査方法について説明する。図4に絶縁碍子の欠陥検査方法の流れを示す。
【0065】
検査対象である絶縁碍子110の不良発生率は数ppm程度と低いため、単体で検査を行うことは検査に多くの時間を要し非効率である。このため、図4に示すように同時多数検査と単体選別検査の2つの検査工程が用意され、同時多数検査で不良と判別されたものについて、単体選別検査により欠陥のある絶縁碍子を選別することで検査効率の向上を図っている。したがって、同時多数検査において全ての絶縁碍子110が良品と判別された場合には、1回の検査で複数の絶縁碍子110の欠陥検査を行うことができる。
【0066】
最初に、複数同時検査(S800)を行う。複数同時検査は、上記した複数同時検査の構成において、以下の手順で行われる。
【0067】
検査対象である絶縁碍子110の中空部を、図2に示したパレット310上の第1電極300aに嵌合させる。ここで、パレット310上には49本の第1電極300aが配置されており、全ての第1電極300aに絶縁碍子110を設置する。
【0068】
そして、上部可動部210を最上部(図2の位置)に設定し、上記パレット310を台座240bの所定の位置に設置する。
【0069】
次に、上部可動部210を、最下部(図1の位置)まで移動させると、絶縁碍子110の外周を囲うように第2電極300bが配置される。
【0070】
次に、コンプレッサ(図示せず)を動作させると、コンプレッサからフィルタ(図示せず)を介して高圧のドライエアーが耐圧容器200内に注入される。そして、耐圧容器200内の圧力が所定値程度となるまで上昇させる。このようにして、耐圧容器200内は空気絶縁性の高い高圧のドライエアーによって封止される。
【0071】
次に、直流電源400の出力電圧を所定値に設定し、第1電極300aと第2電極300b間に所定時間、直流出力電圧を印加する。このとき、直流電源400により、正極端子に接続された第1電極300aと負極端子に接続された第2電極300b間に流れる漏れ電流の電流値が表示され、漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより絶縁碍子110の欠陥を判別する。
【0072】
ここで、直流電源400に表示される漏れ電流の電流値が所定の電流値以下であれば、パレット310上の第1電極300aに嵌合された全ての絶縁碍子110は良品として判別され、絶縁碍子の欠陥検査は終了する(S810)。
【0073】
しかし、直流電源400に表示される漏れ電流の電流値が所定の電流値よりも大きい場合、検査対象である絶縁碍子110は検査不良として判別され、パレット310上の第1電極300aに設置された49本の絶縁碍子110の中に欠陥が形成された絶縁碍子110が含まれていることになる。
【0074】
そこで、パレット310上の第1電極300aに嵌合された全ての絶縁碍子110に対して単体選別検査(S820)を行い、検査不良となった絶縁碍子110を選別する。
【0075】
単体選別検査(S820)は、上記複数同時検査(S800)において検査不良となった全ての絶縁碍子に対して1本ずつ検査される。
【0076】
なお、絶縁碍子に欠陥が形成されている場合、複数同時検査時の高電圧印加によって絶縁碍子の欠陥部分はより大きくなる。したがって、単体選別検査で検査される絶縁碍子は、第1および第2電極間に印加する電圧が複数同時検査時と比較して低電圧で絶縁碍子の欠陥部分に漏れ電流が流れる。このため、単体選別検査は、図3に示すように大気圧中で行われる。
【0077】
単体選別検査(S820)は、上記した単体選別検査の構成において、以下の手順で行われる。
【0078】
最初に、検査対象である絶縁碍子110の中空部を、図3に示した第1電極600aに嵌合させる。
【0079】
次に、第2電極600bを、図3の点線位置まで移動させると、絶縁碍子110が、それぞれ第2電極600bの貫通穴に挿入されるようになっている。つまり、中空部に第1電極600aが配置された絶縁碍子110の外周を囲うように第2電極600bが配置される。
【0080】
次に、直流電源400の出力電圧を複数同時検査時の電圧よりも低電圧に設定し、第1電極600aと第2電極600b間に所定時間、直流出力電圧を印加する。このとき、直流電源400により、第1電極600aと第2電極600b間に流れる漏れ電流の電流値が表示され、この漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより絶縁碍子110の欠陥を判別する。
【0081】
ここで、直流電源400に表示される漏れ電流の電流値が所定の電流値以下であれば、検査対象の絶縁碍子110は良品として判別される(S820の検査OK)。ただし、単体選別検査では、第1電極600aと第2電極600b間に印加される電位差が、複数同時検査時の電圧と比較して低電圧であるため、複数同時検査を再度行う必要がある。このため、単体選別検査で良品として判別された絶縁碍子110は、複数同時検査用のパレット310に戻される(S830)。
【0082】
複数同時検査用のパレット310には、単体選別検査で良品として判別された絶縁碍子110が設置され、パレット310上の絶縁碍子110が配置されていない第1電極600aには、新規の検査対象となる絶縁碍子110が配置され(S850)、複数同時検査(S800)により同時に再検査される。
【0083】
また、単体選別検査(820)において、直流電源400により、正極端子に接続された第1電極600aと負極端子に接続された第2電極600b間に流れる漏れ電流の電流値が表示され、漏れ電流の電流値が所定の電流値よりも大きい場合、検査対象の絶縁碍子110は不良として判別され排出される(S840)。
【0084】
なお、上記実施形態において、スパークプラグの組立前の絶縁碍子110を対象に欠陥を判別する検査を行う例を示したが、第1電極としての中心電極および第2電極としての接地電極が予め組み付けられたスパークプラグの絶縁碍子110に対して同様の検査を行うこともできる。
【0085】
また、上記実施形態の単体選別検査において、大気圧中で絶縁碍子110を検査する例を示したが、高圧ドライエアーで封止された耐圧容器200内で検査してもよい。この場合、1回の検査で絶縁碍子110の良否を判定できる。
【0086】
また、上記実施形態において、第2電極300b、600bを金属板により構成し、この金属板に貫通穴を形成するものを示したが、必ずしも貫通穴である必要はなく、要は絶縁碍子110が挿入される空洞部であればよい。また、絶縁碍子110の外周を囲うように第2電極300b、600bを配置するという観点からすれば、第2電極300b、600bは金属板でなくても、例えば外周を線状に囲うような金属線であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数同時検査の漏れ電流を検出する状態を示す図である。
【図2】図1の上部可動部を最上部まで移動させた状態を示す図である。
【図3】単体選別検査において漏れ電流を検出する状態を示す図である。
【図4】本実施形態に係る絶縁碍子の欠陥検査方法の流れを示す図である。
【符号の説明】
110…絶縁碍子、200…耐圧容器、240a、540a…支持台、
240b、540b…台座、300a、600a…第1電極、
300b、600b…第2電極、310…パレット。
Claims (7)
- 耐圧容器内において、絶縁碍子の中空部に第1電極を配置するとともに、前記絶縁碍子の外側に第2電極を配置し、
前記耐圧容器内を大気圧よりも高圧のエアーで封止し、
前記第1電極および第2電極間に電位差を生じさせて、前記第1電極および第2電極間に流れる漏れ電流を検出し、
前記漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより、前記絶縁碍子の欠陥を判別することを特徴とする絶縁碍子の欠陥検査方法。 - 絶縁碍子の中空部に第1電極を配置するとともに、空洞部を有する金属板により構成された第2電極を、前記絶縁碍子が前記空洞部に挿入されるように配置し、
前記第1電極および第2電極間に電位差を生じさせて、前記第1電極および第2電極間に流れる漏れ電流を検出し、
前記漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより、前記絶縁碍子の欠陥を判別することを特徴とする絶縁碍子の欠陥検査方法。 - 絶縁碍子の中空部に第1電極を配置するとともに、前記絶縁碍子の外周を囲うように第2電極を配置し、
前記第1電極および第2電極間に電位差を生じさせて、前記第1電極および第2電極間に流れる漏れ電流を検出し、
前記漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより、前記絶縁碍子の欠陥を判別することを特徴とする絶縁碍子の欠陥検査方法。 - 前記絶縁碍子および前記第1電極を複数配置し、前記複数の絶縁碍子の欠陥を同時に判別することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の絶縁碍子の欠陥検査方法。
- 耐圧容器内において、複数の絶縁碍子の中空部にそれぞれ複数の第1電極を配置するとともに、前記複数の絶縁碍子の外周を囲うように第2電極を配置し、
前記耐圧容器内を大気圧よりも高圧のエアーで封止し、
前記第1電極および第2電極間に電位差を生じさせて、前記第1電極および第2電極間に流れる漏れ電流を検出し、
前記漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより、前記複数の絶縁碍子の欠陥を同時に判別する複数同時検査を行い、
この複数同時検査で不良と判別された場合には、その判別された複数の絶縁碍子のそれぞれについて、
その中空部に第1電極を配置するとともに、その外側に第2電極を配置し、
前記第1電極および第2電極間に電位差を生じさせて、前記第1電極および第2電極間に流れる漏れ電流を検出し、
前記漏れ電流の電流値が所定の値よりも大きいか否かにより、前記絶縁碍子の欠陥を単体で判別する単体選別検査を行うことを特徴とする絶縁碍子の欠陥検査方法。 - 前記耐圧容器を封止するエアーは、ドライエアーであることを特徴とする請求項1または5に記載の絶縁碍子の欠陥検査方法。
- 前記単体選別検査で良品と判別された絶縁碍子について前記複数同時検査を再度行うことを特徴とする請求項5に記載の絶縁碍子の欠陥検査方法。
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