JP2004108390A - 低融点金属潤滑軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸受構成部品の摺動面の軸受潤滑に、融点が40℃以上〜250℃以下に調整された低融点合金、又は前記低融点合金と固体潤滑剤との混合体を配置したことを特徴とする低融点金属潤滑軸受。前記低融点合金は、In、Bi、Pb、Sn、Cd、Ga、Sb、の少なくとも2種以上から選ばれた合金であり、前記固体潤滑剤が、MoS2 、WS2 、黒鉛、hBNの少なくとも一種からなることが好ましい。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】本発明は真空中、高温環境下又は油性潤滑剤を用いることのできない環境下で使用できる低融点金属潤滑軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軸受はその転動面あるいは摺動面にグリースや機械油などの潤滑剤が充填または供給され、極めて低い摩擦係数で運動している。このことにより、多くの機械装置が少ないエネルギー損失で運動しており、部品の疲労や摩耗が低く抑えられている。これらの機器から潤滑剤が失われると、摩擦係数が急激に大きくなり、摺動面間で焼き付きが発生し、機器の故障に至る。したがって、軸受や摺動部品にとっては、潤滑は非常に重要な機能である。ところが、真空中や高温環境下では蒸気圧の関係でグリースや潤滑油が使えないことがしばしばある。また、食品などを扱う工場では機械油を使いたくないと言う要望がある。これらのニーズに対し、例えば宇宙や真空機器内で使われる真空用軸受では、Au、Ag、Pbなどの金属膜やMoS2 などの凝着結合力の小さい固体潤滑膜が転動面に被覆される(例えば特許文献1)ものや、軌道輪あるいわ転動体表面に、少なくとも3層の、Pbからなる最上層、Snからなる最下層、Ag、Biあるいわそれらの合金からなる中間層又はCuからなる中間層、を有するものが開示されている(例えば特許文献2)。また、転動面への固体潤滑剤の被覆と、樹脂と繊維とMoS2 を複合させた保持器とを併用して固体潤滑剤の枯渇を防止する方法も行われている(例えば特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】特開平5−302627号 〔要約〕
〔構成〕
【特許文献2】特許第3000026号 図2〔0015〕、図3〔0018〕
【特許文献3】特開平6−264932号 図2〔0006〕
【0004】
【発明が解決しようとする課題】宇宙や真空機器内などの特殊環境で使われる真空用軸受では、グリースやオイル潤滑ができないので、特許文献1のように、Au、Ag、Pbなどの金属膜やMoS2 などの固体潤滑剤を被覆して対応しているが、これらはいずれ転動面や摺動面など、固体同士の接触する面から失われ、次第に摩擦抵抗が大きくなり、剥離や焼き付きに至る。また特許文献2のように、)軌道輪あるいわ転動体表面に、少なくとも3層の、金属又は合金からなる層を有するものは、単独のPb、Sn、Ag、Bi、Cuといった金属、又はAgとBiとの合金は融点が高く次第に摩擦抵抗が大きくなり、剥離や焼き付きに至る。これらを防止するために、特許文献3のように、保持器などに固体潤滑剤を含有させ、その摩耗によって徐々に固体潤滑剤を転動体に付着させ、軸受の寿命延伸をはかる対策も成されているが、価格や寿命の問題がある。摩耗しない固体潤滑剤や摩耗しても転動面から離れない固体潤滑剤が理想であるが、Au、Ag、Pbはいずれも軟質金属であり、また、MoS2 やWS2 は軸受の軌道面や転動体表面にあって、そのへき開作用で潤滑機能をもたらしていることを考え合わせると、そのような潤滑材料は簡単に望めない。満足できる潤滑剤のないのが現状である。食品などを扱う環境では摩擦抵抗の小さいエンジニアリングプラスチックを用いた軸受あるいはフッ素樹脂コーティングされた軸受が用いられるが金属製軸受に較べて負荷荷重が小さいという問題がある。さらに、高温環境で使われる軸受に対しては、特開平9−257042号に示されるPb2 O3 やPb3 O4 、あるいは特開平6−306380号に示されるCaF2 、BaF2 、Cr2 O3 といった耐熱性の高い金属材料が被覆され、高温環境で使われる軸受に高温環境セラミックス軸受についても、特開平8−133866号に示されるように、固体潤滑剤あるいは耐環境材料の機械的被覆が行われている。しかしながら、いずれも生産性や寿命が短いという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、真空中、高温環境下および油性潤滑剤を用いることのできない特殊環境下で使用する軸受の寿命を著しく改善することができ、かつ生産性がよい低融点金属潤滑軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、軸受構成部品の摺動面の軸受潤滑に、融点が40℃以上〜250℃以下に調整された低融点合金、又は前記低融点合金と固体潤滑剤との混合体を配置したことを特徴とする低融点金属潤滑軸受を提供することによって、上述した本発明の課題を解決した。
【0007】
【発明の効果】かかる構成により、軸受構成部品の摺動面の軸受潤滑に、融点が40℃以上〜250℃以下に調整された低融点合金、又は前記低融点合金と固体潤滑剤との混合体を配置したことにより、グリースのような潤滑剤の作用を持たせることができ、真空中、高温環境下および油性潤滑剤を用いることのできない特殊環境下で使用する軸受の寿命を著しく改善することができ、かつ生産性がよい低融点金属潤滑軸受を提供するものとなった。本発明の評価試験は球軸受について行ったが、コロ軸受や滑り軸受にも適用できることはいうまでもない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の低融点金属潤滑軸受の概略断面図を示す。真空環境で用いられる軸受の構成部品の摺動面の軸受潤滑は、少なくとも200℃以下で蒸気圧が低い材料を潤滑剤に用いる必要がある。そのような材料として、従来、AuやAgあるいはMoS2などが使用されたが、これらの材料は転動あるいは摺動により作用面から除かれると潤滑機能がなくなり、摩擦係数が高くなってしまうことから寿命が短い。そこで、本発明者は図1の低融点金属潤滑軸において、停止中にはグリースのように固体状態にあり、運動中に接触面の間にあって液体のように潤滑作用をするメタルグリース材料を探した。そのような材料として、室温より少し高い40℃〜250℃程度まで幅広く融点を選択調整できる低融点合金とした。この低融点合金はIn、Bi、Pb、Sn、Cd、Gaなどを組み合わせて融点を調節した。また、Cu、Au、Agなどを添加することも技術的に問題なく行うことができた。低融点合金はそれ自身でも目的を果たすことができるが、転動面や摺動面にあって金属接触が起こっているので、摩擦係数がやや大きい傾向がある。そこで、低融点合金にMoS2 、WS2 、黒鉛、hBNなどの固体潤滑剤を添加することにより、それらのへき開特性から、摩擦係数を低下させることができ、特に低温時の特性を改善することができた。
【0009】
低融点合金の被覆はハンダの如く熱を加えて転動面や摺動面に薄く塗布することができ、接着性が悪い場合には、銅メッキなどにより接着性を改善することもできる。低融点合金と固体潤滑剤は低温で比較的混合しにくいので、低融点合金被覆後にその表面に固体潤滑剤をスプレーなどで塗布しても同様な効果が得られる。低融点合金と固体潤滑剤を均一に混合する被覆は公知のPVD法やプラズマ溶射法などの物理的コーティング法で行うことができた。例えば、低融点合金ターゲットと固体潤滑剤ターゲットを備えたマグネトロンスパッタリング装置で、基板を回転させながら両者を同時または交互に蒸発させることにより、基板表面に低融点金属と固体潤滑剤が均一に分散した被膜を形成することができた。低融点合金又は低融点合金と固体潤滑剤との混合体は、使用初期に軸受の軌道面あるいは摺動面の全てに被覆してなくても構わない。なぜなら、これら低融点金属潤滑剤は軸受の回転初期に軟化し、当初低融点金属潤滑剤の被覆してなかった部分へも浸透していくからである。低融点合金又は低融点合金と固体潤滑剤との混合体の全体が融点をはるかに超えると液状になりグリースのように流れ出してしまうので、このような場合には低融点金属潤滑剤の漏れを防止するためのシール機構を設ける方が望ましい。これらの方法により作成した低融点金属潤滑軸受は、従来の真空用軸受に較べ長時間安定に動作させることができた。また、低融点合金又は低融点合金と固体潤滑剤との混合体を被覆したセラミック軸受は200℃の環境下で長時間に渡って安定した動作を行うことができた。
【0010】
(作用)低融点合金又は低融点合金と固体潤滑剤との混合体を潤滑剤とする低融点金属潤滑軸受では、停止時または低温時に潤滑剤が固体状態になり、高温時または回転時に液体となって軌道面と転動体の隙間へ流れ込むことによりグリースのような特性で潤滑作用をもたらすものとなった。したがって、潤滑剤がグリースのときのように転動面から無くなりにくいので、長時間に渡って機能を維持することができるものとなった。また、低融点合金に固体潤滑剤を付加すると、固体潤滑剤のへき開作用で特に低温時に摩擦係数を低下する役割を果たし、幅広い範囲で特性が改善された。
【0011】
(実施例1)図1に示す深溝玉軸受(JIS6302)の内輪1および外輪2に0.1μm以下の薄い銅メッキを施した後、それらを加熱しながら内輪の軌道面5および外輪の軌道面6に融解温度が68℃に調整されたBi−Pb−Sn−In合金を薄く塗布した。また、同じ要領で低融点合金を塗布した後、スプレーにて低融点合金の表面にMoS2 を塗布した同型式の軸受と、低融点合金を塗布せずに直接MoS2 を塗布した同型式の軸受を準備した。これら3種類の軸受と潤滑剤を塗布しない軸受について、回転数1000rpm、ラジアル荷重1200N、ドライエア供給の条件で評価試験を行った。また、低融点合金又は低融点合金と固体潤滑剤との混合体を塗布しない軸受については、ギヤオイル噴霧した状態での試験も行った。その結果、表1に見られるように、低融点金属潤滑軸受は油潤滑軸受と同様な優れた耐久性を示した。
【0012】
【表1】
【0013】
(実施例2)4個のターゲットを備えたマグネトロンスパッタリング装置の全ターゲットホルダーに融解温度130℃に調整されたBi−Pb合金ターゲットを取り付け、JIS6302型の深溝玉軸受の内輪1および外輪2および保持器4に同合金をスパッタ蒸着した。又、同様に4個のターゲットホルダーを持つマグネトロンスパッタリング装置の2個のターゲットホルダーに230℃のBi−Pb合金ターゲットを取り付け、他の2個のターゲットホルダーにはMoS2 の焼結ターゲットを取り付け、同型式の深溝玉に同様にBi−Pb合金とMoS2 合金を同時に蒸着した。内外輪の軌道面の膜厚は約4μmで、後者についてはBi−Pb合金とMoS2 の体積比を約2:1とした。また、後者のターゲット構成にて、低融点合金を蒸着せず、MoS2 のみを内輪、外輪および保持器に蒸着した同型式の軸受も準備した。これらの軸受および被覆処理をしない軸受について、回転数2000rpm、ラジアル荷重800N、ドライエアー供給の条件で評価試験を行った。このとき、被覆処理をしない軸受については、ドライエアーの代わりにギヤオイルを噴霧した油潤滑環境での試験も行った。表2に見られるように、低融点金属潤滑軸受は油潤滑軸受と同様に優れた耐久性を示した。
【0014】
【表2】
【0015】
(実施例3)4個のターゲットを備えたマグネトロンスパッタリング装置の全ターゲットホルダーに融解温度170℃に調整されたBi−Pb−Sn合金ターゲットを取り付け、JIS6302型の窒化珪素セラミック製深溝玉軸受の内輪および外輪に同合金をスパッタ蒸着した。また、同様に4個のターゲットホルダーを持つマグネトロンスパッタリング装置の2個のターゲットホルダーに230℃のBi−Pb合金ターゲットを取り付け、他の2個のターゲットホルダーにはhBNの焼結ターゲットを取り付け、深溝玉軸受の内輪および外輪にBi−Pb合金とhBN合金を同時に蒸着した。内輪および外輪の軌道面の膜厚は約4μmで、後者についてはBi−Pb合金とhBNの体積比を約3:1とした。さらに、後者のターゲット配置にてhBNのみを内輪と外輪にスパッタ蒸着した同型式のセラミックス軸受も準備した。これらの軸受および被覆処理をしない軸受について、雰囲気温度200℃、回転数2000rpm、ラジアル荷重500Nの条件で評価試験を行った。表3その結果を示す。このように、低融点金属潤滑軸受は長時間に渡り優れた性能を示した。
【0016】
【表3】
【0017】
上記いずれの実施例においても、低融点金属または低融点金属と固体潤滑剤との組み合わせを、軸受転動部および摺動部に用いることにより、グリースのような潤滑剤の作用を持たせることができ、真空中、高温環境下および油性潤滑剤を用いることのできない特殊環境下で使用する軸受の寿命を著しく改善することができ、産業上非常に有益である。また、評価試験は球軸受について行ったが、コロ軸受や滑り軸受にも適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の低融点金属潤滑軸受の概略断面図を示す。
【符号の説明】1・・内輪 2・・外輪 3・・玉
4・・保持器 5・・内輪軌道面 6・・外輪軌道面
Claims (8)
- 軸受構成部品の摺動面の軸受潤滑に、融点が40℃以上〜250℃以下に調整された低融点合金、又は前記低融点合金と固体潤滑剤との混合体を配置したことを特徴とする低融点金属潤滑軸受。
- 前記低融点合金は、In、Bi、Pb、Sn、Cd、Ga、Sb、の少なくとも2種以上から選ばれた合金であることを特徴とする請求項1記載の低融点金属潤滑軸受。
- 前記低融点合金は、In、Bi、Pb、Sn、Cd、Ga、Sb、Au、Ag、Cuの少なくとも2種以上から選ばれた合金であることを特徴とする請求項1記載の低融点金属潤滑軸受。
- 前記固体潤滑剤が、MoS2 、WS2 、黒鉛、hBNの少なくとも一種からなることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の低融点金属潤滑軸受。
- 前記低融点合金又は前記低融点合金と固体潤滑剤との混合体は前記、軸受構成部品の摺動面の一部または全部の表面に被覆されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の低融点金属潤滑軸受。
- 前記低融点合金又は前記低融点合金と固体潤滑剤との混合体の飛散を防止するためのシール機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載の低融点金属潤滑軸受。
- 前記低融点合金又は低融点合金と固体潤滑剤との混合体がPVD法、溶射法などの物理的な方法により形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1に記載の低融点金属潤滑軸受。
- 前記低融点合金が加熱による接着で軸受表面に塗布されたことを特徴とする請求項1記載の低融点金属潤滑軸受。
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CN100410298C (zh) * | 2004-05-21 | 2008-08-13 | 株式会社丰田自动织机 | 具有滑动薄膜的部件、装置、组份、压缩机及其制造方法 |
DE102016124389A1 (de) * | 2016-12-14 | 2018-06-14 | Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh | Oberflächenmessvorrichtung |
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-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002267867A patent/JP2004108390A/ja active Pending
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