JP2004105983A - ストリップ計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】包囲筐体の大型化を回避できるストリップ計測装置を提供する。
【解決手段】ストリップ搬送経路を周方向に取り囲むチャンバ40に穿設した上下の開口57,58の周縁部分全周にわたってシール部材59,60を装着し、シール部材59,60に常時当接する封鎖パネル41a,41bを横方向へ移動可能な台車43に取り付け、チャンバ40の外部に配置したストリップ計測手段42のX線遮蔽部材61,62,63を、封鎖パネル41a,41bに装着し、封鎖パネル41の横移動を許容しつつ、チャンバ40の気密性を保持する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はストリップ計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の双ロール鋳造機の一例としては特許文献1に示すごときものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−174204号
【0004】
この特許文献1に示す双ロール鋳造機は、図6及び図7に示され、一対の冷却ロール1と、当該冷却ロール1の間に溶融金属の溶湯溜まり2を形成させるためのダンディッシュ3と、前記の冷却ロール1の間から下方へ送出されるストリップ4を横方向へ案内し得るスレッディングテーブル5と、該スレッディングテーブル5を経たストリップ4をその板厚方向に挟持するようにストリップ搬送方向上流側から下流側へ向かって順に配置した上下のキャッチロール6、上下のピンチロール7、圧延機8、及び上下のピンチロール9と、該ピンチロール9を経たストリップ4を順次巻き取るコイラ10とを備えている。
【0005】
圧延機8は、上下の作業ロール11と、上下の控えロール12とで構成されている。
【0006】
冷却ロール1からピンチロール7間でのストリップ搬送経路は、包囲筐体13によって取り囲まれている。
【0007】
包囲筐体13には、冷却ロール1の外周面に当接するシール部材14、並びにピンチロール7の外周面に当接するシール部材15が設けられている。
【0008】
ピンチロール7から圧延機8の作業ロール11までのストリップ搬送経路は、包囲筐体16によって取り囲まれている。
【0009】
包囲筐体16には、ピンチロール7の外周面に当接するシール部材17、並びに作業ロール11の外周面に当接するシール部材18が設けられている。
【0010】
作業ロール11からピンチロール9の手前までのストリップ搬送経路は、包囲筐体19によって取り囲まれている。
【0011】
包囲筐体19には、作業ロール11の外周面に当接するシール部材20が設けられている。
【0012】
これらのシール部材14,15,17,18,20には、ラビリンスシールや多数の金属素線によって形成したワイヤシールが適用されている。
【0013】
また、包囲筐体19のストリップ搬送方向下流端には、シャッタ21が設けられている。
【0014】
シャッタ21は、ストリップ4の下側に位置するように包囲筐体19の端部に固着した下部遮蔽板22と、該下部遮蔽板22の上側に位置し且つ包囲筐体19の端部に沿って昇降可能な上部遮蔽板23と、これら遮蔽板22,23に沿って横方向へ相互に近接離反可能な一対の側部遮蔽板24と、上部遮蔽板23を上下へ移動させるシリンダ25と、側部遮蔽板24を左右へ移動させるシリンダ26を有しており、シリンダ25,26を作動させることにより、下部遮蔽板22の上縁、上部遮蔽板23の下縁、各側部遮蔽板24の対向する縁部で囲まれる開口の面積を、ストリップ4の断面形状に応じて拡縮調整できる(図7参照)。
【0015】
前述した包囲筐体13の内部には、冷却ロール1とキャッチロール6との間でストリップ4の上下両面に対峙する一対のノズル群27と、キャッチロール6とピンチロール7との間でストリップ4の上下両面に対峙する一対のノズル群28とが設けられている。
【0016】
ノズル群27は、スレッディングテーブル5が、図6に実線で示す位置と二点鎖線で示す位置との間を回動し得るように、横方向へ移動可能に構成されている。
【0017】
包囲筐体16の内部には、ピンチロール7と圧延機8の作業ロール11との間でストリップ4の上下両面に対峙する一対のノズル群29が設けられている。
【0018】
包囲筐体19の内部には、圧延機8の作業ロール11とシール部材15との間でストリップ4の上下両面に対峙する一対のノズル群30が設けられている。
【0019】
更に、包囲筐体13,16,19、及びノズル群27,28,29,30には、窒素ガス供給源(図示せず)が接続されている。
【0020】
すなわち、ストリップ4の鋳造を開始する前に、各包囲筐体13,16,19へ窒素などの不活性ガスを送給して、これら包囲筐体13,16,19の内部を無酸素化雰囲気にしておき、ストリップ4を連続的に鋳造するときに、各ノズル群27,28,29,30に対して不活性ガスを送給し、ストリップ4の酸化を抑止する。
【0021】
上述したような双ロール鋳造機では、実際の操業にあたって、ストリップ4の横方向の板厚分布を計測する板厚分布計測装置などのような非接触計測装置を、冷却ロール1と圧延機8の作業ロール11との間に設置する必要がある。
【0022】
図8は板厚分布計測装置の一例を示すものであり、この板厚分布計測装置は、計測対象となるストリップ4の上面へ向けてX線を照射するX線照射器31と、ストリップ4の下面に対峙するように配置され且つ当該ストリップ4を透過したX線を反射するX線反射器32と、該X線反射器32より出射してストリップ4を再び透過したX線の強度を検出するX線強度計33と、ストリップ移動経路に対して横方向へ走行するための車輪34を有する移動フレーム35とで構成されている。
【0023】
移動フレーム35は、ストリップ4の上面に対峙する上側アーム36、並びにストリップ4の下面に対峙する下側アーム37を有している。
【0024】
X線照射器31とX線強度計33は上側アーム36に、また、X線反射器32は下側アーム37に装着されており、X線照射器31からストリップ4に向けてX線を照射しつつ、移動フレーム35を横行させることによって、ストリップ4の板厚分布を計測する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、図6におけるピンチロール7と作業ロール11との間に図8に示すストリップ計測装置を配置する場合、包囲筐体16の形状を大きくしなければならず、また、不活性ガスの使用量も増大することになる。
【0026】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、包囲筐体の大型化を回避できるストリップ計測装置を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のストリップ計測装置では、ストリップ搬送経路を取り囲むように形成され且つストリップの一方の面に相対する開口を穿設したチャンバと、開口の周縁に装着されたシール部材と、チャンバ外方側で開口に相対し且つシール部材全周に当接した状態でストリップ横方向へ移動可能な封鎖パネルと、開口の内部に位置するように封鎖パネルに装着され且つストリップの一方の面に相対する非接触検出器とを備えている。
【0028】
本発明の請求項2に記載のストリップ計測装置では、ストリップ搬送経路を取り囲むように形成され且つストリップの一方の面に相対する横長の第1の開口、及びストリップの他方の面に相対する横長の第2の開口を穿設したチャンバと、第1の開口の周縁に装着した第1のシール部材と、第2の開口の周縁に装着した第2のシール部材と、チャンバ外方側で第1の開口に相対し且つ第1のシール部材全周に当接した状態を保持してストリップ横方向へ移動可能な第1の封鎖パネルと、チャンバ外方側で第2の開口に相対し且つ第2のシール部材全周に当接した状態を保持してストリップ横方向へ移動可能な第2の封鎖パネルと、第1の開口の内部に位置するように第1の封鎖パネルに装着され且つストリップの一方の面に相対する非接触検出器の送受信部と、第2の開口の内部に位置するように第2の封鎖パネルに装着され且つストリップの他方の面に相対する非接触検出器の反射部とを備えている。
【0029】
本発明の請求項3に記載のストリップ計測装置では、シール部材に、その内部から封鎖パネルへ向けてシールガスを吐出可能なガス流路を形成している。
【0030】
本発明の請求項4に記載のストリップ計測装置では、チャンバ及び封鎖パネルに、内部に冷却用流体が流通可能な二重壁構造を適用している。
【0031】
本発明の請求項1に記載のストリップ計測装置においては、チャンバの開口の周縁部分全周にわたって装着したシール部材が封鎖パネルに常時当接し、非接触検出器が装着されている封鎖パネルのストリップ横方向への移動を許容しつつ、チャンバの気密性を保持する。
【0032】
本発明の請求項2に記載のストリップ計測装置においては、チャンバの第1、第2の開口の周縁部分全周にわたって装着した第1、第2のシール部材が第1、第2の封鎖パネルに常時当接し、非接触検出器の送受信部が装着されている第1の封鎖パネル、及び非接触検出器の反射部が装着されている第2の封鎖パネルのストリップ横方向への移動を許容しつつ、チャンバの気密性を保持する。
【0033】
本発明の請求項3に記載のストリップ計測装置においては、シール部材のガス流路から封鎖パネルへ向けて吐出するシールガスによって、チャンバの気密性の向上を図る。
【0034】
本発明の請求項4に記載のストリップ計測装置においては、冷却用流体を二重壁構造のチャンバ及び封鎖パネルの内部に流通させて、これらの部材を冷却し、熱変形によるチャンバの気密性の低下を防止する。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0036】
図1乃至図5は本発明のストリップ計測装置の実施の形態の一例を示すものであり、このストリップ計測装置は、ストリップ搬送経路を周方向に取り囲むように形成したチャンバ40と、該チャンバ40の上下各面に対して平行に配置され且つストリップ4横方向へ延びる第1の封鎖パネル41a及び第2の封鎖パネル41bと、ストリップ4の横方向の板厚分布を計測する非接触方式のストリップ計測手段42と、該ストリップ計測手段42を内装し且つ各封鎖パネル41a,41bを保持してストリップ4横方向へ移動可能な台車43とを備えている。
【0037】
台車43は、第1の台車43aと第2の台車43bを組み合わせたものである。
【0038】
これらの台車43a,43bは、前記のストリップ計測手段42を配置すべきストリップ搬送経路の所定位置下方に、ストリップ搬送経路に対して直角に且つ水平に敷設した互いに平行な2本のレール44上を転動可能な4個の車輪45をそれぞれ有している。
【0039】
第1の台車43aは、下部に車輪45が取り付けられ且つレール44に沿って延びる下部部材46と、該下部部材46と平行に延び且つストリップ搬送経路の上方に位置する上部部材47と、これら部材46,47の反ストリップ搬送経路側の端部を連結する垂直部材48とで構成されている。
【0040】
垂直部材48は、その下方に位置する車輪45を回転させるための横行用駆動装置49を内装している。
【0041】
上部部材47は、その先端寄り部分に、ストリップ計測手段42のX線照射器50と、X線強度計51とを内装している。
【0042】
下部部材46は、その先端寄り部分に、ストリップ計測手段42のX線反射器52を内装している。
【0043】
第2の台車43bは、下部に車輪45が取り付けられ且つレール44に沿って延びる下部部材53と、該下部部材53と平行に延び且つストリップ搬送経路の上方に位置する上部部材54と、これら部材53,54の反ストリップ搬送経路側の端部を連結する垂直部材55とで構成されている。
【0044】
この第2の台車43bは、第1の台車43aと対峙するように配置され、上部部材54及び下部部材53の先端部分が、第1の台車43aの上部部材47及び下部部材46の先端部分に、それぞれピン56を介して連結されている。
【0045】
チャンバ40は、ストリップ搬送経路を取り囲む包囲筐体16(図6参照)の長手方向所定位置に組み込まれている。
【0046】
このチャンバ40には、ストリップ4の上面に相対する横長の第1の開口57と、ストリップ4の下面に相対する横長の第2の開口58とが穿設されている。
【0047】
チャンバ40の上面には、第1の開口57の周縁部分全周にわたって第1のシール部材59が装着され、また、チャンバ40の下面には、第2の開口58の周縁部分全周にわたって第2のシール部材60が装着されている。
【0048】
これらシール部材59,60は、前記の開口57,58の周囲に設けたシール取付用部材64,65の溝66に嵌設されている(図4及び図5参照)。
【0049】
また、溝66には、シール部材59,60をストリップ4から離反されるように付勢する多数のスプリング67が配置されている。
【0050】
各シール取付用部材64,65には、その外周部全周にわたってダストキーパ68が取り付けられている。
【0051】
各シール部材59,60は、耐摩耗性に優れた金属材料により形成され、また、ダストキーパ68は、耐熱性に優れ且つ弾力性に富んだ高分子材料により形成されている。
【0052】
各シール部材59,60には、上下方向に貫通するガス流路69が穿設され、シールガス供給源(図示せず)から溝66とシール部材59,60の間の空隙に送給されるシールガスが、ガス流路69を経て外部へ吐出するようになっている。
【0053】
シールガスには、包囲筐体16の内部に充填すべき不活性ガスと同種類のものを用いている。
【0054】
第1の封鎖パネル41aは、第1のシール部材59全周に当接して第1の開口57を覆う状態を保持するように、各台車43a,43bの上部部材47,54に、パネル吊下用部材38,39を介して吊り下げられている。
【0055】
第2の封鎖パネル41bは、第2のシール部材60全周に当接して第2の開口58を覆う状態を保持するように、各台車43a,43bの下部部材46,53にボルト締結されている。
【0056】
これにより、封鎖パネル41a,41bは、両台車43a,43bの移動に伴って、シール部材59,60に当接した状態を保持しつつ横移動する。
【0057】
更に、チャンバ40、及び封鎖パネル41a,41bには、内部に冷却用流体が流通可能な二重壁構造(図示せず)を適用している。
【0058】
第1の台車43aの上部部材47に取り付けたX線照射器50は、ストリップ4の上面へ向けてX線を出射し、上部部材47に取り付けたX線強度計51は、ストリップ4を透過し且つ下部部材46に取り付けたX線反射器52より反射してストリップ4を再び透過したX線の強度を検出する。
【0059】
上部部材47と第1の封鎖パネル41aの間には、これらの部材を貫通し且つX線照射器50が出射するX線の進行経路、及びX線強度計51へ向かうX線の進行経路を個別に取り囲むように、管状のX線遮蔽部材61,62が設けられている。
【0060】
下部部材46と第1の封鎖パネル41bの間には、これらの部材を貫通し且つX線反射器52へ向かうX線、及びX線反射器52により反射するX線の進行経路を取り囲むように、短管状のX線遮蔽部材63が設けられている。
【0061】
上記のX線遮蔽部材61,62,63も、ストリップ計測手段42の構成要素である。
【0062】
図1乃至図5に示すストリップ計測装置においては、ストリップ計測手段42によってストリップ4の板厚分布を計測するときに、横行用駆動装置49を作動して台車43を横行させると、チャンバ40の第1の開口57の周縁部分全周にわたって装着した第1のシール部材59、及びダストキーパ68に、第1の封鎖パネル41aが常時当接しつつ横移動し、チャンバ40の第2の開口58の周縁部分全周にわたって装着した第2のシール部材60、及びダストキーパ68に、第2の封鎖パネル41bが常時当接しつつ横移動し、これにより、チャンバ40の気密性が保持される。
【0063】
更に、シールガス供給源から溝66とシール部材59,60の間の空隙に送給されるシールガスが、ガス流路69から封鎖パネル41a,41bへ向けて吐出し、チャンバ40への空気の流入を抑止する。
【0064】
また、冷却用流体を二重壁構造のチャンバ40及び封鎖パネル41a,41bの内部に流通させて、これらの冷却を図り、チャンバ40及び封鎖パネル41a,41bの熱変形による気密性の低下を防止する。
【0065】
このように、図1乃至図5に示すストリップ計測装置においては、ストリップ搬送経路を取り囲むチャンバ40の外部にストリップ計測手段42を設置できるので、包囲筐体16の大型化を回避でき、不活性ガスの使用量を減少させることができる。
【0066】
なお、本発明のストリップ計測装置は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のストリップ計測装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0068】
(1)本発明の請求項1に記載のストリップ計測装置においては、チャンバの開口の周縁部分全周にわたって装着したシール部材が封鎖パネルに常時当接し、非接触検出器を装着している封鎖パネルの移動を許容しつつ、チャンバの気密性を保持するので、ストリップ計測装置を包囲筐体の外部に配置することが可能となり、包囲筐体の大型化を回避できる。
【0069】
(2)本発明の請求項2に記載のストリップ計測装置においては、チャンバの第1、第2の開口の周縁部分全周にわたって装着した第1、第2のシール部材が第1、第2の封鎖パネルに常時当接し、非接触検出器の送受信部を装着している第1の封鎖パネル、及び非接触検出器の反射部を装着している第2の封鎖パネルの移動を許容しつつ、チャンバの気密性を保持するので、ストリップ計測装置を包囲筐体の外部に配置することが可能となり、包囲筐体の大型化を回避できる。
【0070】
(3)本発明の請求項3に記載のストリップ計測装置においては、シール部材のガス流路から封鎖パネルへ向けてシールガスを吐出することにより、チャンバの気密性の向上を図ることができる。
【0071】
(4)本発明の請求項4に記載のストリップ計測装置おいては、冷却用流体を二重壁構造のチャンバ及び封鎖パネルの内部に流通させ、これらの部材の冷却を図るので、熱変形によるチャンバの気密性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストリップ計測装置の実施の形態の一例を示す概念図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図1のIV−IV矢視図である。
【図5】図4に関連するシール部材取付部分の拡大図である。
【図6】従来の双ロール鋳造機の一例を示す概念図である。
【図7】図6に関連するシャッタの正面図である。
【図8】従来の板厚分布計測装置の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
40     チャンバ
41a    第1の封鎖パネル
41b    第2の封鎖パネル
42     ストリップ計測手段(非接触検出器)
50     X線照射器(送受信部)
51     X線強度計(送受信部)
52     X線反射器(反射部)
57     第1の開口
58     第2の開口
59     第1のシール部材
60     第2のシール部材
69     ガス流路

Claims (4)

  1. ストリップ搬送経路を取り囲むように形成され且つストリップの一方の面に相対する開口を穿設したチャンバと、開口の周縁に装着されたシール部材と、チャンバ外方側で開口に相対し且つシール部材全周に当接した状態でストリップ横方向へ移動可能な封鎖パネルと、開口の内部に位置するように封鎖パネルに装着され且つストリップの一方の面に相対する非接触検出器とを備えてなることを特徴とするストリップ計測装置。
  2. ストリップ搬送経路を取り囲むように形成され且つストリップの一方の面に相対する横長の第1の開口、及びストリップの他方の面に相対する横長の第2の開口を穿設したチャンバと、第1の開口の周縁に装着した第1のシール部材と、第2の開口の周縁に装着した第2のシール部材と、チャンバ外方側で第1の開口に相対し且つ第1のシール部材全周に当接した状態を保持してストリップ横方向へ移動可能な第1の封鎖パネルと、チャンバ外方側で第2の開口に相対し且つ第2のシール部材全周に当接した状態を保持してストリップ横方向へ移動可能な第2の封鎖パネルと、第1の開口の内部に位置するように第1の封鎖パネルに装着され且つストリップの一方の面に相対する非接触検出器の送受信部と、第2の開口の内部に位置するように第2の封鎖パネルに装着され且つストリップの他方の面に相対する非接触検出器の反射部とを備えてなることを特徴とするストリップ計測装置。
  3. シール部材に、その内部から封鎖パネルへ向けてシールガスを吐出可能なガス流路を形成した請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載のストリップ計測装置。
  4. チャンバ及び封鎖パネルに、内部に冷却用流体が流通可能な二重壁構造を適用した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のストリップ計測装置。
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