JP2004104859A - 回転検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】単一の環状センサマグネットをモータ用センサ11U,11V,11Wおよび基準位置センサ12に対応して設ける。センサマグネット7の着磁部は一組の長さが同一である複数組のN・S磁極からなる。また、各組の着磁部のN極とS極とは、1組を除いて同一長さである。モータ用センサ11U,11V,11Wは等間隔で配列され、センサ11Wから所定間隔(着磁部長さに相当する距離)おいて基準位置センサ12を設ける。センサ11Wの出力の立ち上がり部でセンサ12の出力レベル(ハイかローか)を判断し、予定のレベルの場合に、その出力位置を基準位置として決定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転検出装置に関し、特に、エンジンに結合されたモータの制御およびエンジンの点火・燃料噴射制御に使用することができる検出信号を出力する回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンを始動させるため、エンジンのクランク軸にスタータモータが結合される。スタータモータは三相ステータ巻線を有していて、クランク軸の角度に応じてステータ巻線の各相に順番にドライバ回路を通じて電流が供給されて駆動される。この通電タイミングを判断するために、磁極角度センサによってスタータモータが結合されるクランク軸の回転位置情報(クランク角情報)が検出される。一方、燃料噴射時期や点火時期の制御のために、点火パルサによってクランク軸の基準位置情報が検出される。
【0003】
前記点火パルサはモータのロータの外周に設けられた基準点をロータの1回転中に1回検出できるようにロータの外周に配置される。また、磁極角度センサはロータのハブの外周に設けられた環状センサマグネットに対向して配置され、該センサマグネットの複数の着磁領域の境界で検出信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来は2種類のセンサがそれぞれ別個に設けられていたため、組み立てや調整が煩雑となり、組立工数の増大を招いていた。また、点火パルサがロータの外周に配置されるので、モータの外周から外側へ点火パルサがはみ出してしまう。そのために、周辺部材と干渉し、レイアウト上の制限が発生することがあった。
【0005】
本発明の目的は、組立工数や部品点数を低減でき、モータ周辺部材との干渉も防止できる回転検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、複数組のN・S磁極が周方向に配列され、ロータと共に回転する環状のセンサマグネットと該センサマグネットに対向して配置された三つの第1磁気センサおよび一つの第2磁気センサとを有して前記ロータの回転を検出する三相交流モータの回転検出装置において、前記センサマグネットは、各磁極の組の長さが同一であり、かつ、1組を除いて各組の磁極同士の長さが同一に着磁されており、該1組はセンサマグネットの回転方向で先行する磁極が後行の磁極より長く設定されており、前記第1磁気センサは等間隔で配置され、前記第2磁気センサは前記第1磁気センサのうち前記センサマグネットの回転方向最後部に位置するものから後方に前記同一長さの磁極長さ分ずらして配置されるとともに、前記最後部の第1磁気センサの検出信号のエッジをトリガにして前記第2磁気センサの検出信号のレベルを判断し、該レベルが予定値のときに該第2磁気センサの検出信号を前記モータの1回転の基準位置と決定する手段を備えた点に第1の特徴がある。
【0007】
また、本発明は、前記三相交流モータが、前記ロータと同心に配置されたステータと、前記ステータを保持するステータベースと、前記第1磁気センサおよび第2磁気センサを収容するセンサケースとを備え、前記ステータベースには、前記センサケースが固着された前記ステータを前記ステータベースに保持させたときに前記センサケースが嵌挿される凹部が形成されている点に第2の特徴がある。
【0008】
第1および第2の特徴によれば、ロータの1回転中に第1磁気センサの出力は複数の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジを形成する。この第1磁気センサの出力の各エッジにおいて、第2磁気センサの各出力レベルは1カ所のみで他と異なる。したがって、この第2磁気センサのレベルの違いを判別してモータの1回転の基準位置が決定される。また、着磁帯は1本でよいので、センサマグネットの構成が簡単である。
【0009】
また、本発明は、前記センサケースが、前記第1磁気センサおよび第2磁気センサの検知面側の底部と、前記検知面と直交する面を有する側面部とからなり、前記側面部が、前記ステータベースの凹部に当接するように前記ステータとステータベースとが結合されている点に第3の特徴がある。
【0010】
また、本発明は、前記第1磁気センサの検出信号が前記ステータの巻線に給電するドライバ手段に供給されるように構成された点に第4の特徴がある。
【0011】
第4の特徴によれば、3つ設けられている第1磁気センサが着磁部の長さと着磁部の極性に応じて交番する信号を出力し、各出力によって、ステータ巻線の各相に対する給電タイミングを決定することができる。
【0012】
さらに本発明は、前記モータがエンジンに結合されるスタータモータであり、前記第1磁気センサおよび第2磁気センサの検出信号が前記エンジンの点火制御部および燃料噴射制御部に供給されるように構成された点に第5の特徴がある。
【0013】
第2磁気センサで検出されるモータの1回転の基準位置と第1の磁気センサで検出される回転角度により、モータが結合されているエンジンのクランク角が検出されるので、点火時期および燃料噴射時期を制御する信号として利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の回転検出装置を有するエンジンのスタータモータ(以下、単に「モータ」という)の断面図である。同図において、モータ1はロータ2とステータ3とを有する。ロータ2はカップ状のヨーク4と、ヨーク4をエンジンのクランク軸(図示しない)に結合するスリーブ(つまりハブ)5と、ヨーク4の内周に沿って配置された複数のマグネット6とを含む。スリーブ5の端部外周には回転検出のためのセンサマグネット7が嵌挿されている。センサマグネット7はモータ制御と、基準位置検出とに用いられる1列の着磁帯を有する。具体的な着磁構造は後述する。
【0015】
ステータ3はステータコア8とステータコア8に絶縁材9を介して巻回されたステータ巻線10とを含む。ステータ巻線10は三相巻線である。ステータ3のステータコア8はボルトでエンジンのセンサケースに設けられるステータベース(後述)に固定される。ステータ3には前記センサマグネット7の着磁帯に対向して配置された二組四つの磁気センサ(例えば、ホール素子)11,12を含むセンサパッケージ13を備える。磁気センサ11はモータ制御用(以下、「モータ用センサ」という)であり、モータ1のU,V,W相に対応して3個設けられる。一方、磁気センサ12は1回転の基準位置検出用(以下、「基準位置センサ」という)である。モータ用センサ11、および基準位置センサ12はセンサマグネット7の着磁帯の磁気作用を受けてハイ(高レベル)またはロー(低レベル)の間で変化する信号を出力する。センサパッケージ13はモータ用センサ11、および基準位置センサ12を支持する基板14とセンサ11,12を制御部(図示せず)に接続するリード線15を含み、ボルト16でステータ3に固定される。
【0016】
図2は、ステータの正面図であり図1と同符号は同一部分を示す。同図において、ヨーク8には、絶縁材で形成されたセンサケース13aが前記ボルト16で固定される。センサケース13aの底部つまりステータ3の中心側に三つのモータ用センサ11(11U,11V,11W)と一つの基準位置センサ12とが設けられる。センサケース13aの形状はさらに後述する。ステータ巻線10のリード部10aはバンド22で束ねられてステータ3に固定される。ステータ3の中心には前記ロータのスリーブ5が貫通できる孔23が設けられ、かつ、この中心孔23の近傍には該ステータ3をステータベース(後述)に固定するためのボルトを通す孔24が三つ設けられる。
【0017】
図3は、ステータベースの正面図であり、ステータ3との結合位置が理解できるようにセンサパッケージ13を併せて示している。ステータベース25はエンジンのクランクケースに結合される。ステータベース25には、エンジン側から延長されるクランク軸が貫通する軸受け部26が設けられ、軸受け部26には、ステータ3を固定するためのボルトを受け入れるボルト孔27を備えたボス28が形成される。ボルト孔27はこのボス28に対して中心角120°間隔で配置される。ボス28には、センサパッケージ13のセンサケース13aが嵌るように、二つのボルト孔27間に切り欠き29が設けられる。
【0018】
ステータ3をステータベース25に組み付ける際には、まず、切り欠き29に嵌るようにしてセンサケース13aをステータベース25に係合させる。これで、センサパッケージ13とステータベース25との回転方向の位置が容易に確定する。次いで、ボルトを孔24に挿入し、ボルト孔27にボルトを螺挿してステータ3をステータベース25に固定させる。
【0019】
この切り欠き29のような位置合わせの基準を設けない場合、まず、ステータ3をステータベース25に仮止めした後、回転方向の位置を合わせてボルトを締めるという手順になるので、手間がかかるうえ、精度を保証しにくい構造であった。しかし、この実施形態によれば、簡単に、しかも高精度にセンサパッケージ13を取り付けられる。
【0020】
センサケース13aの形状は次のように形成するのがよい。図4は、センサパッケージ13の要部拡大図である。モータ用センサ11および基準位置センサ12は略直方体のホールICであり、ケース13aの底部に配置されるこれらセンサは、正面つまり検知面Sfがセンサマグネット7に指向するように配置される。
【0021】
そして、これらセンサのうち配列方向端部に設けられるセンサ、つまり図では基準位置センサ12の側面12Sに沿うようにセンサケース13aの側面13Sの成形角度を決定する。つまりセンサ12の側面12Sとセンサケース13Sの側面13Sとをほぼ平行にする。図4では、センサケース13aの一端のみ示したが、他端においても、センサケース13aの側面がモータ用センサ11Uの側面と平行になるようにする。例えば、同図中点線13dで示すようにセンサケース13aの側面13Sを形成した場合と比較すると、この実施形態のセンサケース13aは幅が狭く、センサパッケージ13の小型化が図られる。
【0022】
図5は、モータおよびエンジン制御装置の要部を示すブロック図である。ECU17は、例えばMOS−FETからなる整流回路18と整流回路18の各FETにゲート信号を供給するドライバ回路19とを有する。モータ1の各相の検出信号はモータ用センサ11で検出されてドライバ回路19に供給される。
【0023】
さらに、ECU17は燃料噴射制御部20と点火制御部21とを有する。燃料噴射制御部20および点火制御部21は、モータ用センサ11の検出信号と、基準位置センサ12によるモータ1の1回転の基準位置検出信号とに基づいてエンジンの回転角つまりエンジンのクランク軸に結合されているモータ1の回転角を判断し、燃料噴射時期および点火時期を決定する。そして、この燃料噴射時期および点火時期に図示しない燃料噴射弁および点火装置に駆動信号が供給される。つまり、燃料噴射弁が所定のデューティで開弁され、点火装置では高圧が発生される。
【0024】
なお、モータ1は、一旦エンジンが始動された後は発電機として作用させることができる。モータ1のステータ巻線10はエンジンで回転されて三相交流を出力する。この交流は所定電圧の直流に変換してバッテリに蓄積することができる。交流を直流に変換するAC/DCコンバータや電圧を調整するレギュレータが設けられるが、本発明の要部ではないので図示は省略する。
【0025】
動作時には、モータ用センサ11で検出される回転角度に従い、ドライバ回路19によってステータ巻線10に順次電流を供給することにより、マグネット6を備えたロータ2が駆動される。エンジンのクランク軸はモータ1のロータ2にスリーブ5を介して結合されているので、ロータ2の回転によってクランキングされ、着火回転数に達したならばエンジンは点火され自立運転を開始する。自立運転開始後は制御系統が発電機側に切り換えられ、モータ1はエンジン発電機として作用させることができる。
【0026】
図6は、センサマグネットの着磁およびセンサの配置を示す展開図および出力レベルのタイミングチャートである。環状のセンサマグネット7はN極とS極とを交互に配置している。各磁極の周方向の長さは中心角30°に対応する。但し、1対のN極およびS極だけは、長さを中心角30°とは違えてある。同図において、N極26は中心角35°に相当する長さであり、隣接するS極27は中心角25°に相当する長さに設定してある。なお、N極26とS極27との角度は、上記の角度に限らない。要は、N極26がS極27より長く設定されていればよい。
【0027】
センサマグネット7に対向して配置されるモータ用センサ11U,11V,11Wは互いに20°間隔で配置され、基準位置センサ12はセンサ11Wに対して32°(30°+2°)間隔で配置される。基準位置センサ12とモータ用センサ11Wとの間隔32°は、センサマグネット7の各磁極の長さ(30°)にマージンとしての2°を加算したものである。マージンはデジタル化(矩形波形化)された各センサの検出信号に基づいて後述の基準位置判断をするためである。すなわち、センサ11Wのエッジとセンサ12のエッジとが重なって判断結果が不安定となるのを防止するために設けられる。したがって、マージンは、0°以上5°以下、好ましくは1°〜2°に設定するのがよい。
【0028】
上記センサマグネットとセンサの配置関係において、各センサの出力の様子を見る。なお、センサマグネット7は図中左方向に移動するものとし、各センサは、センサマグネット7のS極に対してはハイ(高レベル)信号を出力し、N極に対してはロー(低レベル)信号を出力するものとする。モータ用センサ11Wの立ち上がりエッジにおいて、基準位置センサ12の出力レベルに着目すると、モータ用センサ11Wの6回の立ち上がりエッジE1〜E6において、基準位置センサ12の出力レベルはエッジE2で1回だけハイであり、他ではローであるのがわかる。
【0029】
したがって、磁極の長さ(周方向の着磁長さ)に応じて規則的に所定のパルス幅で出力されるモータ用センサ11U,11V,11Wの検出信号によってステータ巻線10の各相に対する給電タイミングが得られる。また、モータ用センサ11Wの立ち上がりエッジにおける基準位置センサ12の出力信号がハイであるかどうかの判断でモータ1の1回転の基準位置かどうかを検出することができる。
【0030】
モータ用センサ11Wの立ち下がりエッジで基準位置センサ12の出力がハイかどうかを判断して、該出力がハイのときを基準位置としてもよい。
【0031】
なお、磁極の長さを他と違えた部分(特異部分)に対応するモータ用センサ11の出力に基づいてモータ1への通電タイミングを決定すると、理想的な通電タイミングからわずかにずれる。したがって、この部分ではモータ1のトルクが低下するので、エンジンの上死点近傍とこの特異部分とが重複するのは避けるのが好ましい。
【0032】
図7は、本実施形態による基準位置検出のための要部機能ブロック図である。同図において、エッジ検出部30はモータ用センサ11の検出信号の立ち上がりまたは立ち下がりエッジを検出する。エッジ検出部30で検出信号の立ち上がりを検出するか立ち下がりを検出するかは、着磁帯M1,M2の極性およびモータ用センサ11(11U,11V,11W)と基準位置センサ12との位置関係によって予め決定しておく。また、モータ用センサ11U〜11Wのいずれを対象にしてエッジ検出するかも同様に予め決定しておく。
【0033】
基準位置センサ12の検出信号はゲート31を介して出力されるものとする。ゲート31はエッジ検出部30からエッジ検出信号が供給されたときに開いて基準位置センサ12の検出信号が有効に出力される。
【0034】
【発明の効果】
請求項1〜請求項5の発明によれば、1列の着磁部からなるセンサマグネットを使用して、異なる2種類の目的のためにセンシングを行うことができる。したがって、各目的毎の磁気センサを1列に配置できるので、検出装置を小型化することができる。
【0035】
請求項2の発明によれば、ステータに固着されたセンサケースをステータベースの切り欠きに合わせてステータをステータベースに取り付けることにより、各センサのロータに対する回転方向の位置が決定されるので、容易に高精度の位置決めができる。
【0036】
請求項3の発明によれば、センサを収容するセンサケースの小型化により、検出装置を小型化できる。
【0037】
請求項4の発明によれば、各センサの検出信号に基づいてモータのステータ巻線に通電できる。請求項5の発明によれば、スタータモータで始動されたエンジンの点火・燃料噴射制御のためのトリガを容易に発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る回転検出装置を含むモータの断面図である。
【図2】図1のモータに含まれるステータの正面図である。
【図3】図1のステータを固定するステータベースの正面図である。
【図4】センサケースの要部拡大図である。
【図5】回転検出装置を含むモータおよびエンジンの制御装置を示す要部ブロック図である。
【図6】センサマグネットに対応するセンサの出力タイミングチャートである。
【図7】基準位置センサの出力制御部の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1…モータ、 2…ロータ、 3…ステータ、 4…ヨーク、 5…スリーブ(ハブ)、 6…ロータマグネット、 7…センサマグネット、 10…ステータ巻線、 11…モータ用センサ、 12…基準位置センサ、 13…センサパッケージ、 13a…センサケース、 14…基板、 17…ECU、 25…エッジ検出部、 29…切り欠き
Claims (5)
- 複数組のN・S磁極が周方向に配列され、ロータと共に回転する環状のセンサマグネットと該センサマグネットに対向して配置された三つの第1磁気センサおよび一つの第2磁気センサとを有して前記ロータの回転を検出する三相交流モータの回転検出装置において、
前記センサマグネットは、各磁極の組の長さが同一であり、かつ、1組を除いて各組の磁極同士の長さが同一に着磁されており、該1組はセンサマグネットの回転方向で先行する磁極が後行の磁極より長く設定されており、
前記第1磁気センサは等間隔で配置され、前記第2磁気センサは前記第1磁気センサのうち前記センサマグネットの回転方向最後部に位置するものから後方に前記同一長さの磁極長さ分ずらして配置されるとともに、
前記最後部の第1磁気センサの検出信号のエッジをトリガにして前記第2磁気センサの検出信号のレベルを判断し、該レベルが予定値のときに該第2磁気センサの検出信号を前記モータの1回転の基準位置と決定する手段を備えたことを特徴とする回転検出装置。 - 前記三相交流モータが、
前記ロータと同心に配置されたステータと、
前記ステータを保持するステータベースと、
前記第1磁気センサおよび第2磁気センサを収容するセンサケースとを備え、前記ステータベースには、前記センサケースが固着された前記ステータを前記ステータベースに保持させたときに前記センサケースが嵌挿される凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転検出装置。 - 前記センサケースが、前記第1磁気センサおよび第2磁気センサの検知面側の底部と、前記検知面と直交する面を有する側面部とからなり、前記側面部が、前記ステータベースの凹部に当接するように前記ステータとステータベースとが結合されていることを特徴とする請求項2記載の回転検出装置。
- 前記第1磁気センサの検出信号が前記ステータの巻線に給電するドライバ手段に供給されるように構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の回転検出装置。
- 前記モータがエンジンに結合されるスタータモータであり、前記第1磁気センサおよび第2磁気センサの検出信号が前記エンジンの点火制御部および燃料噴射制御部に供給されるように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の回転検出装置。
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