JP2004104191A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラム Download PDF

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安▲崎▼ 浩二
Naomi Nakamura
中村 直巳
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Abstract

【課題】フチ無しコピーなどを行なう高機能化かつ複合化された画像処理システムにおいて、簡単安価な構成により効率よく確実に画像処理を行えるようにする。
【解決手段】ADF読取方式およびフラットベッド読取方式の複数の画像読取手段のいずれかにより複数の画像読取モードのいずれかを用いて原稿の画像読取を行なうに際し、原稿画像を記録紙にフチ無しコピーするフチ無しコピーモードが選択されており、かつ前記フチ無しコピーモードで行なう原稿の全面読取に適さない前記画像読取手段が選択されている場合、それ以上の画像処理動作を禁止するとともにその旨をユーザに警告する。ADF読取方式ないしフラットベッド読取方式の画像読取手段の選択状態は原稿検知センサ1802によりADFの原稿セット位置1801における原稿の有無を検出することにより行なう。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像読取手段のいずれかにより原稿画像を読取り、所定のコピーモードにより読取った画像を記録紙に記録する画像処理装置、その制御方法、およびその制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像読取り装置は、単機能のコンピュータ用の周辺機器(イメージスキャナ)として製品化される他、ファクシミリ装置や複写機、さらに近年では、画像読取り、複写、ファクシミリ送信などの複数機能を複合したMFP(Multi Function Peripheral:多機能周辺機器)などに広く用いられている。
【0003】
多くの画像読取装置では読取ヘッドと原稿の間の相対移動によって読取走査を行っているが、画像読取装置の読取方式を原稿の搬送方式で分類すると、原稿ガラスの上に原稿を配置して読取ヘッドの方を移動させる方式、逆に読取ヘッドは移動させずに原稿の側を移動させる方式などがある。さらに、原稿の給送については、手動によるものの他、ADF(自動原稿給送装置)により、読取位置(原稿、読取ヘッドのいずれを給送するかは問わない)に原稿を送り込む構成も用いられている。
【0004】
また、現在の画像読取装置では、単一の読取方式だけではなく、2つ以上の複数の読取り方式が可能な装置も珍しくなく、たとえばADF読取方式と、フラットベッド読取り方式の双方を利用できるものが存在する。
【0005】
また、現在では、単に読取った原稿の画像をそのまま記録紙に記録したりファクシミリ送信したりするだけではなく、原稿の読取から原稿画像が利用されるまでの過程の間に様々な制御を行ない、また、それによって原稿画像に対して複数の異なる処理機能を実装するのが当たり前になってきた。
【0006】
たとえば、特にコピー(複写)に限り列挙するだけでも、次のような種類のコピー機能が存在する。
【0007】
(1)単純に原稿をコピーするだけの通常コピー
(2)オペレータに指定された繰返し数だけ記録紙に繰返し原稿をコピーする繰返しコピー(手動)
(3)記録紙に記録できるだけ繰返し原稿をコピーする繰返しコピー(自動)
(4)原稿を鏡に映したように反転してコピーする鏡像コピー
(5)自動的に倍率を決定し、記録紙サイズいっぱいにコピーする自動倍率コピー
(6)記録部の非画像領域(記録紙周囲の余白)なしで記録紙全面に原稿をコピーするフチ無しコピー
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、画像読取装置では、ADF読取方式とフラットベッド読取方式のように、複数の読取方式による読取手段を利用可能な構成が要求されることがあるが、このような構成においては、できるだけ簡単かつ誤りなく複数の読取方式を選択して画像処理が行えるのが望ましい。
【0009】
たとえば、単に手動操作により複数の読取方式を選択するような方式では、ユーザの負担が大きく、また、操作ミスなどによって目的の画像処理を失敗してしまう可能性が高い。特に装置が多機能である程(たとえばコピー(複写)に限っても、上記のように様々なコピー機能が存在する)、操作ミスによって不適当な読取方式を選択してしまい画像処理を失敗する可能性も高くなる。
【0010】
たとえば、手動操作による読取処理の制御では、原稿の全面読取りが必要な画像読取モードを選択しているにもかかわらず、全面読取りが不可能な読取方式を選択してしまう可能性がある。
【0011】
このような原稿の全面読取りが必要な画像読取モードとしては、上記のコピーモードのうち(6)のフチ無しコピーがある。フチ無しコピーとは、記録紙の全面に周囲の余白無しで(あるいは極めて少ない余白で)原稿から読取った画像を記録するものである。このとき、読取に際しては原稿の全面からほぼ欠落なく画像を全面読取する必要がある。
【0012】
そして、ADF方式の読取り手段の場合は製造コストや製品仕様の関係から全面読取りが不可能なものもあり、このような読取り手段では、原稿の全面読取り、したがって、(6)のようなフチ無しコピーを行うことができない。
【0013】
したがって、それぞれでフチ無しを行う/行わない等様々な複数の読取方式を選択可能で、かつ複数の読取りモードを利用できるような構成においては、ユーザが余計な操作を行わなくても確実に読取り処理を行えるようになっているのが望ましい。
【0014】
以上のような事情で、フチ無しコピーを簡単安価な構成により効率よく確実にフチ無し印刷できる構成が強く望まれている。
【0015】
また、従来のフチ無しコピーには、設定操作が煩雑である、という問題があった。フチ無しコピーでは、読取に際しては原稿の全面からほぼ欠落なく画像を全面読取し、さらに、記録紙の全面に記録を行なうため、適当な倍率で記録紙から所定のはみ出し量だけはみ出す程度まで画像を拡大した上、プリンタエンジンへの出力を行なう。このような拡大処理は、より完全な(あるいは極めて余白の少ない)フチ無し記録を行なうために必要なものである。もし、上記のような拡大/センタリングを行なわければ、原稿サイズと記録紙サイズが等倍のフチ無しコピーであっても原稿位置の誤差や読取/記録精度の誤差が存在するために、「フチ無し」を標傍できない程度まで記録紙周囲の余白が大きくなってしまう可能性がある。
【0016】
そして、従来、ユーザがフチ無し印刷を選択する場合には、手動操作により上記の画像処理の制御に必要な余白量や拡大倍率などの数値設定を行なう必要があった。原稿サイズなどに基づき、これらの必要な制御パラメータとして適当なデフォルト値を用いることにしてもよいが、このような制御では安定した余白の制御が行なえず、体裁の良いフチ無し印刷を確実に行なえない可能性がある。
【0017】
本発明の課題は、上記の問題に鑑み、フチ無しコピーなどを行なう高機能化かつ複合化された画像処理システムにおいて、簡単安価な構成により効率よく確実に画像処理を行えるようにすることを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明によれば、複数の画像読取手段のいずれかにより原稿画像を読取り、所定のコピーモードにより読取った画像を記録紙に記録する画像処理装置、その制御方法、およびその制御プログラムにおいて、原稿画像を記録紙にフチ無しコピーするフチ無しコピーモードが選択されており、かつ前記フチ無しコピーモードで行なう原稿の全面読取に適さない前記画像読取手段が選択されている場合、それ以上の画像処理動作を禁止する構成を採用した。
【0019】
あるいはさらに、全面読取した原稿画像を所定の変倍倍率で拡大して記録紙に記録するフチ無しコピーモードにおいては、前記原稿画像の拡大により、記録紙からはみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量をユーザに設定させ、ユーザが設定したはみ出し量に基づき、前記拡大の際の変倍倍率を決定する構成を採用した。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下の実施形態の構成(構成要素の相対配置、寸法、表示画面など)は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではないのはいうまでもない。
【0021】
以下では、画像処理装置の一実施形態として、スキャニング機能、プリンティング機能、及びコピー機能を併せ持つ、MFP(Multi Function
Peripheral:多機能周辺機器)の実施形態を示す。
【0022】
図1は、本発明を採用したMFPの回路構成を示している。図1においてCPU101は、MFPのシステム制御部であり、MFPを構成する各ブロックを制御する。
【0023】
ROM102は、MFPのシステム制御プログラムを格納するものである。なお、CPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムに基づいて、MFPに関する各種の動作を実行する。このようなCPU101の制御プログラムは、ROM102に格納されているものに限らず、フレキシブルディスクやCD−ROMなどによる外部の記憶媒体に記憶されているものでもよく、専用の読取装置によって、MFPのRAM(例えばSRAM104)に取り込み、CPU101が解読し、実行するような構成であってもよい。
【0024】
プリンタ103は、読み取った、あるいは入力された画像データを記録紙に記録するためのもので、任意の画像記録方式(電子写真方式、インクジェット方式など)により構成される。
【0025】
SRAM104は、主にMFPの登録データなどの格納に、また、DRAM105は、主に画像データなどの格納に用いられる。
【0026】
イメージプロセッサ106は、イメージセンサ107によって入力された画像データに対して各種の画像処理(画像の変倍、所定のイメージフォーマットデータへの変換など)を行なう。イメージセンサ107は、原稿上の画像の読取りを行なうためのもので、接触型読取りセンサなどから構成される。
【0027】
操作パネル108は、装置の状態などを表示するためのディスプレイ109を有し、オペレータからの動作指示入力や各種データ登録のために用いられる。ディスプレイ109は装置の状態をユーザにモニタさせるためにも用いられる。
【0028】
PCインターフェース110は、MFPとPC(パーソナルコンピュータ)111とを接続するインターフェースである。PC111は、本MFPを周辺装置として利用するとともに、MFPの各種設定データ変更や各種動作の起動要求を行なうことのできるホストコンピュータである。
【0029】
図2は、図1のMFPの操作パネルの構成を示している。以下図2の各部材につき説明する。
【0030】
電源キー301は、本MFPの主電源のON/OFFを行なうためのものである。
【0031】
リカバリキー302は本MFPのエラー解除を行なうためのものである。
【0032】
メモリ使用表示LED303は画像メモリの使用状態を示すためのもので、メモリ使用表示LED303が点滅しているときは、本装置がメモリを使用していることを意味している。
【0033】
エラー表示LED304はエラー表示を行なうためのもので、エラー表示LED304が点滅している時は、本装置がエラー状態であることを意味する。
【0034】
モード切替キー305は、本装置のスタンバイ状態をコピーモードあるいはFAXモードあるいはスキャナーモードに切り替えるために用いられる。
【0035】
カラーモード表示LED306は、画像の色処理に関するモード表示のためのもので、カラーモード表示LED306が点灯している時は、本装置がカラー読取モードであることを意味する。
【0036】
カラー/モノクロモードは、カラー/モノクロ切替キー307によって、切り替えることが可能であり、読取モードがカラーのときは、カラーモード表示LED306が点灯し、モノクロモードのときはカラーモード表示LED306が消灯する。
【0037】
ストップキー308は、本装置の動作を停止させるためのキー、スタートキー309は、本装置の動作を開始させるためのキーである。
【0038】
テンキー310は、コピー枚数、ファクシミリ通信相手の電話番号などの数値入力を行なうために用いられる。
【0039】
画質モードの切り替え、たとえばコピー画像(あるいはファクシミリ画像)の画質の切り替えはコピー画質選択キー311により行なう。
【0040】
コピー濃度の調整はコピー濃度調整キー312により行なう。
【0041】
記録紙サイズ選択キー313は、プリンタ103にセットされている記録紙サイズの設定のために用いられる。
【0042】
本装置のコピー倍率の設定は、コピー倍率設定キー314によって行なう。
【0043】
セットキー315は、各種登録モードなどにおいて、設定項目の決定の際に用いられる。
【0044】
メニューキー316により、各種設定項目をディスプレイ317上に表示させることができる。
【0045】
ディスプレイ317は図1のディスプレイ109に対応するもので、液晶表示器などから構成される。
【0046】
図3は、図1のMFPの画像読取部の主要部の構成を示している。本実施形態の画像読取部は図に示すようにADFおよびフラットベッド方式の2つの画像読取方式を利用できるよう構成されている。
【0047】
図3では、ADFおよびフラットベッド方式の画像読取部は、原稿搬送に関する部材を除く一部の部材(本実施形態の場合イメージセンサや白黒基準板)を共有している。図3において、白黒基準板1810は、原稿台1807の下部に配置され、イメージセンサ1806のシェーディングデータを生成する。白黒基準板1810は白色部と黒色部の2色の部分から構成されており、白黒基準板1810下部にイメージセンサ1806を移動してイメージセンサ1806の下でイメージセンサ1806の照明光源(不図示)を点灯あるいは消灯させることにより、各色のシェーディングデータを取得することができる。
【0048】
原稿突き当て位置1809は、原稿台1807上に正しく原稿を積載するための基準となる原稿の先端を配置するための基準となる突き当て位置である。
【0049】
圧板1811は、原稿読取時に外光が入らないようにするための蓋であり、内側は白色シートで作られている。
【0050】
イメージセンサ1806は、透明ガラスによって作られた原稿台1807下部に配置され、不図示の駆動手段により原稿台1807上の原稿1808を走査し、その画像を読取る。装置がスタンバイ状態(ADF読取方式が選択されている場合を除く)であるときは、イメージセンサ1806はイメージセンサホームポジション1805で待機する。
【0051】
イメージセンサ1806や、白黒基準板1810はADFを用いた読取においても共用される。
【0052】
以上のフラットベッド部の一端の原稿台上にはADFが配置される。ADFは最初から装置に組込まれる他、オプション部品などとして着脱される構成をとってもよい。
【0053】
ADFは、原稿セット位置1801から原稿排出位置1803へと1枚づつ原稿を搬送するローラなどから成る搬送手段1812を有し、搬送手段1812下部のADF読取り位置1804にイメージセンサ1806を移動させることにより、自動搬送された原稿の画像を読取ることができる。
【0054】
ADFの原稿セット位置1801端部には、光学センサやリミットスイッチなどから成る原稿検知センサ1802が設けてあり、この原稿検知センサ1802により原稿セット位置1801上の原稿の有無を検知することができる。
【0055】
原稿検知センサ1802が原稿を検知している場合は、ADF読取方式が選択されたものとし、フラットベッド読取方式は使用せず、所定の操作(図2のスタートキー309の操作など)に応じてADF読取を行なう。
【0056】
ADF読取においては、イメージセンサ1806をADF読取り位置1804に移動し、原稿を原稿排出位置1803に向け搬送させながらADF読取位置1804上を原稿が通過する時にその部分の画像を読取る。
【0057】
原稿検知センサ1802が原稿を検知しておらず(あるいは他の明示的な操作によって)、ADF読取方式が選択状態となっていない場合は、フラットベッド読取方式が選択される。フラットベッド読取方式が選択されている場合はイメージセンサ1806はイメージセンサホームポジション1805に戻り、スタンバイ状態となる。
【0058】
なお、図3のようなADF読取部の構成では、搬送手段1812により逆方向への搬送を行なうのが困難(たとえ可能であっても複雑高価かつ非現実的な構成が要求される場合が多い)であり、ADF読取方式が選択されている場合は、(原稿サイズ検知などの目的で)プリスキャンを行なうことができない。
【0059】
また、図3のようなADF読取部による原稿自動搬送は、後述のフチ無しコピー動作に適さない。というのは、フチ無しコピー動作では、原稿の斜行などを極めて厳密に制御し原稿全面の読取を正確に行なうに充分な搬送精度を得る必要があるが、製造コストの制約などから、このような搬送精度を得るのが困難であるからである。
【0060】
図1〜図3に示したMFPは、画像記録、画像読取、原稿コピー、ファクシミリ送受信などの動作を行なうことができる。本実施形態のMFPの画像処理、特に画像読取を伴なう画像処理において、画像読取手段は上述のフラットベッド読取方式ないしADF読取方式のいずれかにより読取を行なうが、これらの読取方式の選択はコピーモードの種別、特に、原稿サイズの検出を必要とするか否か、あるいは全面読取(フチ無しコピーなど)を必要とするか否かなどにより制御される。
【0061】
以下、図4を参照してCPU101が実行する制御を説明する。図4は、本MFPにおいてCPU101が実行する制御、特に画像読取制御に関する制御の概略を示している。
【0062】
図4のステップS401において、モード切替キー305の状態を調べることでコピーモードであるかどうか判断する。コピーモードであるときはオペレータからのコピー指示(ステップS402)を待ち、コピーモードではないときは、ステップS407においてFAXモードであるか判断する。
【0063】
ステップS407においてFAXモードである場合は、ステップS408でオペレータからのFAX指示を待ち、オペレータが倍率、濃度、画質、記録紙サイズ、モードなどの設定を行なった後、スタートキー309が押されたら(ステップS409)、ファクシミリ送信を行なう(ステップS411)。
【0064】
また、ステップS407においてFAXモードではないときは、スキャンモードであるので、接続されているPC111からのスキャン指示を待ち(ステップS412)、PC111からのスキャン指示があれば、ステップS413でそのスキャン指示の通りのスキャンを行なう。
【0065】
PC111からのスキャン指示がなければ、ステップS414でスタートキー309の押下を調べ、スタートキー309が押されていれば、逆にPC111にスキャンモードを要求する(ステップS415)。PC111側から所望のスキャンモードを取得できた場合(ステップS416)は、取得したスキャンモード通りの画像読取処理を行なう(ステップS417)。
【0066】
以上のFAXモード(ステップS407〜)およびスキャンモード(ステップS412〜)においても、後述のプリスキャンによる原稿サイズ検出を行なってもよいが、本実施形態ではFAXモードおよびスキャンモードにおいては、プリスキャンによる原稿サイズ検出は行なわないものとする。
【0067】
さて、ステップS401で現在の状態がコピーモードである場合は、ステップS402においてオペレータが倍率、濃度、画質、記録紙サイズ、コピー種類などのコピー設定を行なった後、スタートキー309が押されたら(ステップS403)、ステップS418、S404、およびS419の判定を行ない、その結果に応じてコピー処理を行なう。
【0068】
まず、ステップS418では、現在設定されているコピーの種類(コピーモード)がフチ無しコピーであるか否かを判定する。
【0069】
ステップS418が否定された場合にはS404において、現在設定されているコピーの種類(コピーモード)がプリスキャンによる原稿サイズ検知を行なうコピーであるかどうかを調べる。
【0070】
ステップS404において、プリスキャンによる原稿サイズ検知を行なわない場合は、ステップS410において選択されているコピーモードにより原稿サイズ検知なしのコピー処理を行なう(たとえば設定されたサイズの記録紙を用いてコピーを行なう)。
【0071】
一方、ステップS418またはステップS404が肯定された場合にはステップS419に移行する。ステップS418またはステップS404が肯定された場合は、原稿の全面読取が必要なフチ無しコピーモード、または、原稿サイズ検出が必要なコピーモードが選択されていることを意味する。そして、上述のようにADF読取方式はこれらのモードには適さないため、ステップS419ではADFに原稿がセットされている(ADF読取方式が選択されている)か否かを判定する。ステップS419において、画像読取方式(画像読取手段)の選択状態は、原稿検知センサ1802によりADFの原稿セット位置1801における原稿の有無を検出することによって、簡単安価に、また、直接的に検出できる。
【0072】
ステップS419でADFに原稿がセットされている(ADF読取方式が選択されている)場合には、ステップS421で、エラー警告を行なう。すなわち、ステップS419が肯定されたということは、全面読取またはプリスキャンを行なう必要があるにもかかわらず、ADF読取方式が選択されていることを意味し、正常な読取動作が不可能であるためで、ステップS421ではその旨をユーザにエラー警告する。たとえば、「ADFから原稿を除去し、フラットベッド読取を選択してください」、のようなメッセージをディスプレイ317で可視表示したり、あるいはスピーカから音声出力することによりエラー警告する。
【0073】
一方、ステップS419でADFに原稿がセットされていない、すなわちフラットベッド読取方式が選択されている場合は、ステップS420において、後述の原稿の全面読取を伴なうフチ無しコピー動作、または原稿サイズ検出を伴なうコピー動作を行なう。
【0074】
上記のプリスキャンによる原稿サイズ検知を行なうか否かはコピーモード(コピー種類)によって異なる。
【0075】
本実施形態のMFPは、図5に示すような6種類のコピーモードが可能であるものとする。すなわち、本実施形態のMFPで可能なコピーモード(コピー種類)は次のようなものである。
【0076】
(1)単純に原稿をコピーするだけの通常コピー
(2)オペレータに指定された繰返し数だけ記録紙に繰返し原稿をコピーする繰返しコピー(手動)
(3)プリスキャンを行ない原稿サイズを判断した後、記録紙に記録できるだけ繰返し原稿をコピーする繰返しコピー(自動)
(4)原稿を鏡に映したように反転してコピーする鏡像コピー
(5)プリスキャンを行ない原稿サイズを判断した後、自動的に倍率を決定し、記録紙サイズいっぱいにコピーする自動倍率コピー
(6)記録部の非画像領域(記録紙周囲の余白)なしで記録紙全面に原稿をコピーするフチ無しコピー。
【0077】
本実施形態ではプリスキャンにより原稿サイズ検知を行なうコピーは、(3)繰返しコピー(自動)、(5)自動倍率コピー、および(6)フチ無しコピーの3種類のみである(ただしフチ無しコピーでは原稿サイズ検知はコピー制御方式によっては必ずしも必須ではない)。コピー種類が原稿サイズ検知を行なう(3)繰返しコピー(自動)、(5)自動倍率コピー、ないし(6)フチ無しコピー(ただし原稿サイズ検知を用いるもの)であった場合、実際のコピーに用いる画像の読取処理に先立ちプリスキャンを行って原稿サイズを判断する。
【0078】
図4のステップS419でADF読取方式が選択されていないことが確認された後ステップS420において行なうコピー動作では、原稿サイズ検知を伴なうコピーか、全面読取を伴なうフチ無しコピーを行なうことになる。
【0079】
フチ無しコピーは、図6〜図8に示すような方法で行なうことができる。図6は、面倒な多数の手動設定を必要とせずフチ無しコピーを実行するための制御手順の一例を示している。図6の手順は、CPU101により、図4のステップS420の内部で行なえばよい。
【0080】
図6の制御では、ユーザは
(a)はみ出し量大
(b)はみ出し量小
の2つの設定のうちいずれか1方を選択するだけでよい。
【0081】
このようなはみ出し量の選択操作は、セットキー315、メニューキー316、ディスプレイ317などを用いた適当なユーザーインターフェースによりユーザに行なわせることができる。たとえば、図9に示すようなはみ出し量設定メニュー90をディスプレイ317に表示することにより設定させる。
【0082】
図9のはみ出し量設定メニュー90は、タッチパネル方式、あるいははみ出し量設定のためのカーソル91、ポインティングデバイスにより操作するためのボタン92〜94を含む。カーソル91は、同図左側に示された「はみ出し量」として「大」、「小」のいずれを選択するかを決定するため適当な操作方式(タッチパネル、ポインティングデバイス、矢印キーなどによる)により操作されるものであり、下部の「OK」ボタン92が押下された時にカーソル91が位置する「大」、「小」のいずれかの設定が入力される。「キャンセル」ボタン93、「戻る」ボタン94は、それぞれ設定を中止する、直前のメニューに戻る、などの目的で使用される。
【0083】
図9のように、本実施形態によれば、ユーザは従来必要であった拡大率や余白の数値設定を何ら行なうことなく、フチ無しコピーを制御する「大」、「小」の「はみ出し量」を設定するだけで済むので、ユーザの負担は非常に小さくて済み、容易に設定操作を終了することができる。
【0084】
図6のステップS601では、まず現在設定されているコピー種類がフチ無しコピーであるかどうかを調べる。ここでフチ無しコピーが選択されている場合は、ステップS602〜S606の処理を行なう。
【0085】
まず、ステップS602では、あらかじめユーザが行なっている上記のはみ出し量の設定をメモリから読み取る。ユーザのはみ出し量の設定が「小」であればステップS603へ、「大」であればステップS605に移行する(ユーザの設定が行なわれていない場合のデフォルトはたとえば「小」とする)。
【0086】
はみ出し量の設定が小であった場合には、ステップS603において設定倍率(原稿サイズに対しての記録紙印字サイズ)×1.05の変倍(拡大)倍率を、はみ出し量の設定が大であった場合は、ステップS605において設定倍率(原稿サイズに対しての記録紙印字サイズ)×1.1の変倍(拡大)倍率を選択する。
【0087】
ここで、これらの変倍倍率の設定につき説明する。
【0088】
本実施形態では、ユーザ設定のはみ出し量が大の場合拡大倍率を1.1倍に、はみ出し量が小の場合は拡大倍率を1.05倍に設定する。
【0089】
たとえば、設定倍率(原稿サイズに対しての記録紙印字サイズ)が100%であった場合、はみ出し量が小であった場合には、100%を1.05倍して105%の拡大率で、またはみ出し量が大であった場合には、100%に1.1倍して110%の拡大率となる。
【0090】
これらの変倍倍率は次のような用途を想定して決定したものである。
【0091】
まず、はみ出し量大の1.1倍はフチありのL版原稿を記録紙L版にフチ無しコピーする場合に適した拡大率で、少しマージンをみて拡大率を1.1倍に設定している。
【0092】
また、はみ出し量小の1.05倍はA4の原稿を記録紙A4にコピーする場合に適した拡大率で、拡大率をこれ以上小さくしてしまうと、メカ精度等によって記録紙が斜行したりするとフチ無しコピーが出来ない可能性があるため、1.05倍に設定している。
【0093】
なお、上記のこれらの変倍倍率の値はあくまでも一例であり、装置の機械構造や特性によって異なるため、必ずしもこの限りではないのはいうまでもない。
【0094】
ステップS603またはS605において変倍倍率を決定したら、後続のステップS604またはステップS606において、それぞれ設定倍率(原稿サイズに対しての記録紙印字サイズ)、はみ出し量に基づいて拡大倍率が決定したら「設定倍率+」と表示させる。たとえば、設定倍率(原稿サイズに対しての記録紙サイズ)が100%であった場合「100%+」と表示する。もちろん、ここで上記の105%や110%のように決定した具体的な倍率の数値を表示してもよいが、「100%+」のように具体的な倍率の数値は表示しないようにすれば、ユーザを無用に混乱させることがない。また、「100%+」のように具体的な倍率の数値は表示しないモニタ表示方式ははみ出し量を「大」、「小」のように設定を行なう本実施形態の設定方式によく整合し、装置の使い勝手はより自然になる。ただし、このような決定した拡大倍率のモニタ表示形式も、要はユーザに現在の変倍倍率を適宜報知できれば任意のものでよく、当業者において適宜変更してよい。
【0095】
なお、原稿サイズに対しての記録紙サイズ(厳密には記録紙の有効記録サイズ)、すなわち設定倍率は、それぞれ適当な方法で検知することができる。たとえば、原稿サイズは、他のコピーの場合と同様にプリスキャンにより検出することができるし、またユーザが適当なユーザーインターフェースにより手動で入力するような方式であってもよい。記録紙サイズは記録紙カセットなどに設けた適当なセンサにより検出できるし、また、これもユーザが明示的な操作により手動入力してもよい。そして、原稿サイズおよび記録紙サイズが判明すれば、両者の比率から両者の相対倍率、すなわち上記の設定倍率を計算することができる(あるいはユーザが直接この設定倍率を手動操作により選択するユーザーインターフェースも考えられる)。
【0096】
ステップS607における実際のフチ無しコピー処理では、図7および図8に示すような処理を行なう。
【0097】
図7(A)は比較のためにフチありコピーの読取範囲71を示している。フチありコピーの場合は図7(A)に示すように上下左右をそれぞれ2mm、5mm、2.6mm、1mmずつマスクする(この範囲はイメージセンサ1806から読み込まない)。
【0098】
一方、フチ無しコピーの読取範囲72は、図7(B)に示すようであり、この場合はイメージセンサ1806により読取った画像をマスクすることなく原稿画像のフルサイズ読取(全面読取)を行なう。
【0099】
そして、ステップS603またはS605で決定した拡大倍率だけ図8(A)に示すように拡大する。図8(A)の符号81はこの拡大処理により拡大された部分を示している。さらに、図8(B)に示すように拡大した画像81の中心部分を出力できるようセンタリング処理を行なう。センタリング処理後の出力範囲は82となり、画像範囲83は出力しない。
【0100】
図8(B)のようなセンタリング処理を行なうことにより、読取系および記録系に何らかの誤差があっても、記録紙の周辺部に不均等な余白が生じるのを回避することができる。
【0101】
図8(B)のように拡大された画像はプリンタエンジンに送られ記録紙上にフチ無し画像(あるいは余白があっても所定以下の極めて余白が小さい画像)が出力される。
【0102】
以上の実施形態によれば、全面読取の必要な(あるいはプリスキャンを行なう必要がある)コピーモード(コピー種別)が選択されているにもかかわらず、それに不適なADF読取方式が選択されている場合はエラー処理を行ない、その旨をユーザに報知してコピー処理を行なわないようにしているので、ユーザが不適当な読取方式を用いてコピーを強行し、意図したものと異なるコピーが行なわれるのを未然に防止することができる。
【0103】
また、全面読取した原稿画像を所定の変倍倍率で拡大して記録紙に記録するフチ無しコピーにおいては、はみ出し量、すなわち、原稿画像の拡大により、記録紙からはみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量の設定を行なうのみで、拡大のための変倍倍率を自動的に決定して失敗なくフチ無しコピーを実行することができる。
【0104】
特に、ユーザは、はみ出し量の設定操作、たとえば、(a)はみ出し量大、(b)はみ出し量小のような設定操作を行なえば済み、設定倍率(原稿サイズ:記録紙サイズの相対倍率)や変倍倍率の数値入力のようにイメージしづらく、また設定操作に習熟を要する設定操作を行なわなくても良いので、極めて容易に失敗なくフチ無しコピーを実行することができる。
【0105】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、複数の画像読取手段のいずれかにより原稿画像を読取り、所定のコピーモードにより読取った画像を記録紙に記録する画像処理装置、その制御方法、およびその制御プログラムにおいて、原稿画像を記録紙にフチ無しコピーするフチ無しコピーモードが選択されており、かつ前記フチ無しコピーモードで行なう原稿の全面読取に適さない前記画像読取手段が選択されている場合、それ以上の画像処理動作を禁止する構成を採用しているので、ユーザが不適当な読取方式を用いてコピーを強行し、意図したものと異なるコピーが行なわれるのを未然に防止することができ、フチ無しコピーを行なう高機能化かつ複合化された画像処理システムにおいて、簡単安価な構成により効率よく確実に画像処理を行える、という優れた効果がある。
【0106】
あるいはさらに、全面読取した原稿画像を所定の変倍倍率で拡大して記録紙に記録するフチ無しコピーモードにおいては、前記原稿画像の拡大により、記録紙からはみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量をユーザに設定させ、ユーザが設定したはみ出し量に基づき、前記拡大の際の変倍倍率を決定する構成を採用することにより、ユーザははみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量の設定を行なうのみで、数値入力のようにイメージしづらく、また設定操作に習熟を要する設定操作を行なうことなく、拡大のための変倍倍率を自動的に決定して失敗なくフチ無しコピーを実行することができる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したMFP(Multi Function Peripheral:多機能周辺機器)の構成を示したブロック図である。
【図2】図1の装置の操作パネルの構成を示した説明図である。
【図3】図1の装置の画像読取部の構成を示した説明図である。
【図4】図1の装置の画像処理手順を示したフローチャート図である。
【図5】図1の装置がサポートするコピーモードを示した説明図である。
【図6】本発明におけるフチ無しコピーの制御手順を示したフローチャート図である。
【図7】本発明におけるフチ無しコピーの制御を示した説明図である。
【図8】本発明におけるフチ無しコピーの制御を示した説明図である。
【図9】本発明におけるはみ出し量設定メニューを示した説明図である。
【符号の説明】
90 はみ出し量設定メニュー
101 CPU
102 ROM
103 プリンタ
104 SRAM
106 イメージプロセッサ
107 イメージセンサ
108 操作パネル
109 ディスプレイ
110 PCインターフェース
111 PC
301 電源キー
302 リカバリキー
303 メモリ使用表示LED
304 エラー表示LED
305 モード切替キー
306 カラーモード表示LED
307 カラー/モノクロ切替キー
308 ストップキー
311 コピー画質選択キー
313 記録紙サイズ選択キー
314 コピー倍率設定キー
315 セットキー
316 メニューキー
317 ディスプレイ
1801 原稿セット位置
1802 原稿検知センサ
1804 ADF読取位置
1805 イメージセンサホームポジション
1806 イメージセンサ
1807 原稿台
1809 原稿突き当て位置
1810 白黒基準板
1811 圧板
1812 搬送手段

Claims (16)

  1. 複数の画像読取手段のいずれかにより原稿画像を読取り、所定のコピーモードにより読取った画像を記録紙に記録する画像処理装置において、原稿画像を記録紙にフチ無しコピーするフチ無しコピーモードが選択されており、かつ前記フチ無しコピーモードで行なう原稿の全面読取に適さない前記画像読取手段が選択されている場合、それ以上の画像処理動作を禁止する制御手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数の画像読取手段の選択状態を画像読取手段に対する原稿のセット状態を介して検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の画像読取手段が原稿搬送に関する部材を除く一部の部材を共有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記フチ無しコピーモードにおいて、全面読取した原稿画像を所定の変倍倍率で拡大し記録紙に記録することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記原稿画像の拡大により、記録紙からはみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量をユーザ設定する手段を有し、ユーザが設定したはみ出し量に基づき、前記拡大の際の変倍倍率を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記フチ無しコピーモードにおいて、全面読取した画像を所定の変倍倍率で拡大した画像をセンタリングして記録紙に記録することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 複数の画像読取手段のいずれかにより原稿画像を読取り、所定のコピーモードにより読取った画像を記録紙に記録する画像処理装置の制御方法において、
    原稿画像を記録紙にフチ無しコピーするフチ無しコピーモードが選択されており、かつ前記フチ無しコピーモードで行なう原稿の全面読取に適さない前記画像読取手段が選択されている場合、それ以上の画像処理動作を禁止する制御ステップを含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 前記複数の画像読取手段の選択状態を画像読取手段に対する原稿のセット状態を介して検出することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  9. 前記フチ無しコピーモードにおいて、全面読取した原稿画像を所定の変倍倍率で拡大し記録紙に記録することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 前記原稿画像の拡大により、記録紙からはみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量をユーザ設定させ、ユーザが設定したはみ出し量に基づき、前記拡大の際の変倍倍率を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  11. 前記フチ無しコピーモードにおいて、全面読取した画像を所定の変倍倍率で拡大した画像をセンタリングして記録紙に記録することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  12. 複数の画像読取手段のいずれかにより原稿画像を読取り、所定のコピーモードにより読取った画像を記録紙に記録する画像処理装置の制御プログラムにおいて、
    原稿画像を記録紙にフチ無しコピーするフチ無しコピーモードが選択されており、かつ前記フチ無しコピーモードで行なう原稿の全面読取に適さない前記画像読取手段が選択されている場合、それ以上の画像処理動作を禁止する制御ステップを含むことを特徴とする画像処理装置の制御プログラム。
  13. 前記複数の画像読取手段の選択状態を画像読取手段に対する原稿のセット状態を介して検出する制御ステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御プログラム。
  14. 前記フチ無しコピーモードにおいて、全面読取した原稿画像を所定の変倍倍率で拡大し記録紙に記録する制御ステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御プログラム。
  15. 前記原稿画像の拡大により、記録紙からはみ出して非記録となる画像の大きさに相当するはみ出し量をユーザ設定させ、ユーザが設定したはみ出し量に基づき、前記拡大の際の変倍倍率を決定する制御ステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御プログラム。
  16. 前記フチ無しコピーモードにおいて、全面読取した画像を所定の変倍倍率で拡大した画像をセンタリングして記録紙に記録する制御ステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御プログラム。
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