JP2004103694A - Siウエハ用レーザマーキング装置 - Google Patents

Siウエハ用レーザマーキング装置 Download PDF

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JP2004103694A JP2002261131A JP2002261131A JP2004103694A JP 2004103694 A JP2004103694 A JP 2004103694A JP 2002261131 A JP2002261131 A JP 2002261131A JP 2002261131 A JP2002261131 A JP 2002261131A JP 2004103694 A JP2004103694 A JP 2004103694A
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Masami Umezawa
梅沢 昌巳
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Abstract

【課題】Siウエハへの吸収率が良い高価なSHGレーザ等を用いずに、高出力ではないレーザ発生装置単体で構成することができ、装置を安価で小型化することができるSiウエハ用レーザマーキング装置を提供する。
【解決手段】レーザ光2を照射するYAGレーザ1、前記レーザ光2をSiウエハ4に集光させる集光手段3、前記Siウエハ4上に生じる前記レーザ光2の集光点を走査する走査手段5、前記Siウエハ4を透過したレーザ光7を反射するための全反射ミラー6を順次配置する
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Siウエハへ日付や番号等の情報を持つ文字、数字、バーコードまたは2次元コード等をマーキングするSiウエハ用マーキング装置に関する。
【0002】
【従来の枝術】
Siウエハへのマーキングには、従来前記Siウエハへの吸収率がよいSHGレーザ等を用いている。また。YAGレーザを用いた場合には、高出力のものを使用または前記YAGレーザの他に加熱用のアシストを用いてマーキングを行っていた。
【0003】
しかしながら、SHGレーザ等を用いた場合には、装置の構成が複雑で高価になる。また、高出力のもの、YAGレーザやYAGレーザの他に加熱用のアシストレーザを用いた場合には、装置が高価になるとともに装置が大きくなる。そして、高出力ではないYAGレーザ単体ではレーザが透過してしまい、マーキングできないといった問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、Siウエハへの吸収率が良い高価なSHGレーザ等を用いずに、高出力ではないYAGレーザ等のレーザ発生装置単体で構成することができ、装置を安価で小型化することができるSiウエハ用レーザマーキング装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、Siウエハを一部が透過するレーザ光を照射するレーザ発生装置と、前記レーザ光をSiウエハに集光させる集光手段と、前記Siウエハ上に生じる前記レーザ光の集光点を走査する走査手段とSiウエハを透過したレーザ光をSiウエハへ反射させる全反射ミラーを具備するようにしたものである。
【0006】
本発明実施に用いるレーザ発生装置としては、YAGレーザ、COレーザ、ガラスレーザ、半導体レーザ(Siウエハを一部が透過する波長の長いレーザ光を発生させるもの)等を使用する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
【0008】
図1は本発明にかかるSiウエハ用レーザマーキング装置の概略構成を示す模式図で、1はYAGレーザ、2はYAGレーザ1から照射されたレーザ光、3はレーザ光2を集光するための集光手段(レンズ系)、4はSiウエハ、5はSiウエハ4を透過したレーザ光が通過可能な構成のX‐Yステージ等からなる走査手段、6はSiウエハ4を透過したレーザ光3を反射するための全反射ミラー、7は全反射ミラー6で反射したレーザ光である。
【0009】
図1の模式図に示すように、集光手段3により集光されたYAGレーザ光2は、波長の性質により、Siウエハを透過してしまう。その透過したレーザ光を全反射ミラー6により、Siウエハ4を透過してきたレーザ光を反射することにより、裏面から反射レーザ光7をSiウエハ4に照射することができる。
【0010】
この実施例の形態によれば、透過したレーザ光を全反射ミラー6により、Siウエハ4を透過してきたレーザ光を反射し、裏面からマーキングスポットへ反射レーザー光7をSiウエハ4に照射すれば、マーキングスポットの温度上昇にバイアスを加えることができる。
【0011】
このことから、全反射ミラー6により、裏面からマーキングスポットへ照射する反射レーザ光は、加熱用アシストレーザの役目を果たし、高出力ではないYAGレーザ単体でもレーザマーキングを行うことができる。
【0012】
以上説明した実施例は、レーザ発生装置としてYAGレーザを用いた場合であるが、前述のようにレーザ光の一部がSiウエハを透過するレーザ発生装置として、例えばCOレーザ、ガラスレーザ、半導体レーザ(但し波長の長いもの)を用いることができる。
【0013】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のSiウエハ用レーザマーキング装置によれば、全反射ミラー6により透過したレーザー光をマーキングスポットに照射すれば、吸収率の良いSHGレーザ、高出力のYAGレーザ、加熱用のアシストレーザを使用しなくても、高出力ではないレーザ発生装置単体でレーザマーキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の概略構成を示す模式図。
【符号の説明】
1  YAGレーザ
2  レーザ光
3  集光手段
4  Siウエハ
5  走査手段
6  全反射ミラー
7  反射レーザ光

Claims (1)

  1. Siウエハを一部が透過するレーザ光を照射するレーザ発生装置と、前記レーザ光をSiウエハに集光させる集光手段と、前記Siウエハ上に生じる前記レーザ光の集光点を走査する走査手段とSiウエハを透過したレーザ光をSiウエハへ反射させる全反射ミラーを具備したことを特徴とするSiウエハ用レーザマーキング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104708206A (zh) * 2015-03-03 2015-06-17 四川飞阳科技有限公司 激光打标装置及激光打标方法
KR101545501B1 (ko) 2013-11-15 2015-08-19 주식회사 에스에프에이 글래스 절단 장치

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