JP2004103466A - 回動式スイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】押圧操作されるスイッチノブ15の表面が回路基板16に対して傾斜して配置され、このスイッチノブ15の回動支点となる軸部15aがスイッチノブ15の表面に沿って略並行な回動軸線を有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、押圧操作されるスイッチノブと、該スイッチノブの回動支点となる軸部とを備えた回動式スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種操作パネル等には、その操作用に複数のスイッチが設けられている。
【0003】
また、このようなスイッチには、押圧操作されるスイッチノブと、このスイッチノブの回動支点となる軸部とを備えた回動式のスイッチも周知である。
【0004】
一方、このような回動式スイッチを有する操作パネルとして、全体的なデザイン上の観点や設置スペースの制限に伴う操作性の向上等を目的として、スイッチノブの表面が傾斜された状態で設けられた回動式スイッチも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
この特許文献1に開示の回動式スイッチは、そのスイッチノブの表面である操作面が手前下がりとなるように傾斜されると共に、その傾斜方向と直行する方向に軸線を有する回動軸をスイッチノブの基部側に一体的に設けたものである。
【0006】
他方、例えば、近年の車両用ヒーターコントロールユニットや音響機器コントロールユニット等に見られるように、全体表面が車幅方向に曲面とされたセンターコンソールに配置されたものがある。
【0007】
そして、このような曲面に設けられたコントロールユニットに配置された操作スイッチ等においても、回動式スイッチを採用する場合がある。
【0008】
この際、上述したようにセンターコンソールが車幅方向に曲面とされた場合において、回動スイッチの操作性や機能性の観点から、その回動方向が上下方向、すなわち、スイッチノブの傾斜方向に延びている、すなわち、上下方向に回動する回動スイッチとすることも考えられる。
【0009】
【特許文献1】
実開平1−116714号公報(第5−7頁、第1図、第3図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特許文献1に開示の回動式スイッチのように、スイッチノブの表面の傾斜方向が車体上下方向となっており、しかも、スイッチノブの操作方向、すなわち、スイッチノブの回動方向も上下方向とした場合、本来であればスイッチノブの回動軸から離間する略回動範囲が大きくなるのに対してスイッチノブの表面が傾斜していることから、全体の回動ストロークは略同一となる。
【0011】
これに対して、上述したセンターコンソールに配置されたコントロールユニット用の回動式スイッチのように、スイッチノブの傾斜方向が車体幅方向となっており、しかも、スイッチノブの操作方向、すなわち、スイッチノブの回動方向も車体上下方向となっている場合、回動軸からコントロールノブまでの距離がコントロールノブの傾斜に応じて異なることとなる。
【0012】
図8−13は、このようなスイッチノブが傾斜していると共にそのスイッチノブの回動支点となる回動軸の軸線が傾斜方向に延びている場合を示し、図8は図11の8−8線に沿う横断面図、図9は図8,11の9−9線に沿う縦断面図、図10は図8,11の10−10線に沿う縦断面図、図11は回動式スイッチを有する車載モニタ装置の要部の正面図、図12は図8,11の12−12線に沿う縦断面図、図13は図8,11の13−13線に沿う縦断面図である。
【0013】
図11において、1は車載モニタ装置(全体図省略)、2は車載モニタ装置のモニタ画面、3は車載モニタ装置1の操作用のダイヤルスイッチ、4は車載モニタ装置1の操作用の回動式スイッチである。
【0014】
この回動式スイッチ4は、図8に示すように、車幅方向に沿って傾斜された表面を有するスイッチノブ5と、図9,10に示すように、スイッチノブ5の裏面に位置して回路基板6に設けられたスイッチ本体7と、スイッチノブ5の裏面に一体に設けられてスイッチ本体7をオン・オフするようにスイッチノブ5の押圧操作に連動してスイッチノブ5を回動させるように車幅方向に延びる軸部5aを保持するホルダー8と、スイッチ本体7のオン・オフに連動して点灯・消灯するLED光源9とを備えている。
【0015】
スイッチノブ5は、隣接するダイヤルスイッチ3のベース表面との間に意匠性を兼ねてスイッチノブ5の回動を許容する隙間Pが設けられている。
【0016】
しかしながら、このような構成では、スイッチノブ5の傾斜上端(図8の図示左側)と傾斜下端(図8の図示右側)とでは、スイッチノブ5の表面から回動軸8までの距離が異なることから、図12,13に示すようにスイッチノブ5と回動軸8との距離が短かくなると、スイッチノブ5がダイヤル式スイッチ3のベース3aに干渉してしまうという問題が生じてしまううえ、スイッチノブ5の表面と操作する指先との当接位置によって操作感覚が異なってしまい、スイッチ操作が行われたか否かの感覚的な判断が得られ難いという問題が生じていた。
【0017】
本発明は、上記問題を解決するため、スイッチノブを回動させた際の周辺機器との干渉を防止することができ、しかも、操作感覚を均一に得ることができる回動式スイッチを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明の回動式スイッチは、押圧操作されるスイッチノブと、該スイッチノブの回動支点となる軸部とを備えた回動式スイッチにおいて、前記スイッチノブの表面が回路基板に対して傾斜して配置されていると共に前記軸部が前記スイッチノブの表面に沿って略並行な回動軸線を有することを特徴とする。
【0019】
このような構成においては、押圧操作されるスイッチノブの表面が回路基板に対して傾斜して配置され、このスイッチノブの回動支点となる軸部がスイッチノブの表面に沿って略並行な回動軸線を有する。
【0020】
これにより、実際に押圧操作されるスイッチノブの表面と回動支点となる軸部との距離が均一となり、スイッチノブの表面が傾斜しているにもかかわらず、均一な操作感を得ることができる。
【0021】
また、本発明の回動式スイッチは、前記軸部は、前記回路基板から立ち上げられ且つ高さの異なる軸保持部を有するリブ状のホルダーに保持されていることを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の回動式スイッチは、前記軸部は、前記スイッチノブと一体のリブに形成された薄肉ヒンジであることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の回動式スイッチの実施の形態を、車両用モニタ装置の操作パネルに適用し、図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は図4の1−1線に沿う横断面図、図2は図4の2−2線に沿う縦断面図、図3は図4の3−3線に沿う縦断面図、図4は回動式スイッチを有する車載モニタ装置の要部の正面図、図5は図4の5−5線に沿う縦断面図、図6は図4の6−6線に沿う縦断面図、図7は要部の分解斜視図である。
【0025】
図4において、11は車載モニタ装置(全体図省略)、12は車載モニタ装置のモニタ画面、13は車載モニタ装置11の操作用のダイヤルスイッチ、14は車載モニタ装置11の操作用の回動式スイッチである。
【0026】
回動式スイッチ14は、図1に示すように、車幅方向に沿って傾斜された表面を有するスイッチノブ15と、図2,3に示すように、スイッチノブ15の裏面に位置して回路基板16に設けられたスイッチ本体17と、スイッチノブ15の裏面に一体に設けられてスイッチ本体17をオン・オフするようにスイッチノブ15の押圧操作に連動してスイッチノブ15を回動させるように車幅方向に延びる軸部15aを保持するホルダー18と、スイッチ本体17のオン・オフに連動して点灯・消灯するLED光源19とを備えている。
【0027】
スイッチノブ15は、樹脂等の一体成形品であり、隣接するダイヤルスイッチ13のベース表面との間に意匠性を兼ねてスイッチノブ15の回動を許容する隙間Pが設けられている。また、図7に示すように、軸部15aは、スイッチノブ15の一辺寄りに位置しており、その中央付近に位置してスイッチノブ15と連続するリブ部15bの下方両端から突出して設けられている。
【0028】
この際、リブ部15bを含めた軸部15aの軸線はスイッチノブ15の表面と並行とされている。
【0029】
ホルダー18は、図3に示すように、回路基板16に嵌着保持されており、LED光源19の周囲を覆う周壁18aと、軸部15aを圧入状態で回動可能に保持する一対の保持爪18b,18cと、リブ部15bの下端を当接状態で支持する支持部18dとを備えている。また、ホルダー18は、車体内側(モニタ画面12側)に位置する保持爪18bの保持高さH1に対して、車体外側に位置する保持爪18cの保持高さH2を低くし、支持部18dをそれに合わせて傾斜させることで軸部15aの軸線をスイッチノブ15の表面の傾斜角度(回路基板16を基準)と一致した傾斜状態で保持する。
【0030】
したがって、スイッチノブ15の表面と軸部15aの軸線(回動支点)とを均一な距離とすることができ、スイッチノブ15を回動させた際の周辺機器との干渉を防止し得て、しかも、操作感覚を均一に得ることができる。
【0031】
ところで、上記実施の形態では、軸部15aを支持部15bと一体の軸としたものを開示したが、ホルダー18とスイッチノブ15とを一体に成形すると共に支持部15bに相当する部位を薄肉ヒンジとしてこの薄肉ヒンジのヒンジスリットをスイッチノブ15の表面と並行としてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明の回動式スイッチにあっては、以上説明したように構成したことにより、スイッチノブを回動させた際の周辺機器との干渉を防止し得て、しかも、操作感覚を均一に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる回動式スイッチを示し、図4の1−1線に沿う横断面図である。
【図2】図4の2−2線に沿う縦断面図である。
【図3】図4の3−3線に沿う縦断面図である。
【図4】回動式スイッチを有する車載モニタ装置の要部の正面図である。
【図5】図4の5−5線に沿う縦断面図である。
【図6】図4の6−6線に沿う縦断面図である。
【図7】同じく、要部の分解斜視図である。
【図8】従来の回動式スイッチを示し、図11の8−8線に沿う横断面図である。
【図9】図8,11の9−9線に沿う縦断面図である。
【図10】図8,11の10−10線に沿う縦断面図である。
【図11】回動式スイッチを有する車載モニタ装置の要部の正面図である。
【図12】図8,11の12−12線に沿う縦断面図である。
【図13】図8,11の13−13線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
15 スイッチノブ、15a 軸部、16 回路基板、18 ホルダー。
Claims (3)
- 押圧操作されるスイッチノブと、該スイッチノブの回動支点となる軸部とを備えた回動式スイッチにおいて、
前記スイッチノブの表面が回路基板に対して傾斜して配置されていると共に前記軸部が前記スイッチノブの表面に沿って略並行な回動軸線を有することを特徴とする回動式スイッチ。 - 前記軸部は、前記回路基板から立ち上げられ且つ高さの異なる軸保持部を有するリブ状のホルダーに保持されていることを特徴とする請求項1に記載の回動式スイッチ。
- 前記軸部は、前記スイッチノブと一体のリブに形成された薄肉ヒンジであることを特徴とする請求項1に記載の回動式スイッチ。
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