JP4027557B2 - 表示ボード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の後部窓の内側に配設される格納式の表示ボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の後方に対して各種情報を告知するために、例えば図13に示すような構成の表示ボードが知られている。
図13において、表示ボード1は、自動車2の後部窓の内側において車室内に取り付けられている。
表示ボード1は、例えばLED(発光ダイオード)表示ボードとして構成されており、平板状のパネル3と、このパネル3の表面にドットマトリックス状に配設されたLED(図示せず)と、パネル3内に設けられた各LEDを発光させるための駆動制御回路(図示せず)とを含んでいる。
【0003】
さらに、表示ボード1は、図13にて実線で示すように、パネル3のLEDを備えた表示面3aが後方に向くように直立した使用位置から、図13にて点線で示すように、パネル3の表示面3aが下方を向くように倒れた格納位置まで移動され得るように構成されている。
【0004】
ここで、表示ボード1は、図14に示すように、使用位置にある直立したパネル3の両側の中間付近にて、回転軸4によって揺動可能に取り付けられたアーム5の先端で支持されており、また、このアーム5の他端は、自動車2の車室内に固定された取付台6内から横方向に突出した回転軸7に固着されていて、この回転軸7の基端には取付台6内で駆動歯車8が連結されている。
【0005】
このような構成でなる表示ボード1を格納位置から使用位置に移動させる場合には、駆動歯車8を矢印A方向(図14参照)に回転駆動することにより、この駆動歯車8と一体に連結されたアーム5が回転軸7の周りに揺動する。
このようにして、表示ボード1のパネル3は、その回転軸4がアーム5によって固定されてアーム5の揺動と共にパネル3全体が揺動し、アーム5がほぼ直立した状態になったとき、図13にて実線で示すように表示ボード1のパネル3も直立した使用位置に達する。このようにして表示ボード1は、そのパネル3の表示面3aが自動車の後方に向いて配置される。
このような使用位置において、表示ボード1のパネル3に備えられたドットマトリックス状のLEDが適宜に駆動制御されて、表示面3aから所望の文字または記号等のパターンが自動車の後方に向かって表示されることになる。
【0006】
また、表示ボード1を使用位置から格納位置に移動させる場合には、駆動歯車8を矢印Aとは逆方向に回転駆動させることにより、この駆動歯車8と一体に連結されたアーム5が回転軸7の周りに同様に逆方向に揺動する。
これにより、表示ボード1のパネル3はアーム5の揺動と共に全体が揺動することになり、アーム5がほぼ水平状態になったとき、図13にて点線で示すように水平な格納位置に達する。従って、表示ボード1はそのパネルの表示面3aが下方に向いて、ほぼ水平に配置されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような構成の表示ボード1においては、上述した使用位置及び格納位置において、パネル3は回転軸7で支持されるだけであるので、例えば自動車の走行時における振動等によってパネル3にガタツキが発生し、場合によっては振動を発生することがあった。
【0008】
この発明は、以上の点にかんがみ、パネルのガタツキを抑制して、振動の発生を排除するようにした表示ボードを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明によれば、表面に表示部を備えた平板状のパネルと、第一の回転軸を介してこのパネルの両端を回動可能に支持するアームと、第二の回転軸を介してこのアームを揺動可能に支持する取付台とを有し、パネル表示部を後方に向けて直立した使用位置と表示部が倒れた格納位置とに移動し得るように構成され、自動車の後部窓の内側に設置される表示ボードであって、パネルとアームとの間に設けられた保持部と、第一の回転軸と第二の回転軸との間に設けられ第一の回転軸を第二の回転軸と逆方向に回動させる駆動機構と、を備え、保持部は、パネルに設けられた第一の係合部とアームに設けられ第一の係合部に係合する第二の係合部とを有する表示ボードにより達成される。
【0011】
この発明による表示ボードは、好ましくは、パネルの側面にプレートが設けられ、パネルの側面及びプレートには複数の取付孔が形成され、プレートは、パネル側面における複数の取付孔に選択的に取り付けられることにより使用位置における表示部の角度を調整し得る。
【0012】
この発明による表示ボードは、好ましくは、第一の係合部が、前記プレートに設けられた第一の回転軸を受容する軸孔に形成されたスリット部であり、第二の係合部が第一の回転軸に設けられた切欠部である。
【0013】
この発明による表示ボードは、好ましくは、保持部がさらに、パネル側に設けた係合凹部とアームに設けた係合爪とを備え、使用位置において上記係合爪が係合凹部に係合することによりパネルの回動が抑制される。
【0014】
この発明による表示ボードは、好ましくは、パネルの下端に設けられたローラと、該ローラの下方に自動車の前後方向を長手方向として設けられたガイドとを備え、このローラがガイドの表面を転動することにより、格納時にパネルのガタつきを抑制するようになっている。
【0015】
上記構成によれば、保持部のパネル側に設けられた第一の係合部とアーム側に設けられた第二の係合部が互いに係合することにより、パネルがアームに対して固定保持されると共に、駆動機構が停止していることにより駆動機構がパネルを係止することになる。
従って、パネルが保持部及び駆動機構によってアームに対して保持されることによって、パネルのガタツキが抑制されるので、例えば自動車の走行時にパネルに振動が発生するようなことがなく、異音の発生を排除することができる。
【0016】
第一の係合部がパネル側に設けられたアームの回転軸を受容する軸孔に形成した回転軸の直径より細いスリット部であり、第二の係合部がアームに固定された回転軸に形成した切欠部であって、第二の係合部としてのアーム回転軸の切欠部による細い部分が第一の係合部としての上記スリット部に進入することによってパネルの回動が抑制される場合には、第一の係合部及び第二の係合部のための取付スペースが不要であり、表示ボード全体を小型に構成することができる。
【0017】
第一の係合部が、使用位置におけるパネル表示部の角度を調整し得るように、パネル側面の複数の位置に選択的に取り付けられ得るプレートに設けられている場合には、例えば車種によって後部窓ガラスの傾斜角度が異なっても、使用位置における直立したパネルが後部窓ガラスと干渉しないように、プレートをパネル側面の複数位置に選択的に取り付けることによって、第一の係合部のパネルに対する位置が選定される。従って、自動車の多様な車種に対して表示ボードを装着することができ、量産効果によってコストを低減することができる。
【0018】
さらに、上記保持部が、パネル側に設けられた係合凹部とアームに設けられた係合爪とを備えており、使用位置にて上記係合爪が係合凹部に係合することによってパネルの回動が抑制される場合には、簡単な構成で且つ低コストで、使用位置におけるパネルのガタツキを抑制することができる。
【0019】
上記パネルが、その裏面下端に横方向に延びる回転軸の周りに回動可能なローラを備えている場合には、パネルが直立した使用位置から水平な格納位置に移動する際にパネル下縁が自動車の後部窓の内側のトリムに接近したとき、ローラがトリム上を転動することによって、パネル下縁が上記トリムと干渉することがなく、パネルを円滑に格納位置に移動させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明による表示ボードの第一の実施形態の構成を示している。
図1において、表示ボード10は、平板状のパネル11と、パネル11の両側を回動可能に且つ揺動可能に支持する一対のアーム12と、一方のアーム12に備えられた駆動機構13と、この一方のアーム12を固定保持する保持機構14と、を含んでいる。
【0021】
上記パネル11は、その表面にドットマトリックス状に配設されたLED(図示せず)を備えることにより、表示面11aを構成していると共に、内部にこれらのLEDを発光させるための駆動制御回路(図示せず)を備えている。
さらに、上記パネル11は、後述するアーム12を介して、図3にて実線で示す格納位置から鎖線で示す使用位置まで移動するように構成されている。
【0022】
上記一対のアーム12は、その各一端が第一の回転軸としての回転軸16によりパネル11の両側面をそのほぼ中央付近に対して回動可能に支持している。図4では、一方のアーム12をパネル11の一側面で回転軸16にて支持固定する状態を示しているが、他方のアームについても、回転軸にてパネル11の他側面を支持固定するのは同様である。さらに、一方のアーム12は、その他端が第二の回転軸としての回転軸17により自動車の後部窓の内側に取り付けられる取付台15に対して揺動可能に支持されている。
【0023】
上記駆動機構13の主な構成部品は、図4に示すように、例えば一方のアーム12に内蔵されている。なお、他方のアーム12にはこのような駆動機構13を組み込むことは必要としない。
駆動機構13は、駆動歯車13aと、アーム12の先端側から順に互いに噛合する第一の歯車13b,第二の歯車13c,第三の歯車13dとを含んでいる。
【0024】
ここで、上記駆動歯車13aは、回転軸17を介してアーム12と一体的に固定されている。また、この駆動歯車13aとアーム12との間に配置されている第三の歯車13dは、図6に示すようにアーム12と対向する取付台15の側面に回転しないように固定されている。
第一の歯車13b及び第二の歯車13cは、アーム12に対して回転可能に支持されていると共に、第一の歯車13bは取付ネジ18によって回転軸16に対して固定されている。
したがって、駆動歯車13aが図4にて矢印X方向に回転駆動されると、アーム12も回転軸17を回転中心にX方向に回転し、この動きに伴って第三の歯車13dの周りに第二の歯車13cがX方向に回転する。
このように、第二の歯車13cがアーム12と同じX方向に回転することによって、第一の歯車13bが駆動歯車13aと逆方向に回転するので、アーム12の矢印X方向への揺動に連動して、第一の歯車13b及びこれに固定した回転軸16は矢印X方向と逆方向に回動する。
【0025】
上記保持機構14は、プレート20を備えている。
このプレート20は平板状に形成されており、取付ネジ21にてパネル11の両側面に固定されると共に、上記回転軸16を受容する軸孔22を有している。この軸孔22は、図4(B)に示すように、円形部22aとこの円形部22aからプレート20の長手方向に沿って(パネル11の上部に向かって)延びる第一の係合部としてのスリット部22bとを有している。このスリット部22bは、上記円形部22aの直径より狭い幅に選定されている。
【0026】
これに対して、上記回転軸16は、パネル11側の先端16aが、円形部22aとほぼ同じ直径に形成されていると共に、この先端に隣接した第二の係合部としての領域16bにて、両側に切欠部を備えることにより、スリット部22bの幅より僅かに狭く形成されている。
これにより回転軸16は、その先端16aを軸孔22の円形部22aに挿入して、図4(B)に示すように先端に隣接した領域16bがスリット部22b内に進入したところで、取付ネジ19にてプレート20に固定される。
【0027】
また、プレート20の外側面には、図4に示すように、軸孔22の上方位置に係合凹部25が備えられ、これに対応して、アーム12の内側面に係合爪(図1参照)26が備えられている。これにより、使用位置にて、係合爪26を係合凹部25に嵌入させることにより、プレート20そしてパネル11のアーム12に対する相対回転運動が抑制され、パネル11の振動そして異音の発生を排除することができる。
【0028】
さらに、上記パネル11は、その両側付近において下端の裏面側に、図5に示すようなローラ11bを備えている。このローラ11bは、横方向に延びる回転軸の周りに回動可能に支持されており、前記取付台15が固定される自動車の後部窓の内側のトリム23(図9、図10を参照)上に設けられたガイド24の表面を転動するように構成されている。
【0029】
本発明実施形態による表示ボード10は以上のように構成されており、図7乃至図10に示すように自動車の後部窓の内側に取り付けられる。即ち、表示ボード10は、取付台15が自動車30の後部窓31の内側において後部座席32(図10参照)との間に設けられたトリム23上に固定される。
【0030】
先ず、パネル11の側面を一方のアーム12に組み付けるには、このアーム12の第一の歯車13bに取付ネジ18を介して回転軸16の基端を固定すると共に、その先端16aを、パネル11の側面に固着しているプレート20の軸孔22の円形部22aに挿入し、先端16aに隣接した領域16bがスリット部22b内に進入したところで取付ネジ19でプレート20に固定して組み付ける。これによりパネル11は、第一の歯車13bの回転に伴ってその回転方向と同じ方向に揺動され得る。
【0031】
次に、使用状態を示す図11を参照して、パネル11の使用・格納動作を説明する。先ず、図11(A)に示すように、使用位置においては、回転軸16の領域16bがプレート20の軸孔22のスリット部22b内で固定され、このプレート20がパネル11の側面に固定されており、回転軸16が第一の歯車13bに固定されていると共に、第一の歯車13bが第二の歯車13c,第三の歯車13dを介して駆動歯車13aに連結されていることにより、プレート20とアーム12との相対回転運動が阻止される。これにより、パネル11のアーム12に対するガタツキが抑制されるので、図11(A)にて鎖線で示すように、パネル11が使用位置からずれることはない。
【0032】
さらに、使用位置においては、プレート20の外側面に設けた第一の係合部である係合凹部25に、アーム12の係合爪26(第二の係合部)を係合させることによって、図12(A)に示すように係合爪26が係合凹部25に嵌入する。従って、プレート20そしてパネル11のアーム12に対する相対回転運動が抑制され、パネル11の振動そして異音の発生を排除することができる。
なお、係合爪26と係合凹部25の係合は、駆動歯車13aによりパネル11の回動に伴って、図12(B)及び(C)に示すように解放され、図12(D)に示す格納位置では、互いに干渉することなく、完全に解放された状態になる。
従って、この場合、係合爪26及び係合凹部25は、パネル11が直立した使用位置にあるとき、パネル11をアーム12に対して回転しないように固定保持する。これにより、パネル11の振動及び異音の発生をより一層確実に排除することができる。
【0033】
図11(A)に示す使用位置から、駆動歯車13aがX方向に回転駆動されると、アーム12が回転軸17を回転中心にX方向に揺動する。一方、第一の歯車13bは第二の歯車13cを介して駆動歯車13aと逆方向に回転する。これにより、アーム12の矢印X方向への揺動に連動して、第一の歯車13bに固定された回転軸16は矢印X方向と逆方向に回動する。その結果、パネル11は、その表示面11aを上に向けるように、上端が図面において右側に下降すると共に下端が後方に移動する。このような移動によって、パネル11は自動車30の後部窓31のガラスと干渉することなく、図11(B)に示すような水平状態に収まる。
【0034】
そして、パネルが、図11(B)に示すように、ほぼ水平の格納位置に位置するとき、前述したように、プレート20とアーム12との相対回転運動が阻止されているので、パネル11のアームに対するガタツキが抑制され、図11(B)にて鎖線で示すように、パネル11が格納位置からずれることはない。
【0035】
なお、パネル11が格納位置に持ち来される直前に、図11(C)にて位置P1,P2,P3で示すように、パネル11の両端にて下端の裏側に設けられたローラ11bが上記トリム23上に設けられたガイド24上を転動することによりパネル11の下端が円滑にトリム23上を移動する。そして、パネル11の格納位置にあっては、ガイド24上でローラ11bが圧接して停止する。このため、パネル11はローラ11bとガイド24とが圧接状態にあるのでパネルのガタつきが効果的に抑止される。なお、ローラ11bをゴムや柔軟な合成樹脂のような弾力性をもった材料で形成すると、パネルはガイド上に弾性的に保持され、表示ボードのガタつきが一層抑制される。
【0036】
これに対して、パネル11を格納位置から使用位置まで移動させる場合には、上述した手順と逆に、駆動歯車13aをXと逆方向に回転駆動することによりアーム12もXと逆方向へ揺動し、回転軸16がX方向に回転する。それによってパネル11はその表示面11aを後方に向けるようにして前端が上昇し、後端が前方へ移動して、使用位置に持ち来される。
【0037】
ここで、上記プレート20は、パネル11の側面に対して、回転軸16に関して複数の角度位置に、選択的に取り付けられるように構成されている。これは、プレート20の複数の取付孔20aの何れか一つに取付ネジ21を挿通させて、プレート20をパネル11の側面に対して固定することにより容易に行なわれ得る。これにより、例えば自動車30の車種により後部窓31の傾斜角度が異なる等によって使用位置におけるパネル11が後部窓31の窓ガラスと干渉するような場合に、使用位置のパネル11の角度を適宜に調整することによって干渉を排除することができる。なお、図11(A)に実線と鎖線で示すパネル11は、取付孔20aを変更して取付ネジ21を挿通させた状態を示すものである。
【0038】
上述した実施形態においては、パネル11は、その表面の表示面11aにドットマトリックス状に配設されたLEDを備えているが、これに限らず他の表示手段、例えばドットマトリックス式液晶表示装置等を備えるようにしてもよいことは明らかである。
さらに、上述した実施形態においては、第一の係合部であるスリット部22b及び係合凹部25がプレート20に設けられているが、これに限らず、これらのスリット部22b及び係合凹部25は、パネル11の側面に直接に設けられていてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、少なくともパネルが直立した使用位置にて又は格納位置にて、パネル側に設けられた第一の係合部とアーム側に設けられた第二の係合部が互いに係合していることに加えて、プレートを介してパネルの揺動を行わせる回転軸と3か所で共締めすることで、パネルをアームに対して固定保持し得るので、パネルのガタツキが抑制されることになり、例えば自動車の走行時に、パネルに振動が発生するようなことがなく、異音の発生を排除することができる。
このようにして、本発明によれば、パネルのガタツキを抑制して、振動の発生を排除するようにした、極めて優れた表示ボードが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示ボードの一実施形態の構成を示す概略背面図である。
【図2】図1の表示ボードの概略平面図である。
【図3】図1の表示ボードの格納位置及び使用位置を示す概略斜視図である。
【図4】図1の表示ボードの要部を示す拡大分解斜視図である。
【図5】図1の表示ボードのローラの動作を示す部分拡大斜視図である。
【図6】図1の表示ボードの格納状態を示す平断面図である。
【図7】図1の表示ボードの自動車の後部窓の内側への配置状態を示す平面図である。
【図8】図1の表示ボードの自動車の後部窓の内側への配置状態を示す背面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】図8のB−B線断面図である。
【図11】図1の表示ボードにおける使用位置から格納位置への移動時の保持機構の動作を順次に示す概略側面図である。
【図12】図1の表示ボードにおける使用位置から格納位置への移動時の係合凹部と係合爪との関係を順次に示す概略斜視図である。
【図13】従来の表示ボードを搭載した自動車の後部付近を示す概略側面図である。
【図14】図12の表示ボードの要部を示す拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
10 表示ボード
11 パネル
11a 表示面
11b ローラ
12 アーム
13 駆動機構
13a 駆動歯車
13b,13c,13d 歯車
14 保持機構
15 取付台
16,17 回転軸
16b 切欠領域(第二の係合部)
18 取付ネジ
20 プレート
20a 取付孔
21 取付ネジ
22 軸孔
22a 円形部
22b スリット部(第一の係合部)
23 トリム
24 ガイド
25 係合凹部
26 係合爪
30 自動車
31 後部窓
32 後部座席

Claims (5)

  1. 表面に表示部を備えた平板状のパネルと、第一の回転軸を介して上記パネルの両端を回動可能に支持するアームと、第二の回転軸を介してこのアームを揺動可能に支持する取付台と、を有し、上記パネルが表示部を後方に向けて直立した使用位置と表示部が倒れた格納位置とに移動するように構成された表示ボードにおいて、
    上記第一の回転軸を上記第二の回転軸と逆方向に回動させる駆動機構と、
    上記パネルと上記アームとの間に設けられた保持部と、を備え、
    上記駆動機構は、上記第一の回転軸に固定される第一の歯車と、上記アームに回転可能に支持され上記第一の歯車と噛合する第二の歯車と、上記取付台に固定され上記第二の歯車と噛合する第三の歯車と、を有し、
    上記保持部は、上記パネルに設けられた第一の係合部と上記アームに設けられ上記第一の係合部に係合する第二の係合部とを有することを特徴とする、表示ボード。
  2. 前記パネルの側面にプレートが設けられ、上記パネルの側面及び上記プレートには複数の取付孔が形成され、上記プレートは、上記パネル側面における上記複数の取付孔に選択的に取り付けられることにより使用位置における前記表示部の角度を調整し得ることを特徴とする、請求項1に記載の表示ボード。
  3. 前記第一の係合部は、前記プレートに設けられた前記第一の回転軸を受容する軸孔に形成されたスリット部であり、
    前記第二の係合部は、前記第一の回転軸に設けられた切欠部であることを特徴とする、請求項2に記載の表示ボード。
  4. 前記保持部は、さらに、パネル側に設けた係合凹部とアームに設けた係合爪とを備え、使用位置において、上記係合爪が上記係合凹部に係合することによりパネルの回動が抑制されることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の表示ボード。
  5. 前記パネルの下端に設けられたローラと、該ローラの下方に自動車の前後方向を長手方向として設けられたガイドと、を備え、上記ローラが上記ガイドの表面を転動することにより、格納時にパネルのガタつきを抑制することを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の表示ボード。
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