JP2004103202A - 薄膜磁性体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非選択のMTJメモリセルに生じるリーク電流を抑制して、データ読出マージンの高い薄膜磁性体記憶装置を提供する。
【解決手段】MTJメモリセルMCは、対応するワード線の活性化に応答してターンオンするアクセストランジスタATRと、記憶データに応じて電気抵抗が変化するトンネル磁気抵抗素子TMRとを有する。アクセストランジスタATRのソースは、接地電圧GNDを供給するソース線SL1〜SLnと接続される。非選択のアクセストランジスタにおけるオフリーク電流を抑制するために、各アクセストランジスタATRは、同一チップ上に形成された他のMOSトランジスタTLよりもしきい値電圧の大きいMOSトランジスタによって構成される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、薄膜磁性体記憶装置に関し、より特定的には、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)を有するメモリセルを備えた薄膜磁性体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、低消費電力で不揮発的なデータの記憶が可能な記憶装置として、MRAM(Magnetic Random Access Memory)デバイスが注目されている。MRAMデバイスは、半導体集積回路に形成された複数の薄膜磁性体を用いて不揮発的なデータ記憶を行ない、薄膜磁性体に対してランダムアクセスが可能な記憶装置である。
【0003】
図12は、磁気トンネル接合を有するメモリセル(以下、単に「MTJメモリセル」とも称する)のデータ記憶原理を説明する概念図である。
【0004】
図12を参照して、MTJメモリセルは、磁性体の磁化方向によって物質の電気抵抗が変化するMR(Magneto−Resistive)効果を有するトンネル磁気抵抗素子TMRを含む。トンネル磁気抵抗素子TMRは、常温でも顕著なMR効果が得られ、高いMR比(磁化方向に応じた電気抵抗比)を有することが特徴である。
【0005】
トンネル磁気抵抗素子TMRは、強磁性体膜201,202と、絶縁膜(トンネル膜)203とを含む。トンネル磁気抵抗素子TMRでは、強磁性体膜201,202に挟まれた絶縁膜203を流れるトンネル電流の大きさが、強磁性体膜201,202の磁化方向によって定められた電子のスピンの向きにより変化する。強磁性体膜201,202内のスピン電子が取り得る状態数は、磁化方向によって異なるため、強磁性体膜201および202の磁化方向が同じである場合にはトンネル電流は大きくなり、両者の磁化方向が逆方向である場合にはトンネル電流が小さくなる。
【0006】
この現象を利用して、強磁性体膜201の磁化方向を固定する一方で、強磁性体膜202の磁化方向を記憶データに応じて変化させることにより、トンネル膜203を流れるトンネル電流の大きさ、すなわちトンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗を検出することによって、当該トンネル磁気抵抗素子TMRを、1ビットのデータ記憶を実行するメモリセルとして用いることができる。強磁性体膜201の磁化方向は、反強磁性体などによって固定されており、一般的に「スピンバルブ」とも呼ばれる。
【0007】
なお、以下においては、固定された磁化方向を有する強磁性体膜201を、固定磁化膜201とも称し、記憶データに応じた磁化方向を有する強磁性体膜202を自由磁化膜202とも称することとする。
【0008】
高密度のメモリデバイスを実現するためには、このようなトンネル磁気抵抗素子TMRで形成されたMTJメモリセルを2次元アレイ状に配置することが望ましい。一般的に強磁性体には、結晶構造や形状などによって磁化しやすい(磁化に必要なエネルギが低い状態)方向が存在し、この方向を一般に磁化容易軸(Easy Axis)と呼ぶ。自由磁化膜202における記憶データに応じた磁化方向は、この磁化容易軸に沿った方向に設定される。これに対し、強磁性体を磁化しにくい(磁化に必要なエネルギが高い状態)方向は、磁化困難軸(Hard Axis)と呼ばれる。
【0009】
図13は、データ書込動作時にMTJメモリセルへ印加されるデータ書込磁界を説明する概念図である。
【0010】
図13を参照して、横軸は磁化容易軸方向に沿ったデータ書込磁界H(EA)を示し、縦軸は磁化困難軸方向に沿ったデータ書込磁界H(HA)を示している。データ書込磁界H(EA)とH(HA)とのベクトル和が、アステロイド曲線205を超える領域に達すると、トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向(自由磁化膜202の磁化方向)は、磁化容易軸に沿った方向に書換えられる。
【0011】
反対に、アステロイド曲線205の内側領域のデータ書込磁界が印加された状態では、トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向が更新されず、その記憶内容は不揮発的に保持される。
【0012】
図13に示されるように、データ書込磁界H(HA)を同時に印加することによって、データ書換に必要なデータ書込磁界H(EA)が低減される。すなわち、データ書込時の動作点206および207は、書込データのレベルによらず一定方向のデータ書込磁界H(HA)と、書込データに応じた方向のデータ書込磁界H(EA)とのベクトル和によって示される。さらに、動作点206,207におけるデータ書込磁界H(HA)およびH(EA)のそれぞれは、単独ではアステロイド曲線205を超える領域には達することがないように設計される。
【0013】
図14は、MTJメモリセルで構成されたメモリセルアレイにおけるデータ書込配線の配置を示す概念図である。
【0014】
図14を参照して、それぞれがMTJメモリセルを構成するトンネル磁気抵抗素子TMRが行列状に配置されたメモリセルアレイにおいては、データ書込配線210および215が格子状に配置される。データ書込配線210および215の一方ずつは、データ書込磁界H(EA)およびH(HA)の一方ずつをそれぞれ発生するためのデータ書込電流の供給を受ける。
【0015】
たとえば、データ書込配線210によってデータ書込磁界H(HA)が発生され、データ書込配線215によってデータ書込磁界H(EA)が発生されるとすると、データ書込配線210には、一定方向のデータ書込電流が選択的に流され、データ書込配線215には、書込データに応じた方向のデータ書込電流が選択的に流される。データ書込対象に指定されたMTJメモリセルについては、対応するデータ書込配線210および215の両方にデータ書込電流が流される。
【0016】
この結果、データ書込配線210および215へのデータ書込電流の供給をアドレス選択に応じて制御することにより、2次元配置された複数のトンネル磁気抵抗素子TMRに対して、選択的にデータ書込を実行することができる。
【0017】
図15は、MTJメモリセルからのデータ読出構成を説明する概念図である。
このような構成は、たとえば、非特許文献1〜3に開示されている。
【0018】
図15を参照して、既に説明したように、MTJメモリセル、すなわちトンネル磁気抵抗素子TMRに対するデータ書込は、ディジット線DLおよびビット線BLをそれぞれ流れるデータ書込電流によって生じる磁界によって実行される。たとえば、ディジット線DLは図14に示したデータ書込配線210に相当し、ビット線BLは、データ書込配線215にそれぞれ相当する。
【0019】
トンネル磁気抵抗素子TMRに対する読出を実行するためのアクセス素子として、ワード線WLの電圧に応じてオンまたはオフするアクセストランジスタATRが設けられる。アクセストランジスタATRとしては、代表的にMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが適用される。アクセストランジスタATRのソース/ドレイン領域の一方は、トンネル磁気抵抗素子TMRと電気的に結合され、ソース/ドレイン領域の他方は、接地電圧等の固定電圧と結合される。
【0020】
データ読出時には、ビット線BLを当該固定電圧とは異なる電圧に設定した上で、ワード線WLの活性化によってアクセストランジスタATRをターンオンさせる。これにより、アクセストランジスタATRを介して、ビット線BLおよびトンネル磁気抵抗素子TMRを含む電流経路に、トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向、すなわち記憶データに応じた電流を流すことができる。
【0021】
したがって、このときのビット線電流を基準電流と比較することによって、トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向、すなわちMTJメモリセルの記憶データを判定することができる。データ読出時におけるビット線電流は、データ書込電流に比べればかなり小さいため、データ読出時に流れる電流によってトンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向が変化することはない。すなわち、非破壊的なデータ読出が可能である。
【0022】
MRAMデバイスにおいては、このようなMTJメモリセルを行列状に集積配置してメモリアレイが設けられる。データ読出動作は、当該メモリアレイの中からデータ読出の対象となる「選択メモリセル」を指定し、当該選択メモリセルを対象として実行される。
【0023】
図16は、MTJメモリセルによって構成されたメモリアレイからのデータ読出構成を示す回路図である。
【0024】
図16を参照して、メモリアレイは、n行×m列(n,m:自然数)に行列状に配置された複数のMTJメモリセルMCと、複数のリファレンスセルRMCとから構成されている。複数のリファレンスセルRMCは、リファレンスセル列11を構成するように、列方向に沿って配置される。既に説明したように、各MTJメモリセルMCは、記憶データに応じて、2種類の電気抵抗のいずれかを有する。以下においては、このような2種類の電気抵抗をRmaxおよびRminと表記することとする(Rmax>Rmin)。各リファレンスセルRMCは、電気抵抗RmaxおよびRminの中間レベルを有するように設計される。
【0025】
ワード線WL1〜WLnは、データ読出時にMTJメモリセルの行(以下、単に「メモリセル行」とも称する)を選択するために設けられ、ディジット線DL1〜DLnは、データ書込時にメモリセル行を選択するために設けられる。各ワード線および各ディジット線は、同一のメモリセル行に属するMTJメモリセルMCおよびリファレンスセルRMCによって共有される。
【0026】
一方、MTJメモリセルの列(以下、単に「メモリセル列」とも称する)にそれぞれ対応してビット線BL1〜BLmが設けられ、リファレンスセル列11に対応してリファレンスビット線BLrが配置される。メモリセル列およびリファレンスセル列の選択は、列選択信号CS1〜CSm,CSrによって実行される。
【0027】
MTJメモリセルMCの各々は、ビット線BL1〜BLmのうちの対応する1本と接地電圧GNDとの間に直列に接続される、トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRを有する。アクセストランジスタATRのゲートは、ワード線WL1〜WLnのうちの対応する1本と接続される。
【0028】
各リファレンスセルRMCは、リファレンスビット線BLrと接地電圧GNDとの間に直列に接続される、基準抵抗素子TMRrおよびアクセストランジスタATRrを有する。アクセストランジスタATR,ATRrとしては、半導体基板上に形成された電界効果型トランジスタであるMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ、特にNチャネル型MOSトランジスタが代表的に適用される。
【0029】
ビット線BL1〜BLmとデータ線DSLとの間には、列選択ゲートCSG1〜CSGmが設けられ、リファレンスデータ線DSLrとリファレンスビット線BLrの間には列選択ゲートCSGrが接続される。列選択ゲートCSG1〜CSGmは、列選択信号CS1〜CSmに応答してオン・オフし、列選択ゲートCSGrは、列選択信号CSrに応答してオン・オフする。
【0030】
データ読出時には、選択行のワード線がハイレベル(以下、「Hレベル」と表記する)に活性化され、それ以外の非選択行で、ワード線がローレベル(以下、「Hレベル」と表記する)に活性化される。さらに、選択列の列選択信号がHレベルへ活性化され、列選択信号CSrがアドレス選択結果にかかわらずHレベルへ活性化される。
【0031】
これに応答して、選択行に属するアクセストランジスタATRおよびATRrがオンし、選択メモリセルを介して接地電圧GNDへプルダウンされた選択列のビット線(以下、「選択ビット線」と称する)は、データ線DSLを介して、データ読出用のセンスアンプ50と接続される。同様に、選択メモリセルと同一のメモリセル行に属するリファレンスセルを介して接地電圧GNDへプルダウンされたリファレンスビット線BLrは、リファレンスデータ線DSLrを介して、データ読出用のセンスアンプ50と接続される。
【0032】
この状態で、データ線DSLおよびリファレンスデータ線DSLrの各々を共通の電圧でプルアップする。この結果、選択メモリセル、選択ビット線およびデータ線DSLを含む電流経路に、選択メモリセルの電気抵抗(すなわち、記憶データ)に応じたメモリセル電流Icellが生じる。メモリセル電流Icellは、選択メモリセルの記憶データに応じて、2種類のレベルのいずれかを有する。一方、リファレンスセル、リファレンスデータ線DSLrおよびリファレンスビット線BLrを含む電流経路には、メモリセル電流の2種類のレベルの中間に相当する基準電流Irefが流れる。
【0033】
したがって、センスアンプ50によって、メモリセル電流Icellと基準電流Irefとの電流差を検知・増幅することによって、選択メモリセルの記憶データを反映した読出データRDTを生成することができる。
【0034】
【非特許文献1】
ロイ・ショイアーライン(Roy Scheuerlein)他6名、“各セルにFETスイッチおよび磁気トンネル接合を用いた、10ns読出・書込の不揮発メモリアレイ(A 10ns Read and Write Non−Volatile Memory Array Using a Magnetic TunnelJunction and FET Switch in each Cell)”,(米国),2000年米国電気電子学会国際固体回路会議・技術論文集TA7.2(2000 IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, TA7.2),p.128−129。
【0035】
【非特許文献2】
ダーラム(M.Durlam)他5名、“磁気トンネル接合素子に基づいた不揮発ランダムアクセスメモリ(Nonvolatile RAM based on Magnetic Tunnel Junction Elements)”,(米国),2000年米国電気電子学会国際固体回路会議・技術論文集TA7.3(2000 IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, TA7.3),p.130−131。
【0036】
【非特許文献3】
ナジ(Peter K. Naji)他4名、“256kb、3.0ボルトおよび1トランジスタ1磁気トンネル接合型の不揮発性磁気抵抗性ランダムアクセスメモリ(A 256kb 3.0V 1T1MTJ Nonvolatile Magnetoresistive RAM)”(米国),2001年米国電気電子学会国際固体回路会議・技術論文集TA7.6(2001 IEEE ISSCC Digest of Technical Papers, TA7.6),p.122−123。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、MRAMデバイスでのデータ読出には、選択ビット線およびリファレンスビット線の通過電流である、メモリセル電流Icellおよび基準電流Irefに、選択メモリセルおよびリファレンスセルの電気抵抗を正確に反映することが必要である。
【0038】
メモリセル電流Icellが通過する選択列のビット線には、選択メモリセルのみならず、同一のメモリセル行に属する複数の非選択メモリセルが接続されている。これらの非選択メモリセルにおいては、アクセストランジスタATRは対応するワード線の非活性化に応答してターンオフされている。
【0039】
しかしながら、これらのターンオフされるべきアクセストランジスタにおいても、サブスレッショルド電流や拡散領域からの拡散リーク電流によって、オフリーク電流が生じてしまう。このオフリーク電流も選択ビット線の通過電流となるので、オフリーク電流が大きくなると、メモリセル電流Icellが選択メモリセルの電気抵抗を必ずしも反映しなくなってしまい、データ読出マージンが低下する危険性がある。同様の問題は、リファレンスセル中のアクセストランジスタATRrにも当てはまる。
【0040】
特に、システムLSI(Large Scale integrated circuit)を形成するために、MRAMデバイスと、ロジック部とを同一チップに混載した構成において、当該ロジック部には、高速動作のために比較的しきい値電圧の小さいMOSトランジスタが用いられる。このようなMOSトランジスタでは、ターンオン時の動作電流が大きいため高速動作が期待できる反面、ターンオフ時のオフリーク電流も大きくなってしまう。
【0041】
したがって、ロジック部と共通のMOSトランジスタをMTJメモリセルのアクセストランジスタとして用いた場合には、オフリーク電流の影響によってMRAMデバイスでのデータ読出マージンが低下し、回路動作の安定化を損なう危険性があった。
【0042】
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、非選択のMTJメモリセルに生じるリーク電流を抑制して、データ読出マージンの高い薄膜磁性体記憶装置を提供することである。
【0043】
【課題を解決するための手段】
この発明に従う薄膜磁性体記憶装置は、行および列に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、行にそれぞれ対応して設けられ、データ読出対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のワード線と、列にそれぞれ対応して配置される複数のビット線と、複数のビット線のうちの、選択されたメモリセルに対応する1本の通過電流に基づいて読出データを生成するデータ読出回路とを備える。複数のメモリセルの各々は、複数のビット線の対応する1本と固定電圧の間に直列に接続された、記憶データに応じて電気抵抗が変化する磁気記憶素子および対応するワード線の活性化に応答してオンするアクセス素子を含み、アクセス素子は、対応するワード線と結合されたゲートを有する第1の電界効果型トランジスタを有する。第1の電界効果型トランジスタは、同一チップ上に配置された他の電界効果トランジスタよりもしきい値電圧が大きい。
【0044】
好ましくは、薄膜磁性体記憶装置は、データ読出回路によって生成された読出データを薄膜磁性体記憶装置の外部に出力するためのインターフェイス回路をさらに備え、第1の電界効果型トランジスタのしきい値電圧の絶対値は、インターフェイス回路を構成する電界効果型トランジスタのしきい値電圧と同等に設計される。
【0045】
また好ましくは、第1の電界効果型トランジスタは、Nチャネル型であり、各ワード線は、活性化時に第1の電界効果型トランジスタのしきい値電圧よりも大きい正電圧に設定され、非活性化時に接地電圧に設定される。
【0046】
好ましくは、薄膜磁性体記憶装置は、行にそれぞれ対応して設けられ、データ書込対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のディジット線と、複数のディジット線にそれぞれ対応して設けられる複数のディジット線駆動回路とをさらに備え、各ディジット線駆動回路は、対応するディジット線が活性化された場合に、データ書込磁界を生じさせるデータ書込電流を供給するための第2の電界効果型トランジスタを有し、第1の電界効果型トランジスタは、第2の電界効果型トランジスタよりもしきい値電圧の絶対値が大きい。
【0047】
あるいは好ましくは、薄膜磁性体記憶装置は、列にそれぞれ対応して設けられる複数のビット線ドライバをさらに備え、各ビット線ドライバは、データ書込対象に選択されたメモリセルを含む列において、対応するビット線に対して、データ書込磁界を生じさせるデータ書込電流を供給するための第2の電界効果型トランジスタを含み、第1の電界効果型トランジスタは、第2の電界効果型トランジスタよりもしきい値電圧が大きい。
【0048】
また好ましくは、データ読出回路は、第1の電界効果型トランジスタよりもしきい値電圧の絶対値が小さい電界効果型トランジスタを含む。
【0049】
この発明の他の構成に従う薄膜磁性体記憶装置は、行および列に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、行にそれぞれ対応して設けられ、データ読出対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のワード線と、複数のワード線にそれぞれ対応して設けられ、データ読出期間において、選択行のワード線および非選択行のワード線を第1および第2の電圧にそれぞれ設定するための複数のワード線電圧制御回路と、列にそれぞれ対応して配置される複数のビット線と、複数のビット線のうちの、選択されたメモリセルに対応する1本の通過電流に基づいて読出データを生成するデータ読出回路とを備える。複数のメモリセルの各々は、複数のビット線の対応する1本と固定電圧の間に直列に接続された、記憶データに応じて電気抵抗が変化する磁気記憶素子および対応するワード線の活性化に応答してオンするアクセス素子を含み、アクセス素子は、対応するワード線と結合されたゲートを有する電界効果型トランジスタを有する。第1および第2の電圧は、固定電圧を基準として互いに極性が異なる。
【0050】
好ましくは、電界効果型トランジスタは、Nチャネル型であり、固定電圧は接地電圧に相当し、第1の電圧は、電界効果型トランジスタのしきい値電圧より大きい正電圧であり、第2の電圧は負電圧である。
【0051】
あるいは好ましくは、複数のワード線電圧制御回路の各々は、データ読出期間以外において、対応するワード線を固定電圧に設定する。
【0052】
さらに好ましくは、複数のワード線電圧制御回路の各々は、第1の電圧および対応するワード線の間に接続された第1のスイッチと、第2の電圧および対応するワード線の間に接続された第2のスイッチと、固定電圧および対応するワード線の間に接続されて、データ読出期間以外にオンする第3のスイッチとを含み、第1および第2のスイッチは、データ読出期間に、対応する行が選択されたメモリセルを含むか否かに応じて、相補的にオン・オフする。
【0053】
この発明のさらに他の構成に従う薄膜磁性体記憶装置は、行および列に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、行にそれぞれ対応して設けられ、データ読出対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のワード線と、行にそれぞれ対応して設けられた複数のソース線と、列にそれぞれ対応して配置される複数のビット線と、複数のビット線のうちの、選択されたメモリセルに対応する1本の通過電流に基づいて読出データを生成するデータ読出回路とを備える。複数のメモリセルの各々は、複数のビット線の対応する1本と複数のソース線の対応する1本との間に直列に接続された、記憶データに応じて電気抵抗が変化する磁気記憶素子および対応するワード線の活性化に応答してオンするアクセス素子を含み、アクセス素子は、対応するワード線と結合されたゲートを有する電界効果型トランジスタを有する。薄膜磁性体記憶装置は、複数のソース線にそれぞれ対応して設けられる複数のソース線電圧制御回路をさらに備え、複数のソース線電圧制御回路は、データ読出期間において、対応するワード線が非活性化されたソース線の電圧を、電界効果型トランジスタを逆バイアス可能なレベルへ切換える。
【0054】
好ましくは、電界効果型トランジスタはNチャネル型であり、複数のソース線電圧制御回路の各々は、データ読出期間に対応するワード線が非活性化されたときに対応するソース線を正電圧に設定し、それ以外には、対応するソース線を接地電圧に設定する。
【0055】
さらに好ましくは、複数のソース線電圧制御回路の各々は、正電圧および対応するソース線の間に接続された第1のスイッチと、接地電圧および対応するソース線の間に接続され、第1のスイッチと相補的にオンする第2のスイッチとを含み、記第2のスイッチは、データ読出期間であり、かつ、対応する行が選択されたメモリセルを含むときにオンする。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。なお、図中における同一符号は同一または相当する部分を示すものとする。
【0057】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に従うMRAMデバイス1の構成を示すブロック図である。
【0058】
図1を参照して、MRAMデバイス1は、メモリアレイ10と、行選択回路20と、列選択回路30と、周辺回路40と、コントロール回路60とを有する。
【0059】
メモリアレイ10は、図16に示したのと同様の構成を有し、n行×m列に配置されたMTJメモリセル(以下、単に「メモリセル」とも称する)と、リファレンスセル列11を構成するように配置された複数のリファレンスセルRMCとを含む。
【0060】
すでに説明したように、ワード線WL1〜WLnおよびディジット線DL1〜DLnは、MTJメモリセルの行(以下、単に「メモリセル行」とも称する)にそれぞれ対応して配置される。ビット線BL1〜BLmは、メモリセル列にそれぞれ対応してが設けられ、リファレンスビット線BLrは、リファレンスセル列に対応して配置される。複数のリファレンスセルRMCは、複数のMTJメモリセルMCとの間でメモリセル行を共有している。列選択ゲートCSG1〜CSGm,CSGr、列選択信号CS1〜CSm,CSr、データ線DSLおよびリファレンスデータ線DSLrについても、図16と同様に配置されるので、詳細な説明は繰り返さない。
【0061】
さらに、メモリセル行にそれぞれ対応して、ソース線SL1〜SLnが配置される。ソース線SL1〜SLnの各々は、接地電圧GNDを供給するために設けられる。MTJメモリセルMCの各々は、ビット線BL1〜BLmのうちの対応する1本と、ソース線SL1〜SLnの対応する1本との間に直列に接続されるトンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRとを含む。アクセストランジスタATRのゲートは、ワード線WL1〜WLnのうちの対応する1本と接続される。
【0062】
各リファレンスセルRMCは、リファレンスビット線BLrとソース線SL1〜SLnの対応する1本との間に接続される。すでに説明したように、アクセストランジスタATR,ATRrとしては、Nチャネル型MOSトランジスタが代表的に適用される。なお、以下においては、Nチャネル型MOSトランジスタがアクセストランジスタに適用される場合の構成について説明するが、以下で述べるソース電圧およびゲート電圧の極性を適宜反転させることによって、Pチャネル型MOSトランジスタがアクセストランジスタに適用される場合にも、本願発明を適用することが可能である。
【0063】
リファレンスセルRMCの電気抵抗は、各メモリセルMCの2種類の電気抵抗RmaxおよびRminの中間レベル、好ましくは(Rmax+Rmin)/2に設計される。たとえば、基準抵抗素子TMRrをメモリセルMC内のトンネル磁気抵抗素子TMRと同様の設計とし、かつ電気抵抗Rminに対応する記憶データを予め書込んだ上で、アクセストランジスタATRrのトランジスタサイズをアクセストランジスタATRと異ならせたり、あるいは、アクセストランジスタATRrとアクセストランジスタATRrとを同様に設計した上で、基準抵抗素子TMRrの電気抵抗を(Rmax+Rmin)/2とすることで、このような特性のリファレンスセルが実現される。
【0064】
行選択回路20は、ロウアドレスRAに応じて、データ読出時には、選択行のワード線を活性化し、非選択行のワード線を非活性化する。ディジット線DL1〜DLnの各々は、データ読出時には非活性化される。これに対して、データ書込時には、行選択回路20は、ロウアドレスRAに応じて、選択行のディジット線を活性化し非選択行のディジット線を非活性化する。ワード線WL1〜WLnの各々は、データ書込時には非活性化される。
【0065】
次に行選択回路20の構成を説明する。
図2は、行選択回路20のワード線制御に対応する部分の構成を示す回路図である。
【0066】
図2を参照して、行選択回路20は、行デコーダ21と、ワード線WLごとに配置されたワード線電圧制御回路25Rとを有する。図2においては、第i行(i:1〜nの自然数)のワード線WLiに対応する回路構成が主に示される。
【0067】
行デコーダ21は、ロウアドレスRAに応じて、行択信号RSLを選択的に活性化する。たとえば、第i行が選択される場合には、行選択信号RSL(i)がHレベルに設定され、他の行選択信号はLレベルに設定される。
【0068】
ワード線電圧制御回路25Rは、正電圧V1とワード線WLiとの間に接続されるトランジスタスイッチ26と、接地電圧GNDとワード線WLiとの間に接続されるトランジスタスイッチ27と、トランジスタスイッチ26および27のゲート電圧を制御するための論理ゲート28とを含む。トランジスタスイッチ26は、Pチャネル型MOSトランジスタで形成され、トランジスタスイッチ27は、Nチャネル型MOSトランジスタで形成される。
【0069】
論理ゲート28は、制御信号RDと、対応する行選択信号RSL(i)とのNAND論理演算結果をトランジスタスイッチ26および27の各ゲートへ出力する。制御信号RDは、データ読出時において、選択メモリセルへ電流を通過させるデータ読出期間(以下、「リードセンス動作期間」とも称する)に対応してHレベルに設定される。トランジスタスイッチ26および27は、論理ゲート28の出力に応答して相補的にオンまたはオフする。
【0070】
このような構成とすることにより、ワード線WLiは、第i行が選択されたデータ読出時において正電圧V1と結合され、それ以外には接地電圧GNDと結合される。すなわち、正電圧V1は、活性化時におけるワード線電圧に対応し、接地電圧GNDは、非活性化時におけるワード線電圧に対応する。詳細は図示しないが、同様の構成が各ワード線に対応して配置される。
【0071】
図3は、行選択回路20のディジット線制御に対応する部分の構成を示す回路図である。
【0072】
図3を参照して、行選択回路20は、行デコーダ21と、ディジット線DLごとに配置されたディジット線駆動回路25Wとを有する。図3においても、第i行(i:1〜nの自然数)のワード線WLiに対応する回路構成が主に示される。なお、行デコーダ21は、ワード線電圧制御回路25Rおよびディジット線駆動回路25Wの間で共有可能である。
【0073】
ディジット線駆動回路25Wは、正電圧V1とディジット線DLiの一端との間に接続されるトランジスタスイッチ26♯と、接地電圧GNDとディジット線DLiとの間に接続されるトランジスタスイッチ27♯と、トランジスタスイッチ26♯および27♯のゲート電圧を制御するための論理ゲート28♯とを含む。トランジスタスイッチ26♯は、Pチャネル型MOSトランジスタで形成され、トランジスタスイッチ27♯は、Nチャネル型MOSトランジスタで形成される。
【0074】
論理ゲート28♯は、制御信号WTと、対応する行選択信号RSL(i)とのNAND論理演算結果をトランジスタスイッチ26♯および27♯の各ゲートへ出力する。制御信号WTは、データ書込時において、データ書込電流の供給期間に対応してHレベルに設定される。トランジスタスイッチ26♯および27♯は、論理ゲート28♯の出力に応答して相補的にオンまたはオフする。
【0075】
各ディジット線DLの他端側は接地電圧GNDと接続されているので、ディジット線DLiは、第i行が選択されたデータ書込時において正電圧V1と結合され、それ以外には接地電圧GNDと結合される。この結果、選択行のディジット線DLにトランジスタスイッチ26♯の電流駆動能力に応じたデータ書込電流が供給される。ディジット線DLに流されるデータ書込電流の方向は、書込データのレベルによらず一定である。すなわち、このデータ書込電流によって生じる磁界は、選択メモリセルにおいて磁化困難軸方向に作用する。詳細は図示しないが、同様の構成が各ディジット線に対応して配置される。
【0076】
再び図1を参照して、列選択回路30は、データ読出時およびデータ書込時の各々において、コラムアドレスCAに応じて、列選択信号CS1〜CSmの選択列に対応する1つをHレベルへ活性化するとともに、非選択列の列選択信号をLレベルへ非活性化する。これに応答して、選択列の列選択ゲートがオンして、選択ビット線とデータ線DSLとが接続される。列選択回路30は、データ読出時に、列選択信号CSrをコラムアドレスCAにかかわらずHレベルへ活性化する。一方、列選択信号CSrは、データ書込時には、コラムアドレスCAにかかわらず非活性化(Lレベル)される。
【0077】
また、ビット線BL1〜BLmの各々の両端には、選択列のビット線にデータ書込電流を流すためのビット線ドライバが配置される。
【0078】
図4は、ビット線ドライバの構成を示す回路図である。図4を参照して、各ビット線の一端および他端にそれぞれ対応して、ビット線ドライバ31aおよび31bがそれぞれ配置される。図4においては、第j行(i:1〜mの自然数)のビット線BLjに対応するビット線ドライバの構成が示される。
【0079】
ビット線ドライバ31aは、論理ゲート32と、CMOSインバータを構成するトランジスタ33および34とを有する。論理ゲート32は、ビット線BLjに対応する列選択信号CSjおよび書込データDINのNAND論理演算結果を出力する。トランジスタ33は、Pチャネル型MOSトランジスタで構成され、ビット線BLjの一端と正電圧V1との間に設けられる。トランジスタ34は、NチャネルMOSトランジスタで構成され、ビット線BLjの一端と接地電圧GNDとの間に設けられる。トランジスタ33および34の各々のゲート電圧は、論理ゲート32の出力によって制御される。
【0080】
ビット線ドライバ31bは、論理ゲート35と、CMOSインバータを構成するトランジスタ36および37とを有する。論理ゲート35は、列選択信号CSjおよび反転された書込データ/DINのNAND論理演算結果を出力する。トランジスタ36は、Pチャネル型MOSトランジスタで構成され、ビット線BLjの他端と正電圧V1との間に設けられる。トランジスタ37は、Nチャネル型MOSトランジスタで構成され、ビット線BLjの他端と接地電圧GNDとの間に設けられる。トランジスタ36および37の各々のゲート電圧は、論理ゲート35の出力によって制御される。
【0081】
ビット線BLjの非選択時には、論理ゲート32および35の出力はHレベルに設定される。したがって、ビット線BLjの両端は接地電圧GNDと接続される。
【0082】
これに対して、ビット線BLjの選択時には、ビット線ドライバ31aは、ビット線BLjの一端を書込データDINのデータレベルに応じて、正電圧V1および接地電圧GNDの一方と接続し、ビット線ドライバ31bは、ビット線BLjの他端を、ビット線ドライバ31aと相補的に、正電圧V1および接地電圧GNDの他方と接続する。
【0083】
この結果、選択列のビット線BLには、トランジスタ33,34,36,37の電流駆動能力に応じたデータ書込電流が供給される。ビット線BLに流されるデータ書込電流の方向は、書込データのレベルに応じて設定される。このデータ書込電流によって生じる磁界は、選択メモリセルにおいて磁化容易軸方向に作用する。詳細は図示しないが、同様の構成が各ビット線に対応して配置される。
なお、データ読出時において、各ビット線ドライバ31a,31bは、対応のビット線BLから電気的に切離されるものとする。
【0084】
周辺回路40は、データ線DSLおよびリファレンスデータ線DSLrをそれぞれ通過するメモリセル電流Icellおよび基準電流Irefの電流差を増幅・検知して読出データRDTを生成するセンスアンプ50と、MRAMデバイス1外部との間でデータ・信号を授受するためのインターフェイス回路55とを含む。たとえば、センスアンプ50によって生成された読出データRDTは、インターフェイス回路55によって駆動された出力データDOUTとして、MRAMデバイス1外部へ出力される。また、MRAMデバイス1の動作指示を与えるコマンド制御信号CMD、ロウアドレスRAおよびコラムアドレスCAを示すためのアドレス信号ADDや、MRAMデバイス1への書込データを示す入力データDINについても、インターフェイス回路55を介して、MRAMデバイス1の内部へ伝達される。
【0085】
図5は、センスアンプ50の構成を示す回路図である。
センスアンプ50は、ノードNoおよびデータ線DSLの間に接続されたNチャネル型MOSトランジスタ51と、ノード/Noおよびリファレンスデータ線DSLrの間に接続されたNチャネル型MOSトランジスタ51rと、ノードNspおよびノードNoの間に接続されるPチャネル型MOSトランジスタ52と、ノードNspおよびノード/Noの間に接続されるPチャネル型MOSトランジスタ52rと、正電圧V1およびノードNspの間に接続されるPチャネル型MOSトランジスタ53とを有する。センスアンプ50の電源電圧は、正電圧V1とは独立した電圧とすることも可能である。
【0086】
トランジスタ52および52rの各ゲートは、ノードNoと接続される。トランジスタ52および52rは、カレントミラーを構成し、ノードNoおよび/Noの各々に対して、同一電流を供給しようとする。
【0087】
トランジスタ51および51rの各ゲートには、所定の基準電圧Vrefが入力される。基準電圧Vrefはトンネル磁気抵抗素子中のトンネル膜(絶縁膜)の信頼性等を考慮して、たとえば約400mV程度に設定される。これにより、過電圧印加によるメモリセル破壊を回避して、動作信頼性を向上できる。
【0088】
トランジスタ51および51rは、データ線DSLおよびリファレンスデータ線DSLrを基準電圧Vref以下に維持するとともに、データ線DSLおよびリファレンスデータ線DSLrの通過電流差を増幅して、ノードNoおよび/No間の電圧差に変換する。この結果、ノードNoおよび/Noの間における電圧差ΔVは、選択メモリセルの記憶データに応じた極性を有する。したがって、ノードNoの電圧に基づいて、読出データRDTを生成できる。
【0089】
トランジスタ53のゲートへは、リードセンス動作期間に合わせてLレベルへ活性化されるセンスイネーブル信号/SEが入力される。トランジスタ53は、センスイネーブル信号/SEの活性化(Lレベル)に応答して動作電流を供給して、センスアンプ50を動作させる。
【0090】
コントロール回路60は、インターフェイス回路55へ入力されたコマンド制御信号CMD等に応じて、MRAMデバイス1の内部動作を制御するための機能部分を総括的に表記したものである。
【0091】
周辺回路40およびコントロール回路60には、MRAMデバイス1の全体動作を制御するためのロジック回路部分が含まれている。当該ロジック回路部分は、高速動作が要求されることから、しきい値電圧の小さい(Nチャネル型ではしきい値電圧の低い)トランジスタTLによって構成されている。あるいは、このようなトランジスタTLは、MRAMデバイス1と同一チップ上に配置されたロジック回路部分に存在する。
【0092】
これに対して、インターフェイス回路55等においては、入力バッファおよび出力バッファ部分での貫通電流やリーク電流を防止するために、しきい値電圧の大きい(Nチャネル型ではしきい値電圧の高い)トランジスタTHが配置されている。
【0093】
トランジスタTLおよびTHはいずれもMOSトランジスタ(電界効果型トランジスタ)で形成される。MOSトランジスタのしきい値電圧は、トランジスタの基板に注入される不純物濃度や、ゲート下に形成される酸化膜膜厚の調整によって、異なるレベルへ設計することが可能である。
【0094】
実施の形態1に従う構成においては、非選択行のアクセストランジスタATR,ATRrでのオフリーク電流を抑制するために、各メモリセルMCおよびリファレンスセルRMCを構成するアクセストランジスタATR,ATRrを、しきい値電圧の大きいMOSトランジスタによって構成する。
【0095】
たとえば、アクセストランジスタATR,ATRrを、インターフェイス回路55で用いられるしきい値電圧の大きいトランジスタTHと同様に設計すれば、MRAMデバイス1全体すなわちチップ全体でのトランジスタの種類を増やすことなく、すなわち工程数を新たに増加させることなく、オフリーク電流を防止するための構成を実現することができる。
【0096】
このような構成によれば、アクセストランジスタATR,ATRrは、しきい値電圧の大きいMOSトランジスタで構成されるが、同一チップ上には、同様のしきい値電圧を有するMOSトランジスタおよび、高速動作が要求される回路部分に配置された、より小さいしきい値電圧を有するMOSトランジスタが存在している。
【0097】
なお、ディジット線駆動回路25W中のトランジスタ26♯、ならびにビット線ドライバ31a,31b中のトランジスタ33、34、36および37についても、十分なデータ書込電流を供給するために、しきい値電圧の小さいトランジスタTLによって構成する必要がある。もし、これらのトランジスタを、しきい値電圧の大きいトランジスタTHで構成した場合には、十分なデータ書込電流を供給するために、トランジスタサイズの増大や電源電圧(正電圧V1)の上昇が必要になるからである。この場合には、回路面積の増加や消費電力の増大といったデメリットが生じてしまう。
【0098】
同様に、センスアンプ50中のトランジスタ51,51r,52,52r,53についても、データ読出動作を高速化するために、しきい値電圧の小さいトランジスタTLによって構成する必要がある。言換えれば、これらのトランジスタを、しきい値電圧の大きいトランジスタTHで構成すると、データ読出の高速性が損なわれてしまう。
【0099】
図6は、実施の形態1に従うデータ読出時における、アクセストランジスタのゲート電圧および通過電流を説明する動作波形図である。
【0100】
図6を参照して、リードセンス動作期間以外においては、各ワード線WLは非活性化されて接地電圧GNDに設定される。これに応じて、各アクセストランジスタATR,ATRrのゲート電圧Vg(ATR)が接地電圧GNDに設定される。各アクセストランジスタATR,ATRrのソース電圧は対応するソース線によって接地電圧GNDに固定されているので、ゲート電圧は、そのままゲート・ソース間電圧を示している。
【0101】
各アクセストランジスタATR,ATRrは、ゲート・ソース間電圧が0[V]であるためターンオフされるが、しきい値電圧に応じたオフリーク電流Ioffが生じてしまう。図6においては、ソース電圧およびゲート電圧が接地電圧GND(0[V])のときの、トランジスタTHおよびTLのそれぞれのオフリーク電流をIoff(TH)およびIoff(TL)で示している。
【0102】
データ読出動作が開始されると、リードセンス動作期間において、選択行のワード線WLは、活性化されて、ゲート電圧Vg(ATR)が接地電圧GNDから正電圧V1へ上昇する。これにより、ゲート・ソース間電圧がV1となってしきい値電圧を超えるので、選択行のアクセストランジスタはターンオンされ、その通過電流I(ATR)は、メモリセル電流に相当する電流Ionに変化する。すなわち、正電圧V1は、しきい値電圧の高いNチャネル型MOSトランジスタTHを十分にターンオン可能なレベルに設定する必要がある。
【0103】
これに対して、非選択行のワード線WLは、非活性状態を維持して、ゲート電圧Vg(ATR)は接地電圧GNDに維持される。したがって、非選択行のアクセストランジスタは、オフ状態を維持して、その通過電流I(ATR)もオフリーク電流Ioff(TH)に維持される。
【0104】
このように、アクセストランジスタATR,ATRrをしきい値電圧の高いNチャネル型MOSトランジスタで構成することにより、リードセンス動作期間において、メモリセル電流とともに選択ビット線を通過してしまうオフリーク電流を抑制できる。すなわち、アクセストランジスタATRをしきい値電圧の大きいMOSトランジスタで構成することにより、このオフリーク電流を、しきい値電圧の小さいMOSトランジスタをアクセストランジスタATR,ATRrに適用した場合のオフリーク電流Ioff(TL)よりも低くすることができる。
【0105】
この結果、選択ビット線を通過するメモリセル電流に対して、非選択メモリセルで生じたオフリーク電流が与える影響を抑制することができる。同様の効果は、基準電流を生成するリファレンスセルRMCにおいても享受される。したがって、選択ビット線およびリファレンスビット線をそれぞれ通過するメモリセル電流および基準電流の電流差が選択メモリセルおよびリファレンスセルの電気抵抗差を精密に反映するようになり、データ読出マージンが向上する。
【0106】
[実施の形態2]
実施の形態2においては、アクセストランジスタのゲート電圧制御によってオフリーク電流を抑制する構成について説明する。
【0107】
図7は、実施の形態2に従う行選択回路のワード線制御に対応する部分の構成を示す回路図である。実施の形態2においては、行選択回路20の構成のみが実施の形態1と異なる。その他の部分の構成は、実施の形態1と基本的に同様であるが、後の説明で明らかになるように、アクセストランジスタATR,ATRrのしきい値電圧を、オフリーク電流を特に考慮して設計する必要がない。
【0108】
図7を参照して、実施の形態2に従う行選択回路は、図2に示した実施の形態1に従う行選択回路と比較して、ワード線電圧制御回路25Rに代えてワード線電圧制御回路70がワード線WLごとに配置されている点が異なる。図7においても、第i行のワード線WLiに対応するワード線電圧制御回路の構成が示されている。
【0109】
ワード線電圧制御回路70は、正電圧V1とワード線WLiとの間に接続されたトランジスタスイッチ71と、接地電圧GNDとワード線WLiとの間に接続されたトランジスタスイッチ72と、負電圧V2とワード線WLiとの間に接続されたトランジスタスイッチ73とを有する。負電圧V2は、負電圧発生回路80によって生成される。トランジスタスイッチ71はPチャネル型MOSトランジスタで構成され、トランジスタスイッチ72および73はNチャネル型MOSトランジスタで構成される。
【0110】
ワード線電圧制御回路70は、さらに、トランジスタスイッチ71のゲート電圧を制御するための論理ゲート74と、トランジスタスイッチ72のゲート電圧を制御するためのインバータ75と、トランジスタスイッチ73のゲート電圧を制御するための論理ゲート76、インバータ77およびレベル変換回路78とを有する。
【0111】
論理ゲート74は、制御信号RDと行選択信号RSL(i)とのNAND論理演算結果をトランジスタスイッチ71のゲートに出力する。インバータ75は、制御信号RDを反転してトランジスタスイッチ72のゲートへ与える。インバータ77は行選択信号RSL(i)を反転する。論理ゲート76は、インバータ77によって反転された行選択信号RSL(i)と制御信号RDとのNAND論理演算結果を出力する。
【0112】
レベル変換回路78は、論理ゲート76の出力電圧をレベル変換して、トランジスタスイッチ73のゲートへ出力する。具体的には、レベル変換回路78は、論理ゲート76の出力がLレベルのときには、トランジスタスイッチ73のゲート電圧を負電圧V2に設定する。これに応答して、トランジスタスイッチ73が確実にターンオフされる。一方、レベル変換回路78は、論理ゲート76の出力がHレベルのときには、トランジスタスイッチ73のゲート電圧を正電圧V1に設定し、トランジスタスイッチ73がターンオンする。なお、レベル変換回路78には一般的な回路構成を適用できるので、レベル変換回路78の詳細な説明は省略する。
【0113】
したがって、リードセンス動作期間以外においては、トランジスタスイッチ72がオンして、ワード線WLiは接地電圧GNDと接続される。これに対して、リードセンス動作期間では、第i行が選択行である場合にはトランジスタスイッチ71がオンし、第i行が非選択行である場合にはトランジスタスイッチ73がオンする。
【0114】
この結果、リードセンス動作期間以外では各ワード線は、接地電圧GNDに設定される。リードセンス動作期間においては、選択行のワード線は正電圧V1に設定され、非選択のワード線は負電圧V2に設定される。このように、実施の形態2に従う構成においては、リードセンス動作期間において、選択行のワード線および非選択行のワード線は、アクセストランジスタATR,ATRrのソース電圧すなち接地電圧GND(0[V])を基準として、互いに極性の異なる正電圧V1および負電圧V2にそれぞれ設定される。
【0115】
図8は、実施の形態2に従うデータ読出時におけるアクセストランジスタのゲート電圧および通過電流を説明する動作波形図である。
【0116】
図8を参照して、リードセンス動作期間以外においては、各ワード線WLが非活性化されるので、各アクセストランジスタATR,ATRrのゲート電圧Vg(ATR)は接地電圧GNDに設定される。この結果、各アクセストランジスタATR,ATRrは、ゲート・ソース間電圧が0[V]であるためターンオフされ、しきい値電圧に応じたオフリーク電流Ioffが流れる。
【0117】
データ読出動作が開始されると、リードセンス動作期間において、選択行のワード線WLは活性化されて、アクセストランジスタATR,ATRrのゲート電圧Vg(ATR)が接地電圧GNDから正電圧V1へ上昇する。これに伴い、図6で説明したのと同様に、選択行のアクセストランジスタはターンオンされて、その通過電流I(ATR)は、メモリセル電流に相当する電流Ionに変化する。なお、正電圧V1については、アクセストランジスタATR,ATRrのしきい値電圧を考慮して設定する必要がある。
【0118】
これに対して、非選択行のワード線WLは負電圧V2と接続されるので、対応するアクセストランジスタATR,ATRrのゲート電圧Vg(ATR)も負電圧V2に設定される。この結果、非選択行のアクセストランジスタATR,ATRrは、ゲート・ソース間電圧が負となって逆バイアスされる。これにより、リードセンス動作期間において、非選択行のアクセストランジスタに生じるオフリーク電流を抑制することができる。このような構成とすることにより、アクセストランジスタATR,ATRrのしきい値電圧を大きく設定しなくても、オフリーク電流を抑制することが可能となる。一般的には、Nチャネル型MOSトランジスタでは、ゲート電圧を0.1V低下させると、リーク電流が約1/10程度まで減少する。
【0119】
この結果、選択ビット線を通過するメモリセル電流へ非選択メモリセルで生じたオフリーク電流が与える影響を抑制することができる。同様の効果は、基準電流を生成するリファレンスセルRMCにおいても享受される。
【0120】
したがって、選択ビット線およびリファレンスビット線をそれぞれ通過するメモリセル電流および基準電流の電流差が選択メモリセルおよびリファレンスセルの電気抵抗差を精密に反映するようになり、データ読出マージンが向上する。
【0121】
なお、図8に示すように、リードセンス動作時間以外においては、アクセストランジスタATRのゲートに対して、負電圧V2ではなく接地電圧GNDを供給する構成としている。これにより、負電圧V2を発生するための負電圧発生回路80の電力消費を抑制することができる。
【0122】
また、負電圧の印加時において、各ワード線およびアクセストランジスタATR,ATRrのゲートは、他のノードとの簡で短絡電流を相対的に生じやすくなっている。短絡電流が生じると、電源電圧レベルの低下による誤動作やデータ読出動作以外(特に待機時)での電力消費の増加などの致命的な欠陥が生じる可能性がある。したがって、負電圧の供給期間をオフリーク電流の抑制が必要とされるリードセンス動作期間のみに限定することにより、データ読出マージンの向上およびデータ読出時以外での短絡電流の発生防止による動作信頼性向上とを両立することができる。
【0123】
[実施の形態3]
実施の形態3においては、アクセストランジスタATRのソース電圧制御によってオフリーク電流を抑制する構成について説明する。
【0124】
図9は、実施の形態3に従うソース線電圧制御回路の構成を示す回路図である。
【0125】
実施の形態3に従う構成においては、図9に示されるソース線電圧制御回路90がソース線SLごとに配置される点が、実施の形態1と異なる。その他の部分の構成は、実施の形態1と基本的に同様であるが、後の説明で明らかになるように、アクセストランジスタATR,ATRrのしきい値電圧を、オフリーク電流を特に考慮して設計する必要がない。
【0126】
ソース線電圧制御回路90は、行デコーダ21による行選択結果、すなわち行選択信号RSLに応じて、対応するソース線SLの電圧を制御する。図9においても、第i行に対応するソース線電圧制御回路の構成が代表的に示される。
【0127】
ソース線電圧制御回路90は、接地電圧GNDとソース線SLiとの間に接続されたトランジスタスイッチ91と、正電圧V3とソース線SLiとの間に接続されたトランジスタスイッチ92とを有する。トランジスタスイッチ91および92の各々は、Nチャネル型MOSトランジスタで構成される。
【0128】
ソース線電圧制御回路90は、さらに、制御信号RDと行選択信号RSL(i)のNAND論理演算結果を出力する論理ゲート93と、論理ゲート93の出力を反転するインバータ94とを有する。論理ゲート93の出力はトランジスタスイッチ91のゲートへ入力され、インバータ94の出力はトランジスタスイッチ92のゲートに入力される。この結果、トランジスタスイッチ91および92は、相補にオン・オフする。
【0129】
したがって、トランジスタスイッチ91は、リードセンス動作期間において、対応するメモリセル行が選択行である場合にオンする。リードセンス動作期間以外およびリードセンス動作期間であっても対応する行が非選択行である場合には、トランジスタスイッチ92がオンする。
【0130】
図10は、実施の形態3に従うデータ読出時におけるアクセストランジスタのゲート電圧および通過電流を説明する動作波形図である。
【0131】
図10を参照して、リードセンス動作期間以外においては、図6および図8と同様に、各ワード線WLが非活性化されて、各アクセストランジスタATR,ATRrのゲート電圧Vg(ATR)は接地電圧GNDに設定される。また、ソース線電圧制御回路90は、各ソース線SLを接地電圧GNDと接続する。この結果、各アクセストランジスタATR,ATRrは、ゲート・ソース間電圧Vgs(ATR)が0[V]であるためターンオフされ、しきい値電圧に応じたオフリーク電流Ioffが流れる。
【0132】
データ読出動作が開始されると、リードセンス動作期間において、選択行のワード線WLは活性化されて、アクセストランジスタATR,ATRrのゲート電圧Vg(ATR)が接地電圧GNDから正電圧V1へ上昇する。選択行においては、ソース線電圧制御回路90は、対応するソース線SLを接地電圧GNDに維持するので、ゲート・ソース間電圧Vgs(ATR)はV1(>0)へ変化する。これに応じて、選択行のアクセストランジスタは、図6で説明したのと同様にターンオンされて、その通過電流I(ATR)は、メモリセル電流に相当する電流Ionに変化する。なお、正電圧V1については、アクセストランジスタATR,ATRrのしきい値電圧を考慮して設定する必要がある。
【0133】
一方、リードセンス期間において、非選択行のワード線WLは、非活性化されて接地電圧GNDを維持する。非選択行においては、ソース線電圧制御回路90は、各ソース線SLを正電圧V3と接続するので、ゲート・ソース間電圧Vgs(ATR)=−V3へ変化して、アクセストランジスタATR,ATRrは逆バイアスされる。すなわち、正電圧V3は、非活性化時のワード線電圧を考慮して、アクセストランジスタATR,ATRrを逆バイアス可能なレベルに設定される。これにより、リードセンス動作期間において、非選択行のアクセストランジスタに生じるオフリーク電流を抑制することができる。
【0134】
このように、リードセンス動作期間における非選択のソース線の電圧切換によって、アクセストランジスタATR,ATRrを逆バイアスする。これにより、リードセンス動作期間における非選択のアクセストランジスタATR,ATRrに生じるオフリーク電流を抑制することができる。同様の効果は、基準電流を生成するリファレンスセルRMCにおいても享受される。
【0135】
このような構成とすることにより、アクセストランジスタATRのしきい値電圧を大きく設定しなくても、オフリーク電流を抑制して、選択ビット線を通過するメモリセル電流へ非選択メモリセルで生じたオフリーク電流が与える影響を抑制することができる。
【0136】
したがって、選択ビット線およびリファレンスビット線をそれぞれ通過するメモリセル電流および基準電流の電流差が選択メモリセルおよびリファレンスセルの電気抵抗差を精密に反映するようになり、データ読出マージンが向上する。
【0137】
また、実施の形態1から3に示した構成およびそれらの組合せは、図2に
示したいわゆる「開放型ビット線構成」のメモリアレイのみでなく、その他の構成のメモリアレイへ適用が可能である。
【0138】
図11には、本願発明の適用が可能なメモリアレイの他の構成例として、いわゆう「折返し型ビット線構成」のメモリアレイの構成が示される。
【0139】
図11に示したメモリアレイ構成においては、複数のリファレンスセルRMCは、メモリセルMCとの間でメモリセル列を共有するように、リファレンスセル行12を形成して配置される。すなわち、メモリセルMCの行(メモリセル行)と、リファレンスセル行12とは独立である。
【0140】
リファレンスセルRMCは、図2で説明したのと同様に実現され、直列に接続された基準抵抗素子TMRrおよびアクセストランジスタATRrを有する。なお、リファレンスセル行を設ける構成においては、ワード線WLが、メモリセルMCとリファレンスセルRMCとの間で独立に設けられるので、リファレンスセルRMCをメモリセルMCと同様の設計とした上で、リファレンスセル用のワード線の活性化時の電圧を、メモリセル用のワード線とは異なるレベルに設定することによっても、望ましい特性のリファレンスセルが実現される。
【0141】
n個のメモリセル行にそれぞれ対応して、ワード線WL1〜WLnおよびディジット線DL1〜DLnが設けられ、リファレンスセル行12に対応して、リファレンスワード線WLr0,WLr1およびリファレンスソース線SLr0,SLr1が設けられる。なお、すでに説明したように、リファレンスセルRMCへはデータ書込の必要がないので、リファレンスセル行12に対応するディジット線は、特に配置の必要がない。
【0142】
メモリセルMCおよびリファレンスセルRMCで共有されるm個のメモリセル列にそれぞれ対応して、ビット線対BLP1〜BLPmが配置される。ビット線対BLP1〜BLPmは、相補のビット線BLA1,BLB1〜BLAm,BLBmによってそれぞれ構成される。以下においては、ビット線BLA1〜BLAmを単にビット線BLAとも総称し、ビット線BLB1〜BLBmを単にビット線BLBとも総称する。
【0143】
メモリセルMCは、1行ごとにビット線BLA1〜BLAmおよびBLB1〜BLBmのいずれか一方と結合される。奇数行(たとえば第1行)に属するメモリセルMCは、ビット線BLA1〜BLAmと結合され、偶数行(たとえば第2行)に属するメモリセルMCは、ビット線BLB1〜BLBmと接続される。
【0144】
各メモリセル列において、ゲートがリファレンスワード線WLr0と接続されたアクセストランジスタATRrを有するリファレンスセルRMCは、ビット線BLAとリファレンスソース線SLr0の間に接続される。これに対して、ゲートがリファレンスワード線WLr1と接続されたアクセストランジスタATRrを有するリファレンスセルRMCは、ビット線BLBとリファレンスソース線SLr1の間に接続される。データ読出時のリードセンス動作期間において、リファレンスワード線WLr0は偶数行の選択時に活性化され、リファレンスワード線WLr1は奇数行の選択時に活性化される。
【0145】
さらに、メモリアレイ10の隣接領域に、m個のメモリセル列によって共有されるデータ線対DSPが配置される。データ線対DSPは、相補のデータ線DSAおよびDSBから構成される。センスアンプ50は、データ線DSAおよびDSBの通過電流差を増幅・検知して読出データRDTを生成する。
【0146】
列選択ゲートCSG1〜CSGmは、ビット線BLA1,BLB1〜BLAm,BLBmとデータ線DLA,DLBとの間にそれぞれ対応して設けられ、列選択信号CS1〜CSmにそれぞれ応答してオン・オフする。たとえば、列選択ゲートCSG1は、ビット線BLA1,BLB1とデータ線DLA,DLBの間にそれぞれ接続され、各々が列選択信号CS1に応答してオン・オフする2個のトランジスタスイッチを有する。
【0147】
データ読出時に、選択行のワード線、選択行に対応するリファレンスワード線および選択列の列選択信号を活性化することによって、選択列の相補ビット線BLAおよびBLBは、選択メモリセルおよび対応するリファレンスセルの一方ずつを介して、選択行のソース線および対応するリファレンスソース線と接続される。さらに、選択列の相補ビット線BLAおよびBLBは、相補データ線DSAおよびDSBをそれぞれ介して、センスアンプ50へ接続される。したがって、図2に示したメモリアレイと同様の原理に基づいて、選択列の相補ビット線BLAおよびBLBの通過電流差に基づいて、データ読出を実行することができる。
【0148】
このような折返し型ビット線構成に従えば、メモリセル電流および基準電流がそれぞれ流れるビット線同士が近接しているので、ノイズの影響がこれらのビット線の双方にほぼ等しく現われる。したがって、データ読出マージンの大きい高精度のデータ読出を実現することができる。
【0149】
図11に示したメモリアレイ構成に対しても、アクセストランジスタATR,ATRrの各々のしきい値電圧の設計を実施の形態1と同様にすることができる。また、リファレンスワード線WLr0,WLr1の各々に対して、ワード線WL1〜WLnの各々と同様に、図8に示したワード線制御回路を配置すれば、実施の形態2で説明した効果を享受できる。あるいは、リファレンスソース線SLr0,SLr1の各々に対して、ソース線SL1〜SLnの各々と同様に図10に示したワード線電圧制御回路を配置することで、実施の形態3で説明した効果を享受できる。
【0150】
なお、実施の形態1から実施の形態3に示した構成は、互いに組合せて適用することが可能である。たとえば、実施の形態1と、実施の形態2および3の少なくとも一方とを組合せて、しきい値電圧の大きいMOSトランジスタを用いてアクセストランジスタのオフリーク電流を物理的に抑制した上で、電圧制御を組合せて適用してオフリーク電流をさらに抑制する構成とすることもできる。あるいは、実施の形態2および3を組合せて、非選択行のアクセストランジスタのゲート電圧およびソース電圧の両方を制御することによって、しきい値電圧の小さいMOSトランジスタをアクセストランジスタに用いた場合にも、オフリーク電流を抑制する構成とすることもできる。
【0151】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0152】
【発明の効果】
請求項1および3に記載の薄膜磁性体記憶装置は、アクセス素子(アクセストランジスタ)として用いられる電界効果型トランジスタのしきい値電圧が大きいので、非選択行のアクセストランジスタに生じるオフリーク電流を抑制できる。この結果、選択されたビット線がデータ読出対象に選択されたメモリセルの電気抵抗を精密に反映するようになり、データ読出マージンが向上する。
【0153】
請求項2に記載の薄膜磁性体記憶装置は、同一チップ上に作製されるトランジスタの種類を増やすことなく、アクセス素子(アクセストランジスタ)をしきい値電圧の大きい電界効果型トランジスタによって構成できる。しかがって、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置が奏する効果を、工程数を新たに増加させることなく享受することができる。
【0154】
請求項4および5に記載の薄膜磁性体記憶装置は、十分なデータ書込電流を供給するために、トランジスタサイズの増大による回路面積の増加や電源電圧の上昇による消費電力の増大を招くことなく、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置が奏する効果を享受することができる。
【0155】
請求項6に記載の薄膜磁性体記憶装置は、データ読出速度の低下を招くことなく、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置が奏する効果を享受することができる。
【0156】
請求項7および8に記載の薄膜磁性体記憶装置は、ワード線の電圧制御、すなわちアクセス素子(アクセストランジスタ)のゲート電圧制御によって、非選択行のアクセストランジスタを逆バイアスして、そのオフリーク電流を抑制できる。この結果、選択されたビット線がデータ読出対象に選択されたメモリセルの電気抵抗を精密に反映するようになり、データ読出マージンが向上する。
【0157】
請求項9および10に記載の薄膜磁性体記憶装置は、データ読出期間以外においては、各ワード線を固定電圧に設定する。この結果、ワード線およびアクセストランジスタのゲートと他のノードとの間でに短絡電流が生じる危険性を相対的に低下できる。したがって、請求項7に記載の薄膜磁性体記憶装置が奏する効果に加えて、動作信頼性の向上を図ることができる。
【0158】
請求項11から13に記載の薄膜磁性体記憶装置は、ソース線の電圧制御、すなわちアクセス素子(アクセストランジスタ)のソース電圧制御によって、非選択行のアクセストランジスタを逆バイアスして、そのオフリーク電流を抑制できる。この結果、選択されたビット線がデータ読出対象に選択されたメモリセルの電気抵抗を精密に反映するようになり、データ読出マージンが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に従うMRAMデバイスの構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1に従う行選択回路のワード線制御に対応する部分の構成を示す回路図である。
【図3】行選択回路のディジット線制御に対応する部分の構成を示す回路図である。
【図4】ビット線ドライバの構成を示す回路図である。
【図5】図1に示されたセンスアンプの構成を示す回路図である。
【図6】実施の形態1に従うデータ読出時におけるアクセストランジスタのゲート電圧および通過電流を説明する動作波形図である。
【図7】実施の形態2に従う行選択回路のワード線制御に対応する部分の構成を示す回路図である。
【図8】実施の形態2に従うデータ読出時におけるアクセストランジスタのゲート電圧および通過電流を説明する動作波形図である。
【図9】実施の形態3に従うソース線電圧制御回路の構成を示す回路図である。
【図10】実施の形態3に従うデータ読出時におけるアクセストランジスタのゲート電圧および通過電流を説明する動作波形図である。
【図11】本願発明の適用が可能なメモリアレイの他の構成例を示す回路図である。
【図12】MTJメモリセルのデータ記憶原理を説明する概念図である。
【図13】データ書込動作時にMTJメモリセルへ印加されるデータ書込磁界を説明する概念図である。
【図14】MTJメモリセルで構成されたメモリセルアレイにおけるデータ書込配線の配置を示す概念図である。
【図15】MTJメモリセルからのデータ読出構成を説明する概念図である。
【図16】MTJメモリセルによって構成されたメモリアレイからのデータ読出構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 MRAMデバイス、10 メモリアレイ、11 リファレンスセル列、12 リファレンスセル行、20 行選択回路、21 行デコーダ、25R ワード線電圧制御回路、25W ディジット線駆動回路、26,27,26♯,27♯,33,34,36,37,51,51r,52,52r,53,71,72,73,91,92 MOSトランジスタ、31a,31b ビット線ドライバ、40 周辺回路、50 センスアンプ、55 インターフェイス回路、70 ワード線電圧制御回路、80 負電圧発生回路、90 ソース線電圧制御回路、ATR,ATRr アクセストランジスタ、BL1〜BLm,BLA1,BLB1〜BLAm,BLBm ビット線、BLr リファレンスビット線、DL1〜DLn ディジット線、DSLr リファレンスデータ線、DSA,DSP,DSL データ線、GND 接地電圧、Ioff,Ioff(TH),Ioff(TL) オフリーク電流、MC MTJメモリセル、RA ロウアドレス、RD制御信号、RDT 読出データ、RMC リファレンスセル、RSL(i) 行選択信号、SL1〜SLn,SLi ソース線、SLr0,SLr1 リファレンスソース線、TH トランジスタ(しきい値電圧大)、TL トランジスタ(しきい値電圧小)、TMR トンネル磁気抵抗素子、TMRr 基準抵抗素子、V1,V3 正電圧、V2 負電圧、Vg(ATR) ゲート電圧、Vgs(ATR) ゲート・ソース間電圧(アクセストランジスタ)、WL1〜WLn,WLi ワード線、WLr0,WLr1 リファレンスワード線。

Claims (13)

  1. 行および列に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、
    前記行にそれぞれ対応して設けられ、データ読出対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のワード線と、
    前記列にそれぞれ対応して配置される複数のビット線と、
    複数のビット線のうちの、前記選択されたメモリセルに対応する1本の通過電流に基づいて読出データを生成するデータ読出回路とを備え、
    前記複数のメモリセルの各々は、前記複数のビット線の対応する1本と固定電圧の間に直列に接続された、記憶データに応じて電気抵抗が変化する磁気記憶素子および対応するワード線の活性化に応答してオンするアクセス素子を含み、
    前記アクセス素子は、前記対応するワード線と結合されたゲートを有する第1の電界効果型トランジスタを有し、
    前記第1の電界効果型トランジスタは、同一チップ上に配置された他の電界効果トランジスタよりもしきい値電圧が大きい、薄膜磁性体記憶装置。
  2. 前記データ読出回路によって生成された前記読出データを前記薄膜磁性体記憶装置の外部に出力するためのインターフェイス回路をさらに備え、
    前記第1の電界効果型トランジスタのしきい値電圧の絶対値は、前記インターフェイス回路を構成する電界効果型トランジスタのしきい値電圧と同等に設計される、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  3. 前記第1の電界効果型トランジスタは、Nチャネル型であり、
    各前記ワード線は、活性化時に前記第1の電界効果型トランジスタの前記しきい値電圧よりも大きい正電圧へ設定され、非活性化時に接地電圧へ設定される、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  4. 前記行にそれぞれ対応して設けられ、データ書込対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のディジット線と、
    前記複数のディジット線にそれぞれ対応して設けられる複数のディジット線駆動回路とをさらに備え、
    各前記ディジット線駆動回路は、対応するディジット線が活性化された場合に、データ書込磁界を生じさせるデータ書込電流を供給するための第2の電界効果型トランジスタを有し、
    前記第1の電界効果型トランジスタは、前記第2の電界効果型トランジスタよりもしきい値電圧の絶対値が大きい、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  5. 前記列にそれぞれ対応して設けられる複数のビット線ドライバをさらに備え、
    各前記ビット線ドライバは、データ書込対象に選択されたメモリセルを含む列において、対応するビット線に対して、データ書込磁界を生じさせるデータ書込電流を供給するための第2の電界効果型トランジスタを含み、
    前記第1の電界効果型トランジスタは、前記第2の電界効果型トランジスタよりもしきい値電圧が大きい、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  6. 前記データ読出回路は、前記第1の電界効果型トランジスタよりもしきい値電圧の絶対値が小さい電界効果型トランジスタを含む、請求項1に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  7. 行および列に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、
    前記行にそれぞれ対応して設けられ、データ読出対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のワード線と、
    前記複数のワード線にそれぞれ対応して設けられ、データ読出期間において、選択行のワード線および非選択行のワード線を第1および第2の電圧にそれぞれ設定するための複数のワード線電圧制御回路と、
    前記列にそれぞれ対応して配置される複数のビット線と、
    複数のビット線のうちの、前記選択されたメモリセルに対応する1本の通過電流に基づいて読出データを生成するデータ読出回路とを備え、
    前記複数のメモリセルの各々は、前記複数のビット線の対応する1本と固定電圧の間に直列に接続された、記憶データに応じて電気抵抗が変化する磁気記憶素子および対応するワード線の活性化に応答してオンするアクセス素子を含み、
    前記アクセス素子は、前記対応するワード線と結合されたゲートを有する電界効果型トランジスタを有し、
    前記第1および第2の電圧は、前記固定電圧を基準として互いに極性が異なる、薄膜磁性体記憶装置。
  8. 前記電界効果型トランジスタは、Nチャネル型であり、
    前記固定電圧は接地電圧に相当し、前記第1の電圧は、前記電界効果型トランジスタのしきい値電圧より大きい正電圧であり、前記第2の電圧は負電圧である、請求項7に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  9. 前記複数のワード線電圧制御回路の各々は、前記データ読出期間以外において、前記対応するワード線を前記固定電圧に設定する、請求項7に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  10. 前記複数のワード線電圧制御回路の各々は、
    前記第1の電圧および前記対応するワード線の間に接続された第1のスイッチと、
    前記第2の電圧および前記対応するワード線の間に接続された第2のスイッチと、
    前記固定電圧および前記対応するワード線の間に接続されて、前記データ読出期間以外にオンする第3のスイッチとを含み、
    前記第1および第2のスイッチは、前記データ読出期間に、対応する行が前記選択されたメモリセルを含むか否かに応じて、相補的にオン・オフする、請求項9に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  11. 行および列に沿って行列状に配置された複数のメモリセルと、
    前記行にそれぞれ対応して設けられ、データ読出対象に選択されたメモリセルを含む行において選択的に活性化される複数のワード線と、
    前記行にそれぞれ対応して設けられた複数のソース線と、
    前記列にそれぞれ対応して配置される複数のビット線と、
    複数のビット線のうちの、前記選択されたメモリセルに対応する1本の通過電流に基づいて読出データを生成するデータ読出回路とを備え、
    前記複数のメモリセルの各々は、前記複数のビット線の対応する1本と前記複数のソース線の対応する1本との間に直列に接続された、記憶データに応じて電気抵抗が変化する磁気記憶素子および対応するワード線の活性化に応答してオンするアクセス素子を含み、
    前記アクセス素子は、前記対応するワード線と結合されたゲートを有する電界効果型トランジスタを有し、
    前記複数のソース線にそれぞれ対応して設けられる複数のソース線電圧制御回路をさらに備え、
    前記複数のソース線電圧制御回路は、データ読出期間において、対応するワード線が非活性化されたソース線の電圧を、前記電界効果型トランジスタを逆バイアス可能なレベルへ切換える、薄膜磁性体記憶装置。
  12. 前記電界効果型トランジスタはNチャネル型であり、
    前記複数のソース線電圧制御回路の各々は、前記データ読出期間に対応するワード線が非活性化されたときに対応するソース線を正電圧に設定し、それ以外には、前記対応するソース線を接地電圧に設定する、請求項11に記載の薄膜磁性体記憶装置。
  13. 前記複数のソース線電圧制御回路の各々は、
    前記正電圧および対応するソース線の間に接続された第1のスイッチと、
    前記接地電圧および前記対応するソース線の間に接続され、前記第1のスイッチと相補的にオンする第2のスイッチとを含み、
    前記第2のスイッチは、前記データ読出期間であり、かつ、対応する行が前記選択されたメモリセルを含むときにオンする、請求項11に記載の薄膜磁性体記憶装置。
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