JP2004103163A - 取り外し可能な記録媒体、その駆動装置、その再生および/もしくは記録の制御方法、情報記録装置、情報記録方法 - Google Patents

取り外し可能な記録媒体、その駆動装置、その再生および/もしくは記録の制御方法、情報記録装置、情報記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動装置による高密度記録光ディスクの駆動信頼性を向上させるフォーマット構成を提供する。
【解決手段】光ディスク100は、リードイン領域104に、製造者名称及びスタンパ製造番号が、記録媒体の製造段階において予め記録されている。リードイン領域は、さらに、ディスクの記録/再生/消去条件等、光ディスクの駆動装置の駆動条件に関する情報である管理情報を有している。管理情報の一部は、製造者名称とスタンパ製造番号を使用して演算された演算管理情報103として記録されている。駆動装置は、製造者名称とスタンパ製造番号を使用して演算管理情報をデコードし、正常な管理情報が取得できた場合に、光ディスクを駆動する。管理情報を製造者名称及びスタンパ製造番号による演算処理して記録することにより、駆動装置による誤った駆動条件でも光ディスクの駆動を抑制する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り外し可能な記録媒体、その駆動装置、その再生および/もしくは記録の制御方法、及び、その情報記録方法に関し、記録媒体の記録/再生動作に関する制御を可能とする取り外し可能な記録媒体、その駆動装置、その再生および/もしくは記録の制御方法、及び、その情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD、DVD−RAM、CD、CD−R、あるいはMOやMDなどの光ディスクに代表される記録媒体は、昨今、ますます高密度が要求されている。その要求に従って、記録媒体へのより高密度の記録を可能とする技術が研究され、実現されている。記録媒体の高密度化を達成するためには、記録媒体自体の特性、記録方法の改善、向上が必要であるのみならず、記録媒体を駆動する駆動装置が、その記録媒体に適した駆動条件で、記録媒体を駆動することが必要とされる。
【0003】
例えば、多くのCD−Rにおいて、CD−Rへの情報の記録は、2倍速、4倍速での記録が可能となっている。しかし、特定のCD−Rにおいては、等倍速での記録のみが可能であって、2倍速、4倍速で情報を記録した場合、正確に記録情報を再生できない場合がある。従って、記録媒体を適切に駆動するためには、記録媒体を駆動するための細かな条件を、駆動装置において設定しなければならない。
【0004】
この設定条件は、挿入され駆動される記録媒体ごとに変化させ、適切な条件を設定する必要がある。光ディスクの記録/再生を確実に実行し信頼性の高い記録システムを構成するためには、光ディスクの記録特性/記録再生条件等が、駆動装置において、適切に設定される必要がある。記録再生条件を適切なものに設定できない場合は、適切な再生もしくは記録を行うことができない。
【0005】
上記の記録媒体の記録再生条件を設定する一つの方法として、光ディスクに予め記録されている管理情報を用いることが一般的に行われている。例えば、管理情報は、記録媒体が高密度記録に対応しているかを判断するための情報を有しており、管理情報の中に記録再生のための条件が記録されている。駆動装置が駆動の初期段階においてこの記録再生条件を読み取り、この情報により記録媒体の駆動条件を駆動装置が設定し、記録再生動作を実行する。例えば、記録媒体が高密度記録に対応している場合は、その記録に適した駆動条件、例えば、レーザ光のパワーなどが管理情報から読み出されて、設定される。
【0006】
しかしながら、駆動装置の構造は、装置のメーカーや製品の種類によって変化するものであるので、必ずしも、管理情報から取得た情報から、記録媒体に適切な条件が設定できるとは限らない。そのため、他の方法の一つとして、予め駆動装置と記録媒体の組合せ評価を行い、この評価結果と記録再生条件との関連から駆動条件を適切に設定することが一般に行なわれている。つまり、事前評価に従って、駆動装置は特定の記録媒体に適切な駆動条件を予め記憶する。
【0007】
記録媒体の駆動に際して、記録媒体の管理情報として記録されている製造者認識コード等を、駆動装置が読み取り、駆動装置は、製造者認識コードに従って、予め定め記憶している駆動条件を選択し、それを設定して記録再生動作を実行する。このように、駆動装置が、対象となる記録媒体が事前に評価した記録媒体に対応するものであるか否かを判断するには、記録媒体に記録されている認証用の情報を確認する必要がある。
【0008】
しかしながら、認証を行うことは、かならずしも、駆動条件の適切な設定を保障しない。例えば、記録媒体に記録されている認証情報が、本来、その記録媒体のためのものではない場合、むしろ、問題を引き起こしうる。認証情報に従って駆動条件を設定した駆動装置は、その記録媒体本来の適切条件とは異なる条件で記録媒体を駆動する。そのため、適切な情報の記録ができない。
【0009】
以上のような点から、特に、高密度記録のためのフォーマットとして、駆動装置が、記録再生条件を適切に設定可能な場合に限り、記録再生を実行できる環境が要求される。上記のように、問題は、記録媒体と駆動装置との関係に存在する。例えば、記録媒体が高密度に記録再生できない場合、駆動装置が媒体に高記録密度記録を行おうとしても、情報は適切に記録できない。
【0010】
一方、光ディスクに記録されている情報を保護することも重要である。高密度に記録されている記録媒体から、容易に情報を読み出し複製することを、阻止する機能が要求されている。特に、情報が一枚の記録媒体に大量に記録されることから、記録媒体から情報を再生し、その情報を複製した記録媒体を作成することを、困難にすることが求められている。
【0011】
例えば、情報記録媒体から情報を読みだすための鍵情報や情報記録媒体と媒体駆動装置との適合性を確認するための固有情報などを、フォトルミネッセンス効果を有する透明な潜像インクによって情報記録媒体の表面に潜像マークとして形成することが知られている。これにより、これらの情報の秘匿性が高く、専用の媒体駆動装置以外での情報の読出しを防止でき、著作物や秘密情報の複製や拡散を防止できる(特許文献1参照)。
【0012】
第3者による不正な情報の複製の一態様は、ユーザによって記録されたコンテンツとしての情報の複製である。ユーザ情報の複製を防止する手段として、上記のようにID情報を使用する技術が知られている。しかし、適合性を確認するためのID情報が一度複製されてしまうと、第3者はその情報を使い続けることにより、情報の複製を繰り返し行うことができる。あるいは、第3者にID情報におる認証のアルゴリズムが知られている場合、ID情報の複製及びそれによる情報の複製が行われやすいという問題がある。
【0013】
あるいは、第3者による不正な情報の複製は、ユーザによって記録されたコンテンツとしての情報に加えて、管理情報を含む、製造段階において記録媒体に予め記録された情報の複製を防止することが重要である。例えば、本体情報としてのコンテンツを有していない書き換え型の記録媒体から、第3者により製造者認識IDや管理情報など複製されて、書き換え型記録媒体の所謂模造品が市場に供給される問題がある。この模造品は、必ずしも、被模造品と同じ特性、品質を有しているとは限らないことから、駆動装置による適切な駆動ができない問題がある。又、製造者認識ID自体は第3者の使用が禁止されているものではないので、第3者による製造者認識IDの複製を発見したとしても、第3者の複製を摘発することが容易ではない。
【0014】
【特許文献1】
特開平7−192385号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の一つの目的は、取り外し可能な記録媒体の記録・再生動作に関する制御を可能とするフォーマット構成を提供することである。他の目的は、取り外し可能な記録媒体のよりセキュアなドライブを可能とする、取り外し可能な記録媒体、その駆動装置、その再生および/もしくは記録の制御方法、及び、情報記録方法、情報記録装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる取り外し可能な記録媒体は、駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を、固有情報と前記履歴情報とに基づいて演算処理した、演算管理情報と、を有するものである。管理情報が固有情報と履歴情報とによって演算処理された情報として記録されているので、例えば、演算処理された管理情報のみを複製しても記録媒体を正常に駆動することができない。これにより、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。又、履歴情報は情報の記録に基づき変化させることができるので、複製の抑制を強化する。固有情報によって特定される保有者の情報は、管理情報など製造段階で記録される情報、ユーザが追記記録する情報を含む。管理情報の保有者は、例えば、記録媒体の製造者を含み、コンテンツデータの保有者は、例えば、コンテンツデータの著作権者を含む。固有情報は、記録媒体に記録された情報のいずれの保有者を特定するものとしてもよい。
【0017】
固有情報は、記録媒体の製造者を特定する情報とすることができる。
履歴情報は、記録媒体の製造工程において予め記録される情報であって、記録媒体の製造工程における製造条件に基づいて決定された情報とすることができる。履歴情報は、記録媒体を製造するスタンパを特定する情報もしくは記録媒体の製造時を特定する情報を有することができる。
固有情報は、保有者以外の第3者による使用を禁止された情報であることが好ましい。これにより、第3者による記録情報の不正複製の摘発が容易となる。
固有情報は、製造者の名称、登録商標及び署名から構成される群から選択することができる。
固有情報と履歴情報とは、記録媒体の製造工程において、書き換え不能に予め記録されることができる。これにより、これら情報の第3者による複製が困難となる。
【0018】
本発明の他の態様は、駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報と、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を、固有情報に基づいて演算処理した、演算管理情報と、を有するものである。記録媒体の駆動に必要な管理情報が、固有情報に基づいて演算処理されて記録されているので、第3者による記録情報の複製摘発が容易となる。
【0019】
本発明の他の態様は、駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、演算処理した管理情報と、を有する。管理情報が演算処理されて記憶されているので、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。
【0020】
本発明の他の態様は、駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報と、演算処理した管理情報と、を有する。管理情報が演算処理されて記憶されているので、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。管理情報は、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される情報であって、予め定められたアルゴリズムによって演算処理することができる。
【0021】
本発明の他の態様は、取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、記録媒体から、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された固有情報と履歴情報とに基づいて、管理情報を取得するために、演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、記録媒体の駆動を制御する制御手段と、を有するものである。管理情報が固有情報と履歴情報とによって演算処理された情報として記録されているので、例えば、演算処理された管理情報のみを複製しても記録媒体を正常に駆動することができない。これにより、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。又、履歴情報は情報の記録に基づき変化させることができるので、複製の抑制を強化する。
【0022】
本発明の他の態様は、取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、記録媒体から、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と、予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、読み出し手段によって読み出された固有情報と履歴情報とに基づいて、管理情報を取得するために、演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、記録媒体の駆動を制御する制御手段と、を有するものである。管理情報処理手段が予めICチップ内に形成されて実装されているので、管理情報の演算アルゴリズムの漏洩を抑制することができる。
【0023】
本発明の他の態様は、取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、記録媒体から、記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報と、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された固有情報に基づいて、管理情報を取得するために、演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、記録媒体の駆動を制御する制御手段と、を有するものである。記録媒体の駆動に必要な管理情報が、特定の固有情報に基づいて演算処理されて記録されているので、第3者による記録情報の複製摘発が容易となる。
【0024】
本発明の他の態様は、取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、記録媒体から、記録媒体に記録された情報の保有者を示し、第3者による使用を禁止された固有情報と、駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と、予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、読み出し手段によって読み出された固有情報に基づいて、管理情報を取得するために、演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、記録媒体の駆動を制御する制御手段と、を有するものである。管理情報処理手段が予めICチップ内に形成されて実装されているので、管理情報の演算アルゴリズムの漏洩を抑制することができる。
【0025】
本発明の他の態様は、取り外し可能な記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録の制御方法であって、(a)記録媒体から、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報を読み出す、ステップと、(b)記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報を読み出す、ステップと、(c)駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報を読み出す、ステップと、(d)読み出された固有情報と履歴情報とに基づいて演算管理情報を演算処理し、管理情報を取得する、ステップと、(e)取得された管理情報に基づいて、記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録を制御する、ステップと、を有するものである。管理情報が固有情報と履歴情報とによって演算処理された情報として記録されているので、例えば、演算処理された管理情報のみを複製しても記録媒体を正常に駆動することができない。これにより、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。又、履歴情報は情報の記録に基づき変化させることができるので、複製の抑制を強化する。
【0026】
本発明の他の態様は、取り外し可能な記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録の制御方法であって、(a)記録媒体から、記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を読み出す、ステップと、(b)駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報を読み出す、ステップと、(c)読み出された固有情報に基づいて演算管理情報を演算処理し、管理情報を取得する、ステップと、(d)取得された管理情報に基づいて、記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録を制御する、ステップと、を有するものである。記録媒体の駆動に必要な管理情報が、特定の固有情報に基づいて演算処理されて記録されているので、第3者による記録情報の複製摘発が容易となる。
【0027】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録装置であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、を記憶するメモリと、固有情報と履歴情報とに基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、固有情報、履歴情報、及び演算処理された管理情報を、記録媒体に記録する、記録手段と、を有するものである。管理情報が固有情報と履歴情報とによって演算処理された情報として記録されているので、例えば、演算処理された管理情報のみを複製しても記録媒体を正常に駆動することができない。これにより、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。又、履歴情報は情報の記録に基づき変化させることができるので、複製の抑制を強化する。
【0028】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録装置であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を記憶するメモリと、固有情報に基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、固有情報及び演算処理された管理情報を、記録媒体に記録する、記録手段と、を有するものである。記録媒体の駆動に必要な管理情報が、特定の固有情報に基づいて演算処理されて記録されているので、第3者による記録情報の複製摘発が容易となる。
【0029】
本発明の他の態様は、記録媒体に情報を記録する、情報記録方法であって、(a)記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報を記録する、ステップと、(b)記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報を記録する、ステップと、(c)駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を、固有情報と履歴情報とに基づいて演算処理した演算管理情報を記録する、ステップと、を有するものである。管理情報が固有情報と履歴情報とによって演算処理された情報として記録されているので、例えば、演算処理された管理情報のみを複製しても記録媒体を正常に駆動することができない。これにより、駆動条件と記録媒体との間の不一致、あるいは記録媒体に記録された情報の複製を抑制することができる。又、履歴情報は情報の記録に基づき変化させることができるので、複製の抑制を強化する。
【0030】
本発明の他の態様は、記録媒体に情報を記録する、情報記録方法であって、(a)記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を記録する、ステップと、(b)駆動装置による記録媒体の駆動に使用される管理情報を、固有情報に基づいて演算処理した演算管理情報を記録する、ステップと、を有するものである。記録媒体の駆動に必要な管理情報が、特定の固有情報に基づいて演算処理されて記録されているので、第3者による記録情報の複製摘発が容易となる。
【0031】
上記各方法に関する発明の各ステップは、必要に応じて順序が変更可能であり、又、複数のステップを並行して行うことが可能である。記録媒体への情報の記録にかかる発明は、その発明の範囲において、例えば、光ディスクの原盤への情報の記録、あるいは、スタンパによるレプリカディスクの製造における情報の記録、あるいは、ユーザによる記録媒体への情報の記録を含む。
【0032】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録装置であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、を記憶するメモリと、予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、固有情報と履歴情報とに基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、固有情報、履歴情報、及び演算処理された管理情報を、前記記録媒体に記録する、記録手段と、を有するものである。管理情報処理手段が予めICチップ内に形成されて実装されているので、管理情報の演算アルゴリズムの漏洩を抑制することができる。
【0033】
本発明の他の態様は、記録媒体の記録装置であって、記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を記憶するメモリと、予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、固有情報に基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、固有情報及び演算処理された管理情報を、記録媒体に記録する、記録手段と、を有する、記録媒体の記録装置。管理情報処理手段が予めICチップ内に形成されて実装されているので、管理情報の演算アルゴリズムの漏洩を抑制することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。以下の説明は、本発明の実施形態の一例を示すものであって、本発明の範囲がこの記載のみに限定されるものではない。以下の説明は、本発明の内容を明確に説明するために、省略、簡略化が行われている。又、当業者であれば、本発明に含まれる範囲内において、以下に説明される構成の、変更、代替、付加、を適宜行うことが可能である。
【0035】
本実施の形態は、DVD−RAM等の光ディスクを例に説明される。本形態の光ディスクは、そのリードイン領域に、記録媒体に記録されたデータの保有者を特定する固有情報、及び記録媒体へのデータの記録に基づいて決定される履歴情報が、記録媒体の製造段階において予め記録されている。リードイン領域は、さらに、上記2つの情報とは異なる領域に、ディスクの記録/再生/消去条件等、光ディスクの駆動装置の駆動条件に関する情報である管理情報を有している。管理情報の一部は、固有情報と履歴情報を使用して演算された演算管理情報として記録されている。
【0036】
駆動装置は、固有情報と履歴情報を使用して演算管理情報をデコードし、正常な管理情報が取得できた場合に、光ディスクを駆動する。正常に管理情報をデコードできない場合は、光ディスクの駆動を停止する。本発明は、DVD−RAMに限らず、DVD、DVD−RW、CD、CD−R、MOやMDなどの光ディスクに代表される様々な取り外し可能な記録媒体に適用可能である。
【0037】
ディスク構成
図1は、本実施の形態における光ディスク100の一例として、DVD−RAMの一般的な構成を示している。DVD−RAMのように内周側から記録していくタイプの光ディスクは、内周部にコントロール・トラックを含むリードイン領域104を、その外側に、本体データとしてのユーザー・データを記録する、追加記録領域105を構成有している。DVD−RAMは内周側から使用されていくので、内周側にリードイン領域104を配置がされる。外周側から記録していくディスクは、外周側にリードイン領域を有している。MOなどの光磁気ディスクは、リードイン領域とは呼称していないが、内周及び外周の双方に、コントロール・トラック領域を有している。
【0038】
コントロール・トラックは、ディスクの記録/再生/消去条件等、記録媒体の記録/再生動作に関する管理情報が記録される。管理情報は、例えば、光ディスクの製造者認識情報、管理情報は、例えば、レーザ・パワー、レーザ周波数、回転数、フォーマット情報、変調方式に関する情報など、光ディスクの駆動に使用される情報が含まれる。その他、光ディスクのデータの再生やデータの記録を開始するめに必要とされる情報や、スクランブル鍵など正確に再生するための情報を含むこともできる。
【0039】
リードイン領域104は、製造段階において、プリピットやグルーブのウォブルにより記録される。以下の説明では、本形態の光ディスク100は、リードイン領域104に製造者名称などの固有情報101と、スタンパ製造番号などの履歴情報102を有している。管理情報の一部(もしくは全部)は、固有情報101と履歴情報102とを使用して演算処理され、コントロール・トラックに記録される。処理して記録された管理情報はそのまま再生しても管理情報として使用できる内容を再生することはできない。
【0040】
固有情報101と履歴情報102とは、例えば図1に示すように、リードイン領域におけるコントロール・トラックとは異なる領域に記録することができる。あるいは、それらは、コントロール・トラック、あるいは、一般の情報と異なる固有の領域に記録してもよい。駆動装置がそれに対応しているのであれば、あるいは、インクによって、または凹凸構造として、情報記録媒体の表面に、パターンやマークとして形成することもできる。これらは、CCDなど典型的なの撮像手段により認識することができる。
【0041】
固有情報は、製造者名称の他、製造者識別番号、ディスクに記録されるユーザー・データの著作権者名などを含む。名称に限らず、署名として認識できるものでも良い。固有情報はディスクに記録された情報の保有者を特定することができる。記録された情報は、製造段階で記録される管理情報、あるいは、ユーザが追記記録するユーザ情報を含む。ディスクの製造もしくは、ディスクに記録されたデータに関連する個人、法人、又は組織等を識別する情報などを使用することができる。製造段階でコントロール・トラックに予め記録される情報の保有者であるディスクの製造者、あるいは、ユーザー・データの保有者である著作権者などの識別情報は、不正コピーの特定を容易にし、不正コピーを抑制する点において好ましい。
【0042】
特に、固有情報として登録商標など、第3者による使用が禁止されている情報を用いることで第3者による複製摘発が容易となり、不正コピーの抑制を促進する。本実施形態は、ディスクの駆動に必要とされる管理情報を固有情報と履歴情報とによって演算処理する。そのため、ディスクの駆動を適切に行うためには、第3者は、固有情報と履歴情報を複製することが必要である。同様に、例えば、著作権の対象なる情報を著作権者名と共に固有情報において使用することも、法的な保護が容易となり有効である。固有情報は、第3者による不正コピーを抑制するためには、視覚的に確認できる必要がある。従って、固有情報は、エディタやWEBブラウザなどのプログラムを使用することによって、容易に確認できるように記録しておくことが好ましい。
【0043】
履歴情報は、ディスクへの情報の記録に基づいて決定される。ディスクへの情報の記録は、ディスクの製造段階におけるデータの記録、あるいは、ディスクのユーザによるデータの記録が含まれる。製造段階においては、例えば、スタンパの製造番号の他に、製造年月の情報、DVDにおけるユーザ・データのバージョン番号やタイトル名を使用することができる。ユーザによる情報の記録としては、追加記録領域へのデータの記録日時、ユーザ・データのバージョン番号やタイトル名を使用することができる。これらの情報を併せて使用することも可能である。履歴情報は、全ての記録媒体に共通して使用されるものではなく、ディスクへの情報の記録に従って、変更されるべき内容の情報である。履歴情報が変化する情報であることにより、管理情報の演算処理が変化することが重要である。履歴情報が経時的に変化するものであるので、たとえば、固有情報と履歴情報が一旦複製されたとしても、それらの情報を、駆動に必要な管理情報を取得するための情報として、第3者は使用し続けることができない。これにより、不正な情報の複製の防止をより効果的なものとする。
【0044】
コントロール・トラックは、固有情報と履歴情報とによって演算処理された管理情報を有している。図2は、管理情報を演算処理する演算回路200の一例としての論理構造を示している。管理情報(その一部もしくは全部)は、固有情報と履歴情報と共に、演算回路200に入力される。演算回路200は、固有情報101と履歴情報102を、排他的論理和演算手段などの演算手段203によって演算処理し、第3の情報202を得る。
【0045】
さらに、この第3の情報と管理情報201が排他的論理和演算手段などの演算手段204によって演算処理される。これにより、演算処理された管理情報が得られる。履歴情報の変化に従い、固有情報と履歴情報から生成する第3の情報が変化する。尚、履歴情報を使用せず、固有情報を使用して管理情報を演算処理することが可能である。特に、固有情報として第3者の使用が禁止された情報使用することによって、第3者による不正複製の摘発が容易となる。
【0046】
演算処理された管理情報は、コントロール・トラックなどに記録される。固有情報と履歴情報とによって、管理情報を特定のアルゴリズムに従って演算処理することが必要であって、その演算方法は、データ処理分野において知られた様々なアルゴリズムもしくはその変形を使用することができる。演算アルゴリズムは特定のセキュリティ性の高い方法を選択することで、悪意の第3者が容易に情報取得できないようにすることが可能である。演算回路200は、論理回路として実現することが可能である。
【0047】
マスタリング・プロセス
周知のように、光ディスクは、所望のプリフォーマットパターンがカッティングされた光ディスク原盤から金型としてのスタンパを形成し、そのスタンパを使用して射出成型することによってレプリカディスクが複製される。光ディスク原盤のカッティングは、光ディスク原盤露光装置によって行なわれる。図3は本形態のマスタリング・プロセスに使用される、光ディスク原盤露光装置300を示している。図3において、301は光ディスク原盤、302は光ディスク原盤を回転駆動するスピンドルモータ、303はレーザ光源、305はレーザ光源303から出射されたレーザビームに信号変調をかける光変調器である。
【0048】
306は光変調器305に記録信号を供給する信号発生部、307は光ディスク原盤301に信号変調されたレーザビームを合焦する対物レンズである。信号発生部6は演算回路200に接続されている。レーザ光源303から出射されたレーザビーム304aは、光変調器305によって、信号発生部306からの記録信号に従い変調される。変調されたレーザビーム304bは対物レンズ307によって光ディスク原盤301に合焦され、光ディスク原盤301がカッティングされる。
【0049】
図4は、信号発生部306の論理構成を示している。図4において、200は上に説明した演算回路、401は外部回路と接続されるインターフェース回路、402は信号発生部全体の動作を制御するコントローラである。403は光ディスク原盤の特定位置を基準として各セクタの開始位置に対応するタイミングでセクタ開始信号を出力するカウンタ回路である。404はカウンタ回路から前記セクタ開始信号が出力される毎に各セクタに特有のアドレス信号を生成して出力するアドレス信号発生回路である。405は、インターフェース回路401から入力される情報と、演算回路200から入力されるデータとを記憶する読み出し/書き込み半導体メモリ(RAM)である。
【0050】
インターフェース回路401を介して入力された、固有情報、履歴情報及び管理情報は、RAM405に記憶される。記憶された固有情報、履歴情報及び管理情報は、演算回路200に入力され、所定の演算処理がなされ、演算処理された管理情報が出力される。出力された演算処理された管理情報が、RAM405に記録される。予めコンテンツデータを記録するDVDなどにおいては、コンテンツデータがRAM405に記憶される。406はセクターマークやクロックピットなどに対応する一定の信号を記憶している読み出し専用の半導体メモリ(ROM)である。407はRAM信号、アドレス信号及びROM信号(セクターマークやクロックピット)を合成する信号合成回路である。408は、合成回路からの信号をディスクへの記録に適した形で変調し出力する変調回路である。
【0051】
RAM407に記憶された、製造者名称、スタンパ製造番号、管理情報及び演算処理された管理情報は、コントローラ402の制御によって適切なタイミングで合成回路407に入力され、変調回路408による変調を受けた後に、信号発生部306から出力される。変調され、出力された信号は光変調器305に入力され、光ディスク原盤301に対するデータ記録が行われる。これら情報は、光ディスク原盤301上のリードイン領域に相当する領域に記録される。
【0052】
駆動装置
図5は、本形態の光ディスク駆動装置500の構造の概略を示している。図5において、501は光ディスクである。521は光ディスク501を回転駆動するスピンドルモータであって、図示外のサーボ手段によって回転速度が制御され、主軸(スピンドル)521aの先端部にクランプされた光ディスク501を所望の回転速度で駆動する。522は情報の読み出し/記録手段である光学ヘッドであって、レーザ光源と、対物レンズと、レーザ光源から出射されたレーザビームを対物レンズに導く光学部品と、レーザビームに信号変調をかける光変調器と、光ディスク501からの反射光強度を検出する光検出器と、対物レンズから出射されるレーザビームにオートフォーカスサーボおよびトラッキングサーボをかけるサーボ手段を含んで構成されている。
【0053】
光学ヘッド522は、光ディスク501の半径方向に移動できるように設けられている。523はレーザ駆動及びデータ再生/記録回路であって、光学ヘッド522内に備えられたレーザ光源を駆動すると共に、光学ヘッド522内に備えられた光検出器によって検出された信号からデータを再生し、あるいは、駆動装置本体からの信号によってディスクに記録するデータ信号をレーザに伝達する。524は変復調回路であって、光ディスク501への記録信号の変調と、光ディスク501からの読出し信号の復調とを行う。525は管理情報処理ICチップであって、光ディスク501から取得した、固有情報及び履歴情報を使用して演算処理された管理情報をデコードし、正しい権利情報を取得する。あるいは、入力された固有情報と履歴情報とに基づいて管理情報を演算処理する。
【0054】
527はインターフェース回路であって、駆動装置とホストコンピユータ530とを接続し、相互の通信を可能とする。528は記憶再生コントローラであって、駆動装置500の各回路を全体的に制御する。530は駆動装置が接続されるホストコンピュータである。管理情報取得ICチップ525は他の回路と共に作りこむこともできるが、セキュリティの観点から、独立したIC部品として組み込むことが好ましい。制御チップを部品として、この中にアルゴリズムを格納して供給することで、外部からアルゴリズムを参照することなく一連の処理実行が可能になる。単体のICチップと供給された管理情報取得回路は、外部からの解析が困難であることから、第3者へのアルゴリズムの漏洩を防ぐことができる。又、ICチップ製造者など、ICチップの製造に必要とされるアルゴリズムは、特定の者に限定することができるので、不特定の者にアルゴリズムが公開されることなく、アルゴリズムの秘匿性が維持される。これらの点は、演算処理された管理情報の不正複製を未然に防止することに大きく寄与する。
【0055】
駆動装置による再生の初期動作にについて説明する。スピンドル521aの先端部に光ディスク501がクランプされることによって、駆動装置500が起動されると、記憶再生コントローラ528の制御によって、光ディスク501のリードイン領域から固有情報、履歴情報、及び演算処理された管理情報を含む、必要なデータが読み出され、管理情報取得ICチップ525に入力される。管理情報取得ICチップは入力された固有情報と履歴情報とを使用して、演算処理された管理情報をデコード処理し、管理情報を取得する。
【0056】
管理情報取得ICチップ525の動作を、図2に関して説明した例によって説明する。管理情報は、固有情報である製造者名称と履歴情報であるスタンパ番号を使用して、図2の説明に沿った排他的論理和演算による演算処理がなされ、光ディスクに記録されている。管理情報取得ICチップ525は、取得した製造者名称とスタンパ製造番号とを排他的論理和演算処理し、第3の情報を取得する。さらに、この第3の情報と演算処理されている管理情報とを、排他的論理和演算処理し、管理情報を取得する。
【0057】
取得した管理情報と、光ディスクから取得した製造者名称を比較し、管理情報が正しいものであるかを決定する。両データが同一であり、管理情報が正しいものであると決定すると、その旨の正信号を記憶再生コントローラ528に出力する。両データが一致しない場合は、管理情報が正しく取得されなかったことを示す誤信号を記憶再生コントローラ528に出力する。製造者名称、スタンパ製造番号、及び演算処理された製造者名称が全て正しいものである場合のみ、正確な製造者名称が取得できる。記憶再生コントローラ528は、管理情報取得ICチップ525からの制御信号に従って、駆動装置を制御する。正信号を受信した場合は、ユーザの入力などに従った、再生/記録動作を実行させる。誤信号を受信した場合は、エラーメッセージの表示、光ディスク501の排出など、必要な動作を行う。尚、排他的論理和演算処理は、演算処理の一例であって、このほかの様々な演算処理が可能であることは、図2に関する上記説明と同様である。
【0058】
管理情報が正しいものであるかの判定は、記憶再生コントローラ528など、他の回路部が行うことができる。正確な管理情報を取得するためには、固有情報と履歴情報を使用した演算処理が必要となる。しかし、このアルゴリズムを理解しない駆動装置は、正確な管理情報を得ることはできない。こうした一連の処理の後に得られた管理情報が、固有情報と一致していることが確認できれば、模造品ではない組み合わせ(光ディスクと駆動装置)であることが証明されて認証が完了する。
【0059】
上記説明においては、製造者名称による認証が駆動装置の駆動の判定に使用されるが、他の判定方法は、例えば、デコード処理され取得された管理情報、例えばレーザパワーなど、が許されるデータとして予め登録されているデータとは異なる場合に、不正として処理する方法などがある。あるいは、セキュリティの観点からは、再生動作において、取得された管理情報を使用して再生動作を行ってもよい。しかし、本来の意味ある管理情報が取得できていない場合は、正しく再生動作を行うことができない。あるいは、演算処理する管理情報とし、本体データのスクランブル鍵を使用することができる。正確な鍵を取得できなければ、記録データは正常に再生できない。
【0060】
次に、駆動装置による、データの記録を説明する。本形態の駆動装置500は、外部から入力された固有情報と履歴情報に基づいて管理情報を演算処理し、固有情報、履歴情報、及び演算処理された管理情報をディスクに記録する。例えば、書き換え型の光ディスクにユーザがデータを記録する際に、ユーザは、駆動装置にユーザデータの著作権者名などの固有情報と、ユーザデータのタイトル名などの履歴情報を入力する。入力されたこれらの情報は、管理情報演算ICチップ525内のメモリ(不図示)に記録される。管理情報演算ICチップ525は、そのメモリに、管理情報を記憶している。
【0061】
管理情報演算ICチップ525は、メモリに記録された固有情報と履歴情報に基づいて、所定のアルゴリズムに従って、管理情報を演算処理する。演算処理の方法は、図2に関して説明した演算処理を、例えば、使用することができる。演算処理された管理情報は、管理情報演算ICチップ525内のメモリに記憶される。記憶再生コントローラ528からの制御によって、管理情報演算ICチップ525から、固有情報、履歴情報、演算処理された管理情報が出力され、変調回路524で変調された後、光学ヘッド522によって、光ディスク501に記録される。
【0062】
本実施の形態によれば、仮に光ディスクに記録された管理情報をそのままコピーして使用しても、管理情報は別の領域に記録する固有情報と履歴情報により管理されるため、これらの情報の内容が変わった場合には管理情報が再現できない。そのため、記録媒体の正確な駆動に必要とされる管理情報の演算に固有情報を使用しているので、固有情報も管理情報と共に複製することが必要となり、第3者による複製の特定が容易となる。又、履歴情報は経時的に変化する内容であり、演算処理された管理情報も変換された情報が変化するので、第3者による複製の抑制につながる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、管理情報を演算処理し、その演算処理された管理情報と、管理情報のデコードに必要な情報とを記録媒体に記録するので、例えば光ディスクなどの高密度光ディスクの信頼性と記録される情報のセキュリティを確保する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における、光ディスクのデータ記録構造を説明する図である。
【図2】本実施形態における、光ディスク記録装置としての光ディスク原盤露光装置に含まれる演算回路の構成を説明する図である。管理情報を固有情報と履歴情報とによって演算処理する。
【図3】本実施形態における、光ディスク記録装置としての光ディスク原盤露光装置の構成を示す図である。
【図4】本実施形態における光ディスク原盤露光装置の、信号発生部の構成を説明する図である。
【図5】本実施形態における光ディスク駆動装置の構成を説明する図である。
【符号の説明】
100 光ディスク、101 固有情報、102 履歴情報、103 演算処理された管理情報、301 光ディスク原盤、302 スピンドルモータ、303レーザ光源、305 光変調器、306 信号発生部、307 対物レンズ、401 インターフェース回路、402 コントローラ、403 カウンタ回路、404 アドレス信号発生回路、405 RAM、406 ROM、407 信号合成回路、408 変調回路、500 光ディスク駆動装置、501 光ディスク、521 スピンドルモータ、522 光学ヘッド、523 レーザ駆動及びデータ再生/記録回路、524 変復調回路、525 管理情報取得ICチップ、527 インターフェース回路、528 記憶再生コントローラ、530
ホストコンピュータ

Claims (25)

  1. 駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、
    前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、
    前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、
    前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を、前記固有情報と前記履歴情報とに基づいて演算処理した、演算管理情報と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体。
  2. 前記固有情報は前記記録媒体の製造者を特定する、請求項1に記載の取り外し可能な記録媒体。
  3. 前記履歴情報は、前記記録媒体の製造工程において予め記録される情報であって、前記記録媒体の製造工程における製造条件に基づいて決定された情報である、請求項1に記載の取り外し可能な記録媒体。
  4. 前記履歴情報は、前記記録媒体を製造するスタンパを特定する情報もしくは前記記録媒体の製造時を特定する情報を有している、請求項3に記載の取り外し可能な記録媒体。
  5. 前記固有情報は、前記保有者以外の第3者による使用を禁止された情報である、請求項1に記載の取り外し可能な記録媒体。
  6. 前記固有情報は、前記製造者の名称、登録商標及び署名から構成される群から選択される、請求項1に記載の取り外し可能な記録媒体。
  7. 前記固有情報と前記履歴情報とは、前記記録媒体の製造工程において、書き換え不能に予め記録される、請求項1に記載の取り外し可能な記録媒体。
  8. 駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、
    前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報と、
    前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を、前記固有情報に基づいて演算処理した、演算管理情報と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体。
  9. 前記固有情報は前記記録媒体の製造者を特定する、請求項8に記載の取り外し可能な記録媒体。
  10. 前記固有情報は前記記録媒体の製造者の登録商標である、請求項8に記載の取り外し可能な記録媒体。
  11. 駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、
    前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、
    前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、
    演算処理された管理情報と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体。
  12. 駆動装置によって再生可能な、取り外し可能な記録媒体であって、
    前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報と、
    演算処理された管理情報と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体。
  13. 前記管理情報は、前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される情報であって、予め定められたアルゴリズムに従って演算処理される、請求項11もしくは12に記載の取り外し可能な記録媒体。
  14. 取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、
    前記記録媒体から、前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と
    前記読み出し手段によって読み出された固有情報と履歴情報とに基づいて、前記管理情報を取得するために、前記演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、前記記録媒体の駆動を制御する制御手段と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体の駆動装置。
  15. 取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、
    前記記録媒体から、前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と
    予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、前記読み出し手段によって読み出された固有情報と履歴情報とに基づいて、前記管理情報を取得するために、前記演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、前記記録媒体の駆動を制御する制御手段と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体の駆動装置。
  16. 取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、
    前記記録媒体から、前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報と、前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と
    前記読み出し手段によって読み出された固有情報に基づいて、前記管理情報を取得するために、前記演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、前記記録媒体の駆動を制御する制御手段と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体の駆動装置。
  17. 取り外し可能な記録媒体の駆動装置であって、
    前記記録媒体から、前記記録媒体に記録された情報の保有者を示し、第3者による使用を禁止された固有情報と、前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報と、を読み出す、読み出し手段と予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、前記読み出し手段によって読み出された固有情報に基づいて、前記管理情報を取得するために、前記演算管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記管理情報処理手段によって取得された管理情報に基づいて、前記記録媒体の駆動を制御する制御手段と、
    を有する、取り外し可能な記録媒体の駆動装置。
  18. 取り外し可能な記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録の制御方法であって、
    (a)前記記録媒体から、前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報を読み出す、ステップと、
    (b)前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報を読み出す、ステップと、
    (c)前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報を読み出す、ステップと、
    (d)前記読み出された固有情報と履歴情報とに基づいて前記演算管理情報を演算処理し、前記管理情報を取得する、ステップと、
    (e)前記取得された管理情報に基づいて、前記記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録を制御する、ステップと、
    を有する、取り外し可能な記録媒体のデータの再生および/もしくはデータの記録の制御方法。
  19. 取り外し可能な記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録の制御方法であって、
    (a)前記記録媒体から、前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を読み出す、ステップと、
    (b)前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を演算処理した演算管理情報を読み出す、ステップと、
    (c)前記読み出された固有情報に基づいて前記演算管理情報を演算処理し、前記管理情報を取得する、ステップと、
    (d)前記取得された管理情報に基づいて、前記記録媒体の情報の再生および/もしくは情報の記録を制御する、ステップと、
    を有する、取り外し可能な記録媒体のデータの再生および/もしくはデータの記録の制御方法。
  20. 記録媒体の記録装置であって、
    前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、を記憶するメモリと、
    前記固有情報と履歴情報とに基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記固有情報、前記履歴情報、及び前記演算処理された管理情報を、前記記録媒体に記録する、記録手段と、
    を有する、記録媒体の記録装置。
  21. 記録媒体の記録装置であって、
    前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を記憶するメモリと、
    前記固有情報に基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記固有情報及び前記演算処理された管理情報を、前記記録媒体に記録する、記録手段と、
    を有する、記録媒体の記録装置。
  22. 記録媒体に情報を記録する、情報記録方法であって、
    (a)前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報を記録する、ステップと、
    (b)前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報を記録する、ステップと、
    (c)前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を、前記固有情報と前記履歴情報とに基づいて演算処理した演算管理情報を記録する、ステップと、
    を有する、情報記録方法。
  23. 記録媒体に情報を記録する、情報記録方法であって、
    (a)前記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を記録する、ステップと、
    (c)前記駆動装置による前記記録媒体の駆動に使用される管理情報を、前記固有情報に基づいて演算処理した演算管理情報を記録する、ステップと、
    を有する、情報記録方法。
  24. 記録媒体の記録装置であって、
    記記録媒体に記録された情報の保有者を特定する固有情報と、前記記録媒体への情報の記録に基づいて決定される履歴情報と、を記憶するメモリと、
    予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、前記固有情報と履歴情報とに基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記固有情報、前記履歴情報、及び前記演算処理された管理情報を、前記記録媒体に記録する、記録手段と、
    を有する、記録媒体の記録装置。
  25. 記録媒体の記録装置であって、
    記記録媒体に記録された情報の保有者を特定し、第3者による使用を禁止された固有情報を記憶するメモリと、
    予めICチップ内に形成された管理情報処理手段であって、前記固有情報に基づいて管理情報を演算処理する、管理情報処理手段と、
    前記固有情報及び前記演算処理された管理情報を、前記記録媒体に記録する、記録手段と、
    を有する、記録媒体の記録装置。
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