JP2004103105A - 記録システム、記録装置および方法、再生装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

記録システム、記録装置および方法、再生装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体の記録レートを超えるレートでビデオデータを記録することができるようにする。
【解決手段】カムコーダ1は、マスター機器として、スレーブ機器としての記録再生装置4と、イーサネット(R)等より構成されるネットワーク3を介して通信し、CCDビデオカメラ11により撮像された画像のビデオデータを、光ディスク2と、記録再生装置4に装着された光ディスク5に分けて記録する。このようにビデオデータを、複数の記録媒体(この例の場合、2個の光ディスク)に分けて記録することで、例えば、光ディスク2の記録レートを超えるデータレートでビデオデータを記録することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録システム、記録装置および方法、再生装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、記録装置の記録レートを超えるレートでビデオデータを記録することができるようにした記録システム、記録装置および方法、再生装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
撮像した画像を記録媒体に記録する記録装置では、ドライブの性能に応じた記録レートで、画像が記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち従来においては、その記録レートを超えるデータレートで画像を記録することができなかった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、記録装置の記録レートを超えるデータレートで画像を記録し、それを再生することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録システムは、第1の記録装置が、画像データに、所定の単位毎に、第1の記録媒体または第2の記録媒体の中の1つの記録媒体を割り当てる割り当て手段と、割り当て手段により割り当てられた記録媒体の識別情報を、単位毎に第1の記録媒体に記録するとともに、割り当て手段により第1の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第1の記録媒体に記録する記録手段と、割り当て手段により第2の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第2の記録媒体への記録を制御する第2の記録装置に送信する送信手段とを備え、M個の第2の記録装置が、第1の記録装置の送信手段により送信された画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データを、第2の記録媒体に記録する第2の記録手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
第1の記録装置が、第2の記録媒体への記録をさらに制御するとき、記録手段は、割り当て手段により、第1の記録装置がその記録を制御する第2の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第2の記録媒体に記録することができる。
【0007】
本発明の第1の記録装置は、画像データに、所定の単位毎に、第1の記録媒体または第2の記録媒体の中の1つの記録媒体を割り当てる割り当て手段と、割り当て手段により割り当てられた記録媒体の識別情報を、単位毎に第1の記録媒体に記録するとともに、割り当て手段により第1の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第1の記録媒体に記録する記録手段と、割り当て手段により第2の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第2の記録媒体への記録を制御する第2の記録装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
第1の記録装置が、第2の記録媒体への記録をさらに制御するとき、記録手段は、割り当て手段により、第1の記録装置がその記録を制御する第2の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第2の記録媒体に記録することができる。
【0009】
本発明の第1の記録方法は、画像データに、所定の単位毎に、第1の記録媒体または第2の記録媒体の中の1つの記録媒体を割り当てる割り当てステップと、割り当てステップの処理で割り当てられた記録媒体の識別情報を、単位毎に第1の記録媒体に記録するとともに、割り当てステップの処理で第1の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第1の記録媒体に記録する記録ステップと、割り当てステップの処理で第2の記録媒体が割り当てられたとき、画像データを、第2の記録媒体への記録を制御する第2の記録装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の記録装置および方法においては、画像データに、所定の単位毎に、第1の記録媒体または第2の記録媒体の中の1つの記録媒体が割り当てられ、割り当てられた記録媒体の識別情報が、単位毎に第1の記録媒体に記録されるとともに、第1の記録媒体が割り当てられたとき、画像データが、第1の記録媒体に記録され、第2の記録媒体が割り当てられたとき、画像データが、第2の記録媒体への記録を制御する第2の記録装置に送信される。
【0011】
本発明の第2の記録装置は、外部の記録装置より送信されてきた、第2の記録媒体が割り当てられた画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データを、第2の記録媒体に記録する第2の記録手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の第2の記録方法は、外部の記録装置より送信されてきた、第2の記録媒体が割り当てられた画像データを受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像データを、第2の記録媒体に記録する第2の記録ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の第2の記録装置および方法においては、外部の記録装置より送信されてきた、第2の記録媒体が割り当てられた画像データが受信され、受信された画像データが、第2の記録媒体に記録される。
【0014】
本発明の再生装置は、第1の記録媒体に記録された記録媒体の識別情報を取得する第1の取得手段と、単位毎に、記録媒体の識別情報により示される第1または第2の記録媒体に記録されている画像データを取得する第2の取得手段と、第2の取得手段により取得された画像データから、画像データを合成する合成手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
第2の取得手段は、記録媒体の識別情報により示される第2の記録媒体への記録を制御する装置に、画像データの転送を要求し、その要求に応じて送信されてきた画像データを受信することができる。
【0016】
本発明の再生方法は、第1の記録媒体に記録された記録媒体の識別情報を取得する第1の取得ステップと、単位毎に、記録媒体の識別情報により示される記録媒体に記録されている画像データを取得する第2の取得ステップと、第2の取得ステップの処理で取得された画像データから、画像データを合成する合成ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の再生装置および方法においては、第1の記録媒体に記録された記録媒体の識別情報が取得され、単位毎に、記録媒体の識別情報により示される記録媒体に記録されている画像データが取得され、取得された画像データから、画像データが合成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用したカムコーダ1および記録再生装置4の利用例を示している。
【0019】
カムコーダ1は、CCDビデオカメラ11により撮像された画像のビデオデータを、光ディスク2の記録レートに応じたデータレート(以下、通常データレートと称する)で、光ディスク2に記録する。
【0020】
カムコーダ1はまた、マスター機器として、スレーブ機器としての記録再生装置4と、イーサネット(R)等より構成されるネットワーク3を介して通信し、CCDビデオカメラ11により撮像された画像のビデオデータを、光ディスク2と、記録再生装置4に装着された光ディスク5に分けて記録する。このようにビデオデータを、複数の記録媒体(この例の場合、2個の光ディスク)に分けて記録することで、例えば、光ディスク2の記録レートを超えるデータレート(以下、高データレートと称する)でビデオデータを記録することができる。
【0021】
なお図1の例では、記録媒体として光ディスクが示されているが、他の記録媒体でもよい。
【0022】
カムコーダ1は、光ディスク2に記録された通常データレートのビデオデータを再生する。
【0023】
カムコーダ1はまた、マスター機器として、スレーブ機器としての記録再生装置4と通信し、光ディスク2および光ディスク5から、それぞれに記録された高データレートのビデオデータを読み出して合成し、高データレートのビデオデータを再生する。
【0024】
記録再生装置4は、スレーブ機器として、マスター機器としてのカムコーダ1から供給されたビデオデータ(高データレートのビデオデータの一部)を光ディスク5に記録するとともに、カムコーダ1からの要求に応じて、光ディスク5に記録されているビデオデータを、ネットワーク3を介してカムコーダ1に送信する。
【0025】
図2は、カムコーダ1の構成例を示している。CCDビデオカメラ11は、撮像の結果得られた画像信号を、記録部13に出力し、マイクロフォン12は、集音の結果得られた音声信号を記録部13に出力する。
【0026】
記録部13は、CCDビデオカメラ11からの画像信号をエンコード等し、その結果得られたビデオデータを、ドライブ14またはネットワークI/F15に出力する。記録部13は、マイクロフォン12から入力された音声信号に対して所定の音声処理を施し、その結果得られたオーディオデータを、ドライブ14に出力する。
【0027】
ドライブ14は、記録部13から供給されたビデオデータおよびオーディオデータ、並びに制御部17から供給された属性データ(後述)を、光ディスク2に記録する。ドライブ14は、光ディスク2に記録されているビデオデータ若しくはオーディオデータ、または属性データを読み出し、ビデオデータ若しくはオーディオデータを再生部16に供給し、属性データを制御部17に供給する。
【0028】
ネットワークI/F15は、記録部13から供給されたビデオデータを、ネットワーク3を介して記録再生装置4に送信したり、ネットワーク3を介して記録再生装置4から送信されてきたビデオデータを受信して、再生部16に供給する。
【0029】
再生部16は、ドライブ14から供給されたビデオデータ、またはネットワークI/F15から供給されたビデオデータを再生して、表示部18に表示させる。再生部16はまた、ドライブ14から供給されたオーディオデータを再生してスピーカ19を介して出力する。
【0030】
制御部17は、記録部13乃至再生部16を制御して、後述する記録処理および再生処理を実行させる。
【0031】
図3は、図2のカムコーダ1の記録部13の構成例を示している。
【0032】
CCDビデオカメラ11から記録部13に供給された画像信号は、エンコーダ31およびエンコーダ35にそれぞれ入力される。
【0033】
エンコーダ31は、入力された画像信号を、光ディスク2の記録レートに応じたデータレート(通常データレート)、またはユーザにより要求されたそれを越えるデータレート(高データレート)に圧縮し、フレームスイッチ32に出力する。
【0034】
フレームスイッチ32は、その一方がエンコーダ31に接続され、他方が、バッファ33またはバッファ34に接続される。
【0035】
フレームスイッチ32は、高データレートで画像が記録されるとき、エンコーダ31から供給されたビデオデータが、所定の規則に従ってバッファ33またはバッファ34に振り分けられるように、バッファ33またはバッファ34との接続を適宜切り換える。
【0036】
フレームスイッチ32はまた、通常データレートで画像が記録されるとき、バッファ34に常時接続し、エンコーダ31から入力されたビデオデータを、バッファ34のみに供給する。
【0037】
バッファ33に入力されたビデオデータは、適宜、ネットワークI/F15により読み出され、所定の伝送レートで、ネットワーク3を介して記録再生装置4に送信される。なお詳細は後述するが記録再生装置4に送信されたビデオデータは、光ディスク5内に生成された画像ファイル5Aに記録される。
【0038】
バッファ34に入力されたビデオデータは、適宜、ドライブ14により読み出され、光ディスク2に生成された記録ファイル2Aに記録される。
【0039】
このようにフレームスイッチ32より出力されたビデオデータは、バッファ33またはバッファ34を介して、ドライブ14またはネットワークI/F15に出力されるが、これは、ビデオデータのデータレートを、ネットワーク3の伝送レートまたは光ディスク2の記録レートに合わせるためである。
【0040】
エンコーダ35は、入力された画像信号に対して、画素数変換などの解像度を落とす処理等を施し、低解像度画像のビデオデータ(このビデオデータは、主に編集作業に利用されるので、以下、編集用のビデオデータと称する)を生成し、ドライブ14に供給する。ドライブ14は、エンコーダ35から供給された編集用のビデオデータを、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録する。
【0041】
マイクロフォン12から記録部13に供給された音声信号は音声処理部36に入力される。音声処理部36は、入力された音声信号に対して所定の音声処理を施し、その結果得られたオーディオデータを、ドライブ14に供給する。ドライブ14は、音声処理部36から供給されたオーディオデータを、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録する。
【0042】
制御部17は、記録時において、通常データレートまたは高データレートで記録されるビデオデータの属性データ(後述)を、フレーム単位でドライブ14に供給する。ドライブ14は、制御部17から供給された属性データを、光ディスク2に生成された属性ファイル2Bに記録する。
【0043】
図4は、図2のカムコーダ1の再生部16の構成例を示している。
【0044】
ネットワークI/F15から再生部16に供給された、記録再生装置4から送信されてきた光ディスク5の画像ファイル5Aに記録されていたビデオデータは、バッファ51に入力される。
【0045】
ドライブ14から再生部16に供給された、光ディスク2の記録ファイル2Aから読み出された高データレートまたは通常データレートのビデオデータは、バッファ52に入力される。
【0046】
ドライブ14から再生部16に供給された、光ディスク2の記録ファイル2Aから読み出された編集用のビデオデータは、デコーダ55に入力される。ドライブ14から再生部16に供給された、光ディスク2の記録ファイル2Aから読み出されたオーディオデータは、音声処理部56に入力される。
【0047】
またドライブ14により光ディスク2の属性ファイル2Bから読み出された属性データは、制御部17に供給される。
【0048】
再生部16のフレームスイッチ53は、一方がバッファ51またはバッファ52と接続され、他方がデコーダ54と接続されている。フレームスイッチ53は、高データレートのビデオデータを再生するとき、高データレートのビデオデータが適切に再生されるように、バッファ51またはバッファ52との接続を適宜切り換えて、バッファ51またはバッファ52に記憶されたビデオデータをデコーダ54に供給する。
【0049】
フレームスイッチ53はまた、通常データレートのビデオデータを再生するとき、バッファ52に常時接続し、バッファ52に記憶されたビデオデータを、デコーダ54に供給する。
【0050】
デコーダ54は、フレームスイッチ53より入力されたビデオデータをデコードし、その結果得られた画像信号を表示部18に出力する。
【0051】
デコーダ55は、入力された編集用のビデオデータをデコードし、その結果得られた画像信号を表示部18に出力する。音声処理部56は、入力されたオーディオデータに所定の音声処理を施し、その結果得られた音声信号を、スピーカ19を介して出力する。
【0052】
制御部17は、再生時に、ドライブ14から供給された属性データを解析し、ドライブ14、ネットワークI/F15、または再生部16等を制御する。
【0053】
図5は、図1の記録再生装置4の構成例を示している。
【0054】
ネットワークI/F71は、ネットワーク3に接続され、カムコーダ1から送信されてきたビデオデータ(高データレートのビデオデータ)を受信し、バッファ72に出力する。ドライブ73は、バッファ72に記憶されたビデオデータを適宜読み出し、光ディスク5に生成された画像ファイル5Aに記録する。
【0055】
ドライブ73は、光ディスク5の画像ファイル5Aからビデオデータを読み出し、バッファ74に出力する。
【0056】
ネットワークI/F71は、バッファ74に記憶されたビデオデータを、適宜読み出し、ネットワーク3を介してカムコーダ1に送信する。
【0057】
次に、カムコーダ1の記録処理を、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0058】
ステップS1において、カムコーダ1の制御部17(図3)は、画像記録モードが設定されたか否かを判定し、画像記録モードが設定されたと判定した場合、ステップS2に進み、その設定が、高データレート画像記録モードの設定であるかまたは通常データレート画像記録モードの設定であるかを判定する。
【0059】
ここで画像記録モードの設定方法について説明する。この設定は、表示部18(図2)に表示される、図7に示すような画像記録モード設定画面SV1が利用される。
【0060】
ユーザは、カムコーダ1の図示せぬ操作部を操作して、画像記録モード設定画面SV1に設けられた「画像記録モード設定」の欄SV2の「通常データレート画像」または「高データレート画像」のいずれかの表示を選択する。ユーザは、高データレートで画像を記録する場合、「高データレート画像」を選択し、通常データレートで画像を記録する場合、「通常データレート画像」を選択する。
【0061】
例えば、高データレートで画像を記録するものとして、「高データレート画像」の表示が選択された場合、画像記録モード設定画面SV1には、図8に示すように、「高データレート画像記録モード設定項目」の欄SV3が表示される。そしてこの例の場合、カムコーダ1は、マスター機器として機能するので、ユーザは、「高データレート画像記録モード設定項目」の欄SV3に設けられた「動作モード選択」の欄SV4の「マスター機器モード」の表示を選択し、「機器のIPアドレス」の欄SV5に、カムコーダ1のIPアドレスを入力する。
【0062】
このように「マスター機器モード」の表示が選択され、マスター機器(以下、マスター機器1と称する)のIPアドレスが入力されると、「高データレート画像記録モード設定項目」の欄SV3には、図9に示すように、「マスター機器モード設定項目」の欄SV6が表示される。そしてユーザは、「マスター機器モード設定項目」の欄SV6に設けられた「記録ファイル名」の入力欄SV7に、記録ファイル2Aの名前としたい文字列を入力し、「記録データレート」の入力欄SV8に、記録のデータレート(例えば、光ディスク2の記録レートを超えるデータレート)(Mpbs)を入力する。
【0063】
このように「記録ファイル名」の入力欄SV7にファイル名(図9の例では、sample)が入力され、「記録データレート」の入力欄SV8に記録データレート(図9の例では、80Mbps)が入力されると、図10に示すように、「スレーブ機器IPアドレス設定」の欄SV9が表示され、それには、入力された記録データレートでの記録に必要な数のスレーブ機器のIPアドレスを入力する入力欄SV10が設けられている。すなわち要求された記録データレートが高ければ高いほど、より多くの記録媒体に分けて記録する必要があるので、多くの入力欄SV10が表示される。なお、この例の場合、要求された80Mbpsの記録データレートでビデオデータを記録するには、光ディスク2の他、もう1つの記録媒体が必要となるので、1つの入力欄SV10が表示されている。
【0064】
ユーザは、図10に示すように、入力欄SV10にスレーブ機器(例えば、記録再生装置4)のIPアドレスを入力する。
【0065】
このように「高データレート画像記録モード設定項目」の欄SV3に必要な情報を入力した後、ユーザが、画像記録モード設定画面SV1の「設定有効」ボタンSV11を操作すると、画像記録モードが、高データレート画像記録モードに設定される。すなわちカムコーダ1がマスター機器として、記録再生装置4がスレーブ機器として機能し、後述するような記録処理を実行する。
【0066】
一方、通常データレート画像記録モードを設定するものとして、図11に示すように、「画像記録モード設定」の欄SV2の「通常データレート画像」の表示が選択され、「設定有効」ボタンSV11が操作されると、画像記録モードは、通常データレート画像記録モードに設定される。この場合、カムコーダ1は、いわゆる通常の記録処理を行う。すなわちビデオデータは、光ディスク2にのみ記録される。
【0067】
図6に戻り、ステップS2で、高データレート画像記録モードが設定されたと判定された場合、ステップS3に進み、制御部17(図3)は、ネットワークI/F15を制御して、スレーブ機器として設定された機器(「スレーブ機器のIPアドレス設定」の欄SV9の入力欄SV10にIPアドレスが入力された機器)(この例の場合、記録再生装置4)に対して、FTP接続を要求し(コマンド“ftp”を送信し)、スレーブ機器としての記録再生装置4(以下、スレーブ機器4と称する)からの応答に基づいて、FTP接続を確立させる。すなわち、マスター機器1は、FTPクライアントとなり、スレーブ機器4は、FTPサーバとなる。
【0068】
なお、マスター機器1は、FTP接続を確立した後に、光ディスク2の内容を確認するとともに、光ディスク5の内容を確認し(コマンド“ls”を送信し)、「マスター機器モード設定項目」の欄SV6の入力欄SV7に入力された記録ファイル2Aの名前と同じまたはそれを先頭に含む名前が、光ディスク2または光ディスク5において利用されているかを判定し、利用されている場合、記録ファイル2Aの名前の変更を促すメッセージを表示させ、それを変更させる。なお、記録ファイル2Aの変更がなされなかった場合、記録処理は終了するものとする。
【0069】
次に、ステップS4において、制御部17は、ドライブ14を制御して、光ディスク2に、記録ファイル2A、および属性ファイル2Bを生成する。なお、記録ファイル2Aおよび属性ファイル2Bのそれぞれには、所定の拡張子と名前(記録ファイル2Aについては画像記録モード設定画面SV1に設定された名前)が付与され、それらは、その名前または拡張子により管理される。
【0070】
ステップS5において、制御部17は、操作部から記録開始の指令が入力されたか否かを判定し、その指令が入力されたと判定した場合、ステップS6に進み、エンコーダ31およびエンコーダ35、並びに音声処理部36を制御し、エンコード処理および音声処理を開始させる。それにより、エンコーダ31からは、設定された記録データレートのビデオデータ(高データレートのビデオデータ)が出力され、エンコーダ35からは編集用のビデオデータが出力され、そして音声処理部36からはオーディオデータが出力されるようになる。
【0071】
次に、ステップS7において、制御部17は、高データレート記録処理を実行する。この処理の詳細を、図12のフローチャートを参照して説明する。
【0072】
次に、ステップS21において、制御部17は、エンコーダ31よりフレームスイッチ32に入力された1フレーム分のビデオデータを記録する記録媒体を検出する。具体的にはこの例の場合、そのフレームが、マスター機器1(カムコーダ1)の光ディスク2に記録されるものかまたはスレーブ機器4(記録再生装置4)の光ディスク5に記録されるものかが判定される。
【0073】
例えば、フレームが1つおきに、マスター機器1またはスレーブ機器4に記録される場合において、1つ前に入力されたフレームがマスター機器1に記録されたとき、いま入力されたフレームはスレーブ機器4に記録されるものであると判定され、また1つ前に入力されたフレームがスレーブ機器4に記録されたとき、いま入力されたフレームはマスター機器1に記録されるものであると判定される。なお、最初にフレームスイッチ32に入力されたフレームは、マスター機器1に記録されるものとする。
【0074】
ステップS21で、マスター機器1に記録されるものであると判定された場合、ステップS22に進み、制御部17は、フレームスイッチ32をバッファ34に接続させ、フレームスイッチ32に入力されたフレームを、バッファ34に出力させる。そして制御部17は、ドライブ14を制御して、バッファ34に記憶されたフレームを、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録させる。
【0075】
次に、ステップS23において、制御部17は、ドライブ14を制御して、ステップS22で記録ファイル2Aに記録されたフレームに対応する、エンコード35から出力された編集用のビデオデータ、および音声処理部36から出力されたオーディオデータを、同様に光ディスク2の記録ファイル2Aに記録させる。
【0076】
ステップS21で、スレーブ機器4に記録されるものであると判定された場合、ステップS24に進み、カムコーダ1の制御部17は、フレームスイッチ32をバッファ33に接続させ、フレームスイッチ32に入力されたフレームをバッファ33に出力させる。そして制御部17は、ネットワークI/F15を制御して、バッファ33に記憶されたフレームを、FTPで、スレーブ機器4の光ディスク5の画像ファイル5Aに送信させる(コマンド“put”を送信する)。
【0077】
次に、ステップS25において、制御部17は、ドライブ14を制御して、ステップS24でスレーブ機器4に送信されたフレームに対応する、エンコード35から出力された編集用のビデオデータ、および音声処理部36から出力されたオーディオデータを、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録させる。
【0078】
ステップS23またはステップS25の処理の後、ステップS26に進み、制御部17は、ドライブ14を制御して、ステップS22でマスター機器1の光ディスク2(記録ファイル2A)に記録されたフレーム、またはステップS24でスレーブ機器4に送信されたフレーム(光ディスク5の画像ファイル5Aに記録されたフレーム)の属性データを、光ディスク2の属性ファイル2Bに記録させる。その後、処理は、図6のステップS8に進む。
【0079】
図13は、属性データの構成例を示している。属性データは、記録媒体番号RN、フレームサイズ(バイト数)FS、フレームの連続番号CN、およびタイムコードTCからなる。
【0080】
記録媒体番号RNは、この例の場合、制御部17により決定された、ビデオデータが記録されるマスター機器1に装着された光ディスク2、またはスレーブ機器4に装着された光ディスク5を示す番号である。なお、光ディスク2には、番号0、および光ディスク5には、番号1の記録媒体番号RNが付与されているものとする。またフレームの連続番号CNは、制御部17により、フレーム毎に付与された連続する1から始まる番号である。
【0081】
図14は、上述した高データレート画像記録処理が行われているときの、図3の範囲Xを通過するデータ、および制御部17からドライブ14に供給される属性データを模擬的に示したものである。すなわちこの例の場合、最初にフレームスイッチ32に入力されたフレームF1は、バッファ34に出力され、ドライブ14を介して、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録される。そしてそれに続いて入力されたフレームF2は、バッファ33に出力され、ネットワークI/F15を介してスレーブ機器4に送信される。そしてそれに装着された光ディスク5の画像ファイル5Aに記録される。
【0082】
また続いて入力されたフレームF3は、バッファ34に出力され、ドライブ14を介して光ディスク2の記録ファイル2Aに記録され、そしてそれに続いて入力されたフレームF4は、バッファ33に出力されて、ネットワークI/F15を介してスレーブ機器4に送信され、光ディスク5の画像ファイル5Aに記録される。
【0083】
すなわちこの例の場合、高データレートのビデオデータが、1フレーム毎に振り分けられて、光ディスク2および光ディスク5に記録される。その結果、マスター機器1およびスレーブ機器4におけるビデオデータのデータレートは、(半分になり)、光ディスク2または光ディスク5の記録レート以下となるので、光ディスク2または光ディスク5の記録レートで、ビデオデータは記録される。
【0084】
エンコーダ35から出力された、フレーム毎の編集用のビデオデータE1,E2,E3,E4・・・、および音声処理部36からのオーディオデータA1,A2,A3,A4,・・・は、ドライブ14を介して、それぞれ光ディスク2の記録ファイル2Aに記録される。
【0085】
制御部17により供給された、フレーム毎の属性データB1,B2,B3,B4,・・・は、ドライブ14を介して光ディスク2の属性ファイル2Bに記録される。図15は、属性ファイル2Bに記録されたフレームF1乃至フレームF4の属性データB1乃至B4を示している。
【0086】
図6に戻り、ステップS8において、制御部17は、画像記録モードが、通常データレート画像記録モードに変更されたか否かを判定し、変更されていないと判定した場合、ステップS9に進み、記録終了の指令が入力されたか否かを判定する。
【0087】
ステップS9で、記録終了の指令が入力されていないと判定された場合、ステップS7に戻り、それ以降の処理が行われる。ステップS9で、記録終了の指令が入力されたと判定された場合、ステップS10に進み、制御部17は、ネットワークI/F15を制御して、FTP接続の切断をスレーブ機器4に要求し、その応答に基づいてFTP接続を切断させる(コマンド“quit”を送信する)。
【0088】
ステップS8で、通常データレート画像記録モードに変更されたと判定された場合(図11)、ステップS11に進み、制御部17は、ネットワークI/F15を制御して、FTP接続の切断をスレーブ機器4に要求し、その応答に基づいてFTP接続を切断させる(コマンド“quit”を送信する)。
【0089】
ステップS2で、通常データレート画像記録モードが設定されていると判定されたとき、ステップS12に進み、制御部17は、操作部から記録開始の指令が入力されたか否かを判定し、その指令が入力されたと判定した場合、ステップS13に進む。
【0090】
ステップS13において、エンコーダ31およびエンコーダ35、並びに音声処理部36を制御し、エンコード処理および音声処理を開始させる。それにより、エンコーダ31からは通常データレートのビデオデータが出力され、エンコーダ35からは編集用のビデオデータが出力され、そして音声処理部36からはオーディオデータが出力されるようになる。
【0091】
ステップS11で、FTP接続が切断されたとき、またはステップS13で、エンコード処理等が開始されたとき、ステップS14に進み、制御部17は、通常データレート画像記録処理を行う。この処理の詳細を、図16のフローチャートを参照して説明する。
【0092】
ステップS41において、制御部17は、フレームスイッチ32を制御して、フレームスイッチ32に入力されたフレームを、バッファ34に出力させるとともに、ドライブ14を制御して、バッファ34に記憶されたフレームを、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録させる。
【0093】
ステップS42において、制御部17は、ドライブ14を制御して、ステップS41で光ディスク2に記録されたフレームに対応する、エンコーダ35から出力された編集用のビデオデータ、および音声処理部36から出力されたオーディオデータを、同様に光ディスク2の記録ファイル2Aに記録させる。
【0094】
次に、ステップS43において、制御部17は、ステップS41で光ディスク2の記録ファイル2Aに記録されたフレームの属性データを、ドライブ14を介して、光ディスク2の属性ファイル2Bに記録する。その後、処理は、図6のステップS15に進む。
【0095】
図17は、通常データレート画像記録処理が行われているときの、図3の範囲Xを通過するデータ、および制御部17からドライブ14に供給される属性データを模擬的に示したものである。すなわち、フレームF1,F2,F3,F4・・・のすべてが、バッファ34に出力され、ドライブ14を介して、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録される。
【0096】
編集用のビデオデータE1,E2,E3,E4,・・・、およびオーディオデータA1,A2,A3,A4,・・・は、ドライブ14を介して、光ディスク2の記録ファイル2Aに記録される。
【0097】
属性データB1,B2,B3,B4,・・・は、ドライブ14を介して、光ディスク2の属性ファイル2Bに記録される。
【0098】
図6に再び戻り、ステップS15において、制御部17は、画像記録モードが、高データレート画像記録モードに変更されたか否かを判定し、変更されたと判定した場合、ステップS3に進む。一方、変更されていないと判定した場合、ステップS16に進み、記録終了の指令が操作部から入力されたか否かが判定される。
【0099】
ステップS16で、記録終了の指令が入力されていないと判定された場合、ステップS14に戻り、それ以降の処理が行われる。
【0100】
ステップS1で、画像記録モードが設定されていないと判定されたとき、ステップS10で、FTP接続が切断されたとき、またはステップS16で、記録終了の指令が入力されたと判定された場合、制御部17は、記録処理を終了させる。
【0101】
次に、記録再生装置4の記録処理の動作を、図18のフローチャートを参照して説明する。なお、通常データレート画像記録が行われるとき、ビデオデータはカムコーダ1の光ディスク2にのみ記録されるので、そのとき記録再生装置4は動作しない。すなわち図18には、高データレート画像記録がなされるときのスレーブ機器としての記録処理が示されている。
【0102】
ステップS51において、記録再生装置4の制御部75(図5)は、画像記録モードが設定されたか否かを判定し、画像記録モードが設定されたと判定した場合、ステップS52に進み、その設定が、高データレート画像記録モードの設定であるかまたは通常データレート画像記録モードの設定であるかを判定する。
【0103】
ここでスレーブ機器としての画像記録モードの設定方法について説明するが、この場合も、図示せぬ表示部に表示される、図7に示した画像記録モード設定画面SV1が利用される。
【0104】
ユーザは、図示せぬ操作部を操作して、画像記録モード設定画面SV1に設けられた「画像記録モード設定」の欄SV2の「通常データレート画像」または「高データレート画像」のいずれかの表示を選択する。ユーザは、高データレートで画像を記録する場合、「高データレート画像」の表示を選択し、通常データレートで画像を記録する場合、「通常データレート画像」の表示を選択する。
【0105】
例えば、高データレートで画像を記録するものとして、「高画像データレート画像」の表示が選択された場合、画像記録モード設定画面SV1には、図8に示したように、「高データレート画像記録モード設定項目」の欄SV3が表示される。そしてユーザは、図19に示すように、その欄に設けられた「動作モード設定」の欄SV4の「スレーブ機器モード」を選択し、「機器のIPアドレス」の欄SV5に、記録再生装置4のIPアドレスを入力するとともに、「設定有効」ボタンSV11を操作する。それにより、画像記録モードが、高データレート画像記録モードに設定される。
【0106】
一方、通常データレート画像記録モードを設定するものとして、図11に示すように、「画像記録モード設定」の欄SV2の「通常データレート画像」が選択され、「設定有効」ボタンSV11が操作されると、画像記録モードが、通常データレート画像記録モードに設定される。
【0107】
図18に戻り、ステップS52で、高データレート画像記録モードが設定されたと判定された場合、ステップS53に進み、制御部75は、マスター機器1から、高データレート画像の記録を行うためのFTP接続の要求があるまで待機し(図6のステップS3)、その要求があったとき、ステップ54に進み、その要求に応答してFTP接続を確立する。
【0108】
ステップS55において、制御部75は、ドライブ73を制御して、光ディスク5に画像ファイル5Aを生成する。なお、画像ファイル5Aには、所定の拡張子と名前が付与され、それは、その名前または拡張子により管理される。
【0109】
ステップS56において、制御部75は、ネットワークI/F71によりマスター機器1から送信されてきたフレーム(図12のステップS24)が受信されるまで待機し、フレームが受信されたとき、ステップS57に進み、受信されたフレームを、バッファ72およびドライブ73を介して、光ディスク5の画像ファイル5Aに記録(追記)する。
【0110】
次に、ステップS58において、制御部75は、FTP接続の切断が要求されたか否かを判定し、要求されていないと判定した場合、ステップS56に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0111】
ステップS58で、FTP接続の切断が要求されたとき(図6のステップS10,S11)、ステップS59に進み、制御部75は、その要求に応答して、マスター機器1とのFTP接続を切断する。ステップS51で、画像記録モードが設定されていないと判定されたとき、ステップS52で、通常データレート画像記録モードが設定されたとき、またはステップS59で、FTP接続が切断されたとき、制御部75は、記録処理を終了させる。
【0112】
図20は、高データレート画像記録の処理が行われているときの、記録再生装置4の図5の範囲Yを通過するデータを模擬的に示したものである。なお、図20は、図14に対応しているので、ネットワークI/F71により、受信されたマスター機器1から送信されてきた1フレームおきのフレームF2,F4,・・・が受信され、それらが、バッファ72およびドライブ73を介して、光ディスク5の画像ファイル5Aに記録される。
【0113】
次に、カムコーダ1の再生処理を、図21のフローチャートを参照して説明する。
【0114】
ステップS71において、カムコーダ1の制御部17(図4)は、操作部から再生開始の指令が入力されたか否かを判定し、その指令が入力されたと判定した場合、ステップS72に進み、ドライブ14を介して光ディスク2から、再生される画像の属性データが記録されている属性ファイル2B、およびビデオデータが記録されている記録ファイル2Aを読み出す。
【0115】
次に、ステップS73において、制御部17は、ステップS72で読み出した属性ファイル2Bに記録されている属性データを解析し、再生される画像が、高データレートで記録されたものか否かを判定する。具体的には、属性データの記録媒体番号RN(図15)を参照し、複数の記録媒体の記録媒体番号RNが存在するか否かが判定され、存在する場合、高データレートで記録されたものであると判定される。一方、マスター機器1の光ディスク2の番号(番号0)のみである場合、高データレートで記録されていないもの(通常データレートで記録されたもの)であると判定される。
【0116】
ステップS73で、高データレートで記録されたものであると判定された場合、ステップS74に進み、制御部17は、ネットワークI/F15を制御して、属性データに示される記録媒体番号RNが付与された記録媒体に対する読み出しを行うスレーブ機器(この例の場合、記録再生装置4)に対して、FTP接続を要求し、そのスレーブ機器4からの応答に基づいて、FTP接続を確立する(コマンド“ftp”を送信する)。
【0117】
次にステップS75において、制御部17は、高データレート画像再生処理を行う。この処理の詳細を、図22のフローチャートを参照して説明する。
【0118】
ステップS91において、制御部17は、いま再生するフレームがマスター機器1に記録されているか、スレーブ機器4に記録されているかを判定する。具体的には、制御部17は、図21のステップS72で読み出した属性ファイル2Bから、1フレーム分の属性データを、連続番号CNの順に読み取り、読み取った属性データに含まれる記録媒体番号RNが、マスター機器1に装着された光ディスク2のものか、またはスレーブ機器4に装着された光ディスク5のものかを判定する。
【0119】
ステップS91で、マスター機器1に記録されていると判定された場合、ステップS92に進み、制御部17は、ステップS72で読み出した記録ファイル2Aから、属性データに含まれるフレームサイズに示される量だけ読み取り、バッファ52に出力する。そして制御部17は、スイッチフレーム53を制御して、バッファ52に記憶されたビデオデータを、デコーダ54に出力させる。このようにしてデコーダに出力されたビデデータは、そこでデコードされ、表示部18に出力させる。
【0120】
ステップS91で、スレーブ機器1に記録されていると判定された場合、ステップS93に進み、制御部17は、ネットワークI/F15を制御して、スレーブ機器4の画像ファイル5Aからの、属性データに含まれるフレームサイズ分のビデオデータの送信を要求し(コマンド“get”を送信し)、ステップS94において、その要求に応じて、スレーブ機器4からFTPで送信されてきたビデオデータを、バッファ51に出力させる。そして制御部17は、フレームスイッチ53を制御し、バッファ51に記憶されたビデオデータをデコーダ54に出力させる。このようにしてデコーダ54に出力されたビデオデータは、そこでデコードされ、表示部18に出力される。
【0121】
ステップS92またはステップS94で、ビデオデータが再生されたとき、ステップS95に進み、制御部17は、必要に応じて、スイッチフレーム53を制御し、ステップS92またはステップS94で再生されたフレームに対応する、記録ファイル2Aから読み出された編集用のビデオデータおよびオーディオデータを、デコーダ55または音声処理部56に出力させる。デコーダ55に入力された編集用のビデオデータは、そこでデコードされ、表示部18に出力される。音声処理部56に出力されたオーディオデータは、そこで音声処理が施され、その結果得られた音声信号が、スピーカ19を介して出力される。その後、処理は、図21のステップS76に進む。
【0122】
図23は、高データレート画像再生の処理が行われているときの、図4の範囲Wを通過するデータと、制御部17に供給される属性データを模擬的に表したものである。すなわちこの場合、属性データB1,B2,B3,B4・・・に基づいて、再生される画像は、高データレートで記録されたものであると認識され、例えば、属性データB1に従って、光ディスク2の記録ファイル2Aから読み出されたフレームF1が、デコーダ54に出力され、次に、属性データB2に従って、光ディスク5の画像ファイル5Aに記憶されていたフレームF2が、デコーダ54に出力される。このようにして光ディスク2および光ディスク5のそれぞれに記録されてきた高データレートのビデオデータは合成されて再生される。
【0123】
記録ファイル2Aから読み出された、編集用のビデオデータE1,E2,E3,E4,・・・は、デコーダ55に出力され、オーディオデータA1,A2,A3,A4,・・・は、音声処理部56に出力される。
【0124】
図21に戻り、ステップS76において、制御部17は、高データレートのビデオデータのすべてが再生されたか、または再生終了の指令が入力されたか否かを判定し、まだ再生されていないデータがまだ存在するか、または再生終了の指令が入力されていないと判定した場合、ステップS75に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0125】
ステップS76で、高データレートのビデオデータのすべてが再生されたと、または再生終了の指令が入力されたと判定されたとき、ステップS77に進み、制御部17は、ステップS74で確立したFTP接続の切断をスレーブ機器4に要求し、その応答に基づいて、FTP接続を切断する(コマンド“quit”を送信する)。
【0126】
ステップS73で、高データレートで記録されたものではないと判定されたとき(通常データレートで記録されたものであるとき)、ステップS78に進み、制御部17は、通常データレート画像再生処理を行う。ここでの処理の詳細を、図24のフローチャートを参照して説明する。
【0127】
ステップS101において、制御部17は、図21のステップS72で読み出した属性ファイル2Bから、1フレーム分の属性データを、連続番号CNの順に読み取り、その属性データに含まれるフレームサイズFS分だけのビデオデータを、ステップS72で読み出した記録ファイル2Aから読み出し、バッファ52に出力させる。そして制御部17は、スイッチフレーム53を制御して、バッファ52に記憶されたビデオデータを、デコーダ54に出力させる。このようにしてデコーダに出力されたビデオデータは、そこでデコードされ、表示部18に出力される。
【0128】
ステップS102において、制御部17は、必要に応じて、ドライブ14を制御し、ステップS101で再生されたフレームに対応する編集用のビデオデータおよびオーディオデータを記録ファイル2Aから読み出し、デコーダ55または音声処理部56に出力する。デコーダ55に入力された編集用のビデオデータは、そこでデコードされ、表示部18に出力される。音声処理部56に入力されたオーディオデータは、そこで音声処理が施され、その結果得られた音声信号が、スピーカ19を介して出力される。その後、処理は、図22のステップS79に進む。
【0129】
図25は、通常データレート画像再生処理が行われているときの、図4の範囲Wを通過するデータと、制御部17に供給される属性データを模擬的に表したものである。すなわちこの場合、属性データB1,B2,B3,B4・・・に基づいて、再生される画像は、通常データレートで記録されたものであると認識され、記録ファイル2Aから読み出された、フレームF1,F2,F3,F4,・・・が、デコーダ54に出力される。
【0130】
記録ファイル2Aから読み出された、編集用のビデオデータE1,E2,E3,E4,・・・は、デコーダ55に出力され、オーディオデータA1,A2,A3,A4,・・・は、音声処理部56に出力される。
【0131】
図21に戻り、ステップS79において、制御部17は、通常データレートのビデオデータのすべてが再生されたか、または再生終了の指令が入力されたかを判定し、再生されていないデータが存在すると、または再生終了の指令が入力されていないと判定した場合、ステップS78に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0132】
ステップS79で、通常データレートのすべてのビデオデータが再生されたと、または再生終了の指令が入力されたと判定されたとき、制御部17は、再生処理を終了させる。
【0133】
次に、記録再生装置4の再生処理の動作を、図26のフローチャートを参照して説明する。
【0134】
ステップS111において、記録再生装置4の制御部75(図5)は、高データレート画像の再生を行うためのFTP接続の要求があるまで待機し、その要求があったとき(図21のステップS74)、ステップS112に進み、再生されるビデオデータが記録されている画像ファイル5Aを光ディスク5Aから読み出す。
【0135】
次に、ステップS113において、制御部75は、ネットワークI/F71を制御して、FTP接続を確立する。
【0136】
ステップS114において、制御部75は、マスター機器1から、フレームの転送が要求されるまで待機し、その要求があったとき(図22のステップS93)、ステップS115に進み、ネットワークI/F71を制御して、画像ファイル5Aから読み取られた、要求されたフレームをマスター機器1に送信させる。
【0137】
ステップS116において、制御部75は、ステップS113で確立されたFTP接続の切断が要求されたか否かを判定し、要求されていないと判定した場合、ステップS114に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0138】
ステップS116で、FTP接続の切断が要求されたとき(図21のステップS77)、ステップS117において、制御部75は、ネットワークI/F71を制御して、FTP接続を切断させる。その後、処理は終了する。
【0139】
図27は、通常データレート画像再生処理が行われているときの、図5の範囲Vを通過するデータを模擬的に表したものである。なお、図27は、図23に対応しているので、画像ファイル5Aから読み出された1フレームおきのフレームF2,F4,・・・は、ネットワークI/F71を介してマスター機器1に送信される。
【0140】
以上のようにして、再生処理が行われるが、図22における高データレート再生処理においては、光ディスク2および光ディスク5のそれぞれに記録されていたビデオデータが合成されて再生されたが(図23)、例えば、光ディスク2に記録されているビデオデータのみを利用して画像再生を行うこともできる。
【0141】
例えば、図28に示すように、光ディスク5に記録されたフレームに代えて、複製された光ディスク2に記録されていたフレームが再生される。図28には、光ディスク2に記録された1フレームおきのフレームF1,F3,・・・がそれぞれ複製され、フレームF1,F1,F3,F3,・・・の順番で再生されている様子が示されている。
【0142】
また、図29に示すように、光ディスク5に記録されたフレームに代えて、対応する編集用のビデオデータを拡大して再生することもできる。図29には、光ディスク2に記録された1フレームおきのフレームF1,F3,・・・と、その間のフレーム(フレームF2,F4,・・・)に対応するビデオデータ(ビデオデータE2,E4,・・・)が、フレームF1,ビデオデータE2,フレームF2,ビデオデータE4,・・・の順番で再生されている様子が示されている。
【0143】
また、以上においては、高データレートで記録された画像を記録時に記録されたままの属性データに基づいて再生したが(記録された画像が再現されたが)、編集用のビデオデータを利用して編集を行い、その編集画像を表示させることもできる。
【0144】
編集用の画像を利用して編集を行った場合、各カットのタイムコード等からなる編集情報が生成されるので、その編集情報に含まれるタイムコードに対応するタイムコードを属性データから検出し、検出した属性データに従って図21に示した再生処理を行うことにより、編集画像を再生することができる。
【0145】
また、図1の例では、スレーブ機器(記録再生装置4)が1台であったが、スイッチングハブ101を利用して、図30に示すように、複数のスレーブ機器を利用することもできる。
【0146】
図31は、2台の記録再生装置4−1乃至4−2を、スレーブ機器として利用する場合の、高データレート画像記録処理が行われるときの、カムコーダ1の図3の範囲Xを通過するデータ、および制御部17からドライブ14に供給される属性データを模擬的に示したものである。すなわちこの例の場合、最初にフレームスイッチ32に入力されたフレームF1は、バッファ34およびドライブ14を介して、光ディスク2に記録ファイル2Aに記録される。
【0147】
そしてそれに続いて入力されたフレームF2は、バッファ33およびネットワークI/F15を介してスレーブ機器4−1に送信され、光ディスク5−1の画像ファイル5A−1に記録される。それに続いて入力されたフレームF3は、バッファ33およびネットワークI/F15を介してスレーブ機器4−2に送信され、光ディスク5−2の画像ファイル5A−2に記録される。
【0148】
すなわちこの例の場合、高データレートのビデオデータのフレームが、光ディスク2、光ディスク5−1、および光ディスク5−3の順番で記録される。
【0149】
図32は、高データレート画像記録の処理が行われているときの、記録再生装置4−1(スレーブ機器4−1)の図4の範囲Yを通過するデータを模擬的に示したものであり、図33は、記録再生装置4−2(スレーブ機器4−2)の図4の範囲Yに相当する部分を通過するデータを模擬的に表してものである。
【0150】
スレーブ機器4−1(図32)においては、ネットワークI/F71−1により受信されたマスター機器1から送信されてきた3フレームおきのフレームF2,F5,・・・が、バッファ72−1およびドライブ73−1を介して、光ディスク5―1の画像ファイル5A−1に記録される。スレーブ機器5−2(図33)においては、ネットワークI/F71−2により受信されたマスター機器1から送信されてきた3フレームおきのフレームF3,F6,・・・が、バッファ72−2およびドライブ73−2を介して、光ディスク5―2の画像ファイル5A―2に記録される。
【0151】
また、図1の例においては、記録再生装置4をスレーブ機器としたが、図34または図35に示すように、他のカムコーダ111をスレーブ機器とし、それに装着された光ディスク112を利用することもできる。なお、その他、パーソナルコンピュータや、通信機能を有したハードディスク等をスレーブ機器とすることもできる。
【0152】
また、以上においては、カムコーダ1および記録再生装置4がそれぞれ1つの記録媒体(光ディスク4または光ディスク5)にデータを記録したが、それぞれ複数の記録媒体に記録することもできる。
【0153】
また、以上においては、光ディスク2および光ディスク5が、それぞれマスター機器1またはスレーブ機器4に装着されている状態で高データレートのビデオデータがマスター機器1において合成されたが、例えば、図36に示すようなパーソナルコンピュータ501において、高データレートを合成することもできる。
【0154】
この例の場合の合成処理を、図37のフローチャートを参照して説明する。なお、光ディスク2および光ディスク5が、それぞれパーソナルコンピュータ501に装着され、それらに記録されている記録ファイル2Aおよび属性ファイル2B、並びに画像ファイル5Aが、ハードディスク514に記憶されているものとする。
【0155】
ステップS131において、CPU511は、属性ファイル2Bから、1フレーム分の属性データを、連続番号CNの順に読み取り、読み取った属性データに含まれる記録媒体番号RNにより示される記録媒体に記録されていた画像ファイル5A(または記録ファイル2A)を検出する。
【0156】
ステップS132において、CPU511は、ステップS131で検出したファイルから、属性データに含まれるフレームサイズ分のビデオデータを読み取り、ステップS133において、ハードディスク514に追記する。
【0157】
ステップS134において、CPU511は、ビデオデータの合成が完了したか否かを判定し、完了していないと判定した場合、ステップS131に戻り、それ以降の処理を行う。一方、完了したと判定された場合、処理は、終了する。
【0158】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。
【0159】
【発明の効果】
第1の本発明によれば、例えば、第1の記録装置の記録レートより大きいレートで、画像データを記録することができる。
【0160】
第2の本発明によれば、記録レートより大きいレートで、画像データ記録することができる。
【0161】
第3の本発明によれば、例えば、記録媒体の記録レートより大きいレートで記録されたビデオデータを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデコーダおよび記録再生装置の利用例を示している。
【図2】図1のデコーダの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の記録部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2の再生部の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1の記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1のカムコーダの記録処理を説明するフローチャートである。
【図7】画像記録モード設定画面の表示例を示す図である。
【図8】画像記録モード設定画面の他の表示例を示す図である。
【図9】画像記録モード設定画面の他の表示例を示す図である。
【図10】画像記録モード設定画面の他の表示例を示す図である。
【図11】画像記録モード設定画面の他の表示例を示す図である。
【図12】図6のステップS7の詳細を説明するフローチャートである。
【図13】属性データのデータ構造を示す図である。
【図14】カムコーダ1の記録処理を説明する図である。
【図15】属性ファイルに記録されている属性データを示す図である。
【図16】図6のステップS14の詳細を説明するフローチャートである。
【図17】図1のカムコーダの記録処理を説明する他の図である。
【図18】図1の記録再生装置の記録処理を説明するフローチャートである。
【図19】画像記録モード設定画面の他の表示例を示す図である。
【図20】図1の記録再生装置の記録処理を説明する図である。
【図21】図1のカムコーダの再生処理を説明するフローチャートである。
【図22】図21のステップS75の詳細を説明するフローチャートである。
【図23】図1のカムコーダの再生処理を説明する図である。
【図24】図21のステップS78の詳細を説明するフローチャートである。
【図25】図1のカムコーダの再生処理を説明するフローチャートである。
【図26】図1の記録再生装置の再生処理を説明するフローチャートである。
【図27】図1の記録再生装置の再生処理を説明する図である。
【図28】図1のカムコーダの他の再生処理を説明する図である。
【図29】図1のカムコーダの他の再生処理を説明する図である。
【図30】本発明を適用したカムコーダおよび記録再生装置の他の利用例を示す図である。
【図31】図30のカムコーダの記録処理を説明する図である。
【図32】図30の記録再生装置の記録処理を説明する図である。
【図33】図30の記録再生装置の他の記録処理を説明する図である。
【図34】本発明を適用したカムコーダの他の利用例を示す図である。
【図35】本発明を適用したカムコーダの他の利用例を示す図である。
【図36】本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。
【図37】図36のパーソナルコンピュータの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 カムコーダ, 2 光ディスク, 3 ネットワーク, 4 記録再生装置, 5 光ディスク, 11 CCDビデオカメラ, 12 マイクロフォン,13 記録部, 14 ドライブ, 15 ネットワークI/F, 16 再生部, 17 制御部, 18 表示部, 19 スピーカ, 31 エンコーダ, 32 フレームスイッチ, 33 バッファ, 34 バッファ, 35エンコーダ, 36 音声処理部, 51 バッファ, 52 バッファ, 53 フレームスイッチ, 54 デコーダ, 55 デコーダ, 56 音声処理部, 71 ネットワークI/F, 72 バッファ, 73 ドライブ,74 バッファ, 75 制御部, 101 スイッチングハブ, 111 カムコーダ, 112 光ディスク, 510 パーソナルコンピュータ

Claims (10)

  1. 少なくともマスターとなる第1の記録媒体への記録を制御する第1の記録装置、および第1の記録装置に接続されるM個(正の整数)の、マスターとはならない、少なくとも1個以上の第2の記録媒体への記録を制御する第2の記録装置からなる記録システムにおいて、
    前記第1の記録装置は、
    画像データに、所定の単位毎に、前記第1の記録媒体または前記第2の記録媒体の中の1つの記録媒体を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当て手段により割り当てられた前記記録媒体の識別情報を、前記単位毎に前記第1の記録媒体に記録するとともに、前記割り当て手段により前記第1の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第1の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記割り当て手段により前記第2の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第2の記録媒体への記録を制御する前記第2の記録装置に送信する送信手段と
    を備え、
    M個の前記第2の記録装置は、
    前記第1の記録装置の前記送信手段により送信された前記画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記画像データを、前記第2の記録媒体に記録する第2の記録手段と
    を備えることを特徴とする記録システム。
  2. 前記第1の記録装置が、前記第2の記録媒体への記録をさらに制御するとき、
    前記記録手段は、前記割り当て手段により、前記第1の記録装置がその記録を制御する前記第2の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第2の記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  3. 少なくともマスターとなる第1の記録媒体への記録を制御するとともに、M個(正の整数)の、マスターとはならない、少なくとも1個以上の第2の記録媒体への記録を制御する外部の記録装置と接続される記録装置において、
    画像データに、所定の単位毎に、前記第1の記録媒体または前記第2の記録媒体の中の1つの記録媒体を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当て手段により割り当てられた前記記録媒体の識別情報を、前記単位毎に前記第1の記録媒体に記録するとともに、前記割り当て手段により前記第1の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第1の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記割り当て手段により前記第2の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第2の記録媒体への記録を制御する前記第2の記録装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする記録装置。
  4. 前記第1の記録装置が、前記第2の記録媒体への記録をさらに制御するとき、
    前記記録手段は、前記割り当て手段により、前記第1の記録装置がその記録を制御する前記第2の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第2の記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 少なくともマスターとなる第1の記録媒体への記録を制御するとともに、M個(正の整数)の、マスターとはならない、少なくとも1個以上の第2の記録媒体への記録を制御する外部の記録装置と接続される記録装置の記録方法において、
    画像データに、所定の単位毎に、前記第1の記録媒体または前記第2の記録媒体の中の1つの記録媒体を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てステップの処理で割り当てられた前記記録媒体の識別情報を、前記単位毎に前記第1の記録媒体に記録するとともに、前記割り当てステップの処理で前記第1の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第1の記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記割り当てステップの処理で前記第2の記録媒体が割り当てられたとき、前記画像データを、前記第2の記録媒体への記録を制御する前記第2の記録装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする記録方法。
  6. 少なくともマスターとなる第1の記録媒体への記録を制御する外部の記録装置に接続され、マスターとはならない、少なくとも1個以上の第2の記録媒体への記録を制御する記録装置において、
    前記外部の記録装置より送信されてきた、前記第2の記録媒体が割り当てられた画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記画像データを、前記第2の記録媒体に記録する第2の記録手段と
    を備えることを特徴とする記録装置。
  7. 少なくともマスターとなる第1の記録媒体への記録を制御する外部の記録装置に接続され、マスターとはならない、少なくとも1個以上の第2の記録媒体への記録を制御する記録装置の記録方法において、
    前記外部の記録装置より送信されてきた、前記第2の記録媒体が割り当てられた画像データを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理で受信された前記画像データを、前記第2の記録媒体に記録する第2の記録ステップと
    を含むことを特徴とする記録方法。
  8. 画像データの所定の単位毎に割り当てられた記録媒体の識別情報と、第1の記録媒体が割り当てられた前記画像データが記録されている前記第1の記録媒体、または第2の記録媒体が割り当てられた前記画像データが記録されている前記第2の記録媒体に記録されている前記画像データを再生する再生装置において、
    前記第1の記録媒体に記録された前記記録媒体の識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記単位毎に、前記記録媒体の識別情報により示される前記第1または第2の記録媒体に記録されている前記画像データを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された前記画像データから、前記画像データを合成する合成手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  9. 前記第2の取得手段は、前記記録媒体の識別情報により示される前記第2の記録媒体への記録を制御する装置に、画像データの転送を要求し、その要求に応じて送信されてきた前記画像データを受信する
    ことを特徴とする請求項8に記載の再生装置。
  10. 画像データの所定の単位毎に割り当てられた記録媒体の識別情報と、第1の記録媒体が割り当てられた前記画像データが記録されている前記第1の記録媒体、または第2の記録媒体が割り当てられた前記画像データが記録されている前記第2の記録媒体に記録されている前記画像データを再生する再生装置の再生方法において、
    前記第1の記録媒体に記録された前記記録媒体の識別情報を取得する第1の取得ステップと、
    前記単位毎に、前記記録媒体の識別情報により示される前記記録媒体に記録されている前記画像データを取得する第2の取得ステップと、
    前記第2の取得ステップの処理で取得された前記画像データから、前記画像データを合成する合成ステップと
    を含むことを特徴とする再生方法。
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