JP2004101295A - 自動分析機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キュベット11内で試薬と検体液とを混合し、その呈色変化を測光して検体成分の分析を行う自動分析機器1であり、検体液を収容した検体容器12およびキュベット11を複数搭載可能なサンプルトレイと、キュベット11内の試薬と検体液の呈色変化を透過測光するLEDによる発光素子51と受光素子52とからなる測光部5とを備え、測光部5の発光素子51は、熱容量の大きい部材に挿着して温調するとともに、定電流駆動回路55によって点灯する。サンプルトレイ3の温調ブロック32に取り付けるのが好ましい。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、便潜血分析等が行える小型の自動分析機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、集団検診等で集められた検体より便潜血分析を自動的に行う大型の分析装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この大型の分析装置は、使い捨てまたは洗浄して再使用するキュベット(混合容器)を多量にセットし、このキュベットを直線移送しつつ、空のキュベットに検体採取容器から検体液を、試薬ボトルから液状試薬をそれぞれ分注し、その呈色度合いの測光を行うようになっている。
【0004】
また、その測光部は、光源とフィルターと光ファイバーとで構成され、光源からの測定光がフィルターで波長変換され、光ファイバーでキュベットに対して照射するように光路が形成されてなる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−35969号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の自動分析装置では、装置が大型で多量の検体を分析するのに適したもので、測光部も前述のように光源、フィルター、光ファイバー等を要して、装置を小型化する際の障害となっている。
【0007】
一方、検体分析に必要な特定波長を有する光源としては、LED(発光ダイオード)による発光素子を使用することが考えられるが、このLEDは点灯時の自己発熱や環境温度により発光スペクトルが変化したり、光量が変化する。そのため、前述のような試薬と検体との混合に伴う呈色変化を透過測光して検体成分を分析するような、精度を要求される分析機器の光源としては、上記のLEDによる発光素子を使用することは困難である。
【0008】
つまり、LEDは発光スペクトルの中心波長が、温度の影響を受けて変動する特性があり、環境温度の変化の影響を受けるとともに、点灯に応じた自己発熱によっても温度が変化し、測光分析に影響を与える。また、LEDは基本的に印加電流の大きさに応じて発光強度(光量)が変化する特性があり、この光量変化も測光分析に影響を与える問題がある。
【0009】
ところで、前述のようなキュベット内で混合した試薬と検体の呈色度合いより検体成分を分析するものでは、この呈色度合いも温度の影響を受けるために、上記キュベットを温調するヒーターなどが設置されているものであり、キュベットを所定温度に加熱保持して検体成分量に精度よく対応した呈色変化を得るように設置される。
【0010】
そこで、本発明は上記点に鑑み、キュベット内での試薬と検体との呈色反応をLEDによる発光素子を用いて透過測光するように構成して装置を小型化するとともに、このLEDの温度変化および電流変化による発光スペクトル、発光強度の安定化を図って精度のよい測光が行えるようにした小型の自動分析機器を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動分析機器は、キュベット内で試薬と検体液とを混合し、その呈色変化を測光して検体成分の分析を行う自動分析機器であって、
前記検体液を収容した検体容器および前記キュベットを複数搭載可能なサンプルトレイと、前記キュベット内の試薬と検体液の呈色変化を透過測光するLEDによる発光素子と受光素子とからなる測光部とを備え、
前記測光部の発光素子は、熱容量の大きい部材に挿着して温調するとともに、定電流駆動することを特徴とするものである。
【0012】
また、前記サンプルトレイは前記キュベットを搭載する回転テーブルと、該キュベットを温調する温調ブロックを備え、該温調ブロックに前記測光部のLEDによる発光素子を挿着するのが好適である。
【0013】
【発明の効果】
上記のような本発明によれば、透過測光を行う測光部の光源としてLEDによる発光素子を用い、装置のコンパクト化を図るとともに、この発光素子を熱容量の大きい部材に固定して予熱温調するために、外気温度および自己発熱の影響を受けることなく一定温度に保持して、発光スペクトル、発光強度を安定化させるとともに、定電流駆動することによりさらに発光スペクトル、発光強度を安定化させて、高精度の測光分析を行うことができる。
【0014】
試薬と検体液が混合されたキュベットの温調を行うサンプルトレイの温調ブロックを使用して、LEDの温調を同時に行うようにしたものでは、別途の温調手段が不要で、装置のコンパクト化に有利であり、この温調ブロックは熱容量が大きく、自己発熱、外気温変化、温調の変動を受けにくく、特性が安定する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1は一例の自動分析機器の概略機構を示す斜視図、図2はサンプルトレイの斜視図、図3は分析状態のサンプルトレイの概略断面図、図4はキュベット、検体容器およびノズルチップの斜視図、図5は開封機構によるキュベットの開封状態を示す断面図である。
【0016】
この自動分析機器1は、図4(a)に示すような乾燥試薬Rを封入した混合容器としての使い捨てのキュベット11、同図(b)のような検体液を収容する検体容器12、同図(c)のような液を吸引吐出する後述の吸引ノズル41の先端に装着する使い捨てのノズルチップ13を消耗品として使用する。
【0017】
上記キュベット11は透光性の樹脂により略角筒状に成形され、下部壁面が特に透明で測定光が透過する測定部11aに構成され、上部外周には外側に張り出して搭載穴に係止する鍔部11bを備え、内部には便潜血分析の場合には金コロイド試薬による凍結乾燥試薬Rが収容され、上端開口部に金属箔によるシール11cが溶着されて上記試薬Rが封入されてなる。なお、この試薬Rは分析時には溶解液が注入されて溶解される。また、検体容器12は、上部外周に外側に張り出して搭載穴に係止する鍔部12aを備え、その内部には不図示の検体採取容器より採取した便検体を溶解保存した検体液が注入される。また、ノズルチップ13はピペット状に形成され、上端開口に吸引ノズル41の先端が嵌合されて装着され、吸引圧の導入で内部に液体を吸引収容し、吐出圧の導入でキュベット11へ吐出する。
【0018】
自動分析機器1は、装置本体2の前側平坦部に前記キュベット11、検体容器12、ノズルチップ13を組にして複数(例えば10組)搭載できる円形状のサンプルトレイ3と、昇降移動および旋回移動する吸引ノズル41を有する分注器4と、サンプルトレイ3の内部に設置されキュベット11内の試薬Rと検体液の呈色変化を透過測光するLEDによる測光部5(図3参照)と、この測光部5の上方部位のサンプルトレイ3を覆う遮光カバー6と、この遮光カバー6に設置され前記キュベット11のシール11cを穿孔開封する開封機構7(図5参照)と、サンプルトレイ3の近傍に配置されたチップ廃却部8と、試薬Rの溶解液を収容した溶解液ボトル14が搭載されるボトル搭載部9などを備えてなる。
【0019】
上記装置本体2は、上部に設置された操作部21と、サンプルトレイ3および分注器4などの分析機構を覆うフロントカバー22と、下部に引出可能に設置されたチップ廃却ボックス23を備える。
【0020】
そして、便潜血分析の基本動作は、まず、キュベット11のシール11cを開封してから、分注器4により溶解液を溶解液ボトル14より分注して試薬Rを溶解し、その後、検体容器12より所定量の検体液をキュベット11に分注し、攪拌する。次に、測定位置を通過する毎にその呈色変化を測光部5で測光し、初期値と所定時間後の呈色度合いから便潜血を求めるものである。
【0021】
次に、各部の構造を具体的に説明する。まず、サンプルトレイ3は、図2および図3にも示すように、正転方向および逆転方向に回転駆動される円盤状の回転テーブル31と、その下部に回転しない温調ブロック32と遮熱カバー33を備える。
【0022】
回転テーブル31には、外周側に同心上に検体容器12を保持する複数の円形搭載穴34と、内周側に同心上にキュベット11を保持する複数の矩形搭載穴35と、円形搭載穴34に隣接して外周側にノズルチップ13を保持する筒状搭載部36とが、円周を等分割して10組設置されている。回転テーブル31の下面中央には支持軸37を備え、温調ブロック32の中心部を貫通して旋回自在に支承されている。支持軸37の下端部にはギヤ38が固着され、不図示のタイミングベルトが掛けられて駆動モータにより回転駆動される。
【0023】
温調ブロック32はアルミニウム等の金属製で厚く大きな熱容量に形成され、底部にヒーター39が設置されて所定温度に加熱調整され、上面には回転テーブル31に搭載されたキュベット11の下部が移動する円環状の凹部32aを有し、この凹部32aのエアの加熱によってキュベット11を所定温度に加熱する。上記温調ブロック32の底面および外周は樹脂製の遮熱カバー33で覆われ、温調ブロック32の保温効果を得るとともに、外周部に形成された環状空間33aに検体容器12およびノズルチップ13の下部が、回転テーブル31の回転に伴って通るようになっている。
【0024】
さらに、測光部5が上記温調ブロック32の内部に設置されている。この測光部5は、凹部32aの内外周に、この凹部32a内を移動するキュベット11の測定部11aを挟むように、一方に設置されたLEDによる発光素子51と、これと対向して反対側に設置された受光素子52を備えてなる。この発光素子51(LED)がその取付部材51aによって温調ブロック32に埋設状態に取り付けられ、受光素子52(フォトセンサー)もその取付部材52aによって温調ブロック32に埋設状態に取り付けられてなり、それぞれ温調ブロック32によって、その温調温度に加熱されて、一定温度に安定して維持される。温調ブロック32の温調温度は、発光素子51の点灯時の自己発熱による温度より高い温度であり、熱容量が大きいことで温度変化が少なく測光中は一定の温度に安定して維持される。
【0025】
また、上記発光素子51(LED)には、定電流駆動回路55が接続され、規定電流値に定電流化された駆動電流が印加されて点灯が行われる。この定電流駆動と上記温調によって発光素子51による発光スペクトルおよび発光強度が一定の状態に安定し、測光分析の精度を確保する。
【0026】
受光素子52は、発光素子51より所定波長(色)の測光がキュベット11を透過して照射された受光量に応じた大きさの信号(電圧)を発生し、制御ユニットに送出するもので、制御ユニットではその信号に応じた呈色変化から検体成分(ヘモグロビン)の分析結果を演算するものである。
【0027】
便潜血分析においては、主波長と副波長の2波長の測光を行うものであって、上記発光素子51と受光素子52が2組設置されている。この2組の発光素子51のLEDは発光波長が異なり、回転テーブル31のキュベット11の搭載間隔(前記矩形搭載穴35の開口間隔)のピッチに合わせて設置され、異なるキュベット11が同時に2組の発光素子51と受光素子52の間に位置して測光が行えるもので、その都度呈色度合いを順次測光する。
【0028】
上記測光部5を覆って外光の影響を遮断する遮光カバー6は、測光部5が設置されている範囲のサンプルトレイ3の上方部位に起伏可能に設置されている。その外周側部位が水平軸によって回動可能に支持され、サンプルトレイ3の中心部を覆う部分が持ち上がるようになっている。
【0029】
また、前記遮光カバー6に設置された開封機構7は、キュベット11の回転移動軌跡と吸引ノズル41の旋回軌跡との交差位置に上下動可能に配置された開封ピン71を備え、この開封ピン71は遮光カバー6に突起状に配設されたピン設置部61内に、図5に示すように設置されている。この開封ピン71は軸部は丸棒状であるが、先端部71aは多面テーパ形状、例えば4面角錐状に形成されて、キュベット11のシール11cに穴をあけて開封する。また、上記開封ピン71はスプリング72によって上方に付勢され、分注器4の吸引ノズル41の押し下げによって開封動作が行われる。
【0030】
さらに、遮光カバー6の下面には開封後の開封ピン71がシール11cの開封穴に係合してキュベット11を持ち上げるのを阻止するための開封時のキュベット押え62を備えるとともに、遮光カバー6の側部には攪拌時のキュベット押え63(図2参照)を備える。開封時のキュベット押え62は、ピン設置部61の下部に開封ピン71が挿通する筒部の先端で構成され、その下端部がキュベット11の上面縁部に当接可能で、該キュベット押え62は開封ピン71のガイドを兼ねる。攪拌時のキュベット押え63は、ノズルチップ13の先端が開封穴からキュベット11内へ深く挿入され、シール11cの開封穴に係合してキュベット11を持ち上げるのを阻止するためのもので、遮光カバー6の側部に下方のキュベット11の縁部の上方へ板状に突出して形成されている。
【0031】
分注器4(図1)は、旋回アーム42の先端下部に下方に向けて延びる棒状の吸引ノズル41を備え、検体液および溶解液の分注、両液の攪拌混合を行う。旋回アーム42は不図示のガイドロッドに沿って上下移動可能に支持され、このガイドロッドを保持する回転板が駆動モータから掛けられたタイミングベルトによって回転駆動される。これにより旋回アーム42が旋回駆動されるとともに、旋回中心に設置された不図示の送りネジが旋回アーム42に螺合され、この送りネジの回転駆動によって旋回アーム42が上下移動するようになっている。
【0032】
吸引ノズル41の先端には、旋回アーム42の下降移動によって上述したようなピペット状のノズルチップ13が装着されるものであって、このノズルチップ13内に検体液、溶解液を吸引し吐出するもので、使用後は、チップ廃却部8の係合溝にノズルチップ13の上端を係合した状態で旋回アーム42を上動させて嵌合を外し、下方の廃却ボックス23内へ落下させて廃却する。チップ廃却部8は吸引ノズル41の旋回軌跡上に配置されている。
【0033】
吸引ノズル41は先端部に開口する不図示のエア通路を有し、このエア通路には装置本体2内に設置された不図示のシリンジポンプからのエアパイプが接続されている。シリンジポンプは、注射器状のピストンを備えたエアポンプで、このシリンジの駆動によって生成された負圧または正圧(吸引・吐出圧)が吸引ノズル41へ導入される。
【0034】
また、自動分析機器1は、装置本体2に前記操作部21に連係された不図示の制御ユニットを内蔵している。この制御ユニットは、前記サンプルトレイ3、分注器4および測光部5の作動を制御し、測光部5の測光に基づき分析結果を演算する。
【0035】
次いで、本実施形態の動作について説明する。まず、分析を行う前に、サンプルトレイ3に、各検体液を収容した検体容器12を搭載すると共に、その組となる位置へキュベット11およびノズルチップ13を搭載し、さらに、溶解液ボトル14をセットして、測定準備を行う。
【0036】
その後、操作部21のスタートボタンを操作して分析処理を開始する。初期時点で、サンプルトレイ3の回転テーブル31を1回転させ、測光部5によってキュベット11を検出し、搭載されたポジションの検体分析を順に開始する。
【0037】
次に、回転テーブル31を回転させて分析する検体容器12に対応するキュベット11を開封位置に停止させ、開封ピン71を吸引ノズル41により押し下げてシール11cを開封する。次に、回転テーブル31を回転させて吸引ノズル41の旋回位置の下方にノズルチップ13を移動させ、吸引ノズル41に装着する。続いてキュベット11を吸引ノズル41の旋回位置の下方へ位置させるとともに、吸引ノズル41を溶解液ボトル14の位置へ旋回移動させてノズルチップ13内に所定量の溶解液を吸引した後、キュベット11上へ移動して開封穴よりキュベット11内へ溶解液を注入し、試薬Rを溶解させる。
【0038】
次に、回転テーブル31を回転させて吸引ノズル41の旋回位置の下方に検体容器12を移動させ所定量の検体液をノズルチップ13内に吸引した後、キュベット11上へ移動してキュベット11内へ検体液を分注し、さらにノズルチップ13をキュベット11内へ挿入して、キュベット11内の液体をノズルチップ13内へ吸引・吐出を繰り返して、試薬液と検体液との攪拌混合を行う。使用済みのノズルチップ13はチップ廃却部8で吸引ノズル41から外して下方に落下廃却する。
【0039】
そして、試薬液と検体液とが混合されたキュベット11は、温調ブロック32によって所定温度に温調され、回転テーブル31の回転により順次測光部5に移動され、発光素子51と受光素子52とによって透過光学濃度の測光がその都度行われる。上記測定を継続しつつ、次のキュベット11の開封に続く一連の分析動作を同時に行う。上記測光に基づく分析結果を出力し、処理を終了する。
【0040】
上記のような実施の形態では、測光部5をLEDによる発光素子51と受光素子52とでコンパクトに構成し、さらに、温調ブロック32に設置して加熱保持するとともに、定電流駆動回路55によって定電流駆動することで、発光スペクトルおよび発光強度が安定し、LEDを用いても精度のよい測光分析が行え、装置の小型化が実現できた。
【0041】
なお、前記キュベット11に封入する試薬は、凍結乾燥されたもの、粉末状、顆粒状、錠剤などの乾燥状態のものが好ましいが、液状試薬も封入可能である。また、試薬は予めキュベットに封入して使い捨てとしているが、空の使い捨てまたは洗浄して再使用するキュベットを搭載して、溶解液に代えて試薬をキュベットへ分注するようにしてもよい。さらに、便潜血分析ほか、尿成分(例えば尿蛋白)の分析を行うように設計変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態における自動分析機器の概略構成を示す斜視図
【図2】図1のサンプルトレイの斜視図
【図3】分析状態のサンプルトレイの概略断面図
【図4】キュベット、検体容器およびノズルチップの斜視図
【図5】開封機構によるキュベットの開封状態を示す断面図
【符号の説明】
1 自動分析機器
2 装置本体
3 サンプルトレイ
4 分注器
5 測光部
6 遮光カバー
7 開封機構
8 チップ廃却部
9 ボトル搭載部
11 キュベット
R 試薬
12 検体容器
13 ノズルチップ
21 操作部
31 回転テーブル
32 温調ブロック
41 吸引ノズル
42 旋回アーム
51 発光素子(LED)
52 受光素子
55 定電流駆動回路
Claims (2)
- キュベット内で試薬と検体液とを混合し、その呈色変化を測光して検体成分の分析を行う自動分析機器であって、
前記検体液を収容した検体容器および前記キュベットを複数搭載可能なサンプルトレイと、
前記キュベット内の試薬と検体液の呈色変化を透過測光するLEDによる発光素子と受光素子とからなる測光部とを備え、
前記測光部の発光素子は、熱容量の大きい部材に挿着して温調するとともに、定電流駆動することを特徴とする自動分析機器。 - 前記サンプルトレイは前記キュベットを搭載する回転テーブルと、該キュベットを温調する温調ブロックを備え、該温調ブロックに前記測光部のLEDによる発光素子を挿着してなることを特徴とする請求項1に記載の自動分析機器。
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