JP2004101019A - スライド式ライターの着火操作機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な操作性を維持しつつ不用意な着火や誤使用等による着火を防止することができるスライド式ライターの着火操作機構を提供する。
【解決手段】操作キャップ20のキャップ本体20a後端部に、係止部50aを有する回動式の係止部材50を組み込み、係止部材50をスライド操作方向にバネ付勢して、常時はストッパ52に当接した位置にあって、係止部50aがライター本体1上部の後部に係止され、指先の力の加え具合を加減してスライド操作と同時に係止部材50をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させると、係止部50aがライター本体1から外れ、スライド操作の制限が解除されて、操作キャップ20を放電着火位置までスライド操作可能となるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】操作キャップ20のキャップ本体20a後端部に、係止部50aを有する回動式の係止部材50を組み込み、係止部材50をスライド操作方向にバネ付勢して、常時はストッパ52に当接した位置にあって、係止部50aがライター本体1上部の後部に係止され、指先の力の加え具合を加減してスライド操作と同時に係止部材50をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させると、係止部50aがライター本体1から外れ、スライド操作の制限が解除されて、操作キャップ20を放電着火位置までスライド操作可能となるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、操作部材のスライド操作によって放電着火させるスライド式ライターの着火操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧電着火式ガスライターの着火操作機構として、回動支持した操作キャップのスライド操作により圧電機構を押圧し放電電圧を発生させて、ノズル先で放電させ着火させるよう構成したものがあり、そうしたスライド操作式の着火操作機構を備えたガスライターを一般にスライド式(または揺動式)ライターと称している。
【0003】
ところで、圧電着火式ライターは、不用意に着火操作部に指等が引っ掛かったり、子供等がいじったりした時に着火しない構造であることが要求され、そうした不用意な着火や誤使用等による着火を防止するため、操作荷重を最初から大きくするとか、段階的に大きくなるようにするとか、着火操作を2アクションにするとかの対策が考えられている。しかし、そうした従来の対策は、操作部材を一方向に押圧する操作方式のもので、スライド式ライターの場合にそのまま適用することはできない。
【0004】
従来のスライド式ライターは、操作荷重を使い勝手の良い設定として良好な操作性を維持しつつ、不用意に着火操作部に指等が引っ掛かったり、子供等がいじったりしても着火しないようにすることが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記問題点を解消するために考えられたもので、良好な操作性を維持しつつ不用意な着火や誤使用等による着火を防止することができるスライド式ライターの着火操作機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決する手段として、ライター本体上部一端の曲面部に沿ってスライド操作可能な操作部材と該操作部材を支持し上記曲面部の曲率中心を支点として回動させる支持レバーと、該支持レバーと一体に形成された押圧レバーを備え、上記操作部材をスライド操作して上記支持レバーを上記曲率中心を支点として回動させ、上記押圧レバーにより圧電機構をスプリング力に抗して下方へ押圧し放電着火させるスライド式ライターにおいて、上記操作部材に、常時はライター本体に係止される位置にあってスライド操作を制限し、スライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させることによりライター本体から外れてスライド操作の制限を解除する回動式の係止部材を設けたことを特徴とするスライド式ライターの着火操作機構を提供するものである。
【0007】
上記係止部材は、例えば、上記操作部材の後端部に設けられ、スライド操作時に指がかかるよう一部露出するとともに、上記ライター本体に係止可能な係止部を備え、スライド操作の方向に直交する軸を中心にストッパにより規制された範囲でスライド操作の方向に付勢されて回動可能に支持され、その付勢された方向へ回動して上記ストッパに当接することにより係止部がライター本体に係止されて上記操作部材のスライド操作を制限する位置に突出し、上記付勢された方向とは反対の方向へ強制回動させることによりライター本体に係止されない位置まで引っ込んで上記スライド操作の制限を解除するよう構成されたものであってよい。
【0008】
この着火操作機構は、操作部材を単にスライド操作するだけでは、係止部材がライター本体に係止されて、スライド操作が制限され、放電着火させるストロークが得られない。そして、操作部材に設けられた係止部材をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させると、係止部材がライター本体から外れ、スライド操作の制限が解除されて、放電着火する位置までスライド操作可能となる。係止部材を反対方向へ強制回動させる操作は、指先の力加減でスライド操作と同時に行うことができる。
【0009】
このように放電着火を行うのに、スライド操作に加えて、係止部材をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させる操作が必要となるため、不用意な着火や誤使用等による着火を防止できる。そして、その一連の着火操作は、操作部材の動きの中で連続した動作により行うもので、操作する指等にかかる負担は小さく、良好な操作性を維持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図5はこの発明の実施の形態を示している。図1スライド式ライター上部の縦断面図、図2は操作キャップのレバー部材単体の平面図(a)、正面図(b)および縦断面図(c)、図3はライター本体の平面図、図4はライター本体上部の断面図(図3のA−A断面図)、図5はライター上部の放電着火時の縦断面図である。
【0012】
このライターは、図1に示すように、燃料ガス充填用のタンクを構成するライター本体1の上部内側の一端側に、ガス通路を開閉する弁機構を介して燃料ガスを噴出するノズル2を備えた噴出ユニット3が設置され、この噴出ユニット3に隣接してライター本体1の上部内側の他端側に圧電機構4が配設され、これら噴出ユニット3と圧電機構4とに挟まれたライター本体1上部中央にガスレバー5が配設されている。
【0013】
ガスレバー5は、略L字形状で一端が略水平に延びて、噴出ユニット3の弁機構を構成するノズル2の頸部に係合するとともに、他端が圧電機構4の側面に向け下向きに延びて、圧電機構4上端の電極端子に接続したレバー押し6に摺接し、中央部が揺動支点としてライター本体1に支持されるよう配設されるものである。
【0014】
圧電機構4は、衝撃を加えることによって放電電圧(高電圧パルス)を生起させる圧電素子を内蔵した外箱41と、圧電素子に衝撃を加えるハンマーを内蔵した内箱42とからなり、内箱42は一部が上方に突出し、ハンマーが圧電素子に間隔をおいて対向する初期係止位置とハンマーが圧電素子に衝き当たる位置との間を軸方向に伸縮自在で、外箱41の内部には、外箱41を内箱42に対し圧電素子とハンマーとの間隔を広げる方向に付勢するスプリング(戻しバネ)が配置され、内箱42の内部には、ハンマーを圧電素子に向け衝き上げる方向に付勢するスプリング(ハンマーバネ)が配置されている。
【0015】
圧電機構4は内箱42を上に向けて設置され、その内箱42の上端に導電性材料で構成されたレバー押し6が嵌着され、内箱42の上端に設けられた電極端子がこのレバー押し6に接続されている。また、外箱41の下部側面に圧電ユニット4のもう一方の電極端子(図示せず)が設けられている。
【0016】
ライター本体1の上部中央には、ノズル2先端周囲の着火空間を圧電機構4側から仕切るよう仕切板9が組み込まれる。そして、高圧リード線10が圧電ユニット4の設置空間に挿し込まれ、その高圧リード線10の一端が上記圧電ユニット4下部の電極端子に接続され、他端は放電電極として上記仕切板9を貫通し、他方の放電電極となるノズル2先端のノズルチップ11との間に所定寸法の放電間隔を形成する位置に固定される。
【0017】
ライター本体1の上部には、また、上記仕切板9により仕切られたノズル2先端周囲の着火空間を上方から被うよう内キャップ12が装着されている。内キャップ12は、ノズル2から噴出する燃料ガスを空気と混合させ、放電着火させて、上方に炎を発生させるためのもので、ノズル2の直上となる位置に火口13が形成され、上部および側部に所定の配置で空気窓14が形成され、また、端部側壁部の内側に、ノズル2から噴出される燃料ガスの流れに沿うよう折れ曲がった舌片部15が形成されている。
【0018】
そして、上記圧電機構4を押圧する着火操作用の操作部材として、スライド操作式の操作キャップ20がライター本体1の上部に配設されている。操作キャップ20は、ライター本体1の上部全体を上方から被うキャップ本体20aの略中央に、一対の平行な支点レバー22、22を有するレバー部材21(支持レバー)が固定されたものである。
【0019】
上記レバー部材21は、図2の(a)、(b)、(c)に示すように、支点レバー22、22の下端の相互に対向する位置に外側に向けて一対の支点部22a、22aが突設され、また、各支点レバー22、22の根元部分から一側(スライド操作の操作側)に向けて、圧電ユニット4押圧用の押圧レバー23、23が延設され、支点レバー22、22と押圧レバー23、23の間には、組み付け状態(図1参照)でレバー押し6の側部との間隙を略埋める形となる突起部22b、22bが形成されている。
【0020】
キャップ本体20aは、下縁形状がスライド操作の操作側となる一側において上記支点レバー22、22下端の支点部22a、22aを中心とする円弧の形状に形成されている。
【0021】
そして、ライター本体1の上部一端側には、操作キャップ20下縁の上記円弧形状に沿う形状の曲面部1aが形成されている。
【0022】
また、キャップ本体20aの後端部には、回動式の係止部材50が組み込まれている。この係止部材50は、一部を鋭角に切り欠いた円弧状断面の回転体で、スライド操作の方向に直交するようキャップ本体20aの左右側壁間に取り付けた回転軸51の周りを回動可能とされて、図示しないバネによってスライド操作の方向(図1において右周り)に付勢され、スライド操作時に指がかかるよう、円弧状の外周面がキャップ本体20aの後部操作面から一部露出している。また、その係止部材50には、円弧状の外周面の後端に、径方向に突出した係止部50aを備えている。そして、バネ付勢の方向へ係止部材50が回動したときに上記係止部50aがライター本体1上部一端の曲面部1aの内側に突出して、スライド操作時にライター本体1上部の後部に引っ掛かり(係止され)、スライド操作が阻止される(制限される)位置に係止部材50を係止するよう、キャップ本体20a側にストッパ52が設けられている。
【0023】
レバー押し6は、本体部分が略キャップ状で、下端周囲にフランジ部6aを備えている。
【0024】
圧電機構4は、予めユニットとして組み立てられ、その上部に位置する内箱42の先端にレバー押し6が嵌着される。そして、一体としてライター本体1に組み込まれ、その上からレバー部材21を備えた操作キャップ20が組み付けられる。
【0025】
ライター本体1の上部内面には、図3および図4に示すように、操作キャップ20のレバー部材21の支点レバー22、22下端の支点部22a、22aをガイドし所定の支点位置に係止するための溝24、24が相互に対向する位置に設けられている。これらの溝24、24は、操作キャップ20を組み込む際に、レバー部材21の支点レバー22、22の下端を内側に撓ませた状態で各支点部22a、22aをガイドするガイド部24a、24aと、所定の支持位置において支点レバー22、22の撓みを解除し各支点部22a、22aを係止する係止部24b、24bとが並設されたものであって、係止部24b、24bがガイド部24a、24aより深く、これらガイド部24a、24aと係止部24b、24bとが段差をもって連接され、ガイド部24a、24aの下端が所定支持位置の手前で係止部24b、24bに向けて支点部22a、22aをガイドするよう傾斜している。
【0026】
操作キャップ20は、支点レバー22、22を内側に撓ませた状態で各支点部22a、22aをライター本体1の溝24、24のガイド部24a、24aに合わせて挿入し、押し込むことによって、各支点部22a、22aが所定の支持位置に挿入される。
【0027】
ライター本体1には、噴出ユニット3を設置する部分に上蓋31が嵌め込まれフランジ部にて溶着固定されている。噴出ユニット3はこの上蓋31に組み込まれる。そして、この上蓋31の上部には、一側に偏位した位置に、二股の支柱32、32が左右対向する配置で立設されている。
【0028】
上蓋31の上記各支柱32、32は、二股の股の部分を挟んで内側が相対的に上方に高い支柱部分32a、32aを構成し、外側が相対的に低くて断面形状が幅方向に出っ張った支柱部分32b、32bを構成するもので、股の部分で上記ガスレバー5の揺動支点を支持し、内側の支柱部分32a、32aで上記仕切板9を支持する。また、外側の幅方向に出っ張った支柱部分32b、32bは、ライター本体1の上記溝24、24の係止部24b、24bに嵌まり込み、各係止部24b、24bの下端に、上記操作キャップ20に挿嵌されたレバー部材21が構成する支点レバー22、22の下端の各支点部22a、22aが嵌まり込み、支持部を形成する。
【0029】
上記構成において、支点レバー22、22を撓ませて支点部22a、22aをライター本体1の溝24、24のガイド部24a、24aに嵌め入れ、ガイド部24a、24aに沿って操作キャップ20を押し込むと、ガイド部24a、24aの下端において支点部22a、22aが係止部24b、24bに導かれて、係止部24b、24bに嵌まり込み、支点レバー22、22が拡がって撓みが取れる。そして、係止部24b、24bに嵌まり込んだ支点部22a、22aは上蓋31の上記外側の支柱部分32b、32bの下面に引っ掛かり、上方への移動が拘束されるとともに、溝24、24の係止部24b、24bからガイド部24a、24a側への移動は、突起部22b、22bがレバー押し6の側部に当たることによって拘束され、その状態で回動自在に支持される。また、支点レバー22、22を撓ませて、支点部22a、22aを溝24、24のガイド部24a、24aに沿って押し込む途中で、突起部22b、22bはレバー押し6の側部に接触して圧電ユニット4を押し、圧電ユニット4が傾いて、その圧電ユニット4が傾くことにより生ずるバネ作用によって支点レバー22、22が押し戻され、支点部22a、22aが係止部24b、24bの下端支持位置へ強制的に押し込まれる。
【0030】
操作キャップ20はこのようにして上方から一方向に押し込むだけで容易かつ確実に組み込むことができ、また、落下等で衝撃が加わっても、突起部22b、22bがレバー押し6に当たることによって拘束され、圧電機構4のスプリング(戻しバネ)のバネ作用で支持位置に押し戻され、レバー部材21等の飛び出しが防止される。
【0031】
この着火操作機構において、操作キャップ20は、上述のように、キャップ本体20a後端部の係止部材50がスライド操作の方向(図1において右周り)にバネ付勢され、常時はストッパ52に当接した位置にあって、係止部50aがライター本体1上部一端の曲面部1aの内側に突出している。そのため、着火操作において、単に操作キャップ20をスライド操作しようとしても、係止部50aがライター本体1上部の後部に引っ掛かって係止され、それ以上スライド移動させることができない。そして、指先の力の加え方を加減して、図5に示すようにスライド操作と同時に係止部材50をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させると、係止部材50の係止部50aがライター本体1から外れ、スライド操作の制限が解除されて、放電着火する位置までスライド操作可能となる。そして、操作キャップ20(キャップ本体 20a)のスライド操作により火口13周辺を開放するとともに、支点レバー22、22が回動し、押圧レバー23、23がレバー押し6を側部位置にて押圧し、このレバー押し6を介して圧電ユニット4を下方へ押圧する。そして、圧電ユニット4が押圧され内箱42が下がることによって、レバー押し6に摺接するガスレバー5が回動し、ノズル2が持ち上げられて、噴出ユニット3の弁機構が開き、ノズル2から燃料ガスが噴出される。そして、圧電機構4を押し切るストロークに達すると、放電電圧が発生し、高圧リード線10の先端とノズルチップ11との間に放電し、それにより燃料ガスが着火する。
【0032】
このように放電着火を行うのに、操作キャップ20のスライド操作に加えて、係止部材50をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させる操作が必要となるため、不用意な着火や誤使用等による着火を防止できる。そして、その一連の着火操作は、操作キャップ20の動きの中で連続した動作の中で行うもので、操作する指等にかかる負担は小さく、良好な操作性を維持できる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、放電着火を行うのに、操作部材のスライド操作に加えて、係止部材をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させる操作が必要となるよう構成したことにより、良好な操作性を維持しつつ、不用意な着火や誤使用等による着火を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のスライド式ライター上部の縦断面図である。
【図2】この発明の実施の形態のスライド式ライターの操作キャップのレバー部材単体の平面図(a)、正面図(b)および縦断面図(c)である。
【図3】この発明の実施の形態のスライド式ライターのライター本体の平面図である。
【図4】この発明の実施の形態のスライド式ライターのライター本体上部の断面図(図3のA−A断面図)である。
【図5】この発明の実施の形態のスライド式ライター上部の放電着火時の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ライター本体
2 ノズル
3 噴出ユニット
4 圧電機構
5 ガスレバー
6 レバー押し
9 仕切板
12 内キャップ
20 操作キャップ(操作部材)
20a キャップ本体
21 レバー部材(支持レバー)
22 支点レバー
22a 支点部
23 押圧レバー
24 溝
24a ガイド部
24b 係止部
50 係止部材
50a 係止部
51 軸
52 ストッパ
【発明の属する技術分野】
この発明は、操作部材のスライド操作によって放電着火させるスライド式ライターの着火操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧電着火式ガスライターの着火操作機構として、回動支持した操作キャップのスライド操作により圧電機構を押圧し放電電圧を発生させて、ノズル先で放電させ着火させるよう構成したものがあり、そうしたスライド操作式の着火操作機構を備えたガスライターを一般にスライド式(または揺動式)ライターと称している。
【0003】
ところで、圧電着火式ライターは、不用意に着火操作部に指等が引っ掛かったり、子供等がいじったりした時に着火しない構造であることが要求され、そうした不用意な着火や誤使用等による着火を防止するため、操作荷重を最初から大きくするとか、段階的に大きくなるようにするとか、着火操作を2アクションにするとかの対策が考えられている。しかし、そうした従来の対策は、操作部材を一方向に押圧する操作方式のもので、スライド式ライターの場合にそのまま適用することはできない。
【0004】
従来のスライド式ライターは、操作荷重を使い勝手の良い設定として良好な操作性を維持しつつ、不用意に着火操作部に指等が引っ掛かったり、子供等がいじったりしても着火しないようにすることが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記問題点を解消するために考えられたもので、良好な操作性を維持しつつ不用意な着火や誤使用等による着火を防止することができるスライド式ライターの着火操作機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決する手段として、ライター本体上部一端の曲面部に沿ってスライド操作可能な操作部材と該操作部材を支持し上記曲面部の曲率中心を支点として回動させる支持レバーと、該支持レバーと一体に形成された押圧レバーを備え、上記操作部材をスライド操作して上記支持レバーを上記曲率中心を支点として回動させ、上記押圧レバーにより圧電機構をスプリング力に抗して下方へ押圧し放電着火させるスライド式ライターにおいて、上記操作部材に、常時はライター本体に係止される位置にあってスライド操作を制限し、スライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させることによりライター本体から外れてスライド操作の制限を解除する回動式の係止部材を設けたことを特徴とするスライド式ライターの着火操作機構を提供するものである。
【0007】
上記係止部材は、例えば、上記操作部材の後端部に設けられ、スライド操作時に指がかかるよう一部露出するとともに、上記ライター本体に係止可能な係止部を備え、スライド操作の方向に直交する軸を中心にストッパにより規制された範囲でスライド操作の方向に付勢されて回動可能に支持され、その付勢された方向へ回動して上記ストッパに当接することにより係止部がライター本体に係止されて上記操作部材のスライド操作を制限する位置に突出し、上記付勢された方向とは反対の方向へ強制回動させることによりライター本体に係止されない位置まで引っ込んで上記スライド操作の制限を解除するよう構成されたものであってよい。
【0008】
この着火操作機構は、操作部材を単にスライド操作するだけでは、係止部材がライター本体に係止されて、スライド操作が制限され、放電着火させるストロークが得られない。そして、操作部材に設けられた係止部材をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させると、係止部材がライター本体から外れ、スライド操作の制限が解除されて、放電着火する位置までスライド操作可能となる。係止部材を反対方向へ強制回動させる操作は、指先の力加減でスライド操作と同時に行うことができる。
【0009】
このように放電着火を行うのに、スライド操作に加えて、係止部材をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させる操作が必要となるため、不用意な着火や誤使用等による着火を防止できる。そして、その一連の着火操作は、操作部材の動きの中で連続した動作により行うもので、操作する指等にかかる負担は小さく、良好な操作性を維持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図5はこの発明の実施の形態を示している。図1スライド式ライター上部の縦断面図、図2は操作キャップのレバー部材単体の平面図(a)、正面図(b)および縦断面図(c)、図3はライター本体の平面図、図4はライター本体上部の断面図(図3のA−A断面図)、図5はライター上部の放電着火時の縦断面図である。
【0012】
このライターは、図1に示すように、燃料ガス充填用のタンクを構成するライター本体1の上部内側の一端側に、ガス通路を開閉する弁機構を介して燃料ガスを噴出するノズル2を備えた噴出ユニット3が設置され、この噴出ユニット3に隣接してライター本体1の上部内側の他端側に圧電機構4が配設され、これら噴出ユニット3と圧電機構4とに挟まれたライター本体1上部中央にガスレバー5が配設されている。
【0013】
ガスレバー5は、略L字形状で一端が略水平に延びて、噴出ユニット3の弁機構を構成するノズル2の頸部に係合するとともに、他端が圧電機構4の側面に向け下向きに延びて、圧電機構4上端の電極端子に接続したレバー押し6に摺接し、中央部が揺動支点としてライター本体1に支持されるよう配設されるものである。
【0014】
圧電機構4は、衝撃を加えることによって放電電圧(高電圧パルス)を生起させる圧電素子を内蔵した外箱41と、圧電素子に衝撃を加えるハンマーを内蔵した内箱42とからなり、内箱42は一部が上方に突出し、ハンマーが圧電素子に間隔をおいて対向する初期係止位置とハンマーが圧電素子に衝き当たる位置との間を軸方向に伸縮自在で、外箱41の内部には、外箱41を内箱42に対し圧電素子とハンマーとの間隔を広げる方向に付勢するスプリング(戻しバネ)が配置され、内箱42の内部には、ハンマーを圧電素子に向け衝き上げる方向に付勢するスプリング(ハンマーバネ)が配置されている。
【0015】
圧電機構4は内箱42を上に向けて設置され、その内箱42の上端に導電性材料で構成されたレバー押し6が嵌着され、内箱42の上端に設けられた電極端子がこのレバー押し6に接続されている。また、外箱41の下部側面に圧電ユニット4のもう一方の電極端子(図示せず)が設けられている。
【0016】
ライター本体1の上部中央には、ノズル2先端周囲の着火空間を圧電機構4側から仕切るよう仕切板9が組み込まれる。そして、高圧リード線10が圧電ユニット4の設置空間に挿し込まれ、その高圧リード線10の一端が上記圧電ユニット4下部の電極端子に接続され、他端は放電電極として上記仕切板9を貫通し、他方の放電電極となるノズル2先端のノズルチップ11との間に所定寸法の放電間隔を形成する位置に固定される。
【0017】
ライター本体1の上部には、また、上記仕切板9により仕切られたノズル2先端周囲の着火空間を上方から被うよう内キャップ12が装着されている。内キャップ12は、ノズル2から噴出する燃料ガスを空気と混合させ、放電着火させて、上方に炎を発生させるためのもので、ノズル2の直上となる位置に火口13が形成され、上部および側部に所定の配置で空気窓14が形成され、また、端部側壁部の内側に、ノズル2から噴出される燃料ガスの流れに沿うよう折れ曲がった舌片部15が形成されている。
【0018】
そして、上記圧電機構4を押圧する着火操作用の操作部材として、スライド操作式の操作キャップ20がライター本体1の上部に配設されている。操作キャップ20は、ライター本体1の上部全体を上方から被うキャップ本体20aの略中央に、一対の平行な支点レバー22、22を有するレバー部材21(支持レバー)が固定されたものである。
【0019】
上記レバー部材21は、図2の(a)、(b)、(c)に示すように、支点レバー22、22の下端の相互に対向する位置に外側に向けて一対の支点部22a、22aが突設され、また、各支点レバー22、22の根元部分から一側(スライド操作の操作側)に向けて、圧電ユニット4押圧用の押圧レバー23、23が延設され、支点レバー22、22と押圧レバー23、23の間には、組み付け状態(図1参照)でレバー押し6の側部との間隙を略埋める形となる突起部22b、22bが形成されている。
【0020】
キャップ本体20aは、下縁形状がスライド操作の操作側となる一側において上記支点レバー22、22下端の支点部22a、22aを中心とする円弧の形状に形成されている。
【0021】
そして、ライター本体1の上部一端側には、操作キャップ20下縁の上記円弧形状に沿う形状の曲面部1aが形成されている。
【0022】
また、キャップ本体20aの後端部には、回動式の係止部材50が組み込まれている。この係止部材50は、一部を鋭角に切り欠いた円弧状断面の回転体で、スライド操作の方向に直交するようキャップ本体20aの左右側壁間に取り付けた回転軸51の周りを回動可能とされて、図示しないバネによってスライド操作の方向(図1において右周り)に付勢され、スライド操作時に指がかかるよう、円弧状の外周面がキャップ本体20aの後部操作面から一部露出している。また、その係止部材50には、円弧状の外周面の後端に、径方向に突出した係止部50aを備えている。そして、バネ付勢の方向へ係止部材50が回動したときに上記係止部50aがライター本体1上部一端の曲面部1aの内側に突出して、スライド操作時にライター本体1上部の後部に引っ掛かり(係止され)、スライド操作が阻止される(制限される)位置に係止部材50を係止するよう、キャップ本体20a側にストッパ52が設けられている。
【0023】
レバー押し6は、本体部分が略キャップ状で、下端周囲にフランジ部6aを備えている。
【0024】
圧電機構4は、予めユニットとして組み立てられ、その上部に位置する内箱42の先端にレバー押し6が嵌着される。そして、一体としてライター本体1に組み込まれ、その上からレバー部材21を備えた操作キャップ20が組み付けられる。
【0025】
ライター本体1の上部内面には、図3および図4に示すように、操作キャップ20のレバー部材21の支点レバー22、22下端の支点部22a、22aをガイドし所定の支点位置に係止するための溝24、24が相互に対向する位置に設けられている。これらの溝24、24は、操作キャップ20を組み込む際に、レバー部材21の支点レバー22、22の下端を内側に撓ませた状態で各支点部22a、22aをガイドするガイド部24a、24aと、所定の支持位置において支点レバー22、22の撓みを解除し各支点部22a、22aを係止する係止部24b、24bとが並設されたものであって、係止部24b、24bがガイド部24a、24aより深く、これらガイド部24a、24aと係止部24b、24bとが段差をもって連接され、ガイド部24a、24aの下端が所定支持位置の手前で係止部24b、24bに向けて支点部22a、22aをガイドするよう傾斜している。
【0026】
操作キャップ20は、支点レバー22、22を内側に撓ませた状態で各支点部22a、22aをライター本体1の溝24、24のガイド部24a、24aに合わせて挿入し、押し込むことによって、各支点部22a、22aが所定の支持位置に挿入される。
【0027】
ライター本体1には、噴出ユニット3を設置する部分に上蓋31が嵌め込まれフランジ部にて溶着固定されている。噴出ユニット3はこの上蓋31に組み込まれる。そして、この上蓋31の上部には、一側に偏位した位置に、二股の支柱32、32が左右対向する配置で立設されている。
【0028】
上蓋31の上記各支柱32、32は、二股の股の部分を挟んで内側が相対的に上方に高い支柱部分32a、32aを構成し、外側が相対的に低くて断面形状が幅方向に出っ張った支柱部分32b、32bを構成するもので、股の部分で上記ガスレバー5の揺動支点を支持し、内側の支柱部分32a、32aで上記仕切板9を支持する。また、外側の幅方向に出っ張った支柱部分32b、32bは、ライター本体1の上記溝24、24の係止部24b、24bに嵌まり込み、各係止部24b、24bの下端に、上記操作キャップ20に挿嵌されたレバー部材21が構成する支点レバー22、22の下端の各支点部22a、22aが嵌まり込み、支持部を形成する。
【0029】
上記構成において、支点レバー22、22を撓ませて支点部22a、22aをライター本体1の溝24、24のガイド部24a、24aに嵌め入れ、ガイド部24a、24aに沿って操作キャップ20を押し込むと、ガイド部24a、24aの下端において支点部22a、22aが係止部24b、24bに導かれて、係止部24b、24bに嵌まり込み、支点レバー22、22が拡がって撓みが取れる。そして、係止部24b、24bに嵌まり込んだ支点部22a、22aは上蓋31の上記外側の支柱部分32b、32bの下面に引っ掛かり、上方への移動が拘束されるとともに、溝24、24の係止部24b、24bからガイド部24a、24a側への移動は、突起部22b、22bがレバー押し6の側部に当たることによって拘束され、その状態で回動自在に支持される。また、支点レバー22、22を撓ませて、支点部22a、22aを溝24、24のガイド部24a、24aに沿って押し込む途中で、突起部22b、22bはレバー押し6の側部に接触して圧電ユニット4を押し、圧電ユニット4が傾いて、その圧電ユニット4が傾くことにより生ずるバネ作用によって支点レバー22、22が押し戻され、支点部22a、22aが係止部24b、24bの下端支持位置へ強制的に押し込まれる。
【0030】
操作キャップ20はこのようにして上方から一方向に押し込むだけで容易かつ確実に組み込むことができ、また、落下等で衝撃が加わっても、突起部22b、22bがレバー押し6に当たることによって拘束され、圧電機構4のスプリング(戻しバネ)のバネ作用で支持位置に押し戻され、レバー部材21等の飛び出しが防止される。
【0031】
この着火操作機構において、操作キャップ20は、上述のように、キャップ本体20a後端部の係止部材50がスライド操作の方向(図1において右周り)にバネ付勢され、常時はストッパ52に当接した位置にあって、係止部50aがライター本体1上部一端の曲面部1aの内側に突出している。そのため、着火操作において、単に操作キャップ20をスライド操作しようとしても、係止部50aがライター本体1上部の後部に引っ掛かって係止され、それ以上スライド移動させることができない。そして、指先の力の加え方を加減して、図5に示すようにスライド操作と同時に係止部材50をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させると、係止部材50の係止部50aがライター本体1から外れ、スライド操作の制限が解除されて、放電着火する位置までスライド操作可能となる。そして、操作キャップ20(キャップ本体 20a)のスライド操作により火口13周辺を開放するとともに、支点レバー22、22が回動し、押圧レバー23、23がレバー押し6を側部位置にて押圧し、このレバー押し6を介して圧電ユニット4を下方へ押圧する。そして、圧電ユニット4が押圧され内箱42が下がることによって、レバー押し6に摺接するガスレバー5が回動し、ノズル2が持ち上げられて、噴出ユニット3の弁機構が開き、ノズル2から燃料ガスが噴出される。そして、圧電機構4を押し切るストロークに達すると、放電電圧が発生し、高圧リード線10の先端とノズルチップ11との間に放電し、それにより燃料ガスが着火する。
【0032】
このように放電着火を行うのに、操作キャップ20のスライド操作に加えて、係止部材50をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させる操作が必要となるため、不用意な着火や誤使用等による着火を防止できる。そして、その一連の着火操作は、操作キャップ20の動きの中で連続した動作の中で行うもので、操作する指等にかかる負担は小さく、良好な操作性を維持できる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、放電着火を行うのに、操作部材のスライド操作に加えて、係止部材をスライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させる操作が必要となるよう構成したことにより、良好な操作性を維持しつつ、不用意な着火や誤使用等による着火を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のスライド式ライター上部の縦断面図である。
【図2】この発明の実施の形態のスライド式ライターの操作キャップのレバー部材単体の平面図(a)、正面図(b)および縦断面図(c)である。
【図3】この発明の実施の形態のスライド式ライターのライター本体の平面図である。
【図4】この発明の実施の形態のスライド式ライターのライター本体上部の断面図(図3のA−A断面図)である。
【図5】この発明の実施の形態のスライド式ライター上部の放電着火時の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ライター本体
2 ノズル
3 噴出ユニット
4 圧電機構
5 ガスレバー
6 レバー押し
9 仕切板
12 内キャップ
20 操作キャップ(操作部材)
20a キャップ本体
21 レバー部材(支持レバー)
22 支点レバー
22a 支点部
23 押圧レバー
24 溝
24a ガイド部
24b 係止部
50 係止部材
50a 係止部
51 軸
52 ストッパ
Claims (2)
- ライター本体上部一端の曲面部に沿ってスライド操作可能な操作部材と該操作部材を支持し上記曲面部の曲率中心を支点として回動させる支持レバーと、該支持レバーと一体に形成された押圧レバーを備え、上記操作部材をスライド操作して上記支持レバーを上記曲率中心を支点として回動させ、上記押圧レバーにより圧電機構をスプリング力に抗して下方へ押圧し放電着火させるスライド式ライターにおいて、
上記操作部材に、常時はライター本体に係止される位置にあってスライド操作を制限し、スライド操作の方向とは反対の方向へ強制回動させることによりライター本体から外れてスライド操作の制限を解除する回動式の係止部材を設けたことを特徴とするスライド式ライターの着火操作機構。 - 上記係止部材は、上記操作部材の後端部に設けられ、スライド操作時に指がかかるよう一部露出するとともに、上記ライター本体に係止可能な係止部を備え、スライド操作の方向に直交する軸を中心にストッパにより規制された範囲でスライド操作の方向に付勢されて回動可能に支持され、その付勢された方向へ回動して上記ストッパに当接することにより係止部がライター本体に係止されて上記操作部材のスライド操作を制限する位置に突出し、上記付勢された方向とは反対の方向へ強制回動させることによりライター本体に係止されない位置まで引っ込んで上記スライド操作の制限を解除するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載のスライド式ライターの着火操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261395A JP2004101019A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | スライド式ライターの着火操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002261395A JP2004101019A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | スライド式ライターの着火操作機構 |
Publications (1)
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ID=32261785
Family Applications (1)
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JP2002261395A Pending JP2004101019A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | スライド式ライターの着火操作機構 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004101019A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012042066A (ja) * | 2010-08-13 | 2012-03-01 | Sarome:Kk | ガスライタ |
CN114413600A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-04-29 | 高平 | 一种利用空气流动的酒糟烘干装置 |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002261395A patent/JP2004101019A/ja active Pending
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