JP2004100981A - 冷房装置付きトイレ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】凝縮器4の凝縮熱により浴槽10の水11を温め、温められた水11を入浴に使用することで、凝縮熱を無駄に捨てることがなくなる為省資源省エネルギーが図れる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレ装置に関し、特に冷房機能を備えたトイレ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレ部屋内を冷房する装置として図5に示すような冷房装置付きトイレ装置(一部透視の概略構成図である。)がある。図5において、1はケースで、その中に、便器洗浄を行うための洗浄水を貯水するロータンク2と、冷房装置として圧縮機3、凝縮器4、減圧手段5、蒸発器6、送風機7が内蔵されている。ケース1には吹出口8が開口している。9は便器である。
【0003】
次に動作、作用について説明する。圧縮機3によって圧縮された冷媒は高温高圧の気体となり、凝縮器4に送り込まれる。凝縮器4では冷媒はロータンク2に満たされた水に凝縮熱を放熱して高圧のまま凝縮し液体となる。その後、冷媒は減圧手段5によって減圧され、蒸発器6によって蒸発気化する。この時、蒸発器6には送風機7によって風が通り、風は気化熱により冷やされた後に吹出口8から吹き出る。蒸発気化した冷媒は再び圧縮機3に戻って圧縮され、これを繰り返して冷凍サイクルが形成される。この様にして、トイレ装置から冷風を出し、冷房を行うことができる。ルームエアコンの室外機のような熱気を出すこともなく、また、冷風発生と凝縮熱の放熱がトイレ装置のケース内に収まり、コンパクトな冷房装置付きトイレ装置を構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の冷房装置付きトイレ装置では、凝縮器4で発生する凝縮熱はロータンク2内の水に放熱されるため、長時間冷凍サイクルが運転されるとロータンク2内の水の温度が上昇し凝縮器4での熱交換効率が落ちる。そこで熱交換率を維持するためにロータンク2内の水の温度が一定以上高くなると、ロータンク2内の水を排水し、新たな冷水を供給していた。従って加熱された有益な湯を無駄に捨てていた。近年資源の有効活用が求められており、排水されるお湯の有効活用が必要であった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、排水されるお湯の有効活用が出来る構成とした冷房装置付きトイレ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷房装置付きトイレ装置は、凝縮器の熱により浴槽の水を昇温する構成としたものである。これによって、お湯を無駄に捨てることなく、凝縮器の凝縮熱で昇温されたお湯を浴槽の湯として有効に使用でき省資源、省エネルギーが達成できる。また冷房装置付きトイレ装置の設置されるトイレも浴槽のある浴室も水周りの設備なので屋内の中ではほとんど隣接して位置しており(バスユニットは同じ室内にある)冷房装置付きトイレ装置の凝縮熱で浴槽内の水を温める構成は、屋内のそれぞれの位置関係を考慮した場合無理のない合理的な組み合わせと考えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、蒸発器と、送風機と、蒸発器と送風機によって発生する冷風をトイレ室内に吹き出す構成において、前記凝縮器で発生する熱により浴槽の水を昇温する構成としたので従来排水されていたお湯を有効に活用できる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、凝縮器と熱的に結合した管路を有し、前記管路内を浴槽の水が循環する構成とした為に常に浴槽内の水が攪拌され低い温度の水で凝縮器と熱交換が行われるため、効率良く熱交換ができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、凝縮器で発生する熱を吸熱する吸熱部と、浴槽の水に放熱する放熱部と、前記吸熱部と前記放熱部との間で熱媒を循環させる循環路からなる構成とした為に、循環路に浴槽の水が流れないので、循環路に浴槽の湯垢が付かず清潔であると共に、循環路が腐食することがない。
【0010】
請求項4に記載の発明は、凝縮器で発生する熱をロータンクの水に放熱する手段を設けた構成としたので、浴槽に水がない状態が発生してもロータンク内の水により凝縮器の熱が放熱されるので冷凍サイクルが成立し機器の運転が停止することがない。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0012】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の冷房装置付きトイレ装置の冷凍サイクルと浴槽の概略システム図である。なお、従来例と同じ機能の部品には、同じ符号を付与して、説明を省略する。
【0013】
図1において、10は浴槽であり、11は浴槽10の中に貯水されている水である。浴槽10の内側には凝縮器4があり、貯水されている水11と接している。
【0014】
次に動作、作用について説明する。圧縮機3によって圧縮された冷媒は高温高圧の気体となり、凝縮器4に送り込まれる。凝縮器4では冷媒は浴槽10に貯水された水11に凝縮熱を放熱して高圧のまま凝縮し液体となる。そこで浴槽10に貯水された水11は、昇温され入浴に使用できる。
【0015】
従って、従来排水されていたお湯を有効に活用でき省資源、省エネルギーが実現できる。
【0016】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2の冷房装置付きトイレ装置の冷凍サイクルと浴槽への熱の搬送方法の概略システム図である。なお、従来例、実施例1と同じ機能の部品には、同じ符号を付与して説明を省略する。
【0017】
図2において、19は浴槽の水を循環させるための管路であり、この管路19の一部である19aは凝縮器4と熱的に結合している吸熱部である。13は浴槽10の水11を管路19に通水し、還流させるポンプであり、矢印で示すように、浴槽10の水11が環流するように構成されている。
【0018】
次に動作、作用について説明する。凝縮器4により放熱された凝縮熱は、熱的に結合されている吸熱部19aにより管路19内の水を温める。この水は、ポンプ13により矢印の順路で流れ、暖められた水が浴槽10の水11の上部に排出され、冷たい浴槽10の下層の水11は、ポンプ13により管路19により吸熱部19aに送り込まれ凝縮器4の凝縮熱により加熱される。この構成により常に浴槽10の中で最も低温の水が吸熱部19aに送り込まれるため効率のよい熱交換が行われる事で浴槽10の水11の温度上昇が高くなり入浴に適した湯が得られる。
【0019】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3の冷房装置付きトイレ装置の冷凍サイクルと浴槽への熱の搬送方法の概略システム図である。なお、従来例、実施例1、2と同じ機能の部品には、同じ符号を付与して説明を省略する。
【0020】
図3において、14は吸熱部12で吸熱した熱により浴槽10の水11を昇温するための放熱部である。尚吸熱部12とポンプ13と放熱部14は配管20a、20b、20cで結合されて循環路20が形成されており、循環路20中を、熱媒(例えばエチレングリコール等図示せず)がポンプ13により循環している。
【0021】
次に動作、作用について説明する。凝縮機4の凝縮熱で吸熱部12の中の熱媒の温度を上昇させる。この上昇した熱媒をポンプ13により循環させることで、放熱部14で温度の高い熱媒と浴槽10内の水11を熱交換して、水11を昇温させ入浴に適した温度にする。このような構成にしたので、細い配管内や吸熱部12、放熱部14、ポンプ13内を浴槽10の水11が流れないので、湯垢による配管の詰まりや水11の汚れがなく清潔である。さらに熱媒には、防錆作用のある液体を使用すれば、配管の錆び等が防止でき耐久性のある冷房装置付きトイレ装置が提供できる。
【0022】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4の冷房装置付きトイレ装置の冷凍サイクルと浴槽とロータンクへの熱の搬送方法の概略システム図である。なお、従来例、実施例1〜3と同じ機能の部品には、同じ符号を付与して説明を省略する。
【0023】
図4において、15は浴槽内の水11の水位を検出する水位センサー、16は凝縮器4と熱的に結合している第2吸熱部、17は第2吸熱部で昇温された熱媒を循環させるための第2のポンプ、18は第2吸熱部16で吸熱した熱によりロータンク2内の水を昇温するための第2放熱部である。尚第2吸熱部16とポンプ17と第2放熱部18は配管により閉回路が形成されており閉回路は、熱媒(例えばエチレングリコール等図示せず)がポンプ17により循環している。
【0024】
次に動作、作用について説明する。実施例3と同様の部品は同様の動作、作用を有しており説明を省略する。浴槽10内の水11が無いかもしくは少ない場合に水位センサー15が浴槽10の水位を検出して、ポンプ13の運転をせずに、第2のポンプ17を運転することで、凝縮機4の凝縮熱で第2吸熱部16の中の温度の上昇した熱媒を、循環させることで、第2放熱部18で温度の高い熱媒とロータンク2内の水を熱交換することにより、凝縮器4の凝縮熱を放熱できる。このような構成にしたので、浴槽10内に水11が無いかもしくは少ない場合でも、冷凍サイクルが成立し冷房装置付きトイレ装置の冷房機能が達成できる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の冷房装置付きトイレ装置によると、従来排水されていたお湯の有効活用が出来る冷房装置付きトイレ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の冷房装置付きトイレ装置の概略システム構成図
【図2】本発明の実施例2の冷房装置付きトイレ装置の概略システム構成図
【図3】本発明の実施例3の冷房装置付きトイレ装置の概略システム構成図
【図4】本発明の実施例4の冷房装置付きトイレ装置の概略システム構成図
【図5】従来の冷房装置付きトイレ装置の一部透視の概略構成図
【符号の説明】
2 ロータンク
3 圧縮機
4 凝縮器
6 蒸発器
7 送風機
10 浴槽
11 水
12 吸熱部
14 放熱部
19 管路
18 第2放熱部(放熱手段)
20 循環路
Claims (4)
- 冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、蒸発器と、送風機と、蒸発器と送風機によって発生する冷風をトイレ室内に吹き出す構成において、前記凝縮器で発生する熱により浴槽の水を昇温する構成とした冷房装置付きトイレ装置。
- 凝縮器と熱的に結合した管路を有し、前記管路内を浴槽の水が循環する構成とした請求項1に記載の冷房装置付きトイレ装置。
- 凝縮器で発生する熱を吸熱する吸熱部と、浴槽の水に放熱する放熱部と、前記吸熱部と前記放熱部との間で熱媒を循環させる循環路からなる請求項1に記載の冷房装置付きトイレ装置。
- 凝縮器で発生する熱をロータンクの水に放熱する放熱手段を設けた請求項1〜3に記載の冷房装置付きトイレ装置。
Priority Applications (1)
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JP2002259788A JP2004100981A (ja) | 2002-09-05 | 2002-09-05 | 冷房装置付きトイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2004100981A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010281473A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Tabuchi Corp | 温水システム |
-
2002
- 2002-09-05 JP JP2002259788A patent/JP2004100981A/ja active Pending
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