JP2004100828A - 駆動伝達装置 - Google Patents

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JP2004100828A JP2002263919A JP2002263919A JP2004100828A JP 2004100828 A JP2004100828 A JP 2004100828A JP 2002263919 A JP2002263919 A JP 2002263919A JP 2002263919 A JP2002263919 A JP 2002263919A JP 2004100828 A JP2004100828 A JP 2004100828A
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Yoshihiko Mitamura
三田村 欣彦
Norio Hokari
保苅 則雄
Satoshi Nishikawa
西川 聰
Noriaki Hanzawa
半澤 徳明
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】同軸状に取り付けられた第1伝達体および第2伝達体を介して次の駆動対象の回転伝達体に動力を伝達する駆動伝達装置において、特に当該2つの伝達体の精度を厳密に管理することなく、次の駆動対象となる回転体を簡易な構成でもって回転むらを抑えて精度よく回転させることができるようにする。
【解決手段】同軸状に取り付けられる第1ギヤ32と第2ギヤ33を、その各ギヤの累積ピッチ誤差の経過特性が、当該第1ギヤ32と駆動ギヤ31との噛み合い点P1と当該第2ギヤ33の被動ギヤ34との噛み合い点P2において逆位相の関係となるように取り付けた。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ギヤ、ベルト用プーリー等の回転伝達体の動力が伝達される第1の回転伝達体と、この第1の回転伝達体に伝達される動力を次の駆動対象の被回転伝達体に伝達する第2の回転伝達体とを同軸状に取り付けている駆動伝達装置に係り、特に、その第2の回転伝達体から動力が伝達される次の駆動対象となる回転体をその回転むらを抑えて精度よく回転させることが要求される技術分野に好適な駆動伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特許第2780030号公報
【0003】
この種の駆動伝達装置は、例えば、電子写真方式、静電記録方式等を利用したプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等に代表される画像形成装置において採用されている。
【0004】
すなわち、図11に例示するように、トナー像の形成に使用される像担持体としての感光ドラム100と、その感光ドラム100上のトナー像を用紙、中間転写体等の転写材または自身に転写させるロール等の転写回転体200との間において、その転写回転体200の一端部に第1ギヤ310を取り付けてそれを駆動モータ等の回転駆動源と連動する駆動ギヤ300と噛み合わせるとともに、その転写回転体200の他端部に第2ギヤ320を第1ギヤ310と同軸状に取り付けてそれを感光ドラム100の対応する側の端部に取り付けた被動ギヤ330に噛み合わせてなる駆動伝達装置が採用されている。
【0005】
この駆動伝達装置では、駆動ギヤ300の動力が第1ギヤ310を介して転写回転体200に伝達されて転写回転体200が回転し、これと同時に転写回転体200に伝達された動力が第2ギヤ320と被動ギヤ330を介して感光ドラム100に伝達されて感光ドラム100が回転するようになっている。
【0006】
ところで、このような駆動伝達装置では、その駆動対象となる感光ドラム100に帯電処理した後に露光装置の像露光により静電潜像が形成され、その潜像が現像装置から供給される現像剤としてのトナーにて現像されることによりトナー像が形成される。次いで、その感光ドラム100上のトナー像が感光ドラム100と転写回転体200の間に搬送される転写材または転写回転体200自体に対して転写される。このように感光ドラム100や転写回転体200は、上記したような画像形成プロセスの実行に関与することになるが、この際、感光ドラム100や転写回転体200に回転むらが発生すると、静電潜像の形成やその現像さらにはトナー像の転写が正確になされず、それらが原因で画質不良を招来してしまうことになる。
【0007】
このため、上述したような駆動伝達装置にあっては、かかる画像形成プロセスにおいて感光ドラム100や転写回転体200を回転むらなく安定して回転させることが強く求められている。
【0008】
しかしながら、実際には、同軸状に取り付けられた第1ギヤ310と第2ギヤ320を介して動力が伝達される感光ドラム100に回転むらが発生するという傾向にある。また、このような回転むらの発生現象は、上記各ギヤ300〜310等に代えて、歯付きベルト用プーリーとそれに掛け回す歯付きベルトからなる回転伝達体を適用した駆動伝達装置においても同様に発生する傾向にある。さらに、このような回転むらの発生を防止するために、その各ギヤや歯付きベルト用プーリー等の回転伝達体の精度を厳密に管理するという対応策も考えられるが、その場合には、かかる管理が煩雑となり、余分なコスト上昇を招いてしまうこととなる。
【0009】
ちなみに、従来においては、図12に例示するように、回転可能な感光ドラム等の像担持体100の一端部に駆動はすば歯車350から駆動力を受ける第1のはすば歯車360を設け、その像担持体100の他端部に像担持体100と圧接される転写ロール200に設けられたはすば歯車380と噛み合う第2のはすば歯車370を設けた場合に、その第1のはすば歯車360が駆動はすば歯車350から受ける力の向きD1は、第2のはすば歯車370が転写ロール200の歯車380から受ける力の向きD2と同方向とする技術的手段(例えば特許文献1の図3)が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0010】
この手段によれば、像担持体100と転写ロール200の軸線方向の位置が安定化するので、その像担持体又は転写ロールが軸線方向に移動して発生する転写ぶれ、これに起因する画質の劣化を引き起こさなくなる。しかし、この手段であっても、転写ロールや像担持体の回転むらが発生することがあり、回転精度の観点で満足のできるものではなく改良の余地を残している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、同軸状に取り付けられた第1伝達体および第2伝達体を介して次の駆動対象の回転伝達体に動力を伝達する駆動伝達装置として、特に当該2つの伝達体の精度を厳密に管理することなく、次の駆動対象となる回転体を簡易な構成でもって回転むらを抑えて精度よく回転させることができる駆動伝達装置を提供することを主な目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し得る本発明の駆動伝達装置は、回転伝達体の動力が伝達される第1伝達体と、この第1伝達体に伝達される動力を次の駆動対象の被回転伝達体に伝達する第2伝達体とを同軸状に取り付けている駆動伝達装置において、前記第1伝達体と第2伝達体を、その各伝達体の累積伝達誤差の経過特性が当該各伝達体の伝達基点において逆位相の関係となるように取り付けていることを特徴とするものである。
【0013】
上記回転伝達体、第1伝達体、第2伝達体および被回転伝達体は、自ら回転して回転動力を伝達するためのものであり、具体的にはギヤ(歯車)、歯付きベルト用プーリーと歯付きベルトの組み合わせ等である。上記同軸状に取り付けられるとは、同じ軸に取り付けられている場合のほか同じ軸に取り付けられているとみなせる取り付け状態をいう。例えば、駆動対象となる回転体の本体の端部に突出形成される軸(非連続状態の軸)に取り付けられている形態や、その回転体本体の端部に直接取り付けられている形態等である。第1伝達体と第2伝達体は、軸方向に別個独立して(離して)取り付けられるものであるほか、多段ギヤ、多段プーリー等のように一体化してなるものであってもよい。
【0014】
また、上記累積伝達誤差の経過特性とは、第1伝達体および第2伝達体の1回転における伝達状態のむらを累積して測定した結果である。伝達体がギヤの場合、その伝達状態のむらは歯の間隔(ピッチ)のむらに相当するものであり、このむらは主に偏心に起因して発生する。また、この経過特性は、後述するようにほぼ一定した周期で変化する特性を示す傾向にある。さらに、この経過特性は、回転各伝達体の回転径、歯数等の違いに応じて異なる結果となる。本発明者らによれば、おそらく、第1伝達体と第2伝達体として異なる条件のものを組み合わせて使用した場合には、その累積伝達誤差の経過特性の違いから伝達状態のむらが発生し、それが原因で回転むらを引き起こしているものと推測されている。
【0015】
さらに、上記伝達基点とは、各伝達体がギヤの場合には、噛み合うギヤどうしの各中心を結ぶ直線とピッチ円の交点をいう。また、各伝達体が歯付きベルト用プーリーと歯付きベルトの組み合わせである場合には、そのベルトがプーリーとそのベルトの接触長さ(ラップ長さ)の中心とプーリーの中心を結ぶ直線とプーリーのピッチ円との交点をいう。そして、逆位相の関係にするとは、上記第1伝達体と第2伝達体の各伝達基点における累積伝達誤差が反対の状態にあることをいう。具体的には、例えば、一方の伝達体による伝達が速まる状態にあるときには、それを相殺するように遅くなる状態にあるような関係にすることをいう。
【0016】
上記駆動伝達装置においては、前記次の駆動対象が複数ある場合、その各駆動対象の被回転伝達体に対する前記第2伝達体の伝達基点と前記第1伝達体の伝達基点との各離間距離の平均値に相当する地点と、当該第1伝達体の回転伝達体との伝達基点において前記経過特性が逆位相の関係となるように構成すればよい。
【0017】
また、本発明の駆動伝達装置は、上記回転伝達体、第1伝達体、第2伝達体および被回転伝達体がギヤである場合、以下のとおりのものとなる。すなわち、駆動ギヤに噛み合う第1ギヤと、この第1ギヤに伝達される動力を次の駆動対象の被動ギヤに噛み合って伝達する第2ギヤとを同軸状に取り付けいる駆動伝達装置において、前記第1ギヤと第2ギヤを、その各ギヤの累積ピッチ誤差の経過特性が、当該第1ギヤと前記駆動ギヤとの噛み合い点と当該第2ギヤの前記被動ギヤとの噛み合い点において逆位相の関係となるように取り付けていることを特徴とするものである。
【0018】
また、このように伝達体としてギヤを使用する駆動伝達装置においては、前記次の駆動対象が複数ある場合、その各駆動対象の被動ギヤに対する前記第2ギヤの噛み合い点と前記第1ギヤの噛み合い点との各離間距離の平均値に相当する地点と、当該第1ギヤの前記駆動ギヤとの噛み合い点において前記経過特性が逆位相の関係となるように構成すればよい。
【0019】
以上のような駆動伝達装置は、前記したような同軸状に取り付けられる第1伝達体および第2伝達体を介して次の駆動対象となる回転体に動力を伝達する際に当該回転体の回転むらを抑制してその回転体を制度よく回転させることが要求される技術分野であれば特に制約されることなく適用することが可能である。例えば、電子写真方式、静電記録方式等を利用したプリンタ、複写機等の画像形成装置に適用可能であり、その画像形成装置おいて高度の回転精度が求められる回転体、すなわち感光ドラム、中間転写ロール、転写ロール等の回転体に動力を伝達する装置として適用すると特に有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の実施の形態1に係る駆動伝達装置を示す概要図である。
【0021】
この駆動伝達装置1Aは、電子写真方式を利用した画像形成装置に使用される感光ドラム10および中間転写ロール(ドラム)20を回転させる動力を伝達するための装置である。この伝達装置1Aでは、感光ドラム10と中間転写ロール20とが圧接した状態で回転可能に支持されて使用されるものであることから、中間転写ロール20の両端部に第1ギヤ32と第2ギヤ33を同軸状に取り付けたうえで、その第1ギヤ32を回転駆動源である駆動モータ30の駆動軸に取り付けられた駆動ギヤ31と噛み合わせ、また、その第2ギヤ33を感光ドラム10の一端部に取り付けた被動ギヤ34と噛み合わせている。上記駆動ギヤ31、第1ギヤ32、第2ギヤ33および被動ギヤ34としては、そのいずれもはすば歯車を使用しているが、他の種類(例えば平歯車等)の歯車を使用することも可能である。
【0022】
感光ドラム10は、円筒状の支持体の周面に感光層を形成してなるものであり、その支持体の一端部に被動ギヤ34を一体的に取り付けたものである。また、感光ドラム10は、そのフランジ部の中心部から突出形成される軸12が軸受けを介して図示しない支持フレームに回転可能に取り付けられている。一方、中間転写ロール20は、ロール芯材の周面にトナー像を担持する担持層(誘電体層)を形成してなるものであり、そのロール芯材の両端部にフランジ部を装着し、その各フランジ部に第1ギヤ32と第2ギヤ33を互いに同軸状となるようにそれぞれ一体的に取り付けたものである。また、この中間転写ロール20も、そのロール芯材の短部から突出形成される軸22が軸受けを介して図示しない支持フレームに回転可能に取り付けられている。
【0023】
このような構成からなる駆動伝達装置1Aでは、駆動モータ30が回転駆動すると、その動力が駆動ギヤ31から第1ギヤ32を介して中間転写ロール20に伝達される。これにより、中間転写ロール20が、駆動モータ30の回転速度と、駆動ギヤ31と第1ギヤ32の歯数比との関係で定まる所定の速度で回転する。また、この中間転写ロール20が回転することにより、その動力が第2ギヤ33から被動ギヤ34を介して感光ドラム10に伝達される。これにより、感光ドラム10が、第2ギヤ33の回転速度と、第2ギヤ33と被動ギヤ34の歯数比との関係で定まる所定の速度で回転する。この駆動装置1Aにおいては、径が異なる感光ドラム10と中間転写ロール20とが圧接状態で回転しているため、その圧接部(ニップ部)における感光ドラム10および中間転写ロール20の周速(移動速度)がほぼ等しくなるように設定されている。
【0024】
また、伝達装置1Aにより回転する感光ドラム10と中間転写ドラム20は、画像形成装置内において前述した画像形成プロセスが実行されることにより感光ドラム10にトナー像が形成され、しかる後、そのトナー像が中間転写ロール20に転写される。このときのトナー像の転写は、感光ドラム10と中間転写ロール20の間に転写バイアスを印加して転写電界を形成することにより、トナーを静電的作用に中間転写ロール20側に移行させることで行われる。
【0025】
次に、この駆動伝達装置1Aを用いて以下の実験を行った。
【0026】
感光ドラム10として外径が30mmのものを使用し、中間転写ロール20として外径が60mmのものを使用した。そして、前記駆動ギヤ31、第1ギヤ32、第2ギヤ33および被動ギヤ34として表1に示すような各条件からなるものを使用した。表1中の「m」はモジュールであり、ギヤのピッチ円の直径(mm)を歯数でわった値であって歯の大きさを示す。
【0027】
感光ドラム10については、中間転写ロール20に対し、図1bに示すように第1ギヤ32と駆動ギヤ31との噛み合う点(伝達基点:ギヤ32とギヤ31の中心を結ぶ直線とギヤ32のピッチ円との交点)P1から回転方向にそった中心角度θ(被動ギヤ34と第2ギヤ33との噛み合い点P2までの離間距離)がθ=270deg(°)となる位置関係で配置した。そして、この伝達装置1Aでは、各ギヤの回転数が表1に示す値となるように回転動力を伝達して、中間転写ロール20および感光ドラム10を回転させるようにした。
【0028】
【表1】
Figure 2004100828
【0029】
ここで、駆動モータ30の駆動軸、感光ドラム10の軸12および中間転写ロール20の軸22の回転むら(位置変動)について測定したところ、図2に示すような結果が得られた。この位置変動の測定は、ロータリーエンコーダを用いて計測した。この測定は、第1ギヤ32と第2ギヤ33を後述する累積ピッチ誤差のプロファイルの位相差が0deg、すなわちプロファイルのピーク部どうし、ボトム部どうしが重なるように取り付けた条件下で行ったものである。
【0030】
図2に示す結果から、この駆動伝達装置1Aにより回転させられる感光ドラム10と中間転写ロール20には、回転むらがそれぞれ異なって発生していることがわかる。
【0031】
本発明者らは、このような回転むらが発生するのは中間転写ロール10に同軸状に取り付けられている第1ギヤ32と第2ギヤ33が異なる伝達誤差を発生させているためではないだろうかと推測し、その両ギヤ32、33の累積ピッチ誤差について測定した。累積ピッチ誤差の測定はJIS B 1702の測定方法に準拠して行った。その結果、両ギヤ32、33の累積ピッチ誤差のプロファイル(経過特性)には、いずれも固有の周期的なピッチ誤差が発生する傾向があることが判明した。
【0032】
図3は、ギヤの累積ピッチ誤差を測定した結果(プロファイル)を示すものであり、(a)は歯数が「71」のギヤの測定結果、(b)は歯数が「35」のギヤの測定結果を示す。図中の縦軸はピッチ誤差の値(μm)を示し、横軸はギヤの全歯を1番目の歯(基準とした歯)から順番に各歯単位で示している。この図3に示す結果から、累積ピッチ誤差が周期的に(例えば正弦波を描くように)変化していることが確認できる。
【0033】
そこで、駆動伝達装置1Aにおける第1ギヤ32と第2ギヤ33における累積ピッチ誤差のプロファイルの位相(実際には両ギヤの回転方向に対する相対的な位置関係)を0〜360degの範囲で種々ずらし、そのときの感光ドラム10の位置変動について測定した。位置変動については、各位相差条件下において得られた位置変動の結果から最大値と最小値の差分(pk−pk)を求めることとした。その結果を図4に示す。
【0034】
図4に示す結果から、第1ギヤ32と第2ギヤ33における累積ピッチ誤差のプロファイルの位相差を調整することにより、感光ドラム10の位置変動すなわち回転むらを最小限にできる場合があることがわかる。この例においては、その位相差を90degにしたときに感光ドラム10の位置変動を最小限に抑えることができる。
【0035】
本発明者らは、この感光ドラム10の位置変動が最小値となるときの位相差の(最適)条件について種々調べたところ、第1ギヤ32の駆動ギヤ31との噛み合い点P1における位相に対し、第2ギヤ33の被動ギヤ34との噛み合い点P2における位相が180degずれている場合に位置変動が最小値となることが確認されている。このことから、一般に、第1ギヤ32と第2ギヤ33の累積ピッチ誤差のプロファイルにおける最適な位相差Δρとは、前記した両ギヤの噛み合い点P1,P2の離間角度θを用いて表現すると、Δρ=θ−180(deg)であるといえる。
【0036】
本実施の形態1に係る駆動伝達装置1Aにおいては、同軸状に取り付けられる第1ギヤ32と第2ギヤ33とを、その各ギヤにおける累積ピッチ誤差のプロファイルが各々の伝達基点において逆位相の関係になるように取り付けることで、その2つのギヤを経て動力が伝達されて回転する次の駆動対象の感光ドラム10における回転むらを小さく抑えることができる。
【0037】
このような位相関係で第1ギヤ32と第2ギヤ33を中間転写ロール20に取り付けるに当たっては、例えば、図5に示すように、両ギヤの累積ピッチ誤差の特定の特性を示す位置(例えばその累積ピッチ誤差の最大値又は最小値となる位置)に位相合わせ用のマーク41を付し、かかるマーク41を頼りに第1ギヤ32と第2ギヤ33の取り付け作業(特にその位相の合わせ作業)を行うとよい。図中においてギヤの歯の図示は省略している。このマーク41は、累積ピッチ誤差の測定結果に基づいて所定の筆記具にて付記することができるが、その両ギヤが成形により製造される成形ギヤである場合には、その成形時に同時に成形して付す(金型にマークとなる部分を形成しておいて刻印するかのように形成する)ようにしてもよい。
【0038】
≪実施の形態2≫
図6は、本発明の実施の形態2に係る駆動伝達装置を示す概要図である。
【0039】
この駆動伝達装置1Bは、中間転写ロール20に圧接する2つの感光ドラム、すなわち第1感光ドラム10Aと第2感光ドラム10Bに動力を同時に伝達して回転させるように変更した以外は実施の形態1に係る装置1Aと同じ構成からなるものである。図中において共通する構成部品等には同じ符号を付している。
【0040】
従って、この伝達装置1Bでは、特に、中間転写ロール20の一端部にある第2ギヤ33に対して、第1感光ドラム10Aの一端部に取り付けた被動ギヤ34と第2感光ドラム10Bの一端部に取り付けた被動ギヤ35とを噛み合わせている。
【0041】
このような構成からなる駆動伝達装置1Bでは、駆動モータ30が回転駆動すると、実施の形態1に係る伝達装置1Aと同様に、その動力が駆動ギヤ31から第1ギヤ32を介して中間転写ロール20に伝達されて中間転写ロール20が所定の速度で回転する。また、この中間転写ロール20が回転することにより、その動力が第2ギヤ33から被動ギヤ34を介して第1感光ドラム10Aに伝達されるとともに被動ギヤ35を介して第2感光ドラム10Bに伝達される。これにより、第1感光ドラム10Aおよび第2感光ドラム10Bが、第2ギヤ33の回転速度と、第2ギヤ33と被動ギヤ34、35の歯数比との関係で定まる所定の速度で回転する。ただし、この駆動装置1Bにおいては、2つの感光ドラム10A、10Bは同じ周速で回転するように設定されている。
【0042】
また、伝達装置1Bにより回転する第1感光ドラム10Aおよび第2感光ドラム10Bと中間転写ドラム20は、画像形成装置内において前述した画像形成プロセスが実行されることにより各感光ドラム10A、10Bに(色の異なる)トナー像がそれぞれ形成され、しかる後、その各トナー像が中間転写ロール20に順次転写される。すなわち、第2感光ドラム10B上のトナー像が中間転写ロール20に転写された後に、そのトナー像に重ね合わせられるように第1感光ドラム10Aのトナー像が転写される。
【0043】
次に、この駆動伝達装置1Bを用いて実施の形態1の場合と同様の実験を行った。
【0044】
まず、第1感光ドラム10Aおよび第2感光ドラム10Bとしていずれも外径が30mmのものを使用し、中間転写ロール20として外径が60mmのものを使用した。そして、前記駆動ギヤ31、第1ギヤ32、第2ギヤ33、被動ギヤ34および被動ギヤ35として表2に示すような各条件からなるものを使用した。駆動ギヤ31、第1ギヤ32、第2ギヤ33および被動ギヤ34については実施の形態1におけるそれらと同じものを使用した。また、被動ギヤ35については被動ギヤ34と同じものを使用した。
【0045】
第1感光ドラム10Aについては、中間転写ロール20に対し、図6bに示すように第1ギヤ32が駆動ギヤ31と最初に噛み合う接触点P1から回転方向にそった離間角度θ1(被動ギヤ34が第2ギヤ33と最初に噛み合う接触点P2までの離間距離)がθ1=270degとなる位置関係で配置した。一方、第2感光ドラム10Bについては、中間転写ロール20に対し、図6bに示すように第1ギヤ32の上記接触点P1から回転方向にそった離間角度θ2(被動ギヤ35が第2ギヤ33と最初に噛み合う接触点P3までの離間距離)がθ2=200degとなる位置関係で配置した。そして、この伝達装置1Bでは、各ギヤの回転数が表2に示す値となるように回転動力を伝達して、中間転写ロール20および2つの感光ドラム10A、10Bを回転させるようにした。
【0046】
【表2】
Figure 2004100828
【0047】
ここで、この伝達装置1Bにおける駆動モータ30の駆動軸、第1感光ドラム10Aの軸12、第2感光ドラム10Bの軸12および中間転写ロール20の軸22の回転むら(位置変動)について測定したところ、図7に示すような結果が得られた。この測定も、第1ギヤ32と第2ギヤ33を後述する累積ピッチ誤差のプロファイルの位相差が0degとなるように取り付けた条件下で行ったものである。
【0048】
図7に示す結果から、この駆動伝達装置1Bにより回転させられる2つの感光ドラム10A,10Bと中間転写ロール20には、回転むらがそれぞれ異なって発生していることがわかる。
【0049】
そこで、駆動伝達装置1Bにおいても、第1ギヤ32と第2ギヤ33における累積ピッチ誤差のプロファイルの位相を0〜360degの範囲で種々ずらし、そのときの感光ドラム10の位置変動(pk−pk)について測定した。その結果を図8に示す。
【0050】
図5に示す結果から、第1ギヤ32と第2ギヤ33における累積ピッチ誤差のプロファイルの位相差を調整することにより、第1感光ドラム10Aおよび第2感光ドラム10Bの各位置変動すなわち回転むらを同時に小さい値にできる場合があることがわかる。この例においては、その位相差を55degにしたときに2つの感光ドラム10A,10Bの位置変動を同時に小さい値に抑えることができる。
【0051】
本発明者らは、この感光ドラム10の位置変動が最小値となるときの位相差の(最適)条件について種々調べたところ、第1ギヤ32の駆動ギヤ31との噛み合い点P1における位相に対し、第2ギヤ33の被動ギヤ34との噛み合い点P2と第2ギヤ33の被動ギヤ35との噛み合い点P3の中間点又は平均値地点(P4:図6b参照)における位相が180degずれている場合に位置変動が最小値となることが確認されている。このことから、一般に、第1ギヤ32と第2ギヤ33の累積ピッチ誤差のプロファイルにおける最適な位相差Δρとは、前記した両ギヤの噛み合い点P1とP2又はP3の各離間角度θ1、θ2を用いて表現すると、Δρ={(θ1+θ2)/2}−180(deg)であるといえる。
【0052】
本実施の形態2に係る駆動伝達装置1Bにおいては、図6bに示すように、同軸状に取り付けられる第1ギヤ32と第2ギヤ33とを、2つの感光ドラム10A,10Bの被動ギヤ34、35に対する第2ギヤ33の噛み合い点P2,P3と第1ギヤ32と駆動ギヤ31との噛み合い点P1との各中心角θ1、θ2の平均値に相当する地点P4と、その第1ギヤ32と駆動ギヤ31の噛み合い点P1における累積ピッチ誤差のプロファイルが逆位相の関係になるように取り付けることで、その2つのギヤを経て動力が伝達されて回転する次の駆動対象である2つの感光ドラム10A,10Bにおける回転むらを同時に小さく抑えることができる。
【0053】
なお、本実施の形態2では、次の駆動対象として2つの感光ドラム10A,10Bを配置した場合について例示したが、3以上の感光ドラム10を配置した場合でも、第1ギヤ32と第2ギヤ33を前記したような条件を満たすように取り付けることで、その3以上の感光ドラム10における各回転むらを同時に小さく抑えることが可能である。
【0054】
≪他の実施の形態≫
実施の形態1、2では、回転伝達体としてギヤを用いた駆動伝達装置について例示したが、本発明は図9に例示するように駆動モータ30から中間転写ロール20への回転伝達体として歯付きプーリー(51〜52)と歯付きベルト(55)を組み合わせて用いた駆動伝達装置であっても同様に適用可能である。
【0055】
図9に示す駆動伝達装置1Cは、中間転写ロール20の一端部にベルト用歯付きプーリー52を、その他端部に伝達ギヤ33を同軸状に取り付けたうえで、その歯付きプーリー52と駆動モータ30の駆動軸に取り付けられた駆動用プーリー51とに歯付きベルト55を張架している。
【0056】
このような構成からなる駆動伝達装置1Cでは、駆動モータ30が回転駆動すると、その動力が駆動用プーリー51から歯付きベルト55と歯付きプーリー52を介して中間転写ロール20に伝達される。これにより、中間転写ロール20が、駆動モータ30の回転速度と、駆動用プーリー51とプーリー52の歯数比との関係で定まる所定の速度で回転する。また、この中間転写ロール20が回転することにより、その動力がギヤ33から被動ギヤ34を介して感光ドラム10に伝達される。これにより、感光ドラム10が、ギヤ33の回転速度と、ギヤ33と被動ギヤ34の歯数比との関係で定まる所定の速度で回転する。ただし、この駆動装置1Cにおいては、径が異なる感光ドラム10と中間転写ロール20とが圧接状態で回転しているため、その圧接部(ニップ部)における感光ドラム10および中間転写ロール20の周速(移動速度)が互いに等しくなるように設定されている。
【0057】
そして、このようなプーリーとベルトを組み合わせて用いた伝達装置1Cにおける中間転写ロール10に同軸状に取り付けられている歯付きプーリー52と伝達ギヤ33との累積伝達誤差について測定してみると、その累積伝達誤差のプロファイルはギヤを使用した場合とほぼ同様に周期的に変化する傾向にある。ちなみに、歯付きプーリー52の伝達誤差の測定はJIS B 1856の測定方法に準拠して行うことができる。
【0058】
このため、かかる伝達装置1Cにおいても、この感光ドラム10の位置変動が最小値となるときの位相差の(最適)条件について種々調べると、歯付きプーリー52と歯付きベルト55の噛み合い点(伝達基点:プーリー52とベルト55のラップ長さの中心とプーリー52との中心を結ぶ直線とプーリー52のピッチ円との交点)P5における累積伝達誤差のプロファイルの位相に対して、伝達ギヤ34と感光ドラムの被動ギヤ54の噛み合い点P2における伝達ギヤ32の累積ピッチ誤差のプロファイルが逆位相となるようにずれている場合に感光ドラム10の回転むらに相当する位置変動を最小値に抑えることができる。
【0059】
したがって、伝達装置1Cにおいても、同軸状に取り付けられる歯付きプーリー52と伝達ギヤ33とを、その各伝達基点における累積伝達誤差のプロファイルの位相が逆位相の関係になるように取り付けることで、同軸状に取り付けられたプーリーと伝達ギヤを経て動力が伝達されることにより回転する次の駆動対象となる感光ドラム10の回転むらを小さく抑えることができる。
【0060】
また、実施の形態1、2では、同軸状に取り付ける回転伝達体として1段ギヤからなる第1ギヤ32および第2ギヤ33を使用する場合について例示したが、その2つの1段ギヤに代えて2段ギヤを使用してもよい。
【0061】
この場合、その2段ギヤとしては、図10に例示するように第1段ギヤ37と第2ギヤ38とを合体させる構造のものを使用し、その各段ギヤ37、38の噛み合い点における累積ピッチ誤差のプロファイルの位相が逆位相となるように合体させる。また、このような2段ギヤは、中間転写ロール20の一端部に取り付けることになる。さらに、このような2段ギヤを製造して組み立てるに際しては、図10に例示するように、その各段ギヤ37、38に、所望の位置決めピン42およびその位置決め孔43を適宜配分して形成し、かかる位置決めピンと位置決め孔43を嵌め合わせて接合することで第1段ギヤ37と第2ギヤ38の合体作業を行うようにするとよい。これにより、段ギヤ37、38をより容易にかつ精度よく位相合わせをして合体させることができる。
【0062】
また、本発明では、同軸状に取り付ける回転伝達体(ギヤ、プーリーなど)どうしが同種の成形品(歯数や径等の条件が同じもの)である場合、同じ金型にて成形される同一成形品を使用するようにするとよい。このように構成することにより、同一の成形品からなる回転伝達体ではその累積伝達誤差のプロファイルがほぼ同一になるため、その回転伝達体をそのプロファイルの位相が逆位相になるように取り付けたときの回転むらの低減効果が顕著に得られるようになる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の駆動伝達装置によれば、同軸状に取り付けられた第1伝達体および第2伝達体の精度を厳密に管理することなく、次の駆動対象となる回転体を簡易な構成でもって回転むらを抑えて精度よく回転させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る駆動伝達装置を示すものであり、(a)はその要部を示す概要図、(b)はその各ギヤの配置状態を示す説明図。
【図2】図1の伝達装置における各ギヤの取り付けられている軸の位置変動の測定結果を示すグラフ。
【図3】歯数の異なる駆動伝達ギヤの累積ピッチ誤差の測定結果を示すグラフ。
【図4】累積ピッチ誤差のプロファイルの誤差に対する感光ドラムの位置変動の測定結果を示すグラフ。
【図5】駆動伝達ギヤに位相合わせ用のマークを付した構成例を示す概略斜視図。
【図6】実施の形態2に係る駆動伝達装置を示すものであり、(a)はその要部を示す概要図、(b)はその各ギヤの配置状態を示す説明図。
【図7】図7の伝達装置における各ギヤの取り付けられている軸の位置変動の測定結果を示すグラフ。
【図8】累積ピッチ誤差のプロファイルの誤差に対する感光ドラムの位置変動の測定結果を示すグラフ。
【図9】本発明の他の実施形態に係る駆動伝達装置を示すものであり、(a)はその要部を示す概要図、(b)はその各プーリー、ギヤの配置状態を示す説明図。
【図10】2段の駆動伝達ギヤに位相合わせ用の位置決めピンおよび孔を付した構成例を示す概略分解斜視図。
【図11】従来の駆動伝達装置の一例を示す概要図。
【図12】従来の駆動伝達装置の他例を示す概要図。
【符号の説明】
1A,1B,1C…駆動伝達装置、10…感光ドラム(駆動対象)、32…第1ギヤ(第1伝達体)、33…第2ギヤ(第2伝達体)、34,35…被動ギヤ(被回転伝達体)、P1,P2,P3,P5,P6…伝達基点。

Claims (4)

  1. 回転伝達体の動力が伝達される第1伝達体と、この第1伝達体に伝達される動力を次の駆動対象の被回転伝達体に伝達する第2伝達体とを同軸状に取り付けている駆動伝達装置において、
    前記第1伝達体と第2伝達体を、その各伝達体の累積伝達誤差の経過特性が当該各伝達体の伝達基点において逆位相の関係となるように取り付けていることを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 前記次の駆動対象が複数ある場合、その各駆動対象の被回転伝達体に対する前記第2伝達体の伝達基点と前記第1伝達体の伝達基点との各離間距離の平均値に相当する地点と、当該第1伝達体の回転伝達体との伝達基点において前記経過特性が逆位相の関係となる請求項1に記載の駆動伝達装置。
  3. 駆動ギヤに噛み合う第1ギヤと、この第1ギヤに伝達される動力を次の駆動対象の被動ギヤに噛み合って伝達する第2ギヤとを同軸状に取り付けいる駆動伝達装置において、
    前記第1ギヤと第2ギヤを、その各ギヤの累積ピッチ誤差の経過特性が、当該第1ギヤと前記駆動ギヤとの噛み合い点と当該第2ギヤの前記被動ギヤとの噛み合い点において逆位相の関係となるように取り付けていることを特徴とする駆動伝達装置。
  4. 前記次の駆動対象が複数ある場合、その各駆動対象の被動ギヤに対する前記第2ギヤの噛み合い点と前記第1ギヤの噛み合い点との各離間距離の平均値に相当する地点と、当該第2ギヤの噛み合い点において前記経過特性が逆位相の関係となる請求項3に記載の駆動伝達装置。
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