JP2004100168A - 収納スペース構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓や突起等の有無に拘わらず収納スペースを容易に確保できる、収納スペース構造を提供する。
【解決手段】収納スペース構造10は、部屋の一部を仕切ることによって収納スペースSを確保するものであり、部屋の壁面に固定された取付部材14と、取付部材14に対して開閉自在に取り付けられた仕切板16とによって構成される。収納スペース構造10を組み立てる際には、工場において仮加工された構成部材が現場に搬入され、部屋の大きさ等に応じて取付部材14や仕切板16の大きさが調整される。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、部屋の一部を仕切ることによって収納スペースを確保する、収納スペース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8および図9を参照して、従来、台所,トイレまたは洗面所等のような狭小な部屋1内に収納スペース2を確保する際には、箱状のキャビネット3を壁面4に取り付けるようにしていた。
【0003】
しかし、6面に側壁を有する箱状のキャビネット3では、取付箇所の広さや形状に応じて大きさを調整することができず、取付作業における融通性が悪いという問題があった。たとえば、壁面4に突起物や梁がある場合には、その突起物等を避けてキャビネット3を取り付けなければならず、また、図8および図9に示すように、窓5を有する壁面4にキャビネット3を取り付ける場合には、窓5からの光を遮らないようにキャビネット3を位置決めしなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
それゆえに、この発明の主たる目的は、窓や突起等の有無に拘わらず収納スペースを容易に確保できる、収納スペース構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、「部屋12の一部を仕切ることによって収納スペースSを確保する収納スペース構造10であって、部屋12の壁面28に固定された取付部材14と、取付部材14に開閉自在に取り付けられた仕切板16とを備える、収納スペース構造10」である。
【0006】
この発明では、部屋12の壁面28に取付部材14を介して仕切板16が設けられ、この仕切板16によって部屋12内に収納スペースSが確保される。
【0007】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した収納スペース構造において、「収納スペースS内に設けられた係止部材40と、係止部材40に対して着脱自在に装着された収納部材18とをさらに備える」ことを特徴とする。
【0008】
この発明では、収納部材18に収納物48を出し入れする際に、係止部材40から収納部材18を取り外すことができる。
【0009】
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した収納スペース構造において、「仕切板16の少なくとも一部は透光性を有する」ことを特徴とする。
【0010】
この発明では、窓26のある領域を収納スペースSとする場合でも、仕切板16の透光性部分(透光板42)を通して部屋12内に光を取り込むことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照して、この発明が適用された収納スペース構造10は、台所,トイレまたは洗面所等のような狭小な部屋12の一部を仕切ることによって収納スペースS(図3)を確保するようにしたものであり、図4および図6からよく分かるように、取付部材14,2枚の仕切板16,3つの収納部材18および照明20等によって構成される。なお、この実施例における部屋12はトイレであり、その出入口にはドア22(図2)が設けられており、ドア22と対向する壁面24には窓26が設けられている。
【0012】
取付部材14(図4)は、壁面24に対して直交する2つの壁面28のそれぞれに固定された2つの長尺板状の固定部30と、各固定部30の上端部どうしを連結した長尺板状の連結部32とによって略コ字状に構成される。各固定部30は、各壁面28(図1,図2)において仕切板16を支持するものであり、その長さは、天井面から窓26の上端縁までの距離よりもやや長めに設定される。一方、連結部32は、仕切板16を閉じる際に仕切板16に当接されてこれを位置決めするものであり、その長さは、2つの壁面28間の距離から各固定部30の肉厚を差し引いた値に設定される。
【0013】
そして、各固定部30の上部および下部には、ビス34を通すためのビス孔36と、仕切板16を開閉可能に支持するためのヒンジ38とが設けられる。また、各固定部30の上部間には、略棒状の係止部材40が架け渡される。つまり、係止部材40の一端が一方の固定部30の上部に固定され、他端が他方の固定部30の上部に固定される。
【0014】
なお、ビス孔36,ヒンジ38および係止部材40の数や位置は特に限定されるものではなく、取付部材14や仕切板16の大きさ等に応じて適宜変更されてもよい。また、取付部材14の幅は、連結部32の長さを変更することにより調整可能であり、上下方向長さは、各固定部30の長さを変更することにより調整可能である。
【0015】
各仕切板16(図4)は、透明アクリル板等のような透光性の板材からなる長方形の透光板42と、透光板42の両側端部に固定された2つの縦框44とによって構成される。各縦框44は、図5に示すように、透光板42の側端部を受ける段部44aを有し、この段部44aに対して透光板42がビス46によって固定される。各仕切板16の幅は、互いに対向する2つの壁面28間の距離の2分の1よりもやや狭く設定され、各仕切板16の長さは、取付部材14における固定部30の長さとほぼ同じに設定される。
【0016】
なお、透光板42の幅や色は特に限定されるものではなく、窓26からの採光性やデザイン等を考慮しながら適宜変更されてもよい。また、各仕切板16の幅は、透光板42の幅を変更することにより調整可能であり、上下方向長さは、透光板42および各縦框44の長さを変更することにより調整可能である。
【0017】
各収納部材18(図6)は、収納スペースS内においてトイレットペーパ等のような収納物48を収容するものであり、金属またはプラスチック等からなる線材により形成されたカゴ本体52を含む。そして、カゴ本体52の上部には、係止部材40に係止されるフック状の係止部54が形成される。なお、収納部材18の数,大きさ,材質,形状等は特に限定されるものではなく、収納物48の種類等に応じて適宜変更されてもよい。
【0018】
ただし、収納部材18を軽量化するためには、カゴ本体52を線材で構成することが望ましく、係止部材40に対する収納部材18の脱着性を高めるためには、係止部材40に対して係止部54を単に引っ掛ける構造であることが望ましい。
【0019】
照明20は、収納スペースS内を照らす電気器具であり、リフレクタ56とリフレクタ56の内側に配置された図示しないランプとを含む。そして、この照明20が収納スペースSを構成する壁面24にビス等を用いて固定される。
【0020】
このような収納スペース構造10を用いて部屋12の内部に収納スペースSを確保する際には、まず、工場において仮加工された構成部材が現場に搬入され、取付部材14および各仕切板16の大きさが現場において調整される。
【0021】
つまり、取付部材14の幅が2つの壁面28間の距離よりも広い場合には、鋸等で連結部32が所定長さに切断されて取付部材14の幅が適正幅に調整され、かつ、透光板42が所定幅に切断されて仕切板16の幅が適正幅に調整される。また、取付部材14の上下方向長さが長過ぎる場合には、鋸等で各固定部30が所定長さに切断されて取付部材14の長さが適正長さに調整され、かつ、透光板42および各縦框44が所定長さに切断されて仕切板16の長さが適正長さに調整される。
【0022】
そして、各仕切板16がヒンジ38を介して取付部材14に取り付けられ、取付部材14がビス34によって部屋12の壁面28に固定される。また、収納スペースSを構成する壁面24に対して照明20が取り付けられ、取付部材14に固定された係止部材40に対して各収納部材18が着脱自在に装着される。
【0023】
この実施例によれば、取付部材14および各仕切板16の大きさを調整するだけで、多様な部屋12に対して収納スペースSを容易に確保することができる。
【0024】
また、係止部材40から各収納部材18を取り外すことができるので、手の届かないような高い位置に収納物48を保管する場合でも、収納物48を容易に出し入れすることができる。
【0025】
さらに、窓26から収納スペースS内へ入射した光が仕切板16の透光板42を通して部屋12内に取り込まれるので、採光性が損なわれる心配はない。
【0026】
なお、上述の実施例では、仕切板16を扉式に開閉させるようにしているが、仕切板16の開閉方式は適宜変更可能であり、たとえば図7に示すような引戸式が採用されてもよい。ただし、引戸式の場合には、各仕切板16を摺動させるための敷居部58を設ける必要がある。
【0027】
また、上述の実施例では、取付部材14に対して係止部材40を固定するようにしているが、これに代えて、収納スペースSを構成する壁面24や壁面28等に対して係止部材40を固定するようにしてもよい。つまり、係止部材40は収納スペースS内に設けられる必要はあるが、その固定箇所は特に限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】
請求項1〜3に記載した発明によれば、取付部材や仕切板の大きさを調整するだけで、窓や突起等の有無に拘わらず収納スペースを容易に確保できる。
【0029】
請求項2に記載した発明によれば、係止部材から収納部材を取り外すことができるので、収納部材に対して収納物を容易に出し入れすることができる。
【0030】
請求項3に記載した発明によれば、仕切板の少なくとも一部が透光性を有するので、窓のある領域を収納スペースとする場合でも、仕切板によって採光が妨げられるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す側面図である。
【図3】この発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図4】この発明の一実施例の主要部を示す斜視図である。
【図5】仕切板を示す平面図である。
【図6】収納部材を示す斜視図である。
【図7】他の実施例の主要部を示す斜視図である。
【図8】従来技術を示す正面図である。
【図9】従来技術を示す側面図である。
【符号の説明】
10… 収納スペース構造
12… 部屋
14… 取付部材
16… 仕切板
18… 収納部材
20… 照明
26… 窓
28… 壁面
30… 固定部
32… 連結部
34… ビス
38… ヒンジ
40… 係止部材
42… 透光板
44… 縦框
48… 収納物

Claims (3)

  1. 部屋の一部を仕切ることによって収納スペースを確保する収納スペース構造であって、
    前記部屋の壁面に固定された取付部材と、前記取付部材に開閉自在に取り付けられた仕切板とを備える、収納スペース構造。
  2. 前記収納スペース内に設けられた係止部材と、前記係止部材に対して着脱自在に装着された収納部材とをさらに備える、請求項1に記載の収納スペース構造。
  3. 前記仕切板の少なくとも一部は透光性を有する、請求項1または2に記載の収納スペース構造。
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